JP2006067836A - 脱穀装置 - Google Patents

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Hiroshi Kugimiya
釘宮  啓
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Abstract

【課題】本発明の課題は、ワラ屑の停滞を防止して、排塵選別性能の向上、4番回収率の向上並びに排ワラ搬送性能の向上を図ることにある。
【解決手段】本発明は、片側に吸引排塵フアンを設置してある排塵選別室の上方を前部ケ−シングと後部ケ−シングとによって覆い、前部ケ−シングは後方上方に向けての昇り傾斜面とし、後部ケ−シングは後方下方に向けての下り傾斜面とし、且つ、これら前後ケ−シングの上端側頂部が前記吸引排塵フアンのフアン軸芯近くの上方に位置するよう設定し、前記後部ケ−シングの上方にはこれと略同角傾斜のケ−シングカバ−体を設けてあることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンバインやハ−ベスタ等に利用される脱穀装置に関し、農業機械の技術分野に属する。
従来、特許文献1に開示されているように、吸塵選別室の上方を覆うべく設置されたケ−シング前面(4番受樋)は後方上方への昇り傾斜となっているが、ケ−シング後面は略水平面内に構成され、しかも、このケ−シング後面の上方を覆うケ−シングカバ−体も略水平面内に構成されている。
特開平9−103189号公報
かかる従来構造のものでは、特に後部ケ−シングが広い平面部で構成されているため、排塵選別室内での選別風の渦流が不安定で、吸塵選別性能の低下を招いたり、また、後部ケ−シング上を覆うケ−シングカバ−体も同様に広い平面部で構成されているため、排ワラ中のささり粒やワラ屑などが落下して滞留し、排ワラの搬送作用に支障をきたす問題があった。
本発明は、かかる問題点を解消し、排塵選別性能の向上、4番回収率の向上並びに排ワラ搬送性能の向上を図ることを目的とする。
本発明は、上述した課題を解決するために、次の如き技術手段を講じた。すなわち、請求項1記載の本発明は、片側に吸引排塵フアンを設置してある排塵選別室の上方を前部ケ−シングと後部ケ−シングとによって覆い、前部ケ−シングは後方上方に向けての昇り傾斜面とし、後部ケ−シングは後方下方に向けての下り傾斜面とし、且つ、これら前後ケ−シングの上端側頂部が前記吸引排塵フアンのフアン軸芯近くの上方に位置するよう設定し、前記後部ケ−シングの上方にはこれと略同角傾斜のケ−シングカバ−体を設けてあることを特徴とする。
前後ケ−シングの頂部を吸引排塵フアンの中心部近くに設定してあるので、前後のケ−シング共にバランスのとれた最適の傾斜角度を得ることができ、排塵選別室内での選別風の渦流が適正となり、良好な吸塵選別が可能となる。しかも、前部ケ−シングはこの傾斜が比較的大きくとれることにより、4番物の停滞がなく、排塵選別室へ速やかに流下させ回収効率を高めることができる。また、後部ケ−シングの上方に設置されたケ−シングカバ−体も前後ケ−シングと同じ傾斜か若しくはそれよりも大きくとれることになり、排ワラ中の4番ささり粒やワラ屑の停滞を防ぐことができ、排ワラ搬送に支障をきたさない。
請求項2記載の本発明は、請求項1において、前記ケ−シングカバ−体は、その下端部が後部に配置された排ワラカッタ−のカッタ−室内まで延出されて切断部の下方位置に臨ませてあることを特徴とする。
