JP2006071739A - Wdmフィルタ及びwdmフィルタを用いた光配線システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、WDMフィルタにエポキシ材料よりなる光導波路を用いることにより、短波長帯の利用を可能とするWDMフィルタを提供することにある。
【解決手段】本発明は、共通ポート72と複数の入出力ポート73,74間に接続され、コアの断面が15μm以下、7μm以上の各辺からなる矩形のエポキシ材料により作製された光導波路76と、光導波路76に設けられ、前記入出力ポート73,74からそれぞれ入力された波長の異なる複数の信号を共通ポート72に伝送すると共に、前記共通ポートから入力された波長の異なる複数の信号を複数の入出力ポート73,74にそれぞれ対応して伝送するフィルタとを具備することを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、主に小規模住宅あるいは戸建住宅などのユーザ宅内において光LAN(Local Area Network)配線を施工する際に用いられるWDM(波長分割多重)フィルタ及びWDMフィルタを用いた光配線システムに関するものである。
近年、小規模住宅あるいは戸建住宅において、光ファイバを用いてLAN配線することができるようになっている。この場合、二本の光ファイバを用いて光配線している。また、一本の光ファイバに対して、送信回路およびLD(レーザダイオード)から構成されている送信モジュールと、受信回路およびPD(フォトダイオード)から構成される受信モジュールが必要である。
図2は従来の光LAN配線システムを示す構成説明図である。すなわち、ユーザ宅11内には屋外キャビネット12を介して光ファイバ13が引き込まれている。ユーザ宅11内に引き込まれた光ファイバ13は光終端装置(B−ONU)14に接続される。前記光終端装置14はUTP(Unshield Twist Pair)ケーブル15により情報分電盤のルータ16に接続される。前記ルータ16の分配された出力端子にはそれぞれ光モジュール17が接続され、前記各光モジュール17はそれぞれ対応した部屋1,2,3の光モジュール18に二本の光ファイバ19により接続される。部屋1,2の光モジュール18はパソコン20,21に接続され、部屋3の光モジュール18はIP(Internet Protocol)電話22に接続される。
図4は従来の光モジュールと光モジュール間の配線を示す構成説明図である。すなわち、光モジュール17と光モジュール18間は二本の光ファイバ19により配線され、一本の光ファイバ19に対して、送信回路31およびLD32から構成されている送信モジュールと、受信回路33およびPD34から構成される受信モジュールが必要である。前記送信回路31、受信回路33および電気部分(信号処理)35はメディアコンバータ(MC)を構成する。
図8(a)は従来の光モジュールを示す構成説明図である。すなわち、光モジュール17は、送信回路、受信回路および電気部分(信号処理)よりなるメディアコンバータMC、LD32およびPD34から構成され、前記LD32およびPD34にはそれぞれ光ファイバ19が接続される。
従来、平面光波回路(PLC)を構成する導波路はSiOを主体とする石英系が中心であるが、シリコーン高分子またはポリイミドを用いた高分子系、半導体系、Si系なども検討されている。また前記導波路のコア径はマルチモード対応の50μm前後、シングルモード対応の4μm前後である。また前記導波路に接続する光ファイバのコア径はマルチモード対応の50μm前後、シングルモード対応の6μm前後である。さらに、CWDM(Coarse Wavelength Division Multiplexing)フィルタの波長間隔は20nm程度である。
瀬戸康一郎 外3名監修 「ギガビットEthernet教科書」アスキー出版局 p.136−142 「O PLUS E」(株)新技術コミュニケーションズ 平成12年10月5日 p.1276−1283 「電子情報通信学会誌」社団法人電子情報通信学会 平成13年9月1日 p.656−661
従来のように、ポイント・ツ・ポイント形態で光配線を行うと、それぞれ送信信号と受信信号を伝送する光ファイバが必要となる。そのため、複数の端末と端末の間でネットワークを構築し、それぞれ光LAN配線を行う場合、光ファイバが複数本必要になり、コスト性や作業性の面から負担が多くなる。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、WDMフィルタにエポキシ材料よりなる光導波路を用いることにより、短波長帯の利用を可能とし、かつWDMフィルタを用いることにより、配線媒体数の削減を図るとともに、配線形態の煩雑さを抑制することにより、施工性の向上と施工コストの削減を実現できるWDMフィルタ及びWDMフィルタを用いた光配線システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明のWDMフィルタは、共通ポートと複数の入出力ポート間に接続され、コアの断面が15μm以下、7μm以上の各辺からなる矩形のエポキシ材料により作製された光導波路と、前記光導波路に設けられ、前記複数の入出力ポートからそれぞれ入力された波長の異なる複数の信号を前記共通ポートに伝送すると共に、前記共通ポートから入力された波長の異なる複数の信号を前記複数の入出力ポートにそれぞれ対応して伝送するフィルタとを具備することを特徴とするものである。
