JP2006077796A - 直動案内装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製造上の加工が容易で、且つ、外力による損傷を防止可能なスライダ本体を有する直動案内装置の提供。
【解決手段】 負荷転動体軌道面15a、15bをスライダ本体10の袖部11の内側面12に直接隣接させて形成し、直動案内装置1の転動体軌道路16a、16bに装着された保持器27a、27bを構成する部材に、第1の案内面38a、38b、第2の案内面39a、39b、第3の案内面40a、40b、第4の案内面41a、41bを形成し、これらの各案内面によってコロ状転動体23の両端面を案内するとともに、各案内面を形成した部材の長手方向両端を、スライダ本体10の前後に装着したエンドキャップにより押さえて固定する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、コロ状転動体が転動し、スライダが案内レールに対して相対移動する直動案内装置に関する。
従来、直動案内装置においては、転動体の転動を伴いながら、スライダが案内レールに対して相対移動する。直動案内装置の転動体としてコロ状転動体を用いる直動案内装置は、球状転動体を用いる直動案内装置に比べて剛性及び負荷容量が大きいという利点を有するが、スキューと称される横振れがコロ状転動体に生じることがある。コロ状転動体にスキューが生じると、コロ状転動体の円滑な転動が阻害され、直動案内装置の作動性が低下する。
かかるスキューの発生を防止することを目的として、図11及び図12に示す直動案内装置がある(例えば、特許文献1を参照)。直動案内装置1の案内レール2は、両側面3上に案内レール2の長手方向に延びる谷状の窪み4を有し、この窪み4に斜め下方を向く転動体転動面5aと、斜め上方を向く転動体転動面5bが形成されており、転動体転動面5aが転動体転動面5bの上方に位置している。
スライダ7は、コの字形断面を有するスライダ本体10とエンドキャップ(図示略)とからなり、スライダ本体10の前後にはそれぞれエンドキャップが装着されており、スライダ7が案内レール2に跨設されている。
スライダ本体10のコの字形の両袖部11の内側面12上に、スライダ本体10の長手方向に延びる山状の突起14が形成されている。この突起14の稜部分を挟む上下2つの斜面のうち、上側の斜面上に、負荷転動体転動面15aが転動体転動面5aに対向して形成されており、下側の斜面上に、負荷転動体転動面15bが転動体転動面5bに対向して形成されている。そして、転動体軌道路16aが負荷転動体転動面15aと転動体転動面5aとに挟まれて形成され、転動体軌道路16bが負荷転動体転動面15bと転動体転動面5bとに挟まれて形成されている。
各袖部11内には、転動体戻し通路17a、17bが負荷転動体転動面15a、15bと平行に形成されており、転動体戻し通路17aが転動体戻し通路17bの下方に位置している。
各エンドキャップは、コの字形の両袖部内にそれぞれ2本の方向転換路を有し、この袖部内の一方の方向転換路が転動体軌道路16aと転動体戻し通路17aとを連通させており、環状の無限循環回路18aが転動体軌道路16a、転動体戻し通路17a及びこれらを連通させる方向転換路とによって形成されている。同様に、エンドキャップの袖部内の他方の方向転換路が転動体軌道路16bと転動体戻し通路17bとを連通させており、環状の無限循環回路18bが転動体軌道路16b、転動体戻し通路17b及びこれらを連通させる方向転換路とによって形成されている。
無限循環回路18a、18bには、多数のコロ状転動体23が装填され、コロ状転動体23同士の間にセパレータ24が配置されている。セパレータ24は、コロ状転動体23の軸方向に突出する案内突起25を有している。
突起14の幅方向両側にある裾部分のうち、一方の裾部分であって、スライダ本体10の両袖部11の内側面12と、負荷転動体転動面15aとの間の境界部分には、段状の鍔43aがスライダ本体10と一体に形成されており、鍔43aは負荷転動体転動面15aの長手方向に連続している。突起14の他方の裾部分であって、内側面12と、負荷転動体転動面15bとの間の境界部分にも、鍔43aと同様に、段状の鍔43bが形成されている。また、突起14の稜部分には、突起14の長手方向に連続する溝21cが形成されており、溝21cは後述する保持器27a、27bの一部を形成する第2の部材29と嵌合可能に構成されている。
また、負荷転動体転動面15aの幅方向両側には、負荷転動体転動面15aの長手方向に連続する保持器27aが装着されている。同様に、負荷転動体転動面15bの幅方向両側には、保持器27bが装着されている。保持器27aは、第1の部材28、第2の部材29及び第3の部材30aとからなり、保持器27bは、第1の部材28、第2の部材29及び第3の部材30bとからなり、第1の部材28と第2の部材29は、保持器27aの一部を形成するとともに保持器27bの一部を形成している。
