JP2006056250A - エンボス加工装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】駆動エンボスローラと従動エンボスローラとの間に不安定なモーメントを生じさせないエンボス加工装置を提供する。
【解決手段】ある平面を定義する第1及び第2の回転軸心(6,7)回りにそれぞれ反対に回転する第1及び第2のエンボスローラ(3,4)の間にシート材料(2)が供給される。エンボスローラ(3,4)の1つ(4)が、使用中に他方のエンボスローラ(3)に向いた圧縮力を受ける。回転軸心(6,7)の少なくとも1つが、仮想ヒンジ(C)又は瞬間的な回転中心回りに、振動する。仮想ヒンジ(C)又は瞬間的な回転中心が、回転軸心(6,7)によって定義された平面においてエンボスローラ(3,4)間の接触ピッチライン(8)に沿った反力(R)の作用点Aの変位に応じて移動可能である。
【選択図】図2
【解決手段】ある平面を定義する第1及び第2の回転軸心(6,7)回りにそれぞれ反対に回転する第1及び第2のエンボスローラ(3,4)の間にシート材料(2)が供給される。エンボスローラ(3,4)の1つ(4)が、使用中に他方のエンボスローラ(3)に向いた圧縮力を受ける。回転軸心(6,7)の少なくとも1つが、仮想ヒンジ(C)又は瞬間的な回転中心回りに、振動する。仮想ヒンジ(C)又は瞬間的な回転中心が、回転軸心(6,7)によって定義された平面においてエンボスローラ(3,4)間の接触ピッチライン(8)に沿った反力(R)の作用点Aの変位に応じて移動可能である。
【選択図】図2
Description
本発明はエンボス加工装置に関するものである。
本発明は、以下の説明で単に一例として言及するように、たばこ産業において、包装材料(例えば、アルミニウム、金属泊、又はその他の材料)の細片(又はシート)をエンボス加工するために有益に使用することができる。
特に、本発明は、ある平面を定義する第1及び第2回転軸回りにそれぞれ反対に回転する第1及び第2エンボスローラであって、前記平面にあるピッチラインに沿って互いに接触している第1及び第2エンボスローラと、使用中に、前記エンボスローラ間に与えられた圧縮力によってエンボス加工するため、シート材料を掴むように互いに前記エンボスローラを圧縮するための押圧アセンブリと、前記平面に垂直で且つ前記平面に回転中心を定義する第3の軸心回りに振動する振動軸心である、回転軸心の少なくとも1つと、を備えたタイプのエンボス加工装置に関する。
上述のタイプの周知のエンボス加工装置において、2つのエンボスローラの1つは、通常、静止した回転軸回りに回転するように取り付けられた駆動ローラであり、一方、他のエンボスローラは、通常、従動ローラであって、回転のためにサポートに取り付けられ、静止したピボット又はヒンジ回りに振動し、そして、ヒンジ軸心を必ず通過する前記圧縮力を受ける従動ローラである。
静止したヒンジ回りの従動エンボスローラの振動に応じた従動エンボスローラの軸の変位を最小限にするため、静止したヒンジは、通常できるだけ従動エンボスローラの軸線にできるだけ接近して配置され、そして、必ず駆動エンボスローラに対して従動エンボスローラの反対側に配置される。
そのような構造において、あらゆる異常(例えば中央基準位置に対する細片のワークの横滑り)の結果、反力が作用する点が接触ピッチラインに沿って動かされた場合、圧縮力は、(いまだ静止したヒンジを通過する)反力に対してずれを生じ、このようにして、異常の作用を増幅するようなモーメントを生じる。換言すると、駆動エンボスローラに平行な位置から離れて従動エンボスローラを回転させるような、不安定なモーメントが生じる。これが発生したとき、及び、2つのエンボスローラ間のワーク材料の弾力性のある反作用が、システムを初期状態(すなわち、2つのエンボスローラ平行である状態)に復元することができないとき、自身でバランスを取り戻すことができないシステムは、細片のワークに折り目を付けるという結果、及び/又は、接触ピッチラインに沿って細片が受ける圧縮力の差によって引き起こされる不均一なエンボス加工という結果を招く、不適切な位置をとる。
