JP2006064779A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮像装置の構成要素の配置バランスを最適化して、小型・薄型化するとともに安定して縦置きすることができるようにする。
【解決手段】 撮像装置10は、上下方向の長さが左右方向の長さよりも長い略直方体形状の筐体と、この筐体に着脱可能なメモリと、メモリを筐体に保持するメモリ保持部と、筐体に着脱可能なバッテリ31と、撮像レンズ体21を備えるレンズユニット32と、電子部品が搭載された主基板35と、画像を表示するLCD14と、操作部が搭載された副基板とを有している。筐体の上部側に被写体側から順次レンズユニット及びLCDを積層配置して、筐体の下部側にバッテリ、主基板、メモリ保持部、及び副基板を順次積層配置し、筐体の底面で筐体を自立させる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、電子カメラ(デジタルカメラ)等の撮像装置に関し、特に、小型で薄型の縦置き型撮像装置に関するものである。
一般に、デジタルカメラ等の撮像装置(以下単にカメラと呼ぶ)において、少なくともカメラ筐体(カメラフレーム)に制御基板、電池(バッテリ)、メモリ、撮像レンズ、表示部(液晶ディスプレイ:LCD)、及びストロボ用コンデンサが収納又は取り付けられており、カメラ自体を小型・薄型化する際には、これら制御基板、電池、メモリ、撮像レンズ、LED、及びストロボ用コンデンサの配置を適正化する必要がある。つまり、カメラにおいては、携帯性を確保するため小形薄型化が要求され、かつ種々の撮影モードを使用可能な機能を多数備えたものが要求されており、このための、制御基板、電池、メモリ、撮像レンズ、LED、及びストロボコンデンサの配置を適正化する必要がある。
従来、カメラを小型化するとともに、操作性及び信頼性を向上するため、カメラ筐体に着脱自在なメモリ及び電池を備えて、開位置においてメモリを挿抜可能とし閉位置にてメモリを保護する開閉自在な蓋部材を有して、蓋部材が長手方向全幅よりも狭い幅の腕部とこの腕部の先端に回転中心部とを備え、蓋閉時に蓋部材の全幅と腕部の幅の差によって形成されるカメラ筐体の間隙に電池を収納するようにしたものがあり、ここでは、横型のカメラ筐体の位置側面側に電池及びメモリカードを配置して、この一側面に前側に開く蓋部材を配置するようにしている。
さらに、カメラ筐体の一側面側に電池室を設けて、この電池室に電池を収納し、電池室を電池蓋で覆うようにしたものがあり、ここでは、電池に近接して電気部品駆動制御を行いやすい位置にある電池蓋に電子回路を配置するようにしており、横型のカメラ筐体の一側面側に電池を配置して、この一側面に電池交換用の開閉蓋(電池蓋)を配置するようにしている。
また、カメラを小型・薄型化するため、カメラ筐体の光入射部の近傍に光軸折り曲げ用の反射面を備えて、反射後の光軸方向が長手方向となるように形成して、この長手方向がカメラ底面と平行となるように撮像光学系をカメラ筐体内に配置し、撮影光学系の上方領域に、その長手方向が撮影光学系の長手方向と平行となるように光学ファインダを配置して、撮影光学系の下方領域に、その長手方向が撮影光学系の長手方向と平行となるようにストロボコンデンサを配置するようにしたものがあり、ここでは、横型のカメラ筐体の一側面側に電池、制御基板、メモリカードを積層配置して、カメラ筐体の他側面側に90度光路屈曲用の光学素子とLCDを積層配置し、さらに、光学素子の下側にストロボコンデンサ、光学素子の上側に光学ファインダを積層配置するようにしている。
