JP2006057455A - 車両用温度センサの故障診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両用温度センサの出力の異常を確実に診断することができるようにする。
【解決手段】 ディーゼルエンジン10の冷却水の温度を検出するための温度センサ9Cからの水温信号Tを診断するための故障診断部7Bにおいて、ディーゼルエンジン10の運転が停止されてアフターランに突入したことを検出するための運転停止検出部(ステップS3)を設け、アフターラン後の温度センサ9Cの水温信号Tの値を所定時間間隔で繰り返し測定し、この測定結果に基づいて温度センサ9Cの水温信号Tの値の変化率DTを計算する(ステップS11)。変化率DTに基づいて水温信号Tに異常が生じているか否かを判別部(ステップS16)において判別する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車両用温度センサの故障診断装置に関する。
車両に搭載されているエンジン、空気調節装置等の各種装置を制御するため、車両にはエンジンの冷却水温を検出するための温度センサが取り付けられている。この温度センサからの出力信号は電子制御ユニット等において処理され、この処理結果に基づいて各種装置の動作が制御されるため、温度センサの出力に異常を生じると装置の制御動作に大きな不具合を生じることになる。このため、温度センサの故障をチェックするための故障診断装置が従来より種々提案されている。
例えば、特許文献1には、機関始動前の停止時間に応じて高温スタック診断可否を決定するようにした構成が提案されている。
特開2000−303898号公報
特許文献1に開示されている従来技術は、タイマを設けて機関停止時間を計測し、タイマによって計測された機関の停止時間が所定値以上であった場合、機関の始動後の所定の監視期間に亘っての最大水温と最小水温との水温差を求め、この水温差の大きさから水温センサの異常を判定するようにした構成となっている。したがって、機関が始動を開始してから所定時間が経過しないと水温センサの故障を判断することができず、その間に実行される制御が正常であることを保証することができないという問題点を有している。また、機関の停止時間を計測するためのタイマを必要とし、その計測データを機関の次の始動時まで保存しておかなければならないという繁雑さも有している。
本発明の目的は、従来技術における上述の問題点を解決することができる車両用温度センサの故障診断装置を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明の特徴は、エンジンの冷却水の温度を検出するための温度センサからの出力を診断するための車両用温度センサの故障診断装置において、前記エンジンの運転が停止されたことを検出するための運転停止検出部と、該運転停止検出部に応答し前記エンジンの運転停止後における前記温度センサの出力の変化状態を測定するための測定部と、該測定部によって得られた測定結果に基づいて前記温度センサの出力に異常が生じているか否かを判別するための判別部とを備えた点にある。
測定部において測定される温度センサの出力の変化状態は、測定期間中における平均化した変化率とすることができる。これによれば外乱の影響を最小限に押さえられる。判別部による判定期間を複数のドライビングサイクル(エンジンONからエンジンOFF)にまたがって行うことにより誤判定を少なくすることができる。また、エラーの回数が規定の回数以上のときにエラーを確定させるようにすることができる。エラーが確定していない状態でも判定中情報を不揮発性メモリに保存することにより、それらの情報から早期の対策が可能となる。
本発明によれば、低コストにて温度センサの出力の異常を確実に診断することができ、既存のシステムに対しても容易に適用することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例につき詳細に説明する。
