JP2006069486A - シートベルト制御システム - Google Patents

シートベルト制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006069486A
JP2006069486A JP2004258617A JP2004258617A JP2006069486A JP 2006069486 A JP2006069486 A JP 2006069486A JP 2004258617 A JP2004258617 A JP 2004258617A JP 2004258617 A JP2004258617 A JP 2004258617A JP 2006069486 A JP2006069486 A JP 2006069486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat belt
control
motor
circuit
control system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2004258617A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Ogasawara
一賀 小笠原
Kazumi Nagasawa
一美 長沢
Toshiaki Ozaki
敏明 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2004258617A priority Critical patent/JP2006069486A/ja
Publication of JP2006069486A publication Critical patent/JP2006069486A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

【課題】制御ECUの仕様を統一することができるシートベルト制御システムを提供する。
【解決手段】制御ECU1とシートベルト用モータユニット3、5との間に介設される電装コネクタ2、4が、通信線Cを介して制御ECU1から送信されてくる制御信号を受信し、受信された制御信号に応答して、モータ駆動回路21、41からシートベルト用モータユニット3、5に含まれるモータを駆動させるための駆動信号が出力される。すなわち、シートベルトSB、SB′のタイプの差異に起因する各シートベルト用モータユニット3、5のバリエーションの差異を電装コネクタ2、4で吸収する。これにより、制御ECU1は各シートベルト用モータユニット3、5のタイプに応じた制御信号を出力するだけでよくなるので、制御ECU1のハードウエア仕様を統一することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車内におけるシートベルト制御システムに関し、特に、制御ECUからシートベルト用モータユニットに対して指令を出してシートベルトを稼働させるシートベルト制御システムに関する。
近年、車内においては、各電装機器等に対応した複数のECU(Electronic Control Unit)が通信線で接続された車内ネットワークが多用されている。このような車内ネットワークには、車内に搭載されるシートベルトを稼働させるためのシートベルト用モータユニットに対して、シートベルト制御を指令する制御ECUも含まれている。すなわち、近年、車内においては、シートベルト制御を指令する制御ECUと、この制御ECUに指令されてシートベルトを稼働させる複数のシートベルト用モータユニットと、を備えたシートベルト制御システムが装備されることが多くなっている。なお、本明細書中、シートベルトの稼働とは、シートベルトアンカの位置調整やベルトの巻き取り等ように、モータによりシートベルトの特定部位を制御することをいう。
図8(A)及び図8(B)は、従来のシートベルト制御システムの基本構成を示す図である。補足すると、図8(A)は、センサ信号が出力されるシートベルト用モータユニットに対応し、図8(B)は、センサ信号が出力されないシートベルト用モータユニットに対応するものである。
図8(A)に示すシートベルト制御システムにおける制御ECU901は、例えば、ジャンクションボックスJ/B等とよばれる電気接続箱に内蔵され、制御回路91、通信回路92、電源回路93、入出力部94a、94b、モータ駆動回路95a、95b、センサ入力回路96a、96bを含む。
制御ECU901の入出力部94a及び94bにはそれぞれ、電源線、制御線、グランド線を含むワイヤーハーネスを介して、シートベルト用モータユニット3a及び3bが接続されている。シートベルト用モータユニット3a及び3bはそれぞれ、各シートベルトSB(代表してひとつのみ図示)を稼働させるためのモータ及びセンサ素子を備えている。
このような構成において、通信回路92にて所定のシートベルトSBを稼働させるための制御信号が受信されると、制御回路91はこれを解読して所定のシートベルト用モータユニット5a又は5bに制御信号を送信するように、入出力部94a又は94bを制御する。また、シートベルト用モータユニット3a及び3bから送信されてくるセンサ信号は、センサ入力回路96a、96bに入力されて、制御回路91に与えられる。
一方、図8(B)に示すシートベルト制御システムの制御ECU902は、制御回路91、通信回路92、電源回路93、入出力部94a、94b、モータ駆動回路95a、95bを含む。
制御ECU902の入出力部94a及び94bにはそれぞれ、電源線、グランド線を含むワイヤーハーネスを介して、シートベルト用モータユニット5a及び5bが接続されている。シートベルト用モータユニット5a及び5bはそれぞれ、各シートベルトSB′(代表してひとつのみ図示)を稼働させるためのモータを備えている。
