JP2006075929A - 研磨装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ターンテーブルの回転中心と研磨ホイールの回転中心を結ぶ方向の長さを短縮することができる研磨装置を提供する。
【解決手段】 被加工物着脱域と研磨域に沿って回転可能に配設されたターンテーブル7と、該ターンテーブル7に配設され順次研磨域に移動せしめられる被加工物保持面を備えた少なくとも2個のチャックテーブル8と、研磨域に位置付けられたチャックテーブル8の被加工物保持面上81に保持された被加工物82を研磨する環状の研磨砥石を備えた研磨ホイール5を有する1個の研磨手段とを具備する研磨装置であって、研磨ホイール5の環状の研磨砥石が研磨域に位置付けられたチャックテーブル8の回転中心P2を通過するように配置され、その際チャックテーブル8の回転中心P2と研磨ホイール5の回転中心P3を結ぶ線と、チャックテーブル8の回転中心92とターンテーブル7の回転中心P1を結ぶ線が所定の角度になるように構成されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ターンテーブルに配設された複数個のチャックテーブルと、該チャックテーブル上に保持された被加工物を研磨域に配設された研磨手段の研磨ホイールによって研磨する研磨装置に関する。
当業者には周知の如く、半導体デバイス製造工程においては、IC、LSI等の回路が複数個形成された半導体ウエーハは、個々のチップに分割される前にその裏面を研磨装置によって研磨して所定の厚さに形成されている。半導体ウエーハの裏面を研磨する研磨装置は、被加工物着脱域と研磨域に沿って回転可能に配設されたターンテーブルと、該ターンテーブルに配設され順次研磨域に移動せしめられる複数個のチャックテーブルと、研磨域に配設され研磨域に位置付けられたチャックテーブル上に保持された被加工物を研磨する研磨ホイールを備えた研磨手段とを具備している。
上述した研磨装置においては研磨手段として通常荒研磨手段と仕上げ研磨手段を備えているが、1個の研磨手段によって研磨する研磨装置も検討されている。このような1個の研磨手段を備えた研磨装置は、図4に示すようにターンテーブル01の回転中心P1と研磨域に位置付けられたチャックテーブ02の回転中心P2を結ぶ線と、ターンテーブル01の回転中心P1と研磨ホイール03の回転中心P3を結ぶ線が同一線上となるようにレイアウトされる。
而して、上述したようにレイアウトされた研磨装置においては、ターンテーブル01の回転中心P1と研磨ホイール03の回転中心P3を結ぶ方向の長さが長くなる。近年、被加工物である半導体ウエーハの径は200mmから300mmへと大径化しており、これに伴ってターンテーブル、チャックテーブルおよび研磨ホイールの径も大径化するため、特にターンテーブルの回転中心と研磨ホイールの回転中心を結ぶ方向の長さが長くなり、研磨装置全体が大型化するという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術課題は、特にターンテーブルの回転中心と研磨ホイールの回転中心を結ぶ方向の長さを短縮することができる研磨装置を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、被加工物着脱域と研磨域に沿って回転可能に配設されたターンテーブルと、該ターンテーブルに配設され順次研磨域に移動せしめられる被加工物保持面を備えた少なくとも2個のチャックテーブルと、該研磨域に位置付けられた該チャックテーブルの該被加工物保持面上に保持された被加工物を研磨する環状の研磨砥石を備えた研磨ホイールを有する1個の研磨手段と、を具備する研磨装置において、
該研磨ホイールの環状の研磨砥石が該研磨域に位置付けられた該チャックテーブルの回転中心を通過するように配置され、その際該チャックテーブルの回転中心と該研磨ホイールの回転中心を結ぶ線と、該チャックテーブルの回転中心と該ターンテーブルの回転中心を結ぶ線が所定の角度になるように構成されている、
ことを特徴とする研磨装が提供される。
上記チャックテーブルの回転中心と上記研磨ホイールの回転中心とを結ぶ線と、上記チャックテーブルの回転中心と上記ターンテーブルの回転中心とを結ぶ線とのなす角度が直角に構成されていることが望ましい。