その問題の解決のため、その構造は、通常、従動ローラの振動範囲を狭い安定した”領域”に制限するように設計された、いくつかの複雑な調整を受ける。前記領域は、ワーク材料の弾力性のある反作用が、システムの元のバランスの異常によって引き起こされる悪影響を補償するのに、十分な領域である。
調整が注意と精度をもって行われているにもかかわらず、ワーク材料の正確な実際上の反応を予測することは明らかに不可能である。その結果、その構造は、依然として非常に信頼できない。
この問題を解決するため、その構造は、静止したヒンジが、従動エンボスローラに対して駆動エンボスローラの反対側に配置されるように修正することができる。その場合、従動エンボスローラは、理論的に一時停止した機構の状態に近づき、こうして本質的に安定したシステムに到る。しかしながら、そのような構造において、静止したヒンジと従動エンボスローラの軸心との間の距離は、静止したヒンジ回りの従動エンボスローラの比較的軽微な振動にさえ反応して、従動エンボスローラの軸心の受け入れがたい変位を生じさせる。さらに、システムが不安定になった場合、再びバランスを取り戻すことは、ワーク材料の弾力性のある反作用に完全に依存する。
本発明の目的は、前述の欠点を解消するように設計された、上記に述べたタイプのエンボス加工装置を提供することである。
本発明によれば、請求項1、又は請求項1に直接的又は間接的に従属する後続の請求項のいずれか1つで請求されたエンボス加工装置が提供される。
本発明の限定されない実施形態のいくつかを、添付図を参照し一例として説明する。
図1及び図2において、符号1は、包装材料(通常、細片又は金属箔のシート)としての連続する細片(又はシート)2をエンボス加工するためのエンボス加工装置の全体を示している。
エンボス加工装置1は、2つの周知のエンボスローラ3及び4を備え、該エンボスローラ3及び4は、各々軸心6及び7回りに回転するようにフレーム5に取り付けられるとともに、それぞれ円筒形の外表面を備えており、該外表面は、エンボスローラ3及び4の軸心6及び7と同じ平面上で接触するピッチライン8に沿って噛み合う多数の先端(図示略)を有している。
特に、エンボスローラ3は、軸心6と同一軸心の個別のシャフト9に取り付けられた駆動ローラであり、該シャフト9は、フレーム5にベアリング10を介して取り付けられるとともに、周知のモーター(図示略)の出力軸(図示略)に角度をもって接続され、モーターから与えられた駆動トルクを受けるようにフレームに固定されている。
エンボスローラ4は、軸心7と同一軸心でサポートユニット12に角度をもって固定される方法で取り付けられたシャフト11に、内部のベアリング(図示略)を介して回転可能に取り付けられ、そして、ギヤ変速器を介してエンボスローラ3によって回転される。ギヤ変速器は、シャフト9に取り付けられたギヤ13と、軸心7と同軸心で且つエンボスローラ4と一体のギヤ14と、を備えている。
サポートユニット12は、エンボスローラ4が、瞬間的な回転中心又はヒンジC(例示では仮想ヒンジ)回りに振動することを許容する。瞬間的な回転中心又はヒンジCは、軸心6及び7によって定義された静止した平面に垂直で横方向に移動可能な軸心15を有する。サポートユニット12は、エンボスローラ4と押圧アセンブリ16との間に設けられる。押圧アッセンブリ16は、サポートユニット12とフレーム5の間に設けられ、そして、エンボスローラ4に圧縮力Fを伝達する。圧縮力Fは、常に瞬間的な回転中心又はヒンジCを通過し、且つ、エンボスローラ3及び4の間で細片2を掴むように、実質的に軸心6に垂直な方向にエンボスローラ3に向けられている。
