JP2006075301A - 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】選択した画像が披検体内のいずれの位置で撮像されたかをユーザが簡易に判別することができる画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムを提供すること。
【解決手段】本発明は、個々の画像情報を特定する特定情報が付与された一連画像情報であって、一連の画像情報の中から選択された画像情報を処理する画像処理装置4において、特定情報をもとに、一連の画像情報の中から選択された画像情報の位置を表すタイムライン画像を生成する特定画像生成部54と、特定画像生成部54によって生成されたタイムライン画像を選択された画像情報に対応づけて表示部30に出力または記憶部40に保存させる制御部50と、を備える。
【選択図】 図2

Description

この発明は、個々の画像情報を特定する特定情報が付与された一連の画像情報であって、前記一連の画像情報の中から選択された前記画像情報を処理する画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムに関する。
近年、内視鏡の分野においては、飲込み型のカプセル型内視鏡が提案されている。このカプセル型内視鏡には、撮像機能と無線通信機能とが設けられている。カプセル型内視鏡は、観察(検査)のために被検体の口から飲込まれた後、自然排出されるまでの間、体腔内、たとえば、胃、小腸などの臓器の内部をその蠕動運動にしたがって移動し、移動にともない、たとえば0.5秒間隔で被検体内画像の撮像を行う機能を有する。
体腔内を移動する間、カプセル型内視鏡によって撮像された画像データは、順次無線通信により外部に送信された外部に設けられたメモリに蓄積される。無線通信機能とメモリ機能とを備えた受信機を携帯することにより、被検体は、カプセル型内視鏡を飲込んだ後、排出されるまでの間にわたって、自由に行動できる。カプセル型内視鏡が排出された後、医者もしくは看護士においては、メモリに蓄積された画像データに基づいて臓器の画像をディスプレイに表示させて診断を行うことができる(特許文献1参照)。
特開2003−19111号公報
ところで、カプセル内視鏡が撮像した各画像には、撮像した時間を示す時間情報が付与されている。画像処理装置は、一連の画像を読み込むことによって画像群の全体の撮像時間を求め、処理対象となる画像の時間情報と全体の撮像時間とをもとに、この画像が全体の撮像時間のいずれの時間に撮像されたかを示すタイムラインなどを、カプセル内視鏡が撮像した画像とともに表示させていた。ユーザである医師もしくは看護士は、このタイムラインを視認することによって、ディスプレイ上に表示された画像が、被検体内のいずれの位置で撮像されたかを推測していた。
ここで、カプセル内視鏡によって撮像された画像は膨大な枚数であるため、ユーザは、全ての画像の中から所望の画像を選択し診断用のレポートを作成した後、必要な画像以外の画像を消去していた。しかしながら、従来の画像処理装置は、この画像消去後には一連の画像を読み込めず全体の撮像時間を求めることができなかったため、再度、ユーザが選択した画像をディスプレイ上に表示する場合、タイムラインを表示できない場合があった。したがって、ユーザは、選択した画像を再度表示させた場合、この画像が被検体内のいずれの位置で撮像されたかを把握することができず、診断を円滑に行うことができない場合があった。
また、画像処理装置は、内視鏡画像を用いた診断レポートを外部のサーバに転送する場合がある。しかしながら、転送先のサーバが画像に付与された時間情報を読み出せない場合、ユーザは、転送された画像が被検体内のいずれの位置で撮像されたかをサーバ上で把握できず、ユーザの診断に支障をきたしていた。
この発明は、上記した従来技術の欠点に鑑みてなされたものであり、選択した画像が被検体内のいずれの位置で撮像されたかをユーザが簡易に把握することができる画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明にかかる画像処理装置は、個々の画像情報を特定する特定情報が付与された一連の画像情報であって、前記一連の画像情報の中から選択された前記画像情報を処理する画像処理装置において、前記特定情報をもとに、前記一連の画像情報の中から前記選択された画像情報の位置を表す特定画像情報を生成する特定画像生成手段と、前記特定画像生成手段によって生成された特定画像情報を前記選択された画像情報に対応づける対応付手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる画像処理装置は、前記対応付手段によって対応づけられた前記特定画像情報を該特定画像情報に対応する前記選択された画像情報とともに表示出力する表示出力手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる画像処理装置は、少なくとも前記対応付手段によって対応づけられた前記特定画像情報を該特定画像情報に対応する前記選択された画像情報とともに、当該画像処理装置から他の装置に転送する転送手段を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる画像処理装置は、少なくとも前記特定画像生成手段によって生成された前記特定画像情報と該特定画像情報に対応する前記選択された画像情報とを合成した合成画像情報を生成する合成手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる画像処理装置は、前記表示出力手段は、前記合成手段によって合成された合成画像情報を表示出力し、前記転送手段は、前記合成手段によって合成された合成画像情報を転送することを特徴とする。
また、この発明にかかる画像処理装置は、前記転送手段は、前記対応付手段によって対応づけられた前記特定画像情報と該特定画像情報に対応する前記選択された画像情報とを圧縮して転送し、または、前記合成手段によって合成された合成画像情報を圧縮して転送することを特徴とする。
