JP2006062594A - 車室内ランプ制御システム - Google Patents

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Kazuyoshi Ogasawara
一賀 小笠原
Kazumi Nagasawa
一美 長沢
Toshiaki Ozaki
敏明 尾崎
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Abstract

【課題】制御ECUの仕様を統一することができる車室内ランプ制御システムを提供する。
【解決手段】制御ECU1と異なるタイプのランプユニット3a、3b及び3cとの間に介設される電装コネクタ2a、2b及び2cが、通信線Cを介して制御ECU1から送信されてくる制御信号を受信し、受信された制御信号に応答してランプユニット3a、3b及び3cに含まれる各車室内ランプを点灯させるための電流を出力する。すなわち、各車室内ランプのタイプの差異に起因する各ランプユニット3a、3b及び3cのバリエーションの差異を電装コネクタ2a、2b及び2cで吸収する。これにより、制御ECU1は各ランプユニット3a、3b及び3cのタイプに応じた制御信号を出力するだけでよくなるので、制御ECU1のハードウエア仕様を統一することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車室内ランプを点灯制御するシステムに関し、特に、制御ECUから車室内ランプを含むランプユニットに対して指令を出して車室内ランプを点灯制御するシステムに関する。
近年、車内においては、各電装機器等に対応した複数のECU(Electronic Control Unit)が通信線で接続された車内ネットワークが多用されている。このような車内ネットワークには、車室内に取り付けられる複数のタイプの車室内ランプをそれぞれ含む複数のランプユニットに対して、点灯指令を出す制御ECUも含まれている。すなわち、近年、車内においては、複数のタイプの車室内ランプを点灯指令する制御ECUと、この制御ECUに指令されて各車室内ランプを点灯させる複数のランプユニットと、を備えた車室内ランプ制御システムが装備されることが多くなっている。
図6は、従来の車室内ランプ制御システムの基本構成を示す図である。図6に示す車室内ランプ制御システムにおける制御ECU9は、例えば、ジャンクションボックスJ/B等とよばれる電気接続箱に内蔵され、制御回路91、通信回路92、電源回路93、入出力部94a、94b及び94cを含む。
制御ECU9の入出力部94a、94b及び94cにはそれぞれ、電源線、制御線、グランド線を含むワイヤーハーネスを介して、ランプユニット3a、3b及び3cが接続されている。ランプユニット3a、3b及び3cに含まれるランプはそれぞれ、例えば、車室内に取り付けられるルームランプ、読書ランプ、足元ランプに対応するものである。
更に、特定の車室内ランプを必要に応じて減光又は増光処理するために、ランプユニット3aに出力する電流を制御するPWM(Pulse Wide Modulation)回路95が制御ECU9に含まれ、制御ECU9からの制御信号とは独立的に特定の車室内ランプをオンオフ制御指令するオンオフ制御スイッチ96が制御ECU9とランプユニット3bとの間に介設されている。
このような構成において、通信回路92にて所定の車室内ランプを点灯させるための制御信号が受信されると、制御回路91はこれを解読して所定のランプユニット3a、3b又は3cに制御信号を送信するように、入出力部94a、94b又は94cを制御する。また、制御信号によりPWM回路95を制御してランプユニット3aに含まれる車室内ランプの照度を制御したり、オンオフ制御スイッチ96を操作してランプユニット3bに含まれる車室内ランプをオンオフ制御する。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
特願2003−058777 特願2003−100457 特願2003−105206
周知のように、車種や車格等に応じて、或いは、オプション設定により、ルームランプの減光処理の有無、読書ランプの有無、足元ランプの有無等のように、車室内ランプには種々のバリエーションが存在する。したがって、これにともなって、各ランプユニットにも数やタイプの差異を含めて、種々のバリエーションが発生する。
