JP2006056483A - 車両用ドア構造 - Google Patents

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Hirokazu Hirano
宏和 平野
Azuma Mochizuki
東 望月
Shingo Arai
慎吾 新井
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Abstract

【課題】 狭い場所でもドアを開くことができる車両用ドア構造を提供する。
【解決手段】 電気自動車1に、車体11の乗降口3からの出入りを規制するドア本体12を設ける。ドア本体12の上下方向の寸法13を、乗降口3の上下方向の寸法14より小さく設定して車両前後方向に長い横長形状に形成する。ドア本体12の前端部に、車体11に固定される車体固定ブラケットとドア本体12に固定される車体固定ブラケットとからなるドア支持部を設け、車体固定ブラケットと車体固定ブラケットを、回転軸を介して回動自在に支持する。これにより、ドア本体12を略水平に維持したドア閉状態33と、後端部を上方へ跳ね上げたドア開状態34との間にて、当該ドア本体12を車体側面2に沿って回動できるように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、乗降口からの乗員の出入りを規制する車両用ドア構造に関する。
従来、自動車の車体には、ドアヒンジを介してドア本体が設けられており、該ドア本体を開閉して乗降口からの出入りを規制できるように構成されている。
このようなドアとしては、十分な開口面積を確保する為に、ドア本体の上縁部にドアヒンジが設けられドア本体の下端が側方へ跳ね上げられる跳ね上げ式のタイプや、ドア本体の前端上部にドアヒンジが設けられドア本体の後端下部が車両前方へ跳ね上げられる跳ね上げ式のタイプが知られている。
しかしながら、このような車両用ドア構造にあっては、ドアを開くために、ある程度広い空間を必要としていた。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、狭い場所でもドアを開くことができる車両用ドア構造を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために本発明の請求項1の車両用ドア構造にあっては、車体に設けられた乗降口からの出入りを規制するドア本体を備えた車両用ドア構造において、前記ドア本体の上下方向の寸法を前記乗降口の上下方向の寸法より小さく設定し、前記ドア本体を車両前後方向に長い横長形状に形成する一方、該ドア本体の一端部を、当該ドア本体の車体側面に沿った回動を許容する回転軸を介して前記車体に固定した。
すなわち、乗降時にドアを開く際には、回転軸を介して車体に固定されたドア本体の自由端部を上方へ移動する。すると、前記ドア本体は、前記回転軸を中心に車体側面に沿って回動するため、当該ドア本体は、車体側面に沿って移動しながら跳ね上げられる。
このとき、前記ドア本体の上下方向の寸法は、乗降口の上下方向の寸法より小さく設定され、当該ドア本体は、横長形状に形成されている。このため、前記ドア本体の上下方向の寸法が長い場合と比較して、少ない跳ね上げ量で大きな開口面積が確保される。
また、請求項2の車両用ドア構造においては、前記ドア本体の開閉操作を行う操作部を、前記回転軸が設定された前記ドア本体の前記一端部側に設けた。
すなわち、ドア本体の開閉操作を行う操作部は、前記回転軸が設定されたドア本体の一端部側に設けられており、前記操作部が前記ドア本体の自由端部を構成する他端部に設定された場合と比較して、ドア跳ね上げ時における前記操作部の上方への移動量が押さえられる。
以上説明したように本発明の請求項1の車両用ドア構造にあっては、ドア開放時において、ドア本体を回転軸を中心に回動することによって、当該ドア本体を車体側面に沿って跳ね上げることができる。
このため、ドア本体がヒンジ構造によって車体に固定された従来の跳ね上げ式のドアと比較して、車両側部の空き空間が狭い場所であっても、ドア開放時におけるドア本体の他と干渉を防止することができる。したがって、狭い場所でもドアを開くことができる。
このとき、前記ドア本体の上下方向の寸法は、乗降口の上下方向の寸法より小さく設定されており、当該ドア本体は、横長状に形成されている。このため、前記ドア本体の上下方向の寸法が長い場合と比較して、少ない跳ね上げ量で大きな開口面積を確保することができる。
また、請求項2の車両用ドア構造においては、ドア本体の開閉操作を行う操作部が、前記回転軸が設定されたドア本体の一端部側に設けられており、ドア跳ね上げ時における前記操作部の上方への移動量を押さえることができる。
このため、前記操作部が、前記ドア本体の自由端部側である他端部に設定され、ドア跳ね上げ時には、前記操作部が大きく上方へ移動してしまう場合と比較して、操作性の向上を図ることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかる車両用ドア構造を備えた電気自動車1を示す模式図であり、該電気自動車1の車体側面2には、乗り降りするための乗降口3が設けられている。
この電気自動車1には、車体11に設けられた前記乗降口3からの出入りを規制するドア本体12が設けられている。該ドア本体12の上下方向の寸法13は、前記乗降口3の上下方向の寸法14より小さく設定されており、前記ドア本体12を車両前後方向に長い横長形状に形成されている。前記ドア本体12は、前記乗降口3の上下方向中央部付近に設けられており、当該ドア本体12の上方及び下方には、車室内と車室外とを連通する開口空間15,15が形成されている。
前記ドア本体12の前端部には、図2に示すように、当該ドア本体12を前記車体11に支持するドア支持部21が設けられている。