また、この発明にかかる画像処理装置は、前記転送手段は、前記対応付手段によって対応づけられた前記特定画像情報および該特定画像情報に対応する前記選択された画像情報とともに該選択された画像情報に付与された特定情報を転送し、または、前記合成手段によって合成された合成画像情報とともに該合成画像情報に対応する前記選択された画像情報に付与された特定情報を転送することを特徴とする。
また、この発明にかかる画像処理装置は、前記特定情報は、前記一連の画像情報における各画像情報の撮像時間を示し、前記特定画像生成手段は、前記一連の画像情報にそれぞれ付与された特定情報をもとに前記一連の画像情報を撮像した全体の撮像時間を求め、該全体の撮像時間と前記選択された画像情報の特定情報とをもとに、該選択された画像情報が全体の撮像時間の中のいずれの時間に撮像されたかを表す特定画像情報を生成することを特徴とする。
また、この発明にかかる画像処理装置は、前記画像情報は、被検体内部を撮像した画像情報であることを特徴とする。
また、この発明にかかる画像処理方法は、一連の画像情報の中から各画像情報を特定する特定情報が付与された画像情報であって、前記一連の画像情報の中から選択された前記画像情報を処理する画像処理方法において、前記特定情報をもとに、前記一連の画像情報の中から前記選択された画像情報の位置を表す特定画像情報を生成する特定画像生成ステップと、前記特定画像生成ステップにおいて生成された特定画像情報を、該特定画像情報に対応する前記画像情報に対応づける対応付ステップと、を含むことを特徴とする。
また、この発明にかかる画像処理プログラムは、一連の画像情報の中から各画像情報を特定する特定情報が付与された画像情報であって、前記一連の画像情報の中から選択された前記画像情報を処理する画像処理プログラムにおいて、前記特定情報をもとに、前記一連の画像情報の中から前記選択された画像情報の位置を表す特定画像情報を生成する特定画像生成手順と、前記特定画像生成手順において生成された特定画像情報を、該特定画像情報に対応する前記画像情報に対応づける対応付手順と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、特定情報をもとに一連の画像情報の中から選択された画像情報の位置を表す特定画像情報を生成し、この特定画像情報を選択された画像情報に対応づけているため、ユーザは、画像情報とともに、この画像情報に対応する特定画像情報を確認することによって、この画像情報が撮像された位置を容易に把握することが可能になる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態である画像処理装置について説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付している。また、本実施の形態にかかる画像処理装置として、カプセル型内視鏡を用いた被検体内情報取得システムにおける画像処理装置を例として説明する。
まず、実施の形態にかかる画像処理装置について説明する。本実施の形態にかかる画像処理装置は、画像処理対象である画像が所定の撮像経路内のいずれの位置で撮像されたか示すマーカーを所定の撮像経路を示すライン上に示した特定画像情報を生成し、生成した特定画像情報を、この特定画像情報に対応する画像に対応づけて出力するため、ユーザは、この特定画像情報を確認することによって画像処理対象である画像が被検体内のいずれの位置で撮像されたかを把握することができる。
図1は、本実施の形態における被検体内情報取得システムの全体構成を示す模式図である。図1に示すように、本実施の形態における被検体内情報取得システムは、受信機能を有する受信装置2と、被検体1の体内に導入され、体腔内画像を撮像して受信装置2に対してデータ送信を行うカプセル型内視鏡3とを備える。また、被検体内情報取得システムは、受信装置2が受信したデータに基づいて体腔内画像を表示する画像処理装置4と、受信装置2と画像処理装置4との間のデータ受け渡しを行うための携帯型記録媒体5と、被検体である患者の識別情報などが格納されるデータベース7と接続したサーバ6とを備える。受信装置2は、被検体1によって着用される受信ジャケット2aと、受信ジャケット2aを介して送受信される無線信号の処理等を行う外部装置2bとを備える。
画像処理装置4は、カプセル型内視鏡3によって撮像された体腔内画像を表示および処理するためのものであり、携帯型記録媒体5によって得られるデータに基づいて画像表示および画像処理を行うワークステーション等を有する。画像処理装置4は、カプセル型内視鏡3が撮像した複数の静止画像を撮像順にしたがって順次表示する。以下、この順次表示された画像を擬似動画像という。画像処理装置4とサーバ6とは、ネットワーク8を介して接続されており、サーバ6は、ネットワーク8を介して、データベース7に格納された患者情報などを画像処理装置4に送信し、画像処理装置4は、ネットワーク8を介して、画像処理を行った情報などを転送する。
携帯型記録媒体5は、外部装置2bおよび画像処理装置4に対して着脱可能であって、両者に対する挿着時に情報の出力または記録が可能な構造を有する。具体的には、携帯型記録媒体5は、カプセル型内視鏡3が被検体1の体腔内を移動している間は外部装置2bに挿着されてカプセル型内視鏡3から送信されるデータを記録する。そして、カプセル型内視鏡3が被検体1から排出された後、つまり、被検体1の内部の撮像が終った後には、外部装置2bから取り出されて画像処理装置4に挿着され、画像処理装置4によって記録したデータが読み出される構成を有する。外部装置2bと画像処理装置4との間のデータの受け渡しは、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の携帯型記録媒体5によって行う構成をとることも、外部装置2bと画像処理装置4との間が有線接続する構成をとることもできる。