図1は、本発明による車両用温度センサの故障診断装置を適用した燃料噴射量制御装置の実施の形態の一例を示す構成図である。燃料噴射量制御装置1は、車両のエンジンに燃料を噴射供給するための蓄圧式の内燃機関用燃料噴射装置であり、コモンレール2と、コモンレール2に高圧燃料を供給するための高圧ポンプアッセンブリ3と、コモンレール2内に蓄積された高圧燃料をN気筒のディーゼルエンジン10の各気筒11−1〜11−Nの燃焼室内へ噴射するための複数の燃料噴射弁4−1〜4−Nとを備えている。これらの燃料噴射弁4−1〜4−Nはそれぞれ燃料噴射制御用の電磁弁V1〜VNを備えており、これらの電磁弁V1〜VNは、燃料噴射弁駆動回路13によってそれぞれ独立して開閉制御され、対応する気筒内に高圧燃料が所要のタイミングにおいて所要量だけ噴射されるように構成されている。そして、ディーゼルエンジン10の出力軸12からの回転出力は変速装置を含む図示しない車輪駆動装置へ伝達される構成となっている。
高圧ポンプアッセンブリ3は、ディーゼルエンジン10によって駆動される高圧ポンプ本体31と、フューエルメタリングユニット32と、インレット・アウトレットバルブ33とが一体に組み立てられて成っている公知の構成となっている。フューエルメタリングユニット32はフィードポンプ6から供給された燃料がディーゼルエンジン10の要求する燃料圧力となるように圧力調節を行い、インレット・アウトレットバルブ33に送り込む。インレット・アウトレットバルブ33は、フューエルメタリングユニット32から送られてきた燃料を高圧ポンプアッセンブリ3のプランジャ室(図示せず)に供給し、プランジャ室で高圧にされた燃料をフューエルメタリングユニット32に逆流することがないようにしてコモンレール2に供給する。ここで、フューエルメタリングユニット32における燃料圧力の調節はフューエルメタリングユニット32内に設けられた電磁弁34の開閉制御によって行われる。
電磁弁34は、後述するようにして、コモンレール2内の燃料圧力がディーゼルエンジン10のそのときの要求噴射量に従う圧力となるよう制御ユニット7からの駆動制御信号SVによって開閉制御される構成となっている。制御ユニット7には、コモンレール2内の実際の燃料圧力を検出する圧力センサ8からの実圧力信号PAが入力信号として入力されている。
9AはアクセルペダルAPの操作量を示す電圧信号であるアクセル信号Aを出力するためのアクセルセンサであり、本実施の形態ではアクセルペダルAPに連結されたポテンショメータPMによって構成されている。9Bはディーゼルエンジン10の回転数を示す回転数信号Nを出力する回転数センサ、9Cはディーゼルエンジン10の冷却水温度を示す水温信号Tを出力する温度センサ、9Dは外気温を示す外気温信号Uを出力する外気温センサであり、アクセル信号A、回転数信号N、水温信号T及び外気温信号Uは制御ユニット7に入力されている。符号KSで示されるのはキースイッチであり、キースイッチKSから出力され、そのON、OFF状態を示すキースイッチ信号SWは、制御ユニット7に入力されている。
制御ユニット7は、これらの入力信号に基づいてそのときのディーゼルエンジン10の運転条件に応じた所要の燃料噴射量を演算し、この所要の燃料噴射量を噴射するのに必要な燃料噴射弁の通電期間(開弁期間)を示す噴射通電期間データMを出力する。
電磁弁34を開閉制御させるため制御ユニット7から出力される駆動制御信号SVはパルス信号となっており、そのデューティ比は制御ユニット7において電磁弁34を制御するための出力値として定められる。これにより高圧ポンプ本体31からコモンレール2へ流れる高圧燃料の流量を調節することができ、この流量調節によってコモンレール2内の高圧燃料の圧力を所定の圧力に制御できるようになっている。なお、電磁弁34をこのようにデューティ比制御によって開閉動作せしめ、これにより燃料の流量調節を行う高圧ポンプアッセンブリ3の構成それ自体は公知であるから、高圧ポンプアッセンブリ3についての詳しい説明は省略する。
制御ユニット7にはマイクロコンピュータ7Aが設けられており、制御ユニット7に入力される各入力信号はマイクロコンピュータ7Aにおいて実行される制御プログラムに従って処理され、上述した各制御が実行される構成となっている。
制御ユニット7には、また、温度センサ9Cの出力である水温信号Tが正しいものかどうかを診断するための故障診断部7Bが設けられている。
