JP2006071745A - 画像形成装置 - Google Patents

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哲哉 前田
Yasuhiko Kida
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Abstract

【課題】 ユーザの意図に反するサイズの記録紙に原稿画像が印刷される事態を回避する。
【解決手段】 最適サイズモードが設定されている状態において、記録紙選定部25により選定された記録紙のサイズが原稿サイズ検出部24により検出された原稿のサイズと相違する場合、表示制御部26は、最適サイズモード、或いは原稿同一サイズモードのいずれかのモードをユーザに選択させるための操作画像を表示部13に表示させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、スキャナにより読み取られた原稿画像を記録紙に印刷する画像形成装置に関するものである。
近年、ユーザにより指定された倍率に応じて適合するサイズの記録紙を選定し、選定した記録紙に原稿画像を印刷する最適サイズモード(変倍APSモード)、ユーザにより指定された倍率に関わらず、原稿と同一サイズの記録紙に原稿画像を印刷する原稿同一サイズモード、及び倍率と出力する記録紙のサイズとをユーザに指定させるマニュアルモード等、種々の動作モードを備える画像形成装置が知られている。
なお、最適サイズモードに関する技術として、原稿のサイズに合致する用紙を収納するカセットを選択し、選択したカセットに用紙がセットされていない場合、コピー禁止状態とし、選択したカセットに用紙がセットされたときコピー禁止状態を解除する特許文献1の発明及び原稿のサイズに合致する用紙が存在しない場合、原稿のサイズを表示してコピー動作を中断させ、原稿のサイズに合致する用紙がセットされたとき、コピー動作を再開する特許文献2の発明が知られている。
特開平6−29266号公報 特開平1−161265号公報
しかしながら、従来の画像形成装置では、最適サイズモードが設定されている場合、ユーザが指定した倍率によっては原稿のサイズとは異なるサイズの記録紙に原稿画像が印刷されることもある。そのため、ユーザは、最適サイズモードが設定されているにもかかわらず、原稿同一サイズモードが設定されていると認識しているようなとき、ユーザの意図に反するサイズの記録紙に原稿画像が印刷されてしまうという問題があった。また、この場合、ユーザは動作モードを原稿同一サイズモードに設定し直して、再度コピー作業を行う必要もあり、ユーザに対する操作負担が増大することに加えて、記録紙が無駄に消費されてしまうという問題もあった。
本発明の目的は、ユーザの意図に反するサイズの記録紙に原稿画像が印刷される事態を回避することができる画像形成装置を提供することである。
本発明にかかる画像形成装置は、原稿載置部に載置された原稿を読み取って原稿画像を取得する原稿画像取得手段と、原稿のサイズを検出するサイズ検出手段と、ユーザにより指定された倍率に従って原稿画像のサイズを変更するサイズ変更手段とを備える画像形成装置であって、前記サイズ変更手段によりサイズが変更された原稿画像を当該原稿画像のサイズに適合する記録紙に印刷させる自動サイズモードと、前記サイズ変更手段によりサイズが変更された原稿画像を原稿のサイズと同一サイズの記録紙に印刷させる原稿同一サイズモードとのいずれかを当該画像形成装置の動作モードとして設定するモード設定手段と、前記自動サイズモードが設定されている場合、前記サイズ変更手段によりサイズが変更された原稿画像に適合するサイズの記録紙を、原稿画像を印刷する記録紙として選定し、前記原稿同一サイズモードが設定されている場合、前記サイズ検出手段により検出された原稿のサイズと同一サイズの記録紙を、原稿画像を印刷する記録紙として選定する記録紙選定手段と、原稿画像を前記記録紙選定手段により選定された記録紙に印刷する印刷手段とを備え、前記記録紙選定手段は、前記モード設定手段により自動サイズモードが設定されている場合、選定した記録紙のサイズが前記原稿サイズ検出手段により検出されたサイズと相違するか否かを判定し、前記モード設定手段は、前記記録紙選定手段により相違すると判定された場合、前記原稿同一サイズモードと、前記自動サイズモードとのいずれかの動作モードを選択するようにユーザに促し、ユーザにより選択された動作モードを当該画像形成装置の動作モードとして設定することを特徴とする。
また、上記構成において、前記動作モード設定手段は、ユーザに動作モードの選択を促すに際して、前記記録紙選定手段により選定された記録紙のサイズをユーザに提示することが好ましい。