ここで、図2を参照して画像処理装置4について説明する。図2は、図1に示す画像処理装置4の概略構成を示すブロック図である。図2に示すように、画像処理装置4は、入力部20、表示部30、記憶部40、制御部50、転送部60を備える。
入力部20は、キーボードやマウスなどのポインティングデバイスなどによって実現され、画像処理装置4の動作指示および画像処理装置4が行なう処理の指示情報を入力し、各指示情報を制御部50に送出する。表示部30は、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ等によって実現され、入力部20の指示情報あるいは指示結果などを表示する。
記憶部40は、たとえばハードディスク装置などによって実現され、各種画像などを保持する。たとえば、フォルダF1内には、カプセル型内視鏡3によって撮像された画像群Paが保持される。フォルダF1に保持された画像群Paの画像ごとに、画像群Paにおける撮像時間を示す時間情報が付与される。また、フォルダF2内には、制御部50から出力されたレポート画像群frが保持される。このレポート画像群frにおけるレポート画像は、特定画像生成部54によって生成されたタイムライン画像と、このタイムライン画像に対応する選択画像とを含むため、記憶部40は、特定画像生成部54によって生成されたタイムライン画像を選択画像に対応づけた状態で保持する。なお、画像群Paが制御部50によって読み出された場合、各画像に付与された時間情報も読み出される。このため、たとえば、最初に撮像された画像の時間情報と最期に撮像された画像の時間情報とをもとに、画像群Pa全体の撮像時間も読み出されることとなる。また、ユーザは、フォルダF1に保持された画像群Paの中から所望の画像を選択しており、このように選択された選択画像には、選択画像であることを示す所定のフラグが付与されている。
制御部50は、入力部20、表示部30、記憶部40、転送部60の各処理または動作を制御する。制御部50は、表示制御部51と、画像処理部52とを備える。表示制御部51は、表示部30における表示処理を制御する。
画像処理部52は、フォルダF1に保持された画像群Paを処理し、処理情報を出力する機能を有し、画像抽出部53と、特定画像生成部54と、画像合成部55とを備える。画像抽出部53は、所望の画像を選択する指示情報をもとに、画像群Paの中から指示情報によって選択された画像および選択画像を抽出する。
特定画像生成部54は、画像群Paの各画像にそれぞれ付与された時間情報をもとに、画像群Paを撮像した全体の撮像時間を求め、画像群Pa全体の撮像時間と画像抽出部53によって抽出された選択画像とをもとに、この選択画像が全体の撮像時間のいずれの時間で撮像されたかを表すタイムライン画像を生成する。ここで、カプセル内視鏡が被検体の口から飲込まれてから排出されるまでの時間は、ほぼ一定であることが経験的に求められており、たとえば、カプセル内視鏡は、被検体の口から飲込まれてから8時間から10時間で被検体の口から大腸まで移動する。このため、カプセル内視鏡の撮像経路は、画像群Pa全体が10時間かけて撮像された場合、被検体の口から大腸であると推測することができる。また、カプセル内視鏡が被検体内の移動に要する時間も、被検体内の臓器ごとに経験的に求められている。したがって、ユーザは、全体の撮像時間内のいずれの時間で撮像されたかを示すタイムライン画像を確認することによって、画像群Paの中から選択された選択画像の撮像位置を経験的に求めることができる。このため、特定画像生成部54は、画像群Paの中から選択された選択画像に付与された時間情報をもとに、この選択画像の撮像位置を表すタイムライン画像を生成することとなる。また、画像合成部55は、特定画像生成部54によって生成されたタイムライン画像と、このタイムライン画像に対応する選択画像とを合成した合成画像を生成する。制御部50は、特定画像生成部54によって生成されたタイムライン画像と、このタイムライン画像に対応する選択画像とを合成した合成画像を含むレポート画像を、表示部30に出力またはフォルダF2に保存させており、特定画像生成部54によって生成されたタイムライン画像を選択画像に対応づける対応付手段として機能する。
転送部60は、レポート画像の転送を指示する指示情報が入力された場合、この指示情報によって転送を指示されたレポート画像をフォルダF2に保持されたレポート画像群frから抽出し、抽出したレポート画像を、ネットワーク8を介してサーバ6に転送可能である情報形式に変換し、転送する。レポート画像には、ユーザによって選択された選択画像と、この選択画像に対応するタイムライン画像とを合成した合成画像が含まれるため、転送部60は、少なくともタイムライン画像を、このタイムライン画像に対応する選択画像とともに、画像処理装置4からサーバ6に転送する。また、転送部60は、タイムライン画像と、このタイムライン画像に対応する選択画像とともに、この選択情報に付与された時間情報を転送する。
つぎに、図3を参照して、制御部50による画像処理手順について、フォルダF1に保持された画像群Paの画像に対して画像処理を行う場合を例に説明する。図3において、制御部50は、擬似動画像表示を指示する指示情報の入力の有無をもとに、擬似動画表示を指示されたか否かを判断する(ステップS102)。制御部50は、擬似動画像表示を指示する指示情報が入力されるまでステップS102の判断を繰り返す。制御部50は、擬似動画像表示を指示する指示情報が入力され、擬似動画表示を指示されたと判断した場合(ステップ102:Yes)、表示制御部51は、画像群Paを記憶部40のフォルダF1から読み出し、表示順番にしたがって表示部30に順次表示させる擬似動画像表示処理を行う(ステップ104)。この場合、表示制御部51によって画像群Paが読み出されることによって、画像群Paの画像ごとに付与された時間情報も読み出されるため、最初の画像が撮像されてから最後の画像が撮像されるまでの全体の撮像時間も読み出される。