この故障診断部7Bは、マイクロコンピュータに故障診断プログラムを所定の一定時間間隔で実行させることにより、水温信号Tからの出力が冷却水の温度を示している状態にあるか否かを診断するようにしたものである。
図2〜図5は、この故障診断プログラムを示すフローチャートである。以下、図2〜図5を参照して故障診断部7Bについて説明する。
故障診断プログラムの実行が開始されると、先ず、ステップS1で、回転数信号Nとキースイッチ信号SWとに基づきディーゼルエンジン10がアフターラン中か否かが判別され、アフターラン中でないと判別された場合、ステップS1の判別結果はNOとなり、ステップS7に進む。ステップS7では、計測タイマがリセットされ診断条件内ステータスをOFFとし、故障診断プログラムの実行を終了する。
ステップS1でアフターラン中であると判別された場合、ステップS1の判別結果はYESとなり、ステップS2に進む。ステップS2では、温度センサ9Cの断線等の如き他の温度センサ故障がない、又はモニタリング禁止条件(外気温センサ9Dのエラー等)がないか否かが判別され、いずれかの場合に該当すると判別された場合、ステップS2の判別結果はNOとなり、ステップS7に進む。ステップS7では、計測タイマがリセットされ診断条件内ステータスがOFFとなり、故障診断プログラムの実行を終了する。
ステップS2で、他の温度センサエラー及びモニタリング禁止条件がないと判別された場合、ステップS2の判別結果はYESとなり、ステップS3に進む。ステップS3では、回転数信号Nとキースイッチ信号SWとに基づきディーゼルエンジン10がアフターラン突入直後か否かが判別され、突入直後であると判別された場合、ステップS3の判別結果はYESとなり、ステップS4に進む。ステップS3の判別結果がYESの場合には、アフターラン突入時に一度だけ通過するパスに入ることになる。
ステップS4では、外気温信号Uに基づいてその時の外気温が所与の閾値以下か否かが判別され、閾値以下でないと判別された場合には、ステップS4の判別結果はNOとなり、故障診断プログラムの実行を終了する。
ステップS4で、外気温が閾値以下であると判別された場合には、ステップS4の判別結果はYESとなり、ステップS5に進む。ステップS5では、温度センサ9Cからの水温信号Tの値を読み込み、これを変数T1の値とし、ステップS6に進む。ステップS6では、計測タイマをスタートし、診断条件内ステータスをONとして、故障診断プログラムの実行を終了する。
ステップS3で、アフターラン突入直後でないと判別された場合、ステップS3の判別結果はNOとなり、ステップS8に進む。ステップS8では、アフターラン途中か否かが判別され、アフターラン途中であると判別された場合、ステップS8の判別結果はYESとなり、ステップS9に進む。ステップS8の判別結果がYESの場合には、アフターラン継続時にn回通過するパスに入ることになる。
ステップS9では、診断条件内ステータスがONであるか否かが判別され、ONでないと判別された場合、ステップS9の判別結果はNOとなり、故障診断プログラムの実行を終了する。
ステップS9で、診断条件内ステータスがONであると判別された場合、ステップS9の判別結果はYESとなり、ステップS10に進む。ステップS10では、温度センサ9Cからの水温信号Tによって示されるその時の温度を変数Tnの値としステップS11に進む。
ステップS11では、Tn、dTn-1 を使い、アフターラン後における冷却水温の変化率の加重平均計算dTn={(Tn−Tn-1 )+dTn-1 ((n−1)−1)}/(n−1)を行い、Tn、計算結果dTnを保存する。また、dTn/dT計算を行い、計算結果DTも保存し、故障診断プログラムの実行を終了する。ここで、最初の前回値はT1であり、最初のdT値は(T2−T1)である。
ステップS8で、アフターラン途中でないと判別された場合、ステップS8の判別結果はNOとなり、ステップS12に進む。ステップS8の判別結果がNOの場合には、アフターラン終了時に一度だけ通過するパスに入ることになる。すなわち、ステップS8の判別結果がNOとなった時点が、アフターラン終了時点である。ステップS12では、診断条件内ステータスがONであるか否かが判別され、ONでないと判別された場合、ステップS12の判別結果はNOとなり、故障診断プログラムの実行を終了する。