このような構成において、通信回路92にて所定のシートベルトSBを稼働させるための制御信号が受信されると、制御回路91はこれを解読して所定のシートベルト用モータユニット5a又は5bに制御信号を送信するように、入出力部94a又は94bを制御する。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
特願2003−058777 特願2003−100457 特願2003−105206
周知のように、車種や車格等に応じて、或いは、オプション設定により、シートベルトには種々のバリエーションが存在する。例えば、シートベルトアンカがセンサ付きのオートモード仕様、センサなしのマニュアルモード仕様等、種々のバリエーションが存在する。また、シートベルトを駆動するモータ間にも端子数や定格等が異なる場合がある。したがって、これにともなって、シートベルト用モータユニットも種々のバリエーションが発生する。
ところが、上記従来のシステムによると、センサ信号が出力されるシートベルト用モータユニット3a、3bに対応する制御ECU901、センサ信号が出力されないシートベルト用モータユニット5a、5bに対応する制御ECU902という具合に、シートベルト用モータユニットのタイプに応じて異なるハードウエア構成の制御ECUが必要となる。
更に、シートベルト用モータユニット3a、3b間でモータの端子数や定格等が異なる場合には、制御ECU901に内蔵されるモータ駆動回路95a、95bやセンサ入力回路96a、96bも異なったものとなる。制御ECU902についても同様である。
したがって、従来のシステムによると、シートベルト用モータユニットのバリエーションに応じた制御ECUがそれぞれ必要となるため、制御ECUの仕様の統一が困難であった。また、制御ECUとシートベルト用モータユニットとを接続する多数の電線が必要であるため、ワイヤーハーネスが複雑化かつ肥大化していた。このため、コストアップや組付工数の増大を招いていた。
よって本発明は、上述した現状に鑑み、シートベルト用モータユニットのバリエーションの差異にかかわらず、制御ECUの仕様を統一することができるシートベルト制御システムを提供することを課題としている。また、本発明は、制御ECUの仕様を統一すると共にワイヤーハーネスの簡素化、軽量化、省線化を図ることができるシートベルト制御システムを提供することを課題としている。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載のシートベルト制御システムは、所定の制御信号によって複数のタイプのシートベルトを制御する機能を備えた制御ECUと、前記制御ECUと特定のタイプのシートベルトを稼働させるためのモータを含むシートベルト用モータユニットとの間に介設される、前記シートベルト用モータユニットに対応した電子回路を含む電子回路ユニットと、を備えたシートベルト制御システムであって、前記電子回路ユニットは、通信線を介して前記制御ECUから送信されてくる前記制御信号を受信する受信手段と、前記シートベルト用モータユニットに含まれる前記モータを駆動させるための駆動信号を出力する出力手段と、受信された前記制御信号に応答して、前記出力手段から前記駆動信号を出力させる制御手段と、を含む、ことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、制御ECUとシートベルト用モータユニットとの間に介設される電子回路ユニットが、通信線を介して制御ECUから送信されてくる制御信号を受信し、受信された制御信号に応答してシートベルト用モータユニットに含まれるモータを駆動させるための駆動信号を出力する。すなわち、シートベルトのタイプの差異に起因するシートベルト用モータユニットのバリエーションの差異を電子回路ユニットで吸収することが可能になる。
上記課題を解決するためになされた請求項2記載のシートベルト制御システムは、請求項1記載のシートベルト制御システムにおいて、前記電子回路ユニットは、前記シートベルト用モータユニットから出力される前記シートベルトの稼働又は前記モータの駆動に係るセンサ信号が入力される入力手段と、入力された前記センサ信号を前記通信線を介して前記制御ECUに送信する送信手段と、を含む、ことを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、電子回路ユニットは、シートベルト用モータユニットから出力されるセンサ信号が入力される入力手段と、入力されたセンサ信号を通信線を介して制御ECUに送信する送信手段と、を含むので、更にタイプの異なるシートベルト用モータユニットに対しても、統一された仕様の制御ECUにて対応可能になる。
上記課題を解決するためになされた請求項3記載のシートベルト制御システムは、請求項1又は請求項2記載のシートベルト制御システムにおいて、前記電子回路ユニットは、前記シートベルト用モータユニットに着脱可能な電装コネクタに内蔵される、ことを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、電子回路ユニットはシートベルト用モータユニットに着脱可能な電装コネクタに内蔵されるので、部品点数及び組立工数を削減することができる。
上記課題を解決するためになされた請求項4記載のシートベルト制御システムは、請求項1又は請求項2記載のシートベルト制御システムにおいて、前記電子回路ユニットは、前記シートベルト用モータユニットが取り付けられる前記シートベルトに内蔵される、ことを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、電子回路ユニットはシートベルト用モータユニットが取り付けられるシートベルトに内蔵されるので、限られた車内スペースを有効に利用できる。
上記課題を解決するためになされた請求項5記載のシートベルト制御システムは、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のシートベルト制御システムにおいて、電源重畳多重方式が採用され、前記通信線は、前記制御ECUから電源供給を受けるための電源線である、ことを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、電源重畳多重方式が採用され、通信線は制御ECUから電源供給を受けるための電源線が兼用されているので、専用の通信線が不要になる。