また本発明は、前記WDMフィルタを用いた光LAN配線システムにおいて、光モジュールと光モジュール間に光ファイバを接続して光LAN配線され、前記光モジュールが送受信モジュールと前記WDMフィルタを構成するモジュールの機能を具備することを特徴とするものである。
また本発明は、前記WDMフィルタを用いた光配線システムにおいて、光モジュールと光モジュール間に一本の光ファイバを接続して光LAN配線することを特徴とするものである。
また本発明は、前記WDMフィルタを用いた光配線システムにおいて、光ファイバを介して伝送される光信号は、CWDM(波長分割多重)システムの波長帯、および650nm帯、780nm帯、850nm帯のうち少なくとも一つの波長帯に属する波長をもつことを特徴とするものである。
本発明は、WDM伝送システムに適用するWDMフィルタにおいて、エポキシ材料により作製された光導波路を用いることで、通信用の長波長帯(1.2〜1.6μm)以外、特に短波長帯の利用が可能となる。また、コアの断面が15μm以下、7μm以上の各辺からなる矩形の光導波路を用いることにより、従来の短波長帯のシングルモード用導波路(4μm前後)よりも作製条件を緩和しているために低コスト化を図れる。さらに、本発明を適用したWDMフィルタを用いることによって、WDM伝送システムにおける光LAN配線の二心モジュールを一心モジュールにすることができる。また、例えば光LAN配線する場合、送信モジュール、および受信モジュール、WDMフィルタモジュールを一つの送受信モジュールとして提供することができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態例を詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態例に係る光LAN配線システムを示す構成説明図である。すなわち、ユーザ宅41内には屋外キャビネット42を介して光ファイバ43が引き込まれている。ユーザ宅41内に引き込まれた光ファイバ43は光終端装置(B−ONU)44に接続される。前記光終端装置44はUTPケーブル45により情報分電盤のルータ46に接続される。前記ルータ46の分配された出力端子にはそれぞれ光モジュール47が接続され、前記各光モジュール47はそれぞれ対応した部屋1,2,3の光モジュール48に一本の光ファイバ49により接続される。部屋1,2の光モジュール48はパソコン50,51に接続され、部屋3の光モジュール48はIP電話52に接続される。
前記光モジュール47、48を構成するメディアコンバータ(MC)に波長1.5μm帯のWDM送受信モジュールをもった光LAN配線システムを利用することができる。さらに、前記MCに用いられている各波長はCWDM伝送システムの波長帯に属しているため、光源としてCWDM用LDおよび合分波器としてCWDM用フィルタを利用することができる。
図3は本発明の実施形態例に係る光モジュールと光モジュール間の配線を示す構成説明図である。すなわち、光モジュール47と光モジュール48間は一本の光ファイバ49により配線され、一本の光ファイバ49の両端はそれぞれWDMフィルタ61の共通ポートに接続される。前記WDMフィルタ61の複数の入出力ポートにはそれぞれPD62およびLD63の一端が接続され、前記PD62の他端には受信回路64の一端が接続されると共に前記LD63の他端には送信回路65の一端が接続される。前記受信回路64の他端および前記送信回路65の他端には電気部分(信号処理)66が接続される。前記WDMフィルタ61、PD62、LD63、受信回路64、送信回路65、および電気部分(信号処理)66は光モジュール47および光モジュール48を構成し、前記受信回路64、送信回路65、および電気部分(信号処理)66はメディアコンバータ(MC)を構成する。
前記光モジュール47の電気部分(信号処理)66からの電気信号は送信回路65を介してLD63により光信号に変換される。前記光信号はWDMフィルタ61を介して一本の光ファイバ49を通って光モジュール48のWDMフィルタ61を介してPD62により電気信号に変換される。前記電気信号は受信回路64を介して電気部分(信号処理)66に入力されて信号処理される。
一方、前記光モジュール48の電気部分(信号処理)66からの電気信号は送信回路65を介してLD63により光信号に変換される。前記光信号はWDMフィルタ61を介して一本の光ファイバ49を通って光モジュール47のWDMフィルタ61を介してPD62により電気信号に変換される。前記電気信号は受信回路64を介して電気部分(信号処理)66に入力されて信号処理される。
