JP2006059568A - ヒューズおよび回路基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構造のヒューズを提供する。
【解決手段】 ヒューズ10は、弾性に富んだ金属の線状部材を2本の腕を持つねじりコイルバネと略同一の形状に形成した部材である。腕10a,10bのなす角度が略180度になるまで開いた状態で、第1端部11を回路基板20のスルーホール21bへ挿入し、第2端部12を回路基板20の係止孔23へ挿入して、バネ部14の弾性力でヒューズ10を回路基板20に仮止めする。第1端部11および中間端子13をそれぞれ各端子11,22にハンダ付けする。一点鎖線Cで立ち上げ部15を切断して、切り離された腕10bの先端部分を係止孔23から外して取り除く。中間端子13と第2端子22とを固定するハンダ32が溶融すると、バネ部14の弾性力によって腕10bがバネ部14を中心に旋回されて、中間端子13が第2端子22から離脱し、第1端子21と第2端子22との間が開路される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、回路に流れる過電流を防止するヒューズおよびヒューズが設けられた回路基板に関する。
回路基板の回路で過電流を防止するために、回路を電流が流れることによって発生するジュール熱で接合部分のハンダを溶かして、過電流を遮断するヒューズが知られている。この種のヒューズとして、電流を確実に遮断するために、ヒューズの弾性力に抗して回路基板の端子にハンダ付けで固定し、過電流によって接合部分のハンダが溶融すると、弾性力によってヒューズが回路基板の端子から離間するよう構成されたものが知られている(特許文献1参照)。
特開平6−20575号公報
しかし、このヒューズでは、通電に寄与しないフレーム部分についても回路基板にハンダ付けして固定しなければならないなど、冗長な構造である。
(1) 請求項1の発明によるヒューズは、電流によるジュール熱でハンダが溶融するとハンダによる回路基板への固定が弾性力によって解除されて過電流を防止するヒューズにおいて、回路基板に係止される第1および第2の端部と、第1および第2の端部との間に設けられ、回路基板にハンダで固定される中間部と、第1の端部と中間部との間に設けられ、弾性力を付与する弾性力付与部と、中間部と第2の端部との間に設けられ、中間部が回路基板に固定された後に分離される分離部とを備えることを特徴とする。
(2) 請求項2の発明は、請求項1に記載のヒューズにおいて、弾性力付与部は、回路基板に取り付けられた状態で、回路基板の表面と平行な方向に第1の端部と中間部とを接近させる方向に弾性力を付与することを特徴とする。
(3) 請求項3の発明は、請求項1に記載のヒューズにおいて、弾性力付与部は、回路基板に取り付けられた状態で、弾性力付与部を中心として中間部を回動させる方向に弾性力を付与することを特徴とする。
(4) 請求項4の発明は、請求項1に記載のヒューズにおいて弾性力付与部は、回路基板に取り付けられた状態で、弾性力付与部を中心として回路基板の表面と平行な方向に中間部を回動させる方向に弾性力を付与することを特徴とする。
(5) 請求項5の発明による回路基板は、2つの端子間に電流を流すヒューズを備えた回路基板において、ヒューズは、回路基板に係止されて端子のうちの一方の端子に接続される第1の端部と、回路基板に係止される第2の端部と、第1および第2の端部との間に設けられて端子のうちの他方の端子にハンダで固定される中間部と、第1の端部と中間部との間に設けられて弾性力を付与する弾性力付与部と、中間部と第2の端部との間に設けられて中間部が他方の端子に固定された後に分離される分離部とを有し、2つの端子間に流れる電流によるジュール熱でハンダが溶融すると、弾性力によって中間部が他方の端子から離脱して2つの端子間に流れる電流を遮断することを特徴とする。
(6) 請求項6の発明は、請求項5に記載の回路基板において、第1の端部は、一方の端子にハンダで固定され、中間部を他方の端子に固定するハンダの溶融温度は、第1の端部を一方の端子に固定するハンダの溶融温度とは異なることを特徴とする。
本発明によれば、回路基板に係止される第1および第2の端部と、第1および第2の端部との間に設けられる中間部と、第1の端部と中間部との間に設けられて弾性力を付与する弾性力付与部と、中間部と第2の端部との間に設けられて中間部が回路基板に固定された後に分離される分離部とを備えるようにヒューズを構成した。これにより、弾性力付与部の弾性力でヒューズを回路基板に簡単に仮止めできるとともに、ヒューズを回路基板にハンダ付けした後は、分離部を切断することで、ハンダが溶融したときに弾性力付与部の弾性力で開路できる。したがって、ヒューズが無駄のない簡単な構造となり、取り付けが容易となるとともに、確実に電流を遮断できる。
