JP2006055487A - 棒状物品の保持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 パラソルなどを所望の姿勢で支持可能な保持具を提案すること。
【解決手段】 パラソルをテーブル天板などの被固定部材2に取り付けるための保持具1は、被固定部材2に締め付けボルトによって締め付け固定した固定部材3と、この固定部材3の前面に取り付けた連結板4と、連結板4の前面4aに取り付けた円筒6と、これら三部材を締結固定している締結ボルト6を有している。連結板前面4aには、ボルト穴4cを中心として同心円上に係合突起41〜44が形成され、円筒6の外周面にはそれらにはめ込み可能な係合穴6dが形成されている。係合突起41〜44の一つを選択して係合穴6dにはめ込み、その状態で締結ボルト6で締結することにより、円筒を垂直、水平、前後に傾斜した各姿勢61〜64で、取り付けることができ、そこに差し込まれるパラソルを対応する姿勢で支持することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 パラソルをテーブル天板などの被固定部材2に取り付けるための保持具1は、被固定部材2に締め付けボルトによって締め付け固定した固定部材3と、この固定部材3の前面に取り付けた連結板4と、連結板4の前面4aに取り付けた円筒6と、これら三部材を締結固定している締結ボルト6を有している。連結板前面4aには、ボルト穴4cを中心として同心円上に係合突起41〜44が形成され、円筒6の外周面にはそれらにはめ込み可能な係合穴6dが形成されている。係合突起41〜44の一つを選択して係合穴6dにはめ込み、その状態で締結ボルト6で締結することにより、円筒を垂直、水平、前後に傾斜した各姿勢61〜64で、取り付けることができ、そこに差し込まれるパラソルを対応する姿勢で支持することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、パラソルの柄、釣竿などの棒状物品を支持するための棒状物品の保持具に関し、特に、垂直、水平、傾斜姿勢などの様々な姿勢で棒状物品を支持可能な棒状物品の保持具に関するものである。また、被固定部材の形成方向が、水平、垂直など、様々な方向であったとしても取り付けることのできる棒状物品の保持具に関するものである。
従来、パラソルの柄などの棒状物品を保持するための保持具としては、棒状物品の下端部分を差し込み可能な筒の下端に先細状のおねじ部を一体形成し、当該筒を地中にねじ込むことにより、パラソルなどを垂直に支えるようにしたものが提案されている(特許文献1)。また、電気スタンドなどに見られるように、机などの被固定部材にコの字状の固定部材を締め付けねじを用いて締め付け、この固定部材に電気スタンド本体部分の下端部分を差し込むことにより支持するものも知られている。
特開平9−324558号公報
しかしながら、従来において知られている棒状物品の保持具では、棒状物品の取付姿勢が制限されており、垂直あるいは予め定められた角度でしか取り付けることができない。または、棒状物品を取り付けるときの被固定部材の形状が制限されており、方向の異なる被固定部材に取り付けることができないという問題もある。このために、従来の棒状物品の保持具は使い勝手が悪い。
本発明の課題は、棒状物品の取り付け姿勢を変更可能な機能を備え、また、被固定部材の設置方向が異なる場合でも取り付け可能な棒状物品の保持具を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の棒状物品の保持具は、
締め付けボルトによって所定厚さの被固定部材を挟み込むことにより、当該被固定部材に締結固定される固定部材と、
パラソルの柄などの棒状物品を差し込み固定可能な筒と、
前記筒と前記固定具の間に取り付けられる連結板と、
前記筒に形成した筒側ボルト穴および前記連結板に形成した板側ボルト穴に差し通して、前記固定部材に形成したねじ穴にねじ込み固定することにより、前記連結板を挟み前記筒を前記固定具に締結固定可能な締結ボルトと、
前記連結板における筒取付面において、前記板側ボルト穴から同一の距離の異なる位置に形成した複数個の板側係合部と、
前記筒の外周面において、前記筒側ボルト穴から前記距離と同一の距離の位置に形成され、前記係合部が係合可能な筒側係合部とを有し、
前記筒側係合部を係合させる前記板側係合部を選択することにより、前記連結板に対する前記筒の取付姿勢が規定されるようになっていることを特徴としている。