その後、制御部50は、表示部30に表示された画像群Paの画像を選択する指示情報の受信の有無をもとに、表示された画像が選択されたか否かを判断する(ステップ106)。制御部50が表示された画像が選択されていないと判断した場合(ステップ106:No)、表示制御部51は、ステップ104に進み、画像群Paの画像のうち次に表示対象となる画像を表示部30に表示させ、擬似動画表示処理を継続する。一方、制御部50が表示された画像が選択されたと判断した場合(ステップS106:Yes)、画像抽出部53は、指示情報によって選択された画像を画像群Paの中から抽出し、表示制御部51は、表示部30の所定の選択画像表示領域に画像抽出部53が抽出した画像を表示させる画像選択処理を行う(ステップ108)。なお、制御部50に擬似動画像表示を終了する指示情報が入力された場合、または、表示制御部51が画像群Paの最終画像まで表示したと判断した場合、表示制御部51は、表示部30における擬似動画像表示を終了させる。
制御部50は、画像選択処理において選択された選択画像のうち、所望の選択画像を用いた診断用のレポート作成を指示する指示情報の受信の有無をもとに、レポート作成が指示されたか否かを判断する(ステップ110)。制御部50は、レポート作成が指示されていないと判断した場合(ステップ110:No)、ステップ104に進み、表示制御部51は、次に表示対象となる画像を表示部30に表示させ、擬似動画表示処理を継続する。
一方、制御部50がレポート作成を指示されたと判断した場合(ステップ110:Yes)、画像抽出部53は、入力部20から制御部50に出力された指示情報にしたがって、レポート対象である選択画像を画像群Paの中から抽出する(ステップ112)。特定画像生成部54は、画像抽出部53が抽出した選択画像に付与される時間情報と画像群Paの画像群の全体の撮像時間とをもとに、画像抽出部53が抽出した選択画像に対応するタイムライン画像を生成する(ステップ114)。そして、画像合成部55は、画像抽出部53が抽出した選択画像と、この選択画像に対応するタイムライン画像とを合成した合成画像を生成する画像合成処理を行う(ステップ116)。表示制御部51は、画像合成部55が生成した合成画像を所定の位置に表示したレポート画像を表示部30に表示させる(ステップ118)。このため、表示制御部51は、タイムライン画像を、このタイムライン画像に対応する選択画像に対応づけて、表示部30に表示出力させることとなる。したがって、ユーザがレポート作成を指示した場合、表示部30には、レポート対象である選択画像とともに、この選択画像に対応するタイムライン画像も自動的に表示される。
その後、ユーザによるマウス、キーボードなどの操作によって入力部20からレポート画像上に文字情報などの描画を指示する指示情報が出力され、表示制御部51は、この指示情報にしたがってレポート画像上に文字情報などを描画表示する描画処理を行う(ステップ120)。制御部50は、表示部30に表示されたレポート画像の保存を指示する指示情報の受信の有無によって、表示部30に表示されたレポート画像の保存を指示されたか否かを判断する(ステップ122)。制御部50は、レポート画像の保存を指示されていないと判断した場合(ステップ122:No)、ステップ120に進み、描画処理を継続する。なお、レポート作成の終了を指示する指示情報が入力された場合、表示制御部51は、表示部30におけるレポート画像の表示を終了する。
一方、制御部50は、レポート画像の保存を指示されたと判断した場合(ステップ122:Yes)、画像処理部52は、表示部30に表示されたレポート画像を記憶部40のフォルダF2に保存させるレポート保存処理を行う(ステップ124)。レポート画像には選択画像とともにタイムライン画像も表示されるため、画像処理部52は、レポート画像を保存させることによって、タイムライン画像を、このタイムライン画像に対応する選択画像に対応づけて、記憶部40のフォルダF2に保持させることとなる。したがって、ユーザが、画像群Paの選択画像以外の画像を消去した場合であっても、タイムライン画像は、このタイムライン画像に対応する選択画像とともにフォルダF2に保持されたレポート画像内に保持されることとなる。このため、ユーザがレポート画像を再度表示させた場合、ユーザが、フォルダF1に保持された画像群Paの選択画像以外の画像を消去した場合であっても、選択画像と、この選択画像に対応したタイムライン画像とを含むレポート画像が表示部30に表示される。
その後、制御部50は、レポート画像のサーバへの転送を指示する指示情報の受信の有無をもとに、レポート画像の転送を指示されたか否かを判断する(ステップ126)。制御部50は、レポート画像の転送が指示されていないと判断した場合(ステップ126:No)、画像群Paに対する画像処理を終了する。また、制御部50がレポート画像の転送を指示された場合(ステップ126:Yes)、転送部60は、転送を指示されたレポート画像をサーバ7に転送可能である転送情報に変換する転送情報変換処理を行う(ステップ128)。転送部60は、変換した転送情報をサーバ6に転送する転送処理を行い(ステップ130)、制御部50は、画像群Paに対する画像処理を終了する。転送処理の対象であるレポート画像には、選択画像と、この選択画像に対応するタイムライン画像とが含まれているため、転送部30は、選択画像と、この選択画像に対応するタイムライン画像とを対応づけた状態で、サーバ6に転送することとなる。
つぎに、図4を参照して、表示部30の表示画面上における処理状態について説明する。図4は、表示部30の表示画面の一例を示す図であり、表示部30の表示画面には、ウィンドウWが表示される。ウィンドウWには、大きくは、患者氏名がツリー形式で表示されるメニューM、画像表示領域A1、選択画像表示領域A2、再生ボタン24を含む動画表示制御ボタン、所望の画像を選択する選択ボタン25、レポート作成を選択するレポートボタン26が設けられる。画像表示領域A1は、メニューMの右側領域に設けられ、メニューMにおいて選択された患者に対応した擬似動画像を表示する。選択画像表示部A2は、画像表示領域A1の右側領域に設けられ、動画表示制御ボタン、選択ボタン25、レポートボタン26は、画像表示領域A1の下部に設けられる。
