JP2006059433A - 多層光情報記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のスペーサーを跨いで発生する多重反射を効果的に抑制できるように構成れた多層光記録情報記録媒体を提供する。
【解決手段】 読み取り側から最も遠い情報記録層がL0とされ、光軸方向にL1,L2,・・・,L5が順に積層され、各情報記録層間にそれぞれの厚みがt0〜t4の5個のスペーサーが配置される。全てのスペーサーに関して、[Δtm>ACCT×Rm+1×Rm+2×Tm+1 2×nλ/(2NA2)]の関係および[Δtm-sum>ACCT×Rm+a×Rm+b×Tab 2×nλ/(2NA2)]の関係を満たす。この6層ディスクは、t1>t3>t0>t2>t4とし、また、各スペーサー厚みを適切に設定することで、多重反射の影響を排除している。
【選択図】 図10

Description

この発明は、複数の情報記録層を有する、光ディスクに代表される多層光情報記録媒体に関する。
光ディスクの面記録密度(媒体当たりの記録容量)を高める目的で、青紫色半導体レーザ(波長:約405nm)と高開口数対物レンズを用いた光ディスク装置Blu−ray Disc(商標、以下、BDディスクと適宜表記する)が提案された。BD規格では、ビームスポット径を小とするために、光源波長を405nmとし、対物レンズの開口数NA(Numerical・Aperture)を0.85と大きくしている。
スポット径を1.22×λ/NAと定義すると、CD規格では、光源波長:780nm、NA:0.45、スポット径:2.11μmであり、DVD規格(Digital Versatile Disc)では、光源波長:650nm、NA:0.6、スポット径:1.32μmである。BD規格では、スポット径を0.58μmまで絞ることができ、DVDと比して、そのスポット面積を約1/5とすることができる。さらに、対物レンズの開口数NAを高めた結果、ディスク面とレーザ光の光軸がなす角度の90°からの傾きに許される角度誤差(チルト・マージンと称される)が小さくなるので、情報層を覆うカバー層を0.1mmまで薄くしている。
片面2層ディスクの場合では、レーザ光の入射方向から見て100μmの深さにある情報層(BD−ROMディスクの場合の反射層および記録可能なBDディスクの場合の記録層の両方を意味する。)を基準層(第0記録層、L0層と呼ばれる)とし、75μmの深さに追加する記録層を第1記録層(L1層)と定義している。このように、より一層の大容量化を実現するためには、情報記録層を複数とする多層ディスクが有望と考えられている。
BDディスクにおける記録媒体多層化の提案としては、下記の非特許文献1に記載のものがある。
N. Shida, T. Higuchi, Y. Hosoda, H. Miyoshi, A. Nakano, and K. Tsuchiya, "The BD-Type Multi-Layer 100GB ROM Disk Using the Photopolymer Sheet," Technical Digest of International Symposium on Optical Memory, Nara, pp.10(2003)
この非特許文献1は、4層BDディスクの可能性を報告した内容であり、4層BDディスクを構成する中間層材料(スペーサー)を全て違う厚みにすることで、複数の情報記録層間で発生する多重反射の影響を軽減する手法が提案された。図11は、非特許文献1に記載の4層BDディスクの構成を示す。1.1mm厚みのディスク基板1上にL0層が形成され、その上に順にL1層、L2層、L3層が形成され、レーザ光の入射側に光透過層(カバー層とも称される)が形成される。L0層およびL1層間のスペーサーの厚みが15μmとされ、L1層およびL2層間のスペーサーの厚みが17μmとされ、L2層およびL3層間のスペーサーの厚みが13μmとされる。厚みは、2μm以上の差を持つことが必要とされている。
BDディスクにおいては、多層ディスクにおけるスペーサーを、フィルム、或いはシート材料によって形成する場合が多い。その理由は、紫外線硬化のレジン材料をスピンコートする手法と比較して、均一な中間層厚みを有する多層ディスク構造の実現が容易なためである。したがって、この手法を用いることで、6層、或いは8層以上の情報記録層を有するディスク媒体を実現することも可能となる。
