JP2006063760A - 管継手およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
従来の管継手と比較して、製造コストの高騰を招くことなく、且つ優れた外観を有する
屈曲した形状の管継手およびその製造方法を提供する。
【解決手段】
屈曲した円筒形状を呈し、両端に管接続部16および管接続部17を有し、且つ屈曲部
18を廻るフランジ19を有する内部筒体11と、金属で形成された外筒部材から軸線に
対して等しい傾斜の分割面12b、13bを有する外部筒体12、13とを備え、前記両
外部筒体の分割面12b、13bが互いに対向するように且つ両管接続部16、17の機
能を損なわないように、両外部筒体12、13を内部筒体11に外挿されて固着されてい
ことを特徴とする管継手である。
【選択図】 図3
Description
なる軸線方向に沿って配置される二つの管を接続するために使用される管継手およびその
製造方法に関する。
部の中間位置で湾曲する円筒形状を呈するエルボ形状のものが使用されている。このよう
な管継手として、例えば、一方の前記管接続部をその内方へ前記たて樋を受け入れて接続
するために内外径が拡大する拡管部とし、他方の前記管接続部をその外方へ前記たて樋を
嵌め込んで接続するために内外径が縮小する縮管部としたものが知られている(例えば、
特許文献1参照。)。
面に前記管接続部による段差が生じ、一様な平面で形成される外表面に比較して外観が悪
くなってしまう。特に、前記両管接続部にそれぞれ前記たて樋が接続された場合、一方の
前記たて樋から前記管継手を経て他方の前記たて樋に至る外表面では、拡管部とされた一
方の前記管接続部だけが外表面から突出し、この段差が目立ってしまう。
方向に沿った輪郭線が曲線と直線とで構成されるので、外観に統一感がなく、直線のみで
構成された外観のような洗練された印象を与えることはない。
、且つ優れた外観を有する屈曲した形状の管継手およびその製造方法を提供することにあ
る。
該両管接続部の中間位置で屈曲する管継手であって、両端部に前記管接続部が形成され、
該両管接続部の中間位置で屈曲した円筒形状を呈し、屈曲部の外壁面を廻るフランジを有
する内部筒体と、前記内部筒体の挿通を可能とする内径および一様な外径を有する円筒形
状を呈し且つ金属で形成された外筒部材が該外筒部材の軸線方向に対して傾斜を為す面で
分割されることにより形成され、該外筒部材の軸線方向に対して等しい傾斜の分割面を有
する二つの外部筒体とを備え、二つの前記外部筒体は、該両外部筒体の前記両分割面が前
記フランジを介して対向するように且つ前記両管接続部の機能を損なわないように、前記
両分割面がそれぞれ前記フランジに当接した状態で前記内部筒体に外挿されて固着されて
いることを特徴とする。
位置で屈曲する管継手を製造する製造方法であって、両端部に管接続部が形成され、該両
管接続部の中間位置で屈曲した円筒形状を呈する内部筒体を形成し、前記内部筒体の屈曲
部に該屈曲部の外壁面を廻るフランジを設けること、前記内部筒体の挿通を可能とする内
径および一様な外径を有する円筒形状を呈し且つ金属で形成された外筒部材を該外筒部材
の軸線方向に対して傾斜を為す面で分割することにより、前記外筒部材の軸線方向に対し
て等しい傾斜の分割面を有する外部筒体を二つ形成すること、二つの前記外部筒体の前記
両分割面が前記フランジを介して対向するように且つ前記両管接続部の機能を損なわない
ように、前記両外部筒体を前記内部筒体の両端からそれぞれ外挿し、前記両分割面がそれ
ぞれ前記フランジに当接した状態で前記両外部筒体を前記内部筒体に固着することを含む
ことを特徴とする。
性を得ることができ、該内部筒体に挿着された前記両外部筒体により一様な外観を得るこ
とができる。また、前記両外部筒体は、その前記両分割面が前記フランジを介して対向す
るようにそれぞれ前記フランジに当接しているので、前記管継手の前記屈曲部における前
記両外部筒体の相互の継ぎ目は、前記フランジおよびそれぞれ該フランジの両端に当接す