再生ボタン24をクリックすることによって擬似動画像表示の開始を指示された場合、画像表示領域A1には、擬似動画像表示を指示された画像群Paの画像が順次表示される。たとえば、図4に示すように、画像表示領域A1には、画像P1,P2のうち、表示順番が早い画像P1が画像表示領域A1の左側領域に、画像P1の次の表示順番である画像P2が画像表示領域A1の右側領域に表示される。選択画像表示領域A2には、画像表示領域A1に順次表示された画像のうちユーザによって選択された画像が表示順にしたがって表示される。たとえば、図4に示すように、選択画像表示領域A2には、表示順にしたがって選択画像Pe1,Pe2,Pe3,Pe4,Pe5が表示される。
ここで、選択画像表示領域A2に表示された画像のうち、ユーザが選択画像Pe2を用いて診断用のレポートを作成する場合を例に説明する。ユーザは、カーソル23を選択画像Pe2上に移動させマウスの左ボタンをクリックし、選択状態とする。その後、ユーザは、カーソル23をレポートボタン26上に移動させた状態でマウスの左ボタンをクリックする。この結果、入力部20から、選択画像Pe2を用いたレポート画像の作成を指示する指示情報が制御部50に出力される。
この場合、制御部50では、画像抽出部53が、画像群Paの中から選択画像Pe2を抽出し、位置情報生成部54が、画像抽出部53によって抽出された選択画像Pe2の時間情報と画像群Pa全体の撮像時間とをもとにタイムライン画像Pt2を生成する。その後、画像合成部55は、選択画像Pe2とタイムライン画像Pt2とを合成した合成画像Ps2を生成し、表示制御部51は、合成画像Ps2を表示させたレポート画像を表示部30に対して出力させる。
この結果、図5に示すように、表示部30の表示画面上にはレポート作成用のウィンドウWrが新たに表示される。このウィンドウWrには、画像合成部55が合成した合成画像Ps2が表示される合成画像表示領域A21と、選択画像Pe1〜Pe5が表示される選択画像表示領域A22と、選択画像Pe1〜Pe5に対応する被検体の患者情報が表示される患者情報表示領域A23と、診断内容を示す文字情報などが表示される文字表示領域A24と、ユーザ辞書ボタン27などの書き込み編集ボタンが表示される編集ボタン表示領域A25と、表示されたレポートのバージョン情報が表示されるバージョン表示領域A26とが設けられる。図5に示すように、選択画像表示領域A22の上部に編集ボタン表示領域A25が表示され、選択画像表示領域A22の下部に患者情報表示領域A23が表示され、患者情報表示領域A23の下部に合成画像表示領域A21が表示され、合成画像表示領域A21の右側領域に文字表示領域A24が表示される。文字表示領域A24へは、文字表示領域A24上にカーソルを移動させマウスをクリックし選択した上で、キーボードなどの入力部20から文字を入力することができる。また、ユーザ辞書ボタン27上にカーソルを移動させマウスでクリックすることで、ユーザごとに予め用意した図示しない用語一覧から用語を選択し、文字表示領域A24にテキストを入力することもできる。また、文字表示領域A24の下部には、このレポート画像を読み取り専用に設定する承認ボタン28が設けられる。また、選択画像表示領域A2の画像を選択せずにレポートボタン26をマウスでクリックした場合、合成画像表示領域A21には何も表示されない。この場合、図7を用いて後述するように、選択画像表示領域A22から合成画像表示領域A21への画像のドラッグアンドドロップでレポートに用いる画像を選択する。
合成画像表示領域A21には、選択画像Pe2とタイムライン画像Pt2とが合成された合成画像Ps2が表示される。タイムライン画像Pt2には、たとえば、全体の撮像時間10時間に対応する目盛が表示され、目盛上の図形Saの位置によって、画像Pe2が全体の撮像時間のいずれの時間で撮像されたかを示す。
このように、本実施の形態では、レポート作成時に、レポート対象となる選択画像と該画像が所定の撮像時間のいずれの時間で撮像されたかを示すタイムライン画像とを合成した合成画像を表示させている。このため、本実施の形態では、レポート画像の表示時に、レポート対象となる選択画像とともに、この選択画像に対応するタイムライン画像が自動的に表示される。また、レポート画像を保持する場合には、選択画像と、この選択画像に対応するタイムライン画像とが合成された状態で保持される。したがって、画像処理装置4では、ユーザが画像群Paの画像のうちレポートに必要な画像以外の画像を消去する前後にかかわらず、フォルダF2内のレポート画像を表示部30に表示させた場合には、選択画像とともにタイムライン画像も表示される。この結果、ユーザは、画像群Paの画像のうちレポートに必要な画像以外の画像を全て消去した後であっても、レポートで用いられた画像が所定の撮像時間のいずれの時間で撮像されたかを容易に確認することができる。さらに、ユーザは、タイムライン画像における図形Saの位置によって、被検体内のいずれの位置で撮像されたかを推定することができる。したがって、ユーザは、画像群Paの画像のうちレポートに必要な画像以外の画像を全て消去した後であっても、このタイムライン画像を確認することによって、レポートで用いられた画像が被検体内のいずれの位置で撮像されたかを容易に把握することができる。
つぎに、図6を参照して画像処理装置4における転送処理について、図5に示すウィンドウWr上に表示されたレポート画像を転送する場合を例に説明する。ユーザがサーバ6にレポート画像を転送する指示を行った場合、画像処理装置4は、ネットワーク8を介して、図6に示すような転送情報Rfをサーバ6に転送する。この転送情報Rfは、転送部60が転送対象であるレポート画像を変換したものであり、サーバ6からネットワーク8を介して転送された患者情報Rpと、レポートに用いられた選択画像Pe2およびタイムライン画像Pt2とを合成した合成画像Ps2と、ユーザによる診断内容を示す診断情報Rdを含む。