少なくとも最初の安定したエンボス加工の状態において、軸心6及び7は、互いに平行であるとともに基準軸心17に垂直であり、該基準軸心17は、エンボスローラ3及び4の中心線を通るとともに、使用中にエンボスローラ3及び4の間のワークである細片2の中心線を通る。
サポートユニット12は、U型のフォーク18を備え、該フォーク18は、エンボスローラ3に対してエンボスローラ4の反対側に配置されたクロス部材19と、クロス部材19に垂直で、エンボスローラ4の両側に基準軸心17に関して対象に配置された2つのアーム20とによって構成されている。
図1の例において、サポートユニット12は関節でつながったユニットであり、該関節でつながったユニットは、関節でつながった四辺形体によって構成され、該関節でつながった四辺形体のフレームは、フォーク18によって構成され、フォーク18は、軸心6に垂直で圧縮力Fの方向に、駆動エンボスローラ3の方へ移動するようにフレーム5に取り付けられるとともに、軸心6と並列に位置づけられたクロス部材19を有する。関節でつながった四辺形体は、更に、シャフト11によって構成されたクロス部材と、軸心15に垂直で且つエンボスローラ3に向かって互いに1点に集中する、2つの連結棒21(或いは、上記四辺形体によって構成された関節でつながった構造において、2つの連結棒21が引っ張り作用をするように取り付けられているならば、引張棒)と、を備えている。更に具体的にいうと、連結棒21の作用線の交差点は、どんな瞬間でも、瞬間的な回転中心又はヒンジCの位置を構成する。各連結棒21は、軸心15に平行な2つのピン22及び23によって、一端がシャフト11の各端部に、他端が各アーム20の自由端に枢結されている。
図示しない変形例において、2つの連結棒21は、引っ張りの作用をするが、1点で集中しない、すなわち、アーム20が基準軸心17に関して関連するピン22の外側に位置するように、取り付けられる。
図2の例において、サポートユニット12は関節でつながった”揺動”ユニットであり、該ユニットは、シャフト11の両端がアーム20の自由端に取り付けられ、そして、クロス部材19の表面24(図に示す実施形態のように平面か、図示しない変形例のように外方へ凸状にカーブした表面)が、ベース26の表面25上で揺動し、ベース26は、フォーク18とともにサポートユニット12を構成するとともに押圧アセンブリ16を介在して圧縮力Fの方向に移動するようにフレーム5に取り付けられている。図示例において、表面25は、クロス部材19に対向する凸面をもってカーブしているが、表面24がカーブした変形例(図示略)では、表面25は、平面か或いはクロス部材19に対向する凹面をもってカーブすることができる。図示しない変形例において、表面24は、ベース26に対向する凹面をもってカーブすることができ、且つ、表面25は、クロス部材19に対向する凸面をもってカーブすることができる。
実際の使用では、表面24及び25は、滑ることなく互いに転がり、クロス部材19と表面25との接触点は、軸心15回りのエンボスローラ4の角度に応じて表面24及び25に沿って移動する瞬間的な回転中心又はヒンジC(この場合も仮想ヒンジである)を構成する。
図3及び図4にエンボス加工装置1の動作が示されており、図3及び図4は、(当初基準軸心17に沿って位置する)点Aに作用する反力Rを、例えば点Aの右側に位置する点A’にピッチライン8に沿って横に移動させ得るあらゆる異常(例えば、細片2の横滑り又はシワ)によって、エンボス加工装置1が不安定になったときに自動的に再安定する方法を図示している。
図3及び図4において、明確な理由でエンボスローラ4の振動が非常に増幅することに注目すべきである。実際、振動は、通常ほんの少しの程度であり(図解はしていない)、事実上、極微量と考えることができる。