ところが、上記従来のシステムによると、上述のようなランプユニットのバリエーションに応じて、異なるハードウエア構成の制御ECUが必要となる。例えば、ランプユニット3a、3b及び3cが混在する場合、ランプユニット2c又はランプユニット3cのタイプのみの場合等のように、接続されるランプユニットのバリエーションに応じて、異なるハードウエア構成の制御ECUが必要となる。
したがって、従来のシステムによると、ランプユニットのバリエーション毎に制御ECUがそれぞれ必要となるため、制御ECUの仕様の統一が困難であった。また、制御ECUとランプユニットとを接続する多数の電線が必要であるため、ワイヤーハーネスが複雑化かつ肥大化していた。このため、コストアップや組付工数の増大を招いていた。
よって本発明は、上述した現状に鑑み、ランプユニットのバリエーションの差異にかかわらず、制御ECUの仕様を統一することができる車室内ランプ制御システムを提供することを課題としている。また、本発明は、制御ECUの仕様を統一すると共にワイヤーハーネスの簡素化、軽量化、省線化を図ることができる車室内ランプ制御システムを提供することを課題としている。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の車室内ランプ制御システムは、所定の制御信号によって車室内に取り付けられる複数のタイプの車室内ランプを点灯制御する機能を備えた制御ECUと、前記制御ECUと特定のタイプの車室内ランプを含むランプユニットとの間に介設される、前記車室内ランプに対応した電子回路を含む電子回路ユニットと、を備えた車室内ランプ制御システムであって、前記電子回路ユニットは、通信線を介して前記制御ECUから送信されてくる前記制御信号を受信する受信手段と、前記車室内ランプを点灯させるための電流を出力する出力手段と、受信された前記制御信号に応答して、前記出力手段から前記電流を出力させる制御手段と、を含む、ことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、制御ECUとランプユニットとの間に介設される電子回路ユニットが、通信線を介して制御ECUから送信されてくる制御信号を受信し、受信された制御信号に応答してランプユニットに含まれる車室内ランプを点灯させるための電流を出力する。すなわち、車室内ランプのタイプの差異に起因するランプユニットのバリエーションの差異を電子回路ユニットで吸収することが可能になる。
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の車室内ランプ制御システムは、請求項1記載の車室内ランプ制御システムにおいて、前記電子回路ユニットは、前記車室内ランプのオンオフを制御可能なオンオフ制御スイッチ、を含む、ことを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、電子回路ユニットは車室内ランプのオンオフを制御可能なオンオフ制御スイッチを含むので、各車室内ランプに固有のオンオフ制御が可能になる。
上記課題を解決するためになされた請求項3記載の車室内ランプ制御システムは、請求項1又は請求項2記載の車室内ランプ制御システムにおいて、前記出力手段は、前記制御信号で指定された所定の照度で前記車室内ランプを点灯させるための電流を出力するPWM回路、を含む、ことを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、制御信号で指定された所定の照度で車室内ランプを点灯させるための電流が出力されるので、必要に応じた減光又は増光処理も可能になる。
上記課題を解決するためになされた請求項4記載の車室内ランプ制御システムは、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の車室内ランプ制御システムにおいて、複数の前記電子回路ユニットを前記制御ECUに並列接続した、ことを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、複数の電子回路ユニットが制御ECUに並列接続されるので、ワイヤーハーネスの簡素化、軽量化、省線化を図ることができる。