また、上記チャックテーブルの被加工物保持面は回転中心を頂点として円錐形に形成され、チャックテーブルは上記ターンテーブルに3点で支持されており、上記研磨ホイールの研磨砥石によるチャックテーブルの被加工物保持面上に保持された被加工物への加工位置がチャックテーブルを支持する3点で形成される三角形の内側に位置するように構成されていることが望ましい。
本発明による研削装置は、研磨ホイールの環状の研磨砥石が研磨域に位置付けられたチャックテーブルの回転中心を通過するように配置され、かつ、ターンテーブルの回転中心と研磨ホイールの回転中心を結ぶ線と、ターンテーブルの回転中心とチャックテーブルの回転中心を結ぶ線が所定の角度になるように構成されているので、ターンテーブルの回転中心とチャックテーブルの回転中心とを結ぶ線上に研磨ホイールを配設した場合と比べて、ターンテーブルの回転中心と研磨ホイールの回転中心とを結ぶ方向の寸法を短縮することができる。
以下、本発明に従って構成された研削装置の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1には本発明に従って構成された研削装置の斜視図が示されている。
図示の実施形態における研削装置は、全体を番号2で示す装置ハウジングを具備している。この装置ハウジング2は、細長く延在する直方体形状の主部21と、該主部21の後端部(図1において右上端)に設けられ実質上鉛直に上方に延びる直立壁22とを有している。直立壁22の前面には、上下方向に延びる一対の案内レール221、221が設けられている。この一対の案内レール221、221に研磨手段としての研磨ユニット3が上下方向に移動可能に装着されている。
研磨ユニット3は、移動基台31と該移動基台31に装着されたスピンドルユニット32を具備している。移動基台31は、後面両側に上下方向に延びる一対の脚部311、311が設けられており、この一対の脚部311、311に上記一対の案内レール221、221と摺動可能に係合する被案内溝312、312が形成されている。このように直立壁22に設けられた一対の案内レール221、221に摺動可能に装着された移動基台31の前面には前方に突出した支持部313が設けられている。この支持部313にスピンドルユニット32が取り付けられる。
スピンドルユニット32は、支持部313に装着されたスピンドルハウジング33と、該スピンドルハウジング33に回転自在に配設された回転スピンドル34と、該回転スピンドル34を回転駆動するための駆動手段としてのサーボモータ35とを具備している。回転スピンドル34の下端部はスピンドルハウジング33の下端を越えて下方に突出せしめられており、その下端には円板形状のホイールマウント4が設けられている。このホイールマウント4の下面に研磨ホイール5が取付けボルト50によって装着される。研磨ホイール5は、環状のホイールベース51と該環状のホイールベース51の下面に装着された環状の研磨砥石52とからなっており、環状のホイールベース51がホイールマウント4の下面に取付けボルト50によって装着される。このように構成された研磨ホイール5は、サーボモータ35が作動すると矢印5aで示す方向に回転せしめられる。
図示の実施形態における研磨装置は、上記研磨ユニット3を上記一対の案内レール221、221に沿って上下方向(後述するチャックテーブルの保持面に対して垂直な方向)に移動せしめる研磨ユニット送り機構6を備えている。この研磨ユニット送り機構6は、直立壁22の前側に配設され実質上鉛直に延びる雄ねじロッド61を具備している。この雄ねじロッド61は、その上端部および下端部が直立壁22に取り付けられた軸受部材62および63によって回転自在に支持されている。上側の軸受部材62には雄ねじロッド61を回転駆動するための駆動源としてのパルスモータ64が配設されており、このパルスモータ64の出力軸が雄ねじロッド61に伝動連結されている。移動基台31の後面にはその幅方向中央部から後方に突出する連結部(図示していない)も形成されており、この連結部には鉛直方向に延びる貫通雌ねじ穴が形成されており、この雌ねじ穴に上記雄ねじロッド61が螺合せしめられている。従って、パルスモータ64が正転すると移動基台31即ち研磨ユニット3が下降即ち前進せしめられ、パルスモータ64が逆転すると移動基台31即ち研磨ユニット3が上昇即ち後退せしめられる。