しかしながら、4層を上回る情報記録層を有する多層媒体に関しては、隣接するスペーサー間で生じる多重反射の他に、複数のスペーサーを跨いで発生する多重反射をも考慮する必要が生じる。
したがって、この発明の目的は、隣接する2つのスペーサーの厚みの差を一定値以上に設定する方法に加えて、連続するスペーサーの厚みの和にも一定の関係が成立するようにスペーサーの厚みを設定することで、複数のスペーサーを跨いで発生する多重反射を効果的に抑制することが可能な多層光情報記録媒体を提供することにある。
上述した発明を解決するために、この発明の態様は、
凹凸形状や位相変化を伴う情報ピット、或いは反射率や位相変化を伴う記録マークの形成によって信号情報が記録された、4層以上の情報記録層を有する多層光情報記録媒体において、
情報記録層と隣接する情報記録層との間に、略一定の厚みを有する透明な材料で構成されたスペーサーを配置し、
スペーサーの厚みtmとtm+1との差Δtmと、
m番目の情報記録層からm+a番目の情報記録層間に位置するスペーサーの厚みの総和(tm+tm+1+…+tm+a-1)と、m+a番目に位置する情報記録層からm+b番目の情報記録層間に位置するスペーサーの厚みの総和(tm+a+tm+a+1+…+tm+b-1)との差Δtm-sum
がそれぞれ下記の式(1)および式(2)の関係を満たすように、スペーサーの厚みを設定することを特徴とする多層光情報記録媒体である。
Δtm>ACCT×Rm+1×Rm+2×Tm+1 2×nλ/(2NA2) (1)
Δtm-sum>ACCT×Rm+a×Rm+b×Tab 2×nλ/(2NA2) (2)
(ここでACCTはクロストーク指数であり、Rm+1、Rm+2、Rm+a、Rm+bは、それぞれ、m+1、m+2、m+aおよびm+b番目の層に形成された反射膜の強度反射率を表し、Tm+1は、スペーサーtm+1の強度透過率、また、Tabは、m+a番目に位置する情報記録層からm+b番目の情報記録層に至る強度透過率を表す。さらに、nはスペーサー材料の屈折率を表し、NAは対物レンズの開口数を表している。
また、mは0以上の整数、a、b、(b>a)はいずれも2以上の整数であり、例えば、t0は対物レンズから最も遠くに位置する第0層の情報記録層(L0)と、光軸方向でその手前に位置する第1層の情報記録層(L1)との間に挟まれたスペーサーの厚みを表し、t1は第1層の情報記録層(L1)と第2層の情報記録層(L2)との間に挟まれたスペーサーの厚みを表している。)
この発明によれば、隣接するスペーサーの厚みが一定の条件満たし、かつ複数のスペーサーの厚みの間で一定の条件を満たす設計を施した多層ディスク構造を構成することにより、多重反射による信号劣化を最小限に抑えることができる。すなわち、隣接するスペーサーのみならず、複数の情報記録層を跨いで発生する層間干渉をも効果的に抑制することが可能であり、反射率に依存して生じる層間干渉に応じて厚みの違いを設定することで、複数のスペーサーを積層した際の総和を必要最小限にとどめることができる。
以下、この発明を適用したいくつかの実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、この発明は以下の例に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更が可能であることは言うまでもない。すなわち、この発明は、その適用範囲を光ディスク媒体に限定するものではなく、多層記録および多層再生が実現可能なあらゆる記録方式に対して有効な手法となり得る。この発明の実施の形態としては、多層BDディスクにこの発明を適用した例について説明する。
図1は、BDディスク用の光ピックアップに含まれる対物レンズの構成の一例を示す。光ピックアップは、参照符号11で示すBDディスクのカバー層11aの側から信号が凹凸として記録された信号層を読み取るように配置されている。BDディスク11は、通常、およそ1.1mmのポリカーボネート製基板の上に、信号層と薄型の光透過層が形成された構造を有する。