上記課題を解決するためになされた請求項5記載の車室内ランプ制御システムは、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の車室内ランプ制御システムにおいて、前記電子回路ユニットは、前記ランプユニットに着脱可能な電装コネクタに内蔵される、ことを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、電子回路ユニットはランプユニットに着脱可能な電装コネクタに内蔵されるので、部品点数及び組立工数を削減することができる。
上記課題を解決するためになされた請求項6記載の車室内ランプ制御システムは、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の車室内ランプ制御システムにおいて、前記電子回路ユニットは、前記ランプユニットに内蔵される、ことを特徴とする。
請求項6記載の発明によれば、電子回路ユニットはランプユニットに内蔵されるので、部品点数を削減できると共に、限られた車内スペースを有効に利用できる。
上記課題を解決するためになされた請求項7記載の車室内ランプ制御システムは、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の車室内ランプ制御システムにおいて、電源重畳多重方式が採用され、前記通信線は、前記制御ECUから電源供給を受けるための電源線である、ことを特徴とする。
請求項7記載の発明によれば、電源重畳多重方式が採用され、通信線は制御ECUから電源供給を受けるための電源線が兼用されているので、専用の通信線が不要になる。
請求項1記載の発明によれば、制御ECUとランプユニットとの間に介設される電子回路ユニットが、通信線を介して制御ECUから送信されてくる制御信号を受信し、受信された制御信号に応答してランプユニットに含まれる車室内ランプを点灯させるための電流を出力する。すなわち、車室内ランプのタイプの差異に起因するランプユニットのバリエーションの差異を電子回路ユニットで吸収することが可能になる。したがって、制御ECUはランプユニットのタイプに応じた制御信号を出力するだけでよくなるので、制御ECUのハードウエア仕様を統一することができる。
請求項2記載の発明によれば、電子回路ユニットは車室内ランプのオンオフを制御可能なオンオフ制御スイッチを含む。したがって、各車室内ランプに固有のオンオフ制御が可能になる。
請求項3記載の発明によれば、制御信号で指定された所定の照度で車室内ランプを点灯させるための電流が出力される。したがって、必要に応じた減光又は増光処理も可能になる。
請求項4記載の発明によれば、複数の電子回路ユニットが制御ECUに並列接続される。したがって、ワイヤーハーネスの簡素化、軽量化、省線化を図ることができる。
請求項5記載の発明によれば、電子回路ユニットはランプユニットに着脱可能な電装コネクタに内蔵される。したがって、部品点数及び組立工数を削減することができる。
請求項6記載の発明によれば、電子回路ユニットはランプユニットに内蔵される。したがって、部品点数を削減できると共に、限られた車内スペースを有効に利用できる。
請求項7記載の発明によれば、電源重畳多重方式が採用され、通信線は制御ECUから電源供給を受けるための電源線が兼用されているので、専用の通信線が不要になる。したがって、より一層のワイヤーハーネスの簡素化、軽量化、省線化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図2は本発明の第1実施形態に関し、図3〜図5は本発明の第2実施形態に関するものである。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態の車室内ランプ制御システムの基本構成を示す図である。図2は、図1における電装コネクタの電気的な構成を示すブロックである。
図1に示す車室内ランプ制御システムは、例えば、車室内に取り付けられるルームランプ、足元ランプ、読書ランプ等を点灯制御するシステムであり、制御ECU1、ランプユニット3に対応する電装コネクタ2、これらを接続する電源線B、通信線C、グランド線Gを含んで構成される。