−−−第1の実施の形態−−−
図1〜10を参照して、本発明のヒューズおよび回路基板の第1の実施の形態を説明する。図1(a)は本実施の形態のヒューズの外観を示す平面図であり、図1(b)は図1(a)のB矢視図である。ヒューズ10は、弾性に富んだ金属の線状部材を2本の腕を持つねじりコイルバネと略同一の形状に形成した部材であり、第1端部11と、第2端部12と、中間端子13と、バネ部14と、立ち上げ部15とを備えている。第1端部11は、一方の腕10aの先端近傍をコイル部分の軸AXと平行に略90度折り曲げたヒューズ10の端部である。第1端部11は、後述する回路基板に取り付けられて、回路基板の一方の端子にハンダ付けされる。
第2端部12は、他方の腕10bの先端を第1端部11と同一の方向に略90度折り曲げたヒューズ10の端部である。中間端子13は、回路基板の他方の端子にハンダ付けされる部分であり、腕10bの途中に設けられる。ねじりコイルバネのコイル部分に相当するバネ部14は、第1端部11と中間端子13との間に設けられる。2本の腕10a,10bは、バネ部14のねじれによってバネ部14を中心に旋回可能である。なお、2本の腕10a,10bに外力が作用していない状態では、2本の腕のなす角度は、略120度程度である。
立ち上げ部15は、中間端子13と第2端部12との間に設けられて、第1端部11および第2端部12とは逆方向に略矩形形状に立ち上がった部分である。腕10bは、立ち上げ部15および第2端部12を除いて略同一直線上に位置する。
図2(a),(b)は、各々ヒューズ10が取り付けられる回路基板を表面から見た平面図、断面図である。回路基板20は、所定の機能を実現する電子回路を構成する各種電子部品等が上述のヒューズ10とともに実装される基板である。回路基板20のヒューズ10が取り付けられる位置には、2つの端子21,22と、係止穴23とが設けられている。一方の端子(以下、第1端子と呼ぶ)21は、回路基板20の表面に設けられた銅箔(プリントパターン)21aの端子部分であり、回路基板20の裏面まで貫通するスルーホール21bが設けられている。
他方の端子(以下、第2端子と呼ぶ)22は、第1端子21と同様に回路基板20の表面に設けられたプリントパターン22aの端子部分である。プリントパターン21a,22aは、それぞれ回路基板20の他の回路に接続されている。係止穴23は、回路基板20に設けられた回路基板20の表裏面を貫通する貫通孔であり、第1端子21から第2端子22へ向かう直線の延長線上に相当する位置に設けられている。
第1端子21から第2端子22までの距離は、バネ部14を撓ませて腕10a,10bのなす角度が略180度になるまで開いたときの第1端部11から中間端子13までの距離と略等しい。第1端子21から係止孔23までの距離は、同様に腕10a,10bのなす角度が略180度になるまでを開いたときの第1端部11から第2端部12までの距離、すなわち各腕10a,10bの長さの合計と略等しい。
−−−ヒューズ10の取り付け−−−
図3(a),(b)は、ヒューズ10を回路基板20に仮止めした状態を説明する説明図であり、図3(a)は、回路基板20を表面から見た平面図であり、図3(b)は、回路基板20の断面図である。ヒューズ10は、次のようにして回路基板20に取り付けられて、ハンダ付けによって固定される。バネ部14の弾性力に抗して腕10a,10bのなす角度が略180度になるまで開く。この状態では、第1端部11と第2端部12とは、バネ部14の弾性力によって、互いがバネ部14を中心に旋回して接近するように付勢される。腕10a,10bを開いた状態で、図3(a),(b)に示すように、ヒューズ10の第1端部11を回路基板20のスルーホール21bへ挿入し、ヒューズ10の第2端部12を回路基板20の係止孔23へ挿入する。これにより、バネ部14の弾性力に抗して、第1端部11がスルーホール21bで、第2端部12が係止孔23で係止されるので、ヒューズ10は回路基板20から脱落しない。すなわち、ヒューズ10は、バネ部14の弾性力を利用して回路基板20に係止する。
ヒューズ10が回路基板20の表面に当接するまで各端部11,12をスルーホール21および係止孔23に挿入した状態では、第1端部11近傍の略90度に曲げられた部分が第1端子21に接触し、中間端子13が第2端子22に接触する。このように、バネ部14の弾性力を利用してヒューズ10を回路基板20に仮止めした状態で、図4(a),(b)に示すように、第1端部11を第1端子21にハンダ付けし、中間端子13を第2端子22にハンダ付けする。ハンダ31,32が固まった後、ニッパなどの工具で図4(b)に示した一点鎖線Cで立ち上げ部15を切断する。そして、図5に示すように、中間端子13から切り離された腕10bの先端部分16を係止孔23から外して取り除く。なお、ヒューズ10が実装された回路基板20の表面が下向きとなるように筐体に取り付けられた状態で過電流が流れた際にもヒューズ10の回路基板20への装着が維持されるよう、ヒューズ10を回路基板20に仮止めした後、図4(b)に示すように第1端部11を基板表面に平行な方向に折り曲げた上でハンダ付けすることが望ましい。