図8(b)は本発明の実施形態例に係る光モジュールを示す構成説明図である。すなわち、光モジュール47は、送信回路、受信回路および電気部分(信号処理)よりなるメディアコンバータMC、LD63、PD62、およびWDMフィルタ61から構成され、前記WDMフィルタ61には一本の光ファイバ49が接続される。
以上のように本発明の実施形態例に係るWDMフィルタを用いた光配線システムによれば、送信モジュール、および受信モジュール、WDMフィルタモジュールを一つの光モジュールとすることができるため、配線形態の煩雑さを抑制することができ、さらに施工性の向上と施工コストの削減を実現することができる。また、送信用光ファイバと受信用光ファイバを一本の光ファイバにすることができるため、配線形態の煩雑さを抑制することができ、さらに施工性の向上と施工コストの削減を実現することができる。
図5は本発明の実施形態例に係るWDMフィルタと光ファイバの配線を示す構成説明図である。すなわち、光モジュール47のWDMフィルタ61と光モジュール48のWDMフィルタ61間には一本の光ファイバ49が接続される。前記光モジュール47のWDMフィルタ61の一方の入出力ポートに入力された波長λの光信号は前記WDMフィルタ61の共通ポートから一本の光ファイバ49を介して光モジュール48のWDMフィルタ61の共通ポートに入力され、光モジュール48のWDMフィルタ61の共通ポートに入力された波長λの光信号は前記WDMフィルタ61の一方の入出力ポートから出力される。
一方、前記光モジュール48のWDMフィルタ61の他方の入出力ポートに入力された波長λの光信号は前記WDMフィルタ61の共通ポートから一本の光ファイバ49を介して光モジュール48のWDMフィルタ61の共通ポートに入力され、光モジュール48のWDMフィルタ61の共通ポートに入力された波長λの光信号は前記WDMフィルタ61の他方の入出力ポートから出力される。
図6は本発明の実施形態例に係るWDMフィルタの一例を示す構成説明図である。すなわち、ファイバアレイ71の一方の端面には共通ポート72が設けられ、前記ファイバアレイ71の他方の端面には一方の入出力ポート73および他方の入出力ポート74が設けられる。前記ファイバアレイ71の上面中央部には凹部75が設けられ、前記凹部75の底面には光導波路76が設けられる。前記光導波路76の一端は前記共通ポート72に光接続され、前記光導波路76の他端は前記入出力ポート73、74にそれぞれ光接続される。前記光導波路76の途中には2ヶ所にフィルタ77、78が設けられる。前記フィルタ77、78はそれぞれ前記凹部75の底面に設けられた溝79、80にそれぞれ一部が差し込まれて衝立状に設けられる。前記光導波路76はコアの断面が15μm以下、7μm以上の各辺からなる矩形のエポキシ材料により作製される。図6の例では、コアの断面が12μm×7μmからなる長方形のエポキシ材料により作製されている。前記フィルタ77は波長λ(650nm)の光信号を透過し、波長λ(780nm)の光信号を反射するフィルタであり、前記フィルタ78は波長λ(780nm)の光信号を反射するフィルタである。
前記共通ポート72から入力された波長λ(650nm)の光信号は光導波路76を伝送し、フィルタ77を透過して一方の入出力ポート73から出力される。
一方、他方の入出力ポート74から入力された波長λ(780nm)の光信号は光導波路76を伝送し、フィルタ78で反射され、さらにフィルタ77で反射されて共通ポート72に出力される。
図7は本発明の実施形態例に係るWDMフィルタの他の例を示す構成説明図である。すなわち、ファイバアレイ91の一方の端面には共通ポート92および第1の入出力ポート93が設けられ、前記ファイバアレイ91の他方の端面には第2の入出力ポート94および第3の入出力ポート95が設けられる。前記ファイバアレイ91の上面中央部には凹部96が設けられ、前記凹部96の底面には光導波路97が設けられる。前記光導波路97の一端は前記共通ポート92に光接続され、前記光導波路97の他端は前記入出力ポート93、94、95にそれぞれ光接続される。前記光導波路97の途中には2ヶ所にフィルタ98、99が設けられる。前記フィルタ98、99はそれぞれ前記凹部96の底面に設けられた溝100、101にそれぞれ一部が差し込まれて衝立状に設けられる。前記光導波路97はコアの断面が15μm以下、7μm以上の各辺からなる矩形のエポキシ材料により作製される。図7の例では、コアの断面が12μm×7μmからなる長方形のエポキシ材料により作製されている。前記フィルタ98は波長λ(650nm)の光信号を透過し、波長λ(780nm)および波長λ(850nm)の光信号を反射するフィルタであり、前記フィルタ99は波長λ(780nm)の光信号を反射し、波長λ(850nm)の光信号を透過するフィルタである。
前記第1の入出力ポート93から入力された波長λ(850nm)の光信号は光導波路97を伝送し、フィルタ99を透過し、さらにフィルタ98で反射されて共通ポート92に出力される。