請求項1記載の発明によれば、制御ECUとシートベルト用モータユニットとの間に介設される電子回路ユニットが、通信線を介して制御ECUから送信されてくる制御信号を受信し、受信された制御信号に応答してシートベルト用モータユニットに含まれるモータを駆動させるための駆動信号を出力する。すなわち、シートベルトのタイプの差異に起因するシートベルト用モータユニットのバリエーションの差異を電子回路ユニットで吸収することが可能になる。したがって、制御ECUはシートベルト用モータユニットのタイプに応じた制御信号を出力するだけでよくなるので、制御ECUのハードウエア仕様を統一することができる。
請求項2記載の発明によれば、電子回路ユニットは、シートベルト用モータユニットから出力されるセンサ信号が入力される入力手段と、入力されたセンサ信号を通信線を介して制御ECUに送信する送信手段と、を含む。したがって、更にタイプの異なるシートベルト用モータユニットに対しても、統一された仕様の制御ECUにて対応可能になる。
請求項3記載の発明によれば、電子回路ユニットはシートベルト用モータユニットに着脱可能な電装コネクタに内蔵される。したがって、部品点数及び組立工数を削減することができる。
請求項4記載の発明によれば、電子回路ユニットはシートベルト用モータユニットが取り付けられるシートベルトに内蔵される。したがって、部品点数を削減できると共に、限られた車内スペースを有効に利用できる。
請求項5記載の発明によれば、電源重畳多重方式が採用され、通信線は制御ECUから電源供給を受けるための電源線が兼用されているので、専用の通信線が不要になる。したがって、ワイヤーハーネスの簡素化、軽量化、省線化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3は本発明の第1実施形態に関し、図4〜図7は本発明の第2実施形態に関するものである。
[第1実施形態]
図1(A)及び図1(B)は、第1実施形態のシートベルト制御システムの基本構成を示す図である。補足すると、図1(A)は、センサ信号が出力されるシートベルト用モータユニットに対応し、図1(B)は、センサ信号が出力されないシートベルト用モータユニットに対応するものである。図2は、図1(A)における電装コネクタの電気的な構成を示すブロックである。図3は、図1(B)における電装コネクタの電気的な構成を示すブロックである。
図1(A)に示すシートベルト制御システムは、制御ECU1、シートベルト用モータユニット3に対応する電装コネクタ2、これらを接続する電源線B、通信線C、グランド線Gを含んで構成される。
制御ECU1は、シートベルト制御用のECUであり、例えば、ジャンクションボックスJ/B等とよばれる電気接続箱に内蔵され、図1(A)に示すように、制御回路11、通信回路12、電源回路13及び入出力部14を含む。制御回路11は、CPU(中央処理装置)、ROM(読み出し専用メモリー)、及びRAM(随時書き込み読み出しメモリー)を含むマイクロコンピュータから構成され、シートベルト制御や通信制御等を司る。
通信回路12は、車両ECU等の他ECUとの通信機能を有する。電源回路13は、車載バッテリから電源供給を受けて、制御ECU1の各部に電力分配すると共に、外部機器にも与えるために入出力部14に出力する。入出力部14は、各回路11、12、13及び電源線B、通信線C、グランド線Gのインターフェース回路や電源線B、通信線C、グランド線Gに対応するコネクタ端子を含む。
通信回路12にて所定のシートベルトSBを稼働させるための制御信号(例えば、所定のスイッチ操作により、シートベルトアンカの位置を調整するための信号)が受信されると、制御回路11はこれを解読して所定のシートベルト用モータユニット3に制御信号を送信するように、入出力部14を制御する。すなわち、対応する電源線B、通信線Cをアクティブにする。
電装コネクタ2は、例えば、シートベルト用モータユニット3a及び3bにそれぞれ対応する電装コネクタ2a及び2bから構成される。電装コネクタ2a及び2bは、樹脂製の筐体で構成され、基本的に同形状である。電装コネクタ2a及び2bはそれぞれ、入力端子22a及び22b、出力端子23a及び23b、モータ駆動回路21a及び21b、センサ入力回路24a及び24bを備えている。入力端子22a及び22bは、ワイヤーハーネスの電源線B、通信線C、グランド線Gの一端に着脱可能な端子形状をしており、出力端子23a及び23bは、シートベルト用モータユニット3a及び3bの入力端に着脱可能な端子形状をしている。
各電装コネクタ2(2a及び2b)は、詳しくは、図2に示すように、モータ駆動回路21、入力端子22B、22C、22G、出力端子23M1、23M2、センサ端子23S1、23S2、23S3、センサ入力回路24、マイコン(マイクロコンピュータ)25、制御IC(Integrated Circuit)26、送信回路27及び受信回路28を含んでいる。
モータ駆動回路21は、例えば、MOS型電界効果トランジスタから構成されるHブリッジ回路を備える。そして、モータ駆動回路21は、制御IC26からのハイ/ロー信号により、シートベルト用モータユニット3に含まれるモータを駆動させるための駆動信号を生成して出力する。
入力端子22B、22C及び22Gはそれぞれ、電源線B、通信線C及びグランド(GND)線Gが接続される端子である。出力端子23M1及び23M2はそれぞれ、シートベルト用モータユニット3に含まれるモータの各端子(2端子型の場合)に接続され、センサ端子23S1、23S2及び23S3は、シートベルト用モータユニット3に含まれるセンサの各端子に接続される端子である。