制御ECU1は、車室内ランプ制御用のECUであり、例えば、ジャンクションボックスJ/B等とよばれる電気接続箱に内蔵され、図1に示すように、制御回路11、通信回路12、電源回路13及び入出力部14を含む。制御回路11は、CPU(中央処理装置)、ROM(読み出し専用メモリー)、及びRAM(随時書き込み読み出しメモリー)を含むマイクロコンピュータから構成され、車室内ランプ制御や通信制御等を司る。
通信回路12は、車両ECU等の他ECUとの通信機能を有する。電源回路13は、車載バッテリから電源供給を受けて、制御ECU1の各部に電力分配すると共に、外部機器にも与えるために入出力部14に出力する。入出力部14は、各回路11、12、13及び電源線B、通信線C、グランド線Gのインターフェース回路や電源線B、通信線C、グランド線Gに対応するコネクタ端子を含む。
通信回路12にて所定の車室内ランプを点灯させる(消灯させる場合もある)ための制御信号が受信されると、制御回路11はこれを解読して所定のランプユニット3に制御信号を送信するように、入出力部14を制御する。すなわち、対応する電源線B、通信線Cをアクティブにする。なお、制御信号は、所定の車室内ランプを点灯/消灯させる情報の他に、車室内ランプの照度を指定する情報を含む場合もある。
電装コネクタ2は、例えば、ランプユニット3a、3b及び3cにそれぞれ対応する電装コネクタ2a、2b及び2cから構成される。電装コネクタ2a、2b及び2cは、樹脂製の筐体で構成され、基本的に同形状である。電装コネクタ2a、2b及び2cはそれぞれ、入力端子22a、22b及び22c、出力端子23a、23b及び23c、車室内ランプを点灯させるための電流を出力する回路(不図示)を少なくとも備える。
詳しくは、電装コネクタ2aはオンオフ制御スイッチ21aを更に備え、電装コネクタ2bはオンオフ制御スイッチ21b、PWM回路24bを更に備えている。入力端子22a、22b及び22cは、ワイヤーハーネスの電源線B、通信線C、グランド線Gの一端に着脱可能な端子形状をしており、出力端子23a、23b及び23cは、ランプユニット3a、3b及び3cの入力端に着脱可能な端子形状をしている。
なお、図1では、ランプユニット3a及び3b、電装コネクタ2a及び2bは、制御ECU1に直列接続され、ランプユニット3c、電装コネクタ2cは、制御ECU1に並列接続されているが、この接続方法は一例であり、制御ECU1に対して、各ランプの駆動電流やワイヤーハーネスの簡素化、軽量化、省線化を考慮して、ランプユニット及び電装コネクタを全て制御ECU1に直列接続してもよいし、或いは、並列接続してもよい。
各電装コネクタ2(2a、2b及び2c)は、詳しくは、図2に示すように、入力端子22B、22C、22G、出力端子23M1、23M2、マイコン(マイクロコンピュータ)25、制御IC(Integrated Circuit)26、送信回路27及び受信回路28を含み、更に、オンオフ制御スイッチ21、PWM回路24を含んでいる場合もある。
オンオフ制御スイッチ21は、制御ECU1からの制御信号に基づく車室内ランプのオンオフ制御とは独立的に、車室内ランプのオンオフ制御指令するスイッチである。このオンオフ制御スイッチ21により、各車室内ランプに固有のオンオフ制御が可能になる。
入力端子22B、22C及び22Gはそれぞれ、電源線B、通信線C及びグランド(GND)線Gが接続される端子である。出力端子23M1及び23M2はそれぞれ、ランプユニット3に含まれる車室内ランプの両端子に接続される端子である。
PWM回路24は、上記制御信号に含まれる車室内ランプの照度を指定する情報に応じて、所定のデューティ比のPWM波形を出力する周知のPWM制御回路を含んでいる。PWM回路24はまた、図示しない車室内ランプを点灯させるための電流を生成して出力する電流回路も含んでいる。そして、この電流回路は、PWM波形に応じた電流、車室内ランプを所定の照度で点灯させるための電流を出力可能である。なお、電装コネクタ2a、2cのように、PWM回路24を含んでない場合でも、車室内ランプを点灯させるための電流を生成して出力する電流回路(請求項の出力手段に対応)は含むものとする。
マイコン25は、CPU、ROM、及びRAMを含む。マイコン25は、受信回路28から入力された信号を解読して、制御IC26に含まれるドライバを制御するための信号を出力する。マイコン25はまた、他の電装コネクタやECUに各種制御信号を送信する必要がある場合は、当該制御信号を送信回路27に出力する。
