JP2006077510A - ホイール式油圧ショベル - Google Patents

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Abstract

【課題】 エンジンを上部旋回体に設けたホイール式油圧ショベルにおいて、マシンの低重心化を図り、以って、安定した作業や走行が行えるようにすること。
【解決手段】 ホイール式の走行装置により移動が可能な下部走行体と、該下部走行体上に360°旋回可能に取り付けられ、運転席やエンジンを有する上部旋回体と、該上部旋回体の前方に上下回動可能に取り付けられたフロント作業装置とを、有するホイール式油圧ショベルにおいて、上部旋回体の下底部が、ホイールの最上部よりも下に位置するように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ホイールによって走行するホイール式油圧ショベルに関する。
ホイール式油圧ショベルにおいては、ホイール式の走行装置を有する下部走行体上に、運転席やエンジンを有する上部旋回体を360°旋回可能であるように取り付け、上部旋回体に取り付けたフロント作業装置(バックホウ式作業装置)を360°旋回可能であるようにしている。
このようなホイール式油圧ショベルにおいて、エンジンを下部走行体側に配置することで、低重心化を図った技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2003−285650号公報
しかしながら、従来の一般的なホイール式油圧ショベルでは、上部旋回体の回転軌跡の最大径が下部走行体の車幅よりもかなり大きいなどの理由から、上部旋回体の下底部がホイールの最上部よりも上側に位置する構成をとっており、このため、クローラ式油圧ショベルに較べると重心位置が高くなっている。このことと、ホイールが弾性変形することとが相俟って、マシンの安定性が確保しにくいという問題がある。
また、特許文献1に示された技術では、エンジンを下部走行体側に配置する構成をとっているので、上部旋回体側の操作装置・作業装置と下部走行体側のエンジン・走行駆動部が上下に二分されることとなり、上下の油圧回路を繋ぐセンタジョイントの管路損出のため、運転効率や応答性が低くなってしまという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、エンジンを上部旋回体に設けたホイール式油圧ショベルにおいて、マシンの低重心化を図り、以って、安定した作業や走行が行えるようにすることにある。
本発明は上記した目的を達成するため、ホイール式の走行装置により移動が可能な下部走行体と、該下部走行体上に360°旋回可能に取り付けられ、運転席やエンジンを有する上部旋回体と、該上部旋回体の前方に上下回動可能に取り付けられたフロント作業装置とを、有するホイール式油圧ショベルにおいて、上部旋回体の下底部が、ホイールの最上部よりも下に位置するように構成する。
本発明によれば、上部旋回体の下底部が、ホイールの最上部よりも下に位置しているので、上部旋回体の位置を従来よりも下げることが可能となり、マシン全体の低重心化が図れる。したがって、安定性に優れた(バランスのよい)作業や走行が行えるホイール式油圧ショベルが実現できる。また、上部旋回体の位置が下がるので、その分だけ上部旋回体の運転室への乗降が容易になる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1、図2は、本発明の一実施形態(以下、本実施形態と記す)によるホイール式油圧ショベルに係り、図1は、本実施形態のホイール式油圧ショベルの概要を示す図で、図1の(a)はホイール式油圧ショベルを側面から見た外観図、図1の(b)はホイール式油圧ショベルの一部を簡略した底面図、図1の(c)はホイール式油圧ショベルの上面図である。
図1において、Aは下部走行体、Bは、下部走行体A上に360°旋回可能であるように取り付けられた上部旋回体である。下部走行体Aは、走行駆動部15、16と、走行駆動部15、16で駆動される後側ホイール(後輪)23B、前側ホイール(前輪)23Aを操舵する操舵部19とを、有するホイール式の走行装置1、および、走行装置1により走行移動が可能な車体24とを、含んで構成されている。また、下部走行体Aの後部には、上下回動するブレード17が設けられている。上部旋回体Bは、エンジンや油圧システム等で構成された駆動システム3と、ハンドルやペダル、操作レバー等を有する運転室4と、旋回装置14とを、含んで構成されている。また、上部旋回体Bには、ブーム11、アーム12、把持手段13を有するフロント作業装置(バックホウ式作業装置)5が設けられている。なお、ここでは、フロント作業装置5には把持手段13を設けた構成例を示したが、把持手段13に代替してバックホウバケットを設けた構成としてもよい。
本実施形態では、図1の(a)に示すように、上部旋回体Bの下底部31は、前側ホイール23A、後側ホイール23Bの最上部よりも、下側に位置するように構成してあり、これによって、マシン全体の低重心化を図っている。したがって、安定性に優れた(バランスのよい)作業や走行を行うことが可能となり、さらに、上部旋回体Bの位置が従来よりも下がるので、その分だけ運転室4への乗降も容易となる。