る前記両外部筒体の前記両分割面により構成される。このため、伸長方向に沿った輪郭線
は、前記両外部筒体およびその互いの継ぎ目で構成されるため、直線で構成されることと
なるので、統一感のある洗練されたものとなり、屈曲部が湾曲するアール形状に形成され
た従来の管継手に比較して外観が向上する。
為す面で分割することにより二つの前記外部筒体を形成しているので、軸線方向に対して
互いに等しい傾斜を為す前記分割面を有し、且つ互いに一様な外観を有する二つの前記外
部筒体を容易に形成することができる。前記管継手の前記屈曲部では、前記両外部筒体お
よび該両外部筒体の間に介在する前記フランジ、すなわち該フランジに当接する前記両外
部筒体の前記分割面により形成される円弧と前記フランジとにより外観が構成されるので
、伸長方向に沿った輪郭線が直線で構成されることとなり、屈曲部がアール形状に形成さ
れた従来の管継手に比較して外観が向上する。
手の表面の色目や質感を容易に一様とすることができる。さらに、前記内部筒体を屈曲し
た円筒形状として一体的に形成するので、高い加工精度を必要とすることなく確実な止水
性を有する前記管継手を製造することができる。
一体的に形成することができる。
。また、前記フランジは、成形時に一体的に設けることに代えて、成形された前記内部筒
体の前記屈曲部に外部から取り付けることにより設けることができる。
有し、該内部筒体に挿着された二つの前記外部筒体により一様な外観を有する。また、前
記屈曲部には、前記フランジおよびそれぞれ該フランジに当接する前記両外部筒体の前記
両分割面により前記両外部筒体の相互の継ぎ目が構成されるので、屈曲部がアール形状に
形成された管継手に比較して、優れた外観を有する。
を為す面で分割することにより二つの前記外部筒体を形成しているので、軸線方向に対し
て互いに等しい傾斜を為す前記分割面を有し、且つ互いに一様な外観を有する二つの前記
外部筒体を容易に形成することができる。この前記両外部筒体を前記内部筒体に挿着する
ことにより、製造コストの高騰を招くことなく、従来の管継手に比較して優れた外観を有
し、且つ確実な止水性を有する管継手を製造することができる。
継手10の縦断面図であり、図3は、製造過程における管継手10を示している。
ように該内部筒体の外方にそれぞれ挿着されて接着された外部筒体12および外部筒体1
3とを備える。
呈し、その軸線が該第一の筒部の軸線と直交するように該第一の筒部に連通する第二の筒
部15とを有する。内部筒体11は、実施例1では、アルミダイキャストすなわちアルミ
ニウム合金を材料としてダイキャストにより形成されている。内部筒体11は、塩化ビニ
ル樹脂などのプラスチック材料の射出成型により一体成形することもできる。
。第一の筒部14の一端には、第一の管接続部16が形成されている。第一の管接続部1
6の外周面には、後述するアルミたて樋30の接続を容易とするためのテーパが形成され
ている。
状を呈する。第二の筒部15の一端には、第二の管接続部17が形成されている。第二の
管接続部17の外周面には、後述するアルミたて樋30の接続を容易とするためのテーパ
が形成されている。
連通することにより、該両筒部の接合面が互いの軸線に対してそれぞれ45度の傾斜を為
す中空の楕円形状を呈する。この接合面が内部筒体11の屈曲部18(図2参照。)とな
る。
9は、屈曲部18により規定される面、すなわち両筒部14、15の両軸線に対してそれ
ぞれ45度の傾斜を為す面に沿って屈曲部18の外壁面18aから一定の厚さで立ち上が
る。
一様な厚さの周壁で規定される円筒形状、すなわち一様な内径および外径で伸長する円筒
形状を呈する。外部筒体12は、その一端に該外部筒体の軸線に直交する面上に位置する
該外部筒体の肉厚により規定される中空の円形状の端面12aを有する。外部筒体12は
、その他端に該外部筒体の軸線に対して45度の傾斜を為す面上に位置する該外部筒体の
肉厚により規定される中空の楕円形状の端面12bを有する。