第2の部材29が溝21cに嵌合し、第2の部材29の上に第1の部材28がピン止めされており、第3の部材30aが鍔43aの上に重なって装着されており、第3の部材30bが鍔43bの上に重なって装着されている。
第1の部材28、第2の部材29、第3の部材30a及び鍔43aが転動体軌道路16a内に露出しており、転動体軌道路16a内において、第1の部材28の露出面と第2の部材29の露出面が転動体軌道路16a内の幅方向一方の側にある内側壁面を形成し、第3の部材30aの露出面と鍔43aの露出面が転動体軌道路16a内の他方の側にある内側壁面を形成している。転動体軌道路16bにおいても同様であり、第1の部材28、第2の部材29、第3の部材30b及び鍔43bが転動体軌道路16b内に露出し、第1の部材28の露出面と第2の部材29の露出面が転動体軌道路16b内の一方の側にある内側壁面を形成し、第3の部材30bの露出面と鍔43bとの露出面が転動体軌道路16b内の他方の側にある内側壁面を形成している。
転動体軌道路16a、16bの各内側壁面上には、それぞれ、転動体軌道路16a、16bの長手方向に連続する案内溝35がそれぞれ形成されており、案内溝35内にセパレータ24の案内突起25を係合させて案内可能に構成されている。
転動体軌道路16aの内側壁面上で、第1の部材28の露出面が第1の案内面38aを形成し、第2の部材29の露出面が第2の案内面39aを形成し、第3の部材30aの露出面が第3の案内面40aを形成し、鍔43aの露出面が第4の案内面41aを形成している。そして、転動体軌道路16a内のコロ状転動体23の両端面のうちの、突起14の稜側を向く一方の端面において、コロ状転動体23の軸心よりも転動体軌道面5a側の部分が、第1の案内面38aにより案内される構成となっている。また、この一方の端面において、コロ状転動体23の軸心よりも負荷転動体軌道面15a側の部分が、第2の案内面39aにより案内される構成となっている。さらに、このコロ状転動体23の他方の端面において、コロ状転動体23の軸心よりも転動体軌道面5a側の部分が、第3の案内面40aにより案内される構成となっている。また、この他方の端面において、コロ状転動体23の軸心よりも負荷転動体軌道面15a側の部分が、第4の案内面41aにより案内される構成となっている。
同様に、転動体軌道路16b内の内側壁面上で、第1の部材28の露出面、第2の部材29の露出面、第3の部材30bの露出面、鍔43bの露出面が、それぞれ、コロ状転動体23の両端面の部分を案内する第1の案内面38b、第2の案内面39b、第3の案内面40b、第4の案内面41bを形成している。
第3の部材30a、30bには、それぞれ、転動体軌道路16a、16bの長手方向に連続する弾性体のシール部材45が装着されている。各シール部材45は転動体軌道路16a、16bの長手方向に連続する舌部46を有し、舌部46の先端が案内レール2の側面3に摺接し、転動体軌道路16a、16bを案内レール1の外部からシールし、案内レール2に付着した異物が転動体軌道路16a、16b内へ進入することを防止可能に構成されている。
そして、コロ状転動体23及びセパレータ24が無限循環回路18a、18b内を循環移動するのに伴って、スライダ7が案内レール2に対して相対移動する。セパレータ24は、転動体軌道路16a、16b内で、後方からコロ状転動体23に押されるとともに、案内溝35に案内されて移動する。また、コロ状転動体23は、転動体軌道路16a、16b内において、前後をセパレータ24により挟まれて押されるとともに、コロ状転動体23の両端面は、保持器27a、27bが有する第1の案内面38a、38b、第2の案内面39a、39b、第3の案内面40a、40bと鍔43a、43bが有する第4の案内面41a、41bにより案内される。
したがって、転動体軌道路16a、16b内で、セパレータ24の整列状態は案内溝35によって維持され、コロ状転動体23の整列状態は、セパレータ24と、保持器27a、27b、鍔43a、43bによって維持されている。すなわち、コロ状転動体23にスキューが発生することは防止されて、直動案内装置1の作動性が維持されている。
また、スライダ7に外力が働くと、スライダ本体10が変形して歪む。スライダ7を案内レール2から引き離す方向の外力F1がスライダ本体10に働いたとき、スライダ本体10に生じる歪量のコンターマップを図13(i)に示し、スライダ7を案内レール2に押し付ける方向の外力F2がスライダ本体10に働いたとき、スライダ本体10に生じる歪量のコンターマップを図13(ii)に示す。
