JP2006067123A - Ofdm中継装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 硬判定によって中継品質を向上させつつ、受信端での誤り訂正能力を十分に発揮させることのできる中継信号を形成し得るOFDM中継装置を提供すること。
【解決手段】 FFT後の信号を硬判定する硬判定部108に加えて、硬判定後の信号に、硬判定前の周波数特性に応じた重み付けを施す重み付け部109を設けるようにする。これにより、重み付け部109によって、硬判定後の信号に硬判定前の伝送路特性に応じた周波数特性が付与されるので、C/Nの低いサブキャリアは低いC/Nが低いまま中継される。この結果、受信端で伝送路特性に基づいた重み付けを行って軟判定復号すると、的確な誤り訂正復号が行われるようになる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、特に畳み込み符号等の誤り訂正符号化されたOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を中継するOFDM中継装置に関する。
従来、OFDM信号を中継する方法として、複数のアンテナで受信し、それぞれのブランチの信号をフーリエ変換して周波数軸領域の信号に変換し、サブキャリア毎に最大比合成することにより、中継品質を改善する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
また最大比合成や等化後の信号に対して硬判定を行ってから中継することで、中継品質を一段と改善する技術も知られている(例えば非特許文献1参照)。
さらに中継された信号を受信する受信端において、伝送路において発生するマルチパスの影響を緩和するため、伝送路特性を推定し、推定結果に基づいた重み付けを行って軟判定することで、誤り訂正復号の特性を改善する技術が知られている(例えば特許文献2参照)。
特開2002−271291号公報 特開2000−244442号公報 中原、濱住、渋谷、佐々木、「地上ディジタル放送の放送波中継におけるスペースダイバシティ受信の適用〜周波数軸等化および等化判定を行う放送波中継の検討〜」、映像情報メディア学会技術報告Vol.25、No.50、PP13〜18(2001年7月)
ところで、中継時に最大比合成又は等化した後に中継した信号は、伝送路におけるマルチパスの影響が除去され、一定レベルとなるように制御されている。ところが、この信号を硬判定した後に中継し、上記特許文献2に記載されているような重み付け実施型の軟判定復号受信装置で受信すると、この重み付けの効果がなくなるばかりでなく、却って悪影響を与えてしまい、受信性能が劣化してしまうという課題がある。
すなわち、図6に示すような伝送路周波数特性を有する信号を中継する場合には、熱雑音がすべての帯域において一定であると仮定できるため、等化後には図7に示すようなC/N(搬送波対雑音比)の信号となっている。
しかしながら、硬判定後の信号の伝送路周波数特性をパイロット信号等から推定すると、図8に示すように一定のレベルとなってしまっている。図8のような周波数特性を有する信号を重み付け実施型の軟判定復号受信装置で受信した場合、推定される周波数特性が一定であり、重み付け値も一定となるため、重み付けによる効果が上がらない。
また、図8のような周波数特性となった信号が図9のような伝送路を通過した後に受信されると、図9のような伝送路周波数特性が推定されため、重み付けは図9のような伝送路周波数特性に基づいて行われる。
しかしながら、実際のC/N特性の方は図7と図9を合成した特性となっており、すなわち図10のようになっているはずである。つまり、最良の誤り訂正性能を得るためには図10のような周波数特性推定を得て重み付けする必要があるが、一般にはパイロット信号等を用いて伝送路特性を推定するため、図9のような特性しか推定することはできない。よって、図9のような周波数特性に基づいた重み付けを施してしまうことになり、本来、信号品質が低い(C/Nの低い)はずの信号の重み付けを信号品質の高い(C/Nの高い)信号よりも大きくしてしまうことになり、誤り訂正性能が劣化してしまうことになる。このような問題は、硬判定を行う場合以外にも、ダイバーシチ受信を行って複数のアンテナ出力を合成する場合にも生じると考えられる。