締め付けボルトによって所定厚さの被固定部材を挟み込むことにより、当該被固定部材に締結固定される固定部材と、
パラソルの柄などの棒状物品を差し込み固定可能な筒と、
前記筒と前記固定具の間に取り付けられる連結板と、
前記筒に形成した筒側ボルト穴および前記連結板に形成した板側ボルト穴に差し通して、前記固定部材に形成したねじ穴にねじ込み固定することにより、前記連結板を挟み前記筒を前記固定具に締結固定可能な締結ボルトと、
前記連結板における筒取付面において、前記板側ボルト穴から同一の距離の異なる位置に形成した複数個の板側係合部と、
前記筒の外周面において、前記筒側ボルト穴から前記距離と同一の距離の位置に形成され、前記係合部が係合可能な筒側係合部とを有し、
前記筒側係合部を係合させる前記板側係合部を選択することにより、前記連結板に対する前記筒の取付姿勢が規定されるようになっていることを特徴としている。
前記連結板の前記筒取付面に形成されている前記板側係合部が多数個の場合には、これらの板側係合部を、前記板側ボルト穴を中心として同心円上に配置すればよい。
また、前記固定部材と前記連結板との間も確実に連結するためには、前記固定部材における連結板取付面において、前記ねじ穴から第2の距離の位置に形成した部材側係合部と、前記連結板における固定部材取付面において、前記板側ボルト穴から前記第2の距離の位置に形成され、前記部材側係合部に係合可能な第2の板側係合部とを有していることが望ましい。
さらに、本発明の保持具を取り付ける被固定部材が水平、垂直な場合などに対応できるようにするためには、前記固定部材に形成した前記連結板取付面とは異なる第2の連結板取付面と、前記第2の連結板取付面に形成され、前記連結ボルトをねじ込み固定可能な第2のねじ穴と、前記第2の連結板取付面において、前記第2のねじ穴から前記第2の距離の位置に形成され、前記第2の板側係合部に係合可能な第2の部材側係合部とを有していることが望ましい。
被固定部材の状態に応じてそこに固定した固定部材における前記連結板取付面および前記第2の連結板取付面のいずれかに前記連結板を取り付けることにより、棒状物品を、所望の取り付け姿勢となるように支持することが可能になる。また、前記連結板を挟むことにより、前記筒を取り付けるための十分な取り付け面を確保できる。勿論、連結板取付面を3面形成することも可能である。
本発明の典型的な構成を備えた保持具では、前記固定部材は、一定の間隔で対峙している上板部分および下板部分と、これらを相互に連結している側板部分とを備えており、前記側板部分の外側表面が前記連結板取付面であり、前記下板部分の外側表面が前記第2の連結板取付面であり、前記締め付けボルトは前記上板部分に対して垂直にねじ込まれており、前記下板部分には垂直にピンがねじ込み固定されており、前記下板部分の前記第2の部材側係合部は、当該下板部分の外側表面から突出している前記ピンの端部である。この場合、前記下板部分の内側表面から突出している前記ピンにおける先細りの円錐状先端部分と、前記締め付けボルトの先端部分との間に、前記被固定部材を締め付け固定することにより、前記固定部材が当該被固定部材に固定された状態が形成される。
本発明の棒状物品の保持具は、被固定部材に固定される固定部材に対して、連結板を挟み、棒状物品が差し込み固定される筒を、異なる姿勢で取り付け可能としてある。連結板の側の板側係合部を適切な位置に形成しておけば、垂直、水平、所定角度毎の傾斜姿勢となるように、棒状物品を支持することができる。また、連結板を介在させてあるので、固定部材に対して直接に筒を取り付ける場合とは異なり、筒の取り付け姿勢を変えても、筒を連結板を介して固定部材に確実に固定できる。よって、日よけ用のパラソルなどの重量のある物品を支持することができる。
さらに、固定部材に複数の連結板取付面を形成しておけば、被固定部材が垂直状態に配置されている場合であっても、筒を所望の取り付け姿勢で支持することができる。
以下に、図面を参照して本発明を適用した棒状物品の保持具の例を説明する。
