JP2006083964A - ステージスライダ機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明はステージ装置の大型化に伴いガイドレールに非接触でガイドされるスライダの静圧軸受けパッドを削減することを課題とする。
【解決手段】 ステージスライダ機構29のガイドレール30は、断面がほぼ正方形であり、水平面に対して各4辺が45度の傾斜角度を有するように取り付けられる。ガイドレール30の上部傾斜面30c,30dは、スライダ18をガイドする一対のガイド面として機能しており、上部傾斜面30c,30dに対向するスライダ18の傾斜面18a,18bには、3個の静圧軸受けパッド32〜34が設けられている。3個の静圧軸受けパッド32〜34によりスライダ18を浮上させて低摩擦で移動可能に支持する構成であり、従来のように水平面と垂直面の夫々に対向する位置に設ける構成のものよりも静圧軸受けパッドの設置数を半分以下に減らすことが可能になる。
【選択図】 図2

Description

本発明はステージスライダ機構に係り、特にガイドレールのガイド面に沿ってステージのスライダがガイドされるように構成されたステージスライダ機構に関する。
例えば、ステージ装置では、Y方向に移動するYステージと、X方向に移動するXステージとを有し、Yステージが定盤上に固定された一対のY方向ガイドレールに沿って移動方向をガイドされ、XステージがYステージに搭載されたX方向ガイドレールに沿って移動方向をガイドされる(例えば、特許文献1参照)。このようにXステージ及びYステージの移動をガイドするステージガイド機構は、上記定盤上に固定された石材からなるガイドレールを有すると共に、ガイドレールに沿って移動するステージのスライダには、ガイドレールのガイド面に対して数μ〜十数μの隙間を介して対向する静圧軸受けパッドが設けられており、静圧軸受けパッドからガイド面に吹き付けられる空気圧によってスライダが浮上した状態で移動するように構成されている。
一方、ステージ装置では、例えば、ワークとして供給される基板の大型化に伴って装置全体が大型化しており、その分ステージの移動距離も延長されつつある。そのため、ガイドレールを金属材料を用いて機械加工して全長の長いガイドレールを製作することが検討されている。
既存の機械加工技術では、例えば、全長が従前通り1m程度のガイドレールであれば、数μの加工精度で加工することが可能である。しかしながら、Yステージの移動距離が延長されるのに伴って、ガイドレールの全長が2m以上に長くなると、要求される精度をクリアするように真直度を有するガイドレールの製造が難しくなっており、さらに熱膨張による寸法変化がガイドレールの歪みや捩れに影響している。
また、ガイドレールの全長が長くなると、精密に計測することが難しくなり、ガイドレールを全長に亘り真直度を計測する際の計測誤差も大きくなるので、加工誤差を数μ程度に抑えることが難しくなる。このように、ガイドレールの全長が延長されるのに伴って加工誤差による歪みが大きくなると、ガイド面に対向する静圧軸受けパッドとの隙間にばらつきが生じてスライダの移動が安定しなくなり、Yステージの動的安定性が低下する。
さらに、ステージ装置を設置する際は、設置場所のコンクリートなどの床面にうねり(歪み)があると、ガイドレールに歪みが生じてしまうため、ステージ装置の底部には床面の歪みが影響しないように、床面の歪みに応じて高さを調整するレベル調整ブロックを介在させてガイドレールの平坦度を確保するようにしている。
ステージ装置が大型化された場合、従来のように定盤を石により形成すると重量が過大になってしまうので、金属材料を溶接により組み合わせて軽量化を図る必要が生じる。そして、Yステージをガイドレールに沿って移動させる場合、Yステージの荷重がガイドレールにかかると、その荷重のかかる部分が定盤を石材により形成した構造のものよりも下方に撓むことが考えられる。このようなYステージの移動に伴うガイドレールの微小な変形によるYステージの動的安定性への影響を排除するためには、基礎との間に介在するレベル調整ブロックの高さをYステージの重量に応じて調整するなどの作業が必要になる。