つまり、硬判定やダイバーシチ受信を行うと、確かに中継によって信号品質を向上させることができるが、実際の周波数特性が失われてしまうことがある。しかしながら、従来は中継によって、このように誤り訂正復号に悪影響を及ぼしていることの検討が十分になされていなかった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、硬判定やダイバーシチ受信によって中継品質を向上させつつ、受信端での誤り訂正能力を十分に発揮させることのできる中継信号を形成し得るOFDM中継装置を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため本発明のOFDM中継装置は、誤り訂正符号化されたOFDM信号を中継するOFDM中継装置であって、フーリエ変換後の受信信号を硬判定又は合成する手段と、硬判定又は合成後の信号に、硬判定又は合成前の周波数特性に応じた重み付けを施す重み付け手段と、重み付け後の信号を逆フーリエ変換する逆フーリエ変換手段とを具備する構成を採る。
この構成によれば、重み付け手段によって、硬判定又は合成後の信号に、硬判定又は合成前の周波数特性に応じた重み付けを行うので、硬判定又は合成後の信号に硬判定又は合成前の伝送路特性に応じた周波数特性が付与される。これにより、実際に信号レベルの低い(搬送波対雑音比の低い)サブキャリアは低い信号レベルのまま中継されるので、受信端で伝送路特性に基づいた重み付けを行って軟判定復号すると、的確な誤り訂正復号が行われるようになる。特に畳み込み符号やターボ符号を用いた誤り訂正復号を行った場合の誤り率特性を向上させることができるようになる。
このように本発明によれば、硬判定や合成によって中継品質を向上させつつ、受信端での誤り訂正能力を十分に発揮させることのできる中継信号を形成し得るOFDM中継装置を実現できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1に、本発明の実施の形態1に係るOFDM中継装置の構成を示す。OFDM中継装置100は、受信アンテナ101と、受信変換部102と、アナログ/ディジタル変換部(A/D)103と、直交復調部104と、高速フーリエ変換部(FFT)105と、伝送路推定部106と、等化部107と、硬判定部108と、重み付け部109と、逆高速フーリエ変換部(IFFT)110と、直交変調部111と、ディジタル/アナログ変換部(D/A)112と、送信変換部113と、送信アンテナ114と、を有する。
受信変換部102は、無線周波数信号を中間周波数帯(IF帯)に周波数変換する。周波数変換された信号は、A/D103によってアナログ/ディジタル変換された後に、直交復調部104によって直交復調されて複素信号とされ、FFT105によって高速フーリエ変換される。因みに、FFT105の前段には、図示しないガードインターバル除去部が設けられ、FFT105にはガードインターバル長を除いた有効シンボル長のみが入力される。
FFT105の出力は、等化部107及び伝送路推定部106に送出される。伝送路推定部106は、パイロットキャリア等を基に信号帯域全体(全サブキャリア)の周波数特性を推定し、推定した伝送路特性を等化部107に送出する。等化部107は、FFT105の出力に伝送路推定値の逆数を複素乗算することで、伝送路歪の影響を除去する。等化信号は硬判定部108に送出され、硬判定部108は等化結果を変調方式に応じて硬判定する。硬判定結果は重み付け部109に送出される。
重み付け部109には、硬判定結果に加えて伝送路推定部106からの伝送路推定結果が入力されている。重み付け部109は、伝送路推定値の大きさに応じて硬判定結果を重み付けする。具体的には、伝送路特性が落ち込んでいてC/Nが悪い帯域(サブキャリア)の信号のレベルを小さくする。ここで重み付け部109は、データ信号のみならず、パイロットキャリアも同様に重み付けを行うようになされている。
重み付けの値としては、推定した伝送路推定値の各サブキャリアにおけるレベルをそのまま適用してもよいが、そのまま適用しなくてもよい。例えば推定レベルが所定の閾値レベル以上の場合はすべて一定の値とし、一定レベル以下の場合のみ、重み付けを行うようにしてもよい。このようにすると、送信信号電力を小さくすることができるので好適である。その際、変調方式に従って閾値レベルを変更し、変調多値数が多いほど閾値レベルを大きく設定すると、つまり誤り発生確率に応じて閾値レベルを変更すると、一段と好適である。ただし、変調方式に従って閾値レベルを変更するのは、近隣のサブキャリアが同一の変調方式である場合に限った方がよい。すなわち、日本の地上ディジタル放送方式におけるセグメント内の信号の変調方式がすべて同じ場合などがこれに対応する。ここで、パイロットキャリアについては近隣のデータキャリアと同じように重み付けする必要がある。
重み付け部109によって重み付けされた硬判定結果は、IFFT110によって時間軸領域信号とされ、直交変調部111によってIF信号帯に直交変調された後に、D/A112によってアナログ信号に変換される。このアナログ信号は、D/A112の後段に設けられた送信変換部113によって、所望の周波数チャネルに変換されると共に電力増幅された後に、送信アンテナ114から空中に輻射される。