加えて、小型で且つ良好な光学的特性を有する縦形の電子カメラを得るため、被写体光を入射させるための光入射部を備えた前面部の形状を、カメラ正面から見て上下方向に長い縦長形状として、光入射部の近傍に反射後の光軸がカメラ筐体の底面に平行な横方向を向くように光軸を折り曲げる反面を備えて、カメラ筐体を縦方向に二分するように、カメラ筐体の横方向の略全域を占めるようにして撮影光学系を配置して、縦方向に二分されたカメラ筐体の上部領域に、少なくともストロボコンデンサ、光学ファインダ、及びストロボ発光器を含むユニット群を配置するようにしたものがあり、ここでは、縦型カメラ筐体の下側にメモリカード、制御基板、電池、及びLCDを積層配置して、カメラ筐体の上側に光学素子とストロボコンデンサとを配置するようにしている。
さらに、小型軽量のコンパクトカメラを提供するため、レンズ鏡枠を中心としてその右側のグリップ側の筐体内に折畳式基板、メディアホルダ、及びスイッチ操作部を収容し、反対側の筐体内にストロボフラッシュ及びズームモータ等を収容して、電気回路(制御基板)をノイズ発生源から遠ざけ、電池をカメラ筐体の下部に収容するようにしたものがある(特許文献1参照)。
特開2003−5267公報(段落(0005)〜段落(0012)、第1図〜第5図)
ところで、従来のカメラにおいては、小型・薄型化を追求しているものの、カメラが備える多数の構成要素(例えば、制御基板、電池、メモリ、撮像レンズ、LED、及びストロボコンデンサ等)を適正に配置して、カメラ自体のバランスを最適にして、小型・薄型化を行うことができず、結果的にカメラ構成要素の配置バランスが悪くなってしまうという課題がある。
さらに、従来のカメラにおいては、縦置きにカメラを自立(起立)させようとした際、その重心がカメラの上側に位置してしまう関係上、カメラを縦置きに自立して置くことが極めて難しいという課題がある。
従って、本発明はかかる従来技術の問題に鑑み、カメラ構成要素の配置バランスを最適化して小型及び薄型で、しかも縦置きに自立可能なの撮像装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明はかかる課題を解決するために、撮像装置は、上下方向の長さが左右方向の長さよりも長い略直方体形状の筐体と、該筐体に着脱可能な記録媒体と、該記録媒体を前記筐体に保持する記録媒体保持部材と、前記筐体に着脱可能なバッテリと、光学素子を備える撮像部材と、電子部品が搭載された主基板と、画像を表示する表示素子と、操作部が搭載された副基板とを有し、前記筐体の上部側に被写体側から順次前記撮像部材及び前記表示素子が積層配置され、前記筐体の下部側に前記被写体側から前記バッテリ、前記主基板、前記記録媒体保持部材、及び前記副基板が順次積層配置されており、前記筐体の底面で該筐体を自立させるようにしたことを特徴とするものである。
また、本発明によれば、前カバー及び後カバーを有し上下方向の長さが左右方向の長さより長い略直方体形状の筐体と、該筐体に着脱可能な記録媒体と、該記録媒体を前記筐体に保持する記録媒体保持部材と、前記筐体に着脱可能なバッテリと、光学素子を備える撮像部材と、電子部品が搭載された主基板と、画像を表示する表示素子と、操作部が搭載された副基板と、ベース部材とを有し、前記ベース部材は、前記筐体の上部側で被写体側に前記撮像部材を固定するとともに、前記筐体の上部側で前記被写体側と反対側の後方に前記表示素子を固定し、さらに前記筐体の下部側で前記被写体側に前記主基板を固定して前記筐体の下部側で前記後方に前記記録媒体保持部材を固定しており、前記主基板と前記前カバーの下部との間に前記バッテリを収納するための収納空間が規定され、前記筐体の上部側に前記被写体側から順次前記撮像部材及び前記表示素子を積層配置し、前記筐体の下部側に前記被写体側から前記バッテリ、前記主基板、前記記録媒体保持部材、及び前記副基板を順次積層配置して、前記筐体の下側に重心を位置させて該筐体をその底面で自立させるようにしたことを特徴とする撮像装置が得られる。
さらに、本発明では、ストロボ発光部とカバー部を備え略直方体形状のストロボ部材を有し、前記前カバー、前記後カバー、及び前記ベース部材は、その上側端部の略中央部に略コ字状に切り欠いた切り欠き部が形成されており、該切り欠き部に前記ストロボ部材が上下方向に移動可能に配置されている。
