JP2006076424A - ヘルメットを用いたエンジン始動システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両を操作するために必要な規格を満足したヘルメットを運転者が着用している場合に、エンジンの始動を許可するシステムを提供する。
【解決手段】ヘルメットHを用いたエンジン始動システム30は、自動二輪車10の車両に取り付けられ、エンジン18の始動を制御する機関始動制御手段32と、ヘルメットに取り付けられ、第1の許可情報を記憶したメモリ部31aを有する情報記憶タグ31と、車両に取り付けられメモリ部に記憶された第1の許可情報を読み取るリーダ33と、車両に取り付けられ第2の許可情報を記憶する第2情報記憶手段34と、車両に取り付けられリーダにより読み取られた第1の許可情報と、第2情報記憶手段に記憶された第2の許可情報との比較を行い、その結果に応じて、エンジンの始動の可否を判断する判断手段35とを備え、この判断手段がエンジンの始動を許可した場合に、機関始動制御手段によるエンジンの始動が許可される。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動二輪車などの車両における、ヘルメットを用いたエンジン始動システムに関する。
従来、自動二輪車において、エンジンキーに予め暗証コードを記憶させたICチップを埋設し、運転者によりこのエンジンキーが車両側に設けられた鍵穴に挿入されると、車両側で暗証コードの照合が行われ、その結果、鍵穴に挿入されたエンジンキーと車両側に予め記憶されている暗証データとが一致した場合、エンジンの始動が許可されるシステムが知られている。
また、近年、自動二輪車の運転者が予め暗証コードを記憶させた送信機を携帯して、この自動二輪車の所定範囲内(例えば、15m以内)に入ると、送信機から無線送信された暗証コードが車両側に設けられた受信機で受信され、車両側で予め記憶している暗証コードに照らして正規の暗証コードであるか否か照合される。そして、照合された暗証コードが正規の暗証コードである場合、つまり正しい暗証コードを受信した場合に、エンジンの始動が許可されるシステムが開示されている。
特開2004−189030号公報
上記いずれのシステムも、自動二輪車の盗難防止に効果的である。
ところで、自動二輪車を運転する際は、運転者の頭部を保護するために、車両の操作に必要な規格(例えば、JISなど)を満足したヘルメットの着用が義務付けられている。しかしながら、従来の自動二輪車では、運転者のヘルメットの有無に係らず、エンジンの始動が許可されていた。また、運転者がヘルメットを着用しているものの、このヘルメットが車両の操作に必要な規格を満足しているか否かに係らず、エンジンの始動が許可されていた。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、車両を操作するために必要な規格を満足したヘルメットを運転者が着用している場合に、該車両のエンジンの始動を許可することで、車両操作時における安全性の向上に貢献できるヘルメットを用いたエンジン始動システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明のヘルメットを用いたエンジン始動システムは、車両に取り付けられ、エンジンの始動を制御する機関始動制御手段と、ヘルメットに取り付けられ、第1の許可情報を記憶した第1情報記憶手段を有する情報記憶タグと、前記車両に取り付けられ、前記第1情報記憶手段に記憶された前記第1の許可情報を読み取るリーダと、前記車両に取り付けられ、第2の許可情報を記憶する第2情報記憶手段と、前記車両に取り付けられ、前記リーダにより読み取られた前記第1の許可情報と、前記第2情報記憶手段に記憶された前記第2の許可情報との比較を行い、その比較結果に応じて、前記エンジンの始動の可否を判断する判断手段とを備え、前記判断手段が前記エンジンの始動を許可した場合に、前記機関始動制御手段による前記エンジンの始動を許可することができるように構成されている。
なお、前記判断手段は、前記リーダを介して前記第1情報記憶手段に記憶された前記第1の許可情報を読み取ることができなかった場合に、前記機関始動制御手段による前記エンジンの始動を許可しないように構成されることが望ましい。
また、前記第1の許可情報及び前記第2の許可情報は、ともに個人認証情報であり、前記判断手段は、前記第1の許可情報と前記第2の許可情報との比較を行い、これらの情報が一致した場合に、前記機関始動制御手段による前記エンジンの始動を許可するように構成されることが望ましい。
