JP2006075789A - 粉粒体選別装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成で、粉粒体を容易に一様な薄い層状にして移動させることができ、異物選別処理能力の向上を可能とした粉粒体選別装置を提供する。
【解決手段】 粉粒体選別装置1Aは、粉粒体を供給部11から回転する円形部材12上に供給し、遠心力により一様な薄い層状にし、光センサー部15により粉粒体中の異物の有無を検出し、異物が検出された場合には、吸引ダクト26を備えた内方回収部14により異物を含む粉粒体を吸引して排除し、その他の場合には、粉粒体を遠心力により円形部材12の外側に放出し、外方回収部13に導いて異物とこれを除く粉粒体とを選別するように形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば粉粒体に混入した異物を除去するのに好適な粉粒体選別装置に関するものである。
従来、粉粒体に混入した異物を取り除くために、粉粒体を一様な薄い厚みの層状になるようにベルトコンベア上に供給し、粉粒体を水平搬送する過程で、光学的に粉粒体に混入した異物を検出し、これを取り除くようにした装置が公知である(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2000−84496号公報 特開2000−162136号公報
粉粒体に混入した異物を光学的に検出して、これを取り除くためには、まず粉粒体を一様な薄い層状にする必要がある。特許文献1に記載の装置では、粉粒体を第1コンベア上にてスクイーズローラを用いて均一な厚さにした後、第2コンベア上に移送するようにし、特許文献2に記載の装置では、粉粒体を振動させることにより均すようにしている。いずれにしても、粉粒体の搬送量はコンベアの幅と粉粒体の層の厚みとコンベア速度とにより決まる。粉粒体に混入した異物を光学的に検出するための光センサーの検出可能範囲が限られているため、コンベアの幅を大きくするにも限度があり、検出精度を上げるためには粉粒体の層は薄い程好ましい。また、コンベア速度をむやみに増大させても粉粒体が追随してこないため、これを増大させるにも限度がある。このため、単位時間当たりの粉粒体の搬送量、したがって異物排除の処理能力が制限され、不足する処理能力を補うには、このベルトコンベアとともに、粉体供給部、異物検出部等を含むベルトコンベアラインの増設しかなく、上記処理能力を上げることが難しいという問題がある。また、上述した各装置の場合、粉粒体の種類により、必ずしも粉粒体を一様な薄い層状にすることができないという問題があった。
本発明は斯かる従来の問題をなくすことを課題とし、簡単な構成で、粉粒体を容易に一様な薄い層状にして移動させることができ、異物選別処理能力の向上を可能とした粉粒体選別装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、第1発明は、下端部に供給口を有し、粉粒体を上方から下方に供給する供給部と、垂直方向の軸心を中心として回転可能に設けられ、上記供給部からの上記粉粒体を平坦な上面に載せ、遠心力により大径側に移動させる円形部材と、上記円形部材の外周を包囲し、ここからの放出物を捕捉可能に設けられた外方回収部と、上記円形部材の周縁部の定位置にて、上記外方回収部に捕捉される前の粉粒体を捕捉可能に設けられた内方回収部と、この円形部材上の粉粒体に光を照射する投光部、及び、この投光部から粉粒体を経た光を受け、電気信号に変換する受光部、及び、この電気信号から粉粒体中の特定物から分離すべき異物の有無を判断し、異物が検出された場合には、検出信号を発する検出回路を有するとともに、この検出信号に基づき、上記内方回収部の作動・非作動状態の切り換えをさせる光センサー部とを備えた構成とした。
第2発明は、第1発明の構成に加えて、上記内方回収部が、上記周縁部にて粉粒体に対して吸引可能に設けられ、上記検出信号に基づき吸引状態、非吸引状態の切り換えがなされる構成とした。
第3発明は、第1発明の構成に加えて、上記内方回収部が、上記外方回収部の内側に設けられ、上端部が上記円形部材に向けて開口可能に形成され、上記検出信号に基づき開口状態、非開口状態の切り換えがなされる構成とした。
第4発明は、第1から第3発明のいずれかの構成に加えて、上記供給部の供給口が上記円形部材の中心の直上に配置された構成とした。