従来では、サーバに内視鏡画像が転送された場合、サーバにおいて内視鏡画像に付与された時間情報などを読み出せず、ユーザが、サーバ上で内視鏡画像の撮像位置を把握することができない場合があった。
これに対し、本実施の形態にかかる画像処理装置4では、レポートに用いられた選択画像と、この選択画像に対応するタイムライン画像とを含む転送情報をサーバ6に転送している。このため、サーバ6は、画像に付与された時間情報を読み出す機能を備えていない場合であっても、画像を読み出す機能を備える場合には、転送されたタイムライン画像を読み出し、選択画像の撮像時間を示すタイムライン画像を選択画像とともに出力できる。したがって、本実施の形態によれば、サーバ6などの他の装置に転送情報を転送した場合であっても、ユーザは、このような他の装置上で、このタイムライン画像を選択画像とともに確認することが可能になる。この結果、ユーザは、他の装置に転送情報が転送された場合であっても、レポートに用いられた選択画像が被検体内のいずれの位置で撮像されたかを容易に推測することが可能になり、このレポートをもととした診断を円滑に行うことができる。
なお、図7に示すように、ユーザは、レポート作成時に、最初に選択した選択画像Pe2とは別の選択画像Pe4を用いる場合には、選択画像表示領域A22の選択画像Pe4上にカーソル23を移動させ、矢印Y1にしたがってドラッグアンドドロップを行い、合成画像表示領域A21上に選択画像Pe4を移動させればよい。この場合、入力部20から選択画像Pe4に対応する合成画像の生成およびウィンドウWr上の合成画像の表示を指示する指示情報が制御部50に出力される。画像抽出部53は、この指示情報にしたがって、画像群Paから選択画像Pe4を抽出し、特定画像生成部54は、選択画像Pe4に対応するタイムライン画像Pt4を生成する。その後、画像合成部55は、選択画像Pe4とタイムライン画像Pt4とを合成し、表示制御部51は、画像合成部55が生成した合成画像Ps4をウィンドウWrの合成画像表示領域A21に表示させる。この結果、図7に示すように、合成画像表示領域A21には、ユーザが新たに選択した選択画像Pe4と選択画像Pe4に対応するタイムライン画像Pt4とが合成された合成画像Ps4が表示される。このように、ユーザは、レポート作成時に、レポートに用いる画像を選択画像表示領域A22に表示された選択画像の中から自由に選択することができる。また、選択画像表示領域A22から合成画像表示領域A21への画像のドラッグアンドドロップにより、新たな画像を用いたレポートのページを追加するようにしてもよい。
また、実施の形態として、画像処理装置4は、選択画像とタイムライン画像との合成画像を表示した場合について説明したが、これに限らず、画像抽出部53が抽出した選択画像と特定画像生成部54が生成したタイムライン画像とをそのまま表示してもよい。この場合、図8に示すように、表示部30の表示画面上には、合成画像表示領域A21の代わりに画像表示領域A31が設けられたウィンドウWdが表示される。この画像表示領域A31には、選択画像Pe2のみが表示され、選択画像Pe2に対応するタイムライン画像Pt22は、別の画像としてウィンドウWd上に表示される。このタイムライン画像Pt22の表示位置は、ユーザが、タイムライン画像Pt22上にカーソル23を移動させ、マウスの左ボタンをクリックしながらマウスを操作することによって、図8に示すように、画像表示領域A31の上部などに表示位置を移動させることができる。このように、ユーザは、タイムライン画像Pt22の表示位置を所望の位置に自由に移動させることができる。また、選択画像とタイムライン画像とを合成する必要はないため、画像処理装置4は、画像合成部55を削除した構成にすることができ、また、図3に示す画像合成処理(ステップ116)を省略した画像処理を行うことができる。この結果、画像処理装置4は、レポート画像の作成にともなう画像処理を迅速に行うことができる。
さらに、この場合、図9に示すように、画像処理装置4は、選択画像Pe2とタイムライン画像Pt22とを対応づけた状態でサーバ6に転送してもよい。この場合、転送部60は、患者情報Rp、選択画像Pe2、タイムライン画像Pt22、診断情報Rdを含む転送情報Rf2を、ネットワーク8を介してサーバ6に転送する。このように、選択画像Pe2とタイムライン画像Pt22とを対応づけて転送した場合も、サーバ6は、タイムライン画像Pt22を読み出すことができ、ユーザは、タイムライン画像Pt22を確認することによって選択画像Pe2が被検体内のいずれの位置で撮像された画像であるかを容易に把握することができる。また、転送部60は、選択画像Pe2とタイムライン画像Pt22とともに選択画像Pe2に付与された時間情報を転送してもよい。また、転送部60は、患者情報Rpと合成画像Ps2と診断情報Rdとを含む転送情報Rf、または、患者情報Rpと選択画像Pe2とタイムライン画像Pt22と診断情報Rdとを含む転送情報Rf2に限らず、合成画像Ps2、あるいは選択画像Pe2とタイムラインPt22とを少なくとも転送すればよい。ユーザは、少なくとも合成画像Ps2、あるいは選択画像Pe2とタイムラインPt22とを用いることによって、サーバ6上で診断に用いるレポートを作成することができる。
また、本実施の形態にかかる画像処理装置4では、転送部60は、レポート画像を所定の圧縮方法で圧縮して転送してもよい。したがって、転送部60は、記憶部40に保持されるタイムライン画像と、このタイムライン画像に対応する選択画像を圧縮して転送し、または、画像合成部55によって合成された合成画像を圧縮して転送することとなる。この場合、画像処理装置4は、転送情報の容量を削減することができるため、転送情報を圧縮しない場合と比べ迅速に情報を転送することができる。
