JP2006076861A - 加熱炉及びそれを用いたガラス加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 安定性が高くかつ耐久性に優れた低コストな炉心管を備えた加熱炉及びそれを用いたガラス加工方法を提供する。
【解決手段】 本発明の加熱炉10は、複数の分割体14a〜eを軸方向へ積層した筒状の炉心管13と、炉心管13の外周に設けられたヒータ16a〜cとを備え、炉心管13内で多孔質ガラス母材を加熱加工する加熱炉であって、分割体14a〜eは、リング状のスペーサ15a〜dを介して互いに積層され、スペーサ15a〜dは、分割体14a〜eの端面同士の間に配置されるスペーサ部と、分割体14a〜eの外周側または内周側の少なくとも一方で分割体14a〜eの軸方向へ延在して分割体14a〜eに接触する壁部19とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガラス材料を加熱する加熱炉及びそれを用いたガラス加工方法に関する。
VAD法やOVD法等の気相合成法では、四塩化ケイ素(SiCl)等のガラス原料を酸水素火炎中で加水分解反応させることにより二酸化ケイ素(SiO)を生成し、これを出発棒に堆積させて多孔質ガラス母材を製造する。このような多孔質ガラス母材は、好ましくは真空に近い減圧雰囲気で加熱することで、焼結されて透明化される。この多孔質ガラス母材の加熱透明化は、加熱炉の炉心管内に多孔質ガラス母材を保持し、炉心管を収容した圧力容器内を減圧に保ちながら、多孔質ガラス母材を加熱することで行われる。
長尺の多孔質ガラス母材を処理する大型の炉心管にあっては、炉心管を複数分割してパッキンを介して積み上げた構造としている(例えば、特許文献1参照)。
また、炉心管を複数に分割した分割体の端面同士を嵌め合わせ構造として積み上げたものも知られている(例えば、特許文献2,3参照)。
例えば、図7に示すように、分割体51の積層端部に径方向に交差する突条部52,53を形成して嵌め込み構造とすれば、単なる平面の端面同士を積層する場合と比較して、安定性の向上が図れる。
特開平6−345469号公報 特開平3−247531号公報 特開平3−183633号公報
しかし、嵌め込み構造を採用した場合には、嵌め込み構造を形成する加工費が嵩んでしまうだけでなく、積層端部における突条部52,53の厚みが少なくなるため、熱による耐久性が低下して劣化が起こり易くなり、長期間の使用に耐えにくい。
本発明は、安定性が高くかつ耐久性に優れた低コストな炉心管を備えた加熱炉及びそれを用いたガラス加工方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決することのできる本発明の加熱炉は、複数の筒状の分割体を軸方向へ積層した炉心管と、前記炉心管の外周に設けられたヒータとを備え、前記炉心管内で被加熱物を加熱加工する加熱炉であって、前記複数の分割体は、端面同士は結合構造を有さず、前記分割体の端面同士の間にリング状のスペーサを配置していることを特徴としている。
また、本発明の加熱炉において、前記スペーサは、前記分割体の端面同士の間に配置されるスペーサ部と、前記分割体の外周側及び内周側の少なくとも一方で前記分割体の軸方向へ延在して前記分割体に接触する壁部とを有することが好ましい。
その場合、前記スペーサは、前記壁部における前記分割体の軸方向への長さ寸法が、前記分割体の厚さ寸法の0.5倍以上であると良い。
さらに、前記分割体及び前記スペーサはカーボンから形成されていると良い。
また、本発明の加熱炉において、スペーサを形成するカーボンは、嵩密度が2.5〜0.5g/cmの範囲内であることが好ましい。
その場合、前記スペーサは、その表面に、1500℃の温度で酸素により分解されない材質のコーティングが施されていると良い。
また、上記課題を解決することのできる本発明のガラス加工方法は、上記加熱炉の炉心管内に被加熱物としての多孔質ガラス母材を入れてヒータにより加熱することにより、前記多孔質ガラス母材を焼結して透明ガラス化することを特徴としている。
本発明の加熱炉及びそれを用いたガラス加工方法によれば、分割体は嵌め込み構造ではないために損傷が起こりにくく、分割体の間に配置されるスペーサをその劣化状態に応じて交換すれば良い。そのため、低コストで炉心管の耐久性及び安定性を向上させることができ、被加熱物の加熱を長期間にわたり良好に行うことができる。また、炉心管の交換頻度を少なくすることができ、被加熱物の加熱加工を行うためのコストを低く抑えることができる。
