JP2006064094A - 発電機付き転がり軸受装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で自己発電することのできるセンサ付き転がり軸受装置を提供する。
【解決手段】外輪30側に取り付けられた永久磁石6と、内輪32に取り付けられた歯車形状の磁性体リング5と、を磁気センサ7、発電コイル3を挟んで対向させて配置する。磁性体リング5の凸部5Aが対応位置Pにくるときに発電コイル3に通る磁束が存在する第1状態となり、凹部5Bが対向位置Pにくるときに発電コイル3に通る磁束が第1状態のときよりも減少する第2状態となり、これら第1、第2状態の切換えにより発電コイル3に起電力を発生する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自己発電機構を備えた発電機付き転がり軸受装置に関する。
自動車の車輪や産業機械の回転軸等を回転自在に支持するとともにその回転速度を検出する為の回転速度検出機構が付いた転がり軸受装置にさらに発電機の機能を付与した装置が開示されている。この装置は、内輪に固定された多極磁石と、外輪に固定された磁気センサ及び発電コイルを収容した円環状の磁性体リングを備えている(特許文献1参照)。
特開2003−262645号公報(図3)
しかしながら、上記特許文献1の転がり軸受装置は、櫛歯状の成型品を組み合わせて磁性体リングを構成していることや、この磁性体リング内に発電コイルや磁気センサ等を設け、さらに多極磁石を設けることでその構成が複雑となっているので製造作業が煩雑である。また、内輪とともに回転する永久磁石の磁束の変化を電力として取りだしているが、この磁束の変化が小さく発電効率が悪いという問題がある。
本発明は、このような実情に鑑み、簡易な構成で自己発電することのできる発電機付き転がり軸受装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために次の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明は、互いに転動体を介して相対回転自在な対をなす軌道輪と、このうち一方の軌道輪側に取り付けられた永久磁石と、他方の軌道輪側に取り付けられかつ前記永久磁石と対向する磁性体リングと、前記永久磁石と前記磁性体リングとの間に配置された発電コイルと、を備え、前記磁性体リングはその外周に凸部と凹部とが交互に形成され、前記磁性体リングの凸部が前記永久磁石と対向するときに、前記発電コイルに通る磁束が存在する第1状態となり、前記磁性体リングの凹部が前記永久磁石と対向するときに、前記発電コイルに通る磁束が前記第1状態のときよりも減少する第2状態となり、前記両軌道輪の相対回転に伴う前記第1、第2状態の切り換えにより前記発電コイルに起電力を発生させることを特徴とする。
この場合、相対回転する軌道輪のうち、一つの軌道輪とともに回転する磁性体リングの外周に形成された凸部と凹部により、永久磁石と当該磁性体リングとの間隔が狭い(凸部が対向)第1状態と当該間隔の広い(凹部が対向)第2状態が交互に構成される。そして、第1状態では発電コイルに通る磁束が存在し、第2状態では発電コイルに通る磁束が第1状態のときよりも減少する。従って、この磁気回路の切り換えにより発電コイルを通る磁束の変化が起こり、この発電コイルに起電力を発生させることができる。
また、前記第2状態のとき、発電コイルを通る磁束が多いほど磁束の変化が小さくなり発電効率が低下する。そのため、上記の本発明において、前記第2状態のときに、前記発電コイルを通る磁束を減少させるように磁束を誘導するヨークが設けられていることが好ましい。この場合、永久磁石と磁性体リングとの間隔が広い第2状態のときに、発電コイルを通る磁束がさらに減少されるので、第1、第2磁気回路の切換えによる磁束の変化をより大きくすることができる。これにより発電効率を向上することができる。
また、上記の本発明において、前記第1状態における前記磁性体リングを通る磁束を誘導するヨークが設けられていることが好ましい。
この場合、第1状態における磁束が磁性体リングの方へ収束されるので発電コイルを通る磁束がより多くなる。これにより、第1、第2磁気回路の切換えによる磁束の変化をさらに大きくして発電効率をさらに向上することができる。