また、本実施の形態では、特定画像生成部54は、特定画像情報としてタイムライン画像を生成した場合について説明したが、これに限らない。たとえば、特定画像生成部54は、図10に示すように、撮像経路および画像の撮像位置を示した被検体の模式画像を、画像群Paの中から選択された画像の位置を示す特定画像として生成してもよい。特定画像生成部54は、画像ごとに付与された時間情報から経験的に求められた位置情報をもとに、画像の撮像位置を表すマーカーMtを、被検体Hの撮像経路を示すライン上に表示させた特定画像Pt32を生成する。そして、画像合成部55は、選択画像Pe2と特定画像Pt32とを合成した合成画像Ps32を生成する。表示制御部51は、合成画像Ps32を表示部30の合成画像表示領域A21に表示出力してもよく、転送部60は、合成画像Ps32をサーバ6に転送してもよい。このような特定画像Pt32を確認することによって、ユーザは、診断に用いた画像Pe2が被検体内のどの位置で撮像されたかを明確に把握することができ、診断を円滑に行うことができる。さらに、被検体内情報取得システムが複数のアンテナを備えた受信装置を備えている場合には、各アンテナにおけるカプセル内視鏡の送信電波の強度の差から、被検体内におけるカプセル内視鏡の位置情報を取得する。特定画像生成部54は、このように取得された位置情報をもとに特定画像Pt32を生成してもよく、このように取得された位置情報と各画像に付与された時間情報とをもとに特定画像Pt32を生成してもよい。ユーザは、このように生成された特定画像Pt32を確認することによって、画像Pe2の撮像位置を正確に把握することができる。なお、図11に示すように、画像処理装置4は、特定画像Pt32を選択画像Pe2と合成せず、別々に表示出力および転送を行ってもよい。
また、上記実施の形態で説明した画像処理装置4は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。以下、上記実施の形態で説明した画像処理装置と同様の機能を有する画像処理プログラムを実行するコンピュータシステムについて説明する。
図12は、上述した実施の形態を用いたコンピュータシステムの構成を示すシステム構成図であり、図13は、このコンピュータシステムにおける本体部の構成を示すブロック図である。図12に示すように、本実施の形態にかかるコンピュータシステム100は、本体部101と、本体部101からの指示によって表示画面102aに画像などの情報を表示するためのディスプレイ102と、このコンピュータシステム100に種々の情報を入力するためのキーボード103と、ディスプレイ102の表示画面102a上の任意の位置を指定するためのマウス104とを備える。
また、このコンピュータシステム100における本体部101は、図13に示すように、CPU121と、RAM122と、ROM123と、ハードディスクドライブ(HDD)124と、CD−ROM109を受け入れるCD−ROMドライブ125と、フレキシブルディスク(FD)108を受け入れるFDドライブ126と、ディスプレイ102、キーボード103並びにマウス104を接続するI/Oインターフェース127と、ローカルエリアネットワークまたは広域エリアネットワーク(LAN/WAN)106に接続するLANインターフェース128とを備える。
さらに、このコンピュータシステム100には、インターネットなどの公衆回線107に接続するためのモデム105が接続されるとともに、LANインターフェース128およびLAN/WAN106を介して、他のコンピュータシステム(PC)111、サーバ112、プリンタ113などが接続される。
そして、このコンピュータシステム100は、所定の記録媒体に記録された画像処理プログラムを読み出して実行することで画像処理装置を実現する。ここで、所定の記録媒体とは、フレキシブルディスク(FD)108、CD−ROM109、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」の他に、コンピュータシステム100の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)124や、RAM122、ROM123などの「固定用の物理媒体」、さらに、モデム105を介して接続される公衆回線107や、他のコンピュータシステム111並びにサーバ112が接続されるLAN/WAN106などのように、プログラムの送信に際して短期にプログラムを保持する「通信媒体」など、コンピュータシステム100によって読み取り可能な画像処理プログラムを記録する、あらゆる記録媒体を含むものである。
すなわち、画像処理プログラムは、上記した「可搬用の物理媒体」、「固定用の物理媒体」、「通信媒体」などの記録媒体に、コンピュータ読み取り可能に記録されるものであり、コンピュータシステム100は、このような記録媒体から画像処理プログラムを読み出して実行することで画像処理装置および画像処理方法を実現する。なお、画像処理プログラムは、コンピュータシステム100によって実行されることに限定されるものではなく、他のコンピュータシステム111またはサーバ112が画像処理プログラムを実行する場合や、これらが協働して画像処理プログラムを実行するような場合にも、本発明を同様に適用することができる。
実施の形態における被検体内情報取得システムの全体構成を示す模式図である。 実施の形態にかかる画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。 図2に示す制御部による画像処理手順を示すフローチャートである。 図2に示す表示部の表示画面の一例を示す図である。 図2に示す表示部の表示画面の一例を示す図である。 図3に示す転送処理を説明する図である。 図2に示す表示部の表示画面の一例を示す図である。 図2に示す表示部の表示画面の一例を示す図である。 図3に示す転送処理の他の例を説明する図である。 図2に示す表示部に表示される画像の一例を示す図である。 図2に示す表示部に表示される画像の一例を示す図である。 実施の形態を用いたコンピュータシステムの構成を示す構成図である。 図12に示したコンピュータシステムにおける本体部の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 被検体