参照符号12が第1の対物レンズを示し、参照符号14が第2の対物レンズを示す。第1および第2の対物レンズ12および14は、同一の光軸上に位置するように、レンズホルダ13によって支持され、これらの2枚のレンズは開口数0.85の第2群対物レンズとして機能する。第1および第2の対物レンズ12および14は、光軸方向および信号トラックと直交する方向に可動な構造をもつ2軸電磁アクチュエータ15上に搭載されている。半導体レーザ光源からのビームは、これら2枚のレンズを通過することによってBDディスク11上に集光される。なお、対物レンズには、単一の高開口数対物レンズを使用することも可能である。
図2は、光ディスク再生用光学ピックアップの一例を示す。半導体レーザ16からの出射光は、コリメータレンズ17で平行光とされ、書き換え型および追記型媒体に対するトラック制御誤差信号を演算するために用いられるサイドスポット生成用の回折格子19、偏光ビームスプリッタ20、液晶素子23および1/4波長板24を通過した後、2群対物レンズ(12、14)によって記録媒体上に集光される。1/4波長板24を直線偏光が通過すると円偏光となり、ディスクで反射された円偏光が1/4波長板24を通過すると直線偏光(但し、入射光に対して90°偏光面が回転した光)となる。
半導体レーザ16からの出射光の一部が偏光ビームスプリッタ20によって反射した後、集光レンズ21により発光出力検出用受光素子22へと導かれて、レーザ出力の強度を一定値に制御する目的で用いられる。なお、受光素子22への入射光量は、1/2波長板18を回転させることによって調整が可能である。実際のレーザ出力の強度は、受光素子22の出力に基づいて、図示しないAPC(Automatic Power Control)回路が所定のものに制御する。
図3は、球面収差補正素子としての液晶素子23を示す。液晶素子23は、例えば同心状の電極パターン(図3中、23a、23b、23c)を有し、各電極への印加電圧に応じて、カバー層の厚み誤差により生じる球面収差の補正量とほぼ等価な波面を発生することが可能な素子である。
なお、液晶素子23に代えて、エキスパンダーレンズやコリメータ移動によって、球面収差の補正をおこなう手法も用いることができる。
一方、BDディスク11からの反射光は、ビームスプリッタ20で反射した後、検出光路へと導かれる。集光レンズ25およびマルチレンズ26を通った収束光は、サーボ誤差信号兼、RF信号検出用受光素子27へと入射し、光電変換が施される。
受光素子27は、一例として図4に示す8分割の光検出素子からなり、AからHまでの各素子の出力に基づいて、焦点誤差信号、並びにトラック誤差信号を求める演算がなされる。光検出素子A〜Dが4分割検出器を構成し、光検出素子EおよびF並びにGおよびHの対がそれぞれ2分割検出器を構成する。
トラック誤差がない場合には、光検出素子EおよびFの分割位置並びにGおよびHの分割位置とビームスポットの中心が一致する。トラック誤差に応じてビームスポットが分割位置より片側の光検出素子側にビームスポットの強度分布が偏る。
本例においては、焦点誤差信号(FE)として非点収差法を用いている。この手法においては、図5に示すように、マルチレンズによって、受光素子上で合焦時に円形、それ以外では楕円状の強度分布を示すため、式(7)の演算結果は、合焦時にゼロレベルとなり、デフォーカス時に距離の遠近に応じて+または−の極性の出力(通称、S字誤差信号)FEを発生する。
FE=(A+C)−(B+D) (7)
一方、トラック誤差信号として、予め情報ピット列が形成された再生専用ROMディスクに対しては、主として位相差法(DPD(Differential phase detection))が用いられる。この手法は、受光素子AとCの和信号およびBとDの和信号それぞれの位相差を検出する手法であり、式(8)によって表されるトラッキング誤差信号TEDPDを出力する。なお、以下の演算式において、A〜Hの記号は、受光素子の参照符号のみならず、受光素子の出力信号の値をも意味している。
TEDPD=φ(A+C)−φ(B+D) (8)
また、予め渦巻き上に溝構造が形成された書き換え型、或いは追記型の光ディスクに対するトラック誤差信号には、差動プッシュプル検出法が用いられる。具体的には、主ビームから検出される主プッシュプル信号から、2つの副ビームによって検出される副プッシュプル信号の和に係数(k)を乗じて減算することにより、トラック誤差信号TEDPPが演算される。
TEDPP=(A+D)−(B+C)−k[(E−F)+(G−H)] (9)
また、RF信号とSUM信号は、A〜Dまでの素子出力の和として以下の式(10)で与えられ、信号出力の全帯域成分がRF信号として、また、低域成分はSUM信号として利用される。
