JP4389758B2 - セル電圧バラツキ異常検出装置 - Google Patents

セル電圧バラツキ異常検出装置 Download PDF

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Description

本発明は、組電池を構成する各セル間の電圧バラツキ異常を検出する装置に関する。
従来、組電池を構成する複数のセルの開放電圧を検出し、検出した開放電圧の電圧分布を求めることにより、各セル間の電圧バラツキを検出する装置が知られている(特許文献1参照)。
特開平10−322925号公報
しかしながら、従来の装置では、各セルの開放電圧を検出して、電圧分布を求めるために、電圧バラツキを検出するための演算量が大きくなるという問題があった。
本発明によるセル電圧バラツキ異常検出装置は、いずれかのセルの電圧がしきい値電圧以下となってから、セルの平均電圧がしきい値電圧以下となるまでの時間、または、いずれかのセルの電圧がしきい値電圧以上となってから、セルの平均電圧がしきい値電圧以上となるまでの時間に基づいて、複数のセル間の電圧バラツキ異常が発生しているか否かを判定することを特徴とする。
本発明によるセル電圧バラツキ異常検出装置によれば、各セルの電圧を検出することなく、簡易な方法で、セル間の電圧バラツキ異常を検出することができる。
図1は、本発明によるセル電圧バラツキ異常検出装置を搭載したハイブリッド自動車の一実施の形態におけるシステム構成を示す図である。組電池1は、複数のセルC1〜Cnを直列に接続して構成される。組電池1の直流電圧は、インバータ4にて交流電圧に変換されて、車両の走行駆動源である3相交流モータ5に印加される。コントロールユニット3は、CPU3a、メモリ3b、タイマ3cを備え、インバータ4を制御することにより、組電池1の充電および放電を制御する。電圧センサ6は、組電池1の総電圧Vbatを検出して、コントロールユニット3に出力する。電流センサ7は、組電池1から流れる放電電流および組電池1に流れる充電電流(以下、まとめて充放電電流と呼ぶ)を検出して、コントロールユニット3に出力する。
容量調整回路A1〜Anは、各セルC1〜Cnごとに設けられ、対応するセルの電圧が所定のバイパス作動電圧を超えると、対応するセルの放電を行うことにより、セル間の容量調整を行う。セル電圧低下検知回路B1〜Bnは、各セルC1〜Cnごとに設けられ、対応するセルの電圧が所定のしきい値電圧Vtより低下したことを検知する。オア回路8は、セル電圧低下検知回路B1〜Bnから出力された電圧低下検知信号に対して論理和演算を行い、演算結果をコントロールユニット3に出力する。
図2は、図1に示す容量調整回路A1〜An、セル電圧低下検知回路B1〜Bn、および、オア回路8を含む回路2の詳細な構成を示す図である。ここでは、説明を簡単にするために、組電池1が8個のセルC1〜C8により構成されているものとする。容量調整回路A1〜A8は、それぞれ、バイパス抵抗R1〜R8、スイッチSW1〜SW8、電圧比較器(コンパレータ)IC1〜IC8、および、電圧検知回路Vt1〜Vt8を備える。
電圧検知回路Vt1〜Vt8は、対応するセルC1〜C8の電圧を、対応して設けられている電圧比較器IC1〜IC8、および、後述する電圧比較器IC9〜IC16に入力する。ただし、電圧検知回路Vt1〜Vt8は、セル電圧を電圧比較器IC1〜IC8、および、IC9〜IC16の入力端子に入力させるためのアナログ回路であって、電圧センサのように、実際に電圧値を検出するものではない。
電圧比較器IC1〜IC8は、電圧検知回路Vt1〜Vt8から入力されるセル電圧と、所定のバイパス作動電圧とを比較し、比較結果を対応するスイッチSW1〜SW8に出力する。スイッチSW1〜SW8は、セル電圧がバイパス作動電圧よりも高いことを示す信号が電圧比較器IC1〜IC8から入力された場合に、オンする。例えば、スイッチSW1がオンすると、スイッチSW1と直列に接続されているバイパス抵抗R1を介して、充電電流の一部が流れる。すなわち、セル電圧がバイパス作動電圧を超えると、オンしたスイッチSW1〜SW8と直列に接続されているバイパス抵抗R1〜R8を介して、セルの放電が行われる。これにより、各セル間の電圧バラツキが抑制される。