センサ入力回路24は、シートベルト用モータユニット3からのセンサ信号が入力され、これを制御IC26に適したレベルに変換して制御IC26に与える。マイコン25は、CPU、ROM、及びRAMを含む。マイコン25は、受信回路28から入力された信号を解読して、制御IC26に含まれるドライバを制御するための信号を出力する。マイコン25はまた、他の電装コネクタやECUに各種制御信号を送信する必要がある場合は、当該制御信号を送信回路27に出力する。
制御IC26は、モータ駆動回路21に含まれるトランジスタを駆動するためのハイ/ロー信号を生成するドライバ、このドライバに供給する電圧を昇圧するためのチャージポンプ等を含む。ここで、制御IC26に送信回路27、受信回路28を組み込んでIC化してもよいし、更に、マイコン25を組み込んでIC化してもよい。
送信回路27は、マイコン25から入力されたパルス状のディジタル信号を変調して通信線Cに送出する。受信回路28は、通信線Cからディジタル信号を受信し、復調してマイコン25に出力する。なお、バッテリ電源を供給する電源線Bからは、モータ駆動回路21、センサ入力回路24、制御IC26等にバッテリ電源が供給されている。また、モータの速度制御が必要な場合は、制御IC26内に周知のPWM(Pulse Wide Modulation)制御回路を設ける。当該PWM制御回路は、任意のデューティ比のPWM波形をモータ駆動回路21に出力する。
なお、各シートベルト用モータユニット3a及び3bが同等の場合には、各電装コネクタ2a及び2bの構成は同等となるが(例えば、図2で例示した電装コネクタ2の構成のように)、各シートベルト用モータユニット3a及び3bのモータの端子数や定格等が異なる場合には、それらに応じて各電装コネクタ2a及び2bの構成は、図2で例示した構成に対してマイナーチェンジされる。
図1(A)に示すように、シートベルト用モータユニット3は、各シートベルトSB(代表してひとつのみ図示)を稼働させる、例えば、シートベルト用モータユニット3a及び3bから構成される。シートベルト用モータユニット3a及び3bはそれぞれ、電装コネクタ2a及び2bの出力端子23a及び23bに着脱可能な入力部を有している。シートベルト用モータユニット3a及び3bはまた、各シートベルトSBを稼働させるためのモータ及びセンサ素子を備えている。シートベルトSB(例えば、シートベルトアンカ)は、制御ECU1から発せられる制御信号(例えば、シートベルトアンカの位置を調整するための制御信号)に応答して駆動するモータの駆動力で駆動される(例えば、位置調整が行われる)。センサ素子は、例えば、センサ付きのシートベルトアンカに対応するものである。
一方、図1(B)に示すシートベルト制御システムは、図1(A)に示した電装コネクタ2に替えて、センサ信号が出力されないシートベルト用モータユニット5に対応する電装コネクタ4を備えたものである。但し、制御ECU1のハードウエア構成は、図1(A)に示した構成と同一である。
すなわち、図1(B)に示すシートベルト制御システムは、制御ECU1、シートベルト用モータユニット5に対応する電装コネクタ4、これらを接続する電源線B、通信線C、グランド線Gを含んで構成される。
図1(B)に示すように、制御ECU1は、図1(A)で示した構成と同一であるので、ここでの重複説明は省略する。そして、通信回路12にて所定のシートベルトSB′を稼働させるための制御信号が受信されると、制御回路11はこれを解読して所定のシートベルト用モータユニット5に制御信号を送信するように、入出力部14を制御する。すなわち、対応する電源線B、通信線Cをアクティブにする。
電装コネクタ4は、例えば、シートベルト用モータユニット5a及び5bにそれぞれ対応する電装コネクタ4a及び4bから構成される。電装コネクタ4a及び4bは、図1(A)で示した電装コネクタ2a及び2bと基本的に同等構成、すなわち、樹脂製の筐体で構成され、入力端子42a及び42b、出力端子43a及び43bを有するが、シートベルト用モータユニット5がセンサ信号を出力しないため、図1(A)で示したセンサ入力回路24a及び24bを有していない点が電装コネクタ2a及び2bと異なる。
すなわち、各電装コネクタ4(4a及び4b)は、図3に示すように、モータ駆動回路41、入力端子42B、42C、42G、出力端子43M1、43M2、マイコン45、制御IC46、送信回路47及び受信回路48を含んでいる。これらの構成は、図1(A)で示したモータ駆動回路21、入力端子22B、22C、22G、出力端子23M1、23M2、マイコン25、制御IC26、送信回路27及び受信回路28と同等であるので、ここでの重複説明は省略する。
なお、各シートベルト用モータユニット5a及び5bが同等の場合には、各電装コネクタ4a及び4bの構成は同等となるが(例えば、図3で例示した電装コネクタ4の構成のように)、各シートベルト用モータユニット5a及び5bのモータの端子数や定格等が異なる場合には、それらに応じて各電装コネクタ4a及び4bの構成は、図3で例示した構成に対してマイナーチェンジされる。
シートベルト用モータユニット5は、各シートベルトSB′(代表してひとつのみ図示)を稼働させる、例えば、シートベルト用モータユニット5a及び5bから構成される。シートベルト用モータユニット5a及び5bはそれぞれ、電装コネクタ4a及び4bの出力端子43a及び43bに着脱可能な入力部を有している。シートベルト用モータユニット5a及び5bは、各シートベルトSB′を稼働させるためのモータを備えている。シートベルトSB(例えば、シートベルトアンカ)は、制御ECU1から発せられる制御信号(例えば、シートベルトアンカの位置を調整するための制御信号)に応答して駆動するモータの駆動力で駆動される(例えば、位置調整が行われる)。
なお、上記図1(A)及び図1(B)では、説明を明確にするために、センサ信号が出力されるシートベルト用モータユニット3とセンサ信号が出力されないシートベルト用モータユニット5に対応するシステムを別々に説明したが、これはら混在してもよい。例えば、フロントシートベルトに対してはシートベルト用モータユニット3が採用され、リアシートベルトにはシートベルト用モータユニット5が採用されるシステムもあり得る。
