JP2006072928A - 車両盗難防止システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用者の利便性とセキュリティ性を両立させることが可能な車両盗難防止システムを提供する。
【解決手段】 車両盗難に関する盗難関係事項を検出する車載機器と通信回線で接続され、車載機器を搭載した車両の盗難防止に関して複数のセキュリティレベルを有する車両盗難防止サービスを提供する管理センタを備える車両盗難防止システムであって、車両の駐車場所を検出する駐車場所検出手段と、車両の使用者の所在位置を検出する所在位置検出手段と、車両の駐車場所と使用者の所在位置との距離を算出する距離算出手段と、過去に発生した少なくとも車両の盗難場所を含んだ車両盗難情報が格納されたデータベースと、車両の駐車場所を少なくとも含んだ駐車条件および車両盗難情報とに基づいて、駐車条件における車両盗難の起こり易さである盗難発生レベルを算出する盗難発生レベル算出手段と、算出された距離および盗難発生レベルに基づいて、セキュリティレベルを設定するセキュリティレベル設定手段と、を有することを特徴とする車両盗難防止システムとして提供可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報通信を用いた車両盗難防止サービスを提供する車両盗難防止システムに関し、特に複数のセキュリティレベルを有する車両盗難防止システム関するものである。
自動車の使用者は、所有する車両を盗難から守るため、盗難防止装置を装着するなど自衛手段により被害発生を抑えている。さらに盗難発生時の被害を減らすために盗難保険に加入する。ところが、近年では車両盗難の手口が巧妙になり、車両に盗難防止を装着するだけでは盗難を有効に防止できなくなっている。
また、使用者は任意に選ぶ駐車場所での過去の盗難発生状況を知ることができないため、使用者が盗難防止装置のセキュリティレベルを設定した場合に、駐車場所の盗難発生レベルに対してセキュリティレベル設定値が低過ぎることがある。さらに、使用者は、短時間の駐車のつもりで、盗難防止装置を作動させない場合がある。
そこで、駐車場所の車両盗難情報に基づいて、セキュリティレベルを設定する車両盗難防止システムが提案されている。具体的には、管理センターが提供する車両盗難情報防止サービスに複数のセキュリティレベルを用意し、盗難発生レベルが高い場所では、セキュリティレベルを高くして異常発生検出レベルを上げて検出しやすくし、逆に低い場所では検出レベルを下げて検出し難くすることにより、状況に応じて最適なセキュリティレベルを設定しようとするものである。(特許文献1参照)。
特開2003−085676号公報
特許文献1の例では、基本的には検出レベルを変えるものであり、車両そのもののロック解除の難易度を変えるものではない。つまり、盗難されている行為の検出レベルを変えるだけで、車両自体のセキュリティ解除の難しさのレベルを変えるものではないため、手際良く作業を進められたら、警備員や警察官が来る前に盗難される恐れがある。とはいえ、闇雲にセキュリティレベルを高くしてセキュリティ解除を困難にすればするほど、盗難されにくくはなるが使用者にとっては使い難くなって利便性が悪くなるという問題がある。
上記問題を背景として、本発明の課題は、使用者の利便性とセキュリティ性を両立させることが可能な車両盗難防止システムを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
本発明は、上記課題を解決するための車両盗難防止システムを提供するものである。即ち、請求項1によれば、車両盗難に関する盗難関係事項を検出する車載機器と通信回線で接続され、車載機器を搭載した車両の盗難防止に関して複数のセキュリティレベルを有する車両盗難防止サービスを提供する管理センタを備える車両盗難防止システムであって、車両の駐車場所を検出する駐車場所検出手段と、車両の使用者の所在位置を検出する所在位置検出手段と、車両の駐車場所と使用者の所在位置との距離を算出する距離算出手段と、過去に発生した少なくとも車両の盗難場所を含んだ車両盗難情報が格納されたデータベースと、車両の駐車場所を少なくとも含んだ駐車条件および車両盗難情報とに基づいて、駐車条件における車両盗難の起こり易さである盗難発生レベルを算出する盗難発生レベル算出手段と、算出された距離および盗難発生レベルに基づいて、セキュリティレベルを設定するセキュリティレベル設定手段と、を有することを特徴とする車両盗難防止システムとして構成される。
本発明は、車両を駐車した場所の車両盗難発生レベルおよび使用者と車両の距離に基づいてセキュリティレベル(施錠の頑丈さ、強固さ)を変化させ使用者の利便性とセキュリティ性を両立させるものである。上記構成によって、駐車車両からの距離が同じでも、盗難発生レベルが高い地域ではセキュリティレベルを高くして異常発生を検出しやすくし、逆に低い地域ではセキュリティレベルを低くして検出し難くすることにより、駐車条件に応じて適切なセキュリティレベルを設定でき、使用者の利便性とセキュリティ性を両立することが可能となる。
