JP2006062510A - ワイパ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 剛性を確保することができると共に、外部から付加された大きな衝撃力を確実に吸収することができるワイパ装置を提供する。
【解決手段】 ワイパブレードが結合されたワイパアーム20と、車体パネル30上に突出して配置される先端部16aにワイパアーム20を結合すると共に、基端部16bにリンク部材17を結合して該リンク部材17を介して往復回動するピボット軸16と、このピボット軸16を回動自在に支持する筒状の軸受部12と車体パネル31に取り付けられる車体固定部13とがトランスバースプレート14を介して一体形成されたピボットホルダ11と、を備えたワイパ装置において、トランスバースプレート14の所定位置に該トランスバースプレート14の材質とは異なる材質の棒状部材15を埋設した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、車両のウインドシールドガラスの払拭面をワイパで払うワイパ装置に関する。
この種のワイパ装置として、図13に示すものがある(例えば、特許文献1参照。)。このワイパ装置のワイパピボット1は、図13に示すように、外装パネル7上に突出して配置される先端部2aにワイパアーム5のアームヘッド5aをナット9を介して締結固定すると共に、基端部2bにリンク部材6を結合して該リンク部材6を介して往復回動するピボット軸2と、このピボット軸2を回動自在に支持する円筒状の軸受部3aと内装パネル8にボルト9a及びナット9bを介して締結固定されるフランジ部3bとが一体形成されたピボットホルダ3と、を備えている。尚、ワイパアーム5には、ワイパブレード(図示せず)が結合されている。
このピボットホルダ3のフランジ部3bの円筒状の軸受部3aの周囲には環状溝4を形成してあると共に、該環状溝4の複数箇所にはさらに肉厚を薄くした薄肉部4aを形成してある。
そして、車両の外方からワイパアーム5の基端部に衝撃荷重が加わり、アームカバー5bを介してピボット軸2及びピボットホルダ3の円筒状の軸受部3aに掛かると、ピボットホルダ3のフランジ部3bにおける円筒状の軸受部3aとボルト9aによる内装パネル8への固着部との間の環状溝4に応力が集中して破断強度の低い薄肉部4aから環状溝4に沿って破断し、図13の2点鎖線に示すように、円筒状の軸受部3aが内装パネル8の内方に脱落するようになっている。
特開平11−34808号公報
特開平11−301420号公報
しかしながら、前記従来のワイパピボット1では、ピボットホルダ3のフランジ部3bの円筒状の軸受部3aの周囲に環状溝4を形成すると共に薄肉部4aを形成してその部位を破断する構造にしたことにより、外部からの衝撃を吸収することはできるものの、ピボットホルダ3のフランジ部3bの剛性が低下してしまう問題があった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、剛性を確保することができると共に、外部から付加された大きな衝撃力を確実に吸収することができるワイパ装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、ワイパブレードが結合されたワイパアームと、車体パネル上に突出して配置される先端部に前記ワイパアームを結合すると共に、基端部にリンク部材を結合して該リンク部材を介して往復回動するピボット軸と、このピボット軸を回動自在に支持する筒状の軸受部と車体パネルに取り付けられる車体固定部とがトランスバースプレートを介して一体形成されたピボットホルダと、を備えたワイパ装置において、前記トランスバースプレートの所定位置に該トランスバースプレートの材質とは異なる材質の棒状部材を埋設したことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のワイパ装置であって、前記トランスバースプレートの前記車体固定部寄りの位置の幅方向に前記棒状部材をインサート成形により一体的に形成したことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