JP2006062029A - 複数の角型電磁チャックのワ−クテ−ブル上へ並列設置する方法 - Google Patents
複数の角型電磁チャックのワ−クテ−ブル上へ並列設置する方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 寸法の大きいワ−クがワ−クテ−ブル上で位置ずれするのを防止できる複数の電磁チャックの並列方法。
【解決手段】 工作機械のワ−クテ−ブル4に予め設けた複数の雌ネジ孔41を利用して角型電磁チャック2の複数をそれらの底部フランジ22が存在する角型電磁チャック2の長手方向側が前記ワ−クテ−ブル4上の前後方向になるように並列させ、前記雌ネジ孔に締付雄ネジボルトをネジ込み、前記締付雄ネジボルトに固定金具40を螺合し、角型電磁チャックのフランジを固定金具40で押圧してワ−クテ−ブル上に角型電磁チャック2,2,2を並列固定する。
【選択図】 図2
【解決手段】 工作機械のワ−クテ−ブル4に予め設けた複数の雌ネジ孔41を利用して角型電磁チャック2の複数をそれらの底部フランジ22が存在する角型電磁チャック2の長手方向側が前記ワ−クテ−ブル4上の前後方向になるように並列させ、前記雌ネジ孔に締付雄ネジボルトをネジ込み、前記締付雄ネジボルトに固定金具40を螺合し、角型電磁チャックのフランジを固定金具40で押圧してワ−クテ−ブル上に角型電磁チャック2,2,2を並列固定する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、平面研削装置の作業テ−ブル上へ複数の角型電磁チャックを固定する方法に関する。
角型電磁チャックは、主に平面研削装置、フライス盤においてワ−クの固定保持に使用される。図4に示すように角型電磁チャック2は、長手方向側の両側壁底部の左右にフランジ(出っ張り)22を有する鉄鋼製長尺状函体(本体フレ−ム)21内に正負の異極を発生する起磁源(電源23、コイル24および鉄心25)を内蔵し、長尺状函体21上にU字状の真鍮製セパレ−タ26を介して異なる磁極27,28を角型電磁チャックの短矩側に並列させた面板20を載せたものである(例えば、非特許文献1および特許文献1参照。)。
この角型電磁チャック2は、例えば、平面研削装置の逆T溝を3本有する左右移動可能なワ−クテ−ブル上にT溝ボルトとナットとL型楔を用い、角型電磁チャックの長手方向をワ−クテ−ブルの左右方向に向けて指定された位置に固定され、金属製ワ−クを磁力によりこの角型電磁チャック上に固定する(例えば、特許文献2参照。)。
図3に示す平面研削装置1において、3は砥石車、4は左右方向に往復移動可能なワ−クテ−ブル、5は作業台部、6はベッド、7は前後方向に往復移動可能なサドル、8は操作盤、9はコラム、10は砥石頭、11は研削液供給ノズル、12は砥石保護カバ−である。角型電磁チャック2は、ワ−クテ−ブル4上に固定される。
JIS B 6156−1978 特開平11−309640号公報
特開2000−317829号公報
JIS B 6156−1978
平面研削装置1で研削加工されるワ−クは、鉄鋼のように磁性のものもセラミックやアルミニウムのように非磁性のものもあり、非磁性のワ−クは別の治具を用いてワ−クテ−ブル4上に固定される。それ故、角型電磁チャックは作業者が持ち運び可能な大きさ、重量であることが多い。
研削加工されるワ−ク寸法が大きい場合、あるいは、ワ−クの長さが角型電磁チャック2の長さより長い場合、あるいは、同型の小さなワ−クを左右移動可能なワ−クテ−ブル4上に複数固定して研削加工する際、複数の角型電磁チャックをワ−クテ−ブル4上に並べて使用することがある。ワ−クテ−ブル4の逆T溝を利用して角型電磁チャックの長手方向をワ−クテ−ブルの長手方向に平行にして角型電磁チャックを固定具で固定した場合、角型電磁チャックの底部フランジ22の存在により並列された角型電磁チャックの平板間に隙間(約22〜45mm)が生じ、この隙間部分では金属製ワ−クに磁力が作用しない。それ故、この隙間部分上にあるワ−クが浮き上がって寸法精度の悪い研削加工ワ−クとなる。