JP2006079962A - 組電池の容量調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】セル間の電圧バラツキの状態に応じた適切な容量調整を行う。
【解決手段】コントローラ3は、オア回路8を介して、セル電圧異常検知回路B1〜Bnから入力されるセル電圧異常信号、および、電圧センサ6によって検出される組電池1の電圧値に基づいて、電圧バラツキの大きいセルの電圧が他のセルの電圧より高い上バラツキが生じているか、電圧バラツキの大きいセルの電圧が他のセルの電圧より低い下バラツキが生じているかを判定する。上バラツキが生じていると判定すると、組電池1の目標SOCを、通常の充放電制御時の目標SOCより少し高い値に設定し、下バラツキが生じていると判定すると、組電池1の目標SOCをさらに高い値に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、組電池を構成する複数のセル間の容量ばらつきを調整する装置に関する。
従来、各セルの電圧値と所定のしきい値電圧とを比較し、セル電圧が所定のバイパス電圧を上回ったセルの放電を行うことにより、セル間の容量調整を行う容量調整回路を備えた装置において、各セルの電圧がバイパス作動電圧より高くなるように制御して、容量調整を行う技術が知られている(特許文献1参照)。
特開平10−322925号公報
しかしながら、従来の容量調整装置では、容量調整を行うために、セル間の電圧バラツキの状態に応じて、組電池を充電するということは行っていないために、例えば、他のセルの電圧に比べて電圧値が高い異常セルが存在する場合に、各セルの電圧がバイパス作動電圧より高くなるように組電池を充電すると、異常セルが過充電状態となってしまう可能性があった。
本発明による組電池の容量調整装置は、セルの電圧が所定のバイパス作動電圧を超えると、対応するセルの放電を行うことにより容量調整を行う容量調整回路を備えており、複数のセル間の電圧バラツキの状態を判定して、判定した電圧バラツキの状態に基づいて、容量調整時の組電池の目標充電率を決定することを特徴とする。
本発明による組電池の容量調整装置によれば、複数のセル間の電圧バラツキの状態に基づいて、組電池の目標充電率を上昇させる際の目標充電率を決定し、セル間の容量調整を行うので、セルの電圧バラツキの状態に応じた適切な容量調整を行うことができる。
図1は、本発明による組電池の容量調整装置を搭載したハイブリッド自動車の一実施の形態におけるシステム構成を示す図である。組電池(バッテリ)1は、n個のセルC1〜Cnを直列に接続して構成される。組電池1の直流電圧は、インバータ4にて交流電圧に変換されて、車両の走行駆動源である交流モータ5に印加される。
交流モータ5は、電動機として機能するとともに、図示しないエンジンを動力源として、発電機としても機能する。交流モータ5によって発電された電力は、組電池1の充電に用いられる。コントローラ3は、CPU3a、ROM3b、RAM3c、タイマ3dを備え、インバータ4を制御することにより、組電池1の充電および放電を行う。コントローラ3は、特に、セル間の電圧バラツキを検出するとともに、セル間の容量調整が必要であると判断した場合には、後述する方法によって、セル間の容量調整を行う。電圧センサ6は、組電池1の総電圧Vbatを検出して、コントローラ3に出力する。電流センサ7は、組電池1の充放電電流を検出して、コントローラ3に出力する。
容量調整回路A1〜Anは、セルC1〜Cnごとに設けられ、対応するセルの電圧が所定のバイパス作動電圧Vbpsを超えると、対応するセルの放電を行うことにより、セル間の容量調整を行う。セル電圧異常検知回路B1〜Bnは、セルC1〜Cnごとに設けられ、対応するセルに電圧異常が発生したことを検知する。オア回路8は、セル電圧異常検知回路B1〜Bnから出力された電圧異常検知信号に対して論理和演算を行い、演算結果をコントローラ3に出力する。
図2は、図1に示す容量調整回路A1〜An、セル電圧異常検知回路B1〜Bn、および、オア回路8を含む回路2の詳細な構成を示す図である。ここでは、説明を簡単にするために、組電池1が8個のセルC1〜C8により構成されているものとする。容量調整回路A1〜A8は、それぞれ、バイパス抵抗R1〜R8、スイッチSW1〜SW8、電圧比較器(コンパレータ)IC1〜IC8、および、電圧検知回路Vt1〜Vt8を備える。各セルごとに設けられている電圧検知回路Vt1〜Vt8は、対応するセルC1〜C8の電圧を、電圧比較器IC1〜IC8の一方の入力端子にそれぞれ出力する。ただし、電圧検知回路Vt1〜Vt8はアナログ回路にて構成される回路であって、電圧センサのように、実際に電圧値を検出するようなものではない。