制御IC26は、PWM回路24に含まれるトランジスタを駆動するためのハイ/ロー信号を生成するドライバ、このドライバに供給する電圧を昇圧するためのチャージポンプ等を含む。ここで、制御IC26に送信回路27、受信回路28を組み込んでIC化してもよいし、更に、マイコン25を組み込んでIC化してもよい。
送信回路27は、マイコン25から入力されたパルス状のディジタル信号を変調して通信線Cに送出する。受信回路28は、通信線Cからディジタル信号を受信し、復調してマイコン25に出力する。なお、電源線Bからは、本来の機能通りに、PWM回路24、制御IC26等にバッテリ電源も供給されている。
図1に示すように、ランプユニット3は、例えば、ランプユニット3a、3b及び3cから構成される。ランプユニット3a、3b及び3cはそれぞれ、電装コネクタ2a、2b及び2cの出力端子23a、23b及び23cに着脱可能な入力部を有している。
ランプユニット3a、3b及び3cに含まれるランプはそれぞれ、例えば、車室内に取り付けられる読書ランプ、ルームランプ、足元ランプに対応するものである。これら各ランプは、制御ECU1からの制御信号又はユニットに内蔵されるスイッチにより点灯可能であったり、照度制御が可能であったり、制御ECU1からの制御信号によってのみ点灯制御であったりする。すなわち、各ランプはタイプが異なり、これに伴いランプユニット3a、3b及び3cのタイプも異なる。したがって、電装コネクタ2a、2b及び2cは、図2で代表して例示した電装コネクタ2の構成が、ランプユニット3a、3b及び3cのバリエーションに応じてマイナーチェンジされたものとなる。
このような構成において、制御ECU1とランプユニット3a、3b及び3cとの間に介設される電装コネクタ2a、2b及び2cが、通信線Cを介して制御ECU1から送信されてくる制御信号を受信し、受信された制御信号に応答してランプユニット3a、3b及び3cに含まれる各室内ランプを点灯させるための電流をそれぞれ出力する。そして、この電流によって各室内ランプが点灯される。すなわち、車室内ランプのタイプの差異に起因する各ランプユニット3a、3b及び3cのバリエーションの差異を電装コネクタ2a、2b及び2cで吸収することが可能になる。勿論、ランプユニット3a、3bは同等であっても問題ない。
なお、制御信号に照度を指定する情報が含まれる場合には、例えば、電装コネクタ2bのPWM回路24bにてこの照度に応じた電流が出力され、ランプユニット3bに含まれる室内ランプが指定された照度で点灯される。また、オンオフ制御スイッチ21a、21bにより、制御ECU1からの制御信号とは独立的に、ランプユニット3a、3bに含まれる車室内ランプのオンオフ制御を指令することが可能である。
このように、第1実施形態によると、制御ECU1は各ランプユニット3a、3b及び3cのタイプに応じた制御信号を出力するだけでよくなるので、制御ECU1のハードウエア仕様を統一することができる。また、必要に応じた減光又は増光処理が可能になる。更に、各車室内ランプに固有のオンオフ制御が可能になる。
[第2実施形態]
図3は、第2実施形態の車室内ランプ制御システムの基本構成を示す図である。図4は、第2実施形態で採用される電源重畳多重方式の基本原理を説明するための図である。図5は、図3における電装コネクタの電気的な構成を示すブロックである。
図3に示す車室内ランプ制御システムは、例えば、車室内に取り付けられるルームランプ、足元ランプ、読書ランプ等を点灯制御するシステムであり、制御ECU6、ランプユニット3に対応する電装コネクタ7、これらを接続する電源線B、グランド線Gを含んで構成される。
制御ECU6は、車室内ランプ制御用のECUであり、例えば、ジャンクションボックスJ/B等とよばれる電気接続箱に内蔵され、図3に示すように、制御回路61、通信回路62、電源回路63及び入出力部64を含む。制御回路61は、CPU、ROM、及びRAMを含むマイクロコンピュータから構成され、車室内ランプ制御や通信制御等を司る。
通信回路62は、車両ECU等の他ECUとの通信機能を有する。特に、第2実施形態では、通信回路62は、後述する電源重畳多重方式に適合する通信機能を有する。このため、通信線が電源線に共用化されて専用の通信線が不要となる。電源回路63は、車載バッテリから電源供給を受けて、制御ECU6の各部に電力分配すると共に、外部機器にも与えるために入出力部64に出力する。入出力部64は、各回路61、62、63及び電源線B、グランド線Gのインターフェース回路や電源線B、グランド線Gに対応するコネクタ端子を含む。