理論的には、同じ静止した平面に平行に作用する圧縮力Fと反力Rとを受けるシステム(この場合は、従動エンボスローラ4)は、概してこの静止した平面で回転−移動し、そして、静止した平面上に延びる静止したライン(この場合、ピッチライン8)に沿って反力Rの作用点Aが移動する結果として、システムがごく小さく振動する場合、絶対的でシステムと相対的な静止した平面上で移動可能な瞬間的な回転中心Cを常に決定することができる。そして、ボートから類推して静止した平面内の点である擬似的なメタセンターとして定義することができる瞬間的な安定の中心SCは、システムと一体であり、そして、システムの極微小の振動に続いて、静止した平面内で静止したライン(ピッチライン8)と平行に瞬間的な回転中心Cと同じ量ずつ移動する。
図に示すように、擬似的なメタセンター又は瞬間的な安定の中心SCは、回転−移動の前又は後に圧縮力Fが通過する点である。換言すると、図3及び図4に示すように、瞬間的な安定の中心SCは、従動エンボスローラの回転−移動を分割した2つの各運動のあとに力Fが作用されると考えられる2つのラインの交差点によって定義された点である。2つのラインは、CとA’を通り、極微小の振動が基準軸心17についてC点回りに回転させたラインと、C’を通り、C’点までのC点の移動によって基準軸心17と平行に移動するラインである。当然ながら、固定軸システムにおいては、瞬間的な回転中心Cと、擬似的なメタセンター又は瞬間的な安定の中心SCとは、定置されるとともに一致する。
序説で述べたように、システムの安定は、従動エンボスローラ4に対してピッチライン8の反対側に配置される静止したピボット又はヒンジ(この場合、C及びSCが一致する)回りに振動するように取り付けられた従動エンボスローラ4では不十分であり、恒久的に安定したシステムを達成する1つの方法は、従動エンボスローラ4の移動が重要ではなく、サポートユニットに従動エンボスローラ4を支持することである。サポートユニットは、例えば、関節でつながったサポートユニット、又は、関節でつながった”揺動”サポートユニット12であり、関節でつながった”揺動”サポートユニット12は、擬似的なメタセンター又は瞬間的な安定の中心SCから分離された瞬間的な回転中心C、すなわち、前記静止した平面で移動できる瞬間的な回転中心C回りに、従動エンボスローラ4を振動させる。
実際に、このタイプのサポートユニットを単に使用することによって、(擬似的なメタセンター又は瞬間的な安定中心SCが従動エンボスローラ4に対してピッチラインの反対側にある)エンボス加工装置の恒久的な安定性と、瞬間的な回転中心Cが恒久的に従動エンボスローラ4から受け入れ可能な距離にあることと、を補償するように、平均的なエンジニアは、エンボス加工装置1の多くの物理的−幾何学的変数を決定することができる。
図3及び図4に示すように、エンボス加工装置1は、静止した前記平面すなわち図3及び図4の平面における軸心7の回転−移動(時計回りの回転及び左方向移動)によって、そして、点Aと同じ方向への瞬間的な回転中心又はヒンジCの変位によって、点Aから点A’の変位に反応する。
しかしながら、図3及び図4に示すように、瞬間的な回転中心又はヒンジCは、点Aと同じ方向(例では右方向)に移動するが、点Aよりも遠く(すなわち、より速く)移動し、このようにしてトルクを発生する。トルクは、全体としてシステムを、安定した平衡状態と見られる本来の平衡状態(双方の力FとRが基準軸心17に沿って互いに反対に位置する)に戻そうとする。
反力R(R’で示す)の作用点をAからA’まで動かす異常に対するエンボス加工装置1の反応に続いて、エンボス加工装置1の擬似的なメタセンター又は瞬間的な安定中心SC(本来基準軸心17に沿って位置する)によって想定された理論上の位置を決定するために、その反応は、2つの連続する運動を行うかのように図示されている。