ケ−シングカバ−体の下端がカッタ室の切断部下方に臨んでいるので、これによって、排ワラカッタ−による切断ワラが排塵選別室内下方の揺動棚上へ飛散落下するのを防止することができる。また、排ワラ搬送経路から落下するワラ屑などを切断ワラと一緒に混ぜながら吸引排塵フアンの排風に乗せて拡散させることができる。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2において、前記ケ−シングカバ−体は、排塵選別室一側の吸引排塵フアン側から他側の排塵処理胴室上部にわたる範囲内に設置して着脱自在に構成してあることを特徴とする。
ケ−シングカバ−体は着脱自在であるため、これを取り外すことにより排塵処理胴を後方から容易に抜き外すことができ、処理胴室や排ワラ搬送部のメンテナンス性が向上する。また、ケ−シングカバ−体を選別室幅全域に設置しても処理胴の脱着が可能で容易にできる。
要するに、請求項1の本発明によれば、前後ケ−シングの頂部を吸引排塵フアンの中心部近くに設定してあるので、前後のケ−シング共にバランスのとれた最適の傾斜角度を得ることができ、排塵選別室内での選別風の渦流が適正となり、良好な吸塵選別が可能となる。しかも、前部ケ−シングはこの傾斜が比較的大きくとれることにより、4番物の停滞がなく、排塵選別室へ速やかに流下し回収効率を高めることができる。また、ケ−シングカバ−体の上下方向の傾斜は、前後ケ−シングと同じ傾斜若しくはそれよりも大きくとれることになり、排ワラ中の4番ささり粒やワラ屑の停滞を防ぐことができ、排ワラ搬送性能を高めることができる。
また、請求項2の本発明によれば、請求項1の発明効果を奏するものでありながら、ケ−シングカバ−体の下端をカッタ室の切断部下方に臨ませることによって、切断ワラの揺動棚上へ飛散落下を防止することができ、また、排ワラ搬送経路から落下するワラ屑などを切断ワラと一緒に混ぜながら吸引排塵フアンの排風に乗せて拡散させることができる。
更に、請求項3の本発明によれば、請求項1又は請求項2の発明効果を奏するものでありながら、ケ−シングカバ−体は着脱自在であるため、メンテ時にはこれを取り外すことにより排塵処理胴を後方から容易に抜き外すことができ、処理胴室や排ワラ搬送部のメンテナンス性が向上する。また、ケ−シングカバ−体を選別室幅全域に設置しても処理胴の脱着が可能で容易にできる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
脱穀装置(脱穀機)1の構成について述べると、扱胴2を内装軸架した扱室3の下半周部に沿って受網4を張設している。扱室3の後方部には、排ワラ中のささり粒を掻き落して回収するささり回収室5を構成して設け、このささり回収室5には前記扱胴と略同径で扱胴軸と同一軸芯回りに回転するささり落し胴6を内装軸架させてある。ささり落し胴6は、実施例では前記扱胴2と一体構成であり、該扱胴を扱室終端より後方に長く延出させるだけの構成としている。
扱室3の上方部を覆う扱胴カバ−7は、扱胴軸方向に平行な軸芯P回りに揺動開閉可能に構成している。フイ−ドチエン8の上側に対設する挟持レ−ル8aは扱胴カバ−7側に装着して該カバ−と共に揺動開閉する構成である。
前記扱室3のフイ−ドチエン8側とは反対側一側には2番処理胴10を内装軸架した2番処理室11を並設している。また、前記2番処理胴10の後方にはこれと同一軸芯上において排塵処理胴12を内装軸架した排塵処理胴室13を構成して設けている。扱室終端の排塵口14から排塵処理室13始端への連通路には、排塵処理胴の始端部に固着されたスパイラ−形状の取込羽根15が介入するように設けて、排塵処理室内への排塵物の取込みが容易に行なえるようにしている。