また、図1の(b)に示すように、上部旋回体Bの下底部31の最外周部の回転軌跡41は、下部走行体Aの車幅42内に収まるように設定されていて、家屋や塀際に接近した状態での上部旋回体Bの旋回に対して、安全性が高まるようにしてある。さらに、上部旋回体Aの下底部31の最外周部の回転軌跡41と、操舵されて傾動する前側ホイール23Aの平面的に見た傾動領域43とを、平面的に見て一部重なるように設定し、かつ、上部旋回体Bの下底部31の最外周部と、操舵されて傾動する前側ホイール23Aとは、立体的には干渉しないように構成してある(つまり、回転軌跡41は、前側ホイール23Aにおける最上部よりも高さの低い領域で、平面的に見てオーバーラップするようになっている)。また、このような回転軌跡41と前側ホイール23Aの配置関係に加えて、あるいはこのような回転軌跡41と前側ホイール23Aの配置関係に代替して、図示していないが、上部旋回体Aの下底部31の最外周部の回転軌跡41と、操舵されない後側ホイール23Bの平面的に見た設置領域とを、平面的に見て一部重なるように設定し、かつ、上部旋回体Bの下底部31の最外周部と、操舵されない後側ホイール23Bとは、立体的には干渉しないように構成することも可能である。このように構成することで、マシン全体の低重心化を達成しつつ、前側ホイール23Aと後側ホイール23Bとの間隔を狭めることが可能となり、マシン全体をその分だけコンパクトできるようになっている。
図2は、本実施形態のホイール式油圧ショベルの油圧回路を示す図である。図2において、6はディーゼルエンジン、7は可変容量型のメイン油圧ポンプ、8はパイロット用の固定容量型の油圧ポンプ、9はステアリング用の固定容量型の油圧ポンプ、10は必要以上の回路圧上昇を防ぐためのアンロード弁、11aはブーム11用の油圧アクチュエータ、11bはブーム11用のコントロールバルブ、12aはアーム12用の油圧アクチュエータ、12bはアーム12用のコントロールバルブ、13aは把持手段13用の油圧アクチュエータ、13bは把持手段13用のコントロールバルブ、14aは旋回装置14用の油圧アクチュエータ、14bは旋回装置14用のコントロールバルブ、15aは走行駆動部15用の油圧アクチュエータ、15bは走行駆動部15用のコントロールバルブ、16aは走行駆動部16用の油圧アクチュエータ、16bは走行駆動部16用のコントロールバルブ、17aはブレード17用の油圧アクチュエータ(油圧シリンダ)、17bはブレード17用のコントロールバルブ、18bは予備のコントロールバルブ、19aは操舵部19用の油圧アクチュエータ、19bは操舵部19用のコントロールバルブ、20はセンタージョイントである。
図2に示す構成において、ディーゼルエンジン6により駆動されるメイン油圧ポンプ7から吐出される圧油は、各々の操作指令に応じて切り換えられる各コントロールバルブ11b〜17bを介して、対応する各油圧アクチュエータ11a〜17aに選択的に供給されて、各油圧アクチュエータ11a〜17aが選択的に駆動されることで、各部(ブーム11、アーム12、把持手段13、旋回装置14、走行駆動部15、16、ブレード17)が動作する。また、ディーゼルエンジン6により駆動されるステアリング用の油圧ポンプ9から吐出される圧油は、操作指令に応じて切り換えられるコントロールバルブ19bを介して、油圧アクチュエータ19aに供給されて、油圧アクチュエータ19aが駆動されることで、操舵部19が動作する。ディーゼルエンジン6により駆動されるパイロット用の油圧ポンプ8から吐出される圧油は、パイロット圧として各部に供給される。
本発明の一実施形態に係るホイール式油圧ショベルの概要を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るホイール式油圧ショベルの油圧回路図である。
符号の説明
A……下部走行体、B……上部旋回体、1……走行装置、3……駆動システム、4……運転室、5……フロント作業装置、6……ディーゼルエンジン、7……メイン油圧ポンプ、8……パイロット用の油圧ポンプ、9……ステアリング用の油圧ポンプ、10……アンロード弁、11……ブーム、12……アーム、13……把持手段、14……旋回装置、15、16……走行駆動部、17……ブレード、19……操舵部、20……センタージョイント、11a〜17a、19a……油圧アクチュエータ、11b〜19b……コントロールバルブ、23A……前側ホイール、23B……後側ホイール、24……車体、31…上部旋回体の下底部、32……前側ホイールの最上部。

Claims (2)

  1. ホイール式の走行装置により移動が可能な下部走行体と、該下部走行体上に360°旋回可能に取り付けられ、運転席やエンジンを有する上部旋回体と、該上部旋回体の前方に上下回動可能に取り付けられたフロント作業装置とを、有するホイール式油圧ショベルにおいて、
    前記上部旋回体の下底部が、ホイールの最上部よりも下に位置するように構成したことを特徴とするホイール式油圧ショベル。
  2. 請求項1に記載のホイール式油圧ショベルにおいて、
    前記上部旋回体の下底部の最外周部の回転軌跡と、操舵されて傾動するホイールの平面的に見た傾動領域および/または操舵されないホイールの平面的に見た設置領域とを、平面的に見て一部重なるようにする共に、前記上部旋回体の下底部の最外周部と、前記操舵されるホイールおよび操舵されないホイールとは、立体的には干渉しないように構成したことを特徴とするホイール式油圧ショベル。
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