JP2006062843A - 塵芥収容コンテナ - Google Patents
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Abstract
【課題】 後壁の押出開口と蓋板との間からコンテナ内の汚水が漏れるのを防止し、作業環境およびコンテナ輸送経路付近の環境を改善することを課題とする。
【解決手段】 塵芥を収容するコンテナ本体2の後端開口2cに、押出開口14を有する後壁10が開閉自在に設けられ、該押出開口14を閉塞する蓋板20が後壁10に着脱自在に設けられ、前記蓋板20を前方へ押圧することにより、前記蓋板20で前記コンテナ本体2内に投入された塵芥を圧縮移動させる塵芥収容コンテナにおいて、前記蓋板20は前記押出開口14の閉塞時に、後壁10に内側からシールされた状態で保持される。
【選択図】 図1
【解決手段】 塵芥を収容するコンテナ本体2の後端開口2cに、押出開口14を有する後壁10が開閉自在に設けられ、該押出開口14を閉塞する蓋板20が後壁10に着脱自在に設けられ、前記蓋板20を前方へ押圧することにより、前記蓋板20で前記コンテナ本体2内に投入された塵芥を圧縮移動させる塵芥収容コンテナにおいて、前記蓋板20は前記押出開口14の閉塞時に、後壁10に内側からシールされた状態で保持される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えばコンパクタにより塵芥をコンテナ本体内に詰め込んで、車両によって移送する塵芥収容コンテナに関する。
従来、この種の塵芥収容コンテナとしては、コンテナ本体の後端開口に、後壁が開閉自在に設けられ、後壁には出入口が形成されるとともに、出入口を閉塞する蓋板と、コンパクタ内に設けられた押出板とを連結し、押出板の往復動作により、コンパクタ内の塵芥を出入口を経てコンテナ内に圧縮移送するように構成されたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3368168号公報
しかしながら、前記蓋板は、出入口の内外に押出板とともに往復動作されるため、蓋板の周囲と出入口との間には、必要な所定のクリアランス(隙間)を設けている。従って、コンテナ本体への塵芥の詰め込みにより、塵芥に含まれていた汚水が、コンテナ本体の底面に溜まっている場合、コンテナをコンテナ荷役車輌と地上との間で積み降ろす際などに当該コンテナが傾斜すると、出入口を形成する後壁の下端縁と蓋板との隙間からコンテナ本体内部の汚水が、外部に漏れ出し、作業環境およびコンテナ輸送経路付近の環境悪化を招来するという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、後壁の押出開口と蓋板との間からコンテナ内の汚水が漏れるのを防止し、作業環境およびコンテナ輸送経路付近の環境を改善することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、塵芥を収容するコンテナ本体の後端開口に、押出開口を有する後壁が開閉自在に設けられ、該押出開口を閉塞する蓋板が前記後壁に着脱自在に設けられ、前記蓋板を前方へ押圧することにより、前記コンテナ本体内に投入された塵芥を圧縮移動させる塵芥収容コンテナにおいて、前記蓋板は前記押出開口の閉塞時に、後壁に内側からシールされた状態で保持されることにある。
前記蓋板は、前記後壁の押出開口よりも大きな形状に設けられ、前記蓋板は押出開口を閉塞するように、後壁にシール部材を介して密着されているのが好ましい。
また、前記コンテナ本体の後部上面には、前記塵芥をコンテナ本体内に投入可能な投入口が形成され、該投入口は開閉蓋により開閉自在に設けられていることにある。
本発明によれば、後壁の押出開口と蓋板との間からコンテナ内の汚水が漏れるのを防止し、作業環境およびコンテナ輸送経路付近の環境を改善することができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る一実施の形態のコンテナの側面視の断面図、図2は、コンテナ全体の概略を示す側面視の断面図、図3は、コンテナの背面図である。
本実施の形態のコンテナ1は、上面や周側面が閉塞された所謂クローズドタイプのもので、コンテナ本体2と、このコンテナ本体の後端開口2cに後壁として設けられたテールゲート10とを備えている。