また、左右移動可能なワ−クテ−ブル4の左右移動速度が高速である場合、ワ−クテ−ブルの反転時に金属製ワ−クが角型電磁チャック上より放り出されたり、ワ−クに位置ずれが生じたりすることがあり、ワ−クテ−ブル4の左右移動速度を低速または中速にして研削加工する必要があり、研削装置1のワ−クテ−ブル4の高速反転機能を十分に発揮させることができない。特に、ワ−クテ−ブル4の駆動力にリニアモ−タを用いて高速化を図った場合、研削機械の機能は十分に活かされない。本発明は、ワ−クテ−ブル4の左右移動速度が高速である場合でもワ−クのずれや飛び出しを防止できるとともに、加工精度のよいワ−クを与えることが可能な角型電磁チャックの複数の並列方法を提供するものである。
請求項1の発明は、ワ−クテ−ブルに予め設けた複数の雌ネジ孔を利用して角型電磁チャックの複数をそれらの底部フランジがある長手方向側が前記ワ−クテ−ブル上の前後方向になるように並列させ、前記雌ネジ孔に締付雄ネジボルトをネジ込み、前記締付雄ネジボルトに固定金具を螺合し、角型電磁チャックのフランジを固定金具で押圧してワ−クテ−ブル上に角型電磁チャックを並列固定することを特徴とする、角型電磁チャックのワ−クテ−ブル上へ並列設置する方法を提供するものである。
角型電磁チャックの複数をその短矩側がワ−クテ−ブルの左右方向に向けてワ−クテ−ブル上に並列固定されるので、各々の角型電磁チャック間には隙間がない、あるいは、隙間が生じてもせいぜい1〜2mm(底部フランジの約45mmの隙間は生じない)であるので、ワ−クテ−ブル上に並列に設置された複数の角型電磁チャックを介して磁力固定されたワ−クを機械加工する際、ワ−クテ−ブルを高速反転させてもワ−クがワ−クテ−ブル上で位置ずれを生じることはない。
以下、図を用いて本発明をさらに詳細に説明する。
図1はワ−クテ−ブルおよび固定金具の斜視図、および、図2は角型電磁チャックの複数をワ−クテ−ブル上に並列に設置した状態を示す斜視図である。
図1はワ−クテ−ブルおよび固定金具の斜視図、および、図2は角型電磁チャックの複数をワ−クテ−ブル上に並列に設置した状態を示す斜視図である。
図1において、ワ−クテ−ブル4のベ−スには締付雄ネジボルト31をネジ込む複数の雌ネジ孔41が予め設けられている。ワ−クテ−ブル4のベ−スの前後には少なくとも2列に亘って雌ネジ孔41が複数設けられ、更に、必要によりワ−クを固定するために用いる雌ネジ孔41aも設けられることもある。
角型電磁チャックを固定する治具40は、前記雌ネジ孔41にネジ込み可能な締付雄ネジボルト42、および固定金具よりなる。固定金具は、ボルト孔43aのあるL字型固定プレ−ト43および締付ナット44と構成されるか、または、角型電磁チャック2のフランジ22部に取付孔22aが設けられている場合はL字型固定プレ−ト43および締付ナット44と構成されるか若しくは締付ナット44単独よりなる。
図2に示すように、複数の角型電磁チャック2,2,2は、それらの底部フランジ22が存在する角型電磁チャック長手方向側がワ−クテ−ブル4上の前後方向(Z軸方向)になるように並列され、レンチにより前記締付雄ネジボルト42を回動して前記雌ネジ孔41にネジ込んだ後、ボルト孔のあるL字型固定プレ−ト43を前記締付雄ネジボルト42に嵌挿し、ついで、前記締付雄ネジボルトの上方側より締付ナット44をスパナまたはレンチで螺合させてL字型固定プレ−ト43を上方より押圧することにより角型電磁チャック2のフランジ22をL字型固定プレ−ト43で固定することによりワ−クテ−ブル4上に角型電磁チャック2を複数並列設置させる。角型電磁チャック2のフランジ22に取付孔22aが設けられている場合は、前記締付雄ネジボルト42をフランジ22の取付孔22aを経由して前記雌ネジ孔41に前記締付雄ネジボルト42をレンチにより回動させてネジ込んだ後、締付ナット44を前記締付雄ネジボルト42にスパナまたはレンチで螺合させて角型電磁チャック2のフランジ22上方よりフランジ2を押圧することにより角型電磁チャック2をワ−クテ−ブル4上に設置させる。