さらに、Yステージをガイドする一対のY方向ガイドレールがハ字状に取り付けられてしまうと、静圧軸受けパッドがガイド面に接触してしまうおそれがあり、ガイドレールの全長が長くなるほど一対のガイドレールの平行度をより高精度に管理する必要がある。
このような、一対のガイドレールの平行度や真直度のばらつきによる影響を小さくするため、例えば、一対のガイドレールに沿って移動する一対のスライダと、一対のスライダ間を連結するビームとの間を板バネを介在させて連結することにより、ガイドレールにかかる負担を低減する構造のものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−22448号公報(特許第3312297号) 特開2000−214280号公報
しかしながら、上記特許文献2により開示されたステージ装置では、ガイドレールにかかる負担を低減することができるものの限界があり、例えば、Yステージの移動距離が2m〜3mに延長される構成ものでは、上記板バネの弾性変形だけではYステージの動的安定性を確保することが難しい。
さらに、ガイドレールの水平度は、従来、ガイドレールが設置される定盤の上面精度と、定盤の下側にレベル調整ブロックを介在させて規定または調整されていたが、ステージ装置の大型化により定盤の上面精度を確保できないときや、輸送及び重量増大などの問題により定盤が分割され、ガイドレールが定盤上ではなく別フレーム上に支持される構成になってしまう場合があり、その場合レベル調整ブロックではガイドレールの水平度を得るためのレベル調整が困難になってしまうおそれがある。
一方、ガイドレールにガイドされて移動するステージのスライダは、断面形状が正方形とされたガイドレールの両側面(垂直面)及び上面(水平面)に対向するように形成されたコ字状の壁面に静圧軸受けパッドを配置し、静圧軸受けパッドから吹きつけられた空気流により非接触状態で摺動可能に支持される。
スライダに取り付けられる静圧軸受けパッドは、ガイドレールの左右側面(垂直面)に対向するように2個ずつ以上設けられ、ガイドレールの上面(水平面)に対向するように2個以上が設けられており、静圧軸受けパッドの設置数が多いので、その分取り付け作業に手間がかかるばかりか、多数の静圧軸受けパッドに接続されるチューブの配設作業にもより多くの手間がかかるという問題があった。
また、従来のものは、両側面に静圧軸受けパッドが必要なため、スライダがガイドレールの上面及び両側面を覆う形状となり、スライダ機構の設計の自由度が限定されてしまう。
そこで、本発明は上記課題を解決したステージスライド機構を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような特徴を有する。
請求項1記載の発明は、移動方向に延在するように配されたガイドレールに沿ってステージのスライダがガイドされるステージスライダ機構において、前記ガイドレールの上部両側に垂直面及び水平面に対して所定角度傾斜させた一対のガイド面を形成し、前記一対のガイド面に対向する一対の傾斜面を前記スライダに形成し、前記一対の傾斜面の夫々に静圧軸受けパッドを設けたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、前記スライダが、前記ガイドレールの上部両側に形成されたガイド面と同一の傾斜角度を有する第1、第2の傾斜面と、前記第1の傾斜面に設けられ、前記一側のガイド面との間に空気層を形成する第1の静圧軸受けパッドと、前記第2の傾斜面に設けられ、前記他側のガイド面との間に空気層を形成する第2、第3の静圧軸受けパッドと、を有することを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、前記第1、第2の静圧軸受けパッドのうち少なくとも何れか一方が、前記スライダの傾斜面に対して揺動可能に結合された支持部材を有することを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、前記支持部材が、所定以上の荷重が前記第1、第2の静圧軸受けパッドに作用した場合に弾性変形して前記第1、第2の静圧軸受けパッドを揺動させる弾性変形可能部材により形成されたことを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、前記支持部材が、前記第1、第2の静圧軸受けパッドと前記傾斜面との間に介在し、前記第1、第2の静圧軸受けパッドを揺動可能に支持する連結機構により形成されたことを特徴とするものである。