また、上記構成において、前記モード設定手段は、前記原稿同一サイズモードを選択させるためのボタンと、前記自動サイズモードを選択させるためのボタンとが表示された操作画像をタッチパネルに表示することで、ユーザに動作モードの選択を促すことが好ましい。
また、上記構成において、前記モード設定手段は、原稿同一サイズモードを設定している場合、前記サイズ検出手段により原稿のサイズが検出される前に、前記サイズ変更手段により原稿画像の倍率が設定されても、動作モードを変更しないことが好ましい。
請求項1記載の発明によれば、自動(最適)サイズモードが設定されている状態において、原稿とはサイズの異なる記録紙が、原稿画像を印刷する記録紙として選定された場合、自動サイズモード、或いは原稿同一サイズモードのいずれかの動作モードを選択するようにユーザに促し、ユーザにより選択された動作モードが当該画像形成装置の動作モードとして設定されるため、ユーザは、現在設定されている動作モードを確実に把握することが可能となり、ユーザが意図しないサイズの記録紙に原稿画像が印刷される事態を回避することができる。その結果、ユーザは、再度コピー作業を行う必要が無くなり、操作負担が低減することに加え、記録紙の無駄な消費を防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、ユーザに動作モードの選択を促すに際して、記録紙選定手段により選定された記録紙のサイズがユーザに提示されるため、ユーザは動作モードを選択する際の判断材料が増す結果、動作モードの選択が平易化することとなる。
請求項3記載の発明によれば、操作画像に表示された原稿同一サイズモードを選択するためのボタンと、最適サイズサイズモードを選択するためのボタンとを押すことにより、動作モードを設定することができるため、動作モードの設定を容易に行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、原稿同一サイズモードが設定されている状態において、ユーザは、原稿を載置する前に、原稿画像の倍率を指定する操作を行う等して、サイズ検出手段により原稿のサイズが検出される前に、サイズ変更手段により原稿画像の倍率が設定された場合であっても、従来の原稿同一サイズモードのように、動作モードがマニュアルモードに移行されないため、ユーザは倍率を指定する操作に引き続き、記録紙のサイズを指定するための操作を行う必要がなくなり、ユーザに対する操作負担が軽減することとなる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態による画像形成装置の機械的構成を主に示す側面概略図である。本画像形成装置は、本体部200と、本体部200の左側に配設された用紙後処理部300と、ユーザが種々の操作指令等を入力するための操作部400と、本体部200の上部に配設された原稿読み取り部500と、原稿読み取り部500の上方に配設された原稿給送部600とから構成される。
操作部400は、タッチパネル401、スタートキー402及びテンキー403等を備える。タッチパネル401は、種々の操作画面を表示するとともに、ユーザが種々の操作指令を入力するための種々の操作ボタン等を表示する。スタートキー402は、ユーザが印刷実行指令等を入力するために用いられ、テンキー403は、印刷部数等を入力するために用いられる。
原稿給送部600は、原稿載置部601、原稿排出部602、給紙ローラ603及び原稿搬送部604、コンタクトガラス605、及び原稿検出センサ606、607等を備え、原稿読み取り部500は、スキャナ501等を備える。給紙ローラ603は、原稿載置部601にセットされた原稿を繰り出し、原稿搬送部604は、繰り出される原稿を1枚ずつ順にスキャナ501上に搬送する。スキャナ501は搬送される原稿を順次読み取り、読み取られた原稿は原稿排出部602に排出される。また、スキャナ501は、コンタクトガラス605に載置された原稿を読み取る場合は、A方向にスライドして原稿を読み取る。原稿検出センサ606は、記録紙の幅方向(紙面と直交する方向)に一定の間隔を設け複数個配列されている。原稿検出センサ607は、コンタクトガラス605の裏面に複数個配列されている。
本体部200は、複数の給紙カセット201、複数の給紙ローラ202、転写ローラ203、中間転写体ローラ204、感光体ドラム205、露光装置206、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色用の現像装置207Y,207M,207C,207K、定着ローラ208、排出口209、排出トレイ210、記録紙搬送部211、残量検出センサ212等を備える。本実施形態では、給紙カセット201は、それぞれ、異なるサイズの記録紙を収納する。残量検出センサ212は、各給紙カセット201に配設され、給紙カセット201に収納された記録紙の存在の有無を検出する。