次に、本実施の形態のOFDM中継装置100の動作について説明する。
ここでOFDM中継装置100が、例えば図6に示すような伝送路周波数特性を有する信号を受信したと仮定する。この信号は、熱雑音がすべての帯域において一定と仮定できるため、等化部107による等化処理が施されると図7に示すようなC/N特性を有する信号とされる。
次に、OFDM中継装置100は、硬判定部108によって硬判定を行うことで、中継信号の品質を向上させる。ところで、硬判定後の信号の伝送路周波数特性をパイロット信号等の既知信号から推定すると、図8に示すように一定レベルとなってしまう。
そこで、OFDM中継装置100においては、重み付け部109によって、伝送路推定部106で推定された硬判定前の各サブキャリアのレベルに基づき、硬判定後の信号に対して硬判定前の周波数特性に応じた重み付けを行うようになっている。これにより、OFDM中継装置100の受信時に信号レベルの低い(C/Nの低い)サブキャリアは低い信号レベルのまま中継されるようになる。この結果、OFDM中継装置100により中継された信号を受信する受信装置では、実際の伝送路特性に基づいた的確な重み付けを行って軟判定復号を行うことができるようになる。よって、特に畳み込み符号やターボ符号を用いた誤り訂正能力が向上する。
具体的には、重み付け部109が設けられていない場合には、図8のような周波数特性となった信号が図9のような伝送路を通過した後に受信端で受信されると、図9のような伝送路周波数特性が推定されるので、軟判定復号時の重み付けは図9のような伝送路周波数特性に基づいて行われる。しかしながら、C/N特性の方は図7と図9を合成した特性すなわち図10のようになっているはずである。つまり、最良の誤り訂正性能を得るためには図10のような周波数特性推定を得て重み付けする必要があるが、一般にはパイロット信号等を用いて伝送路特性を推定するため、図9のような特性しか推定することはできない。よって、図9のような周波数特性に基づいた重み付けを施してしまうことになり、本来、信号品質が低い(C/Nの低い)はずの信号の重み付けを信号品質の高い(C/Nの高い)信号よりも大きくしてしまうことになり、誤り訂正性能が劣化してしまうことになる。
これに対して、本実施の形態のOFDM中継装置100は、重み付け部109によって、硬判定後の信号に図7に示すような中継前の伝送路特性に応じたC/N特性を付与する。これにより、中継後に図9に示すような伝送路を通過すると、受信端では、図10のようなC/N特性の信号が受信される。すなわち、受信端では、中継前と中継後の伝送路特性が良好に反映された信号を受け取ることができる。これにより、受信端によってパイロット信号等の既知信号に基づいて推定される伝送路特性は、実際の伝送路特性を良好に表したものとなる。この結果、重み付け実施型の軟判定復号受信装置では、実際の伝送路特性に応じた的確な重み付けを施して軟判定復号処理を行うことができるので、誤り率特性の良い受信データを復元することができるようになる。特に、畳み込み符号化やターボ符号化等の誤り訂正符号化されたOFDM信号を中継する場合には、良好に誤り訂正能力が向上し、誤り率特性の良い受信データを得ることができるようになる。
かくして本実施の形態によれば、硬判定部108と、硬判定後の信号に硬判定前の周波数特性に応じた重み付けを施す重み付け部109とを設けたことにより、硬判定によって中継品質を向上させつつ、硬判定前の周波数特性を付与することによって受信端での誤り訂正能力を十分に発揮させることができるようになる。
なお上述した実施の形態では、伝送路推定部106によって硬判定前の信号の周波数特性を求めたが、この周波数特性は実時間で求めてもよく、過去の周波数特性を平均化して求めてもよい。
また上述した実施の形態では、フーリエ変換後の信号に基づいて硬判定前の周波数特性を求める場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図2に示すように、硬判定部108に入力される信号と硬判定部108から出力される信号とに基づいて各サブキャリアのC/Nを推定し、推定したC/Nに応じて硬判定後の信号を重み付けるようにしてもよい。このようにしても硬判定後の信号に硬判定前の信号の周波数特性を付与することができる。図1との対応部分に同一符号を付して示す図2において、OFDM中継装置200は、硬判定前の信号と硬判定後の信号がC/N推定部201に入力される。C/N推定部201は、過去の硬判定前後の結果から各サブキャリアにおけるC/N推定値を求め、これを重み付け部109に送出する。C/N推定部201は、例えば硬判定前後の信号の誤差電力を各サブキャリア毎に平均することでC/N推定値を求める。重み付け部109は、各サブキャリアに割り当てられる硬判定後の信号を、対応するサブキャリアのC/N推定値によって重み付ける。
