JP2006060546A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 カラー画像を処理可能な装置で単色画像を効率的に処理する。
【解決手段】 複数色の画像データを色毎に独立して記憶する複数の記憶部155Y〜155Kと、画像の読み取りによって生成された単色の画像データを前記複数の記憶部に対して所定の順序で分配して分配済みデータを生成する分配部140と、前記複数の記憶部から読み出された分配済みデータを前記分配時の所定の順序に従って並べ替えして単色の画像データを合成する合成部170と、単色の画像データ生成時には、高速であるいは高密度で駆動すると共に、生成された単色の画像データを前記分配部を介して分配して前記複数の記憶部のそれぞれで分配済みデータを記憶させる制御を行い、前記複数の記憶部のそれぞれで記憶された分配済みデータについて、前記合成部を介して並べ替えて単色の画像データを合成して出力する制御を行う制御部101とを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 複数色の画像データを色毎に独立して記憶する複数の記憶部155Y〜155Kと、画像の読み取りによって生成された単色の画像データを前記複数の記憶部に対して所定の順序で分配して分配済みデータを生成する分配部140と、前記複数の記憶部から読み出された分配済みデータを前記分配時の所定の順序に従って並べ替えして単色の画像データを合成する合成部170と、単色の画像データ生成時には、高速であるいは高密度で駆動すると共に、生成された単色の画像データを前記分配部を介して分配して前記複数の記憶部のそれぞれで分配済みデータを記憶させる制御を行い、前記複数の記憶部のそれぞれで記憶された分配済みデータについて、前記合成部を介して並べ替えて単色の画像データを合成して出力する制御を行う制御部101とを有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、画像を読み取って複数色の画像データを生成し、該画像データを記憶する機能を色毎に有する画像処理装置に関する。
カラー複写機などの画像処理装置では、画像読み取り部(スキャナ)で読み取ったカラー原稿の画像データをイエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの色毎に一時的に格納するための画像メモリを有している。そして、この画像 メモリ上で電子RDH機能を実現させている。
なお、大量の原稿でもメモリオーバーフローを生じさせないために、ハードディスクドライブ(HDD)などの大容量記憶装置を用いて、大量の原稿の画像データを格納するように構成された画像処理装置が存在している。
なお、このようにHDDを使用する画像処理装置では、画像読み取り部から画像メモリまではイメージ用の専用バスを使用するのに対し、画像メモリからHDDへのデータ転送は汎用バスを使用するため、この汎用バスでの処理能力向上のためにHDDを色毎に独立する構成として転送効率を向上させるようにしている。
しかし、モノクロの原稿を読み取る際には、ブラック用のHDDしか使用されておらず、装置の資源が有効活用されていない問題があった。また、これに関連して、ブラック用のHDDが他の色のHDDに比べて寿命が短くなるという問題も有していた。
なお、このような複数のHDDを備えたカラー複写機におけるモノクロ時のHDDの有効活用に関しては、以下の特許文献1に記載されている。
特開平10−32690号公報(第5頁、図3、図5)
以上の特許文献1記載の発明では、記憶容量の限界に達したHDDが存在すれば、他の余裕のあるHDDの空き領域にデータを記憶するという手法が取られている。
この場合、使用するHDDが限界に達してから、他のHDDに切り替えるようにしているため、限界に達する以前は1のHDDしか使用されていない。このため、資源の有効活用がなされているとは言い難い。同様に、限界に達する以前は、1のHDDしか使用されていないため、先に使用される側のHDDの寿命が短くなるという問題は全く解決されていない。
この場合、使用するHDDが限界に達してから、他のHDDに切り替えるようにしているため、限界に達する以前は1のHDDしか使用されていない。このため、資源の有効活用がなされているとは言い難い。同様に、限界に達する以前は、1のHDDしか使用されていないため、先に使用される側のHDDの寿命が短くなるという問題は全く解決されていない。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであって、カラー画像を読み取って複数色の画像データを色別の記憶手段に記憶する機能を有する装置でモノクロ原稿を処理する際にも資源を有効に活用することが可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
以上の課題を解決する本発明は、以下に記載するようなものである。
(1)請求項1記載の発明は、画像を読み取って複数色の画像データを生成し、該画像データを記憶する機能を色毎に有する画像処理装置であって、画像を読み取って複数色あるいは単色の画像データを生成する画像読み取り手段と、複数色の画像データを色毎に独立して記憶する複数の記憶手段と、画像の読み取りによって生成された単色の画像データを前記複数の記憶手段に対して所定の順序で分配して分配済みデータを生成する分配手段と、前記複数の記憶手段から読み出された分配済みデータを前記分配時の所定の順序に従って並べ替えして単色の画像データを合成する合成手段と、単色の画像データ生成時には、生成された単色の画像データを前記分配手段を介して分配して前記複数の記憶手段のそれぞれで分配済みデータを記憶させる制御を行い、前記複数の記憶手段のそれぞれで記憶された分配済みデータについて、前記合成手段を介して並べ替えて単色の画像データを合成して出力する制御を行う制御手段と、を有することを特徴とする画像処理装置である。