以上の手順によって、図6に示すように、ヒューズ10が回路基板20に取り付けられる。図6に示す状態では、腕10aは、その先端である第1端部11がスルーホール21bに挿入されるとともに、ハンダ31で第1端子21に固定され、腕10bは、中間端子13が第2端子22にハンダ32で固定される。これにより、第1端子21と第2端子22は、ヒューズ10によって閉路されて、第1端子21と第2端子22との間で電流を流すことができる。
−−−ヒューズ10の遮断動作−−−
上述のように、回路基板20に取り付けられたヒューズ10は、以下に述べる要因によって中間端子13と第2端子22とを固定するハンダ32が溶融すると、図7に示すように、バネ部14の弾性力によって腕10bがバネ部14を中心に旋回されて、中間端子13が第2端子22から離脱する。これにより第1端子21と第2端子22との間が開路されて、第1端子21と第2端子22との間で流れる電流が遮断される。
ハンダ32が溶融する要因として、次のものが挙げられる。
(1) ヒューズ10を流れる電流によるジュール熱
(2) ハンダ32を流れる電流によるジュール熱
(3) プリントパターン22aを流れる電流によるジュール熱
(4) 図8に示すように、プリントパターン22aで伝達される、第2端子22の近傍に配設された電子部品等が発する熱
(5) 第2端子22の周囲の雰囲気から受ける熱
上記要因のうち(1)〜(3)は、ヒューズ10を主に過電流防止のための電流ヒューズとして使用したときの溶融要因であり、(4),(5)は、ヒューズ10を主に温度上昇防止のための温度ヒューズとして使用したときの溶融要因である。線径、長さ、電気抵抗率などのヒューズ10の物理量や、プリントパターン22aの幅、厚さ、回路基板20におけるヒューズ10の配設位置などを適宜設定することで、ヒューズ10を電流ヒューズとして使用することも、温度ヒューズとして使用することもできる。
なお、図8は、ヒューズ10をFETの過電流防止に利用した一例を示す。FETに過大な電流が流れたとき、FETで発生する熱がソース端子からプリントパターン22aを介してハンダ32に伝達されてハンダ32が溶融すると、ヒューズ10が遮断動作をして、FETに流れる電流を遮断する。
ヒューズ10が遮断動作をするときのハンダ32の温度(以下、動作温度と呼ぶ)は、ハンダの融点である。なお、ハンダは数種類の金属からなる合金であり、その組成によっては融点がある範囲で広がることがある。このように、ある範囲で広がった融点の範囲内では、温度によってハンダの粘度が変化するため、動作温度がバネ部14の弾性力の影響を受ける。したがって、融点範囲が広がった合金をハンダとして使用した場合には、動作温度に関して次の関係が成り立つ。
動作温度 ∝ 融点 / バネ部14の弾性係数
ヒューズ10が遮断動作をする際に、中間端子13と第2端子22とを固定するハンダ32だけではなく、第1端部11と第1端子21とを固定するハンダ31も溶融することもある。ハンダ31が溶融すると、ヒューズ10は第1端部11が挿入されたスルーホール21bを中心に回動可能となる。このとき、図9に示すように腕10bの先端17が第2端子22へ接近することが考えられる。第1端部11と腕10bの先端17との距離L1がスルーホール21bと第2端部22との距離L2より長い場合には、スルーホール21を中心にヒューズ10が回動すると腕10bが第2端子22に接触してしまうため、第1端子21と第2端子22との間を開路できないことがある。本実施の形態のヒューズ10では、L1<L2となるように各部の寸法を決定しているので、ハンダ31が溶融することで腕10bの先端17が第2端子22へ接近しても、第1端子21と第2端子22との間を確実に開路できる。
また、第1端子21と第2端子22とで、融点が異なるハンダを使用することで、ハンダ31が溶融する前にハンダ32を溶融させることもできる。ハンダ31の融点がハンダ32の融点より高くなるようにハンダの種類を選定して使用すればよい。なお、ハンダ32の融点は、上述した動作温度や通電させる許容電流値などによって適宜決定される。すなわち、ハンダ32の融点も、動作温度や許容電流値のパラメータとなる。
なお、ヒューズ10の形状は、図10(a),(b)に示すように、上述したヒューズ10の立ち上げ部15と第2端部12とを連続的に形成した形状であってもよい。