外力F1がスライダ本体10に働くと、負荷転動体転道面15aはコロ状転動体23から反力F3を受け、スライダ本体10の袖部11が外側へ押し広げられる。このとき、図13(i)に示されるように、袖部11の転動体戻し通路17b周辺における歪量が大きい。外力F2がスライダ本体10に働くと、負荷転動体転道面15bはコロ状転動体23から反力F4を受け、スライダ本体10の袖部11が外側へ押し広げられる。このときも、図13(ii)に示されるように、袖部11の転動体戻し通路17b周辺における歪量が大きい。なお、図13(i)及び(ii)において、スライダ本体10の変形を誇張して示している。
袖部11において、これらの歪量が大きくなっている転動体戻し通路17b近くに、鍔43aが位置しており、鍔43a近傍の袖部11の肉厚は鍔43aによって厚くなっており、剛性も大きくなっている。このため、歪に対するスライダ本体10の耐久性も大きくなって、反力F3やF4によって袖部11が損傷することは防止されている。
特開平05−280537号公報
しかしながら、スライダ本体10と一体に形成される鍔43a、43bは非常に小さな段であるので、スライダ本体10の製造工程において、鍔43a、43bが欠損しやすいという問題があった。このため、スライダ本体10の製造工程において鍔43a、43bの欠損を防止するために慎重な加工が求められることとなり、直動案内装置1の製造コストが嵩むという不具合がある。
本発明は、上記問題を解決するものであり、その目的とするところは、製造工程において加工が容易化されており、且つ、外力による損傷を防止可能なスライダ本体を有する直動案内装置を提供することである。
本発明はその課題を解決するために以下のような構成をとる。請求項1の発明に係る直動案内装置は、案内レールと、コの字形断面のスライダ本体を有して案内レールに跨設されるスライダとを備え、案内レールは側面上に転動体軌道面を有し、スライダ本体はコの字形の袖部の内側面上に負荷転動体軌道面を有し、転動体軌道面と負荷転動体軌道面との間に形成された転動体軌道路内に多数のコロ状転動体が装填されており、多数のコロ状転動体が転動体軌道路内を保持器に保持されて転動し、スライダが案内レールに対して相対移動する直動案内装置であって、前記保持器は、前記スライダ本体とは別個の部材によって形成されており、前記保持器は、前記転動体軌道路内のコロ状転動体の一方の端面のうち、このコロ状転動体の軸心よりも前記転動体軌道面側にある部分を案内する第1の案内面を有するとともに、この一方の端面のうち、コロ状転動体の軸心よりも前記負荷転動体軌道面側にある部分を案内する第2の案内面を有し、前記保持器は、前記転動体軌道路内のコロ状転動体の他方の端面のうち、このコロ状転動体の軸心よりも前記転動体軌道面側にある部分を案内する第3の案内面を有するとともに、この他方の端面のうち、コロ状転動体の軸心よりも前記負荷転動体軌道面側にある部分を案内する第4の案内面を有する。
請求項1の発明によると、転動体軌道路内のコロ状転動体の端面を案内する第1から第4の各案内面は、すべて保持器を構成する部材に形成されており、保持器が転動体軌道路内のコロ状転動体の整列状態を維持する。したがって、スライダ本体と一体に形成された鍔により、転動体軌道路内のコロ状転動体の端面の一部を案内する必要はなくなる。すなわち、鍔をスライダ本体と一体に形成する必要はなくなり、スライダ本体のコの字形の袖部の内側面の形状が単純化され、スライダ本体の製造が容易化される。
請求項2の発明に係る直動案内装置は、請求項1に記載の直動案内装置であって、前記保持器を構成する部材のうち、前記第1の案内面を形成されている部材と、前記第2の案内面を形成されている部材と、前記第3の案内面を形成されている部材とが、それぞれ、別個の部材からなり、前記第4の案内面と前記第3の案内面とは同一の部材に形成されいる。
請求項2の発明によると、第3の案内面が形成されている部材と、第4の案内面が形成されている部材とを一体に製造でき、スライダ本体への保持器の装着も容易となり、コロ状転動体の装填も容易となる。
請求項3の発明に係る直動案内装置は、請求項1に記載の直動案内装置であって、前記保持器を構成する部材のうち、前記第1の案内面を形成されている部材と、前記第2の案内面を形成されている部材と、前記第3の案内面を形成されている部材と、前記第4の案内面を形成されている部材とが、それぞれ、別個の部材からなる。
請求項3の発明によると、第3の案内面が形成されている部材と、第4の案内面が形成されている部材とを、別個に製造でき、これらの各部材の形状を単純化でき、各部材の製造が容易となり、スライダ本体への保持器の装着も容易となる。
請求項4の発明に係る直動案内装置は、請求項1〜3のうちのいずれかに記載の直動案内装置であって、前記スライダ本体のコの字形の袖部の内側面に隣接して前記負荷転動体軌道面が直接立ち上がっている。