このような構成において、制御ECU1とシートベルト用モータユニット3、5との間に介設される電装コネクタ2、4が、通信線Cを介して制御ECU1から送信されてくる制御信号を受信し、受信された制御信号に応答して、モータ駆動回路21、41からシートベルト用モータユニット3、5に含まれるモータを駆動させるための駆動信号が出力される。すなわち、シートベルトSB、SB′のタイプの差異に起因する各シートベルト用モータユニット3、5のバリエーションの差異を電装コネクタ2、4で吸収することが可能になる。いうまでもなく、シートベルト用モータユニット3a、3bのモータ等の定格が異なる場合、シートベルト用モータユニット5a、5bのモータ等の定格が異なる場合も同様に、それらのバリエーションの差異を電装コネクタ2、4で吸収することが可能になる。
このように、第1実施形態によると、制御ECU1は各シートベルト用モータユニット3、5のタイプに応じた制御信号を出力するだけでよくなるので、制御ECU1のハードウエア仕様を統一することができる。
[第2実施形態]
図4(A)及び図4(B)は、第2実施形態のシートベルト制御システムの基本構成を示す図である。補足すると、図4(A)は、センサ信号が出力されるシートベルト用モータユニットに対応し、図4(B)は、センサ信号が出力されないシートベルト用モータユニットに対応するものである。図5は、第2実施形態で採用される電源重畳多重方式の基本原理を説明するための図である。図6は、図4(A)における電装コネクタの電気的な構成を示すブロックである。図7は、図4(B)における電装コネクタの電気的な構成を示すブロックである。
図4(A)に示すシートベルト制御システムは、制御ECU6、シートベルト用モータユニット3に対応する電装コネクタ7、これらを接続する電源線B、グランド線Gを含んで構成される。
制御ECU6は、シートベルト制御用のECUであり、例えば、ジャンクションボックスJ/B等とよばれる電気接続箱に内蔵され、図4(A)に示すように、制御回路61、通信回路62、電源回路63及び入出力部64を含む。制御回路61は、CPU、ROM、及びRAMを含むマイクロコンピュータから構成され、シートベルト制御や通信制御等を司る。
通信回路62は、車両ECU等の他ECUとの通信機能を有する。特に、第2実施形態では、通信回路62は、後述する電源重畳多重方式に適合する通信機能を有する。このため、通信線が電源線に共用化されて専用の通信線が不要となる。電源回路63は、車載バッテリから電源供給を受けて、制御ECU6の各部に電力分配すると共に、外部機器にも与えるために入出力部64に出力する。入出力部64は、各回路61、62、63及び電源線B、グランド線Gのインターフェース回路や電源線B、グランド線Gに対応するコネクタ端子を含む。
通信回路62にて所定のシートベルトSBを稼働させるための制御信号(例えば、所定のスイッチ操作により、シートベルトアンカの位置を調整するための信号)が受信されると、制御回路61はこれを解読して電源重畳多重方式を利用して所定のシートベルト用モータユニット3に制御信号を送信するように、入出力部64を制御する。すなわち、対応する電源線B(通信線が共用される)をアクティブにする。
電装コネクタ7は、例えば、シートベルト用モータユニット3a及び3bにそれぞれ対応する電装コネクタ7a及び7bから構成される。電装コネクタ7a及び7bは、樹脂製の筐体で構成され、基本的に同形状である。電装コネクタ7a及び7bはそれぞれ、入力端子72a及び72b、出力端子73a及び73b、モータ駆動回路71a及び71b、センサ入力回路74a及び74bを備えている。入力端子72a及び72bは、ワイヤーハーネスの電源線B、グランド線Gの一端に着脱可能な端子形状をしており、出力端子73a及び73bは、シートベルト用モータユニット3a及び3bの入力端に着脱可能な端子形状をしている。
更に、電装コネクタ7は、電源重畳多重方式に適合する通信機能を有する。図5を用いて、電源重畳多重方式の基本原理について説明する。電源重畳多重方式とは、電源線に通信を重畳させることで専用通信線なしで信号を伝送する周知の方式である。電源重畳多重方式では、図5に示すように、送信回路107、受信回路108及び重畳回路109を備えた通信部100が用いられる。
送信回路107は、制御部(例えば、図6のマイコン75)から入力されたパルス状の送信データを、例えば、ASK(Amplitude Shift Keying)変調して、重畳回路109(例えば、図6のフィルタ79)に出力する。重畳回路109は、送信回路107から入力された変調後の信号を電源線に重畳する。また、重畳回路109は、電源線に重畳された通信信号を分離して、受信回路108に出力する。受信回路108は、重畳回路109から入力された信号を復調し、パルス状のディジタル信号を受信データとして制御部に出力する。したがって、電源重畳多重方式を採用すると、電源線が通信線に共用されるので、専用の通信線が不要となる。
各電装コネクタ7(7a及び7b)は、詳しくは、図6に示すように、モータ駆動回路71、入力端子72B、72G、出力端子73M1、73M2、センサ端子73S1、73S2、73S3、センサ入力回路74、マイコン75、制御IC76、送信回路77、受信回路78及びフィルタ79を含んでいる。この電装コネクタ7では、電源重畳多重方式が採用され、送信回路77、受信回路78、フィルタ79は、図5の通信部100に相当する。
モータ駆動回路71は、例えば、MOS型電界効果トランジスタから構成されるHブリッジ回路を備える。そして、モータ駆動回路71は、制御IC76からのハイ/ロー信号により、シートベルト用モータユニット3に含まれるモータを駆動させるための駆動信号を生成して出力する。
入力端子72B及び72Gはそれぞれ、電源線B及びグランド(GND)線Gが接続される端子である。電源線Bは上述したように通信線を兼ねる。出力端子73M1及び73M2はそれぞれ、シートベルト用モータユニット3に含まれるモータの各端子(2端子型の場合)に接続され、センサ端子73S1、73S2及び73S3は、シートベルト用モータユニット3に含まれるセンサの各端子に接続される端子である。