感光体ドラム205は、矢印方向に回転しながら帯電装置(図示省略)によって一様に帯電される。露光装置206は、原稿読み取り部500において読み取られた原稿の画像データに基づいて生成された変調信号をレーザ光に変換して出力し、感光体ドラム205に各色別に静電潜像を形成する。現像装置207Y,207M,207C,207Kは、各色の現像剤を感光体ドラム205に供給して各色別のトナー像を形成する。
中間転写体ローラ204は、感光体ドラム205から各色のトナー像が転写され、中間転写体ローラ204上にカラーのトナー像が形成される。
一方、給紙ローラ202は、記録紙が収納された給紙カセット201から記録紙を引き出し、記録紙搬送部211は、引き出された記録紙を転写ローラ203へと搬送する。転写ローラ203は、搬送された記録紙に中間転写体ローラ204上のトナー像を転写させる。トナー像が転写された記録紙は、記録紙搬送部211により定着ローラ208へと搬送され、定着ローラ208は、転写されたトナー像を加熱して記録紙に定着させる。その後、記録紙は、記録紙搬送部211により排出口209へと搬送され用紙後処理部300に搬入される。また、記録紙は、必要に応じて排出トレイ210へも排出される。
用紙後処理部300は、搬入口301、記録紙搬送部302、搬出口303及びスタックトレイ304等を備える。記録紙搬送部302は、排出口209から搬入口301に搬入された記録紙を順次搬送し、最終的に搬出口303からスタックトレイ304へ記録紙を排出する。スタックトレイ304は、搬出口303から搬出された記録紙の集積枚数に応じて矢印方向に上下動可能に構成されている。
図2は、図1に示す画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。本画像形成装置は、原稿画像取得部11、操作画像記憶部12、表示部13、操作部14、印刷部15、及び制御部20を備えている。原稿画像取得部11は、図1に示す原稿読み取り部500から構成され、原稿載置部601又はコンタクトガラス605に載置された原稿の画像を読み取り、原稿画像を取得する。
操作画像記憶部12は、ユーザが本画像形成装置を操作する際に表示部13に表示される種々の操作画像を記憶している。表示部13は、図1に示すタッチパネル401から構成される。操作部14は、図1に示す操作部400から構成され、本画像形成装置の動作モードを指定する操作指令、原稿画像の倍率を指定する操作指令、原稿画像を印刷する記録紙のサイズを指定する操作指令等を受け付ける。
制御部20は、CPU、制御プログラムを記憶するROM、CPUの作業領域として使用されるRAM等から構成され、CPUが制御プログラムを実行することにより、モード設定部21、倍率設定部22、原稿サイズ変更部23、原稿サイズ検出部24、記録紙選定部25、表示制御部26、及び印刷制御部27として機能する。なお、図2に示すブロック図は、本発明に関係するもののみを表示しており、本発明とは関係ないものは省略している。
モード設定部21は、操作部14により受け付けられた動作モードを指定するためのユーザからの操作指令に基づいて、本画像形成装置の動作モードを設定する。本画像形成装置は、最適サイズモード(請求項の自動サイズモードに相当する)、原稿同一サイズモード、原稿倍率変動モード、及びマニュアルモードの4種類の動作モードを備えている。
最適サイズモードは、ユーザにより指定された倍率に応じて、適合するサイズの記録紙を選定し、選定した記録紙に原稿画像を印刷するモードである。原稿同一サイズモードは、ユーザにより指定された倍率に関わらず、原稿と同一サイズの記録紙に原稿画像を印刷するモードである。原稿倍率変動モードは、原稿のサイズとユーザにより指定された記録紙のサイズとから適切な原稿画像の倍率を設定するモードである。マニュアルモードは、原稿画像の倍率及び記録紙のサイズをユーザが指定するモードである。
なお、従来の画像形成装置の原稿同一サイズモードは、原稿のサイズを検出する前に、ユーザにより原稿画像の倍率が設定されると、動作モードがマニュアルモードに移行されていたが、本画像形成装置の原稿同一サイズモードは、原稿のサイズを検出する前に、ユーザにより原稿画像の倍率が設定されても、動作モードがマニュアルモードに移行されない。