セル電圧低下検知回路B1〜B8は、電圧比較器(コンパレータ)IC9〜IC16と、電圧検知回路Vt1〜Vt8とを備える。電圧比較器IC9〜IC16は、電圧検知回路Vt1〜Vt8から入力されるセル電圧と、所定のしきい値電圧Vtとを比較し、セル電圧がしきい値電圧Vtより低い場合に、その旨の信号を出力する。オア回路8は、いずれか一つのセル電圧低下検知回路B1〜B8から、セル電圧がしきい値電圧Vtより低いことを示す信号が入力されると、電圧低下信号をコントロールユニット3に出力する。
コントロールユニット3内のCPU3aは、電圧センサ6により検出された組電池1の総電圧をセル数nで除算することにより、セルの平均電圧を算出する。また、CPU3aは、算出したセル平均電圧、オア回路8から入力されるセル電圧低下信号、および、電流センサ7によって検出される充放電電流値に基づいて、セル間の電圧バラツキ異常の発生の有無を判定する。電圧バラツキ異常の発生の有無の詳細な判定方法については、後述する。
図3は、一実施の形態におけるセル電圧バラツキ異常検出装置により行われる電圧バラツキ異常検出処理の内容を示すフローチャートである。コントロールユニット3のCPU3aは、車両のイグニッションスイッチ(不図示)がオンされると、ステップS10の処理を開始する。電圧センサ6は、サンプリングタイミングt1にて、組電池1の総電圧を検出する。従って、ステップS10では、前回、電圧センサ6によって組電池1の総電圧が検出されてから、サンプリングタイミングt1が経過したか否かを判定する。サンプリングタイミングt1が経過していないと判定すると、経過するまでステップS10で待機し、経過したと判定すると、ステップS20に進む。
ステップS20では、電圧センサ6によって、組電池1の総電圧を検出するとともに、電流センサ7によって、組電池1の充放電電流を検出する。検出された総電圧値および充放電電流値は、コントロールユニット3に入力される。ステップS20に続くステップS30では、オア回路8から、セル電圧低下信号が入力されたか否かを判定する。セル電圧低下信号が入力されていないと判定するとステップS10に戻り、セル電圧低下信号が入力されたと判定すると、ステップS40に進む。ステップS40では、タイマ3cによる時間計測をスタートさせて、ステップS50に進む。
ステップS50では、ステップS20で検出した組電池1の総電圧に基づいて、次式(1)の関係が成り立つか否かを判定する。
組電池の総電圧≦しきい値電圧Vt×セル数n (1)
式(1)が成立する場合、すなわち、各セルの平均電圧(総電圧/セル数)がしきい値電圧Vt以下であると判定すると、ステップS60に進み、式(1)の関係が成り立たないと判定すると、ステップS10に戻る。
なお、ステップS50からステップS10に戻って、ステップS10以降の処理を行う場合、ステップS30の判定を肯定した時に、タイマ3cによる時間計測を既にスタートさせている場合には、ステップS40の処理を行わずに、タイマ3cによる時間計測を継続して行い、ステップS50へ進む。
ステップS60では、ステップS40でスタートさせたタイマ3cをストップさせる。図4は、セルの平均電圧の時間変化と、平均電圧に比べて、電圧バラツキが大きいセルの電圧の時間変化の一例を示す図である。各セル間の電圧にバラツキが生じている場合には、図4に示すように、組電池1の放電時において、平均電圧に対して電圧がばらついているセルの電圧がしきい値電圧Vt以下に低下してから、平均電圧がしきい値電圧Vt以下に低下するまでに、時間差ΔTが生じる。ステップS10からステップS60までの処理では、この時間差ΔTをタイマ3cで計測している。ステップS60でタイマ3cをストップさせると、ステップS70に進む。
