JP2006082310A - 多色成形による模様・絵柄等のパターン又は文字が施された包装容器のキャップの製造方法及び当該キャップ - Google Patents
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Abstract
【課題】模様・絵柄等のパターン又は文字が施された包装容器のキャップの製造するにあたり、成形工程が簡素化され、効率よく安価な方法を提供する。
【解決手段】目薬容器などの包装容器のキャップ101に施す模様・絵柄等のパターン又は文字部102を形成する成形材料を射出すると共に、当該キャップ101の本体部を形成する成形材料を射出し、前記のキャップに施す模様・絵柄等のパターン又は文字部102を形成する成形材料と前記のキャップの本体部を形成する成形材料とを異なった色彩の成形材料とし、キャップ101に施す模様・絵柄等のパターン又は文字部102を一次成形し、次いで、当該キャップの本体部105を二次成形する。
【選択図】図1
【解決手段】目薬容器などの包装容器のキャップ101に施す模様・絵柄等のパターン又は文字部102を形成する成形材料を射出すると共に、当該キャップ101の本体部を形成する成形材料を射出し、前記のキャップに施す模様・絵柄等のパターン又は文字部102を形成する成形材料と前記のキャップの本体部を形成する成形材料とを異なった色彩の成形材料とし、キャップ101に施す模様・絵柄等のパターン又は文字部102を一次成形し、次いで、当該キャップの本体部105を二次成形する。
【選択図】図1
Description
本発明は、多色成形による模様・絵柄等のパターン又は文字が施された包装容器のキャップの製造方法及び当該キャップに関し、特に、その垂直側面に模様・絵柄等のパターン又は文字が施された目薬容器のキャップに関するものである。
包装容器のキャップ、例えば、飲料水の容器キャップには、その外天面に、当該飲料水のメーカ名や模様等が描かれていることがあるが、その垂直な側面には、模様などが描かれていることは少ない。
当該模様などは、成形品のキャップの成形後に、各種の二次加工の方法により施すことは可能である。例えば、銅、銅合金、亜鉛合金などで作られた原版を加熱し、プラスチック製品との間に金属箔を挟んで加圧し、凸部に接触した部分のみが熱して、プラスチック製品に接着させ、その後に当該箔をはがすと、所望の文字や模様が成形品に残るというホットスタンピング法により可能である。しかし、当該ホットスタンピング法は、原版や金属箔の用意などが必要で、また、成形品のキャップの成形後に原版の加熱や金属箔を挟んでの加圧や当該箔の剥離などの工程を要し、煩雑であるなどの問題がある。
又、スプレーガンによる吹きつけ塗装等による塗装方法でも可能であるが、飛び散った塗料の回収とか、塗装工程でゴミが付着するとか、ポリエチレン・ポリプロピレン・ポリアセタールなどでは密着性が悪いので表面処理をして塗装することが必要である等の問題がある。
更には、シルクスクリーン印刷等の方法による印刷でも可能であるが、印刷工程でゴミが付着するとか、揮発性有機物の排出があるなどの問題がある。
これらホットスタンピング・塗装・印刷の他にも、接着・めっき・蒸着、高周波溶着等の各種の二次加工の方法があるが、いずれにしても、成形品のキャップの成形後に更に加えて二次加工を施すので、工程数が掛かり、又、包装容器のキャップの垂直な側面には、通常、廻り止め用の凹凸が施されているので模様などを後加工では施し難い等という問題がある。
一方、成形と塗装を同じ金型内で行う金型内塗装(インプレスト成形)法や金型内にインサート品を装填した後樹脂を注入してインサート品を溶融樹脂で包んで固化させ一体化した複合部品を作るインサート成形などの方法もあるが、当該インプレスト成形機やインサート成形機(射出成形機とロボット、インサート部品整列装置などを組み合わせたシステム)は高価に尽くなどの問題があり、勢い、製品も高価になってしまうなどの欠点があり、又、当該インプレスト成形やインサート成形などでは、包装容器のキャップの垂直な側面に模様などを施し難い等という問題がある。
当該模様などは、成形品のキャップの成形後に、各種の二次加工の方法により施すことは可能である。例えば、銅、銅合金、亜鉛合金などで作られた原版を加熱し、プラスチック製品との間に金属箔を挟んで加圧し、凸部に接触した部分のみが熱して、プラスチック製品に接着させ、その後に当該箔をはがすと、所望の文字や模様が成形品に残るというホットスタンピング法により可能である。しかし、当該ホットスタンピング法は、原版や金属箔の用意などが必要で、また、成形品のキャップの成形後に原版の加熱や金属箔を挟んでの加圧や当該箔の剥離などの工程を要し、煩雑であるなどの問題がある。