(1)請求項1記載の発明は、画像を読み取って複数色の画像データを生成し、該画像データを記憶する機能を色毎に有する画像処理装置であって、画像を読み取って複数色あるいは単色の画像データを生成する画像読み取り手段と、複数色の画像データを色毎に独立して記憶する複数の記憶手段と、画像の読み取りによって生成された単色の画像データを前記複数の記憶手段に対して所定の順序で分配して分配済みデータを生成する分配手段と、前記複数の記憶手段から読み出された分配済みデータを前記分配時の所定の順序に従って並べ替えして単色の画像データを合成する合成手段と、単色の画像データ生成時には、生成された単色の画像データを前記分配手段を介して分配して前記複数の記憶手段のそれぞれで分配済みデータを記憶させる制御を行い、前記複数の記憶手段のそれぞれで記憶された分配済みデータについて、前記合成手段を介して並べ替えて単色の画像データを合成して出力する制御を行う制御手段と、を有することを特徴とする画像処理装置である。
この発明では、単色の画像データ生成時には、生成された単色の画像データを分配して各色の記憶手段のそれぞれで分配済みデータを記憶させ、各色の記憶手段のそれぞれで記憶された分配済みデータについて、並べ替えて単色の画像データを合成して出力する。
(2)請求項2記載の発明は、請求項1において、前記画像データは複数ビットで構成されており、前記分配手段は、前記複数ビットを各系統に分配して分配済み画像データを生成し、分配済みデータのそれぞれについて、隣接する複数画素の分配済みデータをパッキングした状態にして前記記憶手段へ出力し、前記合成手段は、前記パッキングに応じたアンパッキングにより個々の画素に分離された分配済みデータを並べ替えて単色の画像データを合成して出力する、ことを特徴とする。
この発明では、上記(1)において、複数ビットで構成される画像データの各ビットを分配して分配済み画像データを生成し、分配済みデータのそれぞれについてパッキングした状態にして前記記憶手段へ出力し、前記パッキングに応じたアンパッキングにより個々の画素に分離された分配済みデータを並べ替えて単色の画像データを合成して出力する。
(3)請求項3記載の発明は、上記(1)または(2)において、前記画像読み取り手段と前記分配手段と前記合成手段との動作基準となるイメージクロックと、前記記憶手段の動作基準となるシステムクロックとを生成するクロック手段を備え、前記単色の画像データを処理する場合には、前記システムクロックの周波数を変更せずに、前記分配手段での分配に応じて前記イメージクロックの周波数を上昇させる、ことを特徴とする。
この発明では、単色の画像データ生成時には、複数色の読み取り時よりも高い周波数のイメージクロックにて高速であるいは高密度で画像読み取りを実行すると共に、生成された単色の画像データを分配する。そして、システムクロックの周波数を変更せずに、各色の記憶手段のそれぞれで分配済みデータを記憶させる。さらに、各色の記憶手段のそれぞれで記憶された分配済みデータについて、前述した高い周波数のイメージクロックにて、並べ替えて単色の画像データを合成して出力する。
本発明によると以下のような効果が得られる。
(1)請求項1記載の発明では、単色の画像データ生成時には、生成された単色の画像データを分配して各色の記憶手段のそれぞれで分配済みデータを記憶させ、各色のそれぞれで記憶された分配済みデータについて、並べ替えて単色の画像データを合成して出力する。この結果、カラー画像を読み取って複数色の画像データを色別の記憶手段に記憶する機能を有する装置で、モノクロ原稿を処理する際にも各色の記憶手段を使用して資源を有効に活用することが可能になる。また、モノクロの画像データを複数の記憶手段で分配して記憶することで、記憶手段のシステムクロックの周波数を変更することなく、高速あるいは高密度のモノクロの画像データを読み取り、画像形成することが可能になる。
(1)請求項1記載の発明では、単色の画像データ生成時には、生成された単色の画像データを分配して各色の記憶手段のそれぞれで分配済みデータを記憶させ、各色のそれぞれで記憶された分配済みデータについて、並べ替えて単色の画像データを合成して出力する。この結果、カラー画像を読み取って複数色の画像データを色別の記憶手段に記憶する機能を有する装置で、モノクロ原稿を処理する際にも各色の記憶手段を使用して資源を有効に活用することが可能になる。また、モノクロの画像データを複数の記憶手段で分配して記憶することで、記憶手段のシステムクロックの周波数を変更することなく、高速あるいは高密度のモノクロの画像データを読み取り、画像形成することが可能になる。
(2)請求項2記載の発明では、上記(1)において、複数ビットで構成される画像データの各ビットを分配して分配済み画像データを生成し、分配済みデータのそれぞれについて、パッキングした状態にして記憶手段へ出力し、前記パッキングに応じたアンパッキングにより個々の画素に分離された分配済みデータを並べ替えて単色の画像データを合成して出力している。この結果、カラー画像を読み取って複数色の画像データを色別の記憶手段に記憶する機能を有する装置で、モノクロ原稿を複数階調で処理する際にも各色の記憶手段を使用して資源を有効に活用することが可能になる。また、モノクロの画像データを複数の記憶手段で分配して記憶することで、記憶手段のシステムクロックの周波数を変更することなく、高速あるいは高密度のモノクロの画像データを読み取り、画像形成することが可能になる。