図1は本発明を適用したパラソル支持用の保持具の例を示す斜視図および側面図であり、図2は前側から見た場合の分解斜視図および後側から見た場合の分解斜視図である。これらの図には、テーブルなどのように水平に設けられている被固定部材に取り付ける場合を示してある。本例のパラソル支持用の保持具1は、所定厚さのテーブルなどの被固定部材2に締め付け固定される固定部材3と、連結板4と、締結ボルト5によって連結板5を介して固定部材3に締結固定された円筒6とを有している。円筒6にはその上端開口6aからパラソルの円柱状の柄7を差し込み固定できる。締結ボルト5を緩めて外すと、固定部材3から連結板4を取り外すことができ、連結板4から円筒6も取り外すことができる。また、本例では、図1において想像線で示すように、円筒6を垂直姿勢61、水平姿勢62および左右に同一角度だけ傾斜した傾斜姿勢63、64で、連結板4に取り付けることが可能となっている。
図3は固定部材3を示す正面図、側面図および底面部である。これらの図も参照して説明すると、固定部材3は例えばコの字状をした金属金具であり、平行に延びる上板部分31および下板部分32と、これらの前縁部分を連結している直角に延びる前板部分33とを備えている。上板部分31には、ここを垂直に貫通する状態で左右一対の締め付けボルト34、35が取り付けられ、これらのボルト34、35の下端には先端面が鋸歯状となったカップ状の締結具34a、35aが取り付けられている。下板部分32には、各ボルト34、35に対峙する位置に、それぞれピン36、37がねじ込み固定されている。ピン36、37における下板部分32の上面32aから突出している上端部分は円錐状先端部36a、37aとなっており、その円柱状の下端部分36b、37bは、下板部分32の下面32bから所定量突出している。被固定部材2を、締め付けボルト34、35と、ピン36、37の間に挟み、締め付けボルト34、35をねじ込むことにより、固定部材3が被固定部材2に固定される。
固定部材3の前板部分33の前面33aは連結板取付面であり、この連結板取付面33aの下側中央部分には締結ボルト5をねじ込み固定可能なねじ穴33bが当該前板部分33を貫通状態に形成されている。また、ねじ穴33bより僅かに下側であって、当該ねじ穴33bを中心として、左右に同一の距離L1の所には、円形の係合突起33c、33d(部材側係合部)が形成されている。
ここで、本例では、固定部材3の下面32bから突出している一対のピン36、37の下端部分36b、37bの間にも、締結ボルト5をねじ込み固定可能な第2のねじ穴32cが形成されている。この第2のねじ穴32cと各ピン36、37の配置関係は、連結板取付面33aにおけるねじ穴33bと係合突起33c、33dの配置関係と同一とされて、当該下面32bが後述のように、連結板4を取り付け可能な第2の連結板取付面として機能する。
次に、図4は連結板4を示す正面図である。この図も参照して説明すると、連結板4は、一定の厚さの金属板などから形成されており、前面4aが円筒取付面とされ、裏面4bが固定部材取付面とされている。連結板4における下側部分の中央には、締結ボルト5を貫通させることのできる板側ボルト穴4cが形成されている。この板側ボルト穴4cの両側には、距離Lの所に係合穴4d、4eが形成されており、これらの位置関係は、固定部材3の連結板取付面33a、および第2の連結板取付面32bに形成されているねじ穴と一対の係合突起の配置関係と同一とされている。したがって、板側ボルト穴4cをねじ穴32cに一致させると、係合穴4d、4eに、係合突起として機能するピン下端部分36b、37bをはめ込むことができ、同様に、板側ボルト穴4cをねじ穴33bに一致させると、係合穴4d、4eに、係合突起33c、33dをはめ込むことができる。
連結板4の前面4aには、板側ボルト穴4cを中心として、同心円上に、4個の円形の係合突起41〜44(板側係合部)が形成されている。係合突起41は横方に位置し、係合突起43は真上に位置しており、残りの係合突起42、44は係合突起43の左右に対称状態で位置している。
一方、円筒6は例えば金属製であり、その下端側の部位の外周面部分には、直径方向の両側位置に、締結ボルト5を差し通すための一対の筒側ボルト穴6b、6cが形成されている。これらに差し通された締結ボルト5の脚部分5aによって、上端開口6aから差し込まれたパラソルの柄7の下端が支持された状態になる。また、円筒6の外周面には、一方の筒ボルト穴6cから円筒中心軸線の方向に距離L2だけ上側の所に、係合穴6d(筒側係合部)が形成されている。距離L2は、連結板4の前面4aにおけるボルト穴と各係合突起の距離と同一であり、係合穴6dは各係合突起をはめ込み可能な大きさとされている。
(パラソルの取付操作手順)