2 受信装置
2a 受信ジャケット
2b 外部装置
4 画像処理装置
5 携帯型記録媒体
6 サーバ
7 データベース
8 ネットワーク
20 入力部
30 表示部
40 記憶部
50 制御部
51 表示制御部
52 画像処理部
53 画像抽出部
54 特定画像生成部
55 画像合成部
60 転送部
23 カーソル
24 再生ボタン
25 選択ボタン
26 レポートボタン
27 ユーザ辞書ボタン
28 承認ボタン
100 コンピュータシステム
101 本体部
102 ディスプレイ
102a 表示画面
103 キーボード
104 マウス
105 モデム
106 ローカルエリアネットワークまたは広域エリアネットワーク(LAN/WAN)
107 公衆回線
108 フレキシブルディスク(FD)
109 CD−ROM
111 他のコンピュータシステム(PC)
112 サーバ
113 プリンタ
121 CPU
122 RAM
123 ROM
124 ハードディスクドライブ(HDD)
125 CD−ROMドライブ
126 FDドライブ
127 I/Oインターフェース
128 LANインターフェース

Claims (11)

  1. 個々の画像情報を特定する特定情報が付与された一連の画像情報であって、前記一連の画像情報の中から選択された前記画像情報を処理する画像処理装置において、
    前記特定情報をもとに、前記一連の画像情報の中から前記選択された画像情報の位置を表す特定画像情報を生成する特定画像生成手段と、
    前記特定画像生成手段によって生成された特定画像情報を前記選択された画像情報に対応づける対応付手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記対応付手段によって対応づけられた前記特定画像情報を該特定画像情報に対応する前記選択された画像情報とともに表示出力する表示出力手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 少なくとも前記対応付手段によって対応づけられた前記特定画像情報を該特定画像情報に対応する前記選択された画像情報とともに、当該画像処理装置から他の装置に転送する転送手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 少なくとも前記特定画像生成手段によって生成された前記特定画像情報と該特定画像情報に対応する前記選択された画像情報とを合成した合成画像情報を生成する合成手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  5. 前記表示出力手段は、前記合成手段によって合成された合成画像情報を表示出力し、
    前記転送手段は、前記合成手段によって合成された合成画像情報を転送することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記転送手段は、前記対応付手段によって対応づけられた前記特定画像情報と該特定画像情報に対応する前記選択された画像情報とを圧縮して転送し、または、前記合成手段によって合成された合成画像情報を圧縮して転送することを特徴とする請求項3または5に記載の画像処理装置。
  7. 前記転送手段は、前記対応付手段によって対応づけられた前記特定画像情報および該特定画像情報に対応する前記選択された画像情報とともに該選択された画像情報に付与された特定情報を転送し、または、前記合成手段によって合成された合成画像情報とともに該合成画像情報に対応する前記選択された画像情報に付与された特定情報を転送することを特徴とする請求項5または6に記載の画像処理装置。
  8. 前記特定情報は、前記一連の画像情報における各画像情報の撮像時間を示し、
    前記特定画像生成手段は、前記一連の画像情報にそれぞれ付与された特定情報をもとに前記一連の画像情報を撮像した全体の撮像時間を求め、該全体の撮像時間と前記選択された画像情報の特定情報とをもとに、該選択された画像情報が全体の撮像時間の中のいずれの時間に撮像されたかを表す特定画像情報を生成することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  9. 前記画像情報は、被検体内部を撮像した画像情報であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  10. 個々の画像情報を特定する特定情報が付与された一連の画像情報であって、前記一連の画像情報の中から選択された前記画像情報を処理する画像処理方法において、
    前記特定情報をもとに、前記一連の画像情報の中から前記選択された画像情報の位置を表す特定画像情報を生成する特定画像生成ステップと、
    前記特定画像生成ステップにおいて生成された特定画像情報を、該特定画像情報に対応する前記画像情報に対応づける対応付ステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  11. 個々の画像情報を特定する特定情報が付与された一連の画像情報であって、前記一連の画像情報の中から選択された前記画像情報を処理する画像処理プログラムにおいて、
    前記特定情報をもとに、前記一連の画像情報の中から前記選択された画像情報の位置を表す特定画像情報を生成する特定画像生成手順と、
    前記特定画像生成手順において生成された特定画像情報を、該特定画像情報に対応する前記画像情報に対応づける対応付手順と、
    を含むことを特徴とする画像処理プログラム。
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