また、本発明では、前記撮像部材は、前記光学素子を駆動するための光学素子駆動用モータを有し、該光学素子駆動用モータは前記筐体の上側端部側に配置されるとともに、前記切り欠き部の右側に位置付けられて前記前ケースと前記ベース部材とによって規定される空間に配置されており、前記切り欠き部の左側に位置する前記前カバーと前記ベース部材とによって規定される空間にストロボ用コンデンサが配置されている。
本発明では、開位置で前記記録媒体及び前記バッテリを前記筐体から挿抜可能とし、閉位置で前記記録媒体及び前記バッテリを保護して開閉自在な蓋部材をさらに備え、前記筐体の底面に前記前カバー及び前記後カバーより突出して前記蓋部材が配置され、該蓋部材で前記筐体を自立させる。そして、前記蓋部材の底面に下向きに突起する少なくとも3つの突起部を形成して、前記筐体を自立させた際、前記突起部で前記筐体を支持するようにすることが望ましい。
以上のように、本発明の撮像装置は、表示素子、操作部、及びバッテリという主要デバイスを筐体の前後方向に2要素づつ積層配置して、副デバイスである駆動用モータ及びストロボ用コンデンサをレンズユニット(撮像部材)の両脇側にそれぞれ配置したので、撮像装置のバランスを均等にすることができるとともに、その重心が下側に位置するようになるから、撮像装置の構成要素の配置バランスを最適化して小型・薄型化できるばかりでなく、安定して撮像装置を縦置きに自立させることができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。但し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1及び図2を参照して、ここでは、撮像装置の一例として電子カメラ(デジタルスチルカメラ(DSC))を例に挙げて説明する。図1は電子カメラ10を正面側(被写体側)から示す斜視図であり、図2は電子カメラ10を背面側から示す斜視図である。図示の電子カメラ10はカメラ筐体11を有し、このカメラ筐体11の前面(正面:被写体)側には、光学素子である撮像レンズ体(図1及び図2には示されていない)が装着されている。この撮像レンズ体はレンズユニット(撮像部材)の一部を構成し、図示はしないが、レンズユニットはさらにシャッタ機構及びCCD(電荷結合素子)を有している。
さらに、カメラ筐体11にはスライドカバー部(ストロボ部材)12が装着され、このスライドカバー部12はカメラ筐体11に、図1に実線矢印で示す方向にスライド可能に支持されており、このスライドカバー部12によって非撮影時には撮像レンズ体が保護される。つまり、スライドカバー部12は撮像レンズ体を覆う第1の位置と撮像レンズ体を露出させる第2の位置との間でスライド可能となっている。
このスライドカバー部12は、正面側に位置する正面部(レンズカバー部)12a、正面側から見て上面側に位置する上面部12bと、背面側に位置する背面部(表示部カバー部)12cとを有しており、カメラ筐体11を正面部12aと背面部12cとで挟むようにして、カメラ筐体11にスライド可能に配置されている。図示の例では、正面部12aから上面部12bにわたって、つまり、二面にわたってストロボ発光部13が形成されており、このストロボ発光部13からストロボ撮影の際光が発光される。
図2に示すように、カメラ筐体11の背面には表示素子(例えば、液晶ディスプレイ(LCD))14が配置されるとともに、操作部15が配置されており、操作部15には、例えば、モードダイヤル、及び各種ファンクションキー等が備えられている。そして、前述の第1の位置にスライドカバー部12が位置付けられている際には、背面部12cによって液晶ディスプレイ14の一部分が覆われた状態となる(背面部12cは液晶ディスプレイ14の全てを覆うようにしてもよいが、少なくとも液晶ディスプレイ14の一部を覆うようにすればよい)。
図3及び図4を参照して、図3は撮影時の電子カメラ10を正面側から見た斜視図であり、図4は背面側から見た斜視図である。電子カメラ10で撮影を行う際には、スライドカバー部12を上側に第1の位置から第2の位置にスライドさせる。これによって、図3に示すように、撮像レンズ体21が露出し、主電源がオン状態となって、液晶ディスプレイ14が明るくなる。
