JP2006083579A - シンク - Google Patents

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JP2006083579A
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Mitsunobu Tokuya
光伸 徳屋
Yoshiaki Kobayashi
義昭 小林
Takasato Hirao
尚郷 平尾
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

【課題】 鍋等の調理器具をシンク底面に載せても、充分な排水性を確保できる一方、美観に優れ、また、排水口近傍の掃除等の手入れが簡単で、操作性においても優れたシンクを提供する。
【解決手段】 周囲を内壁面1で包囲されたシンク底面2に、内壁面1に沿った排水溝部3と、裏側に排水トラップ4を設けた平面部5と、排水溝部3と平面部5との間に介在する傾斜底面部7とを具備するシンクAにおいて、傾斜底面部7に、排水を前記排水トラップ4に導く排水口8を設ける一方、平面部5に排水溝部3と略直交する複数の溝部9を形成したので、鍋6a等の調理器具6をシンク底面2に載せても、平面部5における良好な排水機能を確保し得るとともに優れた美観をも確保し得る。また、平面部5が、排水溝部3の方向に下がる傾斜面を形成するので、平面部5における一層良好な排水機能を確保し得る。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、キッチンユニットに使用可能なシンクに関するものである。
従来、シンクの排水口は通常、平坦なシンク底面に設けられていた。その結果、鍋等の調理器具をかかる平坦なシンク底面に載せた場合、これらによりシンク底面の上記排水口が塞がれてしまうという問題点があった。また、最近の清潔志向のニーズの高まり等により、排水口近傍の汚れ等が敬遠されるなか、排水口近傍の掃除等の手入れが簡単で、意匠性に優れたシンクが求められている。
かかる問題点、或いは、要望に対応するために、例えば、特開平10−18381号公報に開示するように、シンク底面にシンク内壁面に沿った排水溝部を形成し、排水口をこの排水溝部に臨んで設けたシンク等が知られている。
しかし、このような構造を有するシンクにおいては、鍋等の調理器具を平坦なシンク底面に載せた場合、これらにより排水口が塞がれてしまうという問題点は解消し得るものの、シンク底面上における排水性が依然として不充分であることに加えて、露出した排水口を排水溝部にわたって設けているので、この排水口がシンクの通常の使用形態においても直接、使用者に目視され易く、美観上の観点からも、さらなる改良の余地を残すものであった。
特開平10−18381号公報
本発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、鍋等の調理器具をシンク底面に載せても、充分な排水性を確保できる一方、美観に優れ、また、排水口近傍の掃除等の手入れが簡単で、操作性においても優れたシンクを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明のシンクにあっては、周囲を内壁面で包囲されたシンク底面に、前記内壁面に沿った排水溝部と、裏側に排水トラップを設けた平面部と、前記排水溝部と前記平面部との間に介在する傾斜底面部とを具備するシンクにおいて、前記傾斜底面部に、排水を前記排水トラップに導く排水口を設ける一方、前記平面部に前記排水溝部と略直交する複数の溝部を形成したことを特徴とするものである。
請求項2に係る発明のシンクにあっては、請求項1記載のシンクにおいて、前記平面部が、前記排水溝部の方向に下がる傾斜面を形成することを特徴とするものである。
本発明のシンクでは、周囲を内壁面で包囲されたシンク底面に、前記内壁面に沿った排水溝部と、裏側に排水トラップを設けた平面部と、前記排水溝部と前記平面部との間に介在する傾斜底面部とを具備するシンクにおいて、前記傾斜底面部に、排水を前記排水トラップに導く排水口を設ける一方、前記平面部に前記排水溝部と略直交する複数の溝部を形成したものであるので、鍋等の調理器具をシンク底面に載せても、平面部における良好な排水機能を確保し得るとともに優れた美観をも確保し得ることとなる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。なお、本発明のシンクは、下記の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。ここで、図1は、本発明の一実施形態であるシンクAの概略を模式的に示す斜視図である。また、図2は、本発明の一実施形態であるシンクAの概略を模式的に示すもので、(a)は、調理器具6である鍋6aをシンク底面2である平面部5に載せた場合におけるX‐X‘(図1参照)における断面図、(b)は、調理器具6である鍋6aをシンク底面2である平面部5に載せた場合におけるY‐Y‘(図1参照)における断面図である。