通信回路62にて所定の車室内ランプを点灯させる(消灯させる場合もある)ための制御信号が受信されると、制御回路61はこれを解読して所定のランプユニット3に制御信号を送信するように、入出力部64を制御する。すなわち、対応する電源線B(通信線が共用される)をアクティブにする。なお、制御信号は、所定の車室内ランプを点灯/消灯させる情報の他に、車室内ランプの照度を指定する情報を含む場合もある。
電装コネクタ7は、例えば、ランプユニット3a、3b及び3cにそれぞれ対応する電装コネクタ7a、7b及び7cから構成される。電装コネクタ7a、7b及び7cは、樹脂製の筐体で構成され、基本的に同形状である。電装コネクタ7a、7b及び7cはそれぞれ、入力端子72a、72b及び72c、出力端子73a、73b及び73c、車室内ランプを点灯させるための電流を出力する回路(不図示)を少なくとも備える。
詳しくは、電装コネクタ7aはオンオフ制御スイッチ71aを更に備え、電装コネクタ7bはオンオフ制御スイッチ71b、PWM(Pulse Wide Modulation)回路74bを更に備えている。入力端子72a、72b及び72cは、ワイヤーハーネスの電源線B、グランド線Gの一端に着脱可能な端子形状をしており、出力端子73a、73b及び73cは、ランプユニット3a、3b及び3cの入力端に着脱可能な端子形状をしている。
なお、図3では、ランプユニット3a及び3b、電装コネクタ7a及び7bは、制御ECU6に直列接続され、ランプユニット3c、電装コネクタ7cは、制御ECU6に並列接続されているが、この接続方法は一例であり、制御ECU6に対して、各ランプの駆動電流やワイヤーハーネスの簡素化、軽量化、省線化を考慮して、ランプユニット及び電装コネクタを全て制御ECU6に直列接続してもよいし、或いは、並列接続してもよい。
更に、電装コネクタ7は、電源重畳多重方式に適合する通信機能を有する。図4を用いて、電源重畳多重方式の基本原理について説明する。電源重畳多重方式とは、電源線に通信を重畳させることで専用通信線なしで信号を伝送する周知の方式である。電源重畳多重方式では、図4に示すように、送信回路107、受信回路108及び重畳回路109を備えた通信部100が用いられる。
送信回路107は、制御部(例えば、図5のマイコン75)から入力されたパルス状の送信データを、例えば、ASK(Amplitude Shift Keying)変調して、重畳回路109(例えば、図5のフィルタ79)に出力する。重畳回路109は、送信回路107から入力された変調後の信号を電源線に重畳する。また、重畳回路109は、電源線に重畳された通信信号を分離して、受信回路108に出力する。受信回路108は、重畳回路109から入力された信号を復調し、パルス状のディジタル信号を受信データとして制御部に出力する。したがって、電源重畳多重方式を採用すると、電源線が通信線に共用されるので、専用の通信線が不要となる。
各電装コネクタ7(7a、7b及び7c)は、詳しくは、図5に示すように、入力端子72B、72G、出力端子73M1、73M2、マイコン75、制御IC76、送信回路77、受信回路78及びフィルタ79を含み、更に、オンオフ制御スイッチ71、PWM回路74を含んでいる場合もある。この電装コネクタ7では、電源重畳多重方式が採用され、送信回路77、受信回路78、フィルタ79は、図4の通信部100に相当する。
オンオフ制御スイッチ71は、制御ECU6からの制御信号に基づく車室内ランプのオンオフ制御とは独立的に、車室内ランプのオンオフ制御指令するスイッチである。このオンオフ制御スイッチ71により、各車室内ランプに固有のオンオフ制御が可能になる。
入力端子72B及び72Gはそれぞれ、電源線B及びグランド(GND)線Gが接続される端子である。電源線Bは上述したように通信線を兼ねる。出力端子73M1及び73M2はそれぞれ、ランプユニット3に含まれる車室内ランプの両端子に接続される端子である。