さらに、上記転がり軸受装置に軌道輪の速度検知機構を具備させてもよい。この速度検知機構を具備する場合、前記永久磁石と前記磁性体リングとの間に磁気センサが配置され、前記ヨークは前記第2状態のときに当該磁気センサを通る磁束を第1状態よりも減少させるように配置されていることが好ましい。
第1、第2磁気回路の切換えによる磁束の変化を磁気センサが検知するのであるが、当該第2磁気回路における磁気センサを通る磁束をより減少させることで当該磁気センサの検知精度が向上する。
本発明によれば、永久磁石と歯車形状をなす磁性体リングとの間に発電コイルを設けた簡易な構成で自己発電することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態を説明する。
本実施形態のセンサ付き転がり軸受装置1は、図1に示すように、外輪30(静止輪)と、回転軸31に嵌合された内輪32(回転輪)と、これら内輪32と外輪30との間に設けた複数の転動体33と、当該内外輪32,30の一端部に設けられたセンサユニット2、及び発電コイル3とから構成されている。外輪内周面30aには外輪軌道30bが形成されており、この外輪軌道30bに対向するように内輪外周面32aに内輪軌道32aが形成されている。そして、転動体33により外輪30と内輪32とが互いに相対回転自在となっており軸受装置1を構成している。また、センサユニット2は、外輪30に固定された検知部4と、被検知部として内輪32に固定された磁性体リング5とからなっている。検知部4は、円環状の永久磁石6と、この永久磁石6と磁性体リング5との間に配置された磁気センサ7と、永久磁石6に沿わせるように配置されたヨーク8とを備えており、磁気センサ7と磁性体リング5との間に発電コイル3が配置されている。
図1において、軸受装置1に設けられたセンサユニット2の外側及び外径側(図1右側及び上側)は、断面ほぼコの字型のカバー部材9で被われている。このカバー部材9の外径側の軸受装置1に当接するところに角部9aが形成されており、この角部9aが外輪30の内側端部に嵌合されて当該カバー部材9が外輪30に対して位置決めされている。
永久磁石6はカバー部材9に接触した状態でセンサユニット2内に固定されており、磁極S、Nが内径側及び外径側に形成されている。発電コイル3を設けているために永久磁石6と磁性体リング5との間隔が大きくなっており、そのため強力な磁場を作る磁気特性の高い永久磁石6が採用されている。また、この永久磁石6の内径側(図1下側)には磁気センサ7が配置されており、この磁気センサ7によって永久磁石6からでた磁束の変化が検知され回転速度信号として出力される。なお、この磁気センサ7にはホール素子が内蔵されたホールICが採用されているが、これに限定されるものではない。
被検知部としての磁性体リング5は、検知部4の径内側でかつ永久磁石6と非接触状態で径方向に対向している。磁性体リング5は、図2(b)等に示すように、内輪外周面32a端部に当該端部からその一部を突出させた状態で外嵌されている。また、図に示すように磁性体リング5の外周面は小径部分と大径部分とからなる段付き形状、すなわち当該磁性体リング5は周縁に凸部5Aと凹部5Bとが交互に設けられた歯車形状をなしている。従って、この磁性体リング5が回転することにより、永久磁石6と対向する位置P(以下、対向位置という)に凸部5Aと凹部5Bとが交互に通過されて磁性体リング5と永久磁石6との間隔が変化する。
従って、永久磁石6と磁性体リング5との間隔が狭い(凸部5Aが対向)第1状態と当該間隔の広い(凹部が対向)第2状態が交互に構成される。そして、第1状態では磁束M1が発電コイル3に通る第1磁気回路が主に形成され、第2状態では発電コイル3に通る磁束M2が通らない第2磁気回路が主に形成される。従って、第2状態では第1状態のときよりも発電コイル3に通る磁束が減少する。なお、磁性体リング5は、フェライト系のステンレス鋼などの防錆性を有する磁性体が用いられているが、これに限定するものではなくその他の磁性体を用いることができる。
発電コイル3は磁気センサ7と磁性体リング5との間に非接触状態で配置されている。この発電コイル3はプリント基板Bの一部として構成されているものであり、同プリント基板Bには交流電圧から直流電圧に変換するための整流回路14がさらに形成されている。従って、図2(b)では便宜上、発電コイル3を模式的に図示しているが、実際には図2(a)のように薄いプリント基板B上で渦巻き形状をなすものである。このように、本実施形態は、発電コイル3を磁気センサ7と磁性体リング5との間に配置するという非常に簡易な構成となっている。
