JP2006073562A - コンタクトホールの形成方法及びドライエッチング装置 - Google Patents

コンタクトホールの形成方法及びドライエッチング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 微細なコンタクトホールを精度良く形成することができるようにしたコンタクトホールの形成方法及びドライエッチング装置を提供する。
【解決手段】 半導体基板20表面のS/D領域25上を覆う層間絶縁膜40にS/D領域25に至るコンタクトホールを形成する方法であって、層間絶縁膜40上にS/D領域25の上方を開口するレジストパターン50を形成する。次に、このレジスパターン50をマスクに層間絶縁膜40を半導体基板20表面に対して垂直にドライエッチングして、層間絶縁膜40にS/D領域25に至る開口部100´を形成する。そして、このレジストパターン50をマスクに、開口部100´が形成された層間絶縁膜40を半導体基板20表面に対して斜めにドライエッチングする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンタクトホールの形成方法及びドライエッチング装置に関する。
近年、半導体装置の高集積化に伴い、半導体装置は多層配線構造になってきている。多層配線構造とは、層間絶縁膜を挟んで複数の配線が積み重ねられた構造のことである。また、このような多層配線構造では、基板と配線との間や、階層の異なる配線間で電気的接続を得るために、通常、層間絶縁膜にはコンタクトホールやビアホールが形成される。
図4(A)〜(C)は従来例に係るコンタクトホール200の形成方法を示す工程図である。図4(A)に示すように、MOSトランジスタ230が形成された半導体基板220上に層間絶縁膜240を形成した後、フォトリソグラフィによって、この層間絶縁膜240上にレジストパターン250を形成する。このレジストパターン250は、フォトレジストがパターニングされたものであり、MOSトランジスタ230のソース又はドレイン(以下、「S/D」という。)領域225上を開口し、その他の領域上を覆うものである。
次に、図4(B)に示すように、このレジストパターン250をマスクにして層間絶縁膜240にウエットエッチングを行い、層間絶縁膜240の厚さの半分に相当する深さまで開口部200´を形成する。そして、図4(C)に示すように、ウエットエッチングを行った時と同一のレジストパターン250をマスクにして、層間絶縁膜240に異方性のドライエッチングを行う。この異方性のドライエッチングには、CF 等を用いる。これにより、層間絶縁膜240に、S/D領域225上に至るコンタクトホール200を形成する。
特開2000−70662号公報
ところで、従来例に係るコンタクトホール200の形成方法によれば、図5(A)に示すように、層間絶縁膜240をウエットエッチングする過程で、層間絶縁膜240とレジストパターン250との界面にエッチング用の薬液(以下、単に「薬液」という。)が染み込み、この界面付近でウエットエッチングが横方向に進行し易いという問題があった。つまり、層間絶縁膜240とレジストパターン250との密着性を保持することは困難であり、ウエットエッチングが横方向に大きく進んでしまうことがあった。
このように、ウエットエッチングが横方向に大きく進んでしまうと、層間絶縁膜240とレジストパターン250との接触面積が少なくなり、レジストパターン250は層間絶縁膜240から剥れ易くなってしまう。
図6(A)及び(B)は、多数のコンタクトホールが密集したマルチコンタクト300を形成する際のウエットエッチング工程を示す平面図と、X−X´矢視断面図である。特に、図6(A)及び(B)に示すようなマルチコンタクト300では、そのウエットエッチング時に、それぞれのコンタクトホールで、図6(B)の矢印で示すように、薬液が横方向に染み込んでしまう。そのため、層間絶縁膜340とレジストパターン350との接点がなくなってしまい、レジストパターン350が層間絶縁膜340上から完全に浮いてしまうおそれがあった。浮いてしまったレジストパターン350はその形状を正しく保持することができず、この後に続くドライエッチング工程でコンタクトホールを正しく形成できないおそれがある。
一方、このような課題を解決する方法として、特許文献1がある。特許文献1には、半導体ウエーハ(半導体基板)上に形成された薄膜(層間絶縁膜)をエッチングする際に、半導体ウエーハを水平方向に対して予め傾けておき、この傾きを維持したまま半導体ウエーハを回転させてドライエッチングを行う方法が開示されている。