また、モード設定部21は、最適サイズモードを設定している状態において、記録紙選定部25により、記録紙選定部25が選定した記録紙が原稿サイズ検出部24により検出された原稿のサイズと異なるとの通知を受け付けた場合、最適サイズモード及び原稿同一サイズモードのいずれかの動作モードをユーザに選択させるための操作画像を表示部13に表示させるための指令を表示制御部26に出力する。
倍率設定部22は、操作部14を介してユーザにより入力された原稿画像の倍率を指定する操作指令に基づいて、原稿画像の倍率を設定する。最適サイズモード、原稿同一サイズモード、及びマニュアルモードが設定されている場合、原稿サイズ変更部23は、倍率設定部22により設定された原稿画像の倍率にしたがって、原稿画像取得部11により取得された原稿画像のサイズを変更する。
また、倍率変動モードが設定されている場合、原稿サイズ変更部23は、記録紙選定部25により選定されたサイズの記録紙(ユーザにより指定されたサイズの記録紙)の余白領域が最小となるように原稿画像の倍率を設定する。
原稿サイズ検出部24は、コピー対象となる原稿が原稿載置部601に載置されている場合、原稿検出センサ606が記録紙の先端を検出してから終端を検出するまでの時間を測定し、測定した時間に予め定められた原稿搬送速度を乗じて原稿の搬送方向のサイズを算出し、算出した搬送方向のサイズと、記録紙の幅方向に配列された複数の原稿検出センサ606のうち、原稿を検出した原稿検出センサ606の検出パターンとから、原稿がA3、A4、B3等の定形サイズのうち、どの定形サイズに該当するかを判定し、原稿のサイズを検出する。
また、原稿がコンタクトガラス605に載置されている場合、原稿サイズ検出部24は、コンタクトガラス605の裏面に配列された複数の原稿検出センサ607のうち、原稿を検出した原稿検出センサ607の検出パターンから原稿のサイズを検出する。
記録紙選定部25は、モード設定部21が現在設定している動作モードに応じて、原稿画像を印刷する記録紙のサイズを選定し、選定したサイズの記録紙が印刷部15に搬送されるように給紙ローラ202を制御する。最適サイズモードが設定されている場合、記録紙選定部25は、原稿サイズ変更部23によりサイズが変更された原稿画像に対し、記録紙の余白部分の面積が最小となるサイズの記録紙を、原稿画像を印刷する記録紙として選定する。また、最適サイズモードが設定されている場合、記録紙選定部25は、選定した記録紙が原稿サイズ検出部24により検出された原稿のサイズと相違するか否かを判定し、相違すると判定したとき、相違することをモード設定部21に通知する。
一方、原稿同一サイズモードが設定されている場合、記録紙選定部25は、原稿サイズ検出部24により検出された原稿のサイズと同一サイズの記録紙を、原稿画像を印刷する記録紙として選定する。
また、倍率変動モード及びマニュアルモードが設定されている場合、記録紙選定部25は、操作部14を介してユーザにより指定されたサイズの記録紙を、原稿画像を印刷する記録紙として設定する。
表示制御部26は、操作画像記憶部12に記憶されている種々の操作画像を読み出し表示部13に表示させる。また、表示制御部26は、モード設定部21がユーザからの動作モードを指定するための操作指令を受け付ける際、ユーザに動作モードを指定させるための操作画像を操作画像記憶部12から読み出し、表示部13に表示させる。印刷制御部27は、原稿サイズ変更部23によりサイズが変更された原稿画像が記録紙に印刷されるように印刷部15を制御する。
本実施形態では、原稿検出センサ606,607及び原稿サイズ検出部24がサイズ検出手段に相当し、操作部14、倍率設定部22及び原稿サイズ変更部23がサイズ変更手段に相当し、モード設定部21、表示制御部26、表示部13、及び操作部14がモード設定手段に相当し、記録紙選定部25が記録紙選定手段に相当し、印刷制御部27及び印刷部15が印刷手段に相当し、表示部13及び表示制御部26が表示手段及び報知手段に相当する。
図3〜図5は、本画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図3〜図5に示すフローチャートに従って、本画像形成装置の動作について説明する。まず、ステップS1において、表示制御部26は、操作画像記憶部12に予め記憶されている動作モードを設定するための操作画像を読み出し、表示部13に表示させる。図6は、ユーザが動作モードを指定する際に表示制御部26が表示部13に表示する操作画像の一例を示した図面であり、ステップS1では、図6に示すような操作画像が表示される。