ステップS70では、ステップS20で検出した組電池1の充放電電流I、および、タイマ3cで計測された時間ΔTに基づいて、セル間の電圧バラツキ異常が発生しているか否かを判定する。セル間の電圧バラツキ異常の判定方法について説明する。コントロールユニット3のメモリ3bには、図5に示すような、組電池1の充放電電流Iと、タイマ3cで計測された時間ΔTとに基づいて、セル間の電圧バラツキ異常を検出するためのテーブルが格納されている。
例えば、タイマ3cで計測された時間ΔTが10(ms)以下の場合には、セル間の電圧バラツキ異常は発生していないと判定する。また、時間ΔTが10(ms)より大きく、50(ms)以下の場合には、組電池1の充放電電流Iがしきい値電流100(A)より大きければ、電圧バラツキ異常が発生していると判定し、100(A)以下であれば、電圧バラツキ異常は発生していないと判定する。また、時間ΔTが50(ms)より大きく、100(ms)以下の場合には、組電池1の充放電電流Iがしきい値電流50(A)より大きければ、電圧バラツキ異常が発生していると判定し、50(A)以下であれば、電圧バラツキ異常は発生していないと判定する。
また、タイマ3cで計測された時間ΔTが100(ms)より大きく、500(ms)以下の場合には、組電池1の充放電電流Iがしきい値電流20(A)より大きければ、電圧バラツキ異常が発生していると判定し、20(A)以下であれば、電圧バラツキ異常は発生していないと判定する。さらに、タイマ3cで計測された時間ΔTが500(ms)より大きい場合には、組電池1の充放電電流Iがしきい値電流10(A)より大きければ、電圧バラツキ異常が発生していると判定し、10(A)以下であれば、電圧バラツキ異常は発生していないと判定する。
なお、タイマ3cで計測された時間ΔTに応じて設定されているしきい値電流は、実験等によって予め決めておく必要がある。ただし、充放電電流Iの値が大きいほど、時間ΔTの値は小さくなるので、図5に示すように、タイマ3cで計測された時間ΔTが小さいほど、しきい値電流の値を大きい値に設定し、タイマ3cで計測された時間ΔTが大きいほど、しきい値電流の値を小さい値に設定することが好ましい。
コントロールユニット3のCPU3aは、メモリ3bに格納されているテーブル(図5参照)と、タイマ3cで計測された時間ΔTおよび組電池1の充放電電流Iとに基づいて、上述した方法により、電圧バラツキ異常が発生しているか否かを判定する。電圧バラツキ異常の判定を行うと、ステップS80に進む。ステップS80では、ステップS70で行った判定に基づいて、セル間の電圧バラツキ異常が発生しているか否かを判定する。電圧バラツキ異常が発生していないと判定すると、図3に示すフローチャートの処理を終了し、電圧バラツキ異常が発生していると判定すると、ステップS90に進む。
ステップS90では、セル間の電圧バラツキ異常が発生しているため、セル間の容量調整を行う。例えば、組電池1を充電することによって、全セルC1〜Cnの電圧を上昇させると、容量調整回路A1〜Anによって、セル電圧がバイパス作動電圧を越えたセルの放電が行われるので、各セル間の電圧差を減少させることができる。セル間の容量調整を行うと、図3に示すフローチャートの処理は終了する。
一実施の形態におけるセル電圧バラツキ異常検出装置によれば、組電池1を構成するセルC1〜Cnのうち、いずれかのセルがしきい値電圧Vt以下に低下してから、セルの平均電圧がしきい値電圧Vt以下に低下するまでの時間ΔTを計測し、計測した時間ΔTと、組電池1の充放電電流Iとに基づいて、セル間の電圧バラツキ異常を検出するので、各セルC1〜Cnの電圧を検出することなく、セル間の電圧バラツキ異常を検出することができる。従って、各セルの電圧値に基づいて、電圧分布を求める必要もないので、演算負荷の小さい簡易な方法で、電圧バラツキ異常を検出することができる。