また、請求項2によれば、上記課題を解決するための車両盗難防止システムは、車両盗難に関する盗難関係事項を検出する車載機器と通信回線で接続され、車載機器を搭載した車両の盗難防止に関して複数のセキュリティレベルを有する車両盗難防止サービスを提供する管理センタを備える車両盗難防止システムであって、車両の使用スケジュールを取得するスケジュール取得手段と、現在日時から、使用スケジュールに含まれる、車両が次に使用される日時までの時間を算出する時間算出手段と、過去に発生した少なくとも車両の盗難場所を含んだ車両盗難情報が格納されたデータベースと、車両の駐車場所を少なくとも含んだ駐車条件および車両盗難情報とに基づいて、駐車条件における車両盗難の起こり易さである盗難発生レベルを算出する盗難発生レベル算出手段と、算出された時間および盗難発生レベルに基づいて、セキュリティレベルを設定するセキュリティレベル設定手段と、を有することを特徴とする車両盗難防止システムとして構成される。
本発明は、車両を駐車した場所の車両盗難発生レベルおよび使用者のスケジュールに基づいてセキュリティレベル(施錠の頑丈さ、強固さ)を変化させ使用者の利便性とセキュリティ性を両立させるものである。上記構成によって、次に車両を使用するまでの時間が同じでも、盗難発生レベルが高い地域ではセキュリティレベルを高くして異常発生を検出しやすくし、逆に低い地域ではセキュリティレベルを低くして検出し難くすることにより、駐車条件に応じて適切なセキュリティレベルを設定でき、使用者の利便性とセキュリティ性を両立することが可能となる。
また、請求項3によれば、上記課題を解決するための車両盗難防止システムは、車両盗難に関する盗難関係事項を検出する車載機器と通信回線で接続され、車載機器を搭載した車両の盗難防止に関して複数のセキュリティレベルを有する車両盗難防止サービスを提供する管理センタを備える車両盗難防止システムであって、車両の駐車場所を検出する駐車場所検出手段と、車両の使用者の所在位置を検出する所在位置検出手段と、車両の駐車場所と使用者の所在位置との距離を算出する距離算出手段と、車両の使用スケジュールを取得するスケジュール取得手段と、現在日時から、車両使用スケジュールに含まれる、車両が次に使用される日時までの時間を算出する時間算出手段と、過去に発生した少なくとも車両の盗難場所を含んだ車両盗難情報が格納されたデータベースと、車両の駐車場所を少なくとも含んだ駐車条件および車両盗難情報とに基づいて、駐車条件における車両盗難の起こり易さである盗難発生レベルを算出する盗難発生レベル算出手段と、算出された距離,算出された時間および盗難発生レベルに基づいて、セキュリティレベルを設定するセキュリティレベル設定手段と、を有することを特徴とする車両盗難防止システムとして構成される。
本発明は、車両を駐車した場所の車両盗難発生レベル、使用者と車両の距離、および使用者のスケジュールに基づいてセキュリティレベル(施錠の頑丈さ、強固さ)を変化させ使用者の利便性とセキュリティ性を両立させるものである。上記構成によって、駐車車両からの距離および次に車両を使用するまでの時間に基づいてセキュリティレベルを求め、さらに、盗難発生レベルが高い地域ではセキュリティレベルを高くして異常発生を検出しやすくし、逆に低い地域ではセキュリティレベルを低くして検出し難くすることにより、駐車車両からの距離および車両盗難発生レベル、あるいは次に車両を使用するまでの時間および車両盗難発生レベルに基づいてセキュリティレベルを設定する場合よりも、駐車条件に応じてさらに適切なセキュリティレベルを設定でき、使用者の利便性とセキュリティ性を両立することが可能となる。
請求項4によれば、本発明の車両盗難防止システムは、設定されたセキュリティレベルに応じて、セキュリティレベルが設定された状態を解除する解除条件を設定する解除条件設定手段と、車両の状態を検出する状態検出手段と検出された車両の状態が解除条件と一致するかを判定する条件判定手段と、検出された車両の状態が解除条件と一致した場合にセキュリティレベルが設定された状態を解除するセキュリティレベル解除手段と、を有する構成をとることができる。本構成によって、例えば通常のキーでは開錠できないセキュリティレベルを設定すれば、不正に入手あるいは作成された合鍵では開錠できないので、車両への侵入および車両の盗難を防止することができる。
請求項5によれば、本発明の車両盗難防止システムは、車両への侵入を検出する侵入検出手段と、設定されたセキュリティレベルに応じて、車両への侵入を検出するための条件を設定する侵入検出条件設定手段と、車両の状態が車両への侵入を検出するための条件と一致した場合に車両に侵入されたと判定する侵入判定手段とを有する構成をとることができる。本構成によって、車両への侵入を誤って検出することなく的確に判定することができ、セキュリティ性を高めることが可能となる。