又、スプレーガンによる吹きつけ塗装等による塗装方法でも可能であるが、飛び散った塗料の回収とか、塗装工程でゴミが付着するとか、ポリエチレン・ポリプロピレン・ポリアセタールなどでは密着性が悪いので表面処理をして塗装することが必要である等の問題がある。
更には、シルクスクリーン印刷等の方法による印刷でも可能であるが、印刷工程でゴミが付着するとか、揮発性有機物の排出があるなどの問題がある。
これらホットスタンピング・塗装・印刷の他にも、接着・めっき・蒸着、高周波溶着等の各種の二次加工の方法があるが、いずれにしても、成形品のキャップの成形後に更に加えて二次加工を施すので、工程数が掛かり、又、包装容器のキャップの垂直な側面には、通常、廻り止め用の凹凸が施されているので模様などを後加工では施し難い等という問題がある。
一方、成形と塗装を同じ金型内で行う金型内塗装(インプレスト成形)法や金型内にインサート品を装填した後樹脂を注入してインサート品を溶融樹脂で包んで固化させ一体化した複合部品を作るインサート成形などの方法もあるが、当該インプレスト成形機やインサート成形機(射出成形機とロボット、インサート部品整列装置などを組み合わせたシステム)は高価に尽くなどの問題があり、勢い、製品も高価になってしまうなどの欠点があり、又、当該インプレスト成形やインサート成形などでは、包装容器のキャップの垂直な側面に模様などを施し難い等という問題がある。
本発明は、上記従来技術の有する欠点を解消することの出来る技術を提供することを目的としたものである。
本発明の他の目的や新規な特徴については本件明細書及び図面の記載からも明らかになるであろう。
本発明の他の目的や新規な特徴については本件明細書及び図面の記載からも明らかになるであろう。
本発明の特許請求の範囲は、次の通りである。
(請求項1)目薬容器などの包装容器のキャップの製造方法であって、当該キャップに施す模様・絵柄等のパターン又は文字部を形成する成形材料を射出すると共に、当該キャップの本体部を形成する成形材料を射出し、前記のキャップに施す模様・絵柄等のパターン又は文字部を形成する成形材料と前記のキャップの本体部を形成する成形材料とを異なった色彩の成形材料としたことを特徴とする多色成形による模様・絵柄等のパターン又は文字が施された包装容器のキャップの製造方法。
(請求項2)キャップに施す模様・絵柄等のパターン又は文字部を一次成形し、次いで、当該キャップの本体部を二次成形することを特徴とする、請求項1に記載のキャップの製造方法。
(請求項3)模様・絵柄等のパターン又は文字部を形成する成形材料と当該成形材料とは異なった色彩の本体部を形成する成形材料とをそれぞれ射出して、側面に模様・絵柄等のパターン又は文字が施された多色成形による包装容器のキャップ
(請求項1)目薬容器などの包装容器のキャップの製造方法であって、当該キャップに施す模様・絵柄等のパターン又は文字部を形成する成形材料を射出すると共に、当該キャップの本体部を形成する成形材料を射出し、前記のキャップに施す模様・絵柄等のパターン又は文字部を形成する成形材料と前記のキャップの本体部を形成する成形材料とを異なった色彩の成形材料としたことを特徴とする多色成形による模様・絵柄等のパターン又は文字が施された包装容器のキャップの製造方法。
(請求項2)キャップに施す模様・絵柄等のパターン又は文字部を一次成形し、次いで、当該キャップの本体部を二次成形することを特徴とする、請求項1に記載のキャップの製造方法。
(請求項3)模様・絵柄等のパターン又は文字部を形成する成形材料と当該成形材料とは異なった色彩の本体部を形成する成形材料とをそれぞれ射出して、側面に模様・絵柄等のパターン又は文字が施された多色成形による包装容器のキャップ
本発明によれば、多色成形、特に、2色成形により、目薬容器などの包装容器のキャップの成形と同時にキャップに模様・絵柄等のパターン又は文字部を形成できるので、従来例のように成形品のキャップの成形後にホットスタンピング・塗装・印刷等の各種の二次加工の方法を施す必要がなく、従って、成形工程が簡素化され、又、従来例のように、印刷工程や塗装工程でゴミが付着して印刷や塗装の効率を悪くすることはなく、又、印刷工程や塗装工程での揮発性有機物の排出がなく、更には、多色の射出装置を備えた多色成形機が使用できるので、安価にできる。
又、例えば、模様・絵柄等のパターン又は文字部を一次形成により成形しておき、次いで、当該キャップの本体部を二次成形するような方法を採用することにより、廻り止めの凹凸があり模様などを施し難い包装容器のキャップの垂直な側面に模様・絵柄等のパターン又は文字部を形成できる。
又、例えば、模様・絵柄等のパターン又は文字部を一次形成により成形しておき、次いで、当該キャップの本体部を二次成形するような方法を採用することにより、廻り止めの凹凸があり模様などを施し難い包装容器のキャップの垂直な側面に模様・絵柄等のパターン又は文字部を形成できる。