また、タイマ3cで計測される時間に応じて予め用意するしきい値電流を、タイマ3cで計測される時間が大きいほど、小さい値に設定するので、より正確に、電圧バラツキ異常を検出することができる。
また、一実施の形態におけるセル電圧バラツキ異常検出装置によれば、セル間の電圧バラツキ異常が発生していると判定されると、容量調整回路A1〜Anによって、セル間の容量調整を行う。これにより、ハイブリッド自動車の電力供給源として組電池1が用いられており、車両の走行中に、セル間の電圧バラツキ異常が検出された場合でも、セル間の容量調整を行うことにより、車両の走行を継続して行うことができる。
また、一実施の形態におけるセル電圧バラツキ異常検出装置によれば、組電池の充電時および放電時でも、セル間の電圧バラツキ異常を検出することができるので、各セルの開放電圧を検出して、電圧バラツキを判定する方法に比べて、利便性が高い。なお、各セルの電圧を検出する方法として、フライングキャパシタを利用する方法があるが、各セルの電圧を検出する際に、セル側のグランドの切り換えや、キャパシタ側のグランドの切り換えが必要となるため、多数のスイッチを設けなければならず、装置の大型化および高コスト化につながる。しかし、一実施の形態におけるセル電圧バラツキ異常検出装置によれば、装置が大型化することもない。
本発明は、上述した一実施の形態に限定されることはない。例えば、タイマ3cは、いずれかのセルがしきい値電圧Vt以下に低下してから、セルの平均電圧がしきい値電圧Vt以下に低下するまでの時間ΔT(以下、ΔT1と呼ぶ)を計測したが、組電池1の充電時において、いずれかのセルがしきい値電圧Vt以上に上昇してから、セルの平均電圧がしきい値電圧Vt以上に上昇するまでの時間ΔT2を計測するようにしてもよい。この場合、時間ΔT1とΔT2のいずれか一方を計測するのではなく、時間ΔT1およびΔT2の両方を計測するようにしてもよい。
上述した一実施の形態におけるセル電圧バラツキ異常検出装置では、組電池1を構成するセルC1〜Cnのうち、いずれかのセルがしきい値電圧Vt以下になってから、セルの平均電圧がしきい値電圧Vt以下になるまでの時間ΔTと、組電池1の充放電電流Iとに基づいて、セル間の電圧バラツキ異常を検出したが、時間ΔTのみに基づいて、セル間の電圧バラツキ異常を検出するようにしてもよい。例えば、タイマ3cにて計測した時間ΔTが所定時間より大きい場合には、セルの平均電圧と、他のセルの電圧との差が大きく、電圧バラツキ異常が発生していると判定することができる。ただし、この時間ΔT(図4参照)は、組電池1の充放電電流Iが大きいほど、小さくなる特性があるので、時間ΔTと、組電池1の充放電電流Iとに基づいて、電圧バラツキ異常の発生の有無を判定する方法を採用する方が、より確実に、電圧バラツキ異常を検出することができる。
組電池1の充放電電流Iと、タイマ3cで計測された時間ΔTとに基づいて、セル間の電圧バラツキ異常を検出するために、図5に示すテーブルを用いたが、このテーブルに用いられている値は一例であって、電流しきい値等の値が図5に示すテーブルの値に限定されることはない。
上述した一実施の形態では、セル電圧バラツキ異常検出装置をハイブリッド自動車に搭載した例について説明したが、電気自動車などの他の車両に適用することもできるし、車両以外の他のシステムに適用することもできる。
特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、電圧センサ6が電圧検出手段を、電流センサ7が電流検出手段を、セル電圧低下検知回路B1〜Bnが第1の電圧比較手段を、コントロールユニット3のCPU3aが第2の電圧比較手段、および、判定手段を、コントロールユニット3内のタイマ3cが時間計測手段を、容量調整回路A1〜Anが容量調整手段をそれぞれ構成する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係に何ら限定されるものではない。