請求項6記載の発明は、前記連結機構が、一端が前記第1、第2の静圧軸受けパッドに結合され、他端に軸受け凹部を有する第1の軸部材と、一端が前記傾斜面に結合され、他端に軸受け凹部を有する第2の軸部材と、前記第1の軸部材の軸受け凹部と前記第2の軸部材の軸受け凹部との間に回動自在に介在する回動部材と、前記第1の軸部材の端部と前記第2の軸部材の端部とを互いに揺動可能に締結する締結部材と、を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、ガイドレールの上部両側に垂直面及び水平面に対して所定角度傾斜させた一対のガイド面を形成し、一対のガイド面に対向する一対の傾斜面をスライダに形成し、一対の傾斜面の夫々に静圧軸受けパッドを設けることにより、従来のようにガイドレールの両側面及び上面に対向するように静圧軸受けパッドを設けるよりも静圧軸受けパッドの配置数を削減することが可能になり、各静圧軸受けパッドに接続されるチューブの本数も削減することが可能になるため、静圧軸受けパッド及びチューブの取付作業の手間が減少して生産効率を高めることが可能になる。さらに、一対の傾斜面の夫々に静圧軸受けパッドを設ける構成であるので、スライダ機構の設計の自由度を高めることが可能になる。
また、本発明によれば、第1、第2の静圧軸受けパッドのうち少なくとも何れか一方が、スライダの傾斜面に対して揺動可能に結合された支持部材を有するため、ガイド面との隙間にばらつきが生じても静圧軸受けパッドが揺動してガイド面に接触することが防止される。
以下、図面と共に本発明の一実施例について説明する。
図1は本発明になるステージスライダ機構の一実施例が適用されたステージ装置を示す平面図である。図2はステージスライダ機構の実施例1を拡大して示す縦断面図である。図3はステージスライダ機構の実施例1を拡大して示す分解斜視図である。
図1乃至図3に示されるように、ステージ装置10は、基板の大型化に伴いY方向の全長が2〜6mに設定されたベース(定盤)14と、ベース14上を移動する移動体16と、移動体16の両端部をY方向に駆動する一対のリニアモータ20とを有する。このステージ装置10は、輸送しやすくするため、工場で組み立てて試運転及び検査した後、分解されて設置現場に搬送される。そして、設置現場で再び組み立てられ、検査及び調整作業が行なわれる。
移動体16は、リニアモータ20により駆動されるスライダ18と、スライダ18間を連結するように移動方向と直交するX方向に横架されたYステージ24と、Yステージ24上をX方向に移動するXステージ26とを有する。
ガイドレール30は、断面形状がほぼ正方形の石からなり、水平面に対して4辺が45度の角度で傾けた状態でベース14上に取り付けられている。従って、ガイドレール30は、機械加工により比較的容易に加工することができる。
調整機構36は、ガイドレール30の両側から押圧してガイドレール30の歪みを調整するように構成されており、ガイドレール30の長手方向の複数箇所(少なくとも2箇所)に設けられている。また、調整機構36は、装置設置現場でガイドレール30の真直度及び平行度を測定して歪みが生じた場所に適宜取り付けられる。
また、スライダ18には、リニアモータ20のコイル部(移動子)38を支持する支持部40が取り付けられており、ベース14上に起立されたフレーム42上に設けられたコ字状の保持部材44の内側には、リニアモータ20の磁石(固定子)46がY方向に延在形成されている。従って、スライダ18は、リニアモータ20に駆動されてY方向に移動する。
よって、移動体16は、両端に配置された一対のスライダ18が一対のガイドレール30によりガイドされながらリニアモータ20に同時に駆動されることによりY方向に並進する。