図4に基づいて2色成形の一例について説明する。一般に、2色成形は、2色または2種類の樹脂から成る一体の製品を作る成形法をいい、その成形には、2組の射出装置を備えた専用機(2色成形機)を使用することができる。
当該2色成形は、例えば、図4に示すように、先ず、第一シリンダのノズル(第1ゲート)401から一色(一材)目の成形材料を射出して、一色(一材)目の成形品(一次成形品)402を成形し、一度型開きをして、一次成形品402を固定型(コア)403側に付着させたまま、金型回転盤を180゜回転させて回転型404をパーテイングライン405にて閉じ、第二シリンダのノズル(第2ゲート)406から二色(二材)目の成形材料を射出して、二色(二材)目の成形品(二次成形品)407を成形し、再び型開きを行い、成形品407を金型から取出して、二色成形品407を得ることができる。
なお、このプロセスでは、一次成形用金型と二次成形用金型の二組の金型を使用し、実際の操作では、二組の射出装置がほぼ同時に作動し、半回転ごとに1ショットの成形品が得られる。この他の方法としては、二組の金型を垂直軸のまわりに背中合わせに取付けて、垂直軸を中心にして半回転させる方法や一組の金型内に一次成形用と二次成形用のキャビティ、コアのセットを設ける方法などがある。二色成形の方法をさらに展開して、シリンダを増やせば数色の成形(多色成形)を行うこともできる。
当該2色成形は、例えば、図4に示すように、先ず、第一シリンダのノズル(第1ゲート)401から一色(一材)目の成形材料を射出して、一色(一材)目の成形品(一次成形品)402を成形し、一度型開きをして、一次成形品402を固定型(コア)403側に付着させたまま、金型回転盤を180゜回転させて回転型404をパーテイングライン405にて閉じ、第二シリンダのノズル(第2ゲート)406から二色(二材)目の成形材料を射出して、二色(二材)目の成形品(二次成形品)407を成形し、再び型開きを行い、成形品407を金型から取出して、二色成形品407を得ることができる。
なお、このプロセスでは、一次成形用金型と二次成形用金型の二組の金型を使用し、実際の操作では、二組の射出装置がほぼ同時に作動し、半回転ごとに1ショットの成形品が得られる。この他の方法としては、二組の金型を垂直軸のまわりに背中合わせに取付けて、垂直軸を中心にして半回転させる方法や一組の金型内に一次成形用と二次成形用のキャビティ、コアのセットを設ける方法などがある。二色成形の方法をさらに展開して、シリンダを増やせば数色の成形(多色成形)を行うこともできる。
上記図4の実施例は、横型の2色成形機による成形で、次に、上型および下型による縦型の2色成形機による成形について、図5に基づいて説明する。
図5に示すように、射出ユニット501、502からスプール503、504を経て一色(一材)目および2色(二材)目の色彩の異なった成形材料をそれぞれ射出し、上型505および下型506の離反および会合を行って、一色(一材)目の成形品(一次成形品)および二色(二材)目の成形品(に次成形品)を成形する。
例えば、図5に示すように、先ず、射出ユニット501からスプール503を経て一色(一材)目の成形材料を射出して、一色(一材)目の成形品(一次成形品)を成形し、上型505および下型506の離反を行って型開きをし、一次成形品を上型(固定型、コア)505側に付着させたまま、下型506の移動などを行い、下型506をパーテイングラインにて閉じ会合を行い、射出ユニット502からスプール504を経て二色(二材)目の成形材料を射出して、二色(二材)目の成形品(二次成形品)を成形し、再び型開きを行い、成形品を金型から取出して、二色成形品を得ることができる。
図5に示すように、射出ユニット501、502からスプール503、504を経て一色(一材)目および2色(二材)目の色彩の異なった成形材料をそれぞれ射出し、上型505および下型506の離反および会合を行って、一色(一材)目の成形品(一次成形品)および二色(二材)目の成形品(に次成形品)を成形する。
例えば、図5に示すように、先ず、射出ユニット501からスプール503を経て一色(一材)目の成形材料を射出して、一色(一材)目の成形品(一次成形品)を成形し、上型505および下型506の離反を行って型開きをし、一次成形品を上型(固定型、コア)505側に付着させたまま、下型506の移動などを行い、下型506をパーテイングラインにて閉じ会合を行い、射出ユニット502からスプール504を経て二色(二材)目の成形材料を射出して、二色(二材)目の成形品(二次成形品)を成形し、再び型開きを行い、成形品を金型から取出して、二色成形品を得ることができる。