以下、本発明に係る加熱炉及びそれを用いたガラス加工方法の実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る加熱炉の実施形態の一例を示す概略構成図であり、図2は、図1の炉心管の積層部分における断面図である。
図1に示すように、本実施形態で用いられる加熱炉10は、加工を施す被加熱物である多孔質ガラス母材Gが配置される加熱空間12を形成する円筒状の炉心管13を備えている。この炉心管13は、軸方向に複数分割された複数の分割体14a,14b,14c,14d,14eから構成されており、これら分割体14a,14b,14c,14d,14eは、リング状のスペーサ15a,15b,15c,15dを介して互いに積層されている。
炉心管13の外周側には、円筒状のヒータ16a,16b,16cが設けられ、さらに、これらヒータ16a,16b,16cの外周側には、断熱材17が設けられている。
炉心管13を構成する分割体14a,14b,14c,14d,14e、スペーサ15a,15b,15c,15d及びヒータ16a,16b,16cは、カーボンで形成されている。また、断熱材17もカーボンで形成されているが、断熱材17は、断熱効果を得るために多孔質状に形成されている。
ここで、分割体14a,14b,14c,14d,14e同士の積層箇所に設けられたスペーサ15a,15b,15c,15dについて、最上部のスペーサ15aを例にとって詳述する。
図2に示すように、このスペーサ15aは、分割体14a,14bの端面間に配設されるスペーサ部18と、分割体14a,14bの外周側(図中左側)で分割体14a,14bの軸方向へ延在する壁部19とを有した断面T字状に形成されている。そして、この壁部19が分割体14a,14bの外周面に接触している。
このスペーサ15aは、壁部19における分割体14a,14bの軸方向への長さ寸法Yと、分割体14a,14bの厚さ寸法Tとが次式(1)の関係となっている。
Y≧0.5T ・・・(1)
また、このスペーサ15aは、多孔質構造とされており、その嵩密度は、2.5〜0.5g/cmとされている。
さらに、このスペーサ15aには、表面に1500℃の温度で酸素により分解されない材質、例えば熱分解炭素のコーティングが施されている。なお、このスペーサ15aのコーティングとしては炭化ケイ素(SiC)あるいは炭化チタン(TiC)であっても良い。
また、断熱材17の外周側には、加熱炉10の外殻をなす圧力容器21が設けられている。さらに、圧力容器21には、加熱加工時に容器内部を減圧にするためのガス排出管22と真空ポンプ23が設けられている。
また、炉心管13を構成する分割体14a,14b,14c,14d,14eは、高純度カーボンに熱分解炭素を被覆したものである。ここでいう高純度カーボンとは、鉄(Fe)の含有量が3ppm以下であり、全灰分が100ppm以下のものである。また、高純度カーボンの嵩密度は1.7g/cm以上である。さらに、鉄の含有量が1.2ppm以下であり、全灰分が20ppm以下であると、より好ましい。
なお、全灰分とは、カーボンに含まれる無機物(例えば、ケイ素、鉄、チタン、ホウ素、カルシウム、マグネシウム、アルミニウム等)の合計量を指す。
また、被覆するコーティング材としては、炭化ケイ素(SiC)であっても良い。
この加熱炉10を用いて多孔質ガラス母材Gの透明化を行うには、まず、多孔質ガラス母材Gを炉心管13の内側の加熱空間12に保持し、真空ポンプ23を駆動させてガス排出管22から圧力容器21の内部を排気して減圧環境にする。ここで、好ましい減圧環境とは、0.1Paから20Pa程度の範囲内の気圧状態であることを指す。
そして、この減圧環境を保ちながら、ヒータ16a,16b,16cにより炉心管13を昇温させ、加熱空間12の最高温度が1500℃から1600℃程度となるようにして多孔質ガラス母材Gを加熱する。
加熱された多孔質ガラス母材Gは、ガラス微粒子間の微細な空間が埋まって焼結し、透明化する。その際、酸素、水及び塩化水素や空気が母材の外に放出される。放出されたこれらの物質は、ガス排出管22から排出される。
1本の多孔質ガラス母材Gの透明化処理を終えると、ヒータ16a,16b,16cの稼働を停止させて、得られたガラス母材を加熱空間12から取り出す。そして、次の多孔質ガラス母材Gを加熱空間12に導入し、圧力容器12内を減圧環境とした後、加熱して透明化処理を行う。