センサ入力回路74は、シートベルト用モータユニット3からのセンサ信号が入力され、これを制御IC76に適したレベルに変換して制御IC76に与える。マイコン75は、CPU、ROM、及びRAMを含む。マイコン75は、受信回路78から入力された信号を解読して、制御IC76に含まれるドライバを制御するための信号を出力する。また、マイコン75は、他の電装コネクタやECUに各種制御信号を送信する必要がある場合は、当該制御信号を送信回路77に出力する。
制御IC76は、モータ駆動回路71に含まれるトランジスタを駆動するためのハイ/ロー信号を生成するドライバ、このドライバに供給する電圧を昇圧するためのチャージポンプ等を含む。ここで、制御IC76に送信回路77、受信回路78、フィルタ79を組み込んでIC化してもよいし、更に、マイコン75を組み込んでIC化してもよい。
送信回路77は、マイコン75から入力されたパルス状のディジタル信号を変調して通信線を兼ねる電源線Bに送出する。受信回路78は、電源線Bを介してディジタル信号を受信し、復調してマイコン75に出力する。フィルタ79は、電源線Bに重畳されている制御信号を搬送している帯域をフィルタリングするバンドパスフィルタである。フィルタ79は、フィルタリングした帯域の信号を受信回路78に出力する。
なお、電源線Bからは、本来の機能通りに、モータ駆動回路71、センサ入力回路74、制御IC76等にバッテリ電源も供給されている。また、モータの速度制御が必要な場合は、制御IC76内に周知のPWM制御回路を設ける。当該PWM制御回路は、任意のデューティ比のPWM波形をモータ駆動回路71に出力する。
また、各シートベルト用モータユニット3a及び3bが同等の場合には、各電装コネクタ7a及び7bの構成は同等となるが(例えば、図6で例示した電装コネクタ7の構成のように)、各シートベルト用モータユニット3a及び3bのモータの端子数や定格等が異なる場合には、それらに応じて各電装コネクタ7a及び7bの構成は、図6で例示した構成に対してマイナーチェンジされる。シートベルト用モータユニット3は、図1(A)を用いて説明した通りなので、ここでの重複説明は省略する。
一方、図4(B)に示すシートベルト制御システムは、図4(A)に示した電装コネクタ7に替えて、センサ信号が出力されないシートベルト用モータユニット3に対応する電装コネクタ8を備えたものである。但し、制御ECU6のハードウエア構成は、図4(A)に示した構成と同一である。
すなわち、図4(B)に示すシートベルト制御システムは、制御ECU6、シートベルト用モータユニット5に対応する電装コネクタ8、これらを接続する電源線B、通信線を兼ねるグランド線Gを含んで構成される。
図4(B)に示すように、制御ECU6は、図4(A)で示した構成と同一であるので、ここでの重複説明は省略する。そして、通信回路62にて所定のシートベルトSB′を稼働させるための制御信号が受信されると、制御回路61はこれを解読して電源重畳多重方式を利用して所定のシートベルト用モータユニット5に制御信号を送信するように、入出力部64を制御する。すなわち、対応する電源線Bをアクティブにする。
電装コネクタ8は、例えば、シートベルト用モータユニット5a及び5bにそれぞれ対応する電装コネクタ8a及び8bから構成される。電装コネクタ8a及び8bは、図4(A)で示した電装コネクタ7a及び7bと基本的に同等構成、すなわち、樹脂製の筐体で構成され、入力端子82a及び82b、出力端子83a及び83bを有するが、シートベルト用モータユニット5がセンサ信号を出力しないため、図4(A)で示したセンサ入力回路74a及び74bを有していない点が電装コネクタ7a及び7bと異なる。
すなわち、各電装コネクタ8(8a及び8b)は、図7に示すように、モータ駆動回路81、入力端子82B、82G、出力端子83M1、83M2、マイコン85、制御IC86、送信回路87、受信回路88及びフィルタ89を含んでいる。この電装コネクタ8でも、電源重畳多重方式が採用され、送信回路87、受信回路88、フィルタ89は、図5の通信部100に相当する。これらの構成は、図4(A)で示したモータ駆動回路71、入力端子72B、72G、出力端子73M1、73M2、マイコン75、制御IC76、送信回路77、受信回路78及びフィルタ79と同等であるので、ここでの重複説明は省略する。
各シートベルト用モータユニット5a及び5bが同等の場合には、各電装コネクタ8a及び8bの構成は同等となるが(例えば、図7で例示した電装コネクタ8の構成のように)、各シートベルト用モータユニット5a及び5bのモータの端子数や定格等が異なる場合には、それらに応じて各電装コネクタ8a及び8bの構成は、図7で例示した構成に対してマイナーチェンジされる。シートベルト用モータユニット5は、図1(B)を用いて説明した通りなので、ここでの重複説明は省略する。
なお、上記図4(A)及び図4(B)では、説明を明確にするために、センサ信号が出力されるシートベルト用モータユニット3とセンサ信号が出力されないシートベルト用モータユニット5に対応するシステムを別々に説明したが、これはら混在してもよい。例えば、フロントシートベルトに対してはシートベルト用モータユニット3が採用され、リアシートベルトにはシートベルト用モータユニット5が採用されるシステムもあり得る。
このような構成において、制御ECU6とシートベルト用モータユニット3、5との間に介設される電装コネクタ7、8が、通信線を兼ねる電源線Bを介して制御ECU6から送信されてくる制御信号を受信し、受信された制御信号に応答して、モータ駆動回路71、81からシートベルト用モータユニット3、5に含まれるモータを駆動させるための駆動信号が出力される。すなわち、シートベルトSB、SB′のタイプの差異に起因する各シートベルト用モータユニット3、5のバリエーションの差異を電装コネクタ7、8で吸収することが可能になる。いうまでもなく、シートベルト用モータユニット3a、3bのモータ等の定格が異なる場合、シートベルト用モータユニット5a、5bのモータ等の定格が異なる場合も同様に、それらのバリエーションの差異を電装コネクタ7、8で吸収することが可能になる。