上述した第1の実施の形態のヒューズおよび回路基板では、次の作用効果を奏する。
(1) 弾性に富んだ金属の線状部材を加工してバネ部14を備えたヒューズ10を形成し、中間端子13と第2端部12との間に立ち上げ部15を設けた。これにより、バネ部14の弾性力でヒューズ10を回路基板20に簡単に仮止めできるとともに、ヒューズ10を回路基板20にハンダ付けした後は、立ち上げ部15を切断することで、ハンダ32が溶融したときにバネ部14の弾性力で各端子21,22の間を開路できる。したがって、ヒューズ10が無駄のない簡単な構造になり、回路基板20への取り付けが容易となるとともに、遮断動作時には確実に電流を遮断できる。
(2) ヒューズ10を回路基板20にハンダ付けした後に立ち上げ部15を切断することで、中間端子13から切り離された腕10bの先端部分16を係止孔23から外して取り除くように構成したので、通電に寄与しない部分が回路基板20に残らない。これにより、回路基板20に取り付けられたヒューズ10がコンパクトになり、回路基板20の小型化に寄与する。
(3) ハンダ32が溶融したときにバネ部14の弾性力で中間端子13が第2端子22から離脱するよう構成した。これにより、確実に電流を遮断できる。
(4) ハンダ32が溶融したときにバネ部14の弾性力で腕10bが回路基板20の表面に対して平行に回動するよう構成した。これにより、回路基板20が固定される筐体の内面が回路基板20に接近するなど、回路基板20の表面側の高さに余裕がないような場合であっても確実に電流を遮断できる。
(5) 第1端部11を回路基板20のスルーホール21bへ挿入し、第2端部12を回路基板20の係止孔23へ挿入するように構成した。これにより、バネ部14の弾性力でヒューズ10が回路基板20から脱落しなくなるので、ハンダ付け前のヒューズ10の仮固定が容易となって組み立て性が向上するともに、仮止めのための接着剤および接着剤塗布工程も不要となるので、製造コストを低減できる。
(6) 第1端部11を回路基板20のスルーホール21bへ挿入し、第2端部12を回路基板20の係止孔23へ挿入すると、中間端子13が第2端子22と接触するように構成した。これにより、中間端子13と第2端子22とのハンダ付けが容易となり、組み立て性が向上する。
(7) 第1端部11は、ヒューズ10を回路基板20に仮止めする際の係止部分であるとともに、第1端子21との接点でもある。これにより、ヒューズ10の構成を単純化でき、製造コストを削減できる。
(8) 立ち上げ部15は、中間端子13と第2端部12との間に設けられて、第1端部11および第2端部12とは逆方向に略矩形形状に立ち上がるように構成されている。これにより、ヒューズ10を回路基板20に取り付けると、立ち上げ部15は回路基板20の表面から突出した状態となるため、立ち上げ部15の切断が容易となり、組み立て性が向上する。
(9) 中間端子13が第2端子22から離脱した後の、第1端部11と腕10bの先端17との距離L1が、スルーホール21bと第2端部22との距離L2より短くなるように構成した。これにより、ハンダ31が溶融することで腕10aがスルーホール21bを中心に回動して、腕10bの先端17が第2端子22へ接近しても、第1端子21と第2端子22との間を確実に開路できるので、ヒューズとしての信頼性が高い。
(10) 第1端子21と第2端子22で、融点が異なるハンダを使用することで、ハンダ31が溶融する前にハンダ32を溶融させることもできる。これにより、上述した第1端部11と腕10bの先端17との距離L1が、スルーホール21bと第2端子22との距離L2より短くなるように構成されていなくても、中間端子13と第2端子22が確実に離れるので、第1端子21と第2端子22との間を確実に開路できるので、ヒューズとしての信頼性を高められる。
(11) 線径、長さ、電気抵抗率などのヒューズ10の物理量や、プリントパターン22aの幅、厚さ、回路基板20におけるヒューズ10の配設位置、ハンダ32の融点などを適宜設定することで、ヒューズ10を電流ヒューズとして使用することも、温度ヒューズとして使用することもできるとともに、通電させる許容電流値や動作温度を自由に設定できる。これにより、ヒューズ10の適用範囲を拡大でき、汎用性を持たせることができる。
−−−第2の実施の形態−−−
図11〜13を参照して、本発明のヒューズおよび回路基板の第2の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。図11(a),(b)は本実施の形態のヒューズの外観を示す側面図である。