(3)請求項3記載の発明では、上記(1)または(2)において、単色の画像データ生成時には、複数色の読み取り時よりも高い周波数のイメージクロックにて高速であるいは高密度で画像読み取りを実行すると共に、生成された単色の画像データを分配する。そして、システムクロックの周波数を変更せずに、各色の記憶手段のそれぞれで分配済みデータを記憶させる。さらに、各色の記憶手段のそれぞれで記憶された分配済みデータについて、前述した高い周波数のイメージクロックにて、並べ替えて単色の画像データを合成して出力する。この結果、カラー画像を読み取って複数色の画像データを色別の記憶手段に記憶する機能を有する装置で、モノクロ原稿を処理する際にも各色の記憶手段を使用して資源を有効に活用することが可能になる。また、モノクロの画像データを複数の記憶手段で分配して記憶することで、記憶手段のシステムクロックの周波数を変更する必要はなく、イメージクロックを高速にすることで、高速あるいは高密度のモノクロの画像データを読み取り、画像形成することが可能になる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態)を詳細に説明する。なお、画像読み取り手段(スキャナ)により原稿の内容を画像情報として読み取って画像データを生成して記憶する画像読み取り装置であっても、また、画像読み取り手段(スキャナ)により複写対象物(原稿)の内容を画像データとして読み取って記憶した後に複写する機能を備えた画像処理装置(複写装置)であっても、本発明の実施形態を適用することが可能である。なお、この実施形態では、原稿の画像を読み取って複数色の画像データを生成し、該画像データを記憶する機能を色毎に有する画像処理装置を対象としている。
〈画像処理装置の電気的構成〉
図1は本発明の第1の実施形態の画像処理装置内の詳細構成を示すブロック図である。なお、この図1では、本実施形態の動作説明に必要な部分の周囲を中心に記載してあり、その他の画像処理装置として既知の部分については省略してある。
図1は本発明の第1の実施形態の画像処理装置内の詳細構成を示すブロック図である。なお、この図1では、本実施形態の動作説明に必要な部分の周囲を中心に記載してあり、その他の画像処理装置として既知の部分については省略してある。
100は内蔵するスキャナ(請求項における画像読み取り手段)で原稿を読み取って生成した画像データについて色別に記憶した後に画像形成による出力を行う機能を有する画像処理装置である。
101は各部を制御する制御手段としてのシステム制御部である。なお、このシステム制御部101は、カラー(複数色)とモノクロ(単色)の原稿に対して画像読み取りや画像形成に関する制御を行う。
また、このシステム制御部101は単色の高効率処理の読み取り時には、複数色の読み取り時より高速であるいは高密度で前記画像読み取り手段を駆動すると共に、生成された単色の画像データを分配して複数の記憶手段のそれぞれで分配済みデータを記憶させる制御を行い、それぞれで記憶された分配済みデータについて、並べ替えて単色の画像データを合成して出力する制御を行う。
また、このシステム制御部101は、画像読み取りと分配と合成との動作基準となるイメージクロックと、記憶の動作基準となるシステムクロックとを生成する際の制御を行っており、単色の画像データを高効率処理する場合には、システムクロックの周波数を変更せずに、分配に応じてイメージクロックの周波数を上昇させる制御を行う。
102は画像処理装置100に対するオペレータからの各種操作の入力がなされると共に、画像処理装置100の状態や操作入力時のアシスト表示など各種表示を行う操作表示部である。
103は画像処理装置100の各部を動作させるために必要なクロックを生成するクロック生成部であり、画像読み取りと分配と合成との動作基準となるイメージクロックと、記憶の動作基準となるシステムクロックとを生成する。また、このクロック生成部103は、システム制御部101の制御に基づいて、単色の画像データを高効率処理する場合には、システムクロックの周波数を変更せずに、分配に応じてイメージクロックの周波数を上昇させる。
110は原稿画像を読み取って画像データを生成する画像読み取り部であり、請求項における画像読み取り手段を構成している。この画像読み取り部110は、カラー読み取りに対応しており、原稿の画像を読み取って、R(赤),G(緑),B(青)の3色の画像データを生成する。
120は画像読み取り部110からの読み取り色(R,G,B)の画像データを、画像形成の記録色(Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック))の画像データに色変換する色変換部である。なお、単色の画像データを処理する際には、画像読み取り部110からのR,G,Bの画像データをモノクロであれば、色変換部でKのみの画像データに変換することで対処できる。
130は誤差拡散処理を行う誤差拡散部であり、画像形成部で表現可能な階調に対し、それ以上の階調を擬似的に周囲の画素も含めて表現するための処理(誤差拡散処理)を行っている。たとえば、色変換部120からの画像データが8ビット階調、色チャンネル毎であった場合、誤差拡散処理を施すことで4ビットに変換するが、擬似的に8ビット相当の階調表現をすることが可能になる。
