JP2006082873A - ラップフィルム挟持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ラップフィルムを取り出す際、フィルムの両端末が垂れ下がり裏側に付着するなど扱いにくい。そこで、ラップフィルムの取り出しが容易に、素早く出来る簡単な構造のラップフィルム挟持具を提供。
【解決手段】挟持具は、ラップフィルム端末を挟持し易くするために鳥のくちばしのように開き、挟持面は小さな凹凸をつける。指で押圧して挟持し、離すと開いた状態に復元するよう弾性が付与されている。プラスチック成型品であり、廃プラを利用できる。
【選択図】図1
【解決手段】挟持具は、ラップフィルム端末を挟持し易くするために鳥のくちばしのように開き、挟持面は小さな凹凸をつける。指で押圧して挟持し、離すと開いた状態に復元するよう弾性が付与されている。プラスチック成型品であり、廃プラを利用できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、一般家庭等で使用される食品包装用のラップフィルムの利便性の改良に関する。
従来は、一方の手でラップフィルムケースを持ち、もう一方の手で引き延ばすため、両端が垂れ下がり、場合によってはフィルム同士が張り付いて失敗することが多く見受けられた。又、これを防止するために、ケースと同部材をケースから剥がして使用する案も出願されているが、剥がすことが面倒なことと、その強度において満足な効果を期待することが出来ない等の不便さがあった。
本発明は、食品などを保存するためラップフィルムを使用するときに、失敗無く確実に出来る構造にし、上記の欠点を解消することが課題である。
本発明は、食品などを保存するためのラップフィルムをロールフィルム収納ケースから引き出すときに、そのフィルムの端末を、ある程度の剛性を持った部材を指で摘んでフィルムを挟持して引き出す構造にために、プラスチック製とし、その中央部を曲げ易く且つ、弾性力を持たせるために薄くし、使用後は直ちに復元させる。又、フィルムを確実に挟持し引き出すときに抜けないように、挟持面に凹凸を設ける、等により課題を解決する。
以下、本発明の一実施例について図面により説明する。
(図1)1.は収納ケース本体で、3.ラップフィルムが収納されている。これを4.挟持体を5B.右指で抓み、3.ラップフィルムの端末を挟み引き出し、5A.左指で収納ケースの1A.重なり部を抑え、5B.右指を下方に力を入れて2.切断刃で切断する。(図2)は上記の状態を示す側断面図であり3.ロール状になったフィルム、3A.はその芯である。2.は切断刃で1B.はフィルム切断後フィルムの先端を抓み易いように1.収納ケースの2.切断刃に近い部位に切り起こし、その弾性力を利用して3.フィルムの端部を浮かせる。
(図1)1.は収納ケース本体で、3.ラップフィルムが収納されている。これを4.挟持体を5B.右指で抓み、3.ラップフィルムの端末を挟み引き出し、5A.左指で収納ケースの1A.重なり部を抑え、5B.右指を下方に力を入れて2.切断刃で切断する。(図2)は上記の状態を示す側断面図であり3.ロール状になったフィルム、3A.はその芯である。2.は切断刃で1B.はフィルム切断後フィルムの先端を抓み易いように1.収納ケースの2.切断刃に近い部位に切り起こし、その弾性力を利用して3.フィルムの端部を浮かせる。
(図3)(図4)(図5)は、本発明の主要部の構造を示す一例で4.挟持体は、4A.本体と4B.突起部と4C.弾性部からなっており、(図5)は(図3)のX・Y断面図によりその詳細構造を示す。
(図6)は、3.フィルムを切断してから4.挟持体でフィルム端末を挟むまでを示すもので、2.切断刃によって切断された3B.フィルムは1B.切り起し部によって持ち上げられ、(図6)のように逆さにすると垂れ下がり4.挟持体が掴み易いようになる。但し、1B.切り起部は必須条件ではなく、息を吹きかけても先端は十分に1.収納ケース本体から離脱する。
(図7)は、4.挟持体の使用前の形状を示す側面図で、(図5)で示したX・Y断面図のように平面的に成形された後、冷却前に治具に入れて(図7)のように角度をつけ冷却するか、成形後纏めて治具に入れて角度をつける。そして(図8)のようにして4.挟持体がフィルムを挟み引き出し切断後は4C.の弾性により(図7)のように復元する。
本発明は、ラップフィルム収納ケースの構造に左右されず、どのような収納ケースでも適用できる。又、本発明の挟持体の強度や大きさコスト等からプラスチック製とし、材料はリサイクルプラスチックを利用できる。
尚、6.リングにより、本体を適当な所に吊り下げることもできる。
尚、6.リングにより、本体を適当な所に吊り下げることもできる。
本発明は、食品保存用に使用するラップフィルムを、誰でも簡単に素早く目的を発揮できる構造としたことである。即ち、従来の構造では、ラップする時にどうしても端部の両端が垂れて失敗することが多かったのを本発明の挟持体を使用することにより、力が均等に入り、引き出し易く、ラップし易くなり、切断もし易くなる。性能や精度に関係が無いので廃プラの再利用ができる。尚、何回も使用できるので、本発明品を一家に一品、常備しておくと尚便利である。
(1)ラップフィルム収納ケース
(2)フィルム切断刃
(3)ラップフィルム
(4)挟持体
(5)指
(6)リング
(2)フィルム切断刃
(3)ラップフィルム
(4)挟持体
(5)指
(6)リング
Claims (1)
- 食品の包装などに使用するためにラップフィルムの端末を引き出す場合、ラップフィルムが垂れ下がるのを防止する構造において、ラップフィルムの幅に合わせた長さのプラスチック製のフィルム支持部材(挟持体)の中間部を薄くし弾性を持たせ、且つフィルムを挟持する面に複数の凹凸を形成し、ラップフィルムの端末を確実に挟持することを特徴としたラップフィルム挟持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004302162A JP2006082873A (ja) | 2004-09-15 | 2004-09-15 | ラップフィルム挟持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004302162A JP2006082873A (ja) | 2004-09-15 | 2004-09-15 | ラップフィルム挟持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006082873A true JP2006082873A (ja) | 2006-03-30 |
Family
ID=36161705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004302162A Pending JP2006082873A (ja) | 2004-09-15 | 2004-09-15 | ラップフィルム挟持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006082873A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012106751A (ja) * | 2010-11-15 | 2012-06-07 | Kureha Corp | 巻回体収容箱、巻回体入り収容箱及び長尺物引き出し方法 |
WO2016063334A1 (ja) * | 2014-10-20 | 2016-04-28 | 有限会社川越システム | 包装用ラップフィルム引出具 |
-
2004
- 2004-09-15 JP JP2004302162A patent/JP2006082873A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012106751A (ja) * | 2010-11-15 | 2012-06-07 | Kureha Corp | 巻回体収容箱、巻回体入り収容箱及び長尺物引き出し方法 |
WO2016063334A1 (ja) * | 2014-10-20 | 2016-04-28 | 有限会社川越システム | 包装用ラップフィルム引出具 |
JPWO2016063334A1 (ja) * | 2014-10-20 | 2017-04-27 | 有限会社川越システム | 包装用ラップフィルム引出具 |
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