電圧比較器IC1〜IC8は、電圧検知回路Vt1〜Vt8から入力されるセル電圧と、所定のバイパス作動電圧Vbpsとを比較し、比較結果を対応するスイッチSW1〜SW8に出力する。スイッチSW1〜SW8は、セル電圧がバイパス作動電圧Vbpsよりも高いことを示す信号が電圧比較器IC1〜IC8から入力された場合に、オンする。例えば、スイッチSW1がオンすると、スイッチSW1と直列に接続されているバイパス抵抗R1を介して、セルs1の放電が行われる。すなわち、セル電圧がバイパス作動電圧Vbpsを超えると、オンしたスイッチSW1〜SW8と直列に接続されているバイパス抵抗R1〜R8を介して、セルの放電が行われる。これにより、各セル間の電圧バラツキが抑制される。
セル電圧異常検知回路B1〜B8は、電圧比較器(コンパレータ)IC9〜IC16と、電圧検知回路Vt1〜Vt8と、電圧切換回路10とを備える。電圧切換回路10は、過放電判定電圧Vde、電圧低下判定電圧Vcl、および、過充電判定電圧Vceの中から、一つの判定電圧を電圧比較器IC9〜IC16に出力する。上記3つの判定電圧の大小関係は、Vde<Vcl<Vceとなっている。
電圧比較器IC9〜IC16は、電圧検知回路Vt1〜Vt8から入力されるセル電圧と、電圧切換回路10から入力される判定電圧とを比較し、比較結果をオア回路8に出力する。オア回路8は、いずれか一つのセル電圧異常検知回路B1〜B8から、セル電圧が異常であることを示す信号が入力されると、セル電圧異常信号をコントローラ3に出力する。コントローラ3は、セル電圧異常信号の種類に応じた異常フラグをセットする。
例えば、セル電圧異常検知回路B1〜B8から、セル電圧が過放電判定電圧Vdeより低いセルが存在することを示す信号がコントローラ3に入力されると、コントローラ3は、過放電判定フラグfVceをセットする。また、セル電圧が電圧低下判定電圧Vclより低いセルが存在することを示す信号がコントローラ3に入力されると、コントローラ3は、セル電圧低下判定フラグfVclをセットする。さらに、セル電圧が過充電判定電圧Vceより高いセルが存在することを示す信号がコントローラ3に入力されると、コントローラ3は、過充電判定フラグfVceをセットする。セットされたフラグは、RAM3cに記憶される。
図3は、バイパス作動電圧Vbpsを低い値(3.4V)に設定した場合に、容量調整前の各セルの電圧ばらつきと、容量調整後の電圧ばらつきとを示す図である。図3に示すように、バイパス作動電圧を低い値に設定した場合、各セルの電圧が均一に調整されるが、各セルの放電量が多くなり、エネルギーロスが大きくなる。
従って、一実施の形態における組電池の容量調整装置では、バイパス作動電圧を高めの値に設定する。ここでは、通常の充放電モードにおける目標充電率(50%)を基準として充電を行った場合のセル電圧(3.75V)より高い値(例えば、3.9V)とする。
図4は、一実施の形態における組電池の容量調整装置により行われる容量調整手順を示すフローチャートである。ステップS10から始まる処理は、図示しないキースイッチがオンされることにより開始され、コントローラ3のCPU3aにより行われる。
ステップS10では、RAM3cにセル電圧異常フラグがセットされているか否かを判定する。過放電判定フラグfVde、セル電圧低下判定フラグfVcl、および、過充電判定フラグfVceのうち、いずれか一つのフラグがセットされていると判定すると、ステップS40に進み、いずれのフラグもセットされていないと判定すると、セル間の電圧バラツキは生じていないと判断して、ステップS20に進む。
ステップS20では、組電池1の目標SOC(state of charge)を50%に設定する。この目標SOCは、通常の充放電制御時の目標SOCである。ステップS20に続くステップS30では、図示しないキースイッチがオフされたか否かを判定する。キースイッチがオフされたと判定すると全ての処理を終了し、オフされていないと判定すると、ステップS10に戻る。