140は画像の読み取りによって生成された単色の画像データを高効率処理する際に、複数の記憶手段に対して所定の順序で分配して分配済みデータを生成するビット分配部であり、請求項における分配手段を構成している。なお、このビット分配部140は単色の画像データを高効率処理する際に使用されるものであるため、これ以外は、複数色の画像データを処理する場合や単色の画像データが各色チャンネルを通過する状態に制御される。
150は複数色の画像データを色チャンネル毎に独立して記憶する複数の記憶手段を備えた画像記憶部である。ここで、画像記憶部150の内部は、画像データは各色チャンネルにYMCKの4系統に分かれている。
151YはY(イエロー)の画像データあるいは分配済みデータの画像記憶の際の転送制御を行う画像データ転送制御部である。152YはHDDに画像記憶する際の圧縮およびHDDからの読み出しの際の伸長を行う圧縮伸長部、153Yは誤差拡散された画像データあるいは分配済みデータを一時的に記憶する画像メモリ、154YはHDD上データが通過するための汎用バス(2次)、155YはHDDのデータにアクセスする制御を行うDMAコントローラ、156はYの画像データあるいは分配済みデータを格納するHDD(ハードディスクドライブ)である。なお、このHDD156Yは、請求項における複数色の画像データを色チャンネル毎に独立して記憶する複数の記憶手段の一部分(Yの部分)を構成している。157Yは汎用バス154Yを汎用バス105と独立して使用できるようにするためのバスブリッジである。
151MはM(マゼンタ)の画像データあるいは分配済みデータの画像記憶の際の転送制御を行う画像データ転送制御部である。152MはHDDに画像記憶する際の圧縮およびHDDからの読み出しの際の伸長を行う圧縮伸長部、153Mは誤差拡散された画像データあるいは分配済みデータを一時的に記憶する画像メモリ、154MはHDD上データが通過するための汎用バス(2次)、155MはHDDのデータにアクセスする制御を行うDMAコントローラ、156はMの画像データあるいは分配済みデータを格納するHDD(ハードディスクドライブ)である。なお、このHDD156Mは、請求項における複数色の画像データを色チャンネル毎に独立して記憶する複数の記憶手段の一部分(Mの部分)を構成している。157Mは汎用バス154Mを汎用バス105と独立して使用できるようにするためのバスブリッジである。
151CはC(シアン)の画像データあるいは分配済みデータの画像記憶の際の転送制御を行う画像データ転送制御部である。152CはHDDに画像記憶する際の圧縮およびHDDからの読み出しの際の伸長を行う圧縮伸長部、153Cは誤差拡散された画像データあるいは分配済みデータを一時的に記憶する画像メモリ、154CはHDD上データが通過するための汎用バス(2次)、155CはHDDのデータにアクセスする制御を行うDMAコントローラ、156はCの画像データあるいは分配済みデータを格納するHDD(ハードディスクドライブ)である。なお、このHDD156Cは、請求項における複数色の画像データを色チャンネル毎に独立して記憶する複数の記憶手段の一部分(Cの部分)を構成している。157Cは汎用バス154Cを汎用バス105と独立して使用できるようにするためのバスブリッジである。
151KはK(ブラック)の画像データあるいは分配済みデータの画像記憶の際の転送制御を行う画像データ転送制御部である。152KはHDDに画像記憶する際の圧縮およびHDDからの読み出しの際の伸長を行う圧縮伸長部、153Kは誤差拡散された画像データあるいは分配済みデータを一時的に記憶する画像メモリ、154KはHDD上データが通過するための汎用バス(2次)、155KはHDDのデータにアクセスする制御を行うDMAコントローラ、156はKの画像データあるいは分配済みデータを格納するHDD(ハードディスクドライブ)である。なお、このHDD156Kは、請求項における複数色の画像データを色チャンネル毎に独立して記憶する複数の記憶手段の一部分(Kの部分)を構成している。157Kは汎用バス154Kを汎用バス105と独立して使用できるようにするためのバスブリッジである。
170は画像の読み取りによって生成された単色の画像データを高効率処理する際に、各色チャンネル毎の複数の記憶手段から読み出された分配済みデータを前記分配時の所定の順序に従って並べ替えして単色の画像データを合成するビット合成部であり、請求項における合成手段を構成している。
なお、このビット合成部170は単色の画像データを高効率処理する際に使用されるものであるため、それ以外は、複数色の画像データを処理する場合や単色の画像データが通過する状態に制御される。
180は画像データに応じた画像を記録紙上に形成して出力するプリント手段としてのプリント部である。なお、このプリント部180は、感光体とレーザビームとを用いる電子写真方式のもののほか、LEDプリントヘッドを用いるものや、インクジェット方式のもの、あるいは、感熱方式や熱昇華型のものであってもよい。
なお、以上の構成の画像処理装置100において、画像読み取り部110と色変換部120と誤差拡散部130とビット分配部140とビット合成部170とプリント部180とは、イメージクロックによって動作する。また、システム制御部101と、操作表示部102と、汎用バス105と、画像記憶部150とはシステムクロックによって動作する。
また、以上の構成の画像処理装置100において、各部を図の縦方向にYMCK毎に結ぶ汎用バス以外の信号線を画像バスと呼ぶことにする。なお、この画像バスは、画像記憶部150以外では、イメージクロックに従って画像データを転送する。
