JP2006074870A - 電動自動車の電力供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高電圧電源が故障したときでも制動モータなどに電力を供給して車両の制御を継続することのできる電動自動車の電力供給装置を提供する。
【解決手段】電動自動車の電力供給装置1では、高電圧電源2の故障を制御回路10が検知すると、第1及び第2のスイッチ5、6を開放し、第1の電源回路7が走行モータ用駆動装置3からの回生電力によって、制動モータを駆動するための電力を生成して制動モータ用駆動装置4に供給し、電動自動車が所定速度以下になって回生電力が小さくなると、第2の電源回路8が電荷蓄積装置9からの電力によって制動モータを駆動するための電力を生成し、制動モータ用駆動装置4に供給することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電動自動車の電力供給装置に係り、特に高電圧電源が故障したときでも制動モータなどに電力を供給して車両の制御を継続する電動自動車の電力供給装置に関する。
従来、電動自動車では車両走行輪を電気モータで駆動するが、ハイブリッド電動自動車の場合には、3相交流発電機の交流出力をコンバータで直流に変換した後、インバータで再び交流に変換して電気モータを駆動している。また、燃料電池電動自動車の場合は、インバータでの交流出力によって電気モータを駆動している。
そして、何らかの理由によって電力発生源、即ちハイブリッド電動自動車では交流発電機や直流バッテリー、燃料電池電動自動車では燃料電池や直流バッテリーの出力が途絶した場合には、走行の継続は不可能となる。その際、車両の走行エネルギーを回生させることによって生じる負荷を活用して、車両の走行速度を低下させる必要がある。
そこで、従来から工作機械等で用いるサーボモータではモータの電源が停電したときに、モータで発電される回生電力を消費してモータにブレーキをかける技術が広く知られている。
ここで、このような電源の停電時に発電機となっているモータから発電される電力をブレーキ抵抗で消費させるモータ制御装置の従来例として、例えば特開2000−188897号公報(特許文献1)が開示されている。
この従来例では、電源で停電が発生している間、モータからインバータ回路を通して供給される回生電力を、回生抵抗でジュール熱として消費し、モータにブレーキをかけるようにしたものである。
特開2000−188897号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された従来例では、工作機械等で用いるサーボモータを対象としていたので、この技術を電動自動車に適用すると以下のような課題を生じていた。
まず、車両の走行を電気モータで行なうだけでなく、制動や操舵も電気モータの駆動力のみで行なう場合、電力発生源の故障、即ち開放や短絡事故、さらにこれら発電機やバッテリーに接続されているケーブル部の故障が生じると、車両の駆動力が途絶するだけでなく、制動力や操舵力まで途絶してしまう。
このとき制動力に関しては、走行モータの回生運転によってある程度の減速力を得られるが、回生力だけでは充分に強い制動力を得難い上に、電動モータによる制動も効かず、十分に車両を制動することができなくなる。
そこで、電力途絶時にも制動できるような機械的な制動力発生機構を搭載するか、電力発生源、特にバッテリー部分を2重系以上の多重冗長系にするなどの対策が必要になり、コストが高くなるなどの別の課題が生じることになる。
さらに、インバータの回生運転によって生じる回生電圧が充電される直流バッテリーの故障時には、この回生電圧を制御し難く、インバータ等の破壊が生じ易く、この回生電圧を抵抗によって熱エネルギーに変換しようとしても、この抵抗部分の冷却が困難あるいは冷却系が大型で高コストになり易い。
また、操舵に関しても制動と同様の課題があり、電力途絶時にも操舵できるような機械的な操舵力発生機構を搭載するか、電力発生源、特にバッテリー部分を2重系以上の多重冗長系にするなどの対策が必要となるので、コストが高くなるなどの同様の課題が生じる。