PWM回路74は、上記制御信号に含まれる車室内ランプの照度を指定する情報に応じて、所定のデューティ比のPWM波形を出力する周知のPWM制御回路を含んでいる。PWM回路74はまた、図示しない車室内ランプを点灯させるための電流を生成して出力する電流回路も含んでいる。そして、この電流回路は、PWM波形に応じた電流、車室内ランプを所定の照度で点灯させるための電流を出力可能である。なお、電装コネクタ7a、7cのように、PWM回路74を含んでない場合でも、車室内ランプを点灯させるための電流を生成して出力する電流回路(請求項の出力手段に対応)は含むものとする。
マイコン75は、CPU、ROM、及びRAMを含む。マイコン75は、受信回路78から入力された信号を解読して、制御IC76に含まれるドライバを制御するための信号を出力する。マイコン75はまた、他の電装コネクタやECUに各種制御信号を送信する必要がある場合は、当該制御信号を送信回路77に出力する。
制御IC76は、PWM回路74に含まれるトランジスタを駆動するためのハイ/ロー信号を生成するドライバ、このドライバに供給する電圧を昇圧するためのチャージポンプ等を含む。ここで、制御IC76に送信回路77、受信回路78を組み込んでIC化してもよいし、更に、マイコン75を組み込んでIC化してもよい。
送信回路77は、マイコン75から入力されたパルス状のディジタル信号を変調して通信線を兼ねる電源線Bに送出する。受信回路78は、電源線Bを介してディジタル信号を受信し、復調してマイコン75に出力する。フィルタ79は、電源線Bに重畳されている制御信号を搬送している帯域をフィルタリングするバンドパスフィルタである。フィルタ79は、フィルタリングした帯域の信号を受信回路78に出力する。なお、電源線Bからは、本来の機能通りに、PWM回路74、制御IC76等にバッテリ電源も供給されている。
ランプユニット3は、図1を用いて説明した通りなので、ここでの重複説明は省略する。すなわち、ランプユニット3a、3b及び3cの構成はそれぞれ異なるので、各電装コネクタ7a、7b及び7cの構成も、図5で代表して例示した電装コネクタ7の構成が、ランプユニット3a、3b及び3cのバリエーションに応じてマイナーチェンジされたものとなる。
このような構成において、制御ECU6とランプユニット3a、3b及び3cとの間に介設される電装コネクタ7a、7b及び7cが、通信線を兼ねる電源線Bを介して制御ECU6から送信されてくる制御信号を受信し、受信された制御信号に応答してランプユニット3a、3b及び3cに含まれる各室内ランプを点灯させるための電流をそれぞれ出力する。そして、この電流によって各室内ランプが点灯される。すなわち、車室内ランプのタイプの差異に起因する各ランプユニット3a、3b及び3cのバリエーションの差異を電装コネクタ7a、7b及び7cで吸収することが可能になる。勿論、ランプユニット3a、3bは同等であっても問題ない。
なお、制御信号に照度を指定する情報が含まれる場合には、例えば、電装コネクタ7bのPWM回路74bにてこの照度に応じた電流が出力され、ランプユニット3bに含まれる室内ランプが指定された照度で点灯される。また、オンオフ制御スイッチ71a、71bにより、制御ECU6からの制御信号とは独立的に、ランプユニット3a、3bに含まれる車室内ランプのオンオフ制御を指令することが可能である。
このように、第2実施形態によると、制御ECU6は各ランプユニット3a、3b及び3cのタイプに応じた制御信号を出力するだけでよくなるので、制御ECU6のハードウエア仕様を統一することができる。また、必要に応じた減光又は増光処理が可能になる。更に、各車室内ランプに固有のオンオフ制御が可能になる。更に、第2実施形態では、電源重畳多重方式を採用しているので、専用の通信線が不要となり、ワイヤーハーネスの簡素化、軽量化、省線化を図ることもできる。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、ランプユニットのバリエーションの差異を電装コネクタで吸収することが可能になる。したがって、制御ECUはランプユニットのタイプに応じた制御信号を出力するだけでよくなるので、制御ECUのハードウエア仕様を統一することができる。また、電源重畳多重方式を採用したり並列接続化することにより、制御ECUのハードウエア仕様を統一すると共にワイヤーハーネスの簡素化、軽量化、省線化を図ることもできる。