このような方法であれば、ウエットエッチングを行わないので、薬液の横方向への染み込みもなく、レジストパターンと層間絶縁膜との密着性を良好に維持することができる。
しかしながら、この特許文献1の方法では、半導体基板上に形成された層間絶縁膜に対して、CF 等が最初から最後まで斜めに供給されるので、レジストパターンの開口部は削られて広がってしまう。その結果、図5(B)の破線で示すように、コンタクトホール200の内壁はその上側から下側(底側)までテーパ状となってしまい、コンタクトホール200の内壁と、MOSトランジスタ230のゲート電極232との間の距離が狭まってしまうという問題があった。
このように、コンタクトホール200の内壁と、ゲート電極232との間の距離が狭まってしまうと、その後の工程でコンタクトホール200内に形成される配線とゲート電極232とが短絡してしまう可能性が高まり、半導体装置の歩留りや信頼性を低下させてしまうおそれがある。また、配線とゲート電極232との短絡を防ぐために、コンタクトホール200とゲート電極232との間の距離を広げると、MOSトランジスタ230を高密度に配置できなくなるので、半導体装置の集積度が低下してしまう。
そこで、この発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、微細なコンタクトホールを精度良く形成することができるようにしたコンタクトホールの形成方法及びドライエッチング装置の提供を目的とする。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1のコンタクトホールの形成方法は、基板表面の導電部上又は当該基板上に設けられた導電部上を覆う層間絶縁膜にドライエッチングを行い、前記層間絶縁膜に前記導電部に至るコンタクトホールを形成する方法であって、前記層間絶縁膜上に前記導電部の上方を開口するマスクパターンを形成する工程と、前記マスクパターンをマスクに前記層間絶縁膜を前記基板表面に対して垂直にドライエッチングし、前記層間絶縁膜に前記導電部に至る開口部を形成する工程と、前記マスクパターンをマスクに、前記開口部が形成された前記層間絶縁膜を前記基板表面に対して斜めにドライエッチングする工程と、を含むことを特徴とするものである。
ここで、本発明の「コンタクトホール」とは、基板表面に設けられた不純物拡散層や、基板上に形成されたゲート電極を第1層目の層間絶縁膜上に引き出すためのコンタクトホール(狭義)だけを意味するものではない。本発明の「コンタクトホール」とは、狭義に解釈されるコンタクトホールだけでなく、例えば、層間絶縁膜を介して少なくとも2層以上積層された多層配線間を接続するためのビアホールをも含むものである。
また、「層間絶縁膜を基板表面に対して垂直にドライエッチングする」とは、基板表面に対して垂直な方向から層間絶縁膜に向けてエッチングガスを供給してドライエッチングすることである。「層間絶縁膜を基板表面に対して斜めにドライエッチングする」とは、基板表面に対して斜めの方向から層間絶縁膜に向けてエッチングガスを供給してドライエッチングすることである。
発明1のコンタクトホールの形成方法によれば、前記層間絶縁膜に形成された開口部の上側の内壁を斜めにエッチングすることができ、コンタクトホールの上側の内壁をテーパ状にすることができる。従って、ウエットエッチングを行う必要はないので、マスクパターンと層間絶縁膜との界面への薬液の染み込みは発生しない。これにより、マスクパターンと層間絶縁膜との密着性を良好に保持することができ、コンタクトホールをより精度良く形成することが可能である。
また、特許文献1と比べて、コンタクトホールの下側(底側)の内壁を基板表面に対して略垂直とすることができる。従って、例えば、このコンタクトホール近傍の基板上にゲート電極等がある場合でも、このコンタクトホールとゲート電極とを離すことが容易である。
〔発明2〕 発明2のコンタクトホールの形成方法は、発明1のコンタクトホールの形成方法において、前記層間絶縁膜を斜めにドライエッチングする工程では、前記基板を当該基板表面を通る垂線を軸に回転させることを特徴とするものである。
このような構成であれば、コンタクトホールの上側の内壁全てを斜めにドライエッチングすることができ、コンタクトホールの上側の内壁全てをテーパ状にすることができる。
〔発明3〕 発明3のドライエッチング装置は、チャンバと、基板を支持するために前記チャンバ内に設けられた導電性の支持台と、前記支持台の前記基板を支持する面と向い合うように前記チャンバ内に配置された電極板と、前記電極板と前記支持台との間に所定の電位差を生じさせる電位差発生手段と、前記チャンバ内にエッチングガスを導入するガス導入手段と、前記ガス導入手段によって前記チャンバ内に導入されたエッチングガスをイオン化するイオン化手段と、前記支持台の前記基板を支持する面を通る垂線を軸に当該支持台を回転させる回転手段と、前記電極板に対して前記支持台を所定の角度だけ傾ける傾斜手段と、を備え、前記回転手段による回転動作と前記傾斜手段による傾斜動作は、前記チャンバ内でエッチングプロセスが行われている最中に所定のタイミングで実行されることを特徴とするものである。