さらに、硬判定部108をバイパスするように構成することも可能である。ただし、バイパスした場合、等化によるC/N改善はなくなる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、本発明を、OFDM信号をダイバーシチ受信して中継するOFDM中継装置に適用する場合について説明する。
図3に、本発明の形態2に係るOFDM中継装置の構成を示す。OFDM中継装置300は、N個の受信アンテナ301−1〜301−Nと、N個の受信変換部302−1〜302−Nと、N個のアナログ/ディジタル変換部(A/D)303−1〜303−Nと、N個の直交復調部304−1〜304−Nと、N個の高速フーリエ変換部(FFT)305−1〜305−Nと、N個の伝送路推定部306−1〜306−Nと、レベル加算部307と、合成部308と、硬判定部309と、重み付け部310と、逆高速フーリエ変換部(IFFT)311と、直交変調部312と、ディジタル/アナログ変換部(D/A)313と、送信変換部314と、送信アンテナ315と、を有する。
すなわち、OFDM中継装置300は、N個の受信アンテナ301−1〜301−Nそれぞれの信号を独立に受信処理するブランチ処理ユニットBR−1〜BR−Nを有し、各ブランチ処理ユニットBR−1〜BR−Nからの出力が合成部308にてダイバーシチ合成される。これは、ダイバーシチ受信を行う一般的なOFDM受信装置と同様の構成である。なお以下では説明を簡単化するために、各ブランチ処理ユニットBR−1〜BR−Nの各要素において同様の処理を行う場合については、例えば受信変換部302−1〜302−Nと示すところを、単に受信変換部302と記載することもある。
また各ブランチ処理ユニットBR−1〜BR−N内の受信変換部302、A/D303、直交復調部304及びFFT305の機能は、図1のOFDM中継装置100の受信変換部102、A/D103、直交復調部104及びFFT105と同様であるため、その説明は省略する。
合成部308は、FFT305−1〜305−Nから出力される各サブキャリアの信号を、伝送路推定部306−1〜306−Nで得られた対応するサブキャリアの伝送路推定値で重み付けし、さらに各ブランチからの出力をサブキャリア毎に加算することで、各ブランチ処理ユニットBR−1〜BR−Nで得られた信号をサブキャリア毎に合成する。
合成方法としては、各サブキャリアについて、伝送路推定値が最も良好なブランチのものを等化して出力する選択合成や、各ブランチの伝送路推定値の品質に基づいて重み付けして合成する最大比合成などが考えられるが、本発明はこれらの合成方法に限定されるものではない。
合成部308の出力は硬判定部309に送出される。硬判定部309は合成結果を変調方式に合わせて硬判定し、硬判定結果を重み付け部310に送出する。重み付け部310は、硬判定結果をレベル加算部307により得られた加算結果に基づいて重み付ける。
ここでレベル加算部307は、各ブランチの伝送路推定部306で推定された伝送路特性に基づいて各サブキャリアの電力レベルを加算することにより、合成後のサブキャリア毎の伝送路品質を導出する。
重み付け部310は、レベル加算部307により得られた合成後の各サブキャリアの伝送路品質(電力レベル)の大きさに応じて、硬判定後の信号を重み付ける。具体的には、伝送路品質が落ち込んでいてC/Nが悪い帯域(サブキャリア)に配置される信号レベルを小さくする。この重み付けは、データ信号のみならず、パイロットキャリアに対しても同様に行う。
重み付け部310によって重み付けされた硬判定結果は、IFFT311によって時間軸領域信号とされ、直交変調部312によってIF信号帯に直交変調された後に、D/A313によってアナログ信号に変換される。このアナログ信号は、D/A313の後段に設けられた送信変換部314によって、所望の周波数チャネルに変換されると共に電力増幅された後に、送信アンテナ315から空中に輻射される。
次に、本実施の形態のOFDM中継装置300の動作について説明する。
OFDM中継装置300は、複数のブランチ処理ユニットBR−1〜BR−Nにより得られた信号を合成部308によってサブキャリア毎に合成する。これにより、ダイバーシチ利得によりC/Nを向上させることができる。
合成後の信号は、硬判定部309によって硬判定された後、重み付け部310によって合成及び硬判定前の周波数特性に応じた重み付けが施される。これにより、合成及び硬判定によって失われた実際のC/N特性を、合成及び硬判定後の信号に付与することができる。すなわち、C/Nの低い信号は、低い信号レベルのまま中継することができるようになる。