このように、第2実施形態によると、制御ECU6は各シートベルト用モータユニット3、5のタイプに応じた制御信号を出力するだけでよくなるので、制御ECU6のハードウエア仕様を統一することができる。更に、第2実施形態では、電源重畳多重方式を採用しているので、専用の通信線が不要となり、ワイヤーハーネスの簡素化、軽量化、省線化を図ることもできる。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、オプション等によるシートベルトのタイプの差異に起因するシートベルト用モータユニットのバリエーションの差異を電装コネクタで吸収することが可能になる。したがって、制御ECUはシートベルト用モータユニットのタイプに応じた制御信号を出力するだけでよくなるので、制御ECUのハードウエア仕様を統一することができる。また、電源重畳多重方式を採用することにより、制御ECUのハードウエア仕様を統一すると共にワイヤーハーネスの簡素化、軽量化、省線化を図ることもできる。
なお、上記電装コネクタ2、4、7、8は、請求項中の電子回路ユニットに対応する。このような電子回路ユニットは、電装コネクタ2、4、7、8に替えて、シートベルトSB、SB′自体に内蔵するようにしてもよい。これにより、部品点数を削減できると共に、限られた車内スペースを有効に利用できる。また、制御ECUを通常方式及び電源重畳多重方式の両方に対応できるようにしておけば、第1実施形態で示した電装コネクタ2、4及び第2実施形態で示した電装コネクタ7、8が混在するシステムにも、同一の制御ECUで対応可能になる。
また、上記実施形態においては、請求項でいうシートベルトの稼働の一例として、シートベルトアンカの位置調整を例示したが、これに替えて、ベルトの巻き取り制御であってもよい。但し、この場合には、加速度センサにより検出された基準値以上の加速度に基づいて発せられる制御信号に応答して、モータユニットに含まれるモータが駆動されることになる。本発明のシートベルト制御システムは、シートベルトアンカの位置調整のみならず、モータ駆動されるシートベルトの各部位の制御を含むものである。
図1(A)及び図1(B)は、第1実施形態のシートベルト制御システムの基本構成を示す図である。 図1(A)における電装コネクタの電気的な構成を示すブロックである。 図1(B)における電装コネクタの電気的な構成を示すブロックである。 図4(A)及び図4(B)は、第2実施形態のシートベルト制御システムの基本構成を示す図である。 第2実施形態で採用される電源重畳多重方式の基本原理を説明するための図である。 図4(A)における電装コネクタの電気的な構成を示すブロックである。 図4(B)における電装コネクタの電気的な構成を示すブロックである。 図8(A)及び図8(B)は、従来のシートベルト制御システムの基本構成を示す図である。
符号の説明
1、6 制御ECU
2、4、7、8 電装コネクタ(電子回路ユニット)
3、5 シートベルト用モータユニット
21、41、71、81 モータ駆動回路(出力手段)
24、74 センサ入力回路(入力手段)
25、45、75、85 マイコン(制御手段)
26、46、76、86 制御IC(制御手段)
27、47、77、87 送信回路(送信手段)
28、48、78、88 受信回路(受信手段)
79、89 フィルタ

Claims (5)

  1. 所定の制御信号によって複数のタイプのシートベルトを制御する機能を備えた制御ECUと、
    前記制御ECUと特定のタイプのシートベルトを稼働させるためのモータを含むシートベルト用モータユニットとの間に介設される、前記シートベルト用モータユニットに対応した電子回路を含む電子回路ユニットと、
    を備えたシートベルト制御システムであって、
    前記電子回路ユニットは、
    通信線を介して前記制御ECUから送信されてくる前記制御信号を受信する受信手段と、
    前記シートベルト用モータユニットに含まれる前記モータを駆動させるための駆動信号を出力する出力手段と、
    受信された前記制御信号に応答して、前記出力手段から前記駆動信号を出力させる制御手段と、を含む、
    ことを特徴とするシートベルト制御システム。
  2. 請求項1記載のシートベルト制御システムにおいて、
    前記電子回路ユニットは、
    前記シートベルト用モータユニットから出力される前記シートベルトの稼働又は前記モータの駆動に係るセンサ信号が入力される入力手段と、
    入力された前記センサ信号を前記通信線を介して前記制御ECUに送信する送信手段と、を含む、
    ことを特徴とするシートベルト制御システム。
  3. 請求項1又は請求項2記載のシートベルト制御システムにおいて、
    前記電子回路ユニットは、
    前記シートベルト用モータユニットに着脱可能な電装コネクタに内蔵される、
    ことを特徴とするシートベルト制御システム。
  4. 請求項1又は請求項2記載のシートベルト制御システムにおいて、
    前記電子回路ユニットは、
    前記シートベルト用モータユニットが取り付けられる前記シートベルトに内蔵される、
    ことを特徴とするシートベルト制御システム。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のシートベルト制御システムにおいて、
    電源重畳多重方式が採用され、
    前記通信線は、前記制御ECUから電源供給を受けるための電源線である、
    ことを特徴とするシートベルト制御システム。