図11(a)に示したヒューズ110は、弾性に富んだ金属の線状部材の途中に逆V字型の板バネを形成した部材であり、第1端部11と、第2端部12と、中間端子13と、バネ部114と、立ち上げ部15とを備えている。図11(b)に示したヒューズ210は、弾性に富んだ金属の線状部材の途中に引張コイルバネを形成した部材であり、第1端部11と、第2端部12と、中間端子13と、バネ部214と、立ち上げ部15とを備えている。
ヒューズ110,220は、いずれも腕10aと腕10bとが略同一直線上に配設された構造となっており、バネ部114,214の弾性力が腕10a,10bの軸方向に作用する。
−−−ヒューズ110の取り付け−−−
ヒューズ110は、次のようにして回路基板20に取り付けられて、ハンダ付けによって固定される。なお、ヒューズ210についてもヒューズ110と同様であるので説明は省略する。ヒューズ110の第1端部11と第2端部12と互いに外側に引っ張ることでバネ部114を撓ませて、ヒューズ110の第1端部11を回路基板20のスルーホール21bへ挿入し、ヒューズ110の第2端部12を回路基板20の係止孔23へ挿入する。これにより、バネ部114の弾性力に抗して、第1端部11がスルーホール21bで、第2端部12が係止孔23で係止されるので、ヒューズ110は回路基板20から脱落することなく仮止めされる。
ヒューズ110を回路基板20に仮止めした状態で、第1端部11を回路基板20の裏面で基板表面に平行な方向に折り曲げて、第1端子21にハンダ31によりハンダ付けし、中間端子13を第2端子22にハンダ32によりハンダ付けする。ハンダ31,32が固まった後、図12(a),(b)に示すように、ニッパなどの工具で立ち上げ部15を切断して、中間端子13から切り離された腕10bの先端部分16を係止孔23から外して取り除く。以上の手順によって、ヒューズ110が回路基板20に取り付けられる。
−−−ヒューズ110の遮断動作−−−
回路基板20に取り付けられたヒューズ110は、第1の実施の形態と同様の要因によって中間端子13と第2端子22とを固定するハンダ32が溶融すると、図13(a)、(b)に示すように、バネ部114の弾性力によって腕10bが第1端部11の方へ引き寄せられて、中間端子13が第2端子22から離脱する。これにより第1端子21と第2端子22との間が開路されて、第1端子21と第2端子22との間で流れる電流が遮断される。このように、ヒューズ110の遮断動作は、バネ部114の弾性力によって、腕10bが腕10a,10bの軸方向に駆動されることで行われる。ヒューズ210についても同様である。
上述した第2の実施の形態のヒューズおよび回路基板では、第1の実施の形態の作用効果に加えて、次の作用効果を奏する。
(1) 逆V字型のバネであるバネ部114、または、引張コイルバネであるバネ部214を形成して、バネ部114,214の弾性力によって、腕10bが腕10a,10bの軸方向に駆動されることでヒューズ110,210の遮断動作が行われるよう構成した。これにより、基板回路20の平面内の実装密度が高い場合などでも、他のプリントパターンや電子部品などと干渉することなく遮断動作ができるので、回路基板20を小型化できる。
−−−変形例−−−
(1) 上述の説明では、ヒューズが遮断動作したときに、腕10bが回路基板20の表面と平行な方向に移動することで、中間端子13が第2端子22から離脱するように構成したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、回路基板20の表面から腕10bが離れるように移動させることで中間端子13を第2端子22から離脱させてもよい。腕10bが回路基板20の表面から離れるように構成した例を、図14,15を参照して説明する。
図14(a),(b)は、腕10bが腕10aに対して上方に折り曲げられたヒューズ310と回路基板20とを模式的に示した側面図である。図14(a)の実線で示すように、ヒューズ310は、屈曲部314で折り曲げられ、第1端部11をスルーホール21に挿入した状態では、腕10bが斜め上方に向かって延在するように構成されている。図14(a)の破線で示すように、第2端部12を係止穴23に挿入すると、屈曲部314および腕10bが弾性力に抗して撓む。
スルーホール21bへ挿入した第1端部11の先端、および係止孔23へ挿入した第2端部の先端は、屈曲部314および腕10bの弾性力によって抜けないように、それぞれの先端部分を折り曲げる。なお、係止穴23の位置を第2端子22からやや遠目に設定すると、逆V字型に形成された立ち上げ部315の頂点の角度が大きくなるように第2端部12を引っ張りながら係止穴23に挿入することになる。このとき、立ち上げ部315の撓みを復元しようとする弾性力で、第1端部11と第2端部12とが引っ張りあうので、各端部11,12の先端部分を折り曲げなくても、第1端部11がスルーホール21bで、第2端部12が係止孔23でそれぞれ係止される。