扱室3の後方には、一側に片側吸引方式の吸引排塵フアン16を装備した排塵選別室17を構成して設けている。この排塵選別室17の上方は前部ケ−シング18と後部ケ−シング19とによって覆うように構成してあり、そのうちの前部ケ−シング18は後方上方に向けての昇り傾斜面とし、後部ケ−シング19は逆に後方下方に向けての下り傾斜面とすることで側面視略屋根型構成とし、そして、これら前後ケ−シング18,19の上端側頂部が前記吸引排塵フアン16のフアン軸芯近くの上方に位置するように設定している。前記後部ケ−シング19の上方にはこれと同方向の傾斜で且つこれより急角度に傾斜するケ−シングカバ−体20を設けている。前部ケ−シング18とケ−シングカバ−体20の上方には脱穀後の排ワラを搬送する排ワラ搬送チエン21と挟持杆22とからなる排ワラ搬送装置23が具備され、また、脱穀装置の後部には排ワラ搬送装置23によって送られてきた排ワラを受入れて切断処理する排ワラカッタ25が装備されている。このカッタ−室26内には掻込ロ−タ27と円盤刃28とからなる切断部が軸装されている。
前記ケ−シングカバ−体20は、一側の吸引排塵フアン16のフアンケ−シング16a上面から他側の排塵処理胴室13の上部にわたって幅広く構成してあり、この傾斜下端を前記カッタ−室26内まで延出させると共に、切断部27,28の下方に臨ませて、排塵選別室17内の揺動選別棚上への切断ワラの飛散を防止するように構成している。また、このケ−シングカバ−体20は簡単に着脱できる構成としてあり、しかも、該カバ−体の上面には上方から落下してくるワラ屑などを吸引排塵フアン16の排風口16b側に向けて寄せながら案内落下させる案内寄せ板30及び挟持搬送される排ワラの株元側を下から受けて支持案内する株元支持ガイド体31を設けている。
左右横方向に長く構成されたリヤフレ−ム32は、後部ケ−シング19とケ−シングカバ−体20との間の空間内を通して脱穀装置の後部機枠を支持しつつ横架すると共に、この左右両端を右フレ−ム33と排ワラカッタ−25の左側の開閉ロック機構部34とで連結するように構成している。リヤフレ−ム32がケ−シングカバ−体の上面に露出しないため、稈の引っ掛かりやワラ屑の滞留を防ぐことができる。
排ワラカッタ−25のカッタ前フレ−ム35は、掻込ロ−タ27の前面より下方で前記ケ−シングカバ−体20の下端より稍下方に位置させた構成としている。これによると、掻込ロ−タの排ワラ受入れ側前面が大きく開放された形になるため、カッタ−開放時のメンテ性が良くなり、排ワラの詰り発生も少なくすることができる。カッタ−・ドロッパ−切替板36は、開放側に切り替えた時が排ワラをカッタ−内に送り込んで切断するものであり、閉じ側に切り替えた時は、排ワラがこのカッタ−上を越えて後方のドロッパ−側へ送り込まれるようになっている。
前記カッタ−・ドロッパ−切替板36のドロッパ−側への切替時(閉鎖時)には、該切替板36と前記株元支持ガイド体31とが平面視で前後方向にオ−バ−ラップする状態に設けてあり、株元支持ガイド体31から切替板36への排ワラの引継ぎが円滑に行われるように両者を密着状態に連設させた構成としている。
排ワラ挟持杆22の後側の支持棒22aは前記リヤフレ−ム32に開口した通し穴40に差し込み、支持スプリング22sを介して上下動自在に支持した構成としている。従来は挟持杆ホルダを介してリヤフレ−ムに連結していたが、本例の場合はこの挟持杆ホルダが不要となり安価に実施することができる。
後部ケ−シング19の前記支持棒22aの下端に対応する部分には開口穴41を設けて、排ワラ挟持杆22の上下動ストロ−クが大きくとれるようにし、また、後部ケ−シング上に浸入したホコリなどがその開口穴41から吸引排塵フアン内へ吸塵処理されるように構成している。
排ワラ搬送時の穂先案内部構造として穂先案内板45を次のような構成とした。即ち、穂先案内板45は、前後ケ−シング18,19の右側方において、前後ケ−シングの頂部点Aから低位のBに向けて傾斜させ、穂先案内板の頂点Cを可能な限り高位に上げて三点A,B,Cからなる急傾斜面部45aを形成すると共に、B点をD点よりも低くして他の三点B,C,Dからなる急傾斜面部45bを形成してなるものである。従来構成ではA,B点が同じ高さであり傾斜が緩く、4番溜まりの要因となっていたが、本例ではB点をA点よりも低く構成できるため、急斜面を構成でき、4番溜まりの防止策として有効である。