この際、図4に示すように、スライドカバー部12の背面部12cがスライドして、液晶ディスプレイ14の全てが露出することになる。また、スライドカバー部12のスライドによってストロボ発光部13は撮像レンズ体21の取付位置よりもさらに外側に移動することになって、ストロボ撮影の際には、撮像レンズ体21とストロボ発光部13との距離が大きくなる。
図4に示すように、シャッターボタン22は撮像装置本体11の上面の一端部側に配置されており、スライドカバー部12はシャッターボタン22の配置された一端部側とは逆の端部側方向にスライドする。ストロボ撮影を行う際には、操作部15によってストロボ撮影モードをオンするとともに、各種撮影モード、画像再生モード、及びフラッシュ待ち時間等を設定する。この各種撮影モードには、例えば、「通常撮影」、「連写撮影」、「ファイン撮影」、「静止画」、及び「動画」等があり、画像再生モードには「静止画」及び「動画」等がある。
そして、画像再生モードを設定すると、撮影後液晶画面に撮影した画像が再生表示される。これら各種撮影モード、画像再生モード、及びフラッシュ待ち時間等は動作モードと呼ばれ、撮像装置本体11に収納されたマイクロプロセッサ(制御手段及び電源オン手段:図示せず)は動作モードに応じて、光の強さ、色を変化させることや点滅させる等ストロボ発光部13からの発光を制御することができる。
前述のシャッタ機構は、例えば、オートフォーカス(AF)機構、絞り機構、及びフィルタ機構等を有しており、レリーズ時における露光を制御する。撮像レンズ体21から入射した被写体等の光学像は、CCDに結像されて光学像を電気信号に変換される。そして、マイクロプロセッサによってCCDからの出力信号(電気信号)は、所定のサンプリング周波数でサンプリングされてデジタル値(デジタル画像データ)に変換され、デジタル画像データを色差成分と輝度成分に分けて、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)準拠の画像圧縮/伸長のための直交変換及びハフマン符号化/復号化等の処理が行われる。そして、このようにして圧縮処理された画像データは一旦メモリに記憶される。
つまり、図示の電子カメラでは、レリーズボタン又はシャッターボタン22を押下する以前から、CCDによって捉えられている画像を液晶ディスプレイにリアルタイムで表示し、液晶ディスプレイは電子的に撮像視野を確認するための電子ファインダ機能を有しており、この電子ファインダを観察しつつ、レリーズボタン等を操作して撮像を行うことになる。この際、必要に応じてストロボ発光部を発光させることになる。そして、撮像によって得られた画像データは、ファンクションキーによって再生操作を行うと、随時撮像結果として液晶ディスプレイ14に表示される。
このようにして、液晶ディスプレイ14には撮像前及び撮像中のデジタル画像データがリアルタイムで表示され、電子ファインダとして機能し、さらに、撮像後のデジタル画像データ及び伸長されて復元された記録画像データが表示される。また、液晶ディスプレイ14には電子カメラの動作状態等のモード表示が行われる。なお、電子カメラの電源部には、バッテリが用いられ、バッテリは、Ni−Cd(ニッケルカドミウム)電池、ニッケル水素電池、又はリチウムイオンの充電式電池等が用いられる。
図4に示すように、カメラ筐体11の底面には蓋部(蓋部材)23がカメラ筐体に対して開閉自在に配置されており、バッテリを交換する際には、蓋部材23を開いてバッテリを交換することになる。また、メモリ(記録媒体)をカメラ筐体11に挿入する際にも、蓋部材23を開いてメモリをカメラ筐体11に挿入することになる。つまり、蓋部材23を開位置とすると、カメラ筐体11からメモリ及びバッテリが挿抜可能となり、蓋部材23を閉位置とすると、メモリ及びバッテリが閉塞されることになって、メモリ及びバッテリが保護されることになる。