請求項4の発明によると、スライダ本体のコの字形の袖部の内側面から、この内側面に隣接する負荷転動体軌道面が直接立ち上っており、コの字形の袖部の内側面と負荷転動体軌道面との間に、第4の案内面を形成されている部材を装着するための溝等の凹部が形成されていない。したがって、コの字形の袖部の内側面と負荷転動体軌道面との間に、スライダ本体のコの字形の袖部の肉厚が薄くなる部分が形成されることはなく、スライダ本体のコの字形の袖部の剛性が低下することは防止され、外力によりスライダ本体の袖部に大きな歪量が生じても、スライダ本体の損傷は防止されている。
なお、第4の案内面が形成されている部材の断面形状と断面積の大きさを、スライダ本体のコの字形の袖部の内側面、コロ状転動体の端面及び第3の案内面が形成されている部材に囲まれる部分の形状に対応させたものとすることができる。例えば、第4の案内面が形成されている部材の断面形状を、三角形、四角形等の多角形や丸形等の形状とし、第4の案内面をコロ状転動体の端面に摺接させることが可能である。
請求項5の発明に係る直動案内装置は、請求項1〜4のうちのいずれかに記載の直動案内装置であって、前記第1の案内面を形成されている部材と、前記第2の案内面を形成されている部材と、前記第3の案内面を形成されている部材と、前記第4の案内面を形成されている部材とのうち、少なくとも前記第4の案内面を形成されている部材が、その長手方向両端を、前記スライダ本体の前後に装着されたエンドキャップにより固定されている。
請求項5の発明によると、スライダ本体のコの字形の袖部の内側面と負荷転動体軌道面との間に、第4の案内面を形成されている部材を装着するための溝等の凹部が形成されていない場合であっても、第4の案内面を形成されている部材の長手方向両端をエンドキャップにより固定できる。したがって、第4の案内面を形成されている部材の断面形状やその断面積の大きさによらず、第4の案内面を形成されている部材が、負荷転動体軌道面に対してずれ動くことは防止されている。
なお、第1の案内面を形成されている部材、第2の案内面を形成されている部材、第3の案内面を形成されている部材及び第4の案内面を形成されている部材の各部材が、それぞれの長手方向両端をエンドキャップにより固定する構成とすると、負荷転動体軌道面に対する保持器の安定性がより一層向上する。
本発明は、上記のような直動案内装置であるので、製造工程において加工が容易化されており、且つ、外力による損傷を防止可能なスライダ本体を有する直動案内装置を提供できるという効果がある。
先ず、第1の実施の形態を図1ないし図4に基づいて説明する。図1は本実施の形態に係る直動案内装置の斜視図、図2は本実施の形態に係る直動案内装置、図3は図2のA−A線断面図、図4は図2の部分Bの拡大図である。
直動案内装置1は、以下に説明するスライダ本体10のコの字形の袖部11の内側面12と山状の突起14の裾との境界部分、保持器27a、27bの構成を除いて、上述した従来のものと同様の構成を有する。上述した従来のものと同様の構成部分については、同じ符号を付する。
すなわち、直動案内装置1は、案内レール2とスライダ7とからなる。案内レール2は、両側面3上に谷状の窪み4を有し、窪み4に転動体転動面5a、5bが形成されている。
コの字形の断面を有するスライダ7が案内レール2に跨設されており、スライダ7はスライダ本体10とその前後に装着されたエンドキャップ8とからなる。スライダ本体10は、コの字形の袖部11の内側面12上に山状の突起14を有し、突起14の両斜面上にそれぞれ負荷転動体転動面15a、15bが形成されている。負荷転動体転動面15aが転動体転動面5aに対向し、これらの間に転動体軌道路16aが形成されており、負荷転動体転動面15bが転動体転動面5bに対向し、これらの間に転動体軌道路16bが形成されている。
スライダ本体10のコの字形の各袖部11内には、それぞれ、転動体戻し通路17a、17bが形成されており、エンドキャップ8のコの字形の各袖部8s内には、それぞれ、2本の方向転換路9が形成されている。転動体軌道路16aと転動体戻し通路17aとが、袖部8sの一方の方向転換路9を介して連なり、環状の無限循環回路18aを形成し、転動体軌道路16bと転動体戻し通路17bとが、他方の方向転換路9を介して連なり、環状の無限循環回路18bを形成している。
無限循環回路18a、18bには、多数のコロ状転動体23が装填されており、コロ状転動体23同士の間には、案内突起25を有するセパレータ24が挿入されている。
突起14は、その稜部分に溝21cを有し、溝21cは後述する保持器27a、27bの一部を形成する第2の部材29と嵌合可能に構成されている。