載のワイパ装置であって、前記ワイパアームの所定位置に該ワイパアームの材質とは異なる材質の棒状部材を埋設したことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3記載のワイパ装置であって、前記ワイパアームの前記ピボット軸の先端部寄りの位置の幅方向に該ワイパアームの材質とは異なる材質の棒状部材をインサート成形により一体的に形成したことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1記載のワイパ装置であって、前記棒状部材の断面形状を円形にしたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1記載のワイパ装置であって、前記棒状部材の断面形状を四角形にしたことを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、ピボットホルダのトランスバースプレートの所定位置に該トランスバースプレートの材質とは異なる材質の棒状部材を埋設したことにより、ピボットホルダのピボット軸に外部から予め定められた値を超えた大きな衝撃力が加えられた際に、その衝撃力によりピボットホルダのトランスバースプレートの棒状部材の埋設部位が破断されてその衝撃エネルギーを吸収することができる。また、ピボットホルダのトランスバースプレートに棒状部材を埋設する構造であるため、従来の薄肉部等を形成したものに比べてその剛性を確保することができる。
請求項2の発明によれば、ピボットホルダのトランスバースプレートの車体固定部寄りの位置の幅方向に棒状部材をインサート成形により一体的に形成したことにより、ピボットホルダのピボット軸に外部から予め定められた値を超えた大きな衝撃力が加えられた際に、その衝撃力をピボットホルダのトランスバースプレートの棒状部材の埋設部位に集中させて該棒状部材に沿って該トランスバースプレートを簡単に破断することができ、その衝撃エネルギーを確実に吸収することができる。
請求項3の発明によれば、ワイパアームの所定位置に該ワイパアームの材質とは異なる材質の棒状部材を埋設したことにより、ワイパアームに外部から予め定められた値を超えた大きな衝撃力が加えられた際に、その衝撃力によりワイパアームの棒状部材の埋設部位が破断されてその衝撃エネルギーを吸収することができる。また、ワイパアームに棒状部材を埋設する構造であるため、従来の薄肉部等を形成したものに比べてその剛性を確保することができる。
請求項4の発明によれば、ワイパアームのピボット軸の先端部寄りの位置の幅方向に該ワイパアームの材質とは異なる材質の棒状部材をインサート成形により一体的に形成したことにより、ワイパアームに外部から予め定められた値を超えた大きな衝撃力が加えられた際に、その衝撃力をワイパアームの棒状部材の埋設部位に集中させて該棒状部材に沿ってワイパアームを簡単に破断することができ、その衝撃エネルギーを確実に吸収することができる。
請求項5の発明によれば、棒状部材の断面形状を円形にしたことにより、ピボットホルダのピボット軸に外部から予め定められた値を超えた大きな衝撃力が加えられた際に、その衝撃力をピボットホルダのトランスバースプレートに埋設された断面円形の棒状部材に沿って該トランスバースプレートを簡単かつ確実に破断することができる。
請求項6の発明によれば、棒状部材の断面形状を四角形にしたことにより、ピボットホルダのピボット軸に外部から予め定められた値を超えた大きな衝撃力が加えられた際に、その衝撃力をピボットホルダのトランスバースプレートに埋設された断面四角形の棒状部材に沿って該トランスバースプレートを簡単かつ確実に破断することができる。