ここで、所定のタイミングとしては、例えば、チャンバ内でのエッチングプロセスを開始してから所定時間経過した時や、終点検出装置等によってエッチングの終点を検出した時などが挙げられる。
発明3のドライエッチング装置によれば、例えば、マスクパターンをマスクに層間絶縁膜を基板表面に対して垂直にドライエッチングし、この層間絶縁膜に導電部に至る開口部を形成することが可能である。そして、この層間絶縁膜に形成された開口部の内壁のうち、上側の内壁だけを斜めにドライエッチングすることが可能である。
〔発明4〕 発明4のドライエッチング装置は、発明3のドライエッチング装置において、前記回転手段は、前記支持台の前記基板を支持する面の中心を通る垂線を軸に当該支持台を回転させることを特徴とするものである。
このような構成であれば、支持台が回転移動する範囲を必要最小限に抑えることができるので、チャンバの小型化に寄与することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るコンタクトホールの形成方法及びドライエッチング装置について説明する。
図3は、本発明の実施形態に係るドライエッチング装置10の構成例を示す概念図である。まず始めに、このドライエッチング装置10について説明する。図3に示すように、このドライエッチング装置10は、例えば、半導体基板(ウエーハ)20上に形成された層間絶縁膜等をエッチングするRIE(reactive ion etching)装置である。
このドライエッチング装置10は、チャンバ9と、金属製のステージ(カソード)5と、アノード4と、高周波電源11と、ガス導入管7と、ガス排気管8と、コイル6と、回転モータ2と、傾き駆動モータ3と、図示しない終点検出装置等を有する。
図3に示すように、このチャンバ9内には、ウエーハ20を支持するためのステージ5と、アノード4とが配置されている。アノード4は、ステージ5のウエーハ20を支持する面と向い合う位置に配置されており、その電位はアース電位となっている。また、ステージ5には、高周波電源11が接続されている。この高周波電源11によって、ステージ5には負電圧が印加される。
また、このチャンバ9内にはガス導入管7とガス排気管8とが接続されている。ガス導入管7によって、チャンバ9内には例えばCF、C等のフルオロカーボンガス等が導入される。また、ガス排気管8によって、チャンバ9内からガスが排気される。
図3に示すように、コイル6は、チャンバ9の外側に設けられており、このチャンバ9を外側から囲んでいる。このコイル6によって、チャンバ9内のCF等のフルオロカーボンガスは、CF 等にイオン化される。また、イオン化されたCF 等は、負電圧を印加されたステージ5に引き寄せられる。
回転モータ2は、ステージ5をその中心を通る垂線を軸に回転させるものである。また、傾き駆動モータ3は、アノード4と平行に向い合うステージ5を、アノード4に対して所定の角度だけ傾けるものである。ステージ5はその中心を通る垂線を軸に回転するので、その中心以外の垂線を軸に回転する場合と比べて、ステージ5が回転移動する範囲は必要最小限に抑えられており、チャンバ9の小型化に寄与している。
次に、このドライエッチング装置10を用いてコンタクトホール100を形成する方法について説明する。
図1(A)〜図2(B)は、本発明の実施形態に係るコンタクトホール100の形成方法を示す工程図である。まず始めに、半導体基板20上にMOSトランジスタ30を形成し、このMOSトランジスタ30上に層間絶縁膜40を形成する。この層間絶縁膜40の形成は、例えばCVD(chemical vapor deposition)によって行う。次に、フォトリソグラフィによって、この層間絶縁膜40上にレジストパターン50を形成する。図1(A)に示すように、このレジストパターン50は、MOSトランジスタ30のソース又はドレイン(S/D)領域25の上方を開口し、その他の領域を覆うものである。
次に、このレジストパターン50が形成された半導体基板(ウエーハ)20を、図3に示したドライエッチング装置10のチャンバ9内に入れる。そして、半導体基板20の層間絶縁膜40が形成された側(表面側)をアノード4に向け、半導体基板20(ウエーハ)の中心をステージ5の中心と重ね合わせた状態で、この半導体基板20をステージ5上に固定する。