テールゲート10は、コンテナ本体2の後端上部位置に設けられた左右一対の支軸3に揺動自在に支持されている。なお、テールゲート10は、コンテナ本体2の後端開口2cをシール状態で解除自在に閉塞できるようになっている。テールゲート10は、図3に示すように、平板状部11と、この平板状部11の外面左右位置を上下方向へ延びる一対の縦フレーム部12、12と、この縦フレーム部12、12間に所定の間隔を有して架設された一対の横フレーム部13、13とを備えている。そして、縦フレーム部12、12および横フレーム部13、13とで区画された部分は、矩形の押出開口14が形成されている。
縦フレーム部12、12および横フレーム部13、13の裏面には、図4および図5に示すように押出開口14の全周にわたって垂直面15aと内周面15bとからなる段差部15が形成されている。
押出開口14には蓋板としてのプッシュプレート20が嵌合配置され、このプッシュプレート20により押出開口14を開閉自在に閉塞している。プッシュプレート20の周縁部には、押出開口14よりも大きな形状のフランジ部20aが形成され、このフランジ部20aが前記段差部15に嵌合されている。また、このフランジ部20aの外面(垂直面15aと対向する面)には、シール部材21が設けられ、プッシュプレート20は、シール部材21を介してテールゲート10の段差部15に内側から水密状態にシールされている。
また、プッシュプレート20およびテールゲート10の縦フレーム部12、12には、左右一対の固縛手段としての閂部材5、5が、着脱自在に挿通されている。この閂部材5、5がプッシュプレート20に挿通された状態において、プッシュプレート20は、シール状態を維持できるようにテールゲート10に保持されている。閂部材5、5は、プッシュプレート20を着脱できるように、コンパクタの左右両側部に設けられた一対の伸縮シリンダ(図示省略)により、プッシュプレート20から抜き差し自在になっている。
コンテナ本体2の後部上面には、塵芥をコンテナ本体2内に投入するための投入口2aが形成されている。この投入口2aは、コンテナ本体2の上面に沿って移動自在に設けられた開閉蓋7により、開閉自在になっている。
次に、前記コンテナ1に塵芥を収容する場合について説明する。
コンテナ1は、従来周知のコンパクタに、その後部が着脱自在になされている。コンパクタの内部には、油圧シリンダ22で往復移動する押出板23が設けられている。押出板23がプッシュプレート20に着脱自在に接続される。その後に、閂部材5、5は、コンパクタの左右両側部に設けられた一対の伸縮シリンダにより抜き取られ、プッシュプレート20の固縛状態を解除する。
また、コンテナ本体2の後上部には、塵芥供給装置30が配置される(図2参照)。塵芥供給装置30は、駆動手段33により回転駆動するスクリュー31を有する搬送部32と、この搬送部32に塵芥を供給するホッパー34とからなる。そして、ホッパー34に投入された塵芥は、スクリュー31により搬送された後に、プッシュプレート20の前方に位置するように、投入口2aからコンテナ本体2内に投入される。なお、投入口2aを閉塞していた開閉蓋7の開放は、コンパクタをコンテナ本体2に接続する際に、コンパクタで開閉蓋7を前方に押し出すことも可能であるが、作業者が手動で行うことも可能である。
次に、油圧シリンダ22が作動すると、押出板23はプッシュプレート20をコンテナ本体2内で且つ前方に押し込む。プッシュプレート20は、投入された塵芥をコンテナ本体2内部に圧縮移送する。このように、プッシュプレート20を往復移動させることにより、順次投入される塵芥を圧縮移送して詰め込み収容することができる。
コンテナ本体2内に塵芥が収容されると、プッシュプレート20は押出板23と共に後退して、テールゲート10の段差部15に嵌合され、閂部材5、5が、テールゲート10およびプッシュプレート20に再び挿入され、プッシュプレート20は閉塞状態に保持される。このとき、シール部材21は、プッシュプレート20をテールゲート10とを確実に密着させることができる。また、コンパクタをコンテナ本体2から離間させる際に、開閉蓋7を後方に引いて投入口2aを閉塞することができる。
コンテナ1は、その前壁上部に係合ピン2bが設けられており、この係合ピン2bに図示省略のコンテナ荷役車輌の荷役装置のフックを係止させて、当該荷役装置によって車輌の車体に積み込むことができるとともに、その逆に車体上から移動台車や地上等に降ろすことができる。
また、塵芥排出現場まで輸送された後、荷役装置により車体上でコンテナ1を後方に傾動(ダンプ)させることで、このコンテナ1内の積載物(塵芥)をテールゲート10の開放によって外部に排出する。