第5発明は、第1から第3発明のいずれかの構成に加えて、上記供給部の供給口が上記円形部材の中心から偏心した位置の上方に配置された構成とした。
第6発明は、第1から第5発明のいずれかの構成に加えて、上記供給部と上記円形部材との間に、上記供給部からの粉粒体を遠心力により大径側に放出する凹型の回転容器を有するとともに、粉粒体に混入した毛髪、繊維等の小比重物を回転容器内の斜面から吸引する吸引管を有する小比重物除去装置を介在させた構成とした。
本発明に係る粉粒体選別装置によれば、装置が簡単な構成となり、粉粒体の供給流量を大きくしても、容易に粉粒体を一様な薄い層状にすることができ、大幅に異物選別能力を上昇させることが可能となる。
また、上記供給部の供給口を上記円形部材の中心から偏心させて設けて、この中心から偏心した位置に粉粒体を供給するようにした場合には、上述した効果に加えて、異物検出のための光センサー部を簡略化できるという効果も得られる。
さらに、小比重物除去装置を設けることにより、粉粒体中の各種異物の選別がより一層確実に行えるという効果を奏する。
次に、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
図1及び2は、本発明の第1実施形態に係る粉粒体選別装置1Aを示し、この粉粒体選別装置1Aは、供給部11、円形部材12、外方回収部13、内方回収部14及び光センサー部15を備えている。
供給部11は、水平断面が円形の筒状体で、下端部に供給口21を有し、図示しない粉粒体供給設備に接続しており、ここから送られてきた粉粒体が落下し、供給口21から下方に供給される。また、この供給部11は、高さ調整可能に設けられており、かつ内径の異なるものと取り替え可能となっている。
円形部材12は、上面が平坦な円板からなり、垂直に回転可能に設けられた回転軸22の上端部に、これと一体回転可能に設けられている。この回転軸22は、図示しない回転駆動部により、例えば、タイミングベルト23,プーリ24を介して回転させられる。上記回転駆動部は可変速であるのが好ましい。また、円形部材12の中心部を貫く回転軸22の上端面上には、供給部11の下方にて、回転軸22と一体回転可能に円錐体25が設けられている。なお、供給部11、円形部材12、回転軸22及び円錐体25のそれぞれは同心である。そして、供給口21内を落下してきた粉粒体は、回転する円錐体25の下方に向かって広がった斜面に沿って、かつ円錐体25の全周にわたって均等に配分され、同じく回転する円形部材12上に、かつ大径側に向けて供給される。円形部材12上では、粉粒体も円形部材12に随伴して回転するため、粉粒体に遠心力が作用し、図2中、一点鎖線の曲線aで示すように大径側に移動してゆくと同時に、円周方向に広がってゆく。即ち、円形部材12上では、粉粒体は直ちに円周方向に一様な、かつ薄い層状になって大径側に向かって移動してゆく。なお、曲線aは90度間隔で例示的に示したもので、実際には、円周方向、360度全体にわたって粉粒体の移動軌跡を示す曲線aが存在する。
外方回収部13は、円形部材12の外周を包囲し、円形部材12の大径側からその外方に放出され、落下してきた粉粒体を捕捉し、図示しない回収設備に導くように形成されている。
内方回収部14は、円形部材12の周縁部の定位置にて、外方回収部13に捕捉される前の粉粒体を捕捉可能に設けられている。さらに詳説すれば、内方回収部14は円形部材12の周縁部にて、その全周にわたって粉粒体に対して吸引可能に設けられ、図示しない回収設備に接続された吸引ダクト26を有している。なお、図示する実施形態では、内方回収部14は、その吸引口27を円形部材12の上面に近接させて、上方に向かって吸引するように設けられているが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、円形部材12の周縁部にて、その側方から横方向に吸引するように内方回収部14を設けてもよく、円形部材12の周縁部と外方回収部13の上端との間から、円形部材12の下方に吸引するように内方回収部14を設けてもよい。