また、前記第2の入出力ポート94から入力された波長λ(650nm)の光信号は光導波路97を伝送し、フィルタ98を透過して共通ポート92に出力される。
また、前記第3の入出力ポート95から入力された波長λ(780nm)の光信号は光導波路97を伝送し、フィルタ99で反射され、さらにフィルタ98で反射されて共通ポート92に出力される。
本発明の実施形態例に係るWDMフィルタでは、光導波路の材料として短波長帯での導波路損失を低減するためにエポキシ材料を用いた。エポキシ材料を用いることで、通信用の長波長帯(1.2〜1.6μm)以外、特に短波長帯の利用が可能となる。また、光導波路はコアの断面が15μm以下、7μm以上の各辺からなる矩形のエポキシ材料により作製されるので、従来の短波長帯のシングルモード用導波路(4μm前後)よりも作製条件を緩和しているために低コスト化が図れる。さらに、WDMフィルタに接続する光ファイバに対しても、円形断面のコア径10μm前後の1.3μm帯零分散SMFを用いることができる。また、波長間隔を例えば80nm前後と広くとることができるため、経済的効果を期待することができる。また、本発明の実施形態例に係るWDMフィルタを用いることによって、WDM伝送システムにおける光LAN配線の二心モジュールを一心モジュールとすることができる。
また、本発明の実施形態例に係るWDMフィルタを用いた光配線システムおいて、光ファイバを介して伝送される光信号は、CWDMシステムの波長帯、および650nm帯、780nm帯、850nm帯のうち少なくとも一つの波長帯を用いることができる。この場合、電気信号を光信号に変換する光源として、CWDM伝送システムで用いられる分布帰還型レーザ(DFB−LD)、および650nm帯のDVD(Digital Versatile Disc)用ピックアップ光源、780nm帯のCD(Compact Disc)用ピックアップ光源、850nm帯のLAN用光源、特に面発光型レーザ(VCSEL)を利用することにより、大幅にコスト低減された経済的なシステムを構成することができる。
なお、本発明は、上記実施形態例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態例に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の実施形態例に係る光LAN配線システムを示す構成説明図である。 従来の光LAN配線システムを示す構成説明図である。 本発明の実施形態例に係る光モジュールと光モジュール間の配線を示す構成説明図である。 従来の光モジュールと光モジュール間の配線を示す構成説明図である。 本発明の実施形態例に係るWDMフィルタと光ファイバの配線を示す構成説明図である。 本発明の実施形態例に係るWDMフィルタの一例を示す構成説明図である。 本発明の実施形態例に係るWDMフィルタの他の例を示す構成説明図である。 (a)は従来の光モジュールを示す構成説明図であり、(b)は本発明の実施形態例に係る光モジュールを示す構成説明図である。
符号の説明
41…ユーザ宅、42…屋外キャビネット、43…光ファイバ、44…光終端装置、45…UTPケーブル、46…ルータ、47,48…光モジュール、49…光ファイバ、50,51…パソコン、52…IP電話、61…WDMフィルタ、62…PD、63…LD、64…受信回路、65…送信回路、66…電気部分(信号処理)、71…ファイバアレイ、72…共通ポート、73,74…入出力ポート、75…凹部、76…光導波路、77,78…フィルタ、79,80…溝。

Claims (4)

  1. 共通ポートと複数の入出力ポート間に接続され、コアの断面が15μm以下、7μm以上の各辺からなる矩形のエポキシ材料により作製された光導波路と、前記光導波路に設けられ、前記複数の入出力ポートからそれぞれ入力された波長の異なる複数の信号を前記共通ポートに伝送すると共に、前記共通ポートから入力された波長の異なる複数の信号を前記複数の入出力ポートにそれぞれ対応して伝送するフィルタとを具備することを特徴とするWDMフィルタ。
  2. 請求項1に記載されたWDMフィルタを用いた光LAN配線システムにおいて、光モジュールと光モジュール間に光ファイバを接続して光LAN配線され、前記光モジュールが送受信モジュールと請求項1に記載されたWDMフィルタを構成するモジュールの機能を具備することを特徴とするWDMフィルタを用いた光配線システム。
  3. 請求項2に記載されたWDMフィルタを用いた光配線システムにおいて、光モジュールと光モジュール間に一本の光ファイバを接続して光LAN配線することを特徴とするWDMフィルタを用いた光配線システム。
  4. 光ファイバを介して伝送される光信号は、CWDMシステムの波長帯、および650nm帯、780nm帯、850nm帯のうち少なくとも一つの波長帯に属する波長をもつことを特徴とする請求項2又は3に記載のWDMフィルタを用いた光配線システム。
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