ステップS2において、操作部14が、ユーザにより動作モードを設定するための操作指令を受け付けた場合(ステップS2でYES)、モード設定部21は、操作指令が示す動作モードに、本画像形成装置の動作モードを設定する。図6に示す操作画像の左から2列目の最上段に表示された「自動用紙最適サイズ」ボタンがユーザにより押されると、モード設定部21は、本画像形成装置の動作モードを最適サイズモードに設定する。また、「自動用紙最適サイズ」ボタンの下段に表示された「自動用紙原稿サイズ」ボタンがユーザにより押されると、モード設定部21は、本画像形成装置の動作モードを原稿同一サイズモードに設定する。
さらに、「自動用紙原稿サイズ」ボタンの下段に表示された「サイズ指定」ボタンがユーザにより押されると、モード設定部21は、本画像形成装置の動作モードを「倍率変動モード」に設定する。さらに、「サイズ指定」ボタンの下段に表示された「マニュアル」ボタンがユーザにより押されると、モード設定部21は、本画像形成装置の動作モードをマニュアルモードに設定する。
一方、ステップS2において、操作部14がユーザからの動作モードを指定するための操作指令を受け付けなかった場合(S2でNO)、処理がステップS4に進められる。この場合、デフォルトの動作モード、或いは前回設定されていた動作モードが動作モードとして設定される。
ステップS4において、操作部14がユーザからの原稿画像の倍率を指定する操作指令を受け付けた場合(S4でYES)、倍率設定部22は、操作指令が示す倍率を原稿画像の倍率として設定する(S5)。ここで、ユーザは、図6に示す操作画面において、左から3列目の一番上に表示された倍率指定欄に、テンキー403を用いて数値を入力することにより、原稿画像の倍率を指定する。
一方、ステップS4において、操作部14がユーザからの原稿画像の倍率を指定するための操作指令を受け付けなかった場合(S4でNO)、処理がステップS6に進められる。この場合、倍率は、1倍(100%)が設定される。
ステップS6において、ユーザにより原稿載置部601、或いはコンタクトガラス605に原稿が載置され、原稿サイズ検出部24が、載置された原稿のサイズを検出した場合(S6でYES)、原稿画像取得部11は、載置された原稿を光学的に読み取り原稿画像を取得する(S7)。一方、ユーザにより原稿載置部601、或いはコンタクトガラス605に原稿が載置されず、原稿サイズ検出部24が、原稿のサイズを検出しなかった場合(S6でNO)、処理がステップS6に戻される。
ステップS8において、倍率設定部22は、原稿画像取得部11により取得された原稿画像のサイズを、倍率設定部22により設定された倍率で変更する。ステップS9において、最適サイズモードが設定されている場合(S9でYES)、記録紙選定部25は、サイズが変更された原稿画像に適合するサイズの記録紙を、原稿画像を印刷する記録紙として選定する(S10)。ここで、記録紙選定部25は、給紙カセット201に収納された記録紙の中から、サイズが変更された原稿画像の余白領域の面積が最小となるサイズの記録紙を、原稿画像を印刷する記録紙として選定する。
一方、ステップS9において、最適サイズモード以外の動作モードが設定されている場合(S9でNO)、本フローチャートの処理は終了される。この場合、本画像形成装置は、動作モードに応じた処理を実行するが、本発明に関係するものではないため、ここでは説明を省略する。
ステップS11において、記録紙選定部25が、選定した記録紙のサイズが、原稿サイズ検出部24により検出された原稿のサイズと相違するか否かを判定し、相違すると判定した場合(S11でYES)、表示制御部26は、最適サイズモード及び原稿同一サイズモードのいずれかの動作モードをユーザに選択させるための操作画像を操作画像記憶部12から読み出し、表示部13に表示させる(S12)。
ステップS11において、記録紙選定部25が、選定した記録紙のサイズが、原稿サイズ検出部24により検出された原稿のサイズと相違すると判定した場合(S11でNO)、処理がステップS18に進められる。
図7は、ステップS12において表示部13に表示される操作画像の一例を示した図面である。図7に示すように、この操作画像には、動作モードを原稿同一サイズモードに設定するための「原稿同一サイズ」ボタンと、動作モードを最適サイズモードに設定するための「最適サイズ」ボタンとが表示されている。
