JP2006077728A - 電磁式燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸気系部材又は取り付け部位が異なる場合でも,それらへの取り付けを可能する,汎用性の高い電磁式燃料噴射弁を提供する。
【解決手段】前端に燃料噴射部10を有すると共に,その燃料噴射部10からの燃料噴射を制御する弁体18を収容する弁ハウジング2の外周にコイル30を配設し,このコイル30及び弁ハウジング2を合成樹脂製のモールド部32で埋封し,その一側にカプラ34を一体に連設してなり,エンジンの吸気系部材の取り付け座面にシールリング40,41を介して取り付けられる電磁式燃料噴射弁において,カプラ34より弁ハウジング2前端側のモールド部32に,軸方向に並ぶ複数の環状のシール座面38,39を形成し,これらシール座面38,39にシールリング40,41を選択的に装着し得るようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は,主として内燃機関の燃料供給系に使用される燃料噴射弁に関し,特に,前端に燃料噴射部を有すると共に,その燃料噴射部からの燃料噴射を制御する弁体を収容する弁ハウジングの外周に,弁体を電磁作動するコイルを配設し,このコイル及び弁ハウジングの少なくとも一部を合成樹脂製のモールド部で埋封し,このモールド部の一側に,コイルに連なる通電用端子を保持するカプラを一体に連設してなり,エンジンの吸気系部材の取り付け座面にシールリングを介して取り付けられる電磁式燃料噴射弁の改良に関する。
かゝる電磁式燃料噴射弁は,下記特許文献1に開示されるように既に知られている。
特開2004−100633号公報
かゝる電磁式燃料噴射弁では,これを取り付けるエンジンの吸気系部材の違い,又はその取り付け部位の違いに応じて,吸気系部材の取り付け座面からの弁ハウジング前端の突出長さを相違させる場合があり,そうした場合,従来では,シールリングを装着するシール座面の位置を異にした複数種の電磁式燃料噴射弁を製作していたので,電磁式燃料噴射弁の汎用性が低く,コストの低減が困難であった。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,吸気系部材又は取り付け部位が異なる場合でも,それらへの取り付けを可能する,汎用性の高い電磁式燃料噴射弁を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,前端に燃料噴射部を有すると共に,その燃料噴射部からの燃料噴射を制御する弁体を収容する弁ハウジングの外周に,弁体を電磁作動するコイルを配設し,このコイル及び弁ハウジングの少なくとも一部を合成樹脂製のモールド部で埋封し,このモールド部の一側に,コイルに連なる通電用端子を保持するカプラを一体に連設してなり,エンジンの吸気系部材の取り付け座面にシールリングを介して取り付けられる電磁式燃料噴射弁において,カプラより弁ハウジング前端側のモールド部に,弁ハウジング前端から異なる距離で軸方向に並ぶ複数の環状のシール座面を形成し,これらシール座面にシールリングを選択的に装着し得るようにしたことを第1の特徴とする。
尚,前記燃料噴射部は,後述する本発明の実施例中のインジェクタプレート10に対応する。
また本発明は,第1の特徴に加えて,モールド部に,カプラの基部に連なる環状の補強鍔部を一体に形成して,この補強鍔部の,弁ハウジング前端側の端面で第1のシール座面を構成し,またモールド部の,弁ハウジング前端側の端面で第2のシール座面を構成したことを第2の特徴とする。
尚,前記第1のシール座面及び第2のシール座面は,後述する本発明の実施例中の第1シール座面38及び第2シール座面39にそれぞれ対応する。
本発明の第1の特徴によれば,電磁式燃料噴射弁のモールド部に形成した,弁ハウジング前端から異なる距離で軸方向に並ぶ複数のシール座面にシールリングを選択的に装着することにより,取り付け座面からの弁ハウジング前端の突出長さを異にする複数種の吸気系部材又は取り付け部位に対して同種の電磁式燃料噴射弁を取り付けることができ,したがって電磁式燃料噴射弁の汎用性,延いては量産性を高めることができ,コストの低減に寄与し得る。しかも複数のシール座面は,モールド部の成形時に一挙に形成し得るから,コストの低減に一層寄与し得る。
また本発明の第2の特徴によれば,カプラの基部を補強する環状の補強鍔部を利用して第1のシール座面を,またモールド部の前端面を利用して第2のシール座面を形成することができ,これらシール座面の形成が一層容易であり,コストの更なる低減に寄与し得る。
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて以下に説明する。