て、外部筒体12の外壁面12cがフランジ19の先端面19aに揃うような厚さ寸法に
形成されている。外部筒体12は、その一端から他端までの長さ寸法が第一の筒部14に
設けられた第一の管接続部16の手前から第一の筒部14の他端までの長さ寸法に等しく
形成されている。外部筒体12は、図1に示すように、その他端がフランジ19に当接す
るように第一の筒部14に挿着されている。第一の管接続部16は、外部筒体12が挿着
された状態において該外部筒体に覆われることはなく、外部に露出している。
厚さの周壁で規定される円筒形状、すなわち一様な内径および外径で伸長する円筒形状を
呈する。外部筒体13は、その一端に該外部筒体の軸線に直交する面上に位置する外部筒
体13の肉厚により規定される中空の円形状の端面13aを有する。外部筒体13は、そ
の他端に該外部筒体の軸線に対して45度の傾斜を為す面上に位置する外部筒体13の肉
厚により規定される中空の楕円形状の端面13bを有する。
の管接続部17の手前から第二の筒部15の他端までの長さ寸法に等しく形成されている
。外部筒体13は、図1に示すように、その他端がフランジ19に当接するように第二の
筒部15に挿着されている。第二の管接続部17は、外部筒体13が挿着された状態にお
いて該外部筒体に覆われることはなく、外部に露出している。
7が両外部筒体12、13に覆われることなく外部に露出しているので、両管接続部16
、17のそれぞれに図2に二点鎖線で示すアルミ製たて樋30を接続することができ、こ
の接続により前記両管を互いの軸線が直交した状態で連通させることができる。
部筒体13、フランジ19が形成されることにより、外部筒体12の外壁面12cからフ
ランジ19の先端面19aを経て外部筒体13の外壁面13cに至るまで、段差の無いな
だらかな平面により構成される。
、一端に第一の管接続部16が形成された第一の筒部14と、一端に第二の管接続部17
が形成され、互いの軸線が直交するように第一の筒部14に連通する第二の筒部15と、
両筒部14、15の接合面により規定される屈曲部18の外壁面18aに設けられたフラ
ンジ19とを有する。
様な内径および外径で伸長する円筒形状を呈する外筒部材(図示せず。)を準備する。前
記外筒部材は、実施例1では、両管接続部16、17に接続されるアルミたて樋30を切
断して加工することにより形成されている。このため、前記外筒部材は、その全体が一様
で且つ滑らかな表面を有する。
割により軸線に対して45度の傾斜を為す分割面(12b)、(13b)を有する二つの
筒体が形成される。二つの前記筒体をそれぞれ両筒部14、15に挿着したときに前記両
筒部に設けられた両管接続部16、17が露出するように、必要に応じて両筒部14、1
5の長さに合わせて切断加工する。これにより、外部筒体12および外部筒体13が形成
される。
る一端と、軸線に対して45度の傾斜を為す面に沿った中空の楕円形状の端面12bによ
り規定される他端とを有し、一端から他端への長さ寸法が第一の筒部14の他端から該第
一の筒部に設けられた第一の管接続部16の手前までの長さ寸法に等しい。外部筒体13
は、軸線に直交する面に沿った中空の円形状の端面13aにより規定される一端と、軸線
に対して45度の傾斜を為す面に沿った中空の楕円形状の端面13bにより規定される他
端とを有し、一端から他端への長さ寸法が第二の筒部15の他端から該第二の筒部に設け
られた第二の管接続部17の手前までの長さ寸法に等しい。
13bがフランジ19を介して互いに対向するように、内部筒体11の第一の筒部14に
外部筒体12を挿着し、且つ内部筒体11の第二の筒部15に外部筒体13を挿着する(
矢印A1参照。)。このとき、外部筒体12の他端を規定する端面12bとフランジ19
の一方の側面19bとを面接触させ、外部筒体13の他端を規定する端面13bとフラン
ジ19の他方の側面19cとを面接触させる。
9b、19cに面接触した状態で、両外部筒体12、13を内部筒体11に固着する。両