ステップS13において、操作部14が最適サイズモード又は原稿同一サイズモードの動作モードを指定するためのユーザからの操作指令を受け付けた場合(S13でYES)、モード設定部21は、ユーザにより指定された動作モードを本画像形成装置の動作モードとして設定する(S14)。この場合、操作部14は、図7に示す「原稿同一サイズ」ボタンがユーザにより押された場合、動作モードを原稿同一サイズモードに指定する操作指令を受け付け、「最適サイズ」ボタンがユーザにより押された場合、動作モードを最適サイズモードに指定する操作指令を受け付ける。一方、ステップS13において、操作部14が、動作モードを指定するためのユーザからの操作指令を受け付けなかった場合(S13でNO)、処理がステップS13に戻される。
ステップS15において、動作モードが原稿同一サイズモードに設定されている場合(S15でYES)、記録紙選定部25は、原稿サイズ検出部24により検出された原稿のサイズと同一サイズの記録紙を、原稿画像を印刷する記録紙として選定し(S16)、動作モードが最適サイズモードに設定されている場合(S15でNO)、記録紙選定部25は、ステップS10で選定したサイズの記録紙を、原稿画像を印刷する記録紙として選定する(S17)。
ステップS18において、記録紙選定部25は、ステップS16、S17において選定した記録紙と同一サイズの記録紙が存在するか否かを残量検出センサ212の検出信号から判定し、存在すると判定した場合(S18でYES)、記録紙選定部25は、選定したサイズの記録紙に対応する給紙ローラ202を駆動させ、選定した記録紙を印刷部15に搬送し(S19)、印刷制御部27は、原稿サイズ変更部23によりサイズが変更された原稿画像が、記録紙選定部25により選定された記録紙に印刷されるように印刷部15を制御する(S20)。
ステップS18において、記録紙選定部25が、選定した記録紙と同一サイズの記録紙が存在しないと判定した場合(S18でNO)、表示制御部26は、記録紙選定部25により選定された記録紙と同一サイズの記録紙が存在しないことをユーザに提示するための操作画像を操作画像記憶部12から読み出し、表示部13に表示させる(S21)。この操作画像には、印刷を行うか否かのユーザからの操作指令を受け付けるための操作ボタンが表示されている。
ステップS22において、操作部14が、ユーザから印刷を許可する操作指令を受け付けた場合(S22でYES)、記録紙選定部25は、選定した記録紙のサイズに最も近いサイズの記録紙を、原稿画像を印刷する記録紙として選定する(S23)。例えば、記録紙選定部25は、最初に選定した記録紙に対して面積が最も近いサイズの記録紙を、原稿画像を印刷する記録紙として選定する。具体的には、A4、B4等の各々のサイズに対して、面積が近い順に、1又は複数の記録紙のサイズが記載された選定テーブルをROM等の記憶装置に予め記憶させておき、この選定テーブルを参照することにより、記録紙を選定すればよい。
なお、記録紙選定部25は、最初に選定した記録紙よりも面積が大きく、かつ、面積が最も近いサイズの記録紙を、原稿画像を印刷する記録紙として選定しても良い。これにより、原稿同一サイズモード、或いはマニュアルモードが設定されている場合において、サイズが変更された原稿画像が記録紙からはみ出してしまう領域をより少なくすることができる。一方、ステップS22において、操作部14が、ユーザから印刷を許可しない操作指令を受け付けた場合(S22でNO)、処理が終了される。
ステップS23の処理が終了されると、引き続いてステップS19及びS20の処理が実行され、記録紙選定部25により選定された記録紙に、原稿サイズ変更部23によりサイズが変更された原稿画像が印刷され、処理が終了される。
以上説明したように、本画像形成装置によれば、最適サイズモードが設定されている状態において、記録紙選定部25により原稿とはサイズの異なる記録紙が、原稿画像を印刷する記録紙として選定された場合、表示部13には、最適サイズモード、或いは原稿同一サイズモードのいずれかの動作モードをユーザに選択させるための操作画像が表示され、モード設定部21は、ユーザにより指定された動作モードに本画像形成装置の動作モードを設定するため、ユーザは、現在設定されている動作モードを確実に把握することが可能となり、ユーザが意図しないサイズの記録紙に原稿画像が印刷される事態を回避することができる。
また、記録紙選定部25が最初に選定した記録紙と同一サイズの記録紙が存在しない場合は、当該サイズに最も近いサイズの記録紙が選定されるため、ユーザが所望するサイズにより近い記録紙に原稿画像を印刷させることができる。
なお、図4に示すステップS12において、表示制御部26は、表示部13に表示される図7に示す操作画像中に、記録紙選定部25がステップS10で選定した記録紙のサイズを表示してもよい。これによりユーザは、最適サイズモードを選定した場合に、原稿画像が印刷される記録紙のサイズを知ることが可能となり、動作モードを選択する際に参考となる情報が増える結果、動作モードの選択が容易なものとなる。