また、前記第1の許可情報は、前記ヘルメットの規格情報であり、前記第2の許可情報は、前記車両を操作するために最低限必要なヘルメットの規格情報であり、前記判断手段は、前記第1の許可情報と前記第2の許可情報との比較を行い、前記第1の許可情報が前記第2の許可情報を満足する場合に、前記機関始動制御手段による前記エンジンの始動を許可するように構成されることが望ましい。
また、前記機関始動制御手段は、エンジンキーによる前記エンジンの始動操作があった場合、前記リーダに、前記第1情報記憶手段に記憶された前記第1の許可情報を読み取らせ、前記判断手段に、前記リーダにより読み取られた前記第1の許可情報と前記第2情報記憶手段に記憶された前記第2の許可情報との比較を行い、その比較結果に応じて、前記エンジンの始動の可否を判断させるように構成されることが望ましい。
また、前記情報記憶タグは、非接触状態で情報の読み出しが可能なICタグで構成され、前記リーダは、前記情報記憶タグと電磁波を用いて通信して、前記第1の許可情報を読み取るように構成されることが望ましい。
また、前記判断手段が前記機関始動制御手段による前記エンジンの始動を許可しない場合に、その旨を報知する警報作動を行う警報手段を備えるように構成されることが望ましい。
このような構成によれば、本発明は、車両を操作するために必要な規格を満足したヘルメットを運転者が着用している場合に、該車両のエンジンの始動を許可することで、車両操作時における安全性の向上に貢献することができるヘルメットを用いたエンジン始動システムを提供することができる。
なお、前記判断手段は、前記リーダを介して前記第1情報記憶手段に記憶された前記第1の許可情報を読み取ることができなかった場合に、前記機関始動制御手段による前記エンジンの始動を許可しないように構成されることが望ましい。このような構成によれば、本発明は、運転者がヘルメットを着用(所持)していない場合、ヘルメットを着用(所持)しているものの、該ヘルメットが車両側のリーダで読み取り可能な情報記憶タグが取り付けられていない、つまりこの車両を運転するためにヘルメットに要求される必要な規格を満足していない可能性が高い場合などは、エンジンの始動を許可しないことで、車両操作時における安全性の向上に貢献することができる。
また、前記第1の許可情報及び前記第2の許可情報は、ともに個人認証情報であり、前記判断手段は、前記第1の許可情報と前記第2の許可情報との比較を行い、これらの情報が一致した場合に、前記機関始動制御手段による前記エンジンの始動を許可するように構成されることが望ましい。このような構成によれば、本発明は、ヘルメットの情報記憶タグに記憶されている個人認証情報が、車両の第2情報記憶手段に記憶されている個人認証情報と一致したときに初めてエンジンの始動が許可されるため、車両の盗難を未然に防ぐことができる。
また、前記第1の許可情報は、前記ヘルメットの規格情報であり、前記第2の許可情報は、前記車両を操作するために最低限必要なヘルメットの規格情報であり、前記判断手段は、前記第1の許可情報と前記第2の許可情報との比較を行い、前記第1の許可情報が前記第2の許可情報を満足する場合に、前記機関始動制御手段による前記エンジンの始動を許可するように構成されることが望ましい。このような構成によれば、本発明は、ヘルメットの情報記憶タグに記憶されている該ヘルメットの規格情報が、車両の第2情報記憶手段に記憶されている最低限必要なヘルメットの規格情報を満足したときに初めてエンジンの始動が許可されるため、車両操作時における安全性の向上に貢献することができる。
また、前記機関始動制御手段は、エンジンキーによる前記エンジンの始動操作があった場合、前記リーダに、前記第1情報記憶手段に記憶された前記第1の許可情報を読み取らせ、前記判断手段に、前記リーダにより読み取られた前記第1の許可情報と前記第2情報記憶手段に記憶された前記第2の許可情報との比較を行い、その比較結果に応じて、前記エンジンの始動の可否を判断させるように構成させることが望ましい。このような構成によれば、本発明は、エンジンキーによる前記エンジンの始動操作があった場合、すなわち、車両操作時など必要な場合において、リーダによる情報の読み取り及び判断手段によるエンジン始動の可否の判断が行われるため、これにかかるエネルギーの消費を抑えることができる。
また、前記情報記憶タグは、非接触状態で情報の読み出しが可能なICタグで構成され、前記リーダは、前記情報記憶タグと電磁波を用いて通信して、前記第1の許可情報を読み取るように構成されることが望ましい。このような構成によれば、本発明は、ヘルメットに取り付けられたICタグの情報を、車両に取り付けられたリーダは非接触で読み取ることができるため、運転者がヘルメットを着用しているか否か、また、そのヘルメットが必要な規格を満足しているか否かの確認をスムーズに行うことができる。また、ICタグは、リーダから照射された電磁波を用いて起電して動作するため、ヘルメット側での電池等の電源が不要である。また、ICタグは非常に小型にすることができるため、運転者の視界を邪魔することなく、ヘルメットへの取り付けが簡単である。