〈第一の実施形態の動作状態〉
以下、第一の実施形態の画像処理装置100の動作について、図2のフローチャートおよび図3以降の各図面も参照して、詳細な動作説明を行う。
以下、第一の実施形態の画像処理装置100の動作について、図2のフローチャートおよび図3以降の各図面も参照して、詳細な動作説明を行う。
以上のような画像処理装置100において、図2のフローチャートを参照して、画像読み取り部110での読み取りにより生成された画像データのHDDへの格納について説明する。
なお、この図2のフローチャートは、システム制御部101で動作している画像読み取り制御プログラム中でコールされるものである。
まず、システム制御部101は、現在実行中の画像読み取り動作がモノクロ高効率処理であるかを判断する(図2S1)。ここで、モノクロ高効率処理とは、モノクロ原稿を読み取る際に、K用だけでなくYMCK各色のHDDを使用して資源を有効に活用することで、高速あるいは高密度のモノクロの画像データを扱う処理を意味する。
まず、システム制御部101は、現在実行中の画像読み取り動作がモノクロ高効率処理であるかを判断する(図2S1)。ここで、モノクロ高効率処理とは、モノクロ原稿を読み取る際に、K用だけでなくYMCK各色のHDDを使用して資源を有効に活用することで、高速あるいは高密度のモノクロの画像データを扱う処理を意味する。
ここで、現在実行中の画像読み取り動作がモノクロ高効率処理でなく(図2S1でN)、すなわち、通常のカラー原稿読み取り動作であれば、システム制御部101は、画像読み取り部110からのRGB画像データを色変換部120でYMCKの記録色の画像データに変換し、誤差拡散部130で誤差拡散した後、各色の画像データを画像メモリ153Y〜153Kに一時的に記憶させる(図2S2)。そして、各色の画像データを画像メモリ153Y〜153Kから読み出して、圧縮伸長部152Y〜152Kで圧縮した後に(図2S3)、DMAコントローラ155Y〜155Kを介して各色のHDD156Y〜156Kに格納する(図2S4)。そして、システム制御部101は、以上の動作(図2S2〜S4)を原稿の全ての頁について繰り返し実行させる(図2S5でY)。
また、ここで、現在実行中の画像読み取り動作がモノクロ高効率処理でなく(図2S1でN)、すなわち、通常のモノクロ原稿読み取り動作であれば、システム制御部101は、画像読み取り部110からのRGB画像データを色変換部120でKの記録色の画像データに変換し、誤差拡散部130で誤差拡散する。その後、画像データ転送制御部151Kが、Kの画像データを画像メモリ153Kに一時的に記憶させる(図2S2)。そして、Kの画像データを画像メモリ153Kから読み出して、圧縮伸長部152Kで圧縮した後に(図2S3)、DMAコントローラ155Kを介して各色の156Kに格納する(図2S4)。そして、システム制御部101と画像データ転送制御部151Kは、以上の動作(図2S2〜S4)を原稿の全ての頁について繰り返し実行させる(図2S5でY)。
また、ここで、現在実行中の画像読み取り動作がモノクロ高効率処理である場合(図2S1でY)、システム制御部101は、画像読み取り部110からのRGB画像データを色変換部120でKの記録色の画像データに変換する。
そして、誤差拡散部130で誤差拡散した後、ビット分配部140にて所定の順序で分配して分配済みデータを生成する(図2S6)。なお、複数ビットの階調で構成された画像データである場合には、誤差拡散部130で誤差拡散した後、ビット分配部140にて画像データの複数ビットを分配して分配済み画像データを生成する(図2S6)。
すなわち、Kの画像データが1ビット階調であれば、時系列的に生成される画像データをYMCKの各系統に順次割り振るようにする(分配(1))。また、Kの画像データが複数ビットであれば、その複数ビットをYMCKの各系統にビット毎に割り振るようにする(分配(2))。なお、ビット数と各色の系統数(YMCKであれば4系統)とが一致しない場合には、分配(1)と分配(2)とを組み合わせた所定の順序で割り振るようにする(分配(3))。
図3(a)は、パッキング部を含むビット分配部140の構成を示すブロック図である。ここでは、誤差拡散された状態で4ビットの階調を有する画像データである場合、すなわち、上述した分配(2)を具体例とする。
ここで、ビット分配部140では、各4ビットのカラー画像データとしてY[3:0]、M[3:0]、C[3:0]、K[3:0]が入力された場合には、セレクタ142はシステム制御部101からの切り替え信号SELに基づいて、入力端子A0〜A3と出力端子Y0〜Y3とを導通状態にして、Y[3:0]、M[3:0]、C[3:0]、K[3:0]をそのまま出力する。
なお、高効率処理ではないモノクロ通常処理の場合にも、ビット分配部140では、4ビットの画像データとしてK[3:0]が入力され、セレクタ142はシステム制御部101からの切り替え信号SELに基づいて、入力端子A0〜A3と出力端子Y0〜Y3とを導通状態にして、K[3:0]をそのまま出力する。
そして、モノクロ高効率処理の場合、ビット分配部140では、4ビットの画像データとしてK[3:0]が入力され、分配部140aにてK[3:0]がK[0]、K[1]、K[2]、K[3]と分配されて、それぞれパッキング部141K0〜141K3に導かれ、4ビットが各系統に4分配されて、分配済みデータとなる。
