JP2006069384A - 自動車用エアバッグ装置 - Google Patents

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Yasuhiro Uchida
康洋 内田
Norimasa Goto
教将 後藤
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Abstract

【課題】 エアバッグの上下幅を増し、乗員の腹部まで十分に保護することができる自動車用エアバッグ装置を提供する。
【解決手段】 非回転構造のセンタパッド4に搭載したエアバッグ5を、頭部保護部A、胸部保護部B、腹部保護部Cを有する縦長形状にした。また、乗員の両腕と干渉しやすい胸部保護部Bには、頭部保護部Aよりも横幅が狭い幅狭部Dを形成したため、エアバッグ5の下方への展開が、ステアリングホイール1を保持している乗員の両腕との干渉による影響を受けにくくなり、下方の腹部保護部Cを確実に展開させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動車用エアバッグ装置、特にエアバッグをステアリングホイールのセンタパッドに設置したエアバッグ装置に関するものである。
一般に自動車用エアバッグ装置は、袋状のエアバッグを、ステアリングホイールのセンタパッド内に折り畳み状態で収納し、それを衝突時に乗員側へ膨張させることにより、乗員を受け止めて保護するようになっている。
センタパッドはステアリングホイールと一緒に回転するため、どのような回転位置でも、乗員を同じ態で保護できるように、エアバッグはセンタパッドから円形に膨張するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−260996号公報
しかしながら、このような従来の技術にあっては、エアバッグをセンタパッドから円形に膨張させるため、エアバッグの径をあまり大きくすると、エアバッグの横幅が増し、膨張時にステアリングホイールを保持している乗員の両腕と干渉して、エアバッグの下方への円滑な展開に影響を与えるおそれがある。そのため、エアバッグの径を大きくすることにより、エアバッグの上下幅を増し、ステアリングホイール下方の乗員腹部まで十分に保護することができなかった。
本発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、エアバッグの上下幅を増し、乗員の腹部まで十分に保護することができる自動車用エアバッグ装置を提供するものである。
請求項1記載の発明は、ステアリングホイールにおけるセンタパッドを非回転構造にし、該センタパッドに衝突時に乗員側に展開するエアバッグを収納した自動車用エアバッグ装置であって、前記エアバッグは、頭部保護部、胸部保護部、腹部保護部を有する縦長形状で、且つ胸部保護部の少なくとも一部に頭部保護部よりも横幅が狭い幅狭部を形成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、幅狭部の横幅がステアリングホイールにおけるリム径以下であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、ステアリングホイールの中心から、エアバッグの下端までの長手方向における長さが300mm以上であることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、腹部保護部の横幅が頭部保護部よりも広いことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、センタパッドを非回転構造にしたため、エアバッグを円形にする必要がない。そのため、エアバッグは、頭部保護部、胸部保護部、腹部保護部を有する縦長形状にすることができる。また、乗員の両腕と干渉しやすい胸部保護部には、頭部保護部よりも横幅が狭い幅狭部を形成したため、エアバッグの下方への展開が、ステアリングホイールを保持している乗員の両腕との干渉による影響を受けにくくなり、下方の腹部保護部を確実に展開させる。
請求項2記載の発明によれば、幅狭部の横幅をステアリングホイールにおけるリム径以下にすることにより、エアバッグの下方への展開に影響を与える程のエアバッグと乗員両腕との干渉を確実に回避することができる。
請求項3記載の発明によれば、ステアリングホイールの中心からエアバッグの下端までの長手方向における長さが300mm以上であるため、乗員の腹部を確実に保護できる腹部保護部が形成される。
請求項4記載の発明によれば、腹部保護部の横幅が頭部保護部よりも広いため、乗員の腹部をより確実に保護することができる。
エアバッグの上下幅を増し、乗員の腹部まで十分に保護することができる自動車用エアバッグ装置を提供するという目的を、ステアリングホイールにおけるセンタパッドを非回転構造にし、該センタパッドに衝突時に乗員側に展開するエアバッグを収納した自動車用エアバッグ装置であって、前記エアバッグは、頭部保護部、胸部保護部、腹部保護部を有する縦長形状で、且つ胸部保護部の少なくとも一部に頭部保護部よりも横幅が狭い幅狭部を形成したことで、実現した。以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は、本発明の第1実施例を示す図である。符号1は、ステアリングホイールで、該ステアリングホイール1は、操舵用の回転自在なリング状のリム2と、リム2及びステアリングシャフト(図示せず)を連結するスポーク3と、ステアリングシャフト(図示せず)とは別に独立して非回転状態で支持されたセンタパッド4とを備えている。従って、操舵のために、リム2を回転させても、センタパッド4は不動で回転しない(図2参照)。
このセンタパッド4の内部に、袋状のエアバッグ5と、インフレータ(図示せず)とが収納されている。エアバッグ5は折り畳み状態で収納され、衝突時にインフレータから噴出されたガスにより、センタパッド4の表面に形成されたテアライン(図示せず)を押し破って、乗員6側へ膨張展開する。