また、前記判断手段が前記機関始動制御手段による前記エンジンの始動を許可しない場合に、その旨を報知する警報作動を行う警報手段を備えるように構成されることが望ましい。このような構成によれば、本発明は、ヘルメットを所持していない場合や、ヘルメットを着用中であっても該ヘルメットが車両を操作するために必要な規格を満足していない場合に警報作動を行い、運転者に注意を促し、車両操作時における安全性の向上に貢献することができる。また、適したヘルメットを着用(所持)する運転者が車両付近に不在であるにも係らず、エンジンの始動操作がされた場合などにも警報作動が行われ、周囲の人の注意を喚起するため、盗難を未然に防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。まず、本発明の表示板システムを搭載する自動二輪車10について、図2(a)を用いて説明する。この自動二輪車10は、車両前部に前輪11、フロントフォーク12、トップブリッジ13、ハンドル14、メータ15、カウリング16及びカウリング16に一体的に取り付けたスクリーン17を備え、車両中央にエンジン18、燃料タンク19、ドライバシート20を備え、車両後部にスイングアーム21、後輪22、サイレンサー23、リヤカウル24及びパッセンジャシート25を備えて構成される。このような構成の自動二輪車10の運転者は、図2(b)に示すようなヘルメットHを着用することが義務付けられている。
次に、上記構成の自動二輪車10に搭載された、本発明におけるヘルメットHを用いたエンジン始動システム30について説明する。図1に示すように、このヘルメットHを用いたエンジン始動システム30は、ヘルメットHに取り付けられた情報記憶タグ31(図2(b)参照)と、自動二輪車10の車両に取り付けられた機関始動制御手段32、リーダ33、第2情報記憶手段34、判断手段35及び警報手段36(図2(a)参照)とを備えて構成される。
情報記憶タグ31は、ヘルメットHに取り付けられ、第1の許可情報を記憶したメモリ部31aと、リーダ33との間で電波やマイクロ波等の電磁波を用いた無線通信を行うアンテナ31bを備えてなり、非接触状態で情報の読み出しが可能なICタグから構成される。なお、メモリ部31aに記憶されている第1の許可情報については、第2の許可情報と併せて後述する。
アンテナ部31bは、リーダ33から送信された電波を電磁誘導又は電磁結合により受電して、リーダ33との無線通信を行うための駆動用電力を得ることができるようになっている。
機関始動制御手段32は、自動二輪車10の車両に取り付けられ、エンジン18の始動を制御するように構成される。
なお、機関始動制御手段32は、エンジンキーKによるエンジン18の始動操作があった場合、リーダ33に、メモリ部31aに記憶された前記第1の許可情報を読み取らせ、判断手段35に、前記リーダ33により読み取られた前記第1の許可情報と第2情報記憶手段34に記憶された前記第2の許可情報との比較を行わせ、その比較結果に応じて、前記エンジン18の始動の可否を判断させるように構成されている。
リーダ(読み取り装置)33は、自動二輪車10の車両に取り付けられ、情報記憶タグ31のメモリ部31aに記憶された前記第1の許可情報を非接触で読み取るように構成される。より詳しくは、リーダ33は、情報記憶タグ31のアンテナ部31bと電磁波を用いて通信して、(該情報記憶タグ31の)メモリ部31bの前記第1の許可情報を読み取るように構成される。
第2情報記憶手段34は、自動二輪車10の車両に取り付けられ、第2の許可情報を記憶するように構成される。なお、第2の許可情報については、第1の許可情報と併せて後述する。
判断手段35は、自動二輪車10の車両に取り付けられ、(ヘルメットHに取り付けられた情報表示タグ31のメモリ部31aから)リーダ33により読み取られた前記第1の許可情報と、(自動二輪車10の車両に取り付けられた)第2情報記憶手段34に記憶された前記第2の許可情報との比較を行い、その比較結果に応じて、機関始動制御手段32によるエンジン18の始動の可否を判断するように構成されている。
なお、判断手段35は、リーダ33を介して(ヘルメットHに取り付けられた情報記憶タグ31の)メモリ部31aに記憶された前記第1の許可情報を読み取ることができなかった場合に、機関始動制御手段32によるエンジン18の始動を許可しないように構成されている。