該ドア支持部21は、図3〜図6に示すように、相対向する対向片24−1,24−2によって構成されている。この対向片24−1,24−2(図4参照)、ボルト23によって結合され、対向片24−1が車体11に溶接されることにより固定されている。この対向片24−1,24−2によって二股部25が形成されており、前記両対向片24−1,24−2は、上方へ向かうに従って車体11側方へ向かうように傾斜して設けられている。
前記両対向片24−1,24−2間には、前記ドア本体12に固定されるドア固定ブラケット31の一端部が配置されており、該ドア固定ブラケット31には、前記両対向片24−1,24−2を挿通する回転軸32によって回動自在に支持されている。これにより、前記ドア固定ブラケット31に固定された前記ドア本体12は、前記回転軸32を中心に回動自在に支持されており、図7に示すように、前記ドア本体12を略水平に維持して前記乗降口3を横断させたドア閉状態33と、当該ドア本体12の自由端部である後端部を上方へ跳ね上げたドア開状態34との間において、当該ドア本体12を前記車体側面2に沿って、すなわち車体側面2と近い距離を保った状態で回動できるように構成されている。また、前記ドア開状態34では、前記ドア本体12は、前記ドア閉状態33におけるドア本体12に対して約60度の角度を成すとともに、前記ドア開状態34での前記ドア本体12は、図8に示すように、垂線35に対して約12度車両側方へ傾斜するように構成されている。
前記ドア固定ブラケット31には、図3〜図6に示したように、前記回転軸32より下部であって車両後方R側の部位にガスステイ41の一端が回動自在に接続されており、該ガスステイ41より延出したロッド42の先端は、ロッド固定ブラケット43を介して車体11に固定されている(図示省略)。これにより、前記ドア本体12跳ね上げ時には、前記ガスステイ41によって操作力を補助できるように構成されている。
前記ドア支持部21が設けられた前記ドア本体12の前端部には、図2に示したように、ドアミラー51が設けられており、前記ドア支持部21より車両後方R側には、当該ドア本体12の開閉操作を行う操作部としてのドアオープナー52が設けられている。該ドアオープナー52は、車室内側に突出したレバー状のドアハンドル53を備えており、該ドアハンドル53は、車両後方R側へ傾倒自在に支持されているとともに、コイルスプリング54によって付勢されている。前記ドアハンドル53の自由端部には、ロッド55が接続されており、該ロッド55は、当該ドア本体12の後端部に設けられたラッチ56に接続されている。
このラッチ56は、前記ドア閉状態33において、前記乗降口3の開口縁部に設けられたストライカ61と係合するように構成されており、前記ドアハンドル53操作時には、前記ラッチ56と前記ストライカ61との係合状態を解除して、前記ドア本体12を上動できるように構成されている。
以上の構成にかかる本実施の形態において、乗降時にドアを開く際には、ドアオープナー52のドアハンドル53を操作してドア本体12側のラッチ56と車体11側のストライカ61と係合状態を解除し、ドア支持部21の回転軸32を介して車体11に固定されたドア本体12の自由端部である後端部を上方へ移動する。すると、前記ドア本体12は、前記回転軸32を中心に車体側面2に沿って、すなわち当該ドア本体12は前記車体11より側方へ離れること無く回動するため、当該ドア本体12は、車体側面2に沿って移動しながら跳ね上げられる。
このため、ドア本体がヒンジ構造によって車体に固定された従来の跳ね上げ式のドアと比較して、車両側部の空き空間が狭い場所であっても、ドア開放時におけるドア本体12の他と干渉を防止することができる。したがって、狭い場所でもドアを開くことができる。
このとき、前記ドア本体12の上下方向の寸法13は、乗降口3の上下方向の寸法14より小さく設定され、当該ドア本体12は、横長形状に形成されている。このため、前記ドア本体12の上下方向の寸法13が長い場合と比較して、少ない跳ね上げ量で大きな開口面積を確保することができる。
そして、前記ドア本体12の開閉操作を行うドアオープナー52は、前記回転軸32が設定されたドア本体12の前端部側に設けられており、前記ドアオープナー52が前記ドア本体12の自由端部である他端部に設定された場合と比較して、ドア跳ね上げ時における前記ドアオープナー52の上方への移動量を押さえることができる。
このため、前記ドアオープナー52が、前記ドア本体12の後端部に設定され、ドア跳ね上げ時には、前記ドアオープナー52のドアハンドル53が大きく上方へ移動してしまう場合と比較して、操作性の向上を図ることができる。
本発明の一実施の形態を示す模式図である。 同実施の形態のドア本体を示す透明図である。 同実施の形態のドア支持部を示す斜視図である。 図3の要部を示す分解斜視図である。 図3のA矢視図である。 図5のB矢視図である。 同実施の形態のドア本体を開放した状態を示す側面図である。 同実施の形態のドア本体を開放した状態を示す正面図である。
符号の説明
1 電気自動車
2 車体側面
3 乗降口
11 車体
12 ドア本体
21 ドア支持部
32 回転軸
52 ドアオープナー

Claims (2)

  1. 車体に設けられた乗降口からの出入りを規制するドア本体を備えた車両用ドア構造において、
    前記ドア本体の上下方向の寸法を前記乗降口の上下方向の寸法より小さく設定し、前記ドア本体を車両前後方向に長い横長形状に形成する一方、
    該ドア本体の一端部を、当該ドア本体の車体側面に沿った回動を許容する回転軸を介して前記車体に固定したことを特徴とする車両用ドア構造。
  2. 前記ドア本体の開閉操作を行う操作部を、前記回転軸が設定された前記ドア本体の前記一端部側に設けたことを特徴とする請求項1記載の車両用ドア構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013256766A (ja) * 2012-06-11 2013-12-26 Kubota Corp 作業機

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