排塵選別室17の右側方にあって脱穀機枠後面のリヤカバ−47には、側面視においてケ−シングカバ−体20と略同じ側方位置で且つ同傾斜となる流し板48を設置している。この流し板48によって、穂先案内板45部より落下してくる4番物等をカッタ−室26の下方に導き、カッタ前フレ−ム35上への溜まりを防止することができる。
扱室3の下方及び排塵選別室17の下方には揺動可能に架設した揺動選別装置Yを設け、更に、その下方には選別方向の上手側から順に、唐箕50と、1番移送螺旋51と、2番移送螺旋52と、その上方一側に吸引排塵フアン16を設けて選別室を構成している。なお、1番揚穀装置53は1番移送螺旋51で回収された穀物を揚送してグレンタンク内に収容する。また、2番揚穀装置54は2番移送螺旋52で回収された2番処理物を2番処理室11内へ還元するようになっている。
そして、揺動選別装置Yは、扱室からの脱穀処理後の処理物、つまり、被処理物を受け入れて揺動移送しながらふるい選別する構成であり、選別方向上手側から移送棚55、クリンプ網56、チャフシ−ブ57、ストロ−ラック58の順に配置し、且つ、前記チャフシ−ブ57の下方にグレンシ−ブ59を配置して一体的に設け、前記唐箕50及び吸引排塵フアン16による選別風と揺動との共同作用によって扱室3から漏下してきた処理物を受け入れて揺動移送しながらふるい選別処理するように構成している。
図8〜図11に示す実施例について説明する。
副選別風を脱穀装置の前方に設置したブロア−60によって、エアチャンバ−61及び送風ノズル62を介して揺動選別棚Y上へ前方から送風するように構成してあるものにおいて、送風ノズル62は揺動選別棚側の揺動枠63の左右両側に配置して取り付け、駆動軸64によって揺動駆動される揺動駆動ア−ム65と前記揺動枠63の左右方向中央部に配置して設けた被駆動体66は、頭部に取手部材67を有する連結ピン68によって着脱自在に連結している。そして、揺動選別棚を取り外す場合には、連結ピン68を抜き外すことによって揺動駆動ア−ム65と揺動選別棚側の被駆動体66とを分離する。このように連結ピン68を抜き外す時には、頭部の取手部材67が送風ノズル62と干渉しないように配置構成することで、送風ノズルを取り外すことなく、取付けたままの状態で揺動選別棚を着脱できる構成としている。なお、エアチャンバ−61と送風ノズル62とはフレックスホ−ス69を介して連通している。また、ブロア−60の吸気口60aからはエンジンEからの熱気も吸引できる構成としている。
刈取脱穀作業時に揺動選別棚上での被選別物の流量が所定以下に減少すると、エアチャンバ−61の一部を開放し、送風ノズル62からの副選別風を断つように構成することもできる。例えば、揺動選別棚上に流量センサを設け、この流量センサが所定量以下の流量減少を検出すると、この検出結果に基づき、エアチャンバ−61の開放口70を開閉する開閉蓋71を自動的に揺動開放して送風ノズル62からの送風を断つか、送風力を弱くするように連動構成する。これによれば、機外への穀粒飛散によるロスを大幅に減少させることができる。
以上のように構成された脱穀装置についてその作用を説明する。
脱穀装置1に供給される穀稈は、まず、株元がフィ−ドチエン8に挾持されて搬送されながら穂先部分が扱室3内に供給されて、回転している扱胴2により脱穀作用を受ける。扱室内での脱穀済の排ワラは、更に、ささり落し胴6の作用を受けてささり粒が掻き落されると共に、フイ−ドチエン8から排ワラ搬送装置23に受け渡されて搬送処理される。更に、搬送後の排ワラは排ワラカッタ−25に送り込まれて切断処理される。