図1〜図4に示すように、カメラ筐体11は正面側に位置する前カバー11a及び背面側に位置する後カバー11bを備えており、蓋部材23は前カバー11a及び後カバー11bの下端よりもその表面が僅かに突出しており、蓋部材23を閉じた状態では、図5に示すように、蓋部材23の表面を載置面として用いて、電子カメラ10をサイドボード上に置くことができる。つまり、カメラ筐体11を蓋部材23によって自立させることができる。
具体的には、蓋部材23の底面(下面)側には3つの下向きに突起する突起部(図示せず)が形成されており、これら突起部の先端面は例えば平坦状となっている。突起部は蓋部材23の中心軸に対して等角度間隔で同心円上に形成することが望ましい(なお、突起部は少なくとも3つ形成する必要がある)。そして、蓋部材に設けられた突起部を載置面(図示せず)に当接させて、カメラ10を配置すると、蓋部材23の突起部でカメラ筐体11が支持され、カメラ筐体11、つまり、カメラ10が自立(起立)する。
後述するように、カメラ筐体11の下側には、バッテリ、制御基板、及びメモリ等が位置付けられているから、カメラ自体の重心は下側に位置することになって、前述のように、カメラ10を蓋部材23で縦置きに載置した際においても、安定してカメラ10を自立させることができる。
図6は電子カメラ10をカメラ筐体11を省略して正面側から示す斜視図であり、図7は電子カメラ10をカメラ筐体11を省略して示す正面図、図8は電子カメラ10をカメラ筐体11を省略して背面側から示す斜視図、図9は電子カメラ10をカメラ筐体11を省略して示す背面図、図10は電子カメラ10をカメラ筐体11を省略して示す側面図である。
図6〜図10を参照して、電子カメラ10は、バッテリ31、撮像レンズ体21を有するレンズユニット32、ストロボ用コンデンサ33、駆動用モータ34、及び制御基板35を有しており、撮像レンズ体21はカメラ筐体(図6には示さず)の中心部よりも上部側に配置されている。一方、バッテリ31は撮像レンズ体21の下側に配置され、バッテリ31よりも上側にストロボ用コンデンサ33及び駆動用モータ34が配置されている。
図6に示すように、制御基板35はベース部材36の下部側に固定されており、この制御基板35には複数の電子部品が搭載されている(この制御基板35は主基板である)。つまり、ベース部材36の前面側の表面下部には制御基板35が固定され、制御基板35の前面側にはバッテリ31が配置されている(つまり、制御基板35と前カバー11a(図6には示さず)の下部側とによって規定される空間にバッテリ31が配置されている)。そして、ベース部材36の後側の表面下部には副基板37が固定されて、この副基板37には操作部15が搭載されている(図8参照)。
一方、ベース部材36の上部側において、ベース部材36の後面側の表面には、LCD14が配設され、ベース部材36の上部側は、図6に示すように、その中央部分が上側から下側に向かってコ字状に切り取られて切り欠き部が形成されている。そして、この切り欠き部に対応付けてレンズユニット32が配置され、このレンズユニット32とLCD14とが対応付けられている。前述したように、レンズユニット32は、シャッタ機構及びCCDを有しており、これらシャッタ機構、CCD、及び撮像レンズ体21はレンズユニット筐体32aに支持されている。
上述のように、ベース部材36の下部側に、制御基板35、バッテリ31、副基板37、及び操作部15を配置するようにしたので、カメラ自体の重心が下側に位置することになって、蓋部材23によってカメラ10を縦置きに自立配置した際においても、蓋部材23によって安定的にカメラ10を自立配置することができることになる。
撮像レンズ体21はレンズユニット筐体32aに対して正面側に進退自在に支持されており、この撮像レンズ体21は駆動用モータ34によって駆動される。図6に示すように、レンズユニット筐体32aにはその右側において上方に延びる腕部32bが形成されており、この腕部32bの先端部分に駆動用モータ34が取り付けられている。