かくして本実施の形態によれば、複数のアンテナ信号を合成する合成部308と、合成信号を硬判定する硬判定部309と、硬判定信号に合成及び硬判定前の周波数特性を付与する重み付け部310を設けたことにより、ダイバーシチ受信を行う場合に、実施の形態1と同様の効果を得ることができるようになる。
なおこの実施の形態では、伝送路推定部306によって硬判定前の信号の周波数特性を求めたが、この周波数特性は実時間で求めてもよく、過去の周波数特性を平均化して求めてもよい。
またこの実施の形態では、フーリエ変換後の信号に基づいて硬判定前の周波数特性を求める場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図4に示すように、硬判定部309に入力される信号と硬判定部309から出力される信号とに基づいて各サブキャリアのC/Nを推定し、推定したC/Nに応じて硬判定後の信号を重み付けるようにしてもよい。このようにしても硬判定後の信号に硬判定前の信号の周波数特性を付与することができる。図3との対応部分に同一符号を付して示す図4において、OFDM中継装置400は、硬判定前の信号と硬判定後の信号がC/N推定部401に入力される。C/N推定部401は、過去の硬判定前後の結果から各サブキャリアにおけるC/N推定値を求め、これを重み付け部310に送出する。C/N推定部401は、例えば硬判定前後の信号の誤差電力を各サブキャリア毎に平均することでC/N推定値を求める。重み付け部310は、各サブキャリアに割り当てられる硬判定後の信号を、対応するサブキャリアのC/N推定値によって重み付ける。
さらに、この実施の形態では、合成部308に加えて、硬判定部309を設けた場合について述べたが、本発明は、硬判定部309を有しない構成でも効果を得ることができる。すなわち、合成部308により得られた合成信号に合成前の周波数特性を付与するようにすれば、合成により失われた実際の周波数特性を合成後に信号に付与することができるようになる。すなわち、実施の形態1では、硬判定によって失われてしまった周波数特性を、硬判定後の信号に再び付与するようにしたが、ダイバーシチ合成を行う場合も硬判定を行うのと同様に、合成によって周波数特性が失われると考えられる。この場合、合成後の信号に合成前の信号の周波数特性に応じた重み付け処理を施すことにより、実施の形態1と同様の効果を得ることができるようになる。
さらに、硬判定部309をバイパスすると共に、合成部308における正規化演算を省略するようにすると、重み付け部310を設けなくても実施の形態と同様の効果を得ることができるので、好適である。
これを簡単に説明する。ブランチnのk番目のサブキャリアにおける伝送路推定部306からの出力をHn(k)、FFT305からの出力をDn(k)、合成出力をO(k)としたとき、合成方式を最大比合成すると、従来は、次式
Figure 2006067123
に示す合成出力O(k)を得るようになっている。
これに対して、硬判定部309をバイパスすると共に合成部308によって、次式
Figure 2006067123
に示すような正規化演算を省略した演算を行うようにする。これにより、重み付け部310を設けなくても、合成前の周波数特性を維持したままの合成信号を得ることができるようになる。
(実施の形態3)
図5に、本発明の実施の形態3に係るOFDM中継装置の構成を示す。OFDM中継装置500は、N個の受信アンテナ301−1〜301−Nと、N個の受信変換部302−1〜302−Nと、N個のアナログ/ディジタル変換部303−1〜303−Nと、N個の直交復調部304−1〜304−Nと、N個の高速フーリエ変換部(FFT)305−1〜305−Nと、N個の伝送路推定部306−1〜306−Nと、N個の逆高速フーリエ変換部(IFFT)502−1〜502−Nと、N個の有限インパルスレスポンス(FIR)フィルタ501−1〜501−Nと、加算部503と、直交変調部312と、ディジタル/アナログ変換部313と、送信変換部314と、送信アンテナ315と、を有する。
以下では、実施の形態2と異なる部分のみを説明する。
本実施の形態のOFDM中継装置500は、実施の形態2で説明した周波数領域における合成の代わりに、時間軸領域での加算を行うものである。具体的には、伝送路推定部306−1〜306−Nで得た伝送路周波数特性の複素共役を伝送路推定値をIFFT502−1〜502−Nで逆フーリエ変換することで時間軸領域に変換する。そして時間軸領域に変換した伝送路推定値をそれぞれ対応するブランチに設けられたFIRフィルタ501−1〜501−Nに供給する。
ここで従来、このような構成を採った場合、IFFTでは、次式
Figure 2006067123
で示すような伝送路推定値を逆フーリエ変換するようにしている。
これに対して、本実施の形態のOFDM中継装置500では、IFFT502−1〜502−Nによって、次式
Figure 2006067123