図1は本発明の実施例に係る電磁式燃料噴射弁の縦断面図,図2は図1の2部拡大図,図3は同電磁式燃料噴射弁のエンジンの吸気系部材への取り付け態様を示す要部縦断側面図,図4は同電磁式燃料噴射弁のエンジンの他の吸気系部材への取り付け態様を示す要部縦断側面図である。
図1及び図2において,電磁式燃料噴射弁Iの弁ハウジング2は,前端に弁座8を有する円筒状の弁座部材3と,この弁座部材3の後端部に同軸に結合される磁性円筒体4と,この磁性円筒体4の後端に同軸に結合される非磁性円筒体6と,この非磁性円筒体6の後端に同軸に結合される固定コア5と,この固定コア5の後端に同軸に連設される燃料入口筒26とで構成される。
弁座部材3は,その外周面から環状肩部3bを存して磁性円筒体4側に突出する連結筒部3aを後端部に有しており,この連結筒部3aを磁性円筒体4の前端部内周面に圧入して,磁性円筒体4の前端面を環状肩部3bに当接させることにより,弁座部材3及び磁性円筒体4は互いに同軸且つ液密に結合される。磁性円筒体4及び非磁性円筒体6は,対向端面を突き合わせて全周に亙りレーザビーム溶接により互いに同軸且つ液密に結合される。
弁座部材3は,円筒状のガイド孔9と,このガイド孔9の前端に連なる円錐状の弁座8と,この弁座8の中心部を貫通する出口孔7とを備えている。弁座部材3の前端面には,上記出口孔7と連通する複数の燃料噴孔11を有する鋼板製のインジェクタプレート10が液密に全周溶接される。
非磁性円筒体6の内周面には,その後端側から中空円筒状の固定コア5が液密に圧入され,これによって非磁性円筒体6及び固定コア5は互いに同軸に結合される。その際,非磁性円筒体6の前端部には,固定コア5と嵌合しない部分が残され,その部分から弁座部材3に至る弁ハウジング2内に弁組立体Vが収容される。
弁組立体Vは,前記弁座8に対して開閉動作する弁部16及びそれを支持する弁杆部17からなる弁体18と,弁杆部17に連結され,磁性円筒体4から非磁性円筒体6に跨がって,それらに挿入されて固定コア5に同軸で対置される可動コア12とからなっている。弁杆部17は,前記ガイド孔9より小径に形成されており,その外周には,半径方向外方に突出して,前記ガイド孔9の内周面に摺動可能に支承されるジャーナル部17aが一体に形成されている。また可動コア12に外周には,磁性円筒体4の内周面に摺動可能に支承されるジャーナル部17bが形成されている。
弁組立体Vには,可動コア12の後端面から弁部16の手前で終わる縦孔19と,この縦孔19を,可動コア12外周面に連通する複数の第1横孔20aと,同縦孔19をジャーナル部17aと弁部16との間の弁杆部17外周面に連通する複数の第2横孔20bとが設けられる。その際,縦孔19の途中には,固定コア5側を向いた環状のばね座24が形成される。
固定コア5は,可動コア12の縦孔19と連通する縦孔21を有し,この縦孔21に内部が連通する燃料入口筒26が固定コア5の後端に一体に連設される。燃料入口筒26は,固定コア5の後端に連なる縮径部26aと,それに続く拡径部26bとからなっており,その縮径部26aから縦孔21に圧入されるすり割り付きパイプ状のリテーナ23と前記ばね座24との間に可動コア12を弁体18の閉弁側に付勢する弁ばね22が縮設される。その際,リテーナ23の縦孔21への嵌合深さにより弁ばね22のセット荷重が調整される。拡径部26b内には燃料フィルタ27が装着され,拡径部26bの外周にはシール部材49が装着される。
固定コア5はフェライト系の高硬度磁性材製とされる。一方,可動コア12には,固定コア5の吸引面と対向する吸引面に,前記弁ばね22を囲繞するカラー状のストッパ要素14が埋設される。このストッパ要素14は,その外端を可動コア12の吸引面から僅かに突出させていて,通常,弁体18の開弁ストロークに相当する間隙を存して固定コア5の吸引面と対置される。
弁ハウジング2の外周には,固定コア5及び可動コア12に対応してコイル組立体28が嵌装される。このコイル組立体28は,磁性円筒体4の後端部から固定コア5にかけてそれらの外周面に嵌合するボビン29と,これに巻装されるコイル30とからなっており,このコイル組立体28を囲繞するコイルハウジング31の前端が磁性円筒体4の外周面に溶接され,その後端には,固定コア5の後端部外周からフランジ状に突出するヨーク5aの外周面に溶接される。コイルハウジング31は円筒状をなし,且つ一側に軸方向に延びるスリット31aが形成されている。