図示の実施形態における研削装置は、上記直立壁22の前側において装置ハウジング2の上面と略面一となるように配設されたターンテーブル7を具備している。このターンテーブル7は、比較的大径の円盤状に形成されており、図示しない回転駆動機構によって回転中心p1を中心として矢印7aで示す方向に適宜回転せしめられる。また、図示しない回転駆動機構は後述する研磨作業時においてターンテーブル7を矢印7aで示す方向と矢印7aと反対方向に交互に僅かの回転角度だけ回動するようになっている。ターンテーブル7には、図示の実施形態の場合それぞれ180度の位相角をもって2個のチャックテーブル8、8が水平面内で回転可能に配置されている。このチャックテーブル8は、円盤状の基台81とポーラスセラミック材によって円盤状に形成され吸着保持チャック82とからなっており、吸着保持チャック82の上面である被加工物保持面821上に載置された被加工物を図示しない吸引手段を作動することにより吸引保持する。なお、図示の実施形態における吸着保持チャック82の被加工物保持面821は、図2において誇張して示すように回転中心P2を頂点として円錐形に形成されている。この円錐形に形成された被加工物保持面821は、その半径をRとし、頂点の高さをHとすると、勾配(H/R)が0.00001〜0.001に設定さえている。このように構成されたチャックテーブル8は、図示しない回転駆動機構によって図1において矢印8aで示す方向に回転せしめられる。ターンテーブル7に配設された2個のチャックテーブル8、8は、ターンテーブル7が適宜回転することにより被加工物着脱域A、加工域B、被加工物着脱Aに順次移動せしめられる。なお、チャックテーブル8、8は、ターンテーブル7のそれぞれ後述するように3点で支持されている。
図示の研磨装置は、被加工物着脱域Aに対して一方側に配設され研磨加工前の被加工物である半導体ウエーハWをストックする第1のカセット11と、被加工物着脱域Aに対して他方側に配設され研磨加工後の被加工物である半導体ウエーハをストックする第2のカセット12と、第1のカセット11と被加工物着脱域Aとの間に配設され被加工物の中心合わせを行う中心合わせ手段13と、被加工物着脱域Aと第2のカセット12との間に配設されたスピンナー洗浄手段14と、第1のカセット11内に収納された被加工物である半導体ウエーハを中心合わせ手段13に搬出するとともにスピンナー洗浄手段14で洗浄された半導体ウエーハを第2のカセット12に搬送する被加工物搬送手段15と、中心合わせ手段13上に載置され中心合わせされた半導体ウエーハを被加工物着脱域Aに位置付けられたチャックテーブル8上に搬送するとともに、被加工物着脱域Aに位置付けられたチャックテーブル8上に載置されている研磨加工後の半導体ウエーハを洗浄手段14に搬送する被加工物搬入・搬出手段16とを具備している。なお、研磨加工前の被加工物である半導体ウエーハWは、表面に保護テープTが貼着された状態で、裏面を上側にして第1のカセット11内に収納される。
ここで、上記ターンテーブル7とチャックテーブル8と研磨ホイール5との関係について、図3を参照して説明する。
図3に示すように、ターンテーブル7と研磨域Bに位置付けられたチャックテーブル8と研磨ホイール5は、ターンテーブル7の回転中心P1と研磨ホイール5の回転中心P3とを結ぶ線と、ターンテーブル7の回転中心P1とチャックテーブル8の回転中心P2とを結ぶ線が所定の角度θ(0度を含まない)を持って構成される。そして、研磨ホイール5の環状の研磨砥石52がチャックテーブル8の回転中心P2を通過するように配置される。従って、チャックテーブル8の回転中心P2と研磨ホイール5の回転中心P3を結ぶ線と、チャックテーブル8の回転中心P2とターンテーブル7の回転中心P1とを結ぶ線とのなす角度αは、180度未満の所定の角度となる。図示の実施形態においては、上記角度αは、直角になるように構成されている。以上のように図示の研磨装置は、ターンテーブル7の回転中心P1と研磨ホイール5の回転中心P3とを結ぶ線と、ターンテーブル7の回転中心P1と研磨域Bに位置付けられたチャックテーブル8の回転中心P2とを結ぶ線が所定の角度θを持って構成されているので、図4に示すようにターンテーブル01の回転中心P1とチャックテーブル02の回転中心P2とを結ぶ線上に研磨ホイール03を配設した場合と比べて、ターンテーブル7の回転中心P1と研磨ホイール5の回転中心P2とを結ぶ方向の長さを短くすることができる。