回路基板20に取り付けられたヒューズ310は、中間端子13と第2端子22とを固定するハンダ32が溶融すると、図14(b)の破線で示すように、屈曲部314および腕10bの弾性力によって腕10bが回路基板20の表面から離れるように跳ね上げられて、中間端子13が第2端子22から離脱する。
図15(a),(b)に示すように、コイル部分の軸AXが回路基板20の表面に平行となるように、ねじりコイルバネのコイル部分に相当するバネ部414を設けたヒューズ410でも、ヒューズ310と同様に組み立ておよび遮断動作が可能である。なお、ヒューズ410では、ヒューズ310のように腕10bを撓ませる必要はない。
(2) 上述の説明では、ヒューズ10の2本の腕10a,10bに外力が作用していないときに2本の腕のなす角度は、略120度程度であるが、本発明はこれに限定されない。ヒューズ10が遮断動作したときに、中間端子13が第2端子22から確実に離脱できる角度であればよい。
(3) 上述の説明では、中間端子13と第2端子22との固定にハンダを用いているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、ハンダの代わりに低い融点を持つ様々な合金を用いることができる。
(4) 上述の説明では、ハンダ31,32が固まった後、ニッパなどの工具で図4(b)に示した一点鎖線部分Cで立ち上げ部15を切断しているが、本発明はこれに限定されない。中間端子13から第2端部12までの間で少なくとも1カ所で切断されれば、ヒューズ10の遮断動作が可能となる。
(5) 上述の説明では、中間端子13から切り離された腕10bの先端部分16を係止孔23から外して取り除いているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、中間端子13から切り離された後も第2端部12が係止穴23に残っていてもよい。この場合には、第2端部12が係止穴23から離脱して、回路基板20のショートの原因とならないように、先端部分16は回路基板20に固着されることが望ましい。
(6) 上述の説明では、第1端部11がスルーホール21bに挿入されるように構成されているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、ヒューズ10を仮止めしたときに、腕10aの先端が第1端子21の上にとどまるように構成されていればよく、図16に示すように、腕10aの途中にU字状にきつく折り曲げた突起18を設けて、回路基板20の貫通孔24に挿入させて係止するようにしてもよい。また、突起18を設けなくても、先に腕10aの先端だけを第1端子21にハンダ付けすることとしてもよい。
(7) 上述の説明では、立ち上げ部15は腕10bにのみ設けられているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、腕10aも腕10bと同じ構成とすることとしてもよい。すなわち、バネ部14を中心に、2本の腕がともに上述した腕10bと同じ形状となるように構成するとともに、双方の腕を上述した腕10bと同じ取り付け方法で、回路基板20に取り付けることとしてもよい。
(8) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
以上の実施の形態およびその変形例において、たとえば、第1の端部は第1端部11に、第2の端部は第2端部12に、中間部は中間端子13に、弾性力付与部はバネ部14,114,214,314,414に、分離部は立ち上げ部15にそれぞれ対応する。さらに、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における機器構成に何ら限定されない。
第1の実施の形態のヒューズ10の外観を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)のB矢視図である。 ヒューズ10が取り付けられる回路基板20を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は断面図である。 ヒューズ10を回路基板20に仮止めした状態を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は断面図である。 回路基板20に仮止めしたヒューズ10をハンダ付けした状態を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は断面図である。 