ステップS40では、組電池1の総電圧Vbatを電圧センサ6により検出する。組電池1の総電圧Vbatを検出すると、ステップS50に進む。ステップS50では、電流センサ7によって検出される組電池1の充放電電流Iの変化ΔIが所定値Irap未満であるか否か、すなわち、次式(1)が成り立つか否かを判定する。
ΔI=|Inew−Iold|<Irap (1)
ただし、Inewは、電流センサ7によって検出された現在の電流値であり、Ioldは、前回の演算時に、電流センサ7によって検出された電流値である。
式(1)が成り立つと判定すると、セルの電圧バラツキ状態を診断するために、ステップS60に進む。一方、式(1)が成り立たないと判定すると、過渡的な電流変化によるセルの内部抵抗値の変化の影響によって、電圧バラツキ状態を誤診断してしまう可能性があるので、電圧バラツキ状態の診断を行わずに、ステップS20に進む。
ステップS60では、セルバラツキ係数KVARHおよびKVARLを求める。ここでは、まず、ステップS10で判定したセル電圧異常フラグ、ステップS40で検出した組電池1の総電圧Vbat、および、図5(a),(b)に示すセルバラツキ係数マップに基づいて、上バラツキ係数KVARHおよび下バラツキ係数KVARLを求める。
図5(a)は、上バラツキ係数KVARHマップを示す図である。セル電圧異常フラグfVce,fVcl,fVceごとに、組電池1の総電圧Vbatに対応する上バラツキ係数KVARHの値が示されている。ここで、上バラツキとは、電圧バラツキの大きい異常セルの電圧が、他のセルの電圧に比べて、高い状態のことである。図5(a)に示すように、上バラツキ係数KVARHは、過充電判定フラグfVceがセットされている場合に、大きい値となり、また、過充電判定フラグfVceがセットされている場合において、組電池1の総電圧Vbatが低い程、大きい値となっている。
図5(b)は、下バラツキ係数KVARLマップを示す図である。セル電圧異常フラグfVce,fVcl,fVceごとに、組電池1の総電圧Vbatに対応する下バラツキ係数KVARLの値が示されている。ここで、下バラツキとは、電圧バラツキの大きい異常セルの電圧が、他のセルの電圧に比べて、低い状態のことである。図5(b)に示すように、上バラツキ係数KVARHは、過充電判定フラグfVceがセットされている場合と比べて、過放電判定フラグfVdeおよび電圧低下判定フラグfVclがセットされている場合に、大きい値となっている。また、過放電判定フラグfVde、または、電圧低下判定フラグfVclがセットされている場合において、組電池1の総電圧Vbatが高い程、大きい値となっている。
続いて、図5(a)および図5(b)に示すセルバラツキ係数マップから求めたそれぞれKVARHおよびKVARLを、前回の演算時に求めたKVARHおよびKVARLにそれぞれ加算して、新たなKVARHおよびKVARLを求める(次式(2),(3)参照)。
KVARH=KVARHold+KVARHmap (2)
KVARL=KVARLold+KVARLmap (3)
ただし、KVARHoldおよびKVARLoldは、それぞれ前回演算時の値であり、KVARHmapおよびKVARLmapは、それぞれ、図5(a)および図5(b)に示すセルバラツキ係数マップから求めた値である。
ステップS70では、ステップS60で求めた上バラツキ係数KVARHが所定値RVARH(例えば、10)以上であるか否かを判定する。上バラツキ係数KVARHが所定値RVARH以上であると判定すると、上バラツキが生じていると判断して、ステップS150に進む。一方、上バラツキ係数KVARHが所定値RVARH未満であると判定すると、ステップS80に進む。
ステップS80では、ステップS60で求めた下バラツキ係数KVARLが所定値RVARL(例えば、10)以上であるか否かを判定する。下バラツキ係数KVARLが所定値RVARL以上であると判定すると、下バラツキが生じていると判断して、ステップS90に進む。一方、下バラツキ係数KVARLが所定値RVARL未満であると判定すると、通常の充放電制御を行うために、ステップS20に進む。
