JP2006076462A - 自動車用ウェザストリップ - Google Patents

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Akiyo Kawaguchi
明世 河口
Takuya Ochiai
拓也 落合
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Abstract

【課題】自動車のドア開口の上縁部外端に取付けられるウェザストリップに設けたサブリップの、取付状態における形状を安定にすること。
【解決手段】車体のドア開口1の上縁部外端に設けて下方へ延びる取付フランジ61に、断面U字形のトリム部71が装着され、トリム部71の車外側の側壁711の上端から延出するサブリップ74が側壁711の上端とドア開口1の上縁部との間をシールするウェザストリップ7において、サブリップ74を、側壁711の上端から延出して先端がドア開口1上縁部に近接する脚部741と、脚部741の先端から略く字状に湾曲する湾曲部743を介して内方へ延出し、延出部の外面がドア開口1の上縁部に弾接するリップ部742で形成し、脚部741とリップ部742の強度をそれぞれ、リップ部742の弾性変形によって受ける力により脚部741が変形しないように設定した。
【選択図】 図1

Description

本発明は自動車用ウェザストリップ、特に車体のドア開口の上縁部の外端に沿って取付られ、上記上縁部の外端と、上記ドア開口を開閉するドアのドアフレームの上縁との間をシールするウェザストリップに関するものである。
自動車の車体のドア開口まわりのシール構造として、下記特許文献に記載のように、ドア開口縁の全縁にオープニングウェザストリップを設けてドア開口縁とドアの外周との間をシールし、ドア開口の上縁部では、オープニングウェザストリップよりも上方外側のドア開口上縁部外端、例えばドア開口上縁部のドリップチャンネルの先端部ないしは先端部近接位置に、オープニングウェザストリップとは別にドアフレームの上縁に当接するルーフサイドウェザストリップを設け、オープニングウェザストリップとでドア開口とドアとの間を二重シールする構造が一般に採用されている。
実開平3−32542号公報(第1図) 特開平7−61290号公報(第4図)
図3は、図2に示すようなバン型車の車体側面のドア開口の上縁部外端に取り付けた上記ルーフサイドウェザストリップ(以下、単にウェザストリップという)の代表例を示すもので、ドア開口1の上縁部では、ルーフサイドレール5の外端部上面に重合溶接されたドリップチャンネル3が外方へ張り出している。ルーフサイドレール5の外端部下面には、断面く字形のウェザストリップ取付部材6の基端61が重合溶接され、基端61からウェザストリップ取付フランジ62が下方へ延びている。ルーフサイドレール5の外端縁を挟むドリップチャンネル3とウェザストリップ取付部材6の屈曲部との間にはシーラS1が盛付けされている。4はルーフパネルである。尚、ドリップチャンネル3の先端部とルーフパネル4の端縁との接合部にもシーラS2が盛付けされている。
ウェザストリップ7Aはゴムまたは合成樹脂の押出成形体で、ソリッド材からなる断面ほぼU字形のトリム部71が取付フランジ62に装着され、トリム部71の車外側の側壁711の外面から外方斜め下方へ延出してV字形に屈曲するスポンジ材からなるシールリップ72の先端が、スライドドア2閉時にドリップチャンネル3と間隙をおいて対向するドアフレーム21の上縁部内面に当接するようにしてある。ドアフレーム21の上縁部内面にはシーラS3が盛付けされている。
トリム部71には更に、車外側の側壁711の上端から延出するスポンジ材のサブリップ73が形成してある。これは、ドリップチャンネル3とドアフレーム21との間の隙間を通してドリップチャンネル3と上記側壁711の上端との間の隙間からシーラS1盛付け部が露見されてドア開口まわりの見栄えの低下を防止するもので、サブリップ73は湾曲して先端部が車内方向に延び、先端外面がドリップチャンネル3の下面に圧接し、シーラS1盛付け部を覆い隠すようにしている。
しかしながら上記サブリップ73は、トリム部71を取付フランジ62に組付けるときに、湾曲形状が一定でなくドリップチャンネル3とのラップ代が大きい部分や小さい部分が生じ、ドリップチャンネル3に対する当接状態が一定でなく、見栄えがよくない。また、ウェザストリップ7A取付け時にサブリップ73がドリップチャンネル3に接触して外方へ反転する場合があるため(図示破線)、トリム取付け作業性も良くなかった。
一方、シーラS1盛付け部を覆い隠す他の対策として、トリム部71の車外側の側壁711の上端にソリッド材からなる上方への延長部を形成する手段もとられているが、この場合、ドア開口縁まわりの車体部材の建付けばらつきや、トリム部71の取付けばらつきを考慮してドリップチャンネル3と上記延長部の先端との間に隙間を設定しているが、ばらつきが大きいと上記隙間が大きくなってシーラS1盛付け部が露見されてしまう。
そこで本発明は、車体のドア開口の上縁部とウェザストリップとの間を見栄えよくかつ安定に閉じることができ、取付け作業性も良好なウェザストリップを提供することを課題としてなされたものである。
本発明は、車体のドア開口の上縁部外端に沿って取付けられて下方へ向けて延出する取付フランジに装着される断面ほぼU字形のトリム部と、該トリム部の車外側の側壁外面から外方へ延出して上記ドア開口を開閉するドアのドアフレーム上縁に当接するシールリップと、上記車外側の側壁の上端から延出して上記上端と上記ドア開口の上縁部との間の隙間をシールするサブリップを備えたゴムまたは合成樹脂からなる自動車用ウェザストリップにおいて、上記サブリップを、上記トリム部の車外側の側壁の上端から上記ドア開口の上縁部に近接する位置まで斜め上方に延びる脚部と、上記脚部の先端から略く字形に湾曲する湾曲部を介して内方へ延出し、延出部の外面が上記ドア開口の上縁部に弾接するリップ部とで形成し、上記脚部とリップ部の強度をそれぞれ、上記リップ部の弾性変形によって受ける力により上記脚部が変形しないように設定する(請求項1)。