ヨーク8は、径内方向に延びる立方形状をなしており、内外輪32,30で形成された軸受空間と前記検知部4とを仕切るようにセンサユニット2の内側(図1左側)に設けられている。また、このヨーク8の径外側の端面8aがカバー部材9の端部内面に固定されており、そこから永久磁石6に沿うように配置されている。このヨーク8の配置、すなわち当該ヨーク8と永久磁石6との間隔は前記第2状態のときに、磁束を誘導して発電コイル3に通る磁束をさらに減少させるように設定されている。また、ヨーク8と永久磁石6との間隔は磁気センサ7を通る磁束が第1状態よりも第2状態の方が減少するように設定されており、磁気回路の切換えによる磁束の変化を大きくして当該磁気センサ7の検知精度を向上している。
また、ヨーク8の径内側の先端8bは磁気センサ7及びプリント基板Bを越えて磁性体リング5の凹部5Bに近い位置まで延ばされており、第1磁気回路における磁性体リング5を通る磁束を誘導するような長さで構成されている。
さらに、カバー部材9の内側には二次電池10、送信機11、送信アンテナ12が組み込まれている。二次電池10は発電した電力をこれに溜めて磁気センサ7や送信機11の電源とされ、送信機11と送信アンテナ12は、磁気センサ7の検出信号等を電波として送信するものである。従って、図のように発電コイル3のあるプリント基板Bは導線13を介して二次電池10等(図では二次電池及び送信機を一体として示している)へ繋がっている。また、磁気センサ7で検出された信号は、導線13で送信機11に送られるようになっており、この送信機11から送信アンテナ12を介して装置1外の受信機へワイヤレスで送信される。また、センサユニット2の検知部4内には樹脂Rが充填されており二次電池10、送信機11、送信アンテナ12が位置決めされるとともに当該検知部4内に固定されている。
次に、上記軸受装置1の回転速度検知及び発電機能を説明する。軸受装置1に設けられた前記センサユニット2は磁気センサ7により内輪32の回転数を検知するのと同時に、同内輪32の回転により発電コイル3に起電力を発生させるものである。
内輪32の回転に伴ってこれに外嵌された磁性体リング5が回転すると、この磁性体リング5の凸部5Aと凹部5Bとが永久磁石6の対向位置Pを交互に通過する。従って、図3(a)、(b)に示すように凹部5Bが対向位置Pにくる第2状態では永久磁石6と磁性体リング5との間隔が広がり、図2(a)、(b)に示すように凸部5Aが対向位置Pにくる第1状態ではそれとは反対に当該間隔が狭まる。すなわち磁性体リング5の回転によって、永久磁石6と磁性体リング5との間隔が変化し第1状態と第2状態が交互に構成されることになる。
そして、第1状態では永久磁石6からでた磁束M1は磁気センサ7及び発電コイル3を通って凸部5Aから磁性体リング5に入る第1磁気回路が主となり、第2状態では磁束M2は磁気センサ7及び発電コイル3を逸れてヨーク8に入る第2磁気回路が主となる。従って、第1状態よりも第2状態の方が発電コイル3を通る磁束が減少する。これにより、内輪32の回転によって第1、第2状態が切り換えられて発電コイル3を通る磁束の変化が起こる。磁束の変化が起こると発電コイル3に起電力が生じこれが磁気センサ7等の電源となる。
また、永久磁石6に沿うように配置されたヨーク8を設けているため、第2状態のときに発電コイル3に通る磁束をより減少させることができ、第1、第2磁気回路の切換えによる磁束の変化をより大きして発電効率を向上することができる。また、第1状態において、第1磁気回路における磁性体リング5を通った後の磁束を誘導するように、ヨーク8の先端8bが磁性体リング5まで延ばされているので、第1磁気回路における磁束が磁性体リング5の方へ収束されて発電コイル3を通る磁束がより多くなる。これにより、第1、第2磁気回路の切換えによる磁束の変化をさらに大きくして発電効率をさらに向上することができる。
また、磁性体リング5の凹部5Bの深さ、永久磁石6と凹部5B底面(若しくは凸部5A上面)との間隔、永久磁石6とヨーク8との間隔は、第1、第2磁気回路が効率良く切り替わって磁束の変化が大きくなるように設定されるが、効率良く切り換えるには磁性体リング5やヨーク8を構成する素材の特性や永久磁石6の磁気特性等も関係している。従って、各部材の配置、素材にはそれらを考慮して最適な寸法、素材が選択される。例えば、第2磁気回路が形成されているときに、磁束M2がヨーク8の方へ入るようにするために永久磁石6にヨーク8を近付ければよいのであるが、あまり近すぎると第1磁気回路が形成されているときに磁束M1がヨーク8側へ残ってしまい磁束の変化が大きくならないようなことがおこるからである。なお、本実施形態では、ヨーク8の径内側の先端8bは磁性体リング5の凹部5Bに近い位置まで延ばされているが、当該先端8bを磁性体リング5の凸部5A(対向位置Pから一つずれたところの凸部)に近い位置にくるようにしてもよい。この場合、第1磁気回路における磁束は当該凸部5Aから出て当該先端8bに入るようになり、磁束がより収束されるので発電効率が向上する。