本発明の電動自動車の電力供給装置は、高電圧電源から走行モータに電力が供給されて走行する電動自動車の電力供給装置において、前記走行モータを駆動制御する走行モータ用駆動手段と、前記高電圧電源による電力供給が停止したときに、電力の供給対象となる供給対象モータを駆動制御する供給対象モータ用駆動手段と、前記高電圧電源による電力供給が停止すると、前記走行モータ用駆動手段からの回生電力によって、前記供給対象モータを駆動するための電力を生成し、前記供給対象モータ用駆動手段に供給する第1の電力生成手段と、予め所定の電荷を蓄積する電荷蓄積手段と、当該電動自動車が所定速度以下になると、前記電荷蓄積手段からの電力によって前記供給対象モータを駆動するための電力を生成し、前記供給対象モータ用駆動手段に供給する第2の電力生成手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る電動自動車の電力供給装置では、高電圧電源の故障により電力の供給ができなくなった場合でも、走行モータからの回生電力によって第1の電力生成手段が供給対象モータに電力を供給し、車両速度が所定値以下になると第2の電力生成手段が供給対象モータに電力を供給するので、車両走行だけでなく制動や操舵についてもモータで行なう電動自動車であっても、高電圧電源の故障時に予備的な電源を2重系以上の多重冗長系で持つことも無く、また機械的な動力伝達手段を持たなくても、車両停止までの間確実に制動や操舵を継続することが可能になる。また、搭載スペースやコストが過大になることも防止することができる。さらに、制動や操舵の動作加減、つまり動作の強さや応答性なども変わらずに円滑に働かせることができる。
以下、本発明に係わる電動自動車の電力供給装置を実施するための最良の形態となる実施例について説明する。
以下、本発明の実施例1を図面に基づいて説明する。図1は本実施例に係る電動自動車の電力供給装置の構成を示す回路図である。図1に示すように、本実施例の電動自動車の電力供給装置1は、図示しない走行モータや制動モータに電力を供給する高電圧電源2と、走行モータを駆動制御する走行モータ用駆動装置(走行モータ用駆動手段)3と、高電圧電源2の故障時に電力の供給対象となる制動モータを駆動制御する制動モータ用駆動装置(供給対象モータ用駆動手段)4と、高電圧電源2と走行モータ用駆動装置3とを接続する第1のスイッチ5と、高電圧電源2と制動モータ用駆動装置4とを接続する第2のスイッチ6と、走行モータ用駆動装置3の電源端子と制動モータ用駆動装置4の電源端子との間に接続された第1の電源回路(第1の電力生成手段)7及び第2の電源回路(第2の電力生成手段)8と、予め所定の電荷を蓄積する電荷蓄積装置(電荷蓄積手段)9と、電力供給装置1による電力を供給するための処理を制御する制御回路10とを備えて構成されている。
ここで、高電圧電源2は、電動自動車の電力源としての高電圧電源であり、ハイブリッド電動自動車の場合には発電機からの交流をコンバータで直流に変換してその直流エネルギーを蓄えるバッテリーであり、燃料電池電動自動車の場合には燃料電池及びその直流エネルギーを蓄えるバッテリーである。
走行モータ用駆動装置3は、通常は高電圧電源2からの電力によって走行モータを駆動しているが、高電圧電源2の故障時には走行モータからの回生電圧を第1の電源回路7に供給する。また、走行モータ用駆動装置3はインバータ装置であり、インバータ装置の電源端子には電源コンデンサ11が接続されている。
制動モータ用駆動装置4は、通常は高電圧電源2からの電力によって制動モータを駆動しているが、高電圧電源2の故障時には第1の電源回路7あるいは第2の電源回路8から供給される電力によって制動モータを駆動する。ただし、本実施例では、高電圧電源2の故障時に電力供給の対象となる供給対象モータとして制動モータを例にして説明するが、制動モータだけではなく操舵モータなどその他のモータや装置であっても良い。また、供給対象モータや供給対象モータ用駆動装置が1個ずつある場合を例にして説明するが、必ずしも1個である必要はなく、複数個ずつあっても良い。さらに、制動モータ用駆動装置4はインバータ装置であり、インバータ装置の電源端子には電源コンデンサ12が接続されている。
第1のスイッチ5は、通常は高電圧電源2と走行モータ用駆動装置3とを接続しているが、高電圧電源2の故障時には制御回路10によって開放される。
第2のスイッチ6は、通常は高電圧電源2と制動モータ用駆動装置4とを接続しているが、高電圧電源2の故障時には制御回路10によって開放される。
第1の電源回路7は、走行モータ用駆動装置3からの回生電力によって制動モータ用駆動装置4を駆動するための電力を生成する回路によって構成されている。
第2の電源回路8は、第1の電源回路7に電気的に並列に接続されており、電荷蓄積装置9にも接続され、この電荷蓄積装置9からの電力によって制動モータ用駆動装置4を駆動するための電力を生成する回路によって構成されている。
電荷蓄積装置9は、例えばコンデンサによって構成され、車両速度が所定値以下に低下したときに第2の電源回路8に電力を供給する。
制御回路10は、高電圧電源2の故障を検知すると、制動モータ用駆動装置4に電力を供給するための処理を制御し、高電圧電源2に故障が生じてしまった場合でも制動モータを電動自動車が停止するまで確実に動作させる。