以下、本発明の実施例1を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例1のワイパピボットを示す正面図、図2は同ワイパピボットのピボット軸に結合されるワイパアームのアームヘッドの正面図、図3は同ワイパアームのアームヘッドの平面図、図4は図3中Y−Y線に沿う断面図、図5(a)は図3中X−X線に沿う断面図、図5(b)は図5(a)とは別の形態の断面図、図6は同ワイパピボットのピボットホルダの正面図、図7は同ピボットホルダの平面図、図8は図7中Y−Y線に沿う断面図、図9(a)は図7中X−X線に沿う断面図、図9(b)は図9(a)とは別の形態の断面図、図10は同ピボットホルダのトランスバースプレートが棒状部材を境に破断した状態を示す正面図、図11は同ワイパアームが棒状部材を境に破断した状態を示す正面図、図12は同ワイパアーム及びトランスバースプレートが各棒状部材を境にそれぞれ破断した状態を示す正面図である。
図1及び図10〜図12に示すように、ワイパ装置のワイパピボット10は、カウルパネルやフードパネル等の外装パネル(車体パネル)30上に突出して配置される先端部16aにワイパアーム20をナット26を介して締結固定すると共に、基端部16bにピボットアーム(リンク部材)17を結合して該ピボットアーム17を介して往復回動するピボット軸16と、このピボット軸16を回動自在に支持する円筒状の軸受部12とダッシュアッパパネル等の内装パネル(車体パネル)31にボルト32等を介して締結固定される車体固定部13とがトランスバースプレート14を介して一体形成されたピボットホルダ11と、を備えている。
図1,図6,図7に示すように、ピボットホルダ11は、アルミニウム合金の鋳造成形により円筒状の軸受部12と車体固定部13及びトランスバースプレート14とが一体形成されている。図6〜図9(a)に示すように、このトランスバースプレート14の車体固定部13寄りの位置の幅方向(横方向)には、該トランスバースプレート14の材質とは異なる材質(例えば、鉄製)の円柱状の棒状部材15をインサート成形により一体的に形成してある。この実施例1では、断面円形の円柱状の棒状部材15をトランスバースプレート14に一体的に埋設したが、図9(b)に示すように、断面四角形の四角柱状の棒状部材15′をトランスバースプレート14の車体固定部13寄りの位置の幅方向(横方向)にインサート成形により一体的に埋設しても良い。ここで、「一体的」とは、トランスバースプレート14と棒状部材15,15′の各素材(例えば、アルミニウム合金と鉄)の結晶同士が結合していない状態をいう。
また、図6,図7に示すように、ピボットホルダ11の円筒状の軸受部12の基部のトランスバースプレート14の反対側の位置には、パイプフレーム結合部12aを一体突出形成してある。このパイプフレーム結合部12aにはパイプフレーム18の一端部を加締め固定してある。このパイプフレーム18の他端部には図示しないもう一方のピボットホルダを固定してある。さらに、ピボットホルダ11の車体固定部13は、ゴム製の衝撃吸収用ダンパ19を介してボルト32により内装パネル31に締結固定されている。
図1に示すように、ピボット軸16の先端部16aは外装パネル30の円形の開口部30a内より上方に突出していると共に、該先端部16aには雄ねじ部と円錐状のセレーション部を形成してある。そして、このピボット軸16の先端部16aにワイパアーム20のアームヘッド21の基端部21aをナット26を介して締結固定してある。
また、ピボット軸16の基端部16bはピボットホルダ11の円筒状の軸受部12の下方に露出している。そして、このピボット軸16の基端部16bには、ピボットアーム17の一端部を加締め固定してある。このピボットアーム17の他端部は、リンクコンロッド等を介してワイパモータの出力軸(いずれも図示省略)に連係されている。
図1〜図3に示すように、ワイパアーム20は、基端部21aがピボット軸16の先端部16aに締結固定されたアームヘッド21と、このアームヘッド21の先端部21bにピン22を介して上下方向に揺動自在に支持されたリテーナ23と、このリテーナ23にアームピースを介して連結されたワイパブレード(いずれも図示省略)とで構成されている。このワイパアーム20のアームヘッド21は、アルミニウム合金の鋳造成形により正面略へ字形の板状に形成してある。図1〜図5(a)に示すように、このアームヘッド21の基端部21aのピボット軸16の先端部16a寄りの位置の幅方向(横方向)には、該アームヘッド21の材質とは異なる材質(例えば、鉄製)の円柱状の棒状部材25をインサート成形により一体的に形成してある。この実施例1では、断面円形の円柱状の棒状部材25をアームヘッド21に一体的に埋設したが、図5(b)に示すように、断面四角形の四角柱状の棒状部材25′をアームヘッド21の基端部21aのピボット軸16の先端部16a寄りの位置の幅方向(横方向)にインサート成形により一体的に埋設しても良い。ここで、「一体的」とは、アームヘッド21と棒状部材25,25′の各素材(例えば、アルミニウム合金と鉄)の結晶同士が結合していない状態をいう。