前記磁性円筒体4の一部,コイルハウジング31,コイル組立体28,固定コア5及び燃料入口筒26の前半部は,射出成形による合成樹脂製の円筒状モールド部32に埋封される。その際,コイルハウジング31内へのモールド部32の充填はスリット31aを通して行われる。またモールド部32の中間部には環状の補強鍔部32aを介して,その一側方に突出するカプラ34が一体に形成され,このカプラ34は,前記コイル30に連なる通電用端子33を保持する。また補強鍔部32aは,カプラ34の基部の補強に寄与する。
弁座部材3の弁座8は円錐状に形成され,この弁座8と出口孔7との間には,弁座8を通過した燃料を集合させて出口孔7に誘導する漏斗状の燃料集合凹部35が形成される。
また弁座部材3とインジェクタプレート10との対向面間には,出口孔7のから半径方向外方に広がっていて出口孔7を通過した燃料を半径方向外方に拡散させる偏平な燃料拡散室36が形成される。この燃料拡散室36は,図示例では弁座部材3の前端面に凹部として形成される。インジェクタプレート10には,出口孔7から半径方向外方へ離れた位置で燃料拡散室36に開口する複数の燃料噴孔11,11…が穿設される。したがって,出口孔7及び各燃料噴孔11間は燃料拡散室36を介して連通される。
而して,コイル30を消磁した状態では,弁ばね22の付勢力で弁組立体Vは前方に押圧され,弁体18を弁座8に着座させている。この状態では,図示しない燃料ポンプから燃料入口筒26に圧送された燃料は,パイプ状のリテーナ23内部,弁組立体Vの縦孔19及び第1及び第2横孔20a,20bを通して弁座部材3内に待機させられ,弁組立体Vのジャーナル部17a,17b周りの潤滑に供される。
コイル30を通電により励磁すると,それにより生ずる磁束が固定コア5,コイルハウジング31,磁性円筒体4及び可動コア12を順次走り,その磁力により弁組立体Vの可動コア12が弁ばね22のセット荷重に抗して固定コア5に吸引され,弁体18の弁部16が弁座部材3の弁座8から離座するので,弁座部材3内の高圧燃料は,弁座8を通過した後,燃料集合凹部35により出口孔7へ集合誘導され,出口孔7で流れを反転させて,燃料拡散室36に移り,半径方向外方へ拡散してインジェクタプレート10の複数の燃料噴孔11,11…から噴射し,燃料噴霧フォームFを形成することができる。
再び図1において,前記モールド部32の中間に形成された,カプラ34の補強のための補強鍔部32aの,弁座部材3側端面は環状の第1シール座面38とされ,またモールド部32の弁座部材3側端面は同じく環状の第2シール座面39とされる。したがって,第1シール座面38は第2シール座面39よりも大径であり,また第1シール座面38から弁座部材3の前端面までの軸方向距離は,第2シール座面39から弁座部材3の前端面までの軸方向距離より長い。これら第1及び第2シール座面38,39には,電磁式燃料噴射弁Iの取り付け部位に応じて大径のシールリング40又は小径のシールリング41が選択的に装着される。
また補強鍔部32aの,燃料入口筒26側端面は環状のクッション座面55とされ,このクッション座面55に密着するクッションリング56がモールド部32の燃料入口筒26側に装着される。
図3及び図4に,エンジンの異なる吸気系部材への電磁式燃料噴射弁Iの取り付け取り付け態様を示す。
図3では,電磁式燃料噴射弁Iは,吸気系部材としてのエアクリーナケースAの側壁42に取り付けられる。上記側壁42には,図示しないエンジンに取り付けられるスロットルボディの吸気道入口に向かって開口していて電磁式燃料噴射弁Iのモールド部32の前端部を挿入し得る取り付け孔43と,この取り付け孔43の外端縁から半径方向に広がる取り付け座面45とが形成されている。この場合,側壁42に取り付けられる電磁式燃料噴射弁Iの弁座部材3の前端部,即ちインジェクタプレート10は,スロットルボディの吸気道に極力近づけることが要求される。
そこで,上記側壁42に電磁式燃料噴射弁Iを取り付ける際には,第1シール座面38にシールリング40を装着して,弁座部材3を先頭にしてモールド部32の前端部を取り付け孔43に挿入し,シールリング40を取り付け座面45に密着させる。そして,その密着状態を保持するように,燃料入口筒26の外周にシール部材49を介して嵌装した燃料分配管47によりクッションリング56をシールリング40側に押圧し,その状態で燃料分配管47のブラケット47aを側壁42にボルト50により固着する。
かくして,エアクリーナケースAの側壁42に取り付けられた電磁式燃料噴射弁Iのインジェクタプレート10はスロットルボディの吸気道に極力近づけることができて,インジェクタプレート10からの燃料噴霧フォームFをスロットルボディの吸気道に確実に到達させることができる。