図1に基づいて、本発明による模様・絵柄等のパターン又は文字が施された目薬キャップの成形について説明する。
図1(A)に示すように、当該目薬容器のキャップ101の垂直な側面の右上部には、当該目薬容器の本体部の内部の目薬の薬液の滴(しずく)または涙をモチーフとした模様のパターン102が形成されている。当該模様のパターン102は、例えば、黄色の樹脂成形材料からなっている。
又、図1(A)に示すように、当該目薬容器のキャップ101の下端部には、リング状のパターン103が周設されている。又、当該目薬容器のキャップ101の左端部には、当該リング状のパターン103に連設され上方向に伸びているパターン104が設けられている。尚、当該パターンは、上記様のパターン102のみであってもよい。。
当該リング状のパターン103および当該リング状のパターン103に連設され上方向に伸びているパターン104は、例えば、上記の模様のパターン102と同様に、例えば、黄色の樹脂成形材料からなっている。
一方、当該目薬容器のキャップ101の本体部105は、例えば、白色の樹脂成形材料からなっている。
前記の図4で説明のように、又、図1(B)で示すように、先ず、第一シリンダのノズル(第1ゲート)401から一色(一材)目の当該黄色の樹脂成形材料を射出して、一色(一材)目の模様のパターン102を成形する。
次いで、一度型開きをして、当該模様のパターン102の一次成形品を固定型(コア)403側に付着させたまま、金型回転盤を180゜回転させて回転型404をパーテイングライン405にて閉じ、図1(C)で示すように、第二シリンダのノズル(第2ゲート)406から当該目薬容器のキャップ101の本体部105を形成する白色の二色(二材)目の樹脂成形材料を当該模様のパターン102に隣接するキャビテイ(空間)に射出して、当該模様のパターン102と当該本体部105とが面一となった成形品(二次成形品)を成形し、再び型開きを行い、黄色の樹脂成形材料からなる模様のパターン102がキャップ101の白色の樹脂成形材料からなる本体部105の側面に形成された目薬容器のキャップを得ることができる。
上記に際して、上記の模様のパターン102の形成の際に、例えば、同じ黄色の樹脂成形材料を射出することにより、模様のパターン102に加えてリング状のパターン103および当該リング状のパターン103に連設され上方向に伸びているパターン104をも形成することができる。
図1(A)に示すように、当該目薬容器のキャップ101の垂直な側面の右上部には、当該目薬容器の本体部の内部の目薬の薬液の滴(しずく)または涙をモチーフとした模様のパターン102が形成されている。当該模様のパターン102は、例えば、黄色の樹脂成形材料からなっている。
又、図1(A)に示すように、当該目薬容器のキャップ101の下端部には、リング状のパターン103が周設されている。又、当該目薬容器のキャップ101の左端部には、当該リング状のパターン103に連設され上方向に伸びているパターン104が設けられている。尚、当該パターンは、上記様のパターン102のみであってもよい。。
当該リング状のパターン103および当該リング状のパターン103に連設され上方向に伸びているパターン104は、例えば、上記の模様のパターン102と同様に、例えば、黄色の樹脂成形材料からなっている。
一方、当該目薬容器のキャップ101の本体部105は、例えば、白色の樹脂成形材料からなっている。
前記の図4で説明のように、又、図1(B)で示すように、先ず、第一シリンダのノズル(第1ゲート)401から一色(一材)目の当該黄色の樹脂成形材料を射出して、一色(一材)目の模様のパターン102を成形する。
次いで、一度型開きをして、当該模様のパターン102の一次成形品を固定型(コア)403側に付着させたまま、金型回転盤を180゜回転させて回転型404をパーテイングライン405にて閉じ、図1(C)で示すように、第二シリンダのノズル(第2ゲート)406から当該目薬容器のキャップ101の本体部105を形成する白色の二色(二材)目の樹脂成形材料を当該模様のパターン102に隣接するキャビテイ(空間)に射出して、当該模様のパターン102と当該本体部105とが面一となった成形品(二次成形品)を成形し、再び型開きを行い、黄色の樹脂成形材料からなる模様のパターン102がキャップ101の白色の樹脂成形材料からなる本体部105の側面に形成された目薬容器のキャップを得ることができる。
上記に際して、上記の模様のパターン102の形成の際に、例えば、同じ黄色の樹脂成形材料を射出することにより、模様のパターン102に加えてリング状のパターン103および当該リング状のパターン103に連設され上方向に伸びているパターン104をも形成することができる。