光センサー部15は、円形部材12の上面に向けて光を照射する投光部、及び、上記上面を照射し、ここから反射してきた光を受け、電気信号に変換する受光部、及び、この電気信号から粉粒体中の特定物から分離すべき異物の有無を判断し、異物が検出された場合には、検出信号を発する検出回路を有し、この検出信号に基づき、内方回収部14の作動・非作動状態の切り換えをさせる機能を有している。また、この光センサー部15は、直線に沿った一定範囲を異物検出範囲とするものである。図示する例では、供給部11の周りに90度の角度間隔で4個の光センサー部15が均等に配設されている。そして、光センサー部15の各々は、少なくとも、図2中、二点鎖線の両矢印bで示す範囲に対して異物検出のために機能し、4個の光センサー部15により、360度の全範囲に対して、漏れなく機能するようになっている。
そして、光センサー部15が異物検出していなければ、内方回収部14は吸引機能を働かせていない非作動状態になっており、光センサー部15が異物検出すれば、内方回収部14は吸引機能を働かせる作動状態に切り換えられ、異物が内方回収部14に導かれるようになっている。なお、この切り換えは逆にしてもよく、この場合、光センサー部15が異物検出していなければ、内方回収部14は吸引機能を働かせる作動状態となっており、光センサー部15が異物検出すれば、内方回収部14は吸引機能を働かせない非作動状態に切り換えられ、異物が外方回収部13に導かれる。
このように、回転する円形部材12を用い、遠心力で粉粒体を移動させるようにした粉粒体選別装置1Aによれば、コンベアにより粉粒体を水平搬送するようにした上述した装置に比して、簡単な構成で、粉粒体を容易に一様な薄い層状にして移動させることができるだけでなく、円形部材12の回転速度を上げることにより粉粒体の円形部材12上へ供給する流量を増大させることができる故、異物選別処理能力を大幅に向上が可能となっている。この点については、以下に説明する各実施形態についても同様の事が言える。
なお、この粉粒体選別装置1Aは、異物が粉粒体中に混入することが許されない物である場合にこの異物を排除するために使用できる他、粉粒体が複数種類のものからなり、この内のある特定物と他のものとを別々にして回収する場合に、この特定物以外の物を異物と考えてこれらを選別して回収するためにも使用できる。
図3及び4は、本発明の第2実施形態に係る粉粒体選別装置1Bを示し、この粉粒体選別装置1Bにおいて、粉粒体選別装置1Aと互いに共通する部分については同一番号を付して説明を省略する。
この粉粒体選別装置1Bでは、内方回収部14は、外方回収部13の内側に設けられ、上端部が円形部材12に向けて開口可能に形成され、検出信号に基づき開口状態、非開口状態の切り換えがなされるように形成されている。さらに詳説すれば、内方回収部14は、外方回収部の内側に形成された断面環状に空洞部の上端に、円形部材12を包囲するように設けられた複数の、図示する実施形態では8個の回転蓋31を有している。この回転蓋31は図示しない回転駆動機構により回転可能に設けられた回転軸32に一体回転可能に結合され、この回転軸32はその軸心が回転軸22の同心の一定の水平面上の円に接するように配設されている。また、回転蓋31の図4に示すように円形部材12回転方向下流側の測縁部には、回転蓋32が回転させられて、内方回収部14の上端部が円形部材12に向けて開口した際に、円形部材12から外方回収部13に通じる隙間が生じないように扇形の側板33が取り付けられており、これにより内方回収部14への粉粒体の捕捉が漏れなく行われるようになっている。
そして、光センサー部15が異物検出していなければ、内方回収部14は上端部が回転蓋31により閉じられた非作動状態になっており、円形部材12から放出された粉粒体は外方回収部13に導かれ、光センサー部15が異物検出すれば、内方回収部14は上端部が回転蓋31の回転により円形部材12に向けて開口した作動状態に切り換えられ、異物を含む粉粒体は内方回収部14に導かれる。なお、この切り換えは逆にしてもよく、この場合、光センサー部15が異物検出していなければ、内方回収部14は作動状態となっており、光センサー部15が異物検出すれば、内方回収部14は非作動状態に切り換えられ、異物を含む粉粒体が外方回収部13に導かれる。
図5及び6は、本発明の第3実施形態に係る粉粒体選別装置1Cを示し、粉粒体選別装置1Cにおいて、上述した粉粒体選別装置1Aと互いに共通する部分については、同一番号を付して説明を省略する。