スライダ18は、ステージガイド機構28のガイドレール30によりY方向に移動可能にガイドされている。このステージガイド機構28は、ステージスライダ機構29と、ガイドレール30の歪みを調整する複数の調整機構36とを有する。
スライダ18は、下面側にガイドレール30の上部傾斜面30c,30dに対向する傾斜面18a,18bを有する。この傾斜面18a,18bには、3個の静圧軸受けパッド32〜34が設けられており、そのうち静圧軸受けパッド32,33は、揺動構造型で、残りの静圧軸受けパッド34は、固定構造型である。
本実施例のステージスライダ機構29は、上部両側に垂直面及び水平面に対して所定角度傾斜させた一対の上部傾斜面(ガイド面)30c,30dを有するガイドレール30と、一対の上部傾斜面30c,30dに対向する一対の傾斜面18a,18bを有するスライダ18と、一対の傾斜面18a,18bの夫々に設けた静圧軸受けパッド32〜34とから構成されている。
傾斜面18a,18bに設けられた静圧軸受けパッド32,33は、弾性支持部材32b,33bにより揺動可能に支持されている。これは、静圧軸受けパッド32,33と上部傾斜面30c,30dとの間の隙間が微小(数μ〜数十μ)であり、上部傾斜面30c,30dに歪みあると、静圧軸受けパッド32,33は、空気圧による反力を受けることになるが、弾性支持部32b,33bが弾性変形して揺動することにより上部傾斜面30c,30dに接触することを回避することができる。静圧軸受けパッド34は、剛体からなる支柱34bにより固定的に支持されている。
このように、スライダ18の内側にガイドレール30の上部傾斜面30c,30dに対向する角度に傾斜させた静圧軸受けパッド32〜34を設けることにより、断面形状を正方形としたガイドレール30を45度の傾斜面を有する向きに取り付けてもスライダ18の摺動安定性を確保することができる。
また、本実施例では、3個の静圧軸受けパッド32〜34によりスライダ18を浮上させて低摩擦で移動可能に支持する構成であり、従来のように水平面と垂直面の夫々に対向する位置に設ける構成のものよりも静圧軸受けパッドの設置数を半分以下に減らすことが可能になる。
ここで、ステージスライダ機構29の構成について図2及び図3を参照して説明する。
図2及び図3に示されるように、ステージスライダ機構29のガイドレール30は、断面がほぼ正方形であり、水平面に対して各4辺が45度の傾斜角度を有するように取り付けられる。ガイドレール30の上部傾斜面30c,30dは、スライダ18をガイドする一対のガイド面として機能しており、上部傾斜面30c,30dに対向するスライダ18の傾斜面18a,18bには、3個の静圧軸受けパッド32〜34が設けられている。
そのため、ステージスライダ機構29では、静圧軸受けパッド32〜34の配置数を従来のものよりも削減することが可能になり、各静圧軸受けパッド32〜34に接続されるエア供給チューブ37(図4、図5参照)の本数も削減することが可能になるため、静圧軸受けパッド32〜34及びエア供給チューブ37の取付作業の手間が減少して生産効率を高めることが可能になる。
尚、ガイドレール30の断面は、正方形に限らず、各ガイド面が対向する面とが平行であるひし形あるいは平行四辺形であれば加工を容易に行うことができる。
図4は固定型の静圧軸受けパッド34を拡大して示す縦断面図である。図4に示されるように、静圧軸受けパッド34は、ガイドレール30の上部傾斜面30dに微小な隙間を介して対向するエア浮上部34aと、エア浮上部34aの上面中央に突出する支柱34bと、支柱34bの上端に設けられたフランジ34cとを有する。
エア浮上部34aは、長方形に形成され、下面にエア噴出部35が形成されている。このエア噴出部35は、エア浮上部34aの輪郭形状に対応した長方形の枠状に形成されている。エア噴出部35は、エア供給チューブ37から供給された空気をエア浮上部34aの下面全体に均等に分散され、エア噴出部35から噴出された空気流は、エア浮上部34aの下面の全周に均等に供給される。
また、エア浮上部34aの上面には、エア供給チューブ37が接続される接続孔34eが上下方向に貫通するように形成されている。この接続孔34eは、エア供給チューブ37から供給された空気をエア噴出部35に供給している。