RF=A+B+C+D (10)
なお、焦点誤差信号としてスポットサイズ法やナイフエッジ検出法を用いるようにしてもよい。また、トラック誤差信号として単スポットのプッシュプル検出法を用いても良い。この発明で、各サーボ誤差信号の検出方法に関しては、上述した例以外の手法を用いることが可能である。
次に、図2に示す光学ピックアップを用いて、6層の例えば反射膜からなる情報記録層L0〜L5を有する多層光ディスクの信号再生をおこなった場合のディスク反射光について説明する。
図6は、対物レンズから最も遠いL0層に読み取り光が実線で示すように集光される際に、ふたつ手前のL2層で反射した光が他の信号層で多重反射する様子を破線で示している。各情報記録層間には、スペーサーが配されている。スペーサーは、略一定の厚みを有する透明な材料で構成されたものである。
この6層ディスク構造例においては、各スペーサーの厚みを同一としたため、L2層で反射した光線がL3層、L4層を始めとする他の層で多重反射し、本来の再生光であるL0層からの反射光に重なってしまう。
また、最初にL2層以外の他の信号層で反射した光線も同様に重なるため、L0層の再生信号は多重反射による大きな信号劣化を被ることとなる。
このような問題を回避する手段として、厚みの異なるスペーサーを用いる手法が有効となる。
しかしながら、対物レンズから最も遠い情報記録層からm番目に位置する情報記録層とm+1番目に位置する情報記録層との間に配置されるスペーサーの厚み(tm)と、隣接する、m+1番目に位置する情報記録層とm+2番目に位置する情報記録層との間に配置されるスペーサーの厚み(tm+1)との間に、Δtmの違いを持たせる際には、信号の層間干渉を考慮する必要がある。
そこで、層間干渉の影響を数式化し、隣接する情報記録層で反射する光線による層間干渉と、多重反射によって生じる層間干渉の双方を考慮してΔtmを定める。
m番目の情報記録層に対して、光源波長λ、対物レンズの開口数NAで集光されたスポットの直径はλ/NAで与えられる。一方、同集束光が、隣接するm+1番目の情報記録層を通過する際のビーム径は、スペーサー材料の屈折率をnとすると、概ね2tm×NA/nとなるため、双方の信号振幅比として定義される層間干渉、すなわちCCT(m)(Coherent Crosstalk)は下記の式で記述できる。
CCT(m)=nλ/(2tmNA2) (11)
m番目の情報記録層におけるCCT(m)として、まずは隣接する情報記録層からの層間干渉を考えると、式(11)が一定の条件を満たす必要がある。例えば、仮に許容されるCCT(m)の値を−30dB(すなわち0.0316)とした場合、式(11)の左辺(CCT(m))に0.0316を、右辺にn=1.55、λ=0.405μm、NA=0.85を代入してtmを求めると、tmの値は13.7μmとなる。クロストークの許容値に関しては、再生装置の信号処理能力に依存する度合いが大きいものの、式(11)から算出される結果は、多層BDディスクにおいて、概ね13μm以上のスペーサーの厚みが必要であることを示している。
次に、多層ディスクの再生信号に大きな影響を与える多重反射を考える。中でも最も影響の大きいものは、図7に示す、隣接する情報記録層間(m+1番目とm+2番目の層)で多重反射する光線である。図7に示すように、見かけ上は、m番目の情報記録層に対して|tm−tm+1|、すなわちΔtmだけ離れた位置での信号クロストークとして観察される。
この場合の層間干渉は、多重反射の原因となる各情報記録層の反射率に依存するため、式(11)におけるtmにΔtmを代入、図7において多重反射を生じるm+1番目とm+2番目の各情報記録層における強度反射率をそれぞれRm+1、Rm+2、また、スペーサーtm+1の強度透過率をTm+1と表し、また許容されるCCT(m)の最大値をCCTmaxで表すと、以下の式で記述される。
Δtm>1/CCTmax×Rm+1×Rm+2×Tm+1 2×nλ/(2NA2) (12)
さらに、式(12)における1/CCTmaxをクロストーク指数ACCTに置き換えることで、以下の式で表すことができる。
Δtm>ACCT×Rm+1×Rm+2×Tm+1 2×nλ/(2NA2) (1)