本実施形態の加熱炉10では、複数の分割体14a,14b,14c,14d,14e同士の間に設けたスペーサ15a,15b,15c,15dが、分割体14a,14b,14c,14d,14eの端面間に配置されるスペーサ部18と、分割体14a,14b,14c,14d,14eの外周面に接触する壁部19とを有するので、分割体14a,14b,14c,14d,14eとスペーサ15a,15b,15c,15dとの径方向の位置が規制され、位置ずれを防止することができる。これにより、スペーサ15a,15b,15c,15dを介して分割体14a,14b,14c,14d,14eを連結した炉心管13の安定性を向上させることができる。また、分割体14a,14b,14c,14d,14eの厚さは変更する必要がないため、熱による耐久性も良好である。
そして、この加熱炉10を用いれば、炉心管13の交換頻度が少なくなり、効率的かつ低コストに多孔質ガラス母材Gの透明化処理を行うことができる。
特に、スペーサ15a,15b,15c,15dの壁部19における分割体14a,14b,14c,14d,14eの軸方向への長さ寸法Yを、分割体14a,14b,14c,14d,14eの厚さ寸法Tの0.5倍以上とすることにより、分割体14a,14b,14c,14d,14eへのスペーサ15a,15b,15c,15dの安定性をより高めることができる。
また、スペーサ15a,15b,15c,15dを、カーボンから形成することにより、例えば、1600℃以上の高温環境にも耐え、しかも、急激な温度変化にも耐えるものとすることができる。しかも、嵩密度が2.5〜0.5g/cmであるカーボンから形成することにより、装着時に若干弾性変形して分割体14a,14b,14c,14d,14eとの十分な密着力を得ることができ、安定性をさらに高めることができる。嵩密度が0.5g/cm以上であると、スペーサとして要求される強度を備えることができる。また、嵩密度が2.5g/cm以下であると、積層部分の気密性を発揮するパッキンとして機能させることができる。なお、気密性を確実に得るために、スペーサ15a,15b,15c,15dとは別のパッキンをさらに使用しても良い。
また、スペーサ15a,15b,15c,15dの表面に、熱分解炭素、炭化ケイ素もしくは炭化チタンのコーティングを施すことにより、多孔質ガラス母材Gの透明化処理時に生じる酸素や水等との反応を抑制し、劣化を抑えることができ、長寿命化を図ることができる。さらに、スペーサ15a,15b,15c,15dが上記のように多孔質である場合には劣化が進行しやすいため、このようなコーティングが特に有効である。
また、分割体14a,14b,14c,14d,14eは嵌合構造を有しないため劣化や損傷が起こりにくいが、スペーサ15a,15b,15c,15dは分割体14a,14b,14c,14d,14eより劣化や損傷が起きやすいと考えられる。そのため、炉心管13の使用回数に応じてスペーサ15a,15b,15c,15dのみを新規のものに交換することで、炉心管13の品質を維持することができる。
なお、スペーサ15a,15b,15c,15dの形状としては、上記の断面T字状のものに限らない。
ここで、他の形状のスペーサについて説明する。
図3に示すスペーサ15aは、スペーサ部18の外周側(図中左側)及び内周側(図中右側)の両方に、分割体14a,14bの軸方向へ延在する壁部19を有した断面H字状となっている。これら壁部19は、分割体14a,14bの外周面及び内周面にそれぞれ接触する構造をなしている。
図4に示すスペーサ15aは、スペーサ部18の外周側(図中左側)に、分割体14a,14bの軸方向へ延在する壁部19を有し、内周側(図中右側)に、下方の分割体14bの軸方向へ延在する壁部19を有している。
また、図5に示すスペーサ15aは、スペーサ部18の外周側に、上方の分割体14aの軸方向へ延在する壁部19を有している。
図6に示すスペーサ15aは、スペーサ部18の外周側(図中左側)及び内周側(図中右側)の両方に、分割体14a,14bの軸方向へ延在する壁部19を有した断面視H字状とされ、壁部19の外面が円弧状に形成されている。
なお、本発明において用いるスペーサは、上記のように一体構造である必要は無く、複数部材を組み合わせたものであっても良い。例えば別体構造のスペーサ部と壁部とを一体化したものであってもよい。
また、分割体同士を積層させる部分の固定にスペーサを用いず、分割体の外側から分割体同士を連結させたり固定したりする構成とすることもできる。