ステップS90からステップS130までの処理は、下バラツキ容量調整処理である。ステップS90では、少なくとも電圧バラツキの大きいセル以外のセルの電圧がバイパス作動電圧を超えるようにするために、組電池1の目標SOCを通常の目標SOC(50%)より高い値に設定する。ここでは、バイパス作動電圧(3.9V)に相当するSOCが65%であるため、目標SOCを65%に設定する。目標SOCを65%に設定すると、ステップS100に進む。
ステップS100では、容量調整回路A1〜Anが作動しているか否かを判定する。この判定は、電圧センサ6により検出される組電池1の総電圧Vbatに基づいて行う。すなわち、次式(4)の関係が成り立つ場合には、容量調整回路A1〜Anが作動していると判定し、式(4)の関係が成り立たない場合には、容量調整回路A1〜Anが作動していないと判定する。
Vbat≧Vbps×n(n:セル数) …(4)
容量調整回路A1〜Anが作動していると判定するとステップS110に進み、作動していないと判定するとステップS120に進む。
ステップS110では、タイマ3dにより、バイパス作動時間Tbpsの計測を開始する。バイパス作動時間Tbpsの計測を開始すると、ステップS120に進む。ステップS120では、ステップS100で計測を開始したバイパス作動時間Tbpsが下バラツキ調整時間Tbl以上になったか否かを判定する。下バラツキ調整時間Tblは、下バラツキが発生している場合に、電圧バラツキを調整するために必要な時間であり、以下の方法により求める。まず、負荷がかかっている通常の電池使用状態における電池下限電圧をセル数で除算した平均電圧値と、過放電判定電圧Vdeとの差に、検出誤差を考慮した値を電圧バラツキΔVとして定義し、この電圧バラツキΔVと、図6に示す開放電圧−容量特性とに基づいて、必要調整容量CAPAHを求める。
続いて、必要調整容量CAPAHと、次式(5)から求められるバイパス電流Ibpsとに基づいて、次式(6)から、下バラツキ調整時間Tblを算出する。ただし、式(5)中のRは、バイパス抵抗である。
Ibps[A]=Vbps[V]/R[Ω] (5)
Tbl[min]=CAPAH[Ah]/Ibps[A]×60[min] (6)
Tbps≧Tblが成り立つと判定すると、組電池1の容量調整が完了したと判定して、ステップS140に進む。ステップS140では、バイパス作動時間Tbpsおよび下バラツキ係数KVARLをリセットして、ステップS20に進み、通常の充放電制御を行う。
一方、ステップS120において、バイパス作動時間Tbpsが容量調整時間Tbl未満であると判定すると、ステップS130に進む。ステップS130では、図示しないキースイッチがオフされたか否かを判定する。キースイッチがオフされていないと判定すると、ステップS100に戻って、容量調整を継続して行う。一方、キースイッチがオフされたと判定すると全ての処理を終了する。
ステップS150からステップS190までの処理は、上バラツキ容量調整処理である。ステップS150では、少なくとも電圧バラツキの大きいセルの電圧がバイパス作動電圧を超えるようにし、かつ、過充電状態にならないようにするために、組電池1の目標SOCを通常の目標SOC(50%)より少しだけ高い55%に設定する。ここでは、電圧バラツキ量が10%程度と仮定した場合に、セル電圧がバイパス作動電圧(3.9V)を超えるようにするためには、通常の平均SOC50%に対して、5%上昇させるだけで十分であるために、55%に設定する。すなわち、必要以上に目標SOCを高く設定すると、電圧バラツキの大きいセルの電圧が過充電判定電圧Vceを超えてしまうことになり、この場合には、セルの容量調整を行うことができなくなるので、電圧バラツキの大きいセルの電圧がバイパス作動電圧を超えて、かつ、過充電判定電圧Vceを超えないような目標SOCを設定する。目標SOCを55%に設定すると、ステップS160に進む。
ステップS160では、容量調整回路A1〜Anが作動しているか否かを判定する。この判定は、ステップS100で行った判定と同じ処理であるため、詳細な判定方法の説明は省略する。容量調整回路A1〜Anが作動していると判定するとステップS170に進み、作動していないと判定するとステップS180に進む。