6層ディスクの反射率設計例を図8に示す。多重反射による層間干渉では、図7に示したように、他の情報記録層上の微小領域における反射として寄与する場合が存在する。そのため、常に一定以上の面積をもって反射する隣接情報記録層からのクロストークに比べて大きな影響を与える可能性がある上、実際には複数種類の多重反射が同時に発生するため、個々の多重反射による影響を極力小さくする必要がある。
一例として、許容されるCCTmaxの値を−40dB(すなわち0.01)とした場合、式(1)におけるACCTはその逆数の100となる。本例において、スペーサーの透過率を1として考えると、L0層の信号再生をおこなう場合に多重反射として考慮されるべきL1層およびL2層の強度反射率は、図8の示すグラフより、L1層は約0.21、L2層は約0.12と読み取ることができる。
これは式(1)においてm=0の場合に相当する。従って、Δt0>1.09μmが必要条件となる。上述したように、スペーサーは、略均一の厚みを有するフィルム、或いはシート材料によって形成されるが、一般に±1μm程度の厚み変動を伴うため、実際の多層ディスクにおいては、余裕を見て2μm以上の厚み違いを設定することが望ましい。
また、上記Δtmの値は反射率(Rm+1、Rm+2)に依存するため、設計上の反射率が低くなる(図8を参照)対物レンズに近い情報記録層の場合には、スペーサー間の厚み違いを小さくすることが可能となる。
なお、層間干渉の影響は再生装置の信号処理能力にも依存するため、多重反射によって生じるCCT(m)として−30dB程度の値を許容する場合も考えられる。この場合、式(1)のACCTに31.6を代入すればよい。
最後に、複数のスペーサー間を跨いで発生する層間干渉を軽減する手法を提案する。図9は、全てのスペーサーに異なる厚みの材料を用いた際、最も奥に位置するL0層へと集光する光束のうち、途中のL2で反射した光線が他の層で多重反射する様子を示す。
図9に示す例においては、スペーサーの厚みを全て変えているものの、一方で、概ねt0+t1=t2+t3の関係を満たしている。この場合、L2で反射した入射光の一部は、L4の裏面で反射した後、再びL2で反射して、L0からの反射光(読み取り信号)と一致してしまう。
これは、隣接するスペーサーのみを考えるだけでは不十分であり、複数のスペーサー間を跨いで多重反射する光線も全て考慮しなくてはならないことを示している。すなわち、式(1)を隣接する複数のスペーサーの厚みの和に拡張し、以下の式(2)の関係を満たす必要がある。
Δtm-sum>ACCT×Rm+a×Rm+b×Tab 2×nλ/(2NA2) (2)
図9に示す例においては、L0層での反射光(読み取り信号)に対して、L2、及びL4での多重反射光の干渉を考慮しているため、この例においては、m=0、a=2、b=4であり、Δtm-sumは、|t0+t1−(t2+t3)|に対応する厚みの違いを表す。このように、全てのm、a、b(但し、b>a)の組み合わせに対して、式(2)が成り立つように、スペーサーの厚みを設定すればよい。
図10は、全てのスペーサーに関して式(1)、式(2)を満たす、この発明の一実施形態である6層ディスクを示す。この6層ディスクは、t1>t3>t0>t2>t4とし、また、各スペーサーの厚みを適切に設定することで、多重反射の影響を排除している。設計の一例としては、t0=14μm、t1=17μm、t2=12μm、t3=15μm、t4=10μmとすることができる。
さらに、この発明による一実施形態のように、2k番目(kは0以上の整数)の任意のスペーサーの厚みt2kと、これと隣接する他のスペーサーの厚みtk+1、t2(k+1)との間に、下記の式(3)および式(4)式の関係、または式(5)および式(6)の関係が成り立つように多層光情報記録媒体を構成することで、層間干渉の影響を均等化することが容易となる。
2k+1>t2k (3)
2k+1>t2(k+1) (4)
または、
2k>t2k+1 (5)
2(k+1)>t2k+1 (6)
以上、この発明による実施形態を6層ディスクを一例として具体的に説明したが、この発明は、上述したこの発明の実施形態に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で、様々な変形や応用が可能である。
例えば、この発明は、6層を上回る多層ディスク媒体にも適用が可能であり、再生専用ディスクを始め、書き換え型、追記型光ディスクにも同様に適用することができる。また、この発明は、光ディスク媒体のみならず、3次元的に信号情報を記録する他の多層媒体や体積型記録媒体にも応用が可能である。