また、上記実施形態では、動作モードを設定するための操作画面は、最適サイズモード、原稿同一サイズモード、倍率変動モード、及びマニュアルモードの各々に対するボタンが表示されていたが、これに限定されず、倍率変動モード及びマニュアルモードに対するボタンを省略してもよい。
また、原稿同一サイズモード、或いはマニュアルモードが設定されている場合において、表示制御部26は、記録紙選定部25により選定された記録紙に原稿サイズ変更部23によりサイズが変更された原稿画像を印刷した状態を印刷前にユーザに提示するプレビュー画像を生成して表示部13に表示させ、ユーザから印刷を許可する操作指令が入力されたときに、原稿画像を記録紙に印刷するようにしても良い。これにより、ユーザが所望する画像が記録紙に印刷されないようなコピーミスを減少させることができる。
本実施形態による画像形成装置の機械的構成を主に示す側面概略図である。 図1に示す画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。 本画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。 ユーザが動作モードを指定する際に表示制御部26が表示部13に表示する操作画像の一例を示した図面である。 操作画像の一例を示した図面である。
符号の説明
11 原稿画像取得部
12 操作画像記憶部
13 表示部
14 操作部
15 印刷部
20 制御部
21 モード設定部
22 倍率設定部
23 原稿サイズ変更部
24 原稿サイズ検出部
25 記録紙選定部
26 表示制御部
27 印刷制御部
212 残量検出センサ
606 607 原稿検出センサ

Claims (4)

  1. 原稿載置部に載置された原稿を読み取って原稿画像を取得する原稿画像取得手段と、原稿のサイズを検出するサイズ検出手段と、ユーザにより指定された倍率に従って原稿画像のサイズを変更するサイズ変更手段とを備える画像形成装置であって、
    前記サイズ変更手段によりサイズが変更された原稿画像を当該原稿画像のサイズに適合する記録紙に印刷させる自動サイズモードと、前記サイズ変更手段によりサイズが変更された原稿画像を原稿のサイズと同一サイズの記録紙に印刷させる原稿同一サイズモードとのいずれかを当該画像形成装置の動作モードとして設定するモード設定手段と、
    前記自動サイズモードが設定されている場合、前記サイズ変更手段によりサイズが変更された原稿画像に適合するサイズの記録紙を、原稿画像を印刷する記録紙として選定し、前記原稿同一サイズモードが設定されている場合、前記サイズ検出手段により検出された原稿のサイズと同一サイズの記録紙を、原稿画像を印刷する記録紙として選定する記録紙選定手段と、
    原稿画像を前記記録紙選定手段により選定された記録紙に印刷する印刷手段とを備え、
    前記記録紙選定手段は、前記モード設定手段により自動サイズモードが設定されている場合、選定した記録紙のサイズが前記原稿サイズ検出手段により検出されたサイズと相違するか否かを判定し、
    前記モード設定手段は、前記記録紙選定手段により相違すると判定された場合、前記原稿同一サイズモードと、前記自動サイズモードとのいずれかの動作モードを選択するようにユーザに促し、ユーザにより選択された動作モードを当該画像形成装置の動作モードとして設定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記動作モード設定手段は、ユーザに動作モードの選択を促すに際して、前記記録紙選定手段により選定された記録紙のサイズをユーザに提示することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記モード設定手段は、前記原稿同一サイズモードを選択させるためのボタンと、前記自動サイズモードを選択させるためのボタンとが表示された操作画像をタッチパネルに表示することで、ユーザに動作モードの選択を促すことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記モード設定手段は、原稿同一サイズモードを設定している場合、前記サイズ検出手段により原稿のサイズが検出される前に、前記サイズ変更手段により原稿画像の倍率が設定されても、動作モードを変更しないことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
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