エアバッグ5は、図3に示すように、上から順に、頭部保護部A、胸部保護部B、腹部保護部Cを有する縦長形状をしている。エアバッグ5がこのような縦長形状であっても、センタパッド4が非回転のため、リム2の回転に影響なく、常に同じ状態で乗員側へ膨張展開させることができる。
胸部保護部Bはステアリングホイール1におけるリム2の径、即ち正面から見ての直径(350mm)に相当する部分で、頭部保護部Aはステアリングホイール1よりも上方に出る部分、腹部保護部Cはステアリングホイール1よりも下方に出る部分である。
エアバッグ5の長手方向に沿う全長L1は695mmで、ステアリングホイール1の中心からエアバッグ5の下端までの長手方向に沿う長さL2は370mmである。この長さL2が十分に(300mm以上)確保されているため、乗員6の腹部7を確実に保護できる腹部保護部Cが形成される。
頭部保護部Aの横幅W1は475mmで、ステアリングホイール1の横幅よりも大きい。従って、乗員6の頭部(顔面)8の位置に多少の変動があっても、頭部保護部Aにより確実に受け止めることができる。
胸部保護部Bは乗員6の胸部9がステアリングホイール1に当たるのを防止して保護するところである。そして、この胸部保護部Bには、ステアリングホイール1(リム2)の10時10分位置aから8時20分位置bの範囲に相当する部分に幅狭部Dが形成されている。この幅狭部Dの横幅W2は313mmで、ステアリングホイール1よりも狭く、頭部保護部Aよりも狭い。
ステアリングホイール1における10時10分位置aから8時20分位置bまでの範囲は、一般に乗員6の両腕10がステアリングホイール1を保持するところであり、この範囲に幅狭部Dを形成したことにより、エアバッグ5が膨張時に乗員6の両腕10と干渉しなくなる。従って、エアバッグ5の下方への展開が乗員6の両腕10に邪魔されることはなく、確実に腹部保護部Cまで展開して、乗員の腹部7を保護することができる。この腹部保護部Cの横幅W3は、ステアリングホイール1におけるリム2の径に相当する350mmで、幅狭部Dよりも若干広く設定されている。
一般的なリム2の径を有するステアリングホイール1に対しては、幅狭部Dの横幅W2を350mm以下にすることにより、エアバッグ5の下方への展開に影響を与える程のエアバッグ5と乗員6の両腕10との干渉を確実に回避することができる。
図6は、本発明の第2実施例を示す図である。尚、以下において、第1実施例と共通する部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
この第2実施例に係るエアバッグ11は、全長L3及び長さL4が、両方とも先の第1実施例よりも若干長く設定されている。また、頭部保護部Eの横幅W4も第1実施例よりも若干広く設定されている。
胸部保護部Fには、第1実施例よりも狭い横幅W5を有する幅狭部Hが設定されている。この幅狭部Hは、胸部保護部Fにおけるステアリングホイール1の10時10分位置aよりも下側全部に設定されている。従って、第1実施例よりも、乗員6の両腕10と更に干渉しにくくなっている。
そして、腹部保護部Gの横幅W6は十分な長さ(617mm)が設定され、頭部保護部Eの横幅W4よりも広くなっている。従って、第1実施例よりも、乗員6の腹部7をより確実に保護することができる。
以上の実施例において、胸部保護部B、Fの一部に幅狭部D、Hを設定する例を示したが、胸部保護部B、Fの全体が幅狭部になっても良い。また、ステアリングホイール1よりも狭い横幅W2、W5の幅狭部D、Hを例にしたが、必ずしもステアリングホイール1のリム2の径よりも狭くする必要はなく、頭部保護部A、Eよりも狭ければ、その分、乗員6の両腕10と干渉しにくくなり、エアバッグ5、11の下方への展開が、乗員6の両腕10との干渉による影響を受けにくくなる。
本発明の第1実施例に係るステアリングホイールを示す正面図。 図1のステアリングホイールのリムだけを回転させた状態を示す正面図。 図1のステアリングホイールからエアバッグが展開した状態を示す正面図。 図1の状態における通常時のステアリングホイールと乗員との関係を示す概略側面図。 図4の状態から衝突等によりエアバッグが膨張展開した状態のステアリングホイールと乗員との関係を示す概略側面図。 本発明の第2実施例に係る図3相当正面図。
符号の説明
1 ステアリングホイール
2 リム
4 センタパッド
5、11 エアバッグ
6 乗員
7 腹部
8 頭部
9 胸部
10 両腕
A、E 頭部保護部
B、F 胸部保護部
C、G 腹部保護部
E、H 幅狭部
a ステアリングホイールの10時10分位置
b ステアリングホイールの8時20分位置

Claims (4)

  1. ステアリングホイールにおけるセンタパッドを非回転構造にし、該センタパッドに衝突時に乗員側に展開するエアバッグを収納した自動車用エアバッグ装置であって、
    前記エアバッグは、頭部保護部、胸部保護部、腹部保護部を有する縦長形状で、且つ胸部保護部の少なくとも一部に頭部保護部よりも横幅が狭い幅狭部を形成したことを特徴とする自動車用エアバッグ装置。
  2. 請求項1記載の自動車用エアバッグ装置であって、
    幅狭部の横幅がステアリングホイールにおけるリム径以下であることを特徴とする自動車用エアバッグ装置。
  3. 請求項1記載の自動車用エアバッグ装置であって、
    ステアリングホイールの中心から、エアバッグの下端までの長手方向における長さが300mm以上であることを特徴とする自動車用エアバッグ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動車用エアバッグ装置であって、
    腹部保護部の横幅が頭部保護部よりも広いことを特徴とする自動車用エアバッグ装置。
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