この粉粒体選別装置1Cでは、供給部11が円形部材12の中心から偏心した2箇所の位置の上方に設けられている。この場合、供給部11から回転する円形部材12に落下した粉粒体の分布領域は図6に示すように2つに分かれる。従って、図6中、二点鎖線の両矢印bで示す範囲を異物検出のために機能する光センサー部15を2つの上記分布領域の上方に設ければよく、粉粒体が円形部材12の上面全体に広がる粉粒体選別装置1Aと異なり、粉粒体選別装置1Cでは、光センサー部15は2台で済む。
なお、円形部材12の中心から偏心した位置は2箇所に限定するものでなく、1箇所でもよく、3箇所でもよく、それよりも多くてもよい。
図7及び8は、本発明の第4実施形態に係る粉粒体選別装置1Dを示し、粉粒体選別装置1Dにおいて、上述した粉粒体選別装置1Bと互いに共通する部分については、同一番号を付して説明を省略する。
この粉粒体選別装置1Dについても、上記同様、供給部11が円形部材12の中心から偏心した2箇所の位置の上方に設けられており、供給部11から回転する円形部材12に落下した粉粒体の分布領域は図8に示すように2つに分かれる。従って、図8中、二点鎖線の両矢印bで示す範囲を異物検出のために機能する光センサー部15を2つの上記分布領域の上方に設ければよく、粉粒体が円形部材12の上面全体に広がる粉粒体選別装置1こと異なり、粉粒体選別装置1Cでは、光センサー部15は2台で済む。
なお、この粉粒体選別装置1Dについても、円形部材12の中心から偏心した位置は2箇所に限定するものでなく、1箇所でもよく、3箇所でもよく、それよりも多くてもよい。
図9は、本発明の第5実施形態に係る粉粒体選別装置1Eを示し、この粉粒体選別装置1Eは、上述した粉粒体選別装置1Aから1D内のいずれかにおける供給部11と円形部材12との間に粉粒体に比して比重の小さい毛髪、繊維等の小比重物を排除するための小比重物除去装置16を介在させて形成されている。なお、図面を簡略化するために、供給部11と円形部材12の一部のみ図示されており、粉粒体選別装置1Aから1D内のいずれかにおける他の部分については、上記同様であり、図示は省略されている。
小比重物除去装置16は、図示しない回転駆動部により回転させられる垂直な回転軸41の上端部にこれと一体回転可能に結合された凹型の回転容器42を有している。回転容器42の底面中心部を貫く回転軸41の上端面上には、供給部11の下方にて、回転軸22と一体回転可能に円錐体43が設けられている。また、回転容器42の内側斜面の上方には、上記光センサー部15と同様な光センサー部44が配設されるとともに、上記内側上面に近接させて図示しない吸引装置に接続された吸引管45が配設されている。さらに、回転容器42の外周を包囲するとともに、傾斜した底面を有し、その最下部に円形部材12に向けて開口した排出口46を有する固定容器47が設けられている。なお、供給部11と回転容器42との間の距離、排出口46と円形部材12との間の距離、回転容器42の回転速度のそれぞれについては、調整可能とするのが好ましい。また、吸引管45は断面形状の異なるものと取り替え可能とするのが好ましい。
上記構成からなる小比重物除去装置16において、上記吸引装置が作動している状態下、供給部11からの粉粒体は円錐体43を介して回転容器42上に、かつその大径側に向けて落下してゆき、遠心力により回転容器42の内側斜面の上方に向けて移動してゆく。そして、粉粒体に毛髪、繊維等の小比重物が混入している場合、この小比重物は粉粒体と同じように速い動きをすることはなく、かつ粉粒体の表層或いは表面に浮かび上がるように移動し、吸引管45により吸引除去され、小比重物が取り除かれた粉粒体のみが遠心力により回転容器42の上端部から固定容器47内に放出され、排出口46を介して円形部材12上に供給される。さらに、円形部材12上に供給された粉粒体については、上記同様に異物の選別がなされる。
粉粒体における毛髪、繊維等の小比重物については、移動が鈍く、かつ粉粒体の表層或いは表面に留まり、粉粒体とは異なる動きをするため、小比重物以外の異物の選別と同様に扱ってもその排除が困難で、粉粒体からそれを除去することが困難である一方、粉粒体に毛髪、繊維等が混入することは絶対に許されないが、この小比重物除去装置16によりその除去が容易となっている。また、この小比重物除去装置16において、小比重物排除のみを考えれば、光センサー部44は必ずしも必要とするものではないが、円形部材12上に供給される粉粒体に小比重物が混入していないことを確認するために設けられており、小比重物除去装置16の信頼性をより一層高めている。