請求項6によれば、本発明の車両盗難防止システムは、車両に侵入されたと判定された場合に、車両の使用者にその旨を報知する報知手段を有する構成をとることができる。本構成によって、車両の使用者は車両から遠く離れていてもいち早く車両への侵入を知ることが可能となり、警察等への通報等の対応も迅速に行なうことが可能となる。さらに、設定されたセキュリティレベルに応じて、車両への侵入を検出するための条件が設定されていれば、車両への侵入を誤って検出したことによる報知もなくなり、車両侵入の検出精度を向上することが可能となる。
請求項7によれば、本発明の車両盗難防止システムは、車両の使用者かどうかを判定する使用者判定手段を有し、解除条件に車両の使用者であると判定されることを含む構成をとることができる。本構成によって、車両の使用者でない場合はセキュリティレベルが解除されないため、セキュリティ性がさらに高まり車両への侵入および車両の盗難を防止することができる。
請求項8によれば、本発明の車両盗難防止システムは、車両の使用者かどうかを判定する使用者判定手段を有し、車両への侵入を検出するための条件に車両の使用者でないと判定されることを含む構成をとることができる。本構成によって、車両への侵入を誤って検出することなく的確に判定することができ、セキュリティ性をさらに高めることが可能となる。
使用者の利便性とセキュリティ性を両立させる車両盗難防止システムを提供するという目的を、車両を駐車した場所の車両盗難発生レベル、使用者と車両の距離、または使用者のスケジュールに基づいてセキュリティレベルを変化させる車両盗難防止システムにより実現した。
以下、本発明の実施の形態である車両盗難防止システムについて、図面を参照しながら説明する。図1は、車両盗難防止システムの全体構成を示すブロック図であって、車両に搭載される車載機器100と、車載機器100の搭載車両における盗難防止に関する管理を行なう車両盗難防止管理センタ(以下、管理センタと略称)200と、車両ユーザ(使用者)400の所持する、携帯電話等の携帯端末401(本発明のセキュリティレベル変更手段,所在位置検出手段,スケジュール取得手段)あるいはパーソナルコンピュータ(以下、PCと略称)402(本発明のセキュリティレベル変更手段,所在位置検出手段,スケジュール取得手段)とを備えている。
車載機器100と管理センタ200とは、それぞれの通信装置116,通信装置202を介してネットワーク接続され、互いに通信可能に構成されている。車載機器100は、各種センサ信号,画像データ等のデータを管理センタ200に送信することができる。また、管理センタ200は、通信装置202を介して携帯端末401あるいはPC402とネットワーク通信可能になっており、管理センタ200から携帯端末401あるいはPC402にメッセージ送信を行なうことができる。また、携帯端末401あるいはPC402から、管理センタ200を介して車載機器100の遠隔操作を行なうことができるように構成されている。なお、接続可能なネットワークは、公衆回線網,インターネット等、特に制約を設けるものではない。
図1に示すように、車載機器100は、盗難防止のための監視機能として、車両周辺に近づくものを超音波や電波等で検出する周辺監視センサ101(本発明の状態検出手段,侵入検出手段)、車室内および車両周辺を撮影するカメラ102(本発明の状態検出手段,侵入検出手段)、車室内および車両周辺の音を検出するマイク103(本発明の状態検出手段,侵入検出手段)、車両所有者を認識できる認識センサ104等を備えている。さらに、車載機器100は、各種データを記憶できるメモリ105、盗難可能性が高い状況で警報を発生するアラーム106(本発明の報知手段)を備えている。アラーム106による警報としては、警報機124によるブザー吹鳴,ハザード(ハザードランプ)125の点滅,室内灯の点滅,ホーンの吹鳴を行なうことができる。
認識センサ104(本発明の使用者判定手段)は、ドアノブ等に取り付けられた図示しない指紋照合器により検出される指紋,マイク103から入力された音声から検出される声紋,カメラ102で撮影される網膜あるいはアイリス(虹彩)の画像,顔の形,掌の血管のパターン等により使用者であるかを判定する。ドアノブ等に取り付けられた図示しない体脂肪率測定器により測定される体脂肪率より使用者であるかを判定してもよい。判定の基準となるデータは、予めメモリ105に記憶しておく。
また、車両に押圧によって接点抵抗(接点容量でもよい)が変化する感圧接点をシート内に複数分散配置したシート状の感圧面型接触センサと指紋照合器を設け、該面型接触センサに手を押し当てた際の押圧状態および指紋,掌紋によって使用者であるかを判定してもよい。さらに、車両に通常のマイク(103)の他に骨伝導マイクを設け、通常の音声である気導音と骨伝導音とにより使用者であるかを判定してもよい。骨伝導マイクは耳か耳下の顎骨などに当てて使用するもので、その基本構成は周知であるため詳細な説明は省略する。