これにより、エア浮上部34a下面とガイドレール30の上部傾斜面30dとの隙間算体に一定の空気圧を有する空気層が形成される。この空気層は、エア噴出部35から一定流速の空気流が常時噴出されることで上部傾斜面30dとの間に微小な隙間を維持することができ、エア浮上部34aの下面を押し上げる浮上力を発生させる。
静圧軸受けパッド34の支柱34bは、全長Lに対して直径D1の比が大きいので横断面積が大きく剛体として形成されており、空気層の圧力変動に対してエア浮上部34aが揺動しないように強固に保持している。
図5は揺動型の静圧軸受けパッド32,33を拡大して示す縦断面図である。尚、静圧軸受けパッド32,33は、同一構成であるので、以下、静圧軸受けパッド32の構成について説明する。
図5に示されるように、静圧軸受けパッド32は、ガイドレール30の上部傾斜面30cに微小な隙間を介して対向するエア浮上部32aと、エア浮上部32aの上面中央から軸方向に突出し、エア浮上部32aを支持する弾性変形可能な弾性支持部(支持部材)32bと、弾性支持部32bの上端に設けられたフランジ32cとを有する。尚、エア浮上部32aは、上記静圧軸受けパッド34と同様な構成であるので、その説明は省略する。
弾性支持部32bは、全長Lに対する直径D2(<D1)の比が小さくなっており、外力が印加されると半径方向に撓むため、エア浮上部32aを揺動可能に支持している。また、弾性支持部32bの両端は、応力集中により破損することを防止するため、R形状部32fが形成されている。
本実施例では、例えば、上部傾斜面30cの平坦度にばらつきがあると、エア浮上部32aの下面との隙間が変化して空気層の圧力によるエア浮上力が変動することになる。その場合、エア浮上部32aは、下面に作用するエア浮上力のバランスに応じて傾くように弾性支持部32bが弾性変形することで揺動し、上部傾斜面30cとエア浮上部32aが平行となる。
このように、静圧軸受けパッド32は、エア浮上部32aが揺動可能に支持されているので、ガイドレール30の全長が延長されてガイド面の平坦度にばらつきが生じてもエア浮上部32aが上部傾斜面30cと平行に浮上案内することができ、スライダ18の動的安定性を確保することが可能になる。
ここで、図2及び図3に戻って調整機構36の詳細について説明する。
調整機構36は、ガイドレール30の下部傾斜面30a,30bを両側から押圧する一対の調整ブロック50,51と、調整ブロック50をベース14の上面(水平面)に固定する固定用ボルト(固定部材)52と、調整ブロック50を側方から押圧して取付位置を調整する調整ねじ(移動機構)54と、調整ブロック50,51に螺入され調整ブロック50,51をガイドレール30に締結する締結ボルト(締結部材)56とを有する。
一対の調整ブロック50,51は、左右対称な構成であり、夫々、ガイドレール30の下部傾斜面30a,30bを側方から押圧する押圧部材である。また、調整ブロック50,51は、下部傾斜面30a,30bと同一角度で傾斜する当接面50a,51aと、ベース14の上面を摺動する摺動面50b,51bとを有する。
固定用ボルト52は、摺動面50b,51bを貫通してベース14に挿通され、ボルトによりベース14に固定される。この固定用ボルト52による調整ブロック50,51の締結力は、移動体16の移動により荷重がガイドレール30に作用したとき、移動体16の荷重に負けない摩擦力を発生させるように設定されている。
調整ブロック50,51には、固定用ボルト52が挿通される長孔50c,51cと、締結ボルト56が挿通される長孔50d,51dとが設けられている。この長孔50c,51c及び50d,51dは、夫々X方向に幅広でY方向に幅狭となるように形成されているため、調整ブロック50,51がガイドレール30の延在方向(Y方向)への移動することを規制すると共に、Y方向と直交するX方向に移動することを可能にしている。そして、固定用ボルト52は、先端部分がベース14に埋め込まれためねじ部材53に螺入されており、締め付け方向に回されることにより調整ブロック50,51を固定する。