突起14の裾部分であって、負荷転動体転動面15aと袖部11の内側面12との境界部分には、台形断面を有する浅い溝21aが形成されており、溝21aを間に挟んで負荷転動体転動面15aと袖部11の内側面12とが隣接しており、溝21aの台形断面が長手方向に連続している。同様に、負荷転動体転動面15bと袖部11の内側面12との境界部分にも、台形断面を有する浅い溝21bが形成されており、溝21bを間に挟んで負荷転動体転動面15bと袖部11の内側面12とが隣接しており、溝21bの台形断面が長手方向に連続している。そして、溝21aは保持器27aの第4の部材32aと嵌合可能に構成されており、溝21bも保持器27bの第4の部材32bと嵌合可能に構成されている。
また、溝21a内の幅方向両側にある側壁面のうち、負荷転動体軌道面15a側の側壁面は、負荷転動体軌道面15aと同一面上にあり、負荷転動体軌道面15aに連続している。同様に、溝21b内の幅方向両側にある側壁面のうち、負荷転動体軌道面15b側の側壁面は、負荷転動体軌道面15bと同一面上にあり、負荷転動体軌道面15bに連続している。
負荷転動体転動面15aの幅方向両側には、負荷転動体転動面15aの長手方向に連続する保持器27aが装着されており、負荷転動体転動面15bの幅方向両側にも、負荷転動体転動面15bの長手方向に連続する保持器27bが装着されている。保持器27aは、第1の部材28、第2の部材29、第3の部材30a及び第4の部材32aとからなり、保持器27bは、第1の部材28、第2の部材29,第3の部材30b及び第4の部材32bとからなり、第1の部材28と第2の部材29は保持器27aの一部分を形成するとともに、保持器27bの一部分を形成している。第1の部材28、第2の部材29、第3の部材30a、30b及び第4の部材32a、32bは、それぞれ、樹脂から形成されている。
第2の部材29が溝21cに嵌合して固定され、第2の部材29の上に第1の部材28がピン止めされており、第4の部材32a、32bがそれぞれ溝21a、21bに嵌合して固定され、第3の部材30aが第4の部材32aの上に重なって装着され、第3の部材30bが第4の部材32bの上に重なって装着されている。第1の部材28、第2の部材29、第3の部材30a、30b及び第4の部材32a、32bは、それぞれ、長手方向両端部分を、スライダ本体10と対向するエンドキャップ8の面によって押さえられて固定されている。
第1の部材28、第2の部材29、第3の部材30a及び第4の部材32aは、転動体軌道路16a内に露出しており、第1の部材28の露出面と第2の部材29の露出面が転動体軌道路16a内の幅方向一方の側にある内側壁面を形成し、第3の部材30aの露出面と第4の部材32aの露出面が転動体軌道路16a内の他方の側にある内側壁面を形成している。同様に、第1の部材28、第2の部材29、第3の部材30b及び第4の部材32bが転動体軌道路16b内に露出しており、第1の部材28の露出面と第2の部材29の露出面が転動体軌道路16b内の一方の側にある内側壁面を形成し、第3の部材30bの露出面と第4の部材32bの露出面が転動体軌道路16b内の他方の側にある内側壁面を形成している。
転動体軌道路16a、16bの各内側壁面上には、それぞれ、転動体軌道路16a、16bの長手方向に連続する案内溝35がそれぞれ形成されており、案内溝35内に各セパレータ24の案内突起25を係合させて案内可能に構成されている。
転動体軌道路16a内の内側壁面上で、第1の部材28の露出面が、転動体軌道路16a内のコロ状転動体23の両端面のうちの、突起14の稜側を向く一方の端面において、コロ状転動体23の軸心よりも転動体軌道面5a側の部分を案内する第1の案内面38aを形成し、第2の部材29の露出面が、この一方の端面において、コロ状転動体23の軸心よりも負荷転動体軌道面15a側の部分を案内する第2の案内面39aを形成している。また、転動体軌道路16a内の内側壁面上で、第3の部材30aの露出面が、コロ状転動体23の両端面のうちの、突起14の裾側を向く他方の端面において、コロ状転動体23の軸心よりも転動体軌道面5a側の部分を案内する第3の案内面40aを形成し、第4の部材32aの露出面が、この他方の端面において、コロ状転動体23の軸心よりも負荷転動体軌道面15a側の部分を案内する第4の案内面41aを形成している。
同様に、転動体軌道路16b内の内側壁面上で、第1の部材28の露出面、第2の部材29の露出面、第3の部材30bの露出面、第4の部材32aの露出面が、それぞれ、コロ状転動体23の両端面の部分を案内する第1の案内面38b、第2の案内面39b、第3の案内面40b、第4の案内面41bを形成している。
第3の部材30a、30bには、それぞれ、転動体軌道路16a、16bの長手方向に連続する舌部46を有する弾性体のシール部材45が装着されており、舌部46の先端が案内レール2の側面3に摺接し、転動体軌道路16a、16bを案内レール1の外部からシール可能に構成されている。