で示すように正規化しない伝送路推定値を逆フーリエ変換するようにする。これにより、合成信号(加算部503からの出力信号)は、各アンテナブランチの周波数特性が反映されたものとなり、実施の形態2と同様の効果を得ることができるようになる。
具体的には、FIRフィルタ501−1〜501−Nは、各アンテナブランチの直交復調部304−1〜304−Nの出力を入力すると共に、IFFT502−1〜502−Nの出力を係数入力とする。これにより、FIRフィルタ501−1〜501−Nは、周波数領域における特性を反映したタップ係数で、直交復調部304−1〜304−Nの出力をフィルタリングする。これにより、図3、図4の合成部308での合成処理と重み付け部310での重み付け処理をしたのと同様の効果を得ることができる。
但し、本実施の形態では中継すべき信号を通過させる本線系における遅延がFIRフィルタ501−1〜501−Nで生じるだけなので、原理的に1シンボル以上遅延してしまうことがない。よって、中継における処理時間が短いので、OFDMのガード時間内に処理遅延を収めることが可能となる。またこのような構成とすることで、放送波を中継してSFN(Single Frequency Network:単一周波数ネットワーク)を構築することも可能となり、周波数利用効率の向上につながる。
また本実施の形態の構成を用いた場合、各ブランチのそれぞれにFIRフィルタ501及びIFFT502が必要となるため、回路規模が大きくなってしまうものの、中継におけるレイテンシーを最小限にすることができるといった利点もある。
また放送波を中継してSFNを構築する際に発生する回り込み波を効果的にキャンセルすることのできる、回り込みキャンセラと共に用いることも好適である。
本発明は、上述した実施の形態に限定されずに、種々変更して実施することができる。
本発明のOFDM中継装置の一つの態様においては、誤り訂正符号化されたOFDM信号を中継するOFDM中継装置であって、受信OFDM信号をフーリエ変換するフーリエ変換手段と、フーリエ変換後の受信信号を硬判定する硬判定手段と、硬判定後の信号に硬判定前の周波数特性に応じた重み付けを施す重み付け手段と、重み付け後の信号を逆フーリエ変換する逆フーリエ変換手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、重み付け手段によって硬判定後の信号に硬判定前の周波数特性に応じた重み付けを行うので、硬判定後の信号に伝送路特性に応じた周波数特性が付与される。これにより、信号レベルの低い(C/Nの低い)サブキャリアは低い信号レベルのまま中継されるので、受信端で伝送路特性に基づいた重み付けを行って軟判定復号すると、的確な誤り訂正復号が行われるようになる。この結果、硬判定によって中継品質を向上させつつ、硬判定前の周波数特性を付与することによって受信端での誤り訂正能力を十分に発揮させることができるようになる。
本発明のOFDM中継装置の一つの態様においては、フーリエ変換後の信号に含まれる既知信号に基づいて各サブキャリアの伝送路変動を推定する伝送路推定手段を具備し、上記重み付け手段は、伝送路推定手段により得られた各サブキャリアの伝送路変動に基づいて、各サブキャリアに割り当てられる硬判定後の信号を重み付ける構成を採る。
本発明のOFDM中継装置の一つの態様においては、硬判定手段に入力される信号と硬判定手段から出力される信号とに基づいて、各サブキャリアの搬送波対雑音比を推定するC/N推定手段を具備し、上記重み付け手段は、C/N推定手段により得られた各サブキャリアのC/Nに基づいて、各サブキャリアに割り当てられる硬判定後の信号を重み付ける構成を採る。
これらの構成によれば、硬判定後の信号に、硬判定前の周波数特性に応じた的確な重み付けを行うことができるようになる。
本発明のOFDM中継装置の一つの態様においては、複数のアンテナと、各アンテナに対応して設けられ、各アンテナの受信OFDM信号に対してフーリエ変換を含む受信処理を施す複数のアンテナブランチ処理ユニットと、複数のアンテナブランチ処理ユニットにより得られた受信信号をサブキャリアの信号毎に合成する合成手段と、合成後の信号に合成前の周波数特性に応じた重み付けを施す重み付け手段とを具備する構成を採る。
この構成によれば、合成手段によって各アンテナブランチの受信信号を合成して中継を行うので、品質の良い中継信号を得ることができる。加えて、重み付け部によって、合成後の信号に、合成前の周波数特性が付与されるので、実際に信号レベルの低い(C/Nの低い)サブキャリアの信号は低い信号レベルのまま中継される。この結果、受信端で伝送路特性に基づいた重み付けを行って軟判定復号すると、的確な誤り訂正復号が行われるようになる。