次に、本実施例に係る電動自動車の電力供給装置1の動作を図2に基づいて説明する。図2は高電圧電源2が電力供給不能になってからの車速の変化と制動モータ用駆動装置4に供給される電圧の変化を示す説明図である。
まず、高電圧電源2、あるいは高電圧電源2から電力を送るケーブル部などの開放や短絡、もしくは動作不全など何らかの理由によって、電力出力が途絶する事態が生じたことを制御回路10が検知すると、制御回路10は第1のスイッチ5と第2のスイッチ6を開放させて、故障が生じた高電圧電源2と走行モータ用駆動装置3及び制動モータ用駆動装置4を電気的に切り離す。
そして、第1の電源回路7を動作させて、走行輪を回生させて走行モータ用駆動装置3からの回生電力を制動モータ用駆動装置4に供給する。これは、高電圧電源2に故障が生じた以上は、走行自体の継続は困難であるが、車両が停止するまでの間の制動は回生電力によって確実に動作継続できるようにするためのものである。
ただし、この場合には車両速度が低減するにつれて回生電力も漸減していく。ここで、車速と制動モータ用駆動装置4に供給される電圧の時間変化を図2に示す。第1の電源回路7はDC/DCコンバータとしての回路構成と機能を備えているので、変化する回生電力から制動モータ用駆動装置4に必要な電力、即ち所定の電圧と電流を、図2の(1)の領域で示すように供給し続ける。
通常、走行モータは数十kWの容量を有し、一方制動モータは1〜数kWの容量である。したがって、回生電力によって制動モータを駆動するための電力を第1の電源回路7で生成することは可能である。
そして、車両速度がさらに低下していくと、やがて回生電力も小さくなり第1の電源回路7のDC/DCコンバータでは、制動モータを駆動するための電力を生成することができない状態になる。即ち、車両速度が停止に至る直前の極低速状態、特にその時に周囲の諸状況などに配慮して運転者の意思で減速を抑えてほぼ惰性的な状態で車両の走行を行っているときには、得られる回生電力自体が小さくなるので、制動モータを駆動するための1kW程度の電力も得られなくなる。
そこで、車両速度が予め定めた所定値以下に低減したことを制御回路10が検知すると、第2の電源回路8を動作させて制動モータを駆動させるための電力を供給する。
第2の電源回路8は、電荷蓄積装置9からの電力によって制動モータを駆動するための電力を生成する。そして、第2の電源回路8は、第1の電源回路7に電気的に並列に接続されているので、図2の(2)の領域で示すように第1の電源回路7の出力停止後に、電荷蓄積装置9に蓄えられているエネルギーによって制動用モータを駆動するための電力を生成して供給することができる。なお、電荷蓄積装置9の充電は、予め完了しておいてもよいし、あるいは第1の電源回路7が動作しているときに、第1の電源回路7からの出力の一部を流用して行なってもよい。
また、本実施例では走行モータ用駆動装置3と制動モータ用駆動装置4をともに3相インバータによって構成することもできる。
このようにインバータ装置を用いることにより、交流モータを駆動することができるとともに、走行モータを回生させて回生電力を容易に出力させることができる。
さらに、インバータ装置の電源端子にはインバータ装置の安定動作のために通常、ある程度大きな容量の電源コンデンサが接続されている。本実施例では電源コンデンサ11、12が走行モータ用駆動装置3と制動モータ用駆動装置4にそれぞれ接続されている。そして、これら電源コンデンサ11、12は第1の電源回路7の高電位側入力端子71と高電位側出力端子72に接続されることになる。したがって、第1の電源回路7の入力側の電源コンデンサ11と出力側の電源コンデンサ12に、インバータ装置が接続される構成となる。
そのため、まず走行モータ用駆動装置3の電源コンデンサ11の働きによって、回生電圧が過剰に高くならないようにできるだけでなく、変動も抑えることができる。また、制動モータ用駆動装置4の電源コンデンサ12の働きによって、第1の電源回路7の出力電圧を一定にすることができる。即ち、第1の電源回路7のDC/DCコンバータの出力コンデンサとして機能させることができる。また、この電源コンデンサ12は第2の電源回路8の動作時にも、電荷蓄積装置9からの放電電圧の安定化や放電電流の一定化に貢献する。
上述のように、本実施例に係る電動自動車の電力供給装置1では、高電圧電源2の故障により電力の供給ができなくなった場合でも、走行モータからの回生電力によって第1の電源回路7が制動モータに電力を供給し、車両速度が所定値以下になると第2の電源回路8が制動モータに電力を供給するので、車両走行だけでなく制動や操舵もモータで行なう電動自動車であっても高電圧電源2の故障時に、予備的な電源を2重系以上の多重冗長系で持つことも無く、また機械的な動力伝達手段を持たなくても、車両停止までの間確実に制動や操舵を継続することが可能になる。また、搭載スペースやコストが過大になることも防止することができる。さらに、制動や操舵の動作加減、つまり動作の強さや応答性なども変わらずに円滑に働かせることができる(請求項1の効果)。