各パッキング部141K0〜141K3では、イメージクロックで動作する内部のフリップフロップとシステムクロックで動作するセレクタとを配置し、図3(b)に示すように、n画素とn+1画素の複数画素の分配済みデータをまとめて、パッキングする。この場合、画像データ4ビットが4分配されているため、最大で4画素分をパッキングすることが可能である。
すなわち、パッキングする数に比例してイメージクロックの周波数を通常より上昇させることで、高効率処理が実行できる。なお、この図3(b)の具体例では、最大で4パッキングが可能であるが、2パッキングとしたものを示している。
そして、この高効率処理の場合には、ビット分配部140では、複数画素分パッキングされた分配済みデータK0p〜K3pがセレクタ142に入力されており、セレクタ142はシステム制御部101からの切り替え信号SELに基づいて、入力端子B0〜B3と出力端子Y0〜Y3とを導通状態にして、複数画素分パッキングされた分配済みデータK0p〜K3pが出力される。
以上のようにして高効率処理の際に分配(図2S6)されてパッキングされた分配済みデータK0p〜K3pは、それぞれ画像データ転送制御部151Y〜151Kに供給される。
ここで、画像データ転送制御部151Kは、パッキングされた分配済みデータK0pを画像メモリ153Kに格納する(図2S7)。同様に、画像データ転送制御部151Cは、パッキングされた分配済みデータK1pを画像メモリ153Cに格納する(図2S7)。同様に、画像データ転送制御部151Mは、パッキングされた分配済みデータK2pを画像メモリ153Mに格納する(図2S7)。同様に、画像データ転送制御部151Yは、パッキングされた分配済みデータK3pを画像メモリ153Yに格納する(図2S7)。
そして、1頁分の分配済みデータK0pが画像メモリ153Kに格納された後、画像データ転送制御部151Kは、画像メモリ153Kに格納されたデータを圧縮伸長部152Kを用いて圧縮処理し(図2S8)、DMAコントローラ155Kを介してHDD156Kに格納する(図2S9)。
同様に、1頁分の分配済みデータK1pが画像メモリ153Cに格納された後、画像データ転送制御部151Cは、画像メモリ153Cに格納されたデータを圧縮伸長部152Cを用いて圧縮処理し(図2S8)、DMAコントローラ155Cを介してHDD156Cに格納する(図2S9)。
同様に、1頁分の分配済みデータK2pが画像メモリ153Mに格納された後、画像データ転送制御部151Mは、画像メモリ153Mに格納されたデータを圧縮伸長部152Mを用いて圧縮処理し(図2S8)、DMAコントローラ155Mを介してHDD156Mに格納する(図2S9)。
同様に、1頁分の分配済みデータK3pが画像メモリ153Yに格納された後、画像データ転送制御部151Yは、画像メモリ153Yに格納されたデータを圧縮伸長部152Yを用いて圧縮処理し(図2S8)、DMAコントローラ155Yを介してHDD156Yに格納する(図2S9)。
そして、システム制御部101は、以上の動作(図2S6〜S9)を原稿の全ての頁について繰り返し実行させる(図2S5でY)。
図4は読み取り記憶時の画像データの転送の様子を模式的に示すタイムチャートである。ここで、図4(a)は従来の通常のカラー画像データの転送の様子を示している。Yの画像バス(Yバス)ではY[3:0]を、イメージクロック(図4(a1))に従って、n、n+1、n+2と転送している。また、Mバス(図4(a3))、Cバス(図4(a4))、Kバス(図4(a5))も同様である。なお、n、n+1、n+2は読み取りによって生成されて転送される隣接する各画素を示している。
図4は読み取り記憶時の画像データの転送の様子を模式的に示すタイムチャートである。ここで、図4(a)は従来の通常のカラー画像データの転送の様子を示している。Yの画像バス(Yバス)ではY[3:0]を、イメージクロック(図4(a1))に従って、n、n+1、n+2と転送している。また、Mバス(図4(a3))、Cバス(図4(a4))、Kバス(図4(a5))も同様である。なお、n、n+1、n+2は読み取りによって生成されて転送される隣接する各画素を示している。
ここで、図4(b)は本実施形態のモノクロ高効率処理の分配済みデータのパッキング前の転送の様子を示している。この場合、既に説明したように、分配に応じてイメージクロックの周波数を、従来より上昇させている(図4(b1))。このモノクロ高効率処理の場合、ビット分配部140では、4ビットの画像データとしてK[3:0]が入力され、各ビット毎のK[3]、K[2]、K[1]、K[0]に分配される(図4(b2)〜(b5))。
そして、図4(c)はパッキングされた分配済みデータの転送の様子を示している。この高効率処理の場合には、分配されて、さらにパッキング部141K0〜141K3でパッキングされた分配済みデータK0p〜K3pは、それぞれ画像データ転送制御部151Y〜151Kに供給される。
この場合、通常のカラー原稿の画像データ転送と同じシステムクロックに従い、パッキングされた分配済みデータの転送が各YMCKのバスを使用してなされているため、モノクロ原稿を処理する際にも各色のHDDとバスとを使用して資源を有効に活用することが可能になる。
また、モノクロの画像データを複数のHDDで分配して記憶することで、HDDのシステムクロックの周波数を変更する必要はなく、イメージクロックを高速にすることで、高速あるいは高密度のモノクロの画像データを読み取り、記憶することが可能になる。すなわち、図4(a)と図4(c)とを比較することでも、モノクロ高効率処理の場合には転送効率が向上していることがわかる。