本実施の形態は上記のように構成されており、次にその作用について説明する。
スライダ7が案内レール2に対して長手方向に相対移動すると、無限循環回路18a、18b内をコロ状転動体23がセパレータ24とともに循環移動する。
スライダ7の相対移動に伴って、シール部材45の舌部46の先端が案内レール2の側面3上を摺動する。案内レール2の表面には塵等の異物が付着しているが、シール部材45の舌部46によるシールが、塵等の異物の転動体軌道路16a、16bへの進入を防止する。したがって、転動体軌道路16a、16b内のコロ状転動体23とセパレータ24との間へ異物が入ることはなく、コロ状転動体23の転動と移動が塵等の異物によって妨げられることも防止されている。
転動体軌道路16a、16b内で、セパレータ24の案内突起25が案内溝35と係合しており、セパレータ24は案内突起25を案内溝35に案内されて転動体軌道路16a、16b内を移動するので、セパレータ24は傾斜等せずに整列状態を保つ。コロ状転動体23は前後をセパレータ24により挟まれて、後方のセパレータ24によって前方へ押され、前方のセパレータ24を後方から押す。また、転動体軌道路16a内のコロ状転動体23の両端面は、第1から第4の各案内面38a、39a、40a、41aにより案内されており、転動体軌道路16b内のコロ状転動体23の両端面も、第1から第4の各案内面38b、39b、40b、41bにより案内されており、各コロ状転動体23が軸方向にずれ動いたり傾斜等することを、第1から第4の各案内面38a、38b、39a、39b、40a、40b、41a、41bが防止している。したがって、第1から第4の各案内面38a、38b、39a、39b、40a、40b、41a、41bと、セパレータ24とが、コロ状転動体23の整列状態を維持し、コロ状転動体23にスキューを生じることは防止されている。
保持器27a、27bを構成する第1の部材28、第2の部材29、第3の部材30a、30b、第4の部材32a、32bは、それぞれの長手方向両端をエンドキャップ8によって押さえられて固定されているので、転動体軌道路16a、16b内のコロ状転動体23及びセパレータ24から力を受けても、これらの各部材28、29、30a、30b、32a、32bがずれ動いたりすることは防止されている。
第1の部材28、第2の部材29、第3の部材30a、30b、第4の部材32a、32bは、それぞれ、樹脂により形成されているので、保持器27a、27bをより安価且つ容易に製造することが可能となる。
第4の部材32a、32bの長手方向両端をエンドキャップ8の面が固定するので、第4の部材32a、32bをスライダ本体10に固定して装着するために、溝21a、21bの深さを深くする必要はない。したがって、溝21a、21bの深さは浅くて足りることとなり、溝21a、21bによってスライダ本体10の袖部11の肉厚が薄くなることは少なくなり、スライダ本体10の剛性が大きく低下することは防止され、スライダ本体10に外力が働いてスライダ本体10の袖部11における歪量が大きくなっても、歪に対してスライダ本体10は大きな耐久性を有している。また、溝21a、21bの深さを調整することにより、スライダ本体10に働く外力と対応した剛性をスライダ本体10に付与することができる。
第4の案内面41a、41bを有する第4の部材32a、32bは、スライダ本体10とは別個の部材から形成されているので、スライダ本体10の製造に際して、コロ状転動体23の端面と摺接する段等の形状をスライダ本体10と一体に形成する必要がなくなる。したがって、スライダ本体10の製造が容易となり、直動案内装置1の製造コストが抑制される。
なお、第1の実施の形態において、保持器27aの第3の部材30aと第4の部材32aとが、別個の部材からそれぞれ形成されているが、代わりに、図5の変形例1に示す構成とすることが可能である。すなわち、直動案内装置1において、保持器27aの第3の部材30aと第4の部材32aとが、同一の部材から一体に形成されており、及び保持器27bの第3の部材30bと第4の部材32bとが、同一の部材から一体に形成されている。直動案内装置1の他の構成は、第1の実施の形態のものと同一である。
かかる構成を有する変形例1の直動案内装置1においては、第3の部材30a及び第4の部材32aが一体化し、第3の部材30b及び第4の部材32bも一体化しているので、直動案内装置1を構成する部品数が少なくなり、スライダ本体10へ各保持器を取り付ける工程がより簡略化される。
次に、第2の実施の形態を図6に基づいて説明する。第2の実施の形態に係る直動案内装置1は以下に説明する点を除いて、第1の実施の形態に係る直動案内装置と同じ構成を有する。なお、本実施の形態において、第1の実施の形態と同様の構成部分については同じ符号を付して、重複する説明を省略する。