また、本実施例に係る電動自動車の電力供給装置1では、走行モータ用駆動装置3及び制動モータ用駆動装置4をインバータ装置で構成し、それぞれの電源端子に電源コンデンサ11、12を接続したので、コンデンサを敢えて用意することなく、本来の車両動作のために接続されているコンデンサを活用して、回生電圧や第1の電源回路7の出力電圧、電荷蓄積装置9からの放電電圧などの安定化を実現することができる。またコストの増大や搭載スペースの増加をより一層抑えることができる(請求項6の効果)。
次に、本発明の実施例2を図面に基づいて説明する。図3は本実施例に係る電動自動車の電力供給装置の構成を示す回路図である。図3に示すように、本実施例の電動自動車の電力供給装置21は、第1の電源回路7と第2の電源回路8の詳細な回路構成を実施例1に追加しただけで、その他の構成については実施例1と同様なので同一の番号を付して詳しい説明は省略する。
図3に示すように、第1の電源回路7は、抵抗を有するコイル200と、このコイル200の一端にアノードが接続された第1のダイオード201と、コイル200の他端にアノードが接続された第2のダイオード202と、コイル200の他端にコレクタが接続された第1のトランジスタ203とから構成されている。
そして、第1の電源回路7の高電位側入力端子71にコイル200の一端と第1のダイオード201のアノードを接続し、第1の電源回路7の高電位側出力端子72に第1のダイオード201及び第2のダイオード202のカソードを接続する。さらに、第1の電源回路7の低電位側端子73に第1のトランジスタ203のエミッタを接続する。
また、第1の電源回路7の高電位側入力端子71を走行モータ用駆動装置3の電源端子の高電位側端子に接続するとともに、高電位側出力端子72を制動モータ用駆動装置4の電源端子の高電位側端子に接続する。さらに、低電位側端子73は走行モータ用駆動装置3の電源端子の低電位側端子と、制動モータ用駆動装置4の電源端子の低電位側端子に接続する。
また、第2の電源回路8は、逆並列接続された第2のトランジスタ205と第3のトランジスタ206とを備え、第2のトランジスタ205はエミッタ側を高電位側入力端子81に接続され、第3のトランジスタ206はエミッタ側を高電位側出力端子82に接続されている。
そして、第2の電源回路8の高電位側入力端子81と低電位側端子83の間には電荷蓄積装置9が接続されている。また、第2の電源回路8の高電位側出力端子82は第1の電源回路7の高電位側出力端子72に接続され、第2の電源回路8の低電位側端子83は第1の電源回路7の低電位側端子73に接続されている。
なお、実施例1と同様に走行モータ用駆動装置3や制動モータ用駆動装置4はインバータ装置であり、電源端子には電源コンデンサ11、12が接続される構成となっている。
次に、本実施例に係る電動自動車の電力供給装置21の動作を図4〜図7に基づいて説明する。図4は高電圧電源2が電力供給不能になってからの車速の変化と制動モータ用駆動装置4に供給される電圧の変化を示す説明図である。図5〜図7は、各動作状態における電流の流れる経路を示す回路図である。
まず、高電圧電源2に故障が生じた後、車両速度がまだ大きい状態の動作を説明する。この状態のときの車速と制動モータ用駆動装置4に供給される電圧の時間変化は、図4の(1)に示す領域の動作状態マル1(丸数字1)に示す部分であり、このときに電流が流れる経路は図5に示す経路である。
この動作状態のときには、第1の電源回路7では第1のトランジスタ203をオンオフさせて、回生電力をコイル200の抵抗成分に流すことによって回生電圧が過大にならないように抑制させる。それと同時に、第1のダイオード201を介して制動モータ用駆動装置4に必要な電力、即ち電圧と電流を供給する。
次に、車両速度が下がって回生電圧が小さくなった状態の動作を説明する。この状態のときの車速と制動モータ用駆動装置4に供給される電圧の時間変化は、図4の(1)に示す領域の動作状態マル2(丸数字2)に示す部分であり、このときに電流が流れる経路は図6に示す経路である。
この動作状態のときには、第1の電源回路7では第1のトランジスタ203を適切にオンオフさせて、コイル200と第1のトランジスタ203、そして第2のダイオード202で昇圧型コンバータ回路を構成する。これによって回生電圧を入力として、制動モータを駆動させるための電圧(電力)を出力させる。