ここで、以上のような画像処理装置100において、図5のフローチャートを参照して、画像読み取り部110での読み取りにより生成されHDDに格納された画像データを読み出して、画像形成する際の動作について説明する。
なお、この図5のフローチャートは、システム制御部101で動作している画像形成制御プログラム中でコールされるものである。
まず、システム制御部101と画像データ転送制御部151Y〜151Kは、DMAコントローラ155Y〜155Kを介して各色のHDD156Y〜156Kに格納されているデータ(圧縮データ)を読み出す(図5S1)。
まず、システム制御部101と画像データ転送制御部151Y〜151Kは、DMAコントローラ155Y〜155Kを介して各色のHDD156Y〜156Kに格納されているデータ(圧縮データ)を読み出す(図5S1)。
そして、システム制御部101と画像データ転送制御部151Y〜151Kは、各HDD155Y〜155Kから読み出した圧縮データを圧縮伸長部152Y〜152Kで伸長(図5S2)する。この伸長した画像データを、読み出したHDD155Y〜155Kに対応する各色の画像メモリ153Y〜153Kに一時的に記憶させる(図5S3)。
ここで、システム制御部101と画像データ転送制御部151Y〜151Kは、画像メモリ153Y〜153Kに記憶されている画像データをプリント部180に向けて出力させる(図5S4)。
ここで、システム制御部101は、現在実行中の画像出力動作がモノクロ高効率処理であるかを判断する(図5S5)。そして、その判断結果に応じてビット合成部170の動作状態を、ビット合成か通過かに切り替える。
ここで、現在実行中の画像読み取り動作がモノクロ高効率処理でなく(図5S5でN)、すなわち、通常のカラー原稿読み取り動作、あるいは、通常のモノクロ原稿読み取り動作によるものであれば、ビット合成部170は単純に画像データが通過する状態に制御される。このため、画像記憶部150内の画像メモリ153Y〜153Kから出力される画像データはプリント部180に供給され、記録紙上に画像が形成される。
ここで、現在実行中の画像読み取り動作がモノクロ高効率処理であれば(図5S5でY)、ビット合成部170はシステム制御部101によりビット合成の状態に制御される。これにより、各HDD156Y〜156Kから読み出されて画像メモリ153Y〜153Kに一時記憶されてから読み出された各データ(パッキングされた分配済みデータ)を、前述した分配時の所定の順序に従って並べ替えして単色の画像データを合成する(図5S6)。
なお、ここでのビット合成は、前述した分配(1)〜分配(3)に対応した手順の合成(1)〜合成(3)として行う。また、分配とともにパッキングがなされていれば、パッキングに対応したアンパッキングにより画素を分離する。
そして、システム制御部101と画像データ転送制御部151Y〜151Kは、以上の動作(図5S1〜S6)を、HDD156Y〜156Kに格納されている一連のデータの全ての頁について繰り返し実行させる(図5S7でY)。
図6(a)は、アンパッキング部を含むビット合成部170の構成を示すブロック図である。ここでは、誤差拡散された状態で4ビットの階調を有する画像データである場合、すなわち、上述した分配(2)に対応する合成(2)を具体例とする。
ここで、ビット合成部170では、各4ビットのカラー画像データとしてY[3:0]、M[3:0]、C[3:0]、K[3:0]が入力された場合には、セレクタ173はシステム制御部101からの切り替え信号SELに基づいて、入力端子A0〜A3と出力端子Y0〜Y3とを導通状態にして、Y[3:0]、M[3:0]、C[3:0]、K[3:0]をそのまま出力する。
なお、高効率処理ではないモノクロ通常処理の場合にも、ビット合成部170では、4ビットの画像データとしてK[3:0]が入力され、セレクタ173はシステム制御部101からの切り替え信号SELに基づいて、入力端子A0〜A3と出力端子Y0〜Y3とを導通状態にして、K[3:0]をそのまま出力する。
そして、モノクロ高効率処理の場合、ビット合成部170では、アンパッキング部170K0がパッキングされた分配済みデータK0pをアンパッキングし、0ビット目の分配済みデータK[0]を生成する(図6(b)参照)。また、アンパッキング部170K1がパッキングされた分配済みデータK1pをアンパッキングし、1ビット目の分配済みデータK[1]を生成する。アンパッキング部170K2がパッキングされた分配済みデータK2pをアンパッキングし、2ビット目の分配済みデータK[2]を生成する。アンパッキング部170K3がパッキングされた分配済みデータK3pをアンパッキングし、3ビット目の分配済みデータK[3]を生成する。
そして、合成部172では、分配部140aでなされた分配の順序に応じて合成処理を実行し、分配済みデータ(K[0]、K[1]、K[2]、K[3])から4ビットの分配前の状態の画像データ(K[3:0])を再現する。
ここで、このモノクロ高効率処理の場合には、セレクタ173はシステム制御部101からの切り替え信号SELに基づいて、入力端子B0〜B3と出力端子Y0〜Y3とを導通状態にするため、アンパッキングと合成とにより再現されたK[3:0]を出力する。
図7は記憶読み出し画像形成時の画像データの転送の様子を模式的に示すタイムチャートである。ここで、図7(a)はパッキングされた分配済みデータの転送の様子を示している。この高効率処理の場合には、各画像メモリ153Y〜153Kから読み出されたパッキングされた状態の分配済みデータK0p〜K3pが、それぞれ画像データ転送制御部151Y〜151K経由で読み出される。