図示はしないが、前述した前カバー11a及び後カバー11bもベース部材36と同様にして切り欠き部が形成されており、駆動用モータ34は腕部32bに支持されて、前カバー11aとベース部材36とによって規定される空間に位置付けられている。
さらに、前述のストロボ用コンデンサ33は、撮像レンズ体21の左側において、前カバー11aとベース部材36とによって規定された空間に配設されている。図10に示すように、ベース部材36の下端側には、メモリ41を保持するためのメモリ保持部36aが形成され、前述の蓋部材23を開けて、メモリ保持部36aにメモリ41を挿入する。
上述の説明から明らかなように、カメラ筐体11の上部側に被写体側から順次レンズユニット32、LCD14が積層配置され、カメラ筐体11の下部側にバッテリ31、制御基板(主基板)35、メモリ保持部36a、及び副基板37が順次積層配置されていることになる。
さらに、ベース部材36には、カメラ筐体11の上部側で被写体側にレンズユニット32が固定され、カメラ筐体11の上部側で被写体側と反対側の後方にLCD14が固定されて、さらにカメラ筐体11の下部側で被写体側に主基板35が固定されて、カメラ筐体11の下部側で被写体側と反対側の後方にメモリ保持部36aが固定され、主基板35と前カバー11aの下部との間にバッテリ31が収納されていることになる。
また、図1〜図3に関連して説明したスライドカバー部12は、前カバー11a、後カバー11b、及びベース部材36において、その上側端部の略中央部分に略コ字状に切り欠いた切り欠き部に配設されて、スライドカバー部12が上下方向に移動可能となっている。
このように、図示のカメラでは、制御基板、電池、メモリ、撮像レンズ、LED、及びストロボ用コンデンサが適正化される結果、カメラサイズを小型・薄型化できるという効果があり、しかも、縦型であっても、蓋部材を閉じればカメラ自体を蓋部材によって自立しておくことができるという効果がある。そして、カメラ筐体11の下側に重心が位置するようにしたから、カメラ自体を安定して自立させることができるという効果がある。
カメラ筐体の上部側に被写体側から順次レンズユニット及びLCDを積層配置し、カメラ筐体の下部側にバッテリ、主基板、メモリ保持部、及び操作部が搭載される副基板を順次積層配置して、重心をカメラ筐体の下側に位置させるようにしたので、カメラの構成要素の配置バランスを最適化して小型・薄型化できるとともに安定して縦置きを行うことができる結果、電子カメラばかりでなく、他のカメラ、ビデオ、携帯電話機等の携帯端末等にも適用することができる。
本発明の実施例1による電子カメラをスライドカバー部を閉じた状態で正面側(被写体側)から示す斜視図である。 図1に示す状態において電子カメラを背面側から示す斜視図である。 本発明の実施例1による電子カメラをスライドカバー部を開いた状態で正面から示す斜視図である。 図3に示す状態において電子カメラを背面側から示す斜視図である。 図1に示す状態で電子カメラを蓋部材側を載置部として載置した状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1による電子カメラをカメラ筐体を省略して正面側から示す斜視図である。 本発明の実施例1による電子カメラをカメラ筐体を省略して示す正面図である。 本発明の実施例1による電子カメラをカメラ筐体を省略して背面側から示す斜視図である。 本発明の実施例1による電子カメラをカメラ筐体を省略して示す背面図である。 本発明の実施例1による電子カメラをカメラ筐体を省略して示す側面図である。
符号の説明
10 電子カメラ
11 カメラ筐体
12 スライドカバー部
13 ストロボ発光部
14 表示素子(液晶ディスプレイ)
15 操作部
21 撮像レンズ体
22 シャッターボタン
23 蓋部材
31 バッテリ
32 レンズユニット
33 ストロボ用コンデンサ