次に、車両速度が下がった状態の動作を説明する。この状態のときの車速と制動モータ用駆動装置4に供給される電圧の時間変化は、図4の(2)に示す領域の動作状態マル3(丸数字3)に示す部分であり、このときに電流が流れる経路は図7に示す経路である。
この動作状態のときには、第1の電源回路7が動作し始めたときに、第2のトランジスタ205をオンさせて電荷蓄積装置9を充電させる。そして、第1の電源回路7の高電位側出力端子72と同等の電圧まで充電し、充電後は第2のトランジスタ205をオフさせる。
そして、予め定めた所定の車両速度以下になると、第1の電源回路7を停止させるとともに、第3のトランジスタ206をオンさせる。これによって、電荷蓄積装置9の充電電荷によって制動モータ用駆動装置4に電力を供給し、制動モータを駆動する。
第2の電源回路8は、車両速度が極低速になり停止直前のときに動作させる。したがって動作継続時間は数秒程度から十秒程度である可能性が大きい。このため電荷蓄積装置9であっても、この程度の短時間で、なおかつそれ程大きくない電力であれば出力させることは可能である。
さらに、電荷蓄積装置9を電気二重層コンデンサにすることもできる。
一般に電気二重層コンデンサは小型で大きな静電容量を確保することができるものの、リップル電流に対する耐量は必ずしも十分に大きくはない。しかし、本実施例では、この電気二重層コンデンサに極短時間での大電流の受電や放電を行なわないので、いわゆるリップル電流は過大にはならない。つまり、電荷を蓄積する機能しか用いない。したがって、大きな容量を取れる電気二重層コンデンサを用いることによって、簡便にかつ確実に第2の電源回路8に電力を供給することができる。また、コストの増大と搭載スペースの増加をより一層抑制することができる。
このように、本実施例に係る電動自動車の電力供給装置21では、コイルとトランジスタとダイオードだけで第1の電源回路7を構成することができるので、簡便な構成にすることができ、これによってコストの増大や搭載スペースの増加を抑えることができる(請求項2の効果)。
また、本実施例に係る電動自動車の電力供給装置21では、2つのトランジスタだけで第2の電源回路8を構成することができるので、簡便な構成にすることができ、これによってコストの増大や搭載スペースの増加を抑えることができる。また、電荷蓄積装置9を接続するので、回生電力を十分に取れない車両停止直前でも確実に制動や操舵など車両の制御を行なうことができる(請求項3の効果)。
さらに、本実施例に係る電動自動車の電力供給装置21では、電荷蓄積装置9を電気二重層コンデンサにするので、小型で大きな容量を確保することができ、これによってコストの増大や搭載スペースの増加を抑えることができる(請求項4の効果)。
次に、本発明の実施例3を図面に基づいて説明する。図8は本実施例に係る電動自動車の電力供給装置の構成を示す回路図である。図8に示すように、本実施例の電動自動車の電力供給装置31は、第2の実施例と比較して電荷蓄積装置32(以下、適宜に低電圧バッテリー)と第2の電源回路33が異なるだけで、その他の構成については第2の実施例と同様なので同一の番号を付して詳しい説明は省略する。
本実施例の電荷蓄積装置32は、電動自動車に搭載されている電子装置に電力を供給するためのバッテリーによって構成されている。
そして、第2の電源回路33の高電位側入力端子81と低電位側端子83との間に電荷蓄積装置32としてのバッテリーが接続され、第2の電源回路33の高電位側出力端子82を第1の電源回路7の高電位側出力端子72に接続し、第2の電源回路33の低電位側端子83を第1の電源回路7の低電位側端子73に接続する。
すなわち、本実施例では電子装置に電力を供給すべく電動自動車に搭載されているバッテリーから、第2の電源回路33への電力供給を可能にすべく配線接続したものである。
さらに、第2の電源回路33は、電荷蓄積装置32であるバッテリーの電圧を、高電圧電源2の電圧に変換する回路を有する構成となっている。
一般に自動車車両には多くの電子機器が搭載されており、これらを動作させるために低電圧(例えば12V)バッテリー32が接続されている。この低電圧バッテリー32からの電圧を第2の電源回路33で昇圧させて、制動モータを駆動することができる。
しかし、通常の低電圧バッテリー32の容量(電圧12V、電流容量は数十Ah程度)では、1〜数kW程度のモータによる制動や操舵を、車両走行時の高電圧バッテリー故障から車両停止までの時間、例えば数十秒程度の間に駆動継続させることは難しい。
そこで、本実施例では、車両停止直前から停止までの短時間だけの電流供給を低電圧バッテリー32で行ない、第2の電源回路33によりバッテリーの電圧を昇圧し制動モータを駆動するように構成している。