調整ブロック50,51の外側のベース14上には、調整ねじ54を水平状態に螺入されたブラケット58が固定されている。この調整ねじ54は、調整ブロック50,51の端部に当接しており、工具を用いて時計方向に回動することにより、先端の押圧パッド54aが調整ブロック50,51を押圧する。これにより、調整ブロック50,51は、当接面50a,51aがガイドレール30を押圧する方向に移動し、調整ねじ54を反時計方向に回動することによりガイドレール30から離間する方向に移動する。
そして、調整ブロック50,51を互いに近接する方向に移動させた場合は、当接面50a,51aが下部傾斜面30a,30bを両側から押圧することでガイドレール30を上方に移動させることができ、調整ブロック50,51を互いに離間する方向に移動させた場合は、当接面50a,51aが下部傾斜面30a,30bから離間する方向に移動してガイドレール30を下方に移動させることができる。これにより、ガイドレール30の高さ位置(上下方向の歪み)を調整することが可能になる。
このように調整機構36は、ガイドレール30の歪みをその場で調整することが可能になり、あるいは装置設置現場に運搬する過程でガイドレール30に歪みが生じた場合でもステージ装置10を設置した後にガイドレール30の歪みがなくなるように調整することが可能になる。これにより、ガイドレール30は、装置の大型化に伴って全長が延長されても要求される真直度を得ることができる。また、一対のガイドレール30を取り付ける際に一対のガイドレール30の歪みを調整すると共に、平行度を維持するように調整することもできる。
また、調整機構36がガイドレール30の下部傾斜面30a,30bを側方から押圧するため、比較的簡単な操作でガイドレール30の歪みを調整することが可能になり、設置現場で組み立てが完了した後の調整作業を効率良く行える。
また、調整ブロック50,51を同一方向(右方向あるいは左方向)に移動させることによりガイドレール30の水平方向の位置(歪み)を調整することが可能になる。
ここで、上記調整機構36によるガイドレール30の歪みを調整作業について説明する。本実施例では、ステージ装置10の組み立て作業が終了すると、ガイドレール30の調整作業を行う。
ベース14上に取り付けられたガイドレール30の歪みを調整する場合、一対のガイドレール30の両端を調整ブロック50,51の当接面50a,51aに載置した状態で固定用ボルト52を緩めて調整ブロック50,51がベース14上を摺動できるようにする。そして、締結ボルト56を締め付けて調整ブロック50,51をガイドレール30に締結する。この後、ガイドレール30の両端の位置が規定位置になるように調整ねじ54を回して調整ブロック50,51の取付位置を微調整する。
次にガイドレール30の真直度の調整は、ガイドレール30の中間部分で歪みが生じている箇所に調整ブロック50,51を取り付け、各歪み箇所毎に調整ねじ54による調整作業を行う。そして、一対のガイドレール30の平行度の調整は、どちらのガイドレール30を基準として、他方のガイドレール30の位置を調整ブロック50,51を用いて調整する。
図6はステージガイド機構の実施例2を拡大して示す縦断面図である。尚、図6において、上記実施例1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図6に示されるように、実施例2のステージガイド機構60では、上記締結ボルト56の代わりにガイドレール30とベース14との間を締結ボルト62を用いて締結する構成となっている。この締結ボルト62は、ガイドレール30の中心を垂直方向に貫通する貫通孔64に挿入されており、その先端がベース14に埋め込まれためねじ部材66に螺入される。また、貫通孔64は、上孔64aが上方からみると円形であり、下孔64bが上方からみると長孔形状に形成されている。下孔64bは、前述した長孔50c,51c及び50d,51dと同様に、X方向に幅広でY方向に幅狭となるように形成されているため、調整機構36による調整時にガイドレール30がX方向に移動することを可能にしている。