図2および図3に示すように、当該目薬容器のキャップ101の本体部105には、凹凸の廻り止め部106が設けられているが、本発明では、当該凹凸の廻り止め部106が設けられていても、模様のパターン102やリング状のパターン103やパターン104を形成することができる。
図6は、目薬容器Mのキャップ101と目薬容器Mの本体部107との関係を示すと共に、当該目薬容器Mのキャップ101における一次成形の第1ゲート401の位置を示してある。
図7は、目薬容器Mのキャップ101の断面を示し、前記の図6にも示すように、当該キャップ101は、その内側で目薬容器Mの本体部107の上部と螺旋接合されるようになっている。
図8は、当該目薬容器Mの一例で、当該目薬容器Mのキャップ101の側面には、前記の黄色の樹脂成形材料からなる模様パターン102が施されている。又、当該目薬容器Mのキャップ101の下端部にはリング状のパターン103が周設されている。
図9は、同じく当該目薬容器Mの一例で、当該目薬容器Mの本体部107を、前記の図8に示す本体部107よりも小さく構成した例を示し、図8と同様に、キャップ101の側面には、前記の黄色の樹脂成形材料からなる模様パターン102が施されている。又、当該目薬容器Mのキャップ101の下端部にはリング状のパターン103が周設されている。
図10は、飲料水の容器Pを例示したもので、当該飲料水容器Pのキャップ101の側面には、前記の黄色の樹脂成形材料からなる模様パターン102が施されている。
図11は、歯磨き容器Dの一例で、当該歯磨き容器Dのキャップ101の側面には、前記の黄色の樹脂成形材料からなる模様パターン102が施されている。
本発明は、適宜変更が可能であり、例えば、前記実施例では、キャップに施す模様・絵柄等のパターン又は文字部を一次成形し、次いで、当該キャップの本体部を二次成形する例を示したが、これら一次形成および二次成形を逆にしてもよい。
又、前記実施例では、模様・絵柄等のパターンを形成する例を示したが、当該模様・絵柄等のパターンに代えて文字を形成するようにしてもよい。
又、前記実施例では、模様・絵柄等のパターンを形成する例を示したが、当該模様・絵柄等のパターンに代えて文字を形成するようにしてもよい。
本発明は、各種の包装容器のキャップ全般に適用することができる。
101 キャップ
102 パターン
103 パターン
104 パターン
105 キャップの本体部
106 滑り止め部
107 目薬容器の本体部
102 パターン
103 パターン
104 パターン
105 キャップの本体部
106 滑り止め部
107 目薬容器の本体部
Claims (3)
- 目薬容器などの包装容器のキャップの製造方法であって、当該キャップに施す模様・絵柄等のパターン又は文字部を形成する成形材料を射出すると共に、当該キャップの本体部を形成する成形材料を射出し、前記のキャップに施す模様・絵柄等のパターン又は文字部を形成する成形材料と前記のキャップの本体部を形成する成形材料とを異なった色彩の成形材料としたことを特徴とする多色成形による模様・絵柄等のパターン又は文字が施された包装容器のキャップの製造方法。
- キャップに施す模様・絵柄等のパターン又は文字部を一次成形し、次いで、当該キャップの本体部を二次成形することを特徴とする、請求項1に記載のキャップの製造方法。
- 模様・絵柄等のパターン又は文字部を形成する成形材料と当該成形材料とは異なった色彩の本体部を形成する成形材料とをそれぞれ射出して、側面に模様・絵柄等のパターン又は文字が施された多色成形による包装容器のキャップ。
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JP2019100830A (ja) * | 2017-11-30 | 2019-06-24 | 株式会社吉野工業所 | 計量キャップ |
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JP2000190352A (ja) * | 1998-12-28 | 2000-07-11 | Pentel Corp | 2色成形装置 |
JP2003191281A (ja) * | 2001-12-25 | 2003-07-08 | Nissei Plastics Ind Co | 異材質樹脂の複合成形方法及び射出成形機 |
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2004
- 2004-09-15 JP JP2004267833A patent/JP2006082310A/ja active Pending
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