外部筒体12、13は、実施例1では、接着剤により内部筒体11に固着する。なお、両
外部筒体12、13と内部筒体11との間にコーキング材を充填することにより両外部筒
体12、13を内部筒体11に固着してもよく、内部筒体11に両外部筒体12、13を
挿着した状態で前記両外部筒体をかしめることにより該両外部筒体を内部筒体11に固着
してもよく、固着手段は実施例1には限定されない。これにより、内部筒体11に両外部
筒体12、13が挿着された管継手10を製造することができる。
2、13が単一の金属部材からなり且つ単純な構造の円筒形状を呈する前記外筒部材を分
割することにより形成されているため、両外部筒体12、13は互いに似通った外観を有
しているので、内部筒体11は全体に一体感のある優れた外観を有する。さらに、前記外
筒部材は、金属を押出し加工することにより形成されたアルミたて樋30を切断して加工
しているので、その表面が一様で滑らかな外観を有する。このため、例えば、鋳造により
一体的に形成され従来の管継手に比較して、優れた外観を有する。
ら形成されているため、図2に示すように、両管接続部16、17に外挿されて接続され
る両アルミたて樋30と両外部筒体12、13とに段差が生じることはなく、両アルミた
て樋30と両外部筒体12、13とが一体的な優れた外観を有する。
ので、確実な止水性を有する。
る両外部筒体12、13とにより両前記外部筒体の相互の継ぎ目が構成されている。フラ
ンジ19は一定の厚さを有し、該フランジに当接する両外部筒体12、13の両端面12
b、13bは、同一の分割面により規定されているので、両外部筒体12、13の相互の
継ぎ目は、フランジ19を軸とした線対称となっている。また、外部筒体12の外壁面1
2cからフランジ19の先端面19aを経て外部筒体13の外壁面13cに至るまで、段
差が無いなだらかな平面により構成されている。よって、管継手10の屈曲部18は、二
つの金属部材が溶接により結合され、溶接時の温度変化により、結合個所の近傍に収縮が
生じたり、結合個所に歪な溶接跡が形成されたりする従来の管継手に比較して、優れた外
観を有する。
両端面12b、13bとが面接触しているので、前記外筒部材を分割したときの分割面と
なる両端面12b、13bが外部に露出することはなく、高い安全性を有する。
いるので、二つの金属部材の溶接により形成された管継手または鋳造により一体的に形成
された従来の管継手に比較して、見劣りすることのない強度を有する。
トの高騰を招くことなく、且つ優れた外観を有する。
るために加工精度の高い鋳造方法を適用することに比較して、上記した特長を有する管継
手10を製造コストの高騰を招くことなく製造することができる。
12b)、(13b)を有し、且つ互いに一様な外観を有する両外部筒体12、13を容
易に形成することができる。
実な止水性を得ているので、容易に確実な止水性を有する管継手10を製造することがで
きる。
手10の屈曲部10bは、アルミニウム合金により形成されたフランジ19およびアルミ
ニウム合金により形成された両外部筒体12、13により構成されることとなるため、全
体に一体感のある優れた外観を有する。また、内部筒体11が金属で形成されることによ
り、管継手10は、その全体が金属で構成されることとなるので、優れた耐火性を有する
。
きる。この場合には、内部筒体11をアルミダイキャストにより形成することに比較して
製造コストを下げることができる。
ら立ち上がるフランジを設けることに代えて、金属により形成されたフランジ190を内
部筒体110の屈曲部180に取り付けた例である。なお、実施例2の基本的な構成は実
施例1と同様であるので、同一機能部分には実施例1と同一の符号を付し、その詳細な説
明は省略する。
れた外部筒体12および外部筒体13とを備える。内部筒体110は、その第一の筒部1
4および第二の筒部15の接合面である屈曲部180に該屈曲部の外壁面180aを廻る
溝20を有する。溝20は、図4に示すように、前記連通個所からそれぞれ第一の筒部1