また、上記の認識センサ104を携帯端末401に設け、認識センサ104からのデータを管理センタ200を経由して車載機器100に送信し、車載機器100が受信したデータをメモリ105に記憶されている基準データと比較することにより使用者であるかを判定してもよい。
メモリ105(本発明の解除条件設定手段,侵入検出条件設定手段)は車両盗難防止システムの動作に必要なデータを記憶するもので、車両が駐車状態(イグニッションスイッチがオフ状態)でも記憶内容を保持するためにフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを用いる。上記の認識センサ104によって使用者であるか否かを判定するための基準データもメモリ105に記憶される。
また、車載機器100は、車両の現在位置を検出するGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)107(本発明の駐車場所検出手段)を備えている。GPS107の他に、周知の地磁気センサ,ジャイロスコープ,距離センサ,ステアリングの回転センサ,および各転動輪の車輪センサ等を用いてもよい。これらのセンサは性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補完しながら使用するように構成してもよい。
また、車載機器100は、IDコードの照合によりエンジンの始動を許可するイモビライザ108、電波,超音波,車体の振動,窓ガラスの割れ等により車室内への侵入者の有無を検出する侵入センサ109(本発明の状態検出手段,侵入検出手段)、ワイヤレスキー,スマートキー等の電子キー110、ドアの開閉,ドアロックの施錠/開錠,トランク・ボンネットの開閉,窓の開閉等のボデーに関する各種制御を行なうボデーECU111、エンジンに関する各種制御を行なうエンジンECU112等を備えている。
セキュリティECU114(本発明の距離算出手段,時間算出手段,条件判定手段,侵入判定手段,セキュリティレベル設定手段,セキュリティレベル解除手段,盗難発生レベル算出手段)は通常のコンピュータとして構成されており、周知のCPU,ROM,RAM,入出力回路であるI/Oおよびこれらの構成を接続するバスラインが備えられている。また、外部機器,センサ等とのデータ・信号の遣り取りを行なうための処理回路も備えられている。CPUは、ROMおよびRAMに記憶された制御プログラムおよびデータにより制御を行なう。セキュリティECU114は、外部機器,センサ等から入力されるデータ・信号に基づいてセキュリティレベルの変更,警報出力等の処理を行なう。セキュリティECU114はエンジン制御を行なうエンジンECU112に対して、エンジンの停止,エンジン始動の許可/禁止の指令を送ることができ、エンジンECU112もセキュリティECU114からの指令に基づいてエンジン制御を行なう。
車載機器100は、メモリ105に予め記憶された所定時間毎(例えば10分毎)に、車両の状態が正常である旨のデータを管理センタ200に送信するように構成されている。これにより、管理センタ200では、車載機器100より正常データが送信されなくなった場合には、駐車車両に何らかの異常が発生したと判断できる。また、管理センタ200が所定時間毎(例えば10分毎)に車載機器100に車両の状態を問い合わせ、車載機器100が車両の状態に関するデータを管理センタ200に送信するようにしてもよい。
管理センタ200は、周知のコンピュータ,ワークステーション等で構成されるサーバ201、通信装置202、監視制御パネル203等を備えている。管理センタ200では、サーバ201で動作するプログラムによって、車載機器100より送信される各種データに基づいて監視制御パネル203により駐車車両の監視を行なう。また、管理センタ200では、車載機器100の遠隔操作を行なうことができるように構成されている。
また、管理センタ200は、3つのデータベースA〜Cを備えている。データベースAには、車両盗難防止システムを使用する使用者とその車両に関するデータおよび車載機器100の作動状況に関するデータが格納されている。データベースBには、車両の駐車場所に関する情報、過去に車両盗難に関する車両盗難情報といった盗難発生レベルの設定に関するデータが格納されている。過去の盗難に関する情報としては、盗難発生の場所、時刻、車種、異常発生の内容、犯行内容(いたずら、車上荒らし、車両盗難等)、既遂あるいは未遂の区別等がある。データベースCには、車載機器100からの送信データに基づいて車両における異常発生を判断し、異常の内容を分析するために必要なデータが格納されている。