本発明によるセル電圧バラツキ異常検出装置を搭載したハイブリッド自動車の一実施の形態におけるシステム構成を示す図 図1に示す容量調整回路、セル電圧低下検知回路、および、オア回路を含む回路の詳細な構成を示す図 一実施の形態におけるセル電圧バラツキ検出装置により行われる電圧バラツキ異常検出処理の内容を示すフローチャート セルの平均電圧の時間変化と、平均電圧に比べて、電圧バラツキが大きいセルの電圧の時間変化を示す図 組電池の充放電電流と、タイマで計測された時間ΔTとに基づいて、セル間の電圧バラツキ異常の発生の有無を判定するためのテーブル
符号の説明
1…組電池
3…コントロールユニット
4…インバータ
5…3相交流モータ
6…電圧センサ
7…電流センサ
8…オア回路
A1〜An…容量調整回路
B1〜Bn…セル電圧低下検知回路
IC1〜IC16…電圧比較器
Vt1〜Vt8…電圧検知回路
SW1〜SW8…スイッチ
R1〜R8…バイパス抵抗

Claims (5)

  1. 組電池を構成する複数のセル間の電圧バラツキ異常を検出するセル電圧バラツキ異常検出装置において、
    前記組電池の総電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記電圧検出手段によって検出された組電池の総電圧に基づいて、セルの平均電圧を算出する平均電圧算出手段と、
    前記複数のセルの電圧と、所定のしきい値電圧とを比較する第1の電圧比較手段と、
    前記平均電圧算出手段によって算出された平均電圧と、前記しきい値電圧とを比較する第2の電圧比較手段と、
    前記組電池の放電時に、前記第1の電圧比較手段によって、いずれかのセルの電圧が前記しきい値電圧以下となったことが検出されてから、前記第2の電圧比較手段によって、前記平均電圧が前記しきい値電圧以下となったことが検出されるまでの時間、および、前記組電池の充電時に、前記第1の電圧比較手段によって、いずれかのセルの電圧が前記しきい値電圧以上となったことが検出されてから、前記第2の電圧比較手段によって、前記平均電圧が前記しきい値電圧以上となったことが検出されるまでの時間のうち、少なくとも一方の時間を計測する時間計測手段と、
    前記時間計測手段によって計測された時間に基づいて、前記複数のセル間の電圧バラツキ異常が発生しているか否かを判定する判定手段とを備えることを特徴とするセル電圧バラツキ異常検出装置。
  2. 請求項1に記載のセル電圧バラツキ異常検出装置において、
    前記組電池の充放電電流を検出する電流検出手段をさらに備え、
    前記判定手段は、前記時間計測手段によって計測された時間、および、前記電流検出手段によって検出された充放電電流に基づいて、前記複数のセル間の電圧バラツキ異常が発生しているか否かを判定することを特徴とするセル電圧バラツキ異常検出装置。
  3. 請求項2に記載のセル電圧バラツキ異常検出装置において、
    前記判定手段は、前記時間計測手段によって計測された時間に応じて用意されているしきい値電流と、前記電流検出手段によって検出された充放電電流とを比較し、前記充放電電流が前記しきい値電流より大きい場合に、前記複数のセル間の電圧バラツキ異常が発生していると判定することを特徴とするセル電圧バラツキ異常検出装置。
  4. 請求項3に記載のセル電圧バラツキ異常検出装置において、
    前記時間計測手段によって計測された時間に応じて用意されているしきい値電流は、前記時間計測手段によって計測された時間が大きいほど、小さい値であることを特徴とするセル電圧バラツキ異常検出装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のセル電圧バラツキ異常検出装置において、
    前記判定手段によって、前記複数のセル間の電圧バラツキ異常が発生していると判定されると、前記複数のセル間の容量調整を行う容量調整手段をさらに備えることを特徴とするセル電圧バラツキ異常検出装置。
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