4および第二の筒部15の軸線方向に沿って、第一の筒部14および第二の筒部15の両
外壁面14a、15aにそれぞれ伸長している。内部筒体110は、プラスチック材料の
射出成型により一体的に形成される。
壁面180aを廻ることが可能な楕円形の環状を呈する。フランジ190は、屈曲部18
0の外壁面180aに取り付けることができるように、短軸に直交する面に沿ってフラン
ジ部分190aとフランジ部分190bとに分割可能である。フランジ190は、管継手
100の縦断面図である図5に示すように、溝20に嵌合可能な基部21と、両筒部14
、15の両軸線に対してそれぞれ45度の傾斜を為す面に沿って基部21から立ち上がる
突条部22と、該突条部の先端から基部21に平行に伸長し、該基部と同形状を呈する傘
部23とを有する。
筒体110は、一端に第一の管接続部16が形成された第一の筒部14と、一端に第二の
管接続部17が形成され、互いの軸線が直交するように第一の筒部14に連通する第二の
筒部15と、両筒部14、15の接合面により規定される屈曲部180の外壁面180a
に設けられた溝20とを有する。
ジ部分190a、190bにより内部筒体110の屈曲部180をその両面から挟み込む
(矢印A2参照。)べく、両フランジ部分190a、190bがそれぞれ溝20に適合す
るように両フランジ部分190a、190bの基部21を溝20に嵌合させて、両フラン
ジ部分190a、190bを屈曲部180に取り付け、固着する。
13bがフランジ190を介して互いに対向するように、内部筒体110の第一の筒部1
4に外部筒体12を挿着し、且つ内部筒体110の第二の筒部15に外部筒体13を挿着
する(矢印A3参照。)。このとき、外部筒体12の他端を規定する端面12bとフラン
ジ190の突条部22の一方の側面22aとを面接触させ、外部筒体13の他端を規定す
る端面13bとフランジ190の突条部22の他方の側面22bとを面接触させるべく両
外部筒体12、13をフランジ190の基部21および傘部23の間に挿入する。このよ
うに、両外部筒体12、13の両端面12b、13bがそれぞれフランジ190の突条部
22の両側面22a、22bに面接触した状態で、両外部筒体12、13を内部筒体11
0に固着する。これにより、内部筒体110に両外部筒体12、13が挿着された管継手
100を製造することができる。
ランジ190および該フランジに当接する両外部筒体12、13により構成されることと
なるため、全体に一体感のある優れた外観を有する。また、管継手100は、その両端の
両管接続部16、17にそれぞれ管が接続された状態では、外部に露出する個所は全て金
属により構成されているので、優れた耐火性を有する。さらに、内部筒体110は、プラ
スチック材料の射出成型により形成されているので、内部筒体を金属により形成すること
に比較して製造コストを低減することができる。
90の突条部22の先端が両外部筒体12、13の外壁面12c、13cとともに平面を
構成するように突条部22の高さ寸法を調節すると、実施例1と実質的に同形状の管継手
100を得ることができる。
と比較して、製造コストの高騰を招くことなく、且つ優れた外観を有する。
有する管継手100を製造コストの高騰を招くことなく製造することができる。
12b)、(13b)を有し、且つ互いに一様な外観を有する両外部筒体12、13を容
易に形成することができる。
確実な止水性を得ているので、容易に確実な止水性を有する管継手100を製造すること
ができる。
直交していたが、互いの軸線が交わる角度は90度に限定されるものではない。この場合
、例えば、前記外筒部材を分割する分割面が前記外筒部材の軸線と直交する面に対して為
す角度を、両筒部14、15の互いの軸線が交わる角度の半分の大きさの角度とすること
により、両筒部14、15の互いの軸線が交わる角度の大きさに拘わらず内部筒体11に
適合する両外部筒体12、13を形成することができる。