ステップS170では、タイマ3dにより、バイパス作動時間Tbpsの計測を開始する。バイパス作動時間Tbpsの計測を開始すると、ステップS180に進む。ステップS180では、ステップS170で計測を開始したバイパス作動時間Tbpsが上バラツキ調整時間Tbh以上になったか否かを判定する。上バラツキ調整時間Tbhは、上バラツキが発生している場合に、電圧バラツキを調整するために必要な時間であり、以下の方法により求める。まず、負荷がかかっている通常の電池使用状態における電池上限電圧をセル数で除算した平均電圧値と、過充電判定電圧Vceとの差に、検出誤差を考慮した値を電圧バラツキΔVとして定義し、この電圧バラツキΔVと、図6に示す開放電圧−容量特性とに基づいて、必要調整容量CAPAHを求める。続いて、必要調整容量CAPAHと、式(5)および次式(7)とから、上バラツキ調整時間Tbhを算出する。
Tbh[min]=CAPAH[Ah]/Ibps[A]×60[min] (7)
ステップS180において、Tbps≧Tbhが成り立つと判定すると、組電池1の容量調整が完了したと判定して、ステップS200に進む。ステップS200では、バイパス作動時間Tbpsおよび上バラツキ係数KVARHをリセットして、ステップS20に進み、通常の充放電制御を行う。
一方、ステップS180において、バイパス作動時間Tbpsが容量調整時間Tbh未満であると判定すると、ステップS190に進む。ステップS190では、図示しないキースイッチがオフされたか否かを判定する。キースイッチがオフされていないと判定すると、ステップS160に戻って、容量調整を継続して行う。一方、キースイッチがオフされたと判定すると全ての処理を終了する。
図7は、下バラツキが発生している場合に、組電池1の総電圧Vbatの時間変化とともに、バラツキの大きいセルの電圧変化を表示した図である。図7では、バラツキの大きいセルの電圧値に、セル数nを乗じた値を、下バラツキが生じているセルの電圧として表示している。上述したように、下バラツキが発生していると判定された場合には、組電池1の目標SOCが通常の充放電制御時の目標SOCである50%から65%に引き上げられる。これにより、各セルC1〜Cnの電圧が上昇し、セル電圧がバイパス作動電圧を超えたセルに対して、対応する容量調整回路A1〜Anによって放電が行われるので、電圧バラツキの大きいセルの電圧と、他のセルの電圧との差が縮小する。
図8は、下バラツキが発生している場合に、一実施の形態における組電池の容量調整装置によって容量調整を行った場合のセル間の電圧変化を示す図である。上述したように、下バラツキが発生していると判定された場合に、組電池1の目標SOCを上昇させることにより、各セルの電圧が上昇するので、セル電圧がバイパス作動電圧を超えたセルに対して、対応する容量調整回路A1〜Anによって放電が行われ、電圧バラツキが調整される。
図9は、上バラツキが発生している場合に、組電池1の総電圧Vbatの時間変化とともに、バラツキの大きいセルの電圧変化を表示した図である。図9では、バラツキの大きいセルの電圧値に、セル数nを乗じた値を、上バラツキが生じているセルの電圧として表示している。上述したように、上バラツキが発生していると判定された場合には、組電池1の目標SOCが通常の充放電制御時の目標SOCである50%から55%に引き上げられる。この場合、図9に示すように、組電池1の総電圧Vbatがバイパス作動電圧領域(電圧値がVbps×n(n:セル数)以上の領域)に入る割合が少なくなるが、電圧バラツキの大きいセルが過充電判定電圧Vceを超えるのを防ぐことができる。この場合でも、セル電圧がバイパス作動電圧を超えたセルに対して、対応する容量調整回路A1〜Anによって放電が行われるので、電圧バラツキの大きいセルが過充電状態となるのを防ぎつつ、電圧バラツキの大きいセルの電圧と、他のセルの電圧との差を縮小させることができる。
図10は、上バラツキが発生している場合に、一実施の形態における組電池の容量調整装置によって容量調整を行った場合のセル間の電圧変化を示す図である。上述したように、上バラツキが発生していると判定された場合には、通常の充放電制御時の目標SOCより高く、かつ、下バラツキが発生していると判定された場合の目標SOCより低い目標SOCに設定する。この場合、図10に示すように、全てのセルの電圧がバイパス作動電圧を超えるわけではないので、全てのセルの電圧をバイパス作動電圧の大きさに保つことはできない。しかし、目標SOCを、例えば、65%に設定すると、バラツキの大きいセルの電圧が過充電判定電圧Vceを越える可能性があり、この場合には、セル間の容量調整を行うことができなくなる。すなわち、目標SOCを通常の目標SOCである50%より少しだけ高い55%に設定することにより、セルが過充電状態となるのを防ぎつつ、各セル間の電圧バラツキを減少させることができる。