負荷転動体転動面15a、15bとスライダ本体10の袖部11の内側面12との境界部分には、保持器27a、27bを嵌着するための溝が形成されておらず、負荷転動体転動面15a、15bと内側面12とが、間に溝等を介在させることなく互いに直接隣接している。負荷転動体転動面15a、15bは、それぞれ、内側面12から緩やかに立ち上がっている。
保持器27aの第4の部材32aは、三角形断面が保持器27aの長手方向に連続する三角柱からなり、この三角柱の一側面が第4の案内面41aを形成し、他の一側面がスライダ本体10の袖部11の内側面12上に載って着座しており、残りの一側面上に第3の部材30aが重なって装着されている。
保持器27bの第4の部材32bも、第4の部材32aと同様に構成された三角柱の部材であり、その三角柱の一側面が第4の案内面41bを形成し、他の一側面がスライダ本体10の袖部11の内側面12上に載って着座しており、残りの一側面上に第3の部材30bが重なって装着されている。
第3の部材30a、30b及び第4の部材32a、32bは、それぞれ、エンドキャップによって長手方向両端を押さえられて固定されている。
本実施の形態は上記のように構成されており、次にその作用について説明する。なお、直動案内装置1が奏する作用は、以下に述べる作用を除いて、第1の実施の形態と同じ作用を奏する。
負荷転動体転動面15aが、スライダ本体10の袖部11の内側面12から緩やかな角度θ3をなして直接立ち上がり、負荷転動体転動面15aとスライダ本体10の袖部11の内側面12との間に、保持器27a、27bの第4の部材32a、32bと嵌合する溝を形成していないので、肉厚が薄い部分がスライダ本体10の袖部11に形成されることが回避されている。したがって、スライダ本体10の剛性が低下することは防止され、歪に対するスライダ本体10の耐久性は大きくなっている。
また、第4の部材32a、32bは、内側面12上に着座しているだけだが、第4の部材32a、32bの長手方向両端がエンドキャップによって固定されているので、第4の部材32a、32bがずれ動いたりすることはない。したがって、第1の実施の形態における場合のように、保持器27a、27bの第4の部材32a、32bと嵌合する溝をスライダ本体10に形成しなくても、第4の部材32a、32bを容易に固定できる。
さらに、第4の部材32a、32bは三角柱であり単純な形状をなしているので、容易に製造可能となる。
なお、第2の実施の形態において、第4の部材32a、32bは三角形断面が保持器27aの長手方向に連続する三角柱からなっているが、代わりに、図7の変形例2に示す構成とすることができる。すなわち、第4の部材32a、32bを、長手方向に四角形断面が連続する角柱の部材により形成し、この四角柱の一側面を第4の案内面41a、41bとすることが可能である。
また、第2の実施の形態において、第4の部材32a、32bは三角形断面が保持器27aの長手方向に連続する三角柱からなっているが、代わりに、図8の変形例3に示す構成とすることもできる。すなわち、第4の部材32a、32bを、長手方向に円形断面が連続する円柱の部材により形成し、この円柱の外周曲面の一部を第4の案内面41a、41bとし、この円柱の外周曲面がその母線沿いにコロ状転動体23の端面と摺接する構成とすることが可能である。
さらに、第2の実施の形態及び変形例2において、第3の部材30aと第4の部材32aとはそれぞれ別個の部材から形成されているが、代わりに、図9の変形例4示す構成とすることもできる。すなわち、第3の部材30aと第4の部材32aとを一体化して形成し、第3の部材30bと第4の部材32bとを一体化して形成することが可能である。第4の部材32a、32bの各断面積が小さな場合であっても、第4の部材32a、32bは第3の部材30a、30bとそれぞれ一体化しているので、エンドキャップが第4の部材32a、32bの長手方向両端を第3の部材30a、30bの長手方向両端とともに固定することとなり、第4の部材32a、32bがずれ動いたりすることは容易に防止される。したがって、第4の部材32a、32bが有する断面形状や断面積の大きさにかかわらず、第4の部材32a、32bの固定が容易化されている。
また、上述の各実施の形態及び各変形例において、第1の部材28を図10の変形例5に示す構成とすることが可能である。
すなわち、第1の部材28に保持器27a、27bの長手方向に連続する溝21dを形成し、溝21d内に補強板48を嵌着する。そして、第1の部材28がコロ状転動体23及びセパレータ24から力や熱を受けても、補強板48が第1の部材28の変形等を防止する。