34 駆動用モータ
35 制御基板(主基板)
36 ベース部材
37 副基板

Claims (7)

  1. 上下方向の長さが左右方向の長さよりも長い略直方体形状の筐体と、該筐体に着脱可能な記録媒体と、該記録媒体を前記筐体に保持する記録媒体保持部材と、前記筐体に着脱可能なバッテリと、光学素子を備える撮像部材と、電子部品が搭載された主基板と、画像を表示する表示素子と、操作部が搭載された副基板とを有し、
    前記筐体の上部側に被写体側から順次前記撮像部材及び前記表示素子が積層配置され、
    前記筐体の下部側に前記被写体側から前記バッテリ、前記主基板、前記記録媒体保持部材、及び前記副基板が順次積層配置されており、
    前記筐体の底面で該筐体を自立させるようにしたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前カバー及び後カバーを有し上下方向の長さが左右方向の長さより長い略直方体形状の筐体と、該筐体に着脱可能な記録媒体と、該記録媒体を前記筐体に保持する記録媒体保持部材と、前記筐体に着脱可能なバッテリと、光学素子を備える撮像部材と、電子部品が搭載された主基板と、画像を表示する表示素子と、操作部が搭載された副基板と、ベース部材とを有し、
    前記ベース部材は、前記筐体の上部側で被写体側に前記撮像部材を固定するとともに、前記筐体の上部側で前記被写体側と反対側の後方に前記表示素子を固定し、さらに前記筐体の下部側で前記被写体側に前記主基板を固定して前記筐体の下部側で前記後方に前記記録媒体保持部材を固定しており、
    前記主基板と前記前カバーの下部との間に前記バッテリを収納するための収納空間が規定され、
    前記筐体の上部側に前記被写体側から順次前記撮像部材及び前記表示素子を積層配置し、
    前記筐体の下部側に前記被写体側から前記バッテリ、前記主基板、前記記録媒体保持部材、及び前記副基板を順次積層配置して、前記筐体の下側に重心を位置させて該筐体をその底面で自立させるようにしたことを特徴とする撮像装置。
  3. ストロボ発光部とカバー部を備え略直方体形状のストロボ部材を有し、
    前記前カバー、前記後カバー、及び前記ベース部材は、その上側端部の略中央部に略コ字状に切り欠いた切り欠き部が形成されており、
    該切り欠き部に前記ストロボ部材が上下方向に移動可能に配置された請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記撮像部材は、前記光学素子を駆動するための光学素子駆動用モータを有し、
    該光学素子駆動用モータは前記筐体の上側端部側に配置されるとともに、前記切り欠き部の右側に位置付けられて前記前ケースと前記ベース部材とによって規定される空間に配置されていることを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  5. 前記切り欠き部の左側に位置する前記前カバーと前記ベース部材とによって規定される空間にストロボ用コンデンサが配置された請求項3又は4記載の撮像装置。
  6. 開位置で前記記録媒体及び前記バッテリを前記筐体から挿抜可能とし、閉位置で前記記録媒体及び前記バッテリを保護して開閉自在な蓋部材をさらに備え、
    前記筐体の底面に前記前カバー及び前記後カバーより突出して前記蓋部材が配置され、該蓋部材で前記筐体を自立させるようにしたことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載の撮像装置。
  7. 前記蓋部材の底面には下向きに突起する少なくとも3つの突起部が形成されており、
    前記筐体を自立させた際、前記突起部で前記筐体を支持するようにしたことを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
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