2つの運動のうち第1のものの間、従動エンボスローラ4(軸心7のみを図3に示し、軸心7と平行で一体になったクロス部材19の表面24のみを図4に示す)は、A’点を通る新しい形態17’に基準軸心17をもっていくように、静止していると考えられる瞬間的な回転中心又はヒンジC回りに回転する。擬似的なメタセンター又は瞬間的な安定中心SCは、本来、軸心17に沿って位置し、上記のように、振動システムと一体的であり、17’までの軸心17の回転は、擬似的なメタセンター又は瞬間的な安定中心SCを、軸心17’に沿った新しい位置にする。
2つの運動のうち第2のものの間、瞬間的な回転中心又はヒンジCはC’に動き、そして、圧縮力F(F’で示す)は、C’を通りピッチライン8に垂直な正確な位置をとり、このようにして反力R’を補償し、通常、モーメントを生成する。
上記のように、擬似的なメタセンター又は瞬間的な安定の中心SCは、軸心17’に沿って配置され、そして、当然に、瞬間的な回転中心又はヒンジCのようにピッチライン8と平行に移動する振動システムと一体の位置になるので、擬似的なメタセンター又は瞬間的な安定中心SCの軸心17’に沿った位置は、基準軸心17’と圧縮力F’の作用線との公差点によって定義される。
図3及び図4は、極微小の振動に適用できる有限振幅性の理論を適用しているので、図形の結果は、現実とは必ずしも一致しないが、異常な移動点Aに応じて、点Aと同じ方向に瞬間的な回転中心又はヒンジCを動かし、そして同時に安定化トルクを引き起こすという、システムの傾向を明瞭に示すのに役立つ。
示されたサポートユニット12の物理的−幾何学的特性に関しては、図1のサポートユニット12の場合に、主たる安定状態(従動エンボスローラ4と擬似的なメタセンター又は瞬間的な安定中心SCとの間に設けられたピッチライン8)が、本来、連結棒21を操作することによって達成されることに注目すべきであり、この連結棒21は、引張棒であって、押圧棒ではない。後者の場合、実際、システムは不安定になる。一方、図2のサポートユニット12の場合、従動ローラ4が揺動するカーブした表面(図例の表面25)の曲率半径が小さいほど、システムが不安定に近づく(静止した軸、すなわち、静止したSC及びCが、共に従動エンボスローラ4のようにピッチライン8の同じ側にある)ことに留意することが重要である。したがって、前記曲率半径は適切に大きく、例えば、瞬間的な回転中心又はヒンジCと、ピッチライン8との距離の少なくとも2倍にすべきである。図示はしていないが前に説明したように、双方の表面24及び25の双方がカーブしている場合、上述の考えは、より小さい曲率半径をもつものに適用される。
前述の考えにより、エンボス加工装置1に種々の変形(図示せず)を行うことができる。例えば、従動エンボスローラ4は静止することができ、駆動エンボスローラを振動することができる。この解決法は、理論上の複雑な問題を含まないが、ただ、駆動トルクの伝達に関しては、ある程度の(既知の方法で解決できる)困難性がある。
或いは、双方のエンボスローラ3及び4を振動することができる。この種のエンボス加工装置においても、駆動トルクの伝達に困難性があり、エンボスローラの静止した(回転)軸によって制限されない2つのエンボスローラの振動は、適正に考慮すべきである。それでもなお、2つのエンボスローラ間の接触ピッチラインが静止したエンボス加工装置に関連する前述の理論は、(双方のエンボスローラが振動する)可動の接触ピッチラインをもつエンボス加工装置を比較的容易に製造する可能性を明確に示す。
前述の理論は、2のローラをもつエンボス加工装置に関する。2つ以上のローラを備えたエンボス加工装置においても同様に、全ての又はいくつかの組のローラに適用されることに注目すべきである。
Claims (13)
- ある平面を定義する第1及び第2回転軸心(6,7)回りにそれぞれ反対に回転する第1及び第2エンボスローラ(3,4)であって、前記平面に位置するピッチライン(8)に沿って互いに接触する第1及び第2エンボスローラ(3,4)と、