次に、本例の保持具1を用いて、テーブル天板などの被固定部材2にパラソルを取り付ける操作手順を説明する。まず、被固定部材2が水平なテーブル天板などの場合には、固定部材3を図1に示すように横向きで当該被固定部材2に固定する。次に、連結板4の裏面4bを固定部材3の前面に向け、ボルト穴4cをねじ穴33bに位置決めすると共に、左右の係合穴4d、4eを係合突起33c、33dにそれぞれ位置決めし、この状態で、連結板裏面4bを固定部材前面33aに押し付ける。次に、連結板4の前面4aのボルト穴に円筒6のボルト穴6cを位置決めする。そして、円筒6の係合穴6dを、4個の係合突起41〜44のうちのいずれか一つに位置決めし、この状態で、円筒6を連結板4の前面に押し付ける。この後は、締結ボルト5を筒側ボルト穴6b、6cおよび板側ボルト穴4cに差し通して、固定部材3のねじ穴33bにねじ込み、連結板4を挟み、円筒6を固定部材4に締結固定する。
次に、本例の保持具1を用いて、テーブル天板などの被固定部材2にパラソルを取り付ける操作手順を説明する。まず、被固定部材2が水平なテーブル天板などの場合には、固定部材3を図1に示すように横向きで当該被固定部材2に固定する。次に、連結板4の裏面4bを固定部材3の前面に向け、ボルト穴4cをねじ穴33bに位置決めすると共に、左右の係合穴4d、4eを係合突起33c、33dにそれぞれ位置決めし、この状態で、連結板裏面4bを固定部材前面33aに押し付ける。次に、連結板4の前面4aのボルト穴に円筒6のボルト穴6cを位置決めする。そして、円筒6の係合穴6dを、4個の係合突起41〜44のうちのいずれか一つに位置決めし、この状態で、円筒6を連結板4の前面に押し付ける。この後は、締結ボルト5を筒側ボルト穴6b、6cおよび板側ボルト穴4cに差し通して、固定部材3のねじ穴33bにねじ込み、連結板4を挟み、円筒6を固定部材4に締結固定する。
円筒6を連結板4に取り付ける際に、円筒の係合穴6dを係合突起41〜44のいずれに位置決めするかによって、円筒6の取付姿勢を選択できる。係合突起41に合わせると円筒を水平姿勢61で取り付けることができ、係合突起43に合わせると円筒6を垂直姿勢63で取り付けることができる。また、係合突起42または43に合わせると、円筒6を前後に所定角度だけ傾斜した姿勢62、63で取り付けることができる。この結果、この円筒6に取り付けるパラソル等の棒状物品を、垂直、水平あるいは傾斜姿勢で支持することができる。
(各種の取り付け例)
次に、被固定部材2が水平ではなく、例えば、垂直状態の場合には、次にようにして、パラソルを取り付けることができる。
次に、被固定部材2が水平ではなく、例えば、垂直状態の場合には、次にようにして、パラソルを取り付けることができる。
まず、図5に示すように、垂直に設置されている被固定部材2における水平な上端部分に取り付ける場合には、固定部材3を下向き状態で被固定部材2に固定する。次に、固定部材3における垂直面となっている下面32b(第2の連結板取付面)に、連結板4を位置決めして押し付け、当該連結板4の前面4aに円筒6を位置決めして押し付け、最後に、締結ボルト6によって三部材を締結固定すればよい。この場合においても、円筒6を水平、垂直および前後に傾斜した姿勢で取り付けることができるので、パラソルを水平、垂直、前後に傾斜した姿勢で支持することができる。
また、図6には、図5における場合と同一状態で固定部材3、連結板4を連結した場合において、垂直に設置されている被固定部材2における垂直な側端部分に当該保持具1を取り付け、パラソルを例えば垂直に支持する場合を示してある。この場合には、円筒6の係合穴6dが係合突起41に位置決めされ、この状態で、締結ボルト6によって三部材が締結固定されている。
次に、図7には、図1の状態に固定部材3および連結板4を連結した場合において、垂直に設置されている被固定部材2における垂直な側端部分に当該保持具1を取り付け、パラソルを例えば垂直に支持する場合を示してある。この場合においては、円筒6の係合穴6dが係合突起41に位置決めされ、この状態で、締結ボルト6によって三部材が締結固定されている。
(その他の実施の形態)
なお、本発明の保持具は、パラソル以外の棒状物品、例えば、釣竿やカメラの脚などの各種の棒状物品を所定の姿勢で支持するための保持具として用いることができる。
なお、本発明の保持具は、パラソル以外の棒状物品、例えば、釣竿やカメラの脚などの各種の棒状物品を所定の姿勢で支持するための保持具として用いることができる。