このように、ステージガイド機構60では、調整機構36による調整後に上方から工具を貫通孔64に挿入して締結ボルト62を締め付けてガイドレール30をベース14に固定する構成であるので、ガイドレール30の締結作業が容易に行える。
また、実施例2のステージスライダ機構29は、前述した実施例1と同じ構成であるので、その説明は省略する。
図7はステージガイド機構の実施例4を拡大して示す縦断面図である。尚、図7において、上記実施例1〜3と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図7に示されるように、実施例4のステージガイド機構80では、リニアモータ82がガイドレール30に設けられている。すなわち、リニアモータ82は、ガイドレール30の上部に形成された取付溝84に埋め込まれた磁石(固定子)46と、磁石46間に挿入されたコイル部(移動子)38とから構成されている。取付溝84は、スライダ18の移動方向であるY方向に延在形成されており、複数の磁石46がY方向に並設されている。そして、コイル部38は、複数のコイルがモールドされており、取付溝84の左右両側に配された磁石46間に挿入された状態で上端がスライダ18の下面に取り付けられている。
従って、スライダ18は、リニアモータ82に駆動されてY方向に移動する。このようにステージガイド機構80では、リニアモータ82がガイドレール30に内蔵される構成であるので、コンパクトな構成を実現できると共に、ベース14上のスペース効率を高めてベース14の横幅を小さくすることも可能になる。さらに、リニアモータ82は、スライダ18の下面中央に推力を付与することができるので、スライダ18の重心に対して回転モーメントを発生させないようにスライダ18を駆動させることが可能になる。
また、実施例3のステージスライダ機構29は、前述した実施例1と同じ構成であるので、その説明は省略する。
図8は揺動型の静圧軸受けパッドの変形例を拡大して示す縦断面図である。
図8に示されるように、静圧軸受けパッド90は、ボールジョイント構造からなる連結機構を用いた揺動型であり、ガイドレール30の上部傾斜面30cに微小な隙間を介して対向するエア浮上部90aと、エア浮上部90aの上面中央を揺動可能に支持するボールジョイント部90bと、ボールジョイント部90bをスライダ18の傾斜面18aに取り付けるためのフランジ90cとを有する。
エア浮上部90aは、前述した実施例1のエア浮上部34aと同一構成であるので、その説明は、省略する。また、エア浮上部90aは、輪郭形状が円形に形成されているが、実施例1のように長方形に形成するようにしても良い。
ボールジョイント部90bは、エア浮上部90aの上面中央に嵌合固定される可動側の第1の軸部材90dと、フランジ90cの下面に一体的に設けられた固定側の第2の軸部材90eと、第1の軸部材90dの軸受け凹部90fと第2の軸部材90eの軸受け凹部90gとの間に回動自在に介在する鋼球(回動部材)90hと、第1の軸部材90dの端部90iと第2の軸部材90eの端部90jとを互いに揺動可能に締結する3本のボルト(締結部材)90kと、各ボルト90kに巻装されて第2の軸部材90eの端部90jを第1の軸部材90d側に付勢するコイルバネ(付勢部材)90mとを有する。
鋼球90hは、円錐状に形成された軸受け凹部90fと軸受け凹部90gとの間で回転自在に保持されており、第1の軸部材90dが第2の軸部材90eに対して回動できるように自在継ぎ手を構成している。尚、鋼球90hの代わりにセラックスなどからなるボールまたは回転を可能とする球状曲面を有する部材を設けるようにしても良い。
エア浮上部90aは、実施例1と同様に、下面にエア噴出部35が形成されており、エア噴出部35から噴出された空気流は、エア浮上部90aの下面の全周に均等に供給される。
本実施例では、例えば、上部傾斜面30cの平坦度にばらつきがあると、エア浮上部90aの下面との隙間が変化して空気層の圧力によるエア浮上力が変動することになる。その場合、エア浮上部90aは、下面に作用するエア浮上力のバランスに応じて傾くように可動側の第1の軸部材90dが固定側の第2の軸部材90eに対して揺動し、上部傾斜面30cとエア浮上部90aとが平行となる。