ここで、例えば、前記第1の許可情報及び前記第2の許可情報がともに個人認証情報であるとき、判断手段35は、これら前記第1の許可情報と前記第2の許可情報との比較を行い、これらの情報が一致すると判断した場合に、機関始動制御手段32によるエンジン18の始動を許可する。
また、例えば、前記第1の許可情報がヘルメットHの規格情報であり、前記第2の許可情報が自動二輪車10の車両を操作するために最低限必要なヘルメットHの規格情報であるとき、判断手段35は、これら前記第1の許可情報と前記第2の許可情報との比較を行い、前記第1の許可情報が前記第2の許可情報を満足すると判断した場合に、機関始動制御手段32によるエンジン18の始動を許可する。
なお、本実施形態では、情報記憶タグ31に記憶されている第1の許可情報として、個人認証情報及びヘルメットHの規格情報が設定されている。また、第2情報記憶手段34に記憶されている第2の許可情報として、個人認証情報及び自動二輪車10の車両を操作するために最低限必要なヘルメットHの規格情報が設定されている。
警報手段36は、判断手段35により(機関始動制御手段32による)エンジン18の始動が許可されない場合、具体的には、運転者が所定のヘルメットHを着用していない場合や、ヘルメットHを着用(所持)しているものの該ヘルメットHが車両側のリーダ33で読み取り可能な情報記憶タグ31が取り付けられていない場合(すなわち、自動二輪車10を運転するために必要な規格を満足していない可能性が高い場合)に、音や光等を用いて警報作動を行うことにより、自動二輪車10の運転者にエンジン18が始動できない旨を報知して注意を喚起するとともに、周囲の人の注目を引くようにして盗難を未然に防ぐことができるように構成される。
続いて、上記の構成のヘルメットHを用いたエンジン始動システム30における処理の流れについて、図3のフローチャートを用いて説明する。
まず、機関始動制御手段32は、エンジンキーKによるエンジン18の始動操作があったか否かを判定する(ステップS101)。ここで、エンジンキーKによるエンジン18の始動操作がないと判定された場合は、本処理を終了する。一方、エンジンキーKによるエンジン18の始動操作があったと判定された場合は、機関始動制御手段32は、リーダ33に情報記憶タグ31のメモリ部31aに記憶された情報を読み取らせ(ステップS102)、判断手段35にリーダ33により読み取られたメモリ部31aに記憶された個人認証情報と、第2情報記憶手段34に記憶された個人認証情報との比較を行わせる(ステップS103)。ここで、これら個人認証情報が一致しなかった場合は、ステップS108に進む。一方、これら個人認証情報が一致した場合は、判断手段35は、リーダ33により読み取られたメモリ部31aに記憶されたヘルメットHの規格情報と、第2情報記憶手段34に記憶された自動二輪車10を操作するために最低限必要なヘルメットHの規格情報との比較を行う(ステップS104)。ここで、ヘルメットHの規格情報が、自動二輪車10を操作するために最低限必要なヘルメットHの規格情報を満足しない場合は、ステップS108に進む。一方、ヘルメットHの規格情報が、自動二輪車10を操作するために最低限必要なヘルメットHの規格情報を満足する場合は、判断手段35は、ヘルメットHの利用開始から所定期間が経過したか否かを確認する(ステップS105)。なお、ヘルメットHの利用を開始した日時のデータは、該ヘルメットHの販売店等で販売時に情報記憶タグ31のメモリ部31aに記憶させる。また、所定期間とは、ヘルメットメーカーが指定するヘルメットHの耐用期間(例えば、3年)等のことである。この所定期間のデータは、情報記憶タグ31のメモリ部31aに、予め記憶させておいても、販売時にヘルメット販売店等で記憶させてもよい。このようなステップS105において、ヘルメットHの利用開始から3年が経過していた場合は、ステップS108に進む。一方、ヘルメットHの利用開始から3年が経過していない場合は、判断手段35は、機関始動制御手段32によるエンジン18の始動を許可し(ステップS106)、機関始動制御手段32はエンジン18を始動して(ステップS107)、本処理を終了する。ステップS108では、警報手段36は(判断手段35により)エンジン18の始動が許可されなかった旨を報知する警報作動を行い、本処理を終了する。
以上のように、本発明のヘルメットHを用いたエンジン始動システムは、車両を操作するために必要な規格を満足したヘルメットHを運転者が着用している場合に、該車両のエンジンの始動を許可することで、車両操作時における安全性の向上に貢献できるように構成されている。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば適宜改良可能である。