ワ−クテ−ブル4上に複数並列設置された角型電磁チャック2,2,2は、その短矩側がワ−クテ−ブル4の左右方向に向けてワ−クテ−ブル上に並列固定されている。言い換えれば、U字状の真鍮製セパレ−タ26を介して異なる磁極24,25を角型電磁チャックの短矩側に並列させた面板22は、異なった磁極27,28がワ−クテ−ブル4の左右方向に対し、直角方向に並列された構造を採る。それゆえ、角型電磁チャック2の出っ張り(フランジ)22はワ−クテ−ブル4の前後方向(Z軸方向)に位置するので、角型電磁チャック2,2間の隙間は無いか、あっても1〜2mmと微小である。
角型電磁チャックは、例えばカネテック株式会社より手にいれることができる。
本発明の角型電磁チャックを複数ワ−クテ−ブル上へ並列設置する方法は、角型電磁チャックの異なった磁極を間断なく並列してワ−クテ−ブル上に設置することができるので、ワ−クテ−ブルが高速反転しても、ワ−クが並列設置された角型電磁チャックの面板上で位置ずれすることはないし、放り出されることもない。
1 平面研削装置
2 角型電磁チャック
3 砥石車
4 ワ−クテ−ブル
31 締付雄ネジボルト
40 治具
41 雌ネジ孔
42 締付雄ネジボルト
43 L字型固定プレ−ト
44 締付ナット
2 角型電磁チャック
3 砥石車
4 ワ−クテ−ブル
31 締付雄ネジボルト
40 治具
41 雌ネジ孔
42 締付雄ネジボルト
43 L字型固定プレ−ト
44 締付ナット
Claims (1)
- ワ−クテ−ブルに予め設けた複数の雌ネジ孔を利用して角型電磁チャックの複数をそれらの底部フランジがある長手方向側が前記ワ−クテ−ブル上の前後方向になるように並列させ、前記雌ネジ孔に締付雄ネジボルトをネジ込み、前記締付雄ネジボルトに固定金具を螺合し、角型電磁チャックのフランジを固定金具で押圧してワ−クテ−ブル上に角型電磁チャックを並列固定することを特徴とする、角型電磁チャックのワ−クテ−ブル上へ並列設置する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004247830A JP2006062029A (ja) | 2004-08-27 | 2004-08-27 | 複数の角型電磁チャックのワ−クテ−ブル上へ並列設置する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004247830A JP2006062029A (ja) | 2004-08-27 | 2004-08-27 | 複数の角型電磁チャックのワ−クテ−ブル上へ並列設置する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006062029A true JP2006062029A (ja) | 2006-03-09 |
Family
ID=36108931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004247830A Pending JP2006062029A (ja) | 2004-08-27 | 2004-08-27 | 複数の角型電磁チャックのワ−クテ−ブル上へ並列設置する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006062029A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104308624A (zh) * | 2014-10-15 | 2015-01-28 | 株洲悍威磁电科技有限公司 | 一种自由拼接电永磁吸盘 |
CN104308309A (zh) * | 2014-09-26 | 2015-01-28 | 成都市翻鑫家科技有限公司 | 一种快捷装夹的线切割夹具 |
KR102667774B1 (ko) * | 2023-04-05 | 2024-05-21 | 주식회사 성화스틸 | 소재 고정장치 및 이를 이용한 소재 가공방법 |
-
2004
- 2004-08-27 JP JP2004247830A patent/JP2006062029A/ja active Pending
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