一実施の形態における組電池の容量調整装置によれば、セル間の電圧バラツキを検出するとともに、電圧バラツキの状態を判断し、電圧バラツキの状態に基づいて、組電池1の目標SOCを決定するので、電圧バラツキの状態に応じた適切な容量調整を行うことができる。特に、電圧バラツキの大きいセルの電圧が他のセルの電圧より高い上バラツキと、電圧バラツキの大きいセルの電圧が他のセルの電圧より低い下バラツキとを判定して、上バラツキが生じていると判定すると、組電池1の目標SOCを、通常の充放電制御時の目標SOCである第1の目標SOC(50%)より高い第2の目標SOC(55%)に設定し、下バラツキが生じていると判定すると、第2の目標SOCより高い第3の目標SOC(65%)に設定する。これにより、下バラツキが生じている場合には、少なくとも電圧バラツキの大きいセル以外のセルの電圧がバイパス作動電圧Vbpsを越えるようにして、各セル間の電圧バラツキを減少させることができる。また、上バラツキが生じている場合には、電圧バラツキの大きいセルが過充電状態となるのを防ぎつつ、電圧バラツキの大きいセルの電圧と、他のセルの電圧との差を縮小させることができる。
また、一実施の形態における組電池の容量調整装置によれば、セル電圧が過放電判定電圧Vdeより低いセルの存在が検出された時に、組電池1の総電圧Vbatが高い程、下バラツキ係数KVARLの値を大きくして、下バラツキが発生していると早く判定するようにした。これにより、全セルの平均電圧と、低電圧側に電圧バラツキの大きいセルとの電圧差が大きい程、容量調整を早く行うことができる。
同様に、セル電圧が過充電判定電圧Vceより高いセルの存在が検出された時に、組電池1の総電圧Vbatが低い程、上バラツキ係数KVARHの値を大きくして、上バラツキが発生していると早く判定するようにした。これにより、全セルの平均電圧と、高電圧側に電圧バラツキの大きいセルとの電圧差が大きい程、容量調整を早く行うことができる。
さらに、一実施の形態における組電池の容量調整装置によれば、組電池1に流れる充放電電流Iの変化量ΔIが所定値Irap以上の場合には、電圧バラツキの状態を判定しないようにしたので、過渡的な電流変化に基づくセルの内部抵抗値の変化の影響によって、電圧バラツキの状態を誤診断してしまうことを防ぐことができる。
本発明は、上述した一実施の形態に限定されることはない。例えば、上述した一実施の形態では、上バラツキが生じていると判定すると、組電池1の目標SOCを55%に設定し、下バラツキが生じていると判定すると、組電池1の目標SOCを65%に設定したが、目標SOCの値はこれらの値に限定されることはない。
また、上述した説明では、バイパス作動電圧を3.9Vに設定した例について説明したが、3.9Vより高い電圧に設定しても良いし、3.9Vより低い電圧に設定しても良い。
特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、容量調整回路A1〜Anが容量調整回路を、コントローラ3が電圧バラツキ状態判定手段、目標充電率設定手段および電流変化量判定手段を、電圧センサ6が電圧検出手段を、セル電圧異常検知回路B1〜Bnおよびオア回路8が過放電セル検出手段および過充電セル検出手段を、電流センサ7が電流検出手段をそれぞれ構成する。なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、各構成要素は上記構成に限定されるものではない。
本発明による組電池の容量調整装置を搭載したハイブリッド自動車の一実施の形態におけるシステム構成を示す図 図1に示す容量調整回路、セル電圧低下検知回路、および、オア回路を含む回路の詳細な構成を示す図 バイパス作動電圧を低い値(3.4V)に設定した場合に、容量調整前の各セルの電圧ばらつきと、容量調整後の電圧ばらつきとを示す図 一実施の形態における組電池の容量調整装置により行われる容量調整手順を示すフローチャート 図5(a)は、上バラツキ係数KVARHマップを示す図、図5(b)は、下バラツキ係数KVARLマップを示す図 セルの開放電圧(V)と、セルの容量(Ah)との関係を示す図 下バラツキが発生している場合に、組電池の総電圧の時間変化とともに、バラツキの大きいセルの電圧変化を表示した図 下バラツキが発生している場合に、一実施の形態における組電池の容量調整装置によって容量調整を行った場合のセル間の電圧変化を示す図 上バラツキが発生している場合に、組電池の総電圧の時間変化とともに、バラツキの大きいセルの電圧変化を表示した図 上バラツキが発生している場合に、一実施の形態における組電池の容量調整装置によって容量調整を行った場合のセル間の電圧変化を示す図