次に、図1(B)に示すように、レジストパターン50をマスクに層間絶縁膜40に異方性のドライエッチングを行い、この層間絶縁膜40にS/D領域25に至る開口部100´を形成する。この図1(B)のエッチング工程では、図3において、アノード4とステージ5とを平行に向い合わせた状態でチャンバ9内のエッチングガス、例えばCF等をCF 等にイオン化する。このイオン化は、コイル6によって行う。また、ステージ5に負電圧を印加して、アノード4とステージ(カソード)5との間に電位差を生じさせる。
これにより、CF 等の半導体基板20表面への進行方向は、この半導体基板20表面の垂線方向と一致し、CF 等は層間絶縁膜40に垂直に供給されるので、この層間絶縁膜40は垂直にドライエッチングされる。そのため、開口部100´の上側から下側(底側)までその内壁は半導体基板20表面に対してほぼ垂直となる。この図1(B)のエッチング工程の終点は、エッチングプロセスを開始してからの経過時間、又は終点検出装置等で検出する。
次に、図1(C)に示すように、レジストパターン50をマスクに、開口部100´が形成された層間絶縁膜40に斜めに異方性のドライエッチングを行う。この図1(C)のエッチング工程では、図3において、傾き駆動モータ3を動作させて、アノード4と平行に向い合った状態のステージ5を、アノード4表面に対して角度θだけ傾ける。ここで、角度θは例えば30〜40[°]程度である。
これにより、図1(C)に示すように、CF 等の半導体基板20表面への進行方向は、この半導体基板20表面の垂線に対して相対的に角度θだけ傾き、半導体基板20上の層間絶縁膜40にはCF 等が斜め方向から供給されるので、この開口部100´の上側の内壁は斜めにエッチングされる。
また、この図1(C)のエッチング工程では、図3に示した回転モータ2を動作させて、半導体基板20を支持するステージ5を、このステージ5の中心を通る垂線を軸に回転させる。これにより、半導体基板(ウエーハ)20はステージ5と共に自転し、図1(D)に示すように、図1(C)ではエッチングされなかった開口部100´の上側の内壁も、CF 等によって斜めにエッチングされる。
図1(C)及び図1(D)のエッチング工程では、図3に示すように、ステージ5をアノード4表面に対して角度θだけ傾けた状態で、このステージ5をその中心を通る垂線を軸に、例えば一定の角速度で一定時間が経過するまで連続的に回転させる。このようにして、図2(A)に示すように、上側の内壁全てがテーパ状で、かつ、下側(底側)の内壁全てが半導体基板20表面に対して垂直であるコンタクトホール100を完成させる。
その後、レジストパターン50をアッシングして除去し、コンタクトホール100が形成された層間絶縁膜40上の全面に導電膜を形成し、この導電膜を所定形状にパターニングする。これにより、図2(B)に示すように、層間絶縁膜40上にコンタクトホール100を通ってS/D領域25に接続する配線パターン70を形成することが可能である。
このように、本発明の実施形態に係るコンタクトホール100の形成方法によれば、層間絶縁膜40に形成された開口部100´の上側の内壁を斜めにエッチングすることができ、コンタクトホール100の上側の内壁をテーパ状にすることができる。従って、ウエットエッチングを行う必要はないので、レジストパターン50と層間絶縁膜40との界面への薬液の染み込みは発生しない。これにより、レジストパターン50と層間絶縁膜40との密着性を良好に保持することができ、コンタクトホール100をより精度良く形成することが可能である。
また、特許文献1と比べて、コンタクトホール100の下側(底側)の内壁を半導体基板20表面に対して略垂直とすることができる。このため、コンタクトホール100とゲート電極32との距離を大きくとることが容易であり、半導体装置の歩留りと信頼性の向上、及び、半導体装置の微細化を進める点で有利である。
この実施形態では、半導体基板20が本発明の基板に対応し、S/D領域25が本発明の導電部に対応している。また、レジストパターン50が本発明のマスクパターンに対応している。さらに、ステージ5が本発明の支持台に対応し、アノード4が本発明の電極板に対応している。また、高周波電源11が本発明の電位差発生手段に対応し、ガス導入管7が本発明のガス導入手段に対応している。さらに、コイル6が本発明のイオン化手段に対応し、回転モータ2が本発明の回転手段に対応している。また、傾き駆動モータ3が本発明の傾斜手段に対応している。