図6はセキュリティレベルに対応した鍵の強固さレベル,解除方法,異常検出方法およびその閾値と異常を検出した場合の警報やセキュリティレベルの更新時間を組み合わせた例である。セキュリティレベルはレベル0からレベル4までの5段階あり、レベルの数値が大きくなるにつれてセキュリティレベルが高く(盗難されにくく)なる。以下に各セキュリティレベルの詳細について述べる。
セキュリティレベル0はドアが無施錠状態で、ドアの開錠のための手段はなく、セキュリティレベルの解除方法もない。また、異常検出は行なわないため振動検出のための閾値も設定されない。よって、異常検出時の警報も行なわない。レベル0は最も危険な状態であるため、セキュリティレベルの更新間隔は30secに設定される。
セキュリティレベル1はドアが施錠された状態で、ドアの開錠は通常のキーシリンダに挿入して施錠/開錠を行なうメカキーまたはワイヤレスキー等の電子キー110で行ない、メカキーまたは電子キー110によって開錠された場合にセキュリティレベルが解除される(レベル0になる)。また、異常検出方法としては侵入センサ109に含まれる振動センサが働いており、正常な開錠がされずに車両の振動が所定の閾値を超えた場合に異常を検出し、ハザードランプ125を点滅させて異常を知らせる。この振動検出のための閾値は最大(感度は最も悪く)に設定される。セキュリティレベルの更新間隔は5分に設定される。
セキュリティレベル2はドアが施錠された状態で、かつ、電気式のドアロック用ラッチ(Eラッチ)121によりドアロック状態に固定される。ドアの開錠(Eラッチの解除)は周知のワイヤレスキー等の電子キー110のみ可能で、メカキーでは開錠できない。電子キー110によって開錠された場合にセキュリティレベルが解除される(レベル0になる)。また、異常検出方法としては振動センサと侵入センサ109に含まれるドアロックポジションスイッチが働いており、正常な開錠がされずに振動が発生したり、ドアロックポジションが開状態(異常アンロック)になった場合に異常を検出し、異常時にはハザードランプ125の点滅と警報機124に含まれるブザー吹鳴によって異常を知らせる。異常検出のための閾値は大程度であるが、セキュリティレベル1の場合より感度はよい。セキュリティレベルの更新間隔は1時間に設定される。
セキュリティレベル3はドアが施錠され、かつ、ラッチ電気分断回路122によりドアロック用ラッチ(Eラッチ)121への電源供給が遮断され、機械的にも電気的にも施錠状態に固定された状態である。ドアの開錠は管理センタ200からの指令信号による開錠等の特殊操作のみにより可能で、メカキーおよび電子キー110では開錠できない。該特殊操作によって開錠された場合にセキュリティレベルが解除される(レベル0になる)。また、異常検出方法としては振動検出と異常アンロックと侵入センサ109に含まれる電流検出が働いており、正常な開錠がされずに振動が発生したり、ドアロックポジションが開状態になったり、またドアがオープンになって室内ランプ点灯等により電流が発生した場合に異常を検出し、異常時にはハザードランプ125の点滅と警報機124に含まれるブザー吹鳴に加え、ブザーよりも音量の大きいサイレン126の吹鳴によって異常を知らせる。異常検出のための閾値は中程度であるが、セキュリティレベル2の場合より感度はよい。セキュリティレベルの更新間隔は3時間に設定される。
セキュリティレベル4はドアが施錠された状態で、ドアの開錠はカメラ102あるいは認識センサ104による使用者の生体認証のみ可能で、電子照合禁止回路123の動作によりメカキー,電子キー110,および上記特殊操作では開錠できない。該生体認証によって使用者であると判定された場合にセキュリティレベルが解除される(レベル0になる)。また、異常検出方法としては振動検出と異常アンロックと電流検出と車両監視が働いており、車両監視は車両に近づいて来る人物を周辺監視センサ101で監視しながらカメラ102で撮影した情報を定期的に管理センター送る。つまり、このレベル4では異常検出として直接見るという方法が追加される。これらの検出方法で異常と判定した場合には、ハザードランプ125の点滅と警報機124に含まれるブザー吹鳴とサイレン126の吹鳴に加え、通報装置127が通信装置116を介して管理センタ200に異常を通報する。異常検出のための閾値は5個のセキュリティレベルのうち最小で、原則としてセキュリティレベルを変化させない。セキュリティレベルの更新間隔は12時間に設定される。
各々のセキュリティレベルにおける異常判定の条件は、現在のレベルよりも低いレベルの条件も含む。例えば、セキュリティレベル3の場合、電流値が所定の閾値を超えた場合の他に、侵入センサ109に含まれる振動センサによって検出される車両の振動が所定の閾値を超えた場合(レベル2の異常判定条件)、ドアがこじ開けられた場合あるいはメカキー・電子キー110以外の物でドアの開錠が行なわれた場合(レベル1の異常判定条件)にも異常と判定する。
上述の例では、セキュリティレベルが解除する場合はレベル0になるよう構成されているが、レベルを1段階下げるようにしてもよい。