次に、上記チャックテーブル8のターンテーブル7への支持部と、研磨ホイール5の環状の研磨砥石52によるチャックテーブル8上に保持された被加工物である半導体ウエーハWへの加工位置との関係について説明する。図示の実施形態においては、チャックテーブル8は図3においてQ1、Q2、Q3で示す3点でターンテーブル7に支持されている。上述したようにチャックテーブル8の吸着保持チャック82の被加工物保持面821は、回転中心P2を頂点として円錐形に形成されている。従って、図2に示すように円錐形に形成された被加工物保持面821上に吸引保持された被加工物である半導体ウエーハWも、回転中心P2を頂点として円錐状となる。図2に示す実施形態においては、チャックテーブル8はその回転中心P2の軸芯が被加工物保持面821の勾配に対応する角度だけ研磨ホイール5の回転中心P3の軸芯に対して傾斜して配設されている。従って、被加工物保持面821に吸着保持された半導体ウエーハWに研磨ホイール5の環状の研磨砥石52を接触させると、環状の研磨砥石52による加工位置は、図3において斜線で示す領域Sとなる。即ち、加工位置Sは、被加工物である半導体ウエーハWの回転中心(チャックテーブル8の回転中心P2に相当する)から円錐形の外周縁に至る領域となる。図示の実施形態のおいては、環状の研磨砥石52の加工位置Sは、上記チャックテーブル8の3個の支持点Q1、Q2、Q3で形成される三角形の内側に位置するように構成されている。従って、研磨作業時には研磨ホイール5の環状の研磨砥石52が吸着保持チャック82の被加工物保持面821上に吸引保持された半導体ウエーハWを上記加工位置Sで押圧することになるが、この加工位置Sはチャックテーブル8の3個の支持点Q1、Q2、Q3で形成される三角形の内側に位置しているので、チャックテーブル8は安定した状態に維持される。
図示の実施形態における研磨装置は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
第1のカセット1に収容された研磨加工前の被加工物である半導体ウエーハWは被加工物搬送手段15の上下動作および進退動作により搬送され、中心合わせ13に載置され6本のピン131の中心に向かう径方向運動により中心合わせされる。中心合わせ手段13に載置され中心合わせされた半導体ウエーハWは、被加工物搬入・搬出手段16の旋回動作によって被加工物着脱域Aに位置付けられたチャックテーブル8の吸着保持チャック82上に載置される。そして、図示しない吸引手段を作動して、半導体ウエーハWを吸着保持チャック82上に吸引保持する。次に、ターンテーブル7を図示しない回転駆動機構によって矢印7aで示す方向に180度回動せしめて、半導体ウエーハWを載置したチャックテーブル8を研磨加工域Bに位置付ける。
半導体ウエーハWを保持したチャックテーブル8は、研磨加工域Bに位置付けられると図示しない回転駆動機構によって矢印8aで示す方向に回転せしめられる。一方、研磨ユニット3の研磨ホイール5は、矢印5aで示す方向に回転せしめられつつ送り機構6によって所定量下降する。この結果、チャックテーブル8の吸着保持チャック82上の半導体ウエーハWの裏面(上面)に研磨ホイール5の環状の研磨砥石52が押圧され研磨加工が施される。このとき、ターンテーブル7を矢印7aで示す方向と矢印7aと反対方向に交互に僅かの回転角度だけ回動する。このようにターンテーブル7を往復動することにより、半導体ウエーハWの中心部に研磨残りが発生するのを防止することができる。なお、図示の実施形態においては、上述したように研磨ホイール5の回転中心P3とチャックテーブル8の回転中心P2とを結ぶ線とチャックテーブル8の回転中心P2とターンテーブル7の回転中心P1とを結ぶ線とのなす角度αが直角になるように構成されているので、上記ターンテーブル7を往復動する際にはチャックテーブル8の移動方向が研磨ホイール5の回転中心P3とチャックテーブル8の回転中心P2とを結ぶ線の方向、即ちターンテーブル7の回転中心P1を中心として回転するチャックテーブル8の回転中心P2の接線方向となるため、半導体ウエーハWの中心部の研磨が確実となる。