以上実施例1のワイパ装置のワイパピボット10によれば、図10に示すように、ピボットホルダ11のピボット軸16に外部から予め定められた値(法規値)を超えた大きな衝撃力F′が加えられた際に、その衝撃力F′によりピボットホルダ11のトランスバースプレート14の棒状部材15の埋設部位が破断されてその衝撃エネルギーを吸収することができる。
即ち、図6,図7に示すように、ピボットホルダ11のトランスバースプレート14の車体固定部13寄りの位置の幅方向に該ピボットホルダ11のトランスバースプレート14とは材質の異なる棒状部材15をインサート成形により一体的に形成したことにより、ピボットホルダ11のピボット軸16に外部から予め定められた値を超えた大きな衝撃力F′が加えられた際に、その衝撃力F′をピボットホルダ11のトランスバースプレート14の棒状部材15の埋設部位に集中させて該棒状部材15に沿って該トランスバースプレート14を簡単に破断することができ、その衝撃エネルギーを確実に吸収することができる。
特に、図9(a)に示すように、棒状部材15の断面形状を円形にしたことにより、上記衝撃力F′をトランスバースプレート14に埋設された断面円形の棒状部材15に沿って該トランスバースプレート14を簡単かつ確実に破断することができる。さらに、図9(b)に示す別の形態のように、棒状部材15′の断面形状を四角形にしても、上記衝撃力F′をピボットホルダ14のトランスバースプレート14に埋設された断面四角形の棒状部材15′に沿って該トランスバースプレート14を簡単かつ確実に破断することができる。
このように、ピボットホルダ11のトランスバースプレート14に棒状部材15(或いは15′)を埋設する構造であるため、図1に示すように、ピボットホルダ11のピボット軸16に外部から予め定められた値の範囲内の衝撃力Fが加えられた場合は、その衝撃力Fによってピボットホルダ11のトランスバースプレート14の棒状部材15の埋設部位が破断することない。従って、従来の薄肉部等を形成したものに比べてピボットホルダ11の剛性を確保することができる。
また、図11に示すように、ワイパアーム20のアームヘッド21に外部から予め定められた値を超えた大きな衝撃力F′が加えられた際に、その衝撃力F′によりワイパアーム20のアームヘッド21の棒状部材25の埋設部位が破断されてその衝撃エネルギーを吸収することができる。
即ち、図2,図3に示すように、ワイパアーム20のアームヘッド21のピボット軸16の先端部16a寄りの位置の幅方向に該ワイパアーム20のアームヘッド21とは材質の異なる棒状部材25をインサート成形により一体的に形成したことにより、ワイパアーム20のアームヘッド21に外部から予め定められた値を超えた大きな衝撃力F′が加えられた際に、その衝撃力F′をワイパアーム20のアームヘッド21の棒状部材25の埋設部位に集中させて該棒状部材25に沿ってアームヘッド21を簡単に破断することができ、その衝撃エネルギーを確実に吸収することができる。
特に、図5(a)に示すように、棒状部材25の断面形状を円形にしたことにより、上記衝撃力F′をワイパアーム20のアームヘッド21に埋設された断面円形の棒状部材25に沿って該アームヘッド21を簡単かつ確実に破断することができる。さらに、図5(b)に示す別の形態のように、棒状部材25′の断面形状を四角形にしても、上記衝撃力F′をワイパアーム20のアームヘッド21に埋設された断面四角形の棒状部材25′に沿って該アームヘッド21を簡単かつ確実に破断することができる。