ステップS12で、診断条件内ステータスがONであると判別された場合、ステップS12の判別結果はYESとなり、ステップS13に進む。ステップS13では、計測タイマの値が閾値以上であるか否かが判別され、閾値以上でないと判別された場合、ステップS13の判別結果はNOとなり、ステップS21に進む。ステップS21では、計測タイマをリセットすると共に、診断条件内ステータスをOFFとし、故障診断プログラムの実行を終了する。
ステップS13で、計測タイマが閾値以上であると判別された場合、ステップS13の判別結果はYESとなり、ステップS14に進む。ステップS14では、計測タイマをリセットし、診断条件内ステータスをOFFとしてステップS15に進む。ステップS15では、計算結果DTが閾値以上であるか否かが判別され、閾値以上であると判別された場合、ステップS15の判別結果はYESとなり、ステップS16に進む。
ステップS16では、計算結果DTが閾値以上か否かに従ってアップダウンカウンタの計数処理を制御したエラー判定処理が実行され、ステップS17に進む。ステップS17では、ステップS16でのエラー判定処理結果がエラーであったか否かが判別される。ステップS17でエラー無しと判別された場合には、ステップS17の判別結果はNOとなり、ステップS20に進む。ステップS20では、判定中ステータスをONとし、ステップS22に進む。
ステップS17で、エラー有りと判別された場合には、ステップS17の判別結果はYESとなり、ステップS18に進む。ステップS18では、判定中ステータスをOFFとし、ステップS19に進む。ステップS19では、エラーステータスをONとし、ステップS22に進む。ステップS22では、エラーステータス、判定中ステータス、アップダウンカウンタの値の診断回数の各情報を不揮発メモリへ保存し、故障診断プログラムの実行を終了する。
ステップS15で、計算結果DTが閾値以上でないと判別された場合、ステップS15の判別結果はNOとなり、ステップS23に進む。ステップS23では、計算結果DTが閾値以上か否かに従ってアップダウンカウンタの計数処理を制御してエラー判定処理が実行され、復帰判定処理が行われ、ステップS24に進む。ステップS24では、ステップS23での復帰判定処理によりエラー無しと判定処理されたか否かが判別される。ステップS24でエラー有りと判別された場合には、ステップS24の判別結果はNOとなり、ステップS27に進む。ステップS27では、判定中ステータスをONとし、ステップS22に進む。
ステップS24でエラー無しと判別された場合には、ステップS24の判別結果はYESとなり、ステップS25に進む。ステップS25では、判定中ステータスをOFFとし、ステップS26に進む。ステップS26では、エラーステータスをOFFとし、ステップS22に進む。
故障診断部7Bは以上のように構成されているので、ステップS3でアフターランに突入したことが判別されると、ステップS5でそのときの冷却水温度の値を変数T1にセットし、計測タイマがアフターラン突入からの経過時間の計測を開始する(ステップS6)。このとき、診断中であることを示す診断条件内ステータスがONされる。
故障診断プログラムは所定時間間隔で繰り返し実行されるので、前のプログラムサイクルでアフターラン突入直後と判断(ステップS3)された場合には、それ以降のプログラムサイクルにおいてはステップS3の判別結果はNOとなり、ステップS9以下のパスをn回通過し、ステップS10のn回目の通過のときの水温信号Tの値をTnとしてセットし、冷却水温の変化率DTが計算され、その計算結果が保存される(ステップS11)。
この結果、ディーゼルエンジン10のアフターラン直後から一定時間間隔で冷却水の温度が計測され、この計測結果に基づいて冷却水温の変化率DTが計算されるという動作をアフターランの終了(ステップS8)まで実行する。
アフターランが終了すると、ステップS12以後の処理に入り、ステップS15で変化率(計算結果)DTの値が閾値以上か否かが判別される。アフターラン後は冷却水温度は徐々に低下するので、温度センサ9Cの出力が正常であれば、変化率DTの値は所定の温度低下率を示すはずであり、ステップS15ではこの判別が行われる。