この場合、通常のカラー原稿の画像データ転送と同じシステムクロックに従い、パッキングされた分配済みデータの転送が各YMCKのバスを使用してなされているため、モノクロ原稿を処理する際にも各色のHDDとバスとを使用して資源を有効に活用することが可能になる。
また、図7(b1)〜(b4)はアンパッキング部171K3〜171K0でアンパッキングされた状態の分配済みデータの転送の様子を示している。なお、アンパッキングされた状態では、システムクロックより高い周波数のイメージクロックに応じたデータ転送になっている。そして、図7(c1)は以上の分配済みデータが合成部172で合成されて4ビットの状態に復元された画像データK[3:0]を示している。
このように、モノクロの画像データを複数のHDDで分配して記憶し、その記憶された分配データを合成して復元することで、HDDのシステムクロックの周波数を変更する必要はなく、イメージクロックを高速にすることで、高速あるいは高密度のモノクロの画像データを読み取り、記憶し、画像形成出力することが可能になる。
なお、図4と図7では、4色のHDDに分配して記憶をしているため、イメージクロックを通常の4倍にすることで、モノクロ高効率処理の場合に最大で4倍の画像データの記憶・画像形成が可能になる。また、モノクロ時に特定の色のHDDのみが使用されて寿命が短くなるといったことも防止できる。
なお、以上の実施形態では、プリント部180を有して複写を行う画像処理装置を具体例にして説明してきたが、読み取られた画像データを入力・記憶・出力するプリントサーバのような画像記憶装置に適用することも可能である。
100 画像処理装置
101 システム制御部
102 操作表示部
103 クロック発生部
105 汎用バス(1次)
110 画像読み取り部
120 色変換部
130 誤差拡散部
140 ビット分配部
150 画像記憶部
170 ビット合成部
180 プリント部
101 システム制御部
102 操作表示部
103 クロック発生部
105 汎用バス(1次)
110 画像読み取り部
120 色変換部
130 誤差拡散部
140 ビット分配部
150 画像記憶部
170 ビット合成部
180 プリント部
Claims (3)
- 画像を読み取って複数色の画像データを生成し、該画像データを記憶する機能を色毎に有する画像処理装置であって、
画像を読み取って複数色あるいは単色の画像データを生成する画像読み取り手段と、
複数色の画像データを色毎に独立して記憶する複数の記憶手段と、
画像の読み取りによって生成された単色の画像データを前記複数の記憶手段に対して所定の順序で分配して分配済みデータを生成する分配手段と、
前記複数の記憶手段から読み出された分配済みデータを前記分配時の所定の順序に従って並べ替えして単色の画像データを合成する合成手段と、
単色の画像データ生成時には、生成された単色の画像データを前記分配手段を介して分配して前記複数の記憶手段のそれぞれで分配済みデータを記憶させる制御を行い、前記複数の記憶手段のそれぞれで記憶された分配済みデータについて、前記合成手段を介して並べ替えて単色の画像データを合成して出力する制御を行う制御手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記画像データは複数ビットで構成されており、
前記分配手段は、前記複数ビットを分配して分配済み画像データを生成し、分配済みデータのそれぞれについて、隣接する複数画素の分配済みデータをパッキングした状態にして前記記憶手段へ出力し、
前記合成手段は、前記パッキングに応じたアンパッキングにより個々の画素に分離された分配済みデータを並べ替えて単色の画像データを合成して出力する、
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記画像読み取り手段と前記分配手段と前記合成手段との動作基準となるイメージクロックと、前記記憶手段の動作基準となるシステムクロックとを生成するクロック手段を備え、
前記単色の画像データを処理する場合には、前記システムクロックの周波数を変更せずに、前記分配手段での分配に応じて前記イメージクロックの周波数を上昇させる、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004240641A JP2006060546A (ja) | 2004-08-20 | 2004-08-20 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004240641A Pending JP2006060546A (ja) | 2004-08-20 | 2004-08-20 | 画像処理装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015509285A (ja) * | 2012-01-12 | 2015-03-26 | カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー | マイクロリソグラフィ投影露光装置のための光学系及びマイクロリソグラフィ露光方法 |
-
2004
- 2004-08-20 JP JP2004240641A patent/JP2006060546A/ja active Pending
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