サブリップの脚部の先端はドア開口の上縁に近接し、リップ部は脚部の先端形略く字形の湾曲部を介して内方に延出しているため、車両外見上、脚部から湾曲部までが目立ち、湾曲部よりも先端側はあまり目立たない。そして脚部とリップ部との強度はそれぞれ、リップ部の弾性変形によって受ける力により脚部が変形しないように設定されているから、湾曲部とドア開口上縁部との間の間隔はウェザストリップの全長にわたりほぼ一定となる。また、リップ部はドア開口の上縁部に弾性変形しつつ当接する(弾接する)ものであるから、脚部の先端とドア開口の上縁部との間の間隔が車によって変化しても間隔に応じて変形量を変えてこれを吸収し、確実にトリム部とドア開口の上縁部との間を塞ぐ。また、リップ部はドア開口の上縁部に近接する脚部の先端から延出しているため短く、かつ湾曲部を介して内方に延出しているため、ウェザストリップ取付け時に車体に接触して反転することはない。従ってサブリップの見栄えがよく、ウェザストリップ取付け作業性も向上する。
上記トリム部の底面に、該トリム部を上記取付フランジに装着したときに該取付フランジの下端が当接する突出部を形成する(請求項2)。トリム部をその突出部に取付フランジの先端が当接するまで取付けフランジに対して押し込むことで、ウェザストリップの取付けばらつきが生じることを防止できる。このため、サブリップの脚部先端とドア開口の上縁部との隙間間隔のばらつきは少なくなり、サブリップの上記上縁部との圧接状態は一層安定する。またウェザストリップの取付け作業性も一層向上する。
上記ウェザストリップは、車体のドア開口の上縁部から外方へ張り出すドリップチャンネルの下面に設けられた取付フランジに装着されるウェザストリップとして好適である(請求項3)。
図1により本発明の実施形態を説明する。ドリップチャンネル3、ルーフパネル4、ルーフサイドレール5、ウェザストリップ取付部材6等を備えたドア開口1の上縁部の車体構造は図4に示す従来構造と同一であって、ウェザストリップ7の構造を中心に説明する。
ウェザストリップ7はゴムまたは合成樹脂からなる押出成形体で、トリム部71とシールリップ72と、サブリップ74を一体に備えている。トリム部71は断面ほぼU字形でソリッド材からなり、同断面形状の芯金75が埋設されている。両側壁711,712の対向内面から保持リップ720が複数突出しており、底面中央には突出部713が形成されている。トリム部71はそのU字形の溝内にウェザストリップ取付部材6の取付フランジ62を挿入して取付フランジ62の先端が突出部713に当接するまで押し込むことにより取付フランジ62に取付けられ、対向する両側の保持リップ720が取付フランジ62を挟持することにより保持される。
トリム部71の取付状態において車外側の側壁711の外面から延出するスポンジ材からなるシールリップ72の先端はV字状に屈曲して上方へ延び、スライドドア2のドアフレーム21の上縁内面に当接する。
側壁711の上端、すなわちトリム部71の開口側の端部には脚部741とリップ部742とからなるサブリップ74が形成してある。脚部741はソリッド材からなり、側壁711に連なる根元部は厚肉で、先端に向けて細くなり、長さはトリム部71を取付フランジ62に取付けた時に先端がドリップチャンネル3の下面と近接対向する長さとしてある。
脚部741の先端からはスポンジ材からなるリップ部742が延びている。リップ部742は脚部741の先端に接続する薄肉の根元で湾曲して(以下、湾曲部743という)車内方向で斜め上方へ延びている。脚部741の先端とこれと対向するドリップチャンネル3の下面との間の間隔は、リップ部742の湾曲部743の厚さ寸法のほぼ2倍ないしそれよりも若干大きい間隔に設定してある。
トリム部71を取付フランジ62に装着すべく取付フランジ62が挿入されるようにトリム部71を押し上げると、サブリップ74のリップ部742は先端部外面がドリップチャンネル3の下面に当接し押し下げられて湾曲部743で弾性的に撓み、ドリップチャンネル3に圧接する。この際、リップ部742は脚部741の先端から湾曲部743を介して車両内方で斜め上方に延出しているため、ウェザストリップ7取付け時のリップ部742の移動軌跡上にドリップチャンネル3が存在せず、このためウェザストリップ7取付けの途中でリップ部742がドリップチャンネル3に接触することはない。また接触したとしても、脚部741はその材質や形状により強度が高く、リップ部742は短く湾曲部743により変形方向が規制されているため、リップ部742が反転することはない。従って、ウェザストリップ7の取付け作業性が向上する。
またトリム部71が取付フランジ62に装着された後は、脚部741の先端はドリップチャンネル3に近接し、リップ部742は脚部741の先端から略く字形の湾曲部743を介して車両内方に延出しているため、車両外見上、脚部741から湾曲部743までが目立ち、湾曲部743よりも先端側はあまり目立たない。そして脚部741はその材質や形状により強度が高く、リップ部742は材質や形状により強度が低く設定されており、リップ部742の弾性変形によって受ける力により脚部741は変形しないため、湾曲部743とドリップチャンネル3との間の間隔はウェザストリップ7の全長にわたりほぼ一定となる。またリップ部742はドリップチャンネル3に弾性変形しつつ当接するものであるから、脚部741の先端とドリップチャンネル3との間の間隔は車によって変化しても、間隔に応じて変形量を変えてこれを吸収し、確実にトリム部71とドリップチャンネル3との間を塞ぐ。従って見栄えがよい。またトリム部71の底面に取付フランジ62の先端が当接することで、トリム部71に対する取付フランジ62の挿入量が安定し、ウェザストリップ7の取付け作業は一層向上する。
サブリップ74をソリッド材の脚部741とスポンジ材のリップ部742とで形成したが、ウェザストリップ7は全体が一体押出成形されるから、ウェザストリップ7の生産性は低下しない。尚、リップ部742はソリッド材から形成されていてもよく、この場合、脚部741とリップ部742との境界を薄肉にするなどして屈曲しやすい部分を形成することが好ましい。
図2のA−A線に沿う位置での本発明のウェザストリップの取付状態断面図である。 本発明のウェザストリップが適用される自動車の側面図である。 図2のA−A線に沿う位置での従来のウェザストリップの取付状態断面図である。
符号の説明
1 ドア開口
2 ドア
21 ドアフレーム
3 ドリップチャンネル
5 ルーフサイドレール
6 ウェザストリップ取付部材
61 取付フランジ
7 ウェザストリップ
71 トリム部
711,712 側壁
713 突出部
72 シールリップ
74 サブリップ
741 脚部
742 リップ部
743 湾曲部