しかも、電荷蓄積装置32としての大容量のコンデンサを別途用意する必要がないので、コストの増大を抑制することができる。
なお、第2の電源回路33の回路構成は1つに限定されるものではなく、所謂昇圧型DC/DCコンバータ回路によって、上述したような動作を実現することができる。
このように、本実施例に係る電動自動車の電力供給装置31では、電荷蓄積装置32を車両に搭載されているバッテリーとし、第2の電源回路33がバッテリーの電圧を高電圧電源2の電圧に変換するようにしたので、電荷蓄積装置として大容量のコンデンサを別途用意することなく、車両停止直前から停止までの短時間電力を供給することができ、これによってコストの増大や搭載スペースの増加を抑えることができる(請求項5の効果)。
次に、本発明の実施例4を図面に基づいて説明する。図9は本実施例に係る電動自動車の電力供給装置の構成を示す回路図である。図9に示すように、本実施例の電動自動車の電力供給装置41は、実施例3と比較して第3の電源回路(第3の電力生成手段)42が追加されただけで、その他の構成については実施例3と同様なので同一の番号を付して詳しい説明は省略する。
本実施例における第3の電源回路42は、高電圧電源2の出力電圧を変換して制動モータ用駆動装置4に供給している。したがって、制動モータ用駆動装置4は、第3の電源回路42によって変換された電圧により駆動され、高電圧電源2の出力電圧とは異なる電圧で駆動される構成となっている。
電動モータで構成された制動装置の構成上の都合によって、必ずしも走行装置と同じ駆動電圧を採用することが最適ではない場合も有り得る。そこで、本実施例では制動装置を走行装置とは異なる電圧で駆動させる電動自動車にも適用することができ、自動車の構成に制約を与えないようにしている。
なお、この場合の制動装置や操舵装置の駆動電圧は所謂高電圧に限らず、低電圧、例えば14Vや42Vで駆動される構成であっても良い。
さらに、第3の実施例の構成を例にして説明したが、第1あるいは第2の実施例の構成に対して、本実施例の構成を追加しても同様の効果を発揮することができる。
このように、本実施例に係る電動自動車の電力供給装置41では、制動モータ用駆動装置4を第3の電源回路42の出力電圧で駆動するようにしたので、制動モータを走行装置とは異なる電圧で駆動することができ、走行装置と制動装置で異なる電圧によって駆動させている電動自動車にも適用することができ、電動自動車の構成に制約を与えなくすることができる(請求項7の効果)。
次に、本発明の実施例5を図面に基づいて説明する。図10は本実施例に係る電動自動車の電力供給装置のコイルの配置を説明するための図である。図10に示すように、本実施例の電動自動車の電力供給装置51は、第2の実施例で説明した第1の電源回路7のコイル200を、電動自動車に搭載されているラジエータ500もしくはラジエータ500に冷却水を送るホース501、502の内部に配置するようにしたものである。これに伴って、コイル200の表面には絶縁材料または金属酸化膜によって電気絶縁が施されるような構成とする。その他の構成については第2の実施例と同様なので詳しい説明は省略する。
第2の実施例では、第1の電源回路7を動作させている間、コイル200には大きな電流が流れ、その結果として大きな発熱を生じていた。すなわち、回生電力をコイル200の抵抗成分に流して回生電圧を安定化させている間、及び第1のトランジスタ203をオンオフさせて昇圧回路として作用させている間は、このコイル部分の発熱は顕著になる。
そこで、本実施例では、コイル200を電動自動車が当初から有しているラジエータ500もしくはラジエータ500に冷却水を送るホース501、502の内部に配置するので、搭載スペースの増大を生じずに大きな発熱源であるコイル200を確実に冷却することができる構成とした。特に、コイル200は立体的な形状であるので、従来の平面的な放熱器での冷却は効率的ではない、つまり確実に冷却することが困難である。そこで、このコイル200を電気的な絶縁を施した状態で冷却水中に漬ける形態とするので、容易に冷却することが可能になる。
ラジエータ500あるいはホース501、502は内部にある程度の容積を有するので、コイル200を配置することは容易である。また、コイル200を配置できるだけの容積を設けることも可能である。
このコイル200を例えばアルミニウム合金材のようなある程度の抵抗を有する線材で構成すれば、コイル200内部に抵抗を含有することになる。したがって、抵抗とコイルを別々に冷却することにならず、コストの増大やスペースの増加をさらに抑制することができる。