この発明を適用できるBDディスクを再生するために使用される高開口数対物レンズを示す略線図である。 BDディスクを再生するために使用される光ピックアップの光学系の一例の構成を示す略線図である。 光ピックアップに使用される液晶素子の電極分極の構成を示す略線図である。 光ピックアップに使用される受光素子の構成を示す略線図である。 4分割受光素子による非点収差焦点誤差信号の生成を説明するための略線図である。 6層光ディスクにおける多重反射の例を示す略線図である。 スペーサーの厚みがΔtmだけ異なる場合の多重反射を示す略線図である。 6層光ディスクにおける反射率の設計例を示すグラフである。 複数のスペーサーを跨いで発生する多重反射例を示す略線図である。 この発明を適用した6層光ディスク構造例を示す略線図である。 先に提案されている4層光ディスクの層構成を示す略線図である。
符号の説明
L0〜L5・・・情報記録層
0〜t4・・・層間に配置されたスペーサーの厚み
11・・・BDディスク
11a・・光透過層
12、14・・・2群対物レンズ
16・・・半導体レーザ
20・・・ビームスプリッタ
27・・・受光素子

Claims (5)

  1. 凹凸形状や位相変化を伴う情報ピット、或いは反射率や位相変化を伴う記録マークの形成によって信号情報が記録された、4層以上の情報記録層を有する多層光情報記録媒体において、
    情報記録層と隣接する情報記録層との間に、略一定の厚みを有する透明な材料で構成されたスペーサーを配置し、
    スペーサーの厚みtmとtm+1との差Δtmと、
    m番目の情報記録層からm+a番目の情報記録層間に位置するスペーサーの厚みの総和(tm+tm+1+…+tm+a-1)と、m+a番目に位置する情報記録層からm+b番目の情報記録層間に位置するスペーサーの厚みの総和(tm+a+tm+a+1+…+tm+b-1)との差Δtm-sum
    がそれぞれ下記の式(1)および式(2)の関係を満たすように、スペーサーの厚みを設定することを特徴とする多層光情報記録媒体。
    Δtm>ACCT×Rm+1×Rm+2×Tm+1 2×nλ/(2NA2) (1)
    Δtm-sum>ACCT×Rm+a×Rm+b×Tab 2×nλ/(2NA2) (2)
    (ここでACCTはクロストーク指数であり、Rm+1、Rm+2、Rm+a、Rm+bは、それぞれ、m+1、m+2、m+aおよびm+b番目の層に形成された反射膜の強度反射率を表し、Tm+1は、スペーサーtm+1の強度透過率、また、Tabは、m+a番目に位置する情報記録層からm+b番目の情報記録層に至る強度透過率を表す。さらに、nはスペーサー材料の屈折率を表し、NAは対物レンズの開口数を表している。
    また、mは0以上の整数、a、b、(b>a)はいずれも2以上の整数であり、例えば、t0は対物レンズから最も遠くに位置する第0層の情報記録層(L0)と、光軸方向でその手前に位置する第1層の情報記録層(L1)との間に挟まれたスペーサーの厚みを表し、t1は第1層の情報記録層(L1)と第2層の情報記録層(L2)との間に挟まれたスペーサーの厚みを表している。)
  2. 請求項1において、
    上記クロストーク指数(ACCT)が31.6以上の数値に設定されることを特徴とする多層光情報記録媒体。
  3. 請求項1において、
    2k番目(kは0以上の整数)の任意のスペーサーの厚みt2kと、隣接する他のスペーサーの厚みt2k+1、t2(k+1)との間に、下記の式(3)および式(4)の関係、または式(5)および式(6)の関係が成り立つように設定されることを特徴とする多層光情報記録媒体。
    2k+1>t2k (3)
    2k+1>t2(k+1) (4)
    または、
    2k>t2k+1 (5)
    2(k+1)>t2k+1 (6)
  4. 請求項1において、
    略一定の厚みを有する上記スペーサーが、透明なシート、或いはフィルム材料によって形成されていることを特徴とする多層光情報記録媒体。
  5. 請求項1において、
    光ディスク媒体であることを特徴とする多層光情報記録媒体。
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