このように、ワイパアーム20のアームヘッド21に棒状部材25(或いは25′)を埋設する構造であるため、図1に示すように、ワイパアーム20のアームヘッド21に外部から予め定められた値の範囲内の衝撃力Fが加えられた場合は、その衝撃力Fによってワイパアーム20のアームヘッド21の棒状部材25の埋設部位が破断することない。従って、従来の薄肉部等を形成したものに比べてワイパアーム20の剛性を確保することができる。
さらに、図12に示すように、ピボットホルダ11のピボット軸16及びワイパアーム20のアームヘッド21に外部から予め定められた値を超えた大きな衝撃力F′が同時に加えられた際に、その衝撃力F′によりピボットホルダ11のトランスバースプレート14の棒状部材15の埋設部位及びワイパアーム20のアームヘッド21の棒状部材25の埋設部位が同時に破断されてその衝撃エネルギーを簡単かつ確実吸収することができる。
尚、前記実施例1によれば、ピボットホルダ及びワイパアームのアームヘッドをアルミニウム合金の鋳造成形により形成したものを用いたが、ピボットホルダ及びワイパアームのアームヘッドを合成樹脂成形したものを用いても良い。この場合には、鉄製等の材質の異なる棒状部材をピボットホルダ及びワイパアームのアームヘッドの所定位置に合成樹脂のインサート成形により一体的に形成する。
本発明の実施例1のワイパピボットを示す正面図である。 上記ワイパピボットのピボット軸に結合されるワイパアームのアームヘッドの正面図である。 上記ワイパアームのアームヘッドの平面図である。 図3中Y−Y線に沿う断面図である。 (a)は図3中X−X線に沿う断面図、(b)は(a)とは別の形態の断面図である。 上記ワイパピボットのピボットホルダの正面図である。 上記ピボットホルダの平面図である。 図7中Y−Y線に沿う断面図である。 (a)は図7中X−X線に沿う断面図、(b)は(a)とは別の形態の断面図である。 上記ピボットホルダのトランスバースプレートが棒状部材を境に破断した状態を示す正面図である。 上記ワイパアームが棒状部材を境に破断した状態を示す正面図である。 上記ワイパアーム及びトランスバースプレートが各棒状部材を境にそれぞれ破断した状態を示す正面図である。 従来のワイパピボットを示す断面図である。
符号の説明
10 ワイパピボット(ワイパ装置)
11 ピボットホルダ
12 軸受部
13 車体固定部
14 トランスバースプレート
15,15′ 棒状部材
16 ピボット軸
17 ピボットアーム(リンク部材)
20 ワイパアーム
25,25′ 棒状部材
30 外装パネル(車体パネル)
31 内装パネル(車体パネル)

Claims (6)

  1. ワイパブレードが結合されたワイパアームと、車体パネル上に突出して配置される先端部に前記ワイパアームを結合すると共に、基端部にリンク部材を結合して該リンク部材を介して往復回動するピボット軸と、このピボット軸を回動自在に支持する筒状の軸受部と車体パネルに取り付けられる車体固定部とがトランスバースプレートを介して一体形成されたピボットホルダと、を備えたワイパ装置において、
    前記トランスバースプレートの所定位置に該トランスバースプレートの材質とは異なる材質の棒状部材を埋設したことを特徴とするワイパ装置。
  2. 請求項1記載のワイパ装置であって、
    前記トランスバースプレートの前記車体固定部寄りの位置の幅方向に前記棒状部材をインサート成形により一体的に形成したことを特徴とするワイパ装置。
  3. 請求項1記載のワイパ装置であって、
    前記ワイパアームの所定位置に該ワイパアームの材質とは異なる材質の棒状部材を埋設したことを特徴とするワイパ装置。
  4. 請求項3記載のワイパ装置であって、
    前記ワイパアームの前記ピボット軸の先端部寄りの位置の幅方向に該ワイパアームの材質とは異なる材質の棒状部材をインサート成形により一体的に形成したことを特徴とするワイパ装置。
  5. 請求項1記載のワイパ装置であって、
    前記棒状部材の断面形状を円形にしたことを特徴とするワイパ装置。
  6. 請求項1記載のワイパ装置であって、
    前記棒状部材の断面形状を四角形にしたことを特徴とするワイパ装置。
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