このように、本実施例に係る電動自動車の電力供給装置51では、コイル200をラジエータ500もしくはホース501、502の内部に配置するので、搭載スペースを増大させることなく、コイル200を確実に冷却することができる(請求項8の効果)。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図11は図10で示したホース501を拡大して示した図である。図11に示すように、本実施例では、例えばトランジスタ203やダイオード201のような発熱の大きい半導体素子504をベースプレート505主面上に実装して、ケース503で密閉する。
そして、このベースプレート505が放熱材料を介して接合され、トランジスタとダイオードの放熱を行なう放熱器506を形成し、この放熱器506を電動自動車に搭載されているラジエータ500もしくはラジエータ500に冷却水を送るホース501、502に接合するか、あるいはホースの屈曲部でホース内部を流れる冷却水の流路方向延長線上に位置する部分に接合するような構成とする。なお、本実施例では図10のホース501の屈曲部に放熱器506を配置している。
電力供給装置51の動作中には半導体素子504にも発熱が生じ、冷却する必要がある。しかし、大型の冷却系を設けることはコストやスペースの面で望ましくない。そこで、半導体素子504の放熱器506をラジエータ500のホース501に配置して冷却を行なえば、コストやスペース増大を招くことなく、効果的に冷却することができる。
さらに、この放熱器506をホース501の屈曲部でホース内部を流れる冷却水の流路方向延長線上に位置する部分に配置すれば、放熱器506の裏面に冷却水507が衝突する形となる。したがって、放熱器506に大きな冷却フィンを形成しなくても、また放熱器506を大きくしなくても、確実に冷却することができる。
このように、本実施例に係る電動自動車の電力供給装置51では、トランジスタやダイオードを実装した放熱器506をラジエータ500もしくはホース501、502に配置するので、新たに冷却装置を設けることなく放熱器506を冷却することができ、これによってコストの増加や搭載スペースを増大させることなく、放熱器506を確実に冷却することができる(請求項9の効果)。
以上、本発明の電動自動車の電力供給装置について、図示した実施例に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、上述した実施例で示した回路構成はあくまでも一例であり、上述した回路構成のみに限定されるものではない。同様な回路動作を実現することのできる回路であれば、その他のものであっても良い。
また、トランジスタとしてIGBTを想定して説明したがIGBTに限らず、バイポーラトランジスタやMOSFETを用いる場合も、本発明の作用と効果は同様に生じる。MOSFETの場合には、エミッタをソースに、コレクタをドレインに置き換えれば良い。
電動自動車の電力供給装置に関し、特に高電圧電源が故障したときでも制動モータなどに電力を供給して車両の制御を継続するための技術として極めて有用である。
実施例1に係る電動自動車の電力供給装置の構成を示す回路図である。 実施例1に係る電動自動車の電力供給装置における制動モータ用駆動装置に供給される電圧と車速の時間変化を示す模式図である。 実施例2に係る電動自動車の電力供給装置の構成を示す回路図である。 実施例2に係る電動自動車の電力供給装置における制動モータ用駆動装置に供給される電圧と車速の時間変化を示す模式図である。 実施例2に係る電動自動車の電力供給装置における各動作状態での電流経路を説明するための回路図である。 実施例2に係る電動自動車の電力供給装置における各動作状態での電流経路を説明するための回路図である。 実施例2に係る電動自動車の電力供給装置における各動作状態での電流経路を説明するための回路図である。 実施例3に係る電動自動車の電力供給装置の構成を示す回路図である。 実施例4に係る電動自動車の電力供給装置の構成を示す回路図である。 実施例5に係る電動自動車の電力供給装置におけるコイルの配置を説明するための図である。 実施例6に係る電動自動車の電力供給装置における放熱器の配置を説明するための図である。
符号の説明
1、21、31、41、51…電力供給装置
2…高電圧電源
3…走行モータ用駆動装置
4…制動モータ用駆動装置
5…第1のスイッチ
6…第2のスイッチ
7…第1の電源回路
8、33…第2の電源回路
9、32…電荷蓄積装置
10…制御回路
11、12…電源コンデンサ
42…第3の電源回路
72、82…高電位側出力端子
73、83…低電位側端子
71、81…高電位側入力端子
200…コイル
201…ダイオード
201…第1のダイオード
202…第2のダイオード
203…第1のトランジスタ
205…第2のトランジスタ