上述したセキュリティレベルおよび解除条件,異常判定条件等はメモリ105に予め記憶されているものであるが、最新のものを管理センタ200からダウンロードするようにしてもよい。また、使用者が図示しない入力装置により車載機器100において設定可能としてもよい。さらに、携帯端末401あるいはPC402において設定した内容を管理センタ200経由で車載機器100に送るようにしてもよい。この場合、管理センタ200を経由せず、携帯端末401あるいはPC402から直接車載機器100に送るようにしてもよい。
図2は盗難発生レベルと使用者のスケジュール情報の組み合わせでセキュリティレベルを設定する例を示したものである。盗難が多発していない通常地域の設定レベルを実線で、盗難多発地域の設定レベルを破線で示している。盗難多発地域の設定レベルは、通常地域の設定レベルに比べて1ランク厳しく(高く)設定されていることが分かる。つまり、盗難多発地域では、レベル0の設定はなく、車両から1時間以上離れる場合にはレベル4となる。(通常地域ではレベル3)同様に、盗難の発生が通常地域よりも非常に低い地域では、通常地域の設定レベルに比べて1ランク緩く(低く)設定してもよい。なお、駐車してから次に車両を使用するまでの時間(T)と通常のセキュリティレベルとの関係は以下のように設定されている。
(1)レベル0:T≦1分以内(t1)
(2)レベル1:1分(t1)<T≦30分(t2)
(3)レベル2:30分(t2)<T≦1時間(t3)
(4)レベル3:1時間(t3)<T≦24時間(t4)
(5)レベル4:24時間(t4)<T
図3は盗難発生レベルと車両と使用者の距離の組み合わせでセキュリティレベルを設定する例を示したものである。盗難が多発していない通常地域の設定レベルを実線で、盗難多発地域の設定レベルを破線で示している。盗難多発地域の設定レベルは、通常地域の設定レベルに比べて1ランク厳しく(高く)設定されていることが分かる。つまり、盗難多発地域では、レベル0の設定はなく、車両から50km以上以上離れる場合にはレベル4となる。(通常地域ではレベル3)同様に、盗難の発生が通常地域よりも非常に低い地域では、通常地域の設定レベルに比べて1ランク緩く(低く)設定してもよい。なお、車両からの距離(D)と通常のセキュリティレベルとの関係は以下のように設定されている。
(1)レベル0:D≦5m(L1)
(2)レベル1:5m(L1)<D≦1Km(L2)
(3)レベル2:1Km(L2)<D≦50Km(L3)
(4)レベル3:50Km(L3)<D≦100Km(L4)
(5)レベル4:100Km(L4)<D
(セキュリティレベル決定処理)
図4を用いて、盗難発生レベルと使用者のスケジュールや車両と使用者の距離に応じてセキュリティレベルを決定するセキュリティレベル決定処理について説明する。なお、本処理はセキュリティECU114に含まれる図示しないCPUで実行される制御プログラムにおいて他の処理とともに繰り返し実行される。
使用者の車両が駐車状態となった場合(S200:YES)、GPS107によって検出される車両の現在位置情報を管理センタ200へ送信する(S210)。管理センタ200では、受信した該車両の現在位置情報に基づいてサーバ201のデータベースBを参照して、該車両の現在位置を含む駐車地域の盗難発生レベルを算出する(S211)。具体的には、1)自宅駐車場、契約駐車場、一時貸し駐車場、青空駐車等の駐車場の種別、2)駐車場扉の有無、3)駐車場の管理人の有無、4)過去の盗難発生場所からの距離、5)駐車開始時刻等に基づいて、盗難発生レベルが算出される。
そして、管理センタ200はデータベースAに登録されている該車両の使用者(携帯端末401あるいはPC402)に対して、使用者の位置情報およびスケジュール情報を要求する(S212)。使用者は管理センタ200からの要求を受信すると(S213)、携帯端末401あるいはPC402等で自身の現在位置を確認するとともに自身のスケジュールを確認し(S214)、現在位置データおよび次に車両を使用する日時(スケジュール情報,時刻のみでも可)を管理センタ200に送信する(S215)。
現在位置の確認方法は、携帯端末401あるいはPC402以外の機器を用いてもよい。また、スケジュールは携帯端末401あるいはPC402に記憶されているもの、あるいは手帳に記録されているもののいずれを用いてもよい。また、スケジュールについては、今後一週間以内といったように、所定の期間の車両の使用予定を一括して送るようにしてもよい。
現在位置の確認を携帯端末401あるいはPC402で行なう場合、携帯端末401あるいはPC402に表示された現在位置データを自動的に管理センタ200で使用可能なデータ形式に書式変換した後に管理センタ200に送信するようにしてもよい。逆に、管理センタ200で書式変換を行なってもよい。