符号の説明
1…組電池
3…コントローラ
4…インバータ
5…3相交流モータ
6…電圧センサ
7…電流センサ
8…オア回路
10…電圧切換回路
A1〜An…容量調整回路
B1〜Bn…セル電圧低下検知回路
IC1〜IC16…電圧比較器
Vt1〜Vt8…電圧検知回路
SW1〜SW8…スイッチ
R1〜R8…バイパス抵抗

Claims (5)

  1. 複数のセルを直列に接続して構成される組電池の目標充電率を上昇させることによって、前記複数のセル間の容量調整を行う組電池の容量調整装置において、
    前記複数のセルごとに設けられ、対応するセルの電圧が所定のバイパス作動電圧を超えると、前記対応するセルの放電を行うことにより、前記複数のセル間の容量調整を行う容量調整回路と、
    前記複数のセル間の電圧バラツキの状態を判定する電圧バラツキ状態判定手段と、
    前記電圧バラツキ状態判定手段によって判定された電圧バラツキの状態に基づいて、前記容量調整時の目標充電率を決定する目標充電率設定手段とを備えることを特徴とする組電池の容量調整装置。
  2. 請求項1に記載の組電池の容量調整装置において、
    前記電圧バラツキ状態判定手段は、電圧バラツキの大きいセルの電圧が他のセルの電圧より高い上バラツキと、電圧バラツキの大きいセルの電圧が他のセルの電圧より低い下バラツキとを判定し、
    前記目標充電率設定手段は、前記電圧バラツキ状態判定手段によって前記上バラツキが生じていると判定されると、前記組電池の目標充電率を、通常の充放電制御時の目標充電率である第1の目標充電率より高い第2の目標充電率に設定し、前記電圧バラツキ状態判定手段によって前記下バラツキが生じていると判定されると、前記第2の目標充電率よりも高い第3の目標充電率に設定することを特徴とする組電池の容量調整装置。
  3. 請求項2に記載の組電池の容量調整装置において、
    前記組電池の総電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記複数のセルのうち、セル電圧が所定の過放電判定電圧より低いセル(以下、過放電セルと呼ぶ)の存在を検出する過放電セル検出手段とをさらに備え、
    前記電圧バラツキ状態判定手段は、前記過放電セル検出手段によって前記過放電セルが検出された時に、前記電圧検出手段によって検出される総電圧が高い程、前記下バラツキが発生していると判定するタイミングを早くすることを特徴とする組電池の容量調整装置。
  4. 請求項2に記載の組電池の容量調整装置において、
    前記組電池の総電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記複数のセルのうち、セル電圧が所定の過充電判定電圧より高いセル(以下、過充電セルと呼ぶ)の存在を検出する過充電セル検出手段とをさらに備え、
    前記電圧バラツキ状態判定手段は、前記過充電セル検出手段によって前記過充電セルが検出された時に、前記電圧検出手段によって検出される総電圧が低い程、前記上バラツキが発生していると判定するタイミングを早くすることを特徴とする組電池の容量調整装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の組電池の容量調整装置において、
    前記組電池に流れる充放電電流を検出する電流検出手段と、
    前記電流検出手段によって検出された充放電電流の変化量が所定の変化量より小さいか否かを判定する電流変化量判定手段とをさらに備え、
    前記電圧バラツキ状態判定手段は、前記電流変化量判定手段によって、前記充放電電流の変化量が所定の変化量より小さいと判定されると、前記複数のセル間の電圧バラツキの状態を判定することを特徴とする組電池の容量調整装置。
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