このように、静圧軸受けパッド32は、エア浮上部32aが揺動可能に支持されているので、ガイドレール30の全長が延長されてガイド面の平坦度にばらつきが生じてもエア浮上部32aが上部傾斜面30cと平行に浮上案内することができ、スライダ18の動的安定性を確保することが可能になる。
本発明になるステージスライダ機構の一実施例が適用されたステージ装置を示す平面図である。 ステージガイド機構及びステージスライダ機構の実施例1を示す縦断面図である。 ステージガイド機構及びステージスライダ機構の実施例1を示す分解斜視図である。 固定型の静圧軸受けパッド34を拡大して示す縦断面図である。 揺動型の静圧軸受けパッド32,33を拡大して示す縦断面図である。 ステージガイド機構の実施例2を拡大して示す縦断面図である。 ステージガイド機構の実施例3を拡大して示す縦断面図である。 揺動型の静圧軸受けパッドの変形例を拡大して示す縦断面図である。
符号の説明
10 ステージ装置
14 ベース
16 移動体
18 スライダ
20,82 リニアモータ
24 Yステージ
26 Xステージ
28,60,80 ステージガイド機構
30 ガイドレール
30c,30d 上部傾斜面(ガイド面)
30a,30b 下部傾斜面
32〜34,90 静圧軸受けパッド
32a,34a,90a エア浮上部
32b 弾性支持部
32c,34c,90c フランジ
34b 支柱
35 エア噴出部
36 調整機構
37 エア供給チューブ
38 コイル部(移動子)
46 磁石(固定子)
50,51 調整ブロック
52 固定用ボルト
54 調整ねじ
56,62 締結ボルト
90b ボールジョイント部
90d 第1の軸部材
90e 第2の軸部材
90f,90g 軸受け凹部
90h 鋼球(回動部材)
90k ボルト(締結部材)

Claims (6)

  1. 移動方向に延在するガイドレールに沿ってステージのスライダがガイドされるステージスライダ機構において、
    前記ガイドレールの上部両側に垂直面及び水平面に対して所定角度傾斜させた一対のガイド面を形成し、
    前記一対のガイド面に対向する一対の傾斜面を前記スライダに形成し、
    前記一対の傾斜面の夫々に静圧軸受けパッドを設けたことを特徴とするステージスライダ機構。
  2. 前記スライダは、
    前記ガイドレールの上部両側に形成されたガイド面と同一の傾斜角度を有する第1、第2の傾斜面と、
    前記第1の傾斜面に設けられ、前記一側のガイド面との間に空気層を形成する第1の静圧軸受けパッドと、
    前記第2の傾斜面に設けられ、前記他側のガイド面との間に空気層を形成する第2、第3の静圧軸受けパッドと、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のステージスライダ機構。
  3. 前記第1、第2の静圧軸受けパッドのうち少なくとも何れか一方は、
    前記スライダの傾斜面に対して揺動可能に結合された支持部材を有することを特徴とする請求項2に記載のステージスライダ機構。
  4. 前記支持部材は、所定以上の荷重が前記第1、第2の静圧軸受けパッドに作用した場合に弾性変形して前記第1、第2の静圧軸受けパッドを揺動させる弾性変形可能部材により形成されたことを特徴とする請求項3に記載のステージスライダ機構。
  5. 前記支持部材は、前記第1、第2の静圧軸受けパッドと前記傾斜面との間に介在し、前記第1、第2の静圧軸受けパッドを揺動可能に連結する連結機構により形成されたことを特徴とする請求項3に記載のステージスライダ機構。
  6. 前記連結機構は、
    一端が前記第1、第2の静圧軸受けパッドに結合され、他端に軸受け凹部を有する第1の軸部材と、
    一端が前記傾斜面に結合され、他端に軸受け凹部を有する第2の軸部材と、
    前記第1の軸部材の軸受け凹部と前記第2の軸部材の軸受け凹部との間に回動自在に介在する回動部材と、
    前記第1の軸部材の端部と前記第2の軸部材の端部とを互いに揺動可能に締結する締結部材と、
    を有することを特徴とする請求項5に記載のステージスライダ機構。
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