なお、上記実施形態では、反射型の光センサー部15,44を示したが、本発明はこれに限るものでなく、反射型に代えて透過型の光センサー部を用いた装置をも含むものである。また、複数の光センサー部を設けた場合、内方回収部14の作動・非作動状態の切り換えについては、全円周全体にわたって一斉に行うようにしてもよく、これとは異なり異物検出した特定の光センサー部に対応して、内方回収部14の特定の箇所の一部のみについて切り換えるようにしてもよい。さらに、供給部11の断面形状は円形に限定するものではない。
本発明は、例えば顆粒剤に混入している異物や毛髪、繊維等を取り除くための顆粒剤検査システムに好適である。
本発明の第1実施形態に係る粉粒体選別装置の概略を示す断面図である。 図1に示す粉粒体選別装置の一部断面で示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係る粉粒体選別装置の概略を示す断面図である。 図3に示す粉粒体選別装置の一部断面で示す平面図である。 本発明の第3実施形態に係る粉粒体選別装置の概略を示す断面図である。 図5に示す粉粒体選別装置の一部断面で示す平面図である。 本発明の第4実施形態に係る粉粒体選別装置の概略を示す断面図である。 図4に示す粉粒体選別装置の一部断面で示す平面図である。 本発明の第5実施形態に係る粉粒体選別装置の概略を示す部分断面図である。
符号の説明
1A,1B,1C,1D,1E 粉粒体選別装置
11 供給部
12 円形部材
13 外方回収部
14 内方回収部
15 光センサー部
16 小比重物除去装置
21 供給口
22 回転軸
23 タイミングベルト
24 プーリ
25 円錐体
26 吸引ダクト
27 吸引口
31 回転蓋
32 回転軸
33 側板
41 回転軸
42 回転容器
43 円錐体
44 光センサー部
45 吸引管
46 排出口
47 固定容器

Claims (6)

  1. 下端部に供給口を有し、粉粒体を上方から下方に供給する供給部と、
    垂直方向の軸心を中心として回転可能に設けられ、上記供給部からの粉粒体を平坦な上面に載せ、遠心力により大径側に移動させる円形部材と、
    上記円形部材の外周を包囲し、ここからの放出物を捕捉可能に設けられた外方回収部と、
    上記円形部材の周縁部の定位置にて、上記外方回収部に捕捉される前の粉粒体を捕捉可能に設けられた内方回収部と、
    この円形部材上の粉粒体に光を照射する投光部、及び、この投光部から粉粒体を経た光を受け、電気信号に変換する受光部、及び、この電気信号から粉粒体中の特定物から分離すべき異物の有無を判断し、異物が検出された場合には、検出信号を発する検出回路を有するとともに、この検出信号に基づき、上記内方回収部の作動・非作動状態の切り換えをさせる光センサー部とを備えたことを特徴とする粉粒体選別装置。
  2. 上記内方回収部が、上記周縁部にて粉粒体に対して吸引可能に設けられ、上記検出信号に基づき吸引状態、非吸引状態の切り換えがなされることを特徴とする請求項1に記載の粉粒体選別装置。
  3. 上記内方回収部が、上記外方回収部の内側に設けられ、上端部が上記円形部材に向けて開口可能に形成され、上記検出信号に基づき開口状態、非開口状態の切り換えがなされることを特徴とする請求項1に記載の粉粒体選別装置。
  4. 上記供給部の供給口が上記円形部材の中心の直上に配置されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の粉粒体選別装置。
  5. 上記供給部の供給口が上記円形部材の中心から偏心した位置の上方に配置されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の粉粒体選別装置。
  6. 上記供給部と上記円形部材との間に、上記供給部からの粉粒体を遠心力により大径側に放出する凹型の回転容器を有するとともに、粉粒体に混入した毛髪、繊維等の小比重物を回転容器内の上面近接位置から吸引する吸引管を有する小比重物除去装置を介在させたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の粉粒体選別装置。
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