なお、この実施形態では、半導体基板20の表面に設けられたS/D領域25を層間絶縁膜40上に引き出すためのコンタクトホール100を形成する場合について説明したが、このコンタクトホール100をS/D領域25上だけでなく、ゲート電極32上の層間絶縁膜40にも形成しても良い。この場合には、S/D領域25の他に、ゲート電極32が本発明の導電部に対応する。
また、この実施形態では、S/D領域25を第1層目の層間絶縁膜40上に引き出すための(狭義の)コンタクトホールを形成する場合について説明したが、本発明はこれに限られることはない。本発明は、例えば、層間絶縁膜を介して少なくとも2層以上積層された多層配線間を接続するためのビアホールの形成にも適用可能であり、その場合には、多層配線のうち下層配線が本発明の導電部に対応する。
また、この実施形態では、角度θが例えば30〜40[°]程度である場合について説明したが、角度θはこの範囲に限定されるものではない。レジストパターン50の厚さや、レジストパターン50のS/D領域25上の開口径等に応じて、角度θの値を30[°]以下、又は40[°]以上に設定しても良い。
実施形態に係るコンタクトホール100の形成方法(その1)を示す工程図。 実施形態に係るコンタクトホール100の形成方法(その2)を示す工程図。 実施形態に係るドライエッチング装置10の構成例を示す概念図。 従来例に係るコンタクトホール200の形成方法を示す工程図。 従来例の問題点を示す図。 マルチコンタクト300を形成する際のウエットエッチング工程を示す図。
符号の説明
2 回転モータ、3 傾き駆動モータ、4 アノード、5 ステージ(カソード)、6 コイル、7 ガス導入管、8 ガス排気管、9 チャンバ、10 ドライエッチング装置、11 高周波電源、20 半導体基板(ウエーハ)、25 S/D領域、30 MOSトランジスタ、32 ゲート電極、40 層間絶縁膜、50 レジストパターン、70 配線パターン、100 コンタクトホール、100´ 開口部

Claims (4)

  1. 基板表面の導電部上又は当該基板上に設けられた導電部上を覆う層間絶縁膜にドライエッチングを行い、前記層間絶縁膜に前記導電部に至るコンタクトホールを形成する方法であって、
    前記層間絶縁膜上に前記導電部の上方を開口するマスクパターンを形成する工程と、
    前記マスクパターンをマスクに前記層間絶縁膜を前記基板表面に対して垂直にドライエッチングし、前記層間絶縁膜に前記導電部に至る開口部を形成する工程と、
    前記マスクパターンをマスクに、前記開口部が形成された前記層間絶縁膜を前記基板表面に対して斜めにドライエッチングする工程と、を含むことを特徴とするコンタクトホールの形成方法。
  2. 前記層間絶縁膜を斜めにドライエッチングする工程では、
    前記基板を当該基板表面を通る垂線を軸に回転させることを特徴とする請求項1に記載のコンタクトホールの形成方法。
  3. チャンバと、
    基板を支持するために前記チャンバ内に設けられた導電性の支持台と、
    前記支持台の前記基板を支持する面と向い合うように前記チャンバ内に配置された電極板と、
    前記電極板と前記支持台との間に所定の電位差を生じさせる電位差発生手段と、
    前記チャンバ内にエッチングガスを導入するガス導入手段と、
    前記ガス導入手段によって前記チャンバ内に導入されたエッチングガスをイオン化するイオン化手段と、
    前記支持台の前記基板を支持する面を通る垂線を軸に当該支持台を回転させる回転手段と、
    前記電極板に対して前記支持台を所定の角度だけ傾ける傾斜手段と、を備え、
    前記回転手段による回転動作と前記傾斜手段による傾斜動作は、前記チャンバ内でエッチングプロセスが行われている最中に所定のタイミングで実行されることを特徴とするドライエッチング装置。
  4. 前記回転手段は、
    前記支持台の前記基板を支持する面の中心を通る垂線を軸に当該支持台を回転させることを特徴とする請求項3に記載のドライエッチング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009535852A (ja) * 2006-05-03 2009-10-01 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 動的に調整可能なプラズマ源出力印加器を備えたプラズマリアクタ
KR101422800B1 (ko) * 2006-05-03 2014-07-23 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 동적 조절가능한 플라즈마 소오스 동력 공급기를 갖춘 플라즈마 반응기

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