すなわち、本実施形態のシンクAは、図1に示すように、周囲を内壁面1で包囲されたシンク底面2に、前記内壁面1に沿った排水溝部3と、裏側に排水トラップ4を設けた平面部5と、排水溝部3と平面部5との間に介在する傾斜底面部7とを具備するシンクである。さらに、本実施形態のシンクAにおいては、傾斜底面部7に、排水を排水トラップ4に導く排水口8を設ける一方、平面部5に排水溝部3と略直交する複数の溝部9を形成したものである。
この結果、例えば、鍋6a等の調理器具6をシンク底面2に載せても、本実施形態のシンクAにおいては、排水口8が、鍋6a等と直接、接触することのない傾斜底面部7に設けられているため、排水に際して、特段の支障を生ずることがない。さらに、本実施形態のシンクAにおいては、平面部5に排水溝部3と略直交する複数の溝部9を形成しているので、鍋6a等の調理器具6をシンク底面2である平面部5に載せた場合においても、平面部5における良好な排水機能を確保し得ることとなる。
また、本実施形態のシンクAにおいては、排水口8が、シンクAの通常の使用形態において直接、使用者に目視され難い傾斜底面部7に設けられているため、上記従来例の場合等と異なり、排水口8が使用者に目視され難く、良好な美観をも確保でき、意匠性にも優れたシンクであるといえる。
さらに、本発明のシンクでは、図1(b)に示すように、平面部5が、排水溝部3の方向〔図1(b)に示す矢印方向〕に下がる傾斜面を形成しているので、鍋6a等の調理器具6をシンク底面2である平面部5に載せた場合においても、平面部5における一層、良好な排水機能を確保し得ることとなる。
また、このように良好な排水機能を確保し得る結果、排水口8近傍の掃除等の手入れが簡単なものとなり、結果的には、優れた操作性を確保し得ることとなる。
以上のように、本発明のシンクでは、周囲を内壁面で包囲されたシンク底面に、前記内壁面に沿った排水溝部と、裏側に排水トラップを設けた平面部と、前記排水溝部と前記平面部との間に介在する傾斜底面部とを具備するシンクにおいて、前記傾斜底面部に、排水を前記排水トラップに導く排水口を設ける一方、前記平面部に前記排水溝部と略直交する複数の溝部を形成したものであるので、鍋等の調理器具をシンク底面に載せても、平面部における良好な排水機能を確保し得るとともに優れた美観をも確保し得ることとなる。
また、前記平面部が、前記排水溝部の方向に下がる傾斜面を形成するので、鍋等の調理器具をシンク底面である平面部に載せた場合においても、平面部における一層、良好な排水機能を確保し得ることとなる。
本発明の一実施形態であるシンクAの概略を模式的に示す斜視図である。 本発明の一実施形態であるシンクAの概略を模式的に示すもので、(a)は、調理器具6である鍋6aをシンク底面2である平面部5に載せた場合におけるX‐X‘(図1参照)における断面図、(b)は、調理器具6である鍋6aをシンク底面2である平面部5に載せた場合におけるY‐Y‘(図1参照)における断面図である。
符号の説明
1 内壁面
2 シンク底面
3 排水溝部(シンク底面2)
4 排水トラップ
5 平面部(シンク底面2)
6 調理器具
6a 鍋
7 傾斜底面部(シンク底面2)
8 排水口(傾斜底面部7)
9 溝部
10 底面蓋部
A シンク

Claims (2)

  1. 周囲を内壁面で包囲されたシンク底面に、前記内壁面に沿った排水溝部と、裏側に排水トラップを設けた平面部と、前記排水溝部と前記平面部との間に介在する傾斜底面部とを具備するシンクにおいて、前記傾斜底面部に、排水を前記排水トラップに導く排水口を設ける一方、前記平面部に前記排水溝部と略直交する複数の溝部を形成したことを特徴とするシンク。
  2. 前記平面部が、前記排水溝部の方向に下がる傾斜面を形成することを特徴とする請求項1記載のシンク。
JP2004268571A 2004-09-15 2004-09-15 シンク Withdrawn JP2006083579A (ja)

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