ヒューズ10を回路基板20にハンダ付けした後に立ち上げ部15を切断した状態を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は断面図である。 回路基板20へのヒューズ10の取り付けが終わった状態を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は断面図である。 ヒューズ10が遮断動作をしたときの様子を示す平面図である。 ヒューズ10をFETの過電流防止に利用した一例を示す回路基板20の斜視図である。 第1端部11と腕10bの先端17との距離L1、およびスルーホール21bと第2端子22との距離L2の関係について示す図である。 ヒューズ10の変形例を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)のD矢視図である。 第2の実施の形態のヒューズを示す図であり、(a)はヒューズ110の側面図であり、(b)はヒューズ210の側面図である。 ヒューズ110を回路基板20に仮止めしてハンダ付けした後の状態を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は断面図である。 ヒューズ110が遮断動作をしたときの様子を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は断面図である。 ヒューズの変形例を示す側面図であり、(a)はヒューズ310を回路基板20に取り付ける様子を示す図であり、(b)はヒューズ310の遮断動作を示す図である。 ヒューズの変形例を示す側面図であり、(a)はヒューズ410を回路基板20に取り付ける様子を示す図であり、(b)はヒューズ310の遮断動作を示す図である。 ヒューズの変形例を示す側面図である。
符号の説明
10,110,210,310,410 ヒューズ
10a,10b 腕
11 第1端部
12 第2端部
13 中間端子
14,114,214,414 バネ部
15 立ち上げ部
20 回路基板
21 第1端子
21b スルーホール
22 第2端子
23 係止穴

Claims (6)

  1. 電流によるジュール熱でハンダが溶融すると前記ハンダによる回路基板への固定が弾性力によって解除されて過電流を防止するヒューズにおいて、
    前記回路基板に係止される第1および第2の端部と、
    前記第1および第2の端部との間に設けられ、前記回路基板にハンダで固定される中間部と、
    前記第1の端部と前記中間部との間に設けられ、前記弾性力を付与する弾性力付与部と、
    前記中間部と前記第2の端部との間に設けられ、前記中間部が前記回路基板に固定された後に分離される分離部とを備えることを特徴とするヒューズ。
  2. 請求項1に記載のヒューズにおいて、
    前記弾性力付与部は、前記回路基板に取り付けられた状態で、前記回路基板の表面と平行な方向に前記第1の端部と前記中間部とを接近させる方向に前記弾性力を付与することを特徴とするヒューズ。
  3. 請求項1に記載のヒューズにおいて
    前記弾性力付与部は、前記回路基板に取り付けられた状態で、前記弾性力付与部を中心として前記中間部を回動させる方向に前記弾性力を付与することを特徴とするヒューズ。
  4. 請求項1に記載のヒューズにおいて
    前記弾性力付与部は、前記回路基板に取り付けられた状態で、前記弾性力付与部を中心として前記回路基板の表面と平行な方向に前記中間部を回動させる方向に前記弾性力を付与することを特徴とするヒューズ。
  5. 2つの端子間に電流を流すヒューズを備えた回路基板において、
    前記ヒューズは、前記回路基板に係止されて前記端子のうちの一方の端子に接続される第1の端部と、前記回路基板に係止される第2の端部と、前記第1および第2の端部との間に設けられて前記端子のうちの他方の端子にハンダで固定される中間部と、前記第1の端部と前記中間部との間に設けられて弾性力を付与する弾性力付与部と、前記中間部と前記第2の端部との間に設けられて前記中間部が前記他方の端子に固定された後に分離される分離部とを有し、
    前記2つの端子間に流れる電流によるジュール熱で前記ハンダが溶融すると、前記弾性力によって前記中間部が前記他方の端子から離脱して前記2つの端子間に流れる電流を遮断することを特徴とする回路基板。
  6. 請求項5に記載の回路基板において、
    前記第1の端部は、前記一方の端子にハンダで固定され、
    前記中間部を前記他方の端子に固定する前記ハンダの溶融温度は、前記第1の端部を前記一方の端子に固定する前記ハンダの溶融温度とは異なることを特徴とする回路基板。
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