部筒体に同一の前記外筒部材から形成された二つの外部筒体を挿着して管継手を製造すれ
ばよく、前記外筒部材から複数の外部筒体を形成してもよい。この場合、互いに適合すれ
ば何れの外部筒体を内部筒体11に挿着してもよい。しかしながら、前記外筒部材を分割
するときに分割面を介して隣接していた二つの外部筒体を内部筒体11に挿着するとより
一体感のある外観を得ることができるので、分割面を介して隣接していた二つの外部筒体
を使用して管継手を形成することが望ましい。
11、110 内部筒体
12、13 外部筒体
12b、13b (分割面としての)端面
16、17 管接続部
18、180 屈曲部
18a、180a 外壁面
19、190 フランジ
Claims (2)
- 両端部に管接続部を有し、該両管接続部の中間位置で屈曲する管継手であって、
両端部に前記管接続部が形成され、該両管接続部の中間位置で屈曲した円筒形状を呈し
、屈曲部の外壁面を廻るフランジを有する内部筒体と、
前記内部筒体の挿通を可能とする内径および一様な外径を有する円筒形状を呈し且つ金
属で形成された外筒部材が該外筒部材の軸線方向に対して傾斜を為す面で分割されること
により形成され、該外筒部材の軸線方向に対して等しい傾斜の分割面を有する二つの外部
筒体とを備え、
二つの前記外部筒体は、該両外部筒体の前記両分割面が前記フランジを介して対向する
ように且つ前記両管接続部の機能を損なわないように、前記両分割面がそれぞれ前記フラ
ンジに当接した状態で前記内部筒体に外挿されて固着されていることを特徴とする管継手
。 - 両端部に管接続部を有し、該両管接続部の中間位置で屈曲する管継手を製造する製造方
法であって、
両端部に管接続部が形成され、該両管接続部の中間位置で屈曲した円筒形状を呈する内
部筒体を形成し、前記内部筒体の屈曲部に該屈曲部の外壁面を廻るフランジを設けること
、
前記内部筒体の挿通を可能とする内径および一様な外径を有する円筒形状を呈し且つ金
属で形成された外筒部材を該外筒部材の軸線方向に対して傾斜を為す面で分割することに
より、前記外筒部材の軸線方向に対して等しい傾斜の分割面を有する外部筒体を二つ形成
すること、
二つの前記外部筒体の前記両分割面が前記フランジを介して対向するように且つ前記両
管接続部の機能を損なわないように、前記両外部筒体を前記内部筒体の両端からそれぞれ
外挿し、前記両分割面がそれぞれ前記フランジに当接した状態で前記両外部筒体を前記内
部筒体に固着することを含むことを特徴とする管継手の製造方法。
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JP2004250899A JP4384569B2 (ja) | 2004-08-30 | 2004-08-30 | 管継手およびその製造方法 |
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JP2017180091A (ja) * | 2017-06-16 | 2017-10-05 | 中川テクノ株式会社 | 竪樋接続用エルボ |
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2004
- 2004-08-30 JP JP2004250899A patent/JP4384569B2/ja active Active
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JP2014181534A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-29 | Mitsubishi Plastics Inc | 樋エルボ継手 |
JP2017180091A (ja) * | 2017-06-16 | 2017-10-05 | 中川テクノ株式会社 | 竪樋接続用エルボ |
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