Claims (3)

  1. 車体のドア開口の上縁部外端に沿って取付けられて下方へ向けて延出する取付フランジに装着される断面ほぼU字形のトリム部と、該トリム部の車外側の側壁外面から外方へ延出して上記ドア開口を開閉するドアのドアフレーム上縁に当接するシールリップと、上記車外側の側壁の上端から延出して上記上端と上記ドア開口の上縁部との間の隙間をシールするサブリップを備えたゴムまたは合成樹脂からなる自動車用ウェザストリップにおいて、
    上記サブリップを、上記トリム部の車外側の側壁の上端から上記ドア開口の上縁部に近接する位置まで斜め上方に延びる脚部と、上記脚部の先端から略く字形に湾曲する湾曲部を介して内方へ延出し、延出部の外面が上記ドア開口の上縁部に弾接するリップ部とで形成し、上記脚部とリップ部の強度をそれぞれ、上記リップ部の弾性変形によって受ける力により上記脚部が変形しないように設定したことを特徴とする自動車用ウェザストリップ。
  2. 上記トリム部の底面に、該トリム部を上記取付フランジに装着したときに該取付フランジの下端が当接する突出部を形成した請求項1に記載の自動車用ウェザストリップ。
  3. 上記ウェザストリップは、車体のドア開口の上縁部から外方へ張り出すドリップチャンネルの下面に設けられた取付フランジに装着されるウェザストリップである請求項1および請求項2に記載の自動車用ウェザストリップ。
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