使用者の現在位置の情報は、車両と携帯端末401あるいはPC402との通信により取得するようにしてもよい。即ち、車両が携帯端末401あるいはPC402に現在位置の問い合わせ要求を送信し、携帯端末401あるいはPC402が現在位置データを車両に返信するものである。
管理センタ200は受信(S216)した使用者の現在位置データと車両の現在位置とから、使用者と車両との距離を算出する。そして、図3を参照して使用者の距離によるセキュリティレベルを決定する。また、受信した使用者のスケジュール情報と現在日時とから、次に車両を使用する日時までの時間を算出する。そして、図2を参照して使用者のスケジュールによるセキュリティレベルを決定する。そして、2つのセキュリティレベルのうち、より安全なセキュリティレベルを推奨キュリティレベルとして決定し、車載機器に送信する(S218)。
例えば、通常の盗難発生レベルの地域で車両から100mの距離だけ離れた場所で45分間の会議がある場合には、図3の距離に基づくセキュリティレベルはレベル1で、図2のスケジュール基づくセキュリティレベルはレベル2となる。この場合には、より安全なセキュリティレベルを選択するのでレベル2を推奨キュリティレベルとする。
(セキュリティレベル決定処理の変形例)
同一地域でも、駐車位置およびその周囲の環境が警察署の付近,家の駐車場,会社の駐車場では盗難発生レベルは異なる。そこで、図5のようにデータベースの詳細の危険を算出するためのデータテーブルを備えて盗難発生レベルを木目細かく設定し、より安全なセキュリティレベルを決定する処理について説明する。図5のステップS300,S310〜S316,S318,S319は、それぞれ図4のステップS200,S210〜S216,S218,S219に相当し、ステップS317が追加された形となっている。このため、該当するステップ(S300,S310〜S316,S318,S319)についての詳細な説明は割愛する。
以下、図5のステップS317に相当する処理について説明する。まず、地域(市,区,町,村,字,町内)において、該地域で発生した過去の車両盗難件数に基づいて基本盗難発生レベルを設定する。次に、施設毎に盗難に遭いやすい危険度を定める。例えば、警察署から所定の範囲内は比較的安全と思われるので危険度を−2とする。月極駐車場,人家が疎らな場所は不審人物のチェックが不十分であるため危険度を+2とする。そして、基本盗難発生レベルに危険度を加えたものを盗難発生レベルとする。
地域単位の盗難発生レベルと施設ごとの危険度をサーバ201のデータベースBにデータテーブルとして記憶しておいてもよい。これら盗難発生レベルおよび危険度は最新の車両盗難件数に基づいて自動あるいは手動で更新可能となっている。セキュリティレベルを決定するときに、データベースBのデータテーブルを参照して、駐車位置およびその周囲の環境に基づく危険度を求め、先に算出した盗難発生レベルに該危険度を加えたものを用いて最終的なセキュリティレベルを決定する。
上記2つのセキュリティレベル決定処理において、距離とスケジュールのいずれか一方のみと盗難発生レベルとを用いてセキュリティレベルを決定するようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
車両盗難防止システムの全体構成を示すブロック図。 盗難発生レベルと使用者のスケジュール情報との関係を示す図。 盗難発生レベルと車両からの使用者の距離との関係を示す図。 セキュリティレベル決定処理を説明するためのフロー図。 セキュリティレベル決定処理の変形例を説明するためのフロー図。 セキュリティレベルと解除方法,異常判定条件等の関係を示す図。
符号の説明
100 車載機器
101 周辺監視センサ(状態検出手段,侵入検出手段)
102 カメラ(状態検出手段,侵入検出手段)
103 マイク(状態検出手段,侵入検出手段)
104 認識センサ(使用者判定手段)
105 メモリ(解除条件設定手段,侵入検出条件設定手段)
106 アラーム(報知手段)
107 GPS(駐車場所検出手段)
109 侵入センサ(状態検出手段,侵入検出手段)
110 電子キー
114 セキュリティECU(距離算出手段,時間算出手段,条件判定手段,侵入判定手段,セキュリティレベル設定手段,セキュリティレベル解除手段,盗難発生レベル算出手段)
124 警報機(報知手段)
125 ハザード(報知手段)
126 サイレン(報知手段)
127 通報装置(報知手段)
200 管理センタ
201 サーバ
400 ユーザ(使用者)
401 携帯端末(セキュリティレベル変更手段,所在位置検出手段,スケジュール取得手段)
402 PC(パーソナルコンピュータ)(セキュリティレベル変更手段,所在位置検出手段,スケジュール取得手段)
A,B,C データベース

Claims (8)

  1. 車両盗難に関する盗難関係事項を検出する車載機器と通信回線で接続され、前記車載機器を搭載した車両の盗難防止に関して複数のセキュリティレベルを有する車両盗難防止サービスを提供する管理センタを備える車両盗難防止システムであって、