なお、上記電装コネクタ2a、2b及び2c、7a、7b及び7cは、請求項中の電子回路ユニットに対応する。このような電子回路ユニットは、電装コネクタ2a、2b及び2c、7a、7b及び7cに替えて、ランプユニット3a、3b及び3cに内蔵するようにしてもよい。これにより、部品点数を削減できると共に、限られた車内スペースを有効に利用できる。また、制御ECUを通常方式及び電源重畳多重方式の両方に対応できるようにしておけば、第1実施形態で示した電装コネクタ2a、2b及び2c及び第2実施形態で示した電装コネクタ7a、7b及び7cが混在するシステムにも、同一の制御ECUで対応可能になる。また、本発明における車室内ランプは、例示した読書ランプ、ルームランプ、足元ランプに限定されず、マップランプ、トランクランプ等であってもよい。
第1実施形態の車室内ランプ制御システムの基本構成を示す図である。 図1における電装コネクタの電気的な構成を示すブロックである。 第2実施形態の車室内ランプ制御システムの基本構成を示す図である。 第2実施形態で採用される電源重畳多重方式の基本原理を説明するための図である。 図3における電装コネクタの電気的な構成を示すブロックである。 従来の車室内ランプ制御システムの基本構成を示す図である。
符号の説明
1、6 制御ECU
2、7、 電装コネクタ(電子回路ユニット)
3 ランプユニット
21、71 オンオフ制御スイッチ
24、74 PWM回路(出力手段)
25、75 マイコン(制御手段)
26、76 制御IC(制御手段)
27、77 送信回路(送信手段)
28、78 受信回路(受信手段)
79 フィルタ

Claims (7)

  1. 所定の制御信号によって車室内に取り付けられる複数のタイプの車室内ランプを点灯制御する機能を備えた制御ECUと、
    前記制御ECUと特定のタイプの車室内ランプを含むランプユニットとの間に介設される、前記車室内ランプに対応した電子回路を含む電子回路ユニットと、
    を備えた車室内ランプ制御システムであって、
    前記電子回路ユニットは、
    通信線を介して前記制御ECUから送信されてくる前記制御信号を受信する受信手段と、
    前記車室内ランプを点灯させるための電流を出力する出力手段と、
    受信された前記制御信号に応答して、前記出力手段から前記電流を出力させる制御手段と、を含む、
    ことを特徴とする車室内ランプ制御システム。
  2. 請求項1記載の車室内ランプ制御システムにおいて、
    前記電子回路ユニットは、
    前記車室内ランプのオンオフを制御可能なオンオフ制御スイッチ、を含む、
    ことを特徴とする車室内ランプ制御システム。
  3. 請求項1又は請求項2記載の車室内ランプ制御システムにおいて、
    前記出力手段は、
    前記制御信号で指定された所定の照度で前記車室内ランプを点灯させるための電流を出力するPWM回路、を含む、
    ことを特徴とする車室内ランプ制御システム。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の車室内ランプ制御システムにおいて、
    複数の前記電子回路ユニットを前記制御ECUに並列接続した、
    ことを特徴とする車室内ランプ制御システム。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の車室内ランプ制御システムにおいて、
    前記電子回路ユニットは、
    前記ランプユニットに着脱可能な電装コネクタに内蔵される、
    ことを特徴とする車室内ランプ制御システム。
  6. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の車室内ランプ制御システムにおいて、
    前記電子回路ユニットは、
    前記ランプユニットに内蔵される、
    ことを特徴とする車室内ランプ制御システム。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の車室内ランプ制御システムにおいて、
    電源重畳多重方式が採用され、
    前記通信線は、前記制御ECUから電源供給を受けるための電源線である、
    ことを特徴とする車室内ランプ制御システム。
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