与えられた圧縮力(F)により前記エンボスローラ(3,4)間でエンボス加工を行うため、使用中にシート材料(2)を掴むように互いにエンボスローラ(3,4)を圧縮するための押圧アセンブリ(16)と、
前記平面に垂直で且つ前記平面内に回転中心(C)を定義する第3の軸心(15)回りに振動する振動軸線(7)である、前記回転軸心(6,7)の少なくとも1つと、を備えており、
前記回転中心(C)が、前記圧縮力(F)に対する反力(R)の作用点(A)の、前記エンボスローラ(3,4)間の接触ピッチライン(8)に沿った変位に応じて、前記平面内で移動可能な瞬間的な回転中心(C)であることを特徴とする、エンボス加工装置。 - 前記第1エンボスローラ(3)が駆動エンボスローラであり、前記第2エンボスローラ(4)が従動エンボスローラである、請求項1に記載のエンボス加工装置。
- 前記振動軸心(7)が前記第2軸心(7)であり、前記第1軸心(6)が静止した軸心であり、前記押圧アセンブリ(16)が、前記第2エンボスローラ(4)と連結されている、請求項1又は2に記載のエンボス加工装置。
- 前記エンボスローラ(3,4)のうち、前記振動軸心(7)と同一軸心のものが、前記第3軸心(15)まわりに振動する振動エンボスローラ(4)であり、
前記振動エンボスローラ(4)を支持するためのサポートユニット(12)が備えられ、
前記サポートユニット(12)が、前記振動エンボスローラ(4)と前記押圧アセンブリ(16)との間に設けられている、請求項1〜3のいずれかに記載のエンボス加工装置。 - 前記サポートユニット(12)が関節でつながったユニットである、請求項4記載のエンボス加工装置。
- 前記サポートユニット(12)が、関節でつながった四辺形体よりなる、請求項5記載のエンボス加工装置。
- 前記関節でつながった四辺形体が、前記押圧アセンブリ(16)によって前記圧縮力(F)と平行に移動可能なフレーム(18)と、
前記振動軸心(7)と同一軸心のシャフト(11)によって構成され、且つ、前記振動エンボスローラ(4)の回転を支持するクロス部材と、
前記第3軸心(15)に垂直であり、前記瞬間的な回転中心(C)で交わる作用線をそれぞれ有する2つの連結棒(21)と、を備えている、請求項6記載のエンボス加工装置。 - 各連結棒(21)が引張棒である、請求項7記載のエンボス加工装置。
- 前記サポートユニット(12)が、関節でつながった”揺動”ユニットである、請求項4記載のエンボス加工装置。
- 前記サポートユニット(12)が、
第1の表面(25)を有するベース(26)と、
第2の表面(24)を有するクロス部材(19)と2つのアーム(20)とを備えたフォーク(18)と、
前記振動軸心(7)と同一軸心で且つ前記振動エンボスローラ(4)を支持するシャフト(11)と、
前記第1及び第2の表面(24,25)の少なくとも1つであって、前記瞬間的な回転中心(C)を構成する点で前記第1及び第2の表面(25,24)の他方に接触する、カーブした表面(24)と、
を備えている、請求項9記載のエンボス加工装置。 - 前記押圧アセンブリ(16)が、前記ベース(26)と連結されている、請求項10記載のエンボス加工装置。
- 前記カーブした表面(24)が、前記瞬間的な回転中心(C)と前記ピッチライン(8)との間の距離の少なくとも2倍の曲率半径を有している、請求項11記載のエンボス加工装置。
- 使用中あらゆる瞬間に、前記平面に位置する点として定義される瞬間的な安定中心(SC)であって、前記振動軸心(7)と一体であるとともに、前記振動軸心(7)の極微小の振動に続いて、瞬間的な回転中心(C)と同じ量だけ前記平面上でピッチライン(8)と平行に移動する瞬間的な安定中心(SC)を有しており、
前記ピッチライン(8)が、使用中に、前記瞬間的な安定中心(SC)と前記振動軸心(7)との間に配置される、請求項1〜12のいずれかに記載のエンボス加工装置。
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