本発明のOFDM中継装置の一つの態様においては、各アンテナブランチ処理ユニットのフーリエ変換後の信号に基づいて各アンテナブランチの各サブキャリアでのレベル変動を推定する複数の伝送路推定手段と、複数の伝送路推定手段により得られた各サブキャリアでのレベル変動をサブキャリア毎に加算するレベル加算手段と、を具備し、上記重み付け手段は、レベル加算手段により得られた各サブキャリアのレベルに基づいて各サブキャリアに割り当てられる硬判定合成後の信号を重み付ける構成を採る。
この構成によれば、合成後の信号に合成前の周波数特性に応じた的確な重み付けを行うことができるようになる。
本発明のOFDM中継装置の一つの態様においては、誤り訂正符号化されたOFDM信号を中継するOFDM中継装置であって、複数のアンテナと、各アンテナに対応して設けられ、各アンテナの受信OFDM信号に対してフーリエ変換を含む受信処理を施す複数のアンテナブランチ処理ユニットと、各アンテナブランチ処理ユニットのフーリエ変換後の信号に基づいて、各アンテナブランチの各サブキャリアでの伝送路変動を推定する複数の伝送路推定手段と、複数のアンテナブランチ処理ユニットにより得られた受信信号を、正規化せずに、(2)式に基づいて合成する合成手段と、合成後の信号を逆フーリエ変換する逆フーリエ変換手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、合成によるダイバーシチ利得のために品質の良い中継信号を得ることができる。また合成部では、(2)式に基づいて正規化しない合成処理を行っているので、合成後の信号に合成前の周波数特性を残しておくことができる。これにより、合成によって実際のC/Nが失われることがないので、受信端で伝送路特性に基づいた重み付けを行って軟判定復号すると、的確な誤り訂正復号が行われるようになる。
本発明のOFDM中継装置の一つの態様においては、誤り訂正符号化されたOFDM信号を中継するOFDM中継装置であって、複数のアンテナと、各アンテナに対応して設けられ、各アンテナの受信OFDM信号に対してフーリエ変換を含む受信処理を施す複数のアンテナブランチ処理ユニットと、各アンテナブランチ処理ユニットのフーリエ変換後の信号に基づいて、各アンテナブランチの各サブキャリアでの伝送路変動を推定する複数の伝送路推定手段と、それぞれ、伝送路推定手段により得られた(4)式で示される各ブランチの正規化しない伝送路変動を時間領域に変換する複数の逆フーリエ変換手段と、それぞれ、各アンテナブランチに設けられた直交復調手段の出力を入力すると共に逆フーリエ変換手段の出力を係数入力とする複数の有限インパルスレスポンスフィルタと、複数の有限インパルスレスポンスフィルタの出力を加算する加算手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、加算手段からは合成によるダイバーシチ利得のために品質の良い中継信号を得ることができる。また(4)式に基づいた正規化しない伝送路変動値を使うようにしているので、合成(加算)後の信号に合成前の周波数特性を残しておくことができる。これにより、合成によってC/Nが失われることがないので、受信端で伝送路特性に基づいた重み付けを行って軟判定復号すると、的確な誤り訂正復号が行われるようになる。
本発明のOFDM中継装置の一つの態様においては、上記誤り訂正符号化は、畳み込み符号化であるようにする。
本発明のOFDM中継装置の一つの態様においては、上記誤り訂正符号化は、ターボ符号化であるようにする。
本発明のOFDM中継装置の一つの態様においては、上記OFDM信号は、地上ディジタル放送信号であるようにする。
本発明に係るOFDM中継装置は、硬判定やダイバーシチ受信によって中継品質を向上させつつ、受信端での誤り訂正能力を十分に発揮させることができ、無線通信機器や放送機器に適用して有用である。
本発明の実施の形態1のOFDM中継装置の構成を示すブロック図 実施の形態1のOFDM中継装置の他の構成例を示すブロック図 実施の形態2のOFDM中継装置の構成を示すブロック図 実施の形態2のOFDM中継装置の他の構成例を示すブロック図 実施の形態3のOFDM中継装置の構成を示すブロック図 伝送路周波数特性の一例を示す図 等化後のC/N(搬送波対雑音比)の一例を示す図 推定した伝送路周波数特性の一例を示す図 伝送路周波数特性の一例を示す図 実際のC/N特性を示す図
符号の説明
100、200、300、400、500 OFDM中継装置
101、301−1〜301−N 受信アンテナ
105、305−1〜305−N…高速フーリエ変換部(FFT)
106、306−1〜306−N 伝送路推定部
107 等化部
108、309 硬判定部
109、310 重み付け部
110、311、502−1〜502−N 逆高速フーリエ変換部(IFFT)
201、401 C/N推定手段
307 レベル加算部
308 合成部
501−1〜501−N 有限インパルスレスポンス(FIR)フィルタ