温度センサ9Cの出力が正常である場合は変化率DTの値は閾値より小さくなるので、ステップS15の判別結果はNOとなり、ステップS16〜22が実行される。
一方、変化率DTの値が閾値以上の場合にはステップS15の判別結果はYESとなり、ステップS23〜26が実行されてからステップS22に入る。
次に、図6〜図9を参照して、ステップS16におけるエラー判定処理及びステップS23における復帰判定処理について説明する。
図6は、ドライビングサイクル1〜24のそれぞれにおけるステップS15の判別結果を示す。ここで、「1」は変化率DTが閾値以上の場合を、「0」は変化率DTが閾値より小さい場合を示す。
図7はステップS15の判別結果の「1」、「0」によってアップダウンカウンタ動作するように構成されているアップダウンカウンタの各ドライビングサイクルにおけるカウンタ値を示す図である。例えば、ドライビングサイクル1〜3までは図6に示した判別結果が「0」であるため、アップダウンカウンタの計測値は0である。そして、ドライビングサイクル3〜6までは、その判別結果が「1」となるため、アップダウンカウンタの計測値は1つずつ上昇し、ドライビングサイクル6において3となっている。しかし、ドライビングサイクル7においては判別結果が「0」であるため、アップダウンカウンタは減算動作し、その計測値は1つだけ小さくなり、2となっている。以下、同様である。
本実施の形態では、アップダウンカウンタの計測値が5となった場合にエラー有りと判定している。図8は判定内ステータスを示すもので、「1」が判定中、「0」が非判定中を示す。図9はエラーステータスを示すもので、「1」が確定エラー有り、「0」が確定エラー無しを示す。
図6及び図9から判るように、ステップS16でのエラー判定は、あるドライビングサイクルで変化率DTの値が閾値以上となっても、すぐにエラーと判別せず、エラー状態が増加傾向にあり、それによりアップダウンカウンタの計測値が所定値(この場合は5)に達したときにはじめてエラー有りと判定している。逆に、エラー有りと判定された後、エラー状態が減少傾向に転じた場合、すぐにエラー無しと判定するのではなく、それによりアップダウンカウンタの計測値が零に達するまではエラー有りとしている。上述のようにして得られたエラー有り、無しの判定結果は表示部14において表示させることができる。
この結果、外来雑音等によって水温信号Tに外乱が生じても、これを直ちにエラー判定に反映させることがないので、信頼性の高いエラー判定を行うことができる。
本発明の一実施形態を示す構成図。 図1の故障診断部を構成する故障診断プログラムの一部フローチャート。 図1の故障診断部を構成する故障診断プログラムの一部フローチャート。 図1の故障診断部を構成する故障診断プログラムの一部フローチャート。 図1の故障診断部を構成する故障診断プログラムの一部フローチャート。 故障診断部の動作を説明するための図。 故障診断部の動作を説明するための図。 故障診断部の動作を説明するための図。 故障診断部の動作を説明するための図。
符号の説明
1 燃料噴射量制御装置
7 制御ユニット
7A マイクロコンピュータ
7B 故障診断部
9A アクセルセンサ
9B 回転数センサ
9C 温度センサ
9D 外気温センサ
14 表示部
A アクセル信号
KS キースイッチ
N 回転数信号
SW キースイッチ信号
T 水温信号
U 外気温信号

Claims (1)

  1. エンジンの冷却水の温度を検出するための温度センサからの出力を診断するための車両用温度センサの故障診断装置において、
    前記エンジンの運転が停止されたことを検出するための運転停止検出部と、
    該運転停止検出部に応答し前記エンジンの運転停止後における前記温度センサの出力の変化状態を測定するための測定部と、
    該測定部によって得られた測定結果に基づいて前記温度センサの出力に異常が生じているか否かを判別するための判別部と
    を備えたことを特徴とする車両用温度センサの故障診断装置。
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