また、円筒6の代わりに、矩形筒、多角形の筒などを用いることができる。さらに、係合部の数を増やすことにより、円筒6の取付姿勢をより細かな傾斜角度で取り付けることが可能であり、係合部の個数は適宜設定すればよい。
さらに、連結板を取り付けるための連結板取付面は、上記の例では二面形成してあるが、固定部材に三面以上形成することも可能である。
1 保持具、2 被固定部材、3 固定部材、31 上板部分、32 下板部分、33 側板部分、33a 前面、34、35 締め付けボルト、36、37 ピン、36a、37a 先端部分、36b、37b 端部分、4 連結板、4a 前面、4b 後面、41〜44 係合突起、4c ボルト穴、4d、4e 係合穴、5 締結ボルト、6 円筒、6a 上端開口、6b、6c ボルト穴、6d 係合穴
Claims (5)
- 締め付けボルトによって所定厚さの被固定部材を挟み込むことにより、当該被固定部材に締結固定される固定部材と、
パラソルの柄などの棒状物品を差し込み固定可能な筒と、
前記筒と前記固定具の間に取り付けられる連結板と、
前記筒に形成した筒側ボルト穴および前記連結板に形成した板側ボルト穴に差し通して、前記固定部材に形成したねじ穴にねじ込み固定することにより、前記連結板を挟み前記筒を前記固定具に締結固定可能な締結ボルトと、
前記連結板における筒取付面において、前記板側ボルト穴から同一の距離の異なる位置に形成した複数個の板側係合部と、
前記筒の外周面において、前記筒側ボルト穴から前記距離と同一の距離の位置に形成され、前記板側係合部に係合可能な筒側係合部とを有し、
前記筒側係合部を係合させる前記板側係合部を選択することにより、前記連結板に対する前記筒の取付姿勢が規定されるようになっていることを特徴とする棒状物品の保持具。 - 請求項1において、
前記連結板の前記筒取付面に形成されている複数の前記板側係合部は、前記板側ボルト穴を中心として同心円上に配置されていることを特徴とする棒状物品の保持具。 - 請求項1または2において、
前記固定部材における連結板取付面において、前記ねじ穴から第2の距離の位置に形成した部材側係合部と、
前記連結板における固定部材取付面において、前記板側ボルト穴から前記第2の距離の位置に形成され、前記部材側係合部に係合可能な第2の板側係合部とを有していることを特徴とする棒状物品の保持具。 - 請求項3において、
前記固定部材に形成した前記連結板取付面とは異なる第2の連結板取付面と、
前記第2の連結板取付面に形成され、前記締結ボルトをねじ込み固定可能な第2のねじ穴と、
前記第2の連結板取付面において、前記第2のねじ穴から前記第2の距離の位置に形成され、前記第2の板側係合部に係合可能な第2の部材側係合部とを有していることを特徴とする棒状物品の保持具。 - 請求項4において、
前記固定部材は、一定の間隔で対峙している上板部分および下板部分と、これらを相互に連結している側板部分とを備えており、
前記側板部分の外側表面が前記連結板取付面であり、前記下板部分の外側表面が前記第2の連結板取付面であり、
前記締め付けボルトは前記上板部分に対して垂直にねじ込まれており、
前記下板部分には垂直にピンがねじ込み固定されており、
前記下板部分の前記第2の部材側係合部は、当該下板部分の外側表面から突出している前記ピンの端部であり、
前記下板部分の内側表面から突出している前記ピンにおける先細りの円錐状先端部分と、前記締め付けボルトの先端部分との間に前記被固定部材を締め付け固定することにより、前記固定部材が当該被固定部材に固定された状態が形成されることを特徴とする棒状物品の保持具。
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KR101397141B1 (ko) | 2013-02-06 | 2014-05-23 | 홍충기 | 파라솔 설치장치 |
KR101459640B1 (ko) | 2013-07-26 | 2014-11-12 | 임종환 | 파라솔 고정장치 |
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2004
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JP7129128B2 (ja) | 2018-10-03 | 2022-09-01 | 稔 北川 | 杖の装着座板 |
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