503 加算部
BR−1〜BR−N ブランチ処理ユニット

Claims (10)

  1. 誤り訂正符号化されたOFDM信号を中継するOFDM中継装置であって、
    受信OFDM信号をフーリエ変換するフーリエ変換手段と、
    フーリエ変換後の受信信号を硬判定する硬判定手段と、
    硬判定後の信号に、硬判定前の周波数特性に応じた重み付けを施す重み付け手段と、
    重み付け後の信号を逆フーリエ変換する逆フーリエ変換手段と、
    を具備するOFDM中継装置。
  2. フーリエ変換後の信号に含まれる既知信号に基づいて、各サブキャリアの伝送路変動を推定する伝送路推定手段を具備し、
    前記重み付け手段は、前記伝送路推定手段により得られた各サブキャリアの伝送路変動に基づいて、各サブキャリアに割り当てられる硬判定後の信号を重み付ける
    請求項1に記載のOFDM中継装置。
  3. 前記硬判定手段に入力される信号と、前記硬判定手段から出力される信号とに基づいて、各サブキャリアの搬送波対雑音比を推定するC/N推定手段を具備し、
    前記重み付け手段は、前記C/N推定手段により得られた各サブキャリアのC/Nに基づいて、各サブキャリアに割り当てられる硬判定後の信号を重み付ける
    請求項1に記載のOFDM中継装置。
  4. 誤り訂正符号化されたOFDM信号を中継するOFDM中継装置であって、
    複数のアンテナと、
    各アンテナに対応して設けられ、各アンテナの受信OFDM信号に対してフーリエ変換を含む受信処理を施す複数のアンテナブランチ処理ユニットと、
    前記複数のアンテナブランチ処理ユニットにより得られた受信信号を、サブキャリアの信号毎に合成する合成手段と、
    合成後の信号に、合成前の周波数特性に応じた重み付けを施す重み付け手段と、
    を具備するOFDM中継装置。
  5. 各アンテナブランチ処理ユニットのフーリエ変換後の信号に基づいて、各アンテナブランチの各サブキャリアでのレベル変動を推定する複数の伝送路推定手段と、
    前記複数の伝送路推定手段により得られた各サブキャリアでのレベル変動を、サブキャリア毎に加算するレベル加算手段と、
    を具備し、
    前記重み付け手段は、前記レベル加算手段により得られた各サブキャリアのレベルに基づいて、各サブキャリアに割り当てられる合成後の信号を重み付ける
    請求項4に記載のOFDM中継装置。
  6. 誤り訂正符号化されたOFDM信号を中継するOFDM中継装置であって、
    複数のアンテナと、
    各アンテナに対応して設けられ、各アンテナの受信OFDM信号に対してフーリエ変換を含む受信処理を施す複数のアンテナブランチ処理ユニットと、
    各アンテナブランチ処理ユニットのフーリエ変換後の信号に基づいて、各アンテナブランチの各サブキャリアでの伝送路変動を推定する複数の伝送路推定手段と、
    前記複数のアンテナブランチ処理ユニットにより得られた受信信号を、正規化せずに、次式
    Figure 2006067123
    に基づいて合成する合成手段と、
    合成後の信号を逆フーリエ変換する逆フーリエ変換手段と、
    を具備するOFDM中継装置。
  7. 誤り訂正符号化されたOFDM信号を中継するOFDM中継装置であって、
    複数のアンテナと、
    各アンテナに対応して設けられ、各アンテナの受信OFDM信号に対してフーリエ変換を含む受信処理を施す複数のアンテナブランチ処理ユニットと、
    各アンテナブランチ処理ユニットのフーリエ変換後の信号に基づいて、各アンテナブランチの各サブキャリアでの伝送路変動を推定する複数の伝送路推定手段と、
    それぞれ、前記伝送路推定手段により得られた次式
    Figure 2006067123
    で示される各ブランチの正規化しない伝送路変動を時間領域に変換する複数の逆フーリエ変換手段と、
    それぞれ、前記各アンテナブランチに設けられた直交復調手段の出力を入力すると共に、前記逆フーリエ変換手段の出力を係数入力とする複数の有限インパルスレスポンスフィルタと、
    前記複数の有限インパルスレスポンスフィルタの出力を加算する加算手段と、
    を具備するOFDM中継装置。
  8. 前記誤り訂正符号化は、畳み込み符号化である
    請求項1から請求項7のいずれかに記載のOFDM中継装置。
  9. 前記誤り訂正符号化は、ターボ符号化である
    請求項1から請求項7のいずれかに記載のOFDM中継装置。
  10. 前記OFDM信号は、地上ディジタル放送信号である
    請求項1から請求項7のいずれかに記載のOFDM中継装置。
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