このようにして処理された脱穀処理物は、回転している扱胴2によって持ち回りされて、更に、脱粒処理作用を受け、受網4から漏下して選別室の揺動選別装置Yに達し揺動選別作用を受ける。
この場合、扱室内で脱穀処理された処理物は、受網4から漏下し、移送棚55及びクリンプ網68上に落下して揺動移送されながらふるい選別され、このクリンプ網56の網目から漏下するものは下方のグレンシ−ブ59上に落下し、クリンプ網56の網目を抜けきらない処理物及び扱室後部の排塵口14から落下する処理物は、なおも後方へ揺動移送されてチャフシ−ブ57に達し、チャフシ−ブ57を構成している複数枚のシ−ブ板相互間にある選別間隔を漏下しながら風選作用を受ける。また、チャフシ−ブ57から下方に漏下するものは下方のグレンシ−ブ59上に落下し、該グレンシ−ブ59によりふるい選別されこの網目を漏下しながら風選作用を受ける。このとき、唐箕50は、起風した選別風を選別室内に吹き込みながら選別し、吸引排塵フアン16による吸引作用によって選別される。
このようにして、処理物は、揺動選別作用と選別風による風選作用との共同作用を受けながら選別されて、1番物(精粒)、2番物、排塵物とに選別分離され、1番物はグレンシ−ブ59にてふるい選別された後、1番移送螺旋51の受樋内に落下して収集されて機外に取り出され、2番物は2番移送螺旋52から2番揚穀装置54によって揚穀されて2番処理室11内に還元され、そして、2番処理胴10によって前方に移送されつつ2番処理作用を受け、排塵物は吸引排塵フアン16によって吸塵され機外に排出されると共に、ストロ−ラック58に達したワラ屑は棚先から機外に排出される。
一方、選別室に漏下せず扱室3に残留して持ち回られている未処理物は、排塵処理胴12の取込羽根15によって連通路から排塵処理室13内に取り込まれ、排塵処理胴12による再処理を受け、チャフシ−ブ57及びストロ−ラック58部分に落下して前述の各処理物と合流して選別処理されるものである。
脱穀装置の要部の切断側面図 同上要部平面図 同上要部の背面図 脱穀装置の切断側面図 同上平面図 同上要部の背面図 同上要部の背面図 コンバイン車体上に搭載した場合の脱穀装置の切断側面図 同上要部の平面図 同上一部の側面図 同上一部の背面図
符号の説明
1 脱穀装置(脱穀機) 4 扱室
12 排塵処理胴 13 排塵処理室
16 吸引排塵フアン 17 排塵選別室
18 前部ケ−シング 19 後部ケ−シング
20 ケ−シングカバ−体 25 排ワラカッタ−
26 カッタ−室 27 掻込ロ−タ
28 円盤刃。

Claims (3)

  1. 片側に吸引排塵フアンを設置してある排塵選別室の上方を前部ケ−シングと後部ケ−シングとによって覆い、前部ケ−シングは後方上方に向けての昇り傾斜面とし、後部ケ−シングは後方下方に向けての下り傾斜面とし、且つ、これら前後ケ−シングの上端側頂部が前記吸引排塵フアンのフアン軸芯近くの上方に位置するよう設定し、前記後部ケ−シングの上方にはこれと略同角傾斜のケ−シングカバ−体を設けてあることを特徴とする脱穀装置。
  2. 前記ケ−シングカバ−体は、その下端部が後部に配置された排ワラカッタ−のカッタ−室内まで延出されて切断部の下方位置に臨ませてあることを特徴とする請求項1記載の脱穀装置。
  3. 前記ケ−シングカバ−体は、排塵選別室一側の吸引排塵フアン側から他側の排塵処理胴室上部にわたる範囲内に設置して着脱自在に構成してあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の脱穀装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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