なお、上記実施形態では、多孔質ガラス母材Gを加熱透明化する加熱炉10を例にとって説明したが、本発明は、例えば、光ファイバ母材を加熱溶融して光ファイバを線引きする線引き炉としての加熱炉や、ガラスロッドを加熱溶融して延伸する加熱炉にも適応可能である。
図1に示した構成の加熱炉10により、多孔質ガラス母材Gの加熱透明化処理を行った。
用いた多孔質ガラス母材Gは、VAD法により製造したものであり、直径60mm、長さ400mmである。また、炉心管は、図1に示すように、複数の分割体をスペーサを介して縦方向に重ねて設置し、各分割体は、内径100mm、肉厚20mmの円筒形状で、上下の積層端面が平面状のカーボン製である。スペーサは、図2に示した断面T字状のものを用いた。
また、比較例として、分割体の連結端部に径方向に交差する突条部を形成して嵌め込み構造とした炉心管(図7参照)を備えた加熱炉により、上記多孔質ガラス母材の加熱透明化処理を行った。
その結果、嵌め込み構造の炉心管を備えた比較例の加熱炉では、積層部分における劣化により、約100本の多孔質ガラス母材を透明化した時点で炉心管の交換が必要となった。
これに対して、本実施形態に係る断面T字状のスペーサを用いた炉心管の場合では、炉心管を交換するまでに、比較例の約2倍である200本以上の多孔質ガラス母材を透明化することができた。
また、炉心管を交換する場合においてもスペーサの劣化はみられず、炉心管を3回交換しても、スペーサは十分使用可能であった。
また、表面を炭化ケイ素でコーティングしたスペーサを使用した場合には、表面処理を施さない場合と比較して、交換頻度を3分の1に低減させることができた。
このように、スペーサ部と壁部とを備えたスペーサを用いることにより、炉心管の分割体として積層端面が平面状のものを使用することができる。そして、この積層端面が平面状の分割体からなる炉心管によれば、熱による劣化を抑制することができ、炉心管の長寿命化を図れることがわかる。
本発明に係る加熱炉の一実施形態の概略構成図である。 分割体の積層部分における断面図である。 他の断面形状のスペーサを示す炉心管の積層部分における断面図である。 他の断面形状のスペーサを示す炉心管の積層部分における断面図である。 他の断面形状のスペーサを示す炉心管の積層部分における断面図である。 他の断面形状のスペーサを示す炉心管の積層部分における断面図である。 嵌め込み構造を有する炉心管の積層部分における断面図である。
符号の説明
10 加熱炉
13 炉心管
14a,14b,14c,14d,14e 分割体
15a,15b,15c,15d スペーサ
16a,16b,16c ヒータ
17 断熱材
18 スペーサ部
19 壁部
21 圧力容器
22 ガス排出管
23 真空ポンプ
G 多孔質ガラス母材

Claims (7)

  1. 複数の筒状の分割体を軸方向へ積層した炉心管と、前記炉心管の外周に設けられたヒータとを備え、前記炉心管内で被加熱物を加熱加工する加熱炉であって、
    前記複数の分割体は、端面同士は結合構造を有さず、前記分割体の端面同士の間にリング状のスペーサを配置していることを特徴とする加熱炉。
  2. 前記スペーサは、前記分割体の端面同士の間に配置されるスペーサ部と、前記分割体の外周側及び内周側の少なくとも一方で前記分割体の軸方向へ延在して前記分割体に接触する壁部とを有することを特徴とする請求項1に記載の加熱炉。
  3. 前記スペーサは、前記壁部における前記分割体の軸方向への長さ寸法が、前記分割体の厚さ寸法の0.5倍以上であることを特徴とする請求項2に記載の加熱炉。
  4. 前記分割体及び前記スペーサはカーボンから形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の加熱炉。
  5. 前記スペーサを形成するカーボンは、嵩密度が2.5〜0.5g/cmの範囲内であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の加熱炉。
  6. 前記スペーサは、その表面に、1500℃の温度で酸素により分解されない材質のコーティングが施されていることを特徴とする請求項5に記載の加熱炉。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の加熱炉の炉心管内に被加熱物としての多孔質ガラス母材を入れてヒータにより加熱することにより、前記多孔質ガラス母材を焼結して透明ガラス化することを特徴とするガラス加工方法。
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