一方,図4では,電磁式燃料噴射弁Iは,吸気系部材としてのスロットルボディTの一側に取り付けられる。スロットルボディTは,図示しないエンジンの吸気ポートに連なる吸気道52を有しており,この吸気道52の中間部には,エンジンの吸気量を調節するスロットル弁53が回動自在に軸支される。このスロットル弁53より下流側のスロットルボディTの側壁には,吸気道52の下流側に向かって開口していて,電磁式燃料噴射弁Iの弁座部材3の前端部を挿入し得る取り付け孔44と,この取り付け孔44の外端縁から半径方向に広がる取り付け座面46とが形成されている。この場合,取り付け座面46から吸気道52までの距離は比較的短く,取り付け座面46からの弁座部材3前端の突出長さは,その距離に合わせることが要求される。
そこで,このスロットルボディTに電磁式燃料噴射弁Iを取り付ける際には,第2シール座面39にシールリング41を装着して,弁座部材3を取り付け孔44に挿入し,シールリング41を取り付け座面46に密着させる。そして,その密着状態を保持するように,燃料入口筒26の外周にシール部材49を介して嵌装した燃料分配管48によりクッションリング56をシールリング41側に押圧し,その状態で燃料分配管48のブラケット48aをスロットルボディTにボルト51により固着する。
こうしてスロットルボディTの一側壁に取り付けられた電磁式燃料噴射弁Iの弁座部材3は,スロットルボディTの取り付け孔44への挿入長さが比較的短く調整されることになり,吸気道52への弁座部材3の突出を抑制して,吸気抵抗の増加を防ぐことができる。
以上のように,電磁式燃料噴射弁Iのモールド部32に形成した第1及び第2シール座面38,39にシールリング40,41を選択的に装着することにより,取り付け座面45,46からの弁座部材3前端の突出長さを異にする複数種の吸気系部材A,T又は取り付け部位に対して同種の電磁式燃料噴射弁Iを取り付けることができ,したがって電磁式燃料噴射弁Iの汎用性,延いては量産性を高めることができ,コストの低減に寄与し得る。しかも第1及び第2シール座面38,39は,モールド部32の成形時に一挙に形成し得るから,コストの低減を一層図ることができる。
さらに第1シール座面38はカプラ34の基部を補強する補強鍔部32aを利用して,また第2シール座面は,モールド部32の前端面を利用してそれぞれ構成されるので,第1及び第2シール座面38,39の形成が一層容易であり,コストの更なる低減を図ることができる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
本発明の実施例に係る電磁式燃料噴射弁の縦断面図。 図1の2部拡大図。 同電磁式燃料噴射弁のエンジンの吸気系部材への取り付け態様を示す要部縦断側面図。 同電磁式燃料噴射弁のエンジンの他の吸気系部材への取り付け態様を示す要部縦断側面図。
符号の説明
I・・・・・燃料噴射弁
A・・・・・エアクリーナケース(吸気系部材)
T・・・・・スロットルボディ(吸気系部材)
2・・・・・弁ハウジング
10・・・・インジェクタプレート(燃料噴射部)
18・・・・弁体
32・・・・モールド部
33・・・・通電用端子
34・・・・カプラ
38・・・・シール座面(第1シール座面)
39・・・・シール座面(第2シール座面)
40,41・・・シールリング
45,46・・・取り付け座面

Claims (2)

  1. 前端に燃料噴射部(10)を有すると共に,その燃料噴射部(10)からの燃料噴射を制御する弁体(18)を収容する弁ハウジング(2)の外周に,弁体(18)を電磁作動するコイル(30)を配設し,このコイル(30)及び弁ハウジング(2)の少なくとも一部を合成樹脂製のモールド部(32)で埋封し,このモールド部(32)の一側に,コイル(30)に連なる通電用端子(33)を保持するカプラ(34)を一体に連設してなり,エンジンの吸気系部材(A,T)の取り付け座面(45,46)にシールリング(40,41)を介して取り付けられる電磁式燃料噴射弁において,
    カプラ(34)より弁ハウジング(2)前端側のモールド部(32)に,弁ハウジング(2)前端から異なる距離で軸方向に並ぶ複数の環状のシール座面(38,39)を形成し,これらシール座面(38,39)にシールリング(40,41)を選択的に装着し得るようにしたことを特徴とする電磁式燃料噴射弁。
  2. 請求項1記載の電磁式燃料噴射弁において,
    モールド部(32)に,カプラ(34)の基部に連なる環状の補強鍔部(32a)を一体に形成して,この補強鍔部(32a)の,弁ハウジング(2)前端側の端面で第1のシール座面(38)を構成し,またモールド部(32)の,弁ハウジング(2)前端側の端面で第2のシール座面(39)を構成したことを特徴とする電磁式燃料噴射弁。
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