206…第3のトランジスタ
500…ラジエータ
501、502…ホース
503…ケース
504…半導体素子
505…ベースプレート
506…放熱器
507…冷却水

Claims (9)

  1. 高電圧電源から走行モータに電力が供給されて走行する電動自動車の電力供給装置において、
    前記走行モータを駆動制御する走行モータ用駆動手段と、
    前記高電圧電源による電力供給が停止したときに、電力の供給対象となる供給対象モータを駆動制御する供給対象モータ用駆動手段と、
    前記高電圧電源による電力供給が停止すると、前記走行モータ用駆動手段からの回生電力によって、前記供給対象モータを駆動するための電力を生成し、前記供給対象モータ用駆動手段に供給する第1の電力生成手段と、
    予め所定の電荷を蓄積する電荷蓄積手段と、
    当該電動自動車が所定速度以下になると、前記電荷蓄積手段からの電力によって前記供給対象モータを駆動するための電力を生成し、前記供給対象モータ用駆動手段に供給する第2の電力生成手段と
    を備えることを特徴とする電動自動車の電力供給装置。
  2. 前記第1の電力生成手段は、
    抵抗を有するコイルと、
    前記コイルの一端にアノードが接続された第1のダイオードと、
    前記コイルの他端にアノードが接続され、前記第1のダイオードのカソードにカソードが接続された第2のダイオードと、
    前記コイルの他端にコレクタが接続された第1のトランジスタとを備え、
    当該第1の電力生成手段の高電位側入力端子に前記コイルの一端と前記第1のダイオードのアノードを接続し、
    当該第1の電力生成手段の高電位側出力端子に前記第1のダイオードのカソードと前記第2のダイオードのカソードを接続し、
    当該第1の電力生成手段の低電位側端子に前記第1のトランジスタのエミッタを接続することを特徴とする請求項1に記載の電動自動車の電力供給装置。
  3. 前記第2の電力生成手段は、
    逆並列接続された第2のトランジスタと第3のトランジスタとを備え、
    当該第2の電力生成手段の高電位側入力端子と低電位側端子の間に前記電荷蓄積手段が接続され、
    当該第2の電力生成手段の高電位側出力端子が前記第1の電力生成手段の高電位側出力端子に接続され、
    当該第2の電力生成手段の低電位側端子が、前記第1の電力生成手段の低電位側端子に接続されることを特徴とする請求項1または2に記載の電動自動車の電力供給装置。
  4. 前記電荷蓄積手段は、電気二重層コンデンサであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電動自動車の電力供給装置。
  5. 前記電荷蓄積手段は、当該電動自動車に搭載されている電子装置に電力を供給するためのバッテリーであり、
    前記第2の電力生成手段は、前記バッテリーの電圧を前記高電圧電源の電圧に変換することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電動自動車の電力供給装置。
  6. 前記走行モータ用駆動手段及び前記供給対象モータ用駆動手段はインバータ装置であり、前記走行モータ用駆動手段及び前記供給対象モータ用駆動手段の電源端子にはそれぞれコンデンサが接続されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の電動自動車の電力供給装置。
  7. 前記高電圧電源の出力電圧とは異なる電圧を生成する第3の電力生成手段をさらに備え、前記供給対象モータ用駆動手段は前記第3の電力生成手段によって供給された電圧で駆動されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の電動自動車の電力供給装置。
  8. 前記コイルを、当該電動自動車に搭載されているラジエータもしくは前記ラジエータに冷却水を送るホース内部に配置し、
    前記コイルは表面を絶縁材料または金属酸化膜によって電気絶縁されていることを特徴とする請求項2ないし6のいずれか1項に記載の電動自動車の電力供給装置。
  9. 前記トランジスタと前記ダイオードをベースプレート主面上に実装し、
    前記ベースプレートが接合された放熱器を、当該電動自動車に搭載されているラジエータもしくは前記ラジエータに冷却水を送るホースに設置するか、
    あるいは前記ホースの屈曲部で前記ホース内部を流れる冷却水の流路方向延長線上に位置する部分に設置することを特徴とする請求項2ないし6のいずれか1項に記載の電動自動車の電力供給装置。
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