本発明のヘルメットを用いたエンジン始動システムを示す説明図である。 図2(a)は本発明のヘルメットを用いたエンジン始動システムに係る自動二輪車の斜視図であり、図2(b)は本発明のヘルメットを用いたエンジン始動システムに係るヘルメットの側面図である。 本発明のヘルメットを用いたエンジン始動システムにおける処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 自動二輪車
18 エンジン
30 ヘルメットHを用いたエンジン始動システム
31 情報記憶タグ
31a メモリ部(第1情報記憶手段)
31b アンテナ部
32 機関始動制御手段
33 リーダ
34 第2情報記憶手段
35 判断手段
36 警報手段
H ヘルメット
K エンジンキー

Claims (7)

  1. 車両に取り付けられ、エンジンの始動を制御する機関始動制御手段と、
    ヘルメットに取り付けられ、第1の許可情報を記憶した第1情報記憶手段を有する情報記憶タグと、
    前記車両に取り付けられ、前記第1情報記憶手段に記憶された前記第1の許可情報を読み取るリーダと、
    前記車両に取り付けられ、第2の許可情報を記憶する第2情報記憶手段と、
    前記車両に取り付けられ、前記リーダにより読み取られた前記第1の許可情報と、前記第2情報記憶手段に記憶された前記第2の許可情報との比較を行い、その比較結果に応じて、前記エンジンの始動の可否を判断する判断手段とを備え、
    前記判断手段が前記エンジンの始動を許可した場合に、前記機関始動制御手段による前記エンジンの始動を許可することができるように構成されたことを特徴とするヘルメットを用いたエンジン始動システム。
  2. 前記判断手段は、前記リーダを介して前記第1情報記憶手段に記憶された前記第1の許可情報を読み取ることができなかった場合に、前記機関始動制御手段による前記エンジンの始動を許可しないことを特徴とする請求項1に記載のヘルメットを用いたエンジン始動システム。
  3. 前記第1の許可情報及び前記第2の許可情報は、ともに個人認証情報であり、
    前記判断手段は、前記第1の許可情報と前記第2の許可情報との比較を行い、これらの情報が一致した場合に、前記機関始動制御手段による前記エンジンの始動を許可することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のヘルメットを用いたエンジン始動システム。
  4. 前記第1の許可情報は、前記ヘルメットの規格情報であり、
    前記第2の許可情報は、前記車両を操作するために最低限必要なヘルメットの規格情報であり、
    前記判断手段は、前記第1の許可情報と前記第2の許可情報との比較を行い、前記第1の許可情報が前記第2の許可情報を満足する場合に、前記機関始動制御手段による前記エンジンの始動を許可することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のヘルメットを用いたエンジン始動システム。
  5. 前記機関始動制御手段は、
    エンジンキーによる前記エンジンの始動操作があった場合、
    前記リーダに、前記第1情報記憶手段に記憶された前記第1の許可情報を読み取らせ、
    前記判断手段に、前記リーダにより読み取られた前記第1の許可情報と前記第2情報記憶手段に記憶された前記第2の許可情報との比較を行い、その比較結果に応じて、前記エンジンの始動の可否を判断させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のヘルメットを用いたエンジン始動システム。
  6. 前記情報記憶タグは、非接触状態で情報の読み出しが可能なICタグで構成され、
    前記リーダは、前記情報記憶タグと電磁波を用いて通信して、前記第1の許可情報を読み取るように構成されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のヘルメットを用いたエンジン始動システム。
  7. 前記判断手段が前記機関始動制御手段による前記エンジンの始動を許可しない場合に、その旨を報知する警報作動を行う警報手段を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のヘルメットを用いたエンジン始動システム。
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