コンテナ1に塵芥を圧縮して詰め込んだ際に、この塵芥に含まれた汚水が、コンテナ本体2の底面に溜まり、この状態でコンテナ1をコンテナ荷役車輌と設備等との間で積み降ろすときにコンテナ1が傾斜すると、汚水が押出開口14から外部に漏れ出るおそれがあるが、シール部材21によってテールゲート10とプッシュプレート20との間をシールすることで、汚水の漏れによる周囲の作業環境の悪化を防止することができる。また、コンテナ1の搬送途中においても、汚水の漏れを防止することができる。
本発明は、前記の実施の形態に限定されるものではない。例えば、プッシュプレート20および押出開口14の形状は、矩形に限らず円形等の任意の形状に設定することが可能である。また、シール部材21は、プッシュプレート20側に設けたが、テールゲート10側に設けても、あるいは両方に設けても良い。
前記塵芥供給装置30は、コンパクタと一体であっても、または、別体であってもよい。
1 コンテナ
2 コンテナ本体
2c 後端開口
7 開閉蓋
10 テールゲート(後壁)
14 押出開口
20 プッシュプレート(蓋板)
21 シール部材
2 コンテナ本体
2c 後端開口
7 開閉蓋
10 テールゲート(後壁)
14 押出開口
20 プッシュプレート(蓋板)
21 シール部材
Claims (3)
- 塵芥を収容するコンテナ本体の後端開口に、押出開口を有する後壁が開閉自在に設けられ、該押出開口を閉塞する蓋板が前記後壁に着脱自在に設けられ、前記蓋板を前方へ押圧することにより、前記コンテナ本体内に投入された塵芥を圧縮移動させる塵芥収容コンテナにおいて、
前記蓋板は前記押出開口の閉塞時に、後壁に内側からシールされた状態で保持されることを特徴とする塵芥収容コンテナ。 - 前記蓋板は、前記後壁の押出開口よりも大きな形状に設けられ、前記蓋板は押出開口を閉塞するように、後壁にシール部材を介して密着されている請求項1に記載の塵芥収容コンテナ。
- 前記コンテナ本体の後部上面には、塵芥をコンテナ本体内に投入可能な投入口が形成され、該投入口は開閉蓋により開閉自在に設けられている請求項1又は2に記載の塵芥収容コンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004248893A JP2006062843A (ja) | 2004-08-27 | 2004-08-27 | 塵芥収容コンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004248893A JP2006062843A (ja) | 2004-08-27 | 2004-08-27 | 塵芥収容コンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=36109651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004248893A Pending JP2006062843A (ja) | 2004-08-27 | 2004-08-27 | 塵芥収容コンテナ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006062843A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106275936A (zh) * | 2016-09-12 | 2017-01-04 | 重庆耐德新明和工业有限公司 | 一种换位门的换位方法 |
CN106395211A (zh) * | 2016-09-12 | 2017-02-15 | 重庆耐德新明和工业有限公司 | 垃圾转运控制方法 |
CN107054946A (zh) * | 2017-05-27 | 2017-08-18 | 天津天重中直科技工程有限公司 | 一种新型的多功能垃圾箱 |
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2004
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106395211B (zh) * | 2016-09-12 | 2019-05-21 | 重庆耐德新明和工业有限公司 | 垃圾转运控制方法 |
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