また、上述の各実施の形態及び各変形例において、第1の部材28、第2の部材29、第3の部材30a、30b、第4の部材32a、32bを、それぞれ、金属により形成することも可能である。第1の部材28、第2の部材29、第3の部材30a、30b、第4の部材32a、32bを金属により形成することで、これらの各部材28、29、30a、30b、32a、32bがコロ状転動体23及びセパレータ24と摺接して力や熱を加えられても、損傷を受けにくい。
第1の実施の形態に係る直動案内装置の斜視図である。 第1の実施の形態に係る直動案内装置の断面図である。 図2のA−A線断面図である。 図2の部分Bの拡大図である。 変形例1に係る直動案内装置の要部拡大断面図である。 第2の実施の形態に係る直動案内装置の要部拡大断面図である。 変形例2の直動案内装置の要部拡大断面図である。 変形例3の直動案内装置の要部拡大断面図である。 変形例4の直動案内装置の要部拡大断面図である。 変形例5の直動案内装置の要部拡大断面図である。 従来からの直動案内装置の断面図である。 図11の部分Cの拡大図である。 外力を受けて歪むスライダ本体断面における歪量のコンターマップである。
符号の説明
1 直動案内装置
2 案内レール
3 案内レールの側面
4 谷状の窪み
5a、5b 転動体転動面
7 スライダ
8 エンドキャップ
9 方向転換路
10 スライダ本体
11 スライダ本体の両袖部
12 スライダ本体の両袖部の内側面
14 山状の突起
15a、15b 負荷転動体転動面
16a、16b 転動体軌道路
17a、17b 転動体戻し通路
18a、18b 無限循環回路
21a、21b、21c、21d 溝
23 コロ状転動体
24 セパレータ
25 案内突起
27a、27b 保持器
28 第1の部材
29 第2の部材
30a、30b 第3の部材
32a、32b 第4の部材
35 案内溝
38a、38b 第1の案内面
39a、39b 第2の案内面
40a、40b 第3の案内面
41a、41b 第4の案内面
43a、43b 鍔
45 シール部材
46 シール部材の舌部
48 補強板

Claims (5)

  1. 案内レールと、コの字形断面のスライダ本体を有して案内レールに跨設されるスライダとを備え、案内レールは側面上に転動体軌道面を有し、スライダ本体はコの字形の袖部の内側面上に負荷転動体軌道面を有し、転動体軌道面と負荷転動体軌道面との間に形成された転動体軌道路内に多数のコロ状転動体が装填されており、多数のコロ状転動体が転動体軌道路内を保持器に保持されて転動し、スライダが案内レールに対して相対移動する直動案内装置であって、
    前記保持器は、前記スライダ本体とは別個の部材によって形成されており、
    前記保持器は、前記転動体軌道路内のコロ状転動体の一方の端面のうち、このコロ状転動体の軸心よりも前記転動体軌道面側にある部分を案内する第1の案内面を有するとともに、この一方の端面のうち、コロ状転動体の軸心よりも前記負荷転動体軌道面側にある部分を案内する第2の案内面を有し、
    前記保持器は、前記転動体軌道路内のコロ状転動体の他方の端面のうち、このコロ状転動体の軸心よりも前記転動体軌道面側にある部分を案内する第3の案内面を有するとともに、この他方の端面のうち、コロ状転動体の軸心よりも前記負荷転動体軌道面側にある部分を案内する第4の案内面を有することを特徴とする直動案内装置。
  2. 請求項1に記載の直動案内装置であって、前記保持器を構成する部材のうち、前記第1の案内面を形成されている部材と、前記第2の案内面を形成されている部材と、前記第3の案内面を形成されている部材とが、それぞれ、別個の部材からなり、前記第4の案内面と前記第3の案内面とは同一の部材に形成されいることを特徴とする直動案内装置。
  3. 請求項1に記載の直動案内装置であって、前記保持器を構成する部材のうち、前記第1の案内面を形成されている部材と、前記第2の案内面を形成されている部材と、前記第3の案内面を形成されている部材と、前記第4の案内面を形成されている部材とが、それぞれ、別個の部材からなることを特徴とする直動案内装置。
  4. 請求項1〜3のうちのいずれかに記載の直動案内装置であって、前記スライダ本体のコの字形の袖部の内側面に隣接して前記負荷転動体軌道面が直接立ち上がっていることを特徴とする直動案内装置。
  5. 請求項1〜4のうちのいずれかに記載の直動案内装置であって、前記第1の案内面を形成されている部材と、前記第2の案内面を形成されている部材と、前記第3の案内面を形成されている部材と、前記第4の案内面を形成されている部材とのうち、少なくとも前記第4の案内面を形成されている部材が、その長手方向両端を、前記スライダ本体の前後に装着されたエンドキャップにより固定されていることを特徴とする直動案内装置。
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