上述した研磨作業を実施している間に被加工物着脱域Aに位置付けられた次のチャックテーブル8上には、上述したように研磨加工前の半導体ウエーハWが載置される。そして、図示しない吸引手段を作動することにより、半導体ウエーハWをチャックテーブル8上に吸引保持する。次に、ターンテーブル7を矢印7aで示す方向に180度回動せしめて、研磨加工前の半導体ウエーハWを保持したチャックテーブル8を研磨加工域Bに位置付けるとともに、研磨加工された半導体ウエーハWを保持しているチャックテーブル8を被加工物着脱域Aに戻す。
このようにして、研磨加工域Bに位置付けられたチャックテーブル8上に保持された研磨加工前の半導体ウエーハWには上述したように研磨ホイール5によって研磨加工が施される。一方、被加工物着脱域Aに戻されたチャックテーブル8は、ここで研磨加工後の半導体ウエーハWの吸着保持を解除する。そして、被加工物着脱域Aに位置付けられたチャックテーブル8上の研磨加工後の半導体ウエーハWは、被加工物搬入・搬出手段16によってスピンナー洗浄手段14に搬出される。スピンナー洗浄手段14に搬送された半導体ウエーハWは、ここで裏面(研削面)および側面に付着している研削屑が洗浄除去されるとともに、スピン乾燥される。このようにして洗浄およびスピン乾燥された半導体ウエーハWは、被加工物搬送手段15によって第2のカセット12に搬送され収納される。
以上、本発明を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲で種々の変形が可能である。即ち、図示の実施形態においてはターンテーブルに2個のチャックテーブルを配設した例を示したが、本発明はターンテーブルに3個のチャックテーブルを配設し被加工物着脱域を被加工物搬入域と被加工物搬出域に分けて配置した研磨装置にも適用することができる。
本発明によって構成された研削装置の斜視図。 図1に示す研削装置に装備されるチャックテーブルと研磨ホイールとの関係を示す説明図。 図1に示す研削装置に装備されるターンテーブルとチャックテーブルと研磨ホイールとの関係を示す説明図。 従来の研削装置のターンテーブルとチャックテーブルと研磨ホイールとの関係を示す説明図。
符号の説明
2:装置ハウジング
3:研磨ユニット
31:移動基台
32:スピンドルユニット
33:スピンドルハウジング
34:回転スピンドル
35:サーボモータ
4:ホイールマウント
5:研磨ホイール
52:環状の研磨砥石
6:研磨ユニット送り機構
7:ターンテーブル
8:チャックテーブル
81:基台
82:吸着保持チャック
11:第1のカセット
12:第2のカセット
13:中心合わせ手段
14:スピンナー洗浄手段
15:被加工物搬送手段
16:被加工物搬入・搬出手段
W:半導体ウエーハ

Claims (3)

  1. 被加工物着脱域と研磨域に沿って回転可能に配設されたターンテーブルと、該ターンテーブルに配設され順次研磨域に移動せしめられる被加工物保持面を備えた少なくとも2個のチャックテーブルと、該研磨域に位置付けられた該チャックテーブルの該被加工物保持面上に保持された被加工物を研磨する環状の研磨砥石を備えた研磨ホイールを有する1個の研磨手段と、を具備する研磨装置において、
    該研磨ホイールの環状の研磨砥石が該研磨域に位置付けられた該チャックテーブルの回転中心を通過するように配置され、その際該チャックテーブルの回転中心と該研磨ホイールの回転中心を結ぶ線と、該チャックテーブルの回転中心と該ターンテーブルの回転中心を結ぶ線が所定の角度になるように構成されている、
    ことを特徴とする研磨装置。
  2. 該チャックテーブルの回転中心と該研磨ホイールの回転中心を結ぶ線と、該チャックテーブルの回転中心と該ターンテーブルの回転中心を結ぶ線とのなす角度が直角に構成されている、請求項1記載の研磨装置。
  3. 該チャックテーブルの該被加工物保持面は回転中心を頂点として円錐形に形成され、該チャックテーブルは該ターンテーブルに3点で支持されており、該研磨ホイールの該研磨砥石による該チャックテーブルの該被加工物保持面上に保持された被加工物への加工位置が該チャックテーブルを支持する3点で形成される三角形の内側に位置するように構成されている、請求項1又は2記載の研磨装置。
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