JP2004258617A 2004-09-06 2004-09-06 シートベルト制御システム Abandoned JP2006069486A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004258617A JP2006069486A (ja) 2004-09-06 2004-09-06 シートベルト制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004258617A JP2006069486A (ja) 2004-09-06 2004-09-06 シートベルト制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006069486A true JP2006069486A (ja) 2006-03-16

Family

ID=36150530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004258617A Abandoned JP2006069486A (ja) 2004-09-06 2004-09-06 シートベルト制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006069486A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015058767A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 矢崎総業株式会社 シート制御システム及びワイヤハーネス構造体
CN104816703A (zh) * 2014-01-30 2015-08-05 本田技研工业株式会社 安全带装置
EP3882087A1 (en) 2020-03-18 2021-09-22 Yazaki Corporation On-vehicle control system and controlling method of on-vehicle control system

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015058767A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 矢崎総業株式会社 シート制御システム及びワイヤハーネス構造体
CN105473380A (zh) * 2013-09-18 2016-04-06 矢崎总业株式会社 座椅控制系统和线束结构体
CN104816703A (zh) * 2014-01-30 2015-08-05 本田技研工业株式会社 安全带装置
CN104816703B (zh) * 2014-01-30 2017-05-24 本田技研工业株式会社 安全带装置
EP3882087A1 (en) 2020-03-18 2021-09-22 Yazaki Corporation On-vehicle control system and controlling method of on-vehicle control system
JP2021146867A (ja) * 2020-03-18 2021-09-27 矢崎総業株式会社 車載制御システム及び車両制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8170744B2 (en) Front electronic equipment system with a LIN-subbus
JP5785803B2 (ja) ワイヤハーネス構造体及び電子制御ユニット
JP5875098B2 (ja) ワイヤハーネス構造体、及び、電子機器制御システム
JP6374897B2 (ja) 車両用ワイヤハーネス構造
US9932002B2 (en) Seat control system and wire harness
US7356714B2 (en) Method of communicating a signal from a sensor, connected to a connector, to an auxiliary module
CA2460457C (en) Integrated vehicle power distribution and gateway system
WO2012006279A1 (en) Electrical and electronic system having an electrical center for a vehicle
JP5378938B2 (ja) 機能内蔵コネクタを用いたハーネス接続構造
JP2011020523A (ja) 車両の電源供給方法及び車両用電源機器
JP2019196052A (ja) ワイヤハーネス、ワイヤハーネス用の部品モジュール、及び、車両部品
JP2004142500A (ja) コネクタ装置
CN113632424A (zh) 车载通信系统,车载中继装置及车载控制装置
JP5700776B2 (ja) ワイヤハーネス
JP2006069486A (ja) シートベルト制御システム
US20220416825A1 (en) Onboard relay apparatus
JP2006062594A (ja) 車室内ランプ制御システム
CN114174944A (zh) 车载电源系统
WO2020121389A1 (ja) ワイヤハーネス、コネクタ及び通信中継方法
JP2006062593A (ja) シート制御システム
JP2006062591A (ja) 車室外ランプ制御システム
JP2010049815A (ja) 車載電装品制御ユニット及び制御部品
US6909952B2 (en) Device for controlling/regulating the operational sequences in a motor vehicle
JP2006062592A (ja) 遮蔽部材制御システム
JP2007008261A (ja) 通信機能付コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070315

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20090126