    前記車両の駐車場所を検出する駐車場所検出手段と、
    前記車両の使用者の所在位置を検出する所在位置検出手段と、
    前記車両の駐車場所と前記使用者の所在位置との距離を算出する距離算出手段と、
    過去に発生した少なくとも車両の盗難場所を含んだ車両盗難情報が格納されたデータベースと、
    前記車両の駐車場所を少なくとも含んだ駐車条件および前記車両盗難情報とに基づいて、前記駐車条件における車両盗難の起こり易さである盗難発生レベルを算出する盗難発生レベル算出手段と、
    前記算出された距離および前記盗難発生レベルに基づいて、前記セキュリティレベルを設定するセキュリティレベル設定手段と、
    を有することを特徴とする車両盗難防止システム。
  2. 車両盗難に関する盗難関係事項を検出する車載機器と通信回線で接続され、前記車載機器を搭載した車両の盗難防止に関して複数のセキュリティレベルを有する車両盗難防止サービスを提供する管理センタを備える車両盗難防止システムであって、
    前記車両の使用スケジュールを取得するスケジュール取得手段と、
    現在日時から、前記使用スケジュールに含まれる、前記車両が次に使用される日時までの時間を算出する時間算出手段と、
    過去に発生した少なくとも車両の盗難場所を含んだ車両盗難情報が格納されたデータベースと、
    前記車両の駐車場所を少なくとも含んだ駐車条件および前記車両盗難情報とに基づいて、前記駐車条件における車両盗難の起こり易さである盗難発生レベルを算出する盗難発生レベル算出手段と、
    前記算出された時間および前記盗難発生レベルに基づいて、前記セキュリティレベルを設定するセキュリティレベル設定手段と、
    を有することを特徴とする車両盗難防止システム。
  3. 車両盗難に関する盗難関係事項を検出する車載機器と通信回線で接続され、前記車載機器を搭載した車両の盗難防止に関して複数のセキュリティレベルを有する車両盗難防止サービスを提供する管理センタを備える車両盗難防止システムであって、
    前記車両の駐車場所を検出する駐車場所検出手段と、
    前記車両の使用者の所在位置を検出する所在位置検出手段と、
    前記車両の駐車場所と前記使用者の所在位置との距離を算出する距離算出手段と、
    前記車両の使用スケジュールを取得するスケジュール取得手段と、
    現在日時から、前記使用スケジュールに含まれる、前記車両が次に使用される日時までの時間を算出する時間算出手段と、
    過去に発生した少なくとも車両の盗難場所を含んだ車両盗難情報が格納されたデータベースと、
    前記車両の駐車場所を少なくとも含んだ駐車条件および前記車両盗難情報とに基づいて、前記駐車条件における車両盗難の起こり易さである盗難発生レベルを算出する盗難発生レベル算出手段と、
    前記算出された距離,前記算出された時間および前記盗難発生レベルに基づいて、前記セキュリティレベルを設定するセキュリティレベル設定手段と、
    を有することを特徴とする車両盗難防止システム。
  4. 前記設定されたセキュリティレベルに応じて、前記セキュリティレベルが設定された状態を解除する解除条件を設定する解除条件設定手段と、
    前記車両の状態を検出する状態検出手段と
    前記検出された車両の状態が前記解除条件と一致するかを判定する条件判定手段と、
    前記検出された車両の状態が前記解除条件と一致した場合に前記セキュリティレベルが設定された状態を解除するセキュリティレベル解除手段と、
    を有するものである請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車両盗難防止システム。
  5. 前記車両への侵入を検出する侵入検出手段と、
    前記設定されたセキュリティレベルに応じて、前記車両への侵入を検出するための条件を設定する侵入検出条件設定手段と、
    前記車両の状態が前記車両への侵入を検出するための条件と一致した場合に前記車両に侵入されたと判定する侵入判定手段と
    を有するものである請求項1ないし4のいずれか1項に記載の車両盗難防止システム。
  6. 前記車両に侵入されたと判定された場合に、前記車両の使用者にその旨を報知する報知手段を有するものである請求項5に記載の車両盗難防止システム。
  7. 前記車両の使用者かどうかを判定する使用者判定手段を有し、前記解除条件に前記車両の使用者であると判定されることを含むものである請求項4に記載の車両盗難防止システム。
  8. 前記車両の使用者かどうかを判定する使用者判定手段を有し、前記車両への侵入を検出するための条件に前記車両の使用者でないと判定されることを含むものである請求項5に記載の車両盗難防止システム。
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