また、発電コイル3における起電力は交流となっているため整流回路14で直流に変換され、この電力を二次電池10に溜めて磁気センサ7、送信機11の電源とする。従って、別に電源を設ける必要がなくコンパクトな構成となる。また、磁気センサ7で検出された信号は送信機11、送信アンテナ12を介してワイヤレスで送信できるので、軸受装置1からハーネスを導出する必要が無く、当該軸受装置1の組み立てに手間がかからず、軸受装置1と外部機器との断線という問題も起こらない。
以上説明したように、磁性体リング5が設けられた内輪32が回転軸31と一体に回転すると、これに伴って発電コイル3を通る磁束M1、M2が変化し起電力が生じ、この電力を電源として使用することができる。従って、永久磁石6と磁性体リング5との間に磁気センサ7を設けた従来の回転速度検知機構に、発電コイル3を設けるという簡易な構成で自己発電を行うことができ、さらにヨーク8を設けることによりその発電効率を向上することができる。これにより、製造作業に手間がかからず製造コストを下げることができ、小型で効率の良い発電ができる。
上記実施形態は例示であって制限的なものではない。永久磁石6やヨーク8、磁性体リング5の形状を変更してもよく、軸受装置1に他のセンサ機器をさらに組み込んで発電した電力をこれらの電源としてもよい。また、本発明は上記実施形態の転がり軸受に限らずあらゆるタイプの転がり軸受に適用することができる。
センサ付き転がり軸受装置の一実施形態を示す断面図である。 (a)は、第1磁気回路が形成されているときの同拡大図であり、(b)は、同模式図である。 (a)は、第2磁気回路が形成されているときの同拡大図であり、(b)は、同模式図である。
符号の説明
1 センサ付き転がり軸受装置
2 センサユニット
3 発電コイル
5 磁性体リング
6 永久磁石
7 磁気センサ
8 ヨーク
10 二次電池
14 整流回路
32 内輪
P 対向位置
M1、M2 磁束

Claims (4)

  1. 互いに転動体を介して相対回転自在な対をなす軌道輪と、このうち一方の軌道輪側に取り付けられた永久磁石と、他方の軌道輪側に取り付けられかつ前記永久磁石と対向する磁性体リングと、前記永久磁石と前記磁性体リングとの間に配置された発電コイルと、を備え、
    前記磁性体リングは、その外周に凸部と凹部とが交互に形成され、
    前記磁性体リングの凸部が前記永久磁石と対向するときに、前記発電コイルに通る磁束が存在する第1状態となり、
    前記磁性体リングの凹部が前記永久磁石と対向するときに、前記発電コイルに通る磁束が前記第1状態のときよりも減少する第2状態となり、
    前記両軌道輪の相対回転に伴う前記第1、第2状態の切り換えにより前記発電コイルに起電力を発生させることを特徴とする発電機付き転がり軸受装置。
  2. 前記第2状態のときに、前記発電コイルを通る磁束を減少させるように磁束を誘導するヨークが設けられている請求項1に記載の発電機付き転がり軸受。
  3. 前記第1状態における前記磁性体リングを通る磁束を誘導するヨークが設けられている請求項1又は2に記載の発電機付き転がり軸受装置。
  4. 前記永久磁石と前記磁性体リングとの間に磁気センサが配置され、前記ヨークは前記第2状態のときに当該磁気センサを通る磁束を前記第1状態よりも減少させるように配置されている請求項2又は3に記載の発電機付き転がり軸受装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015058747A1 (de) * 2013-10-21 2015-04-30 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Wälzlager mit elektrischem generator
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