JP2006054548A - 折返し先管理装置、折返し先設定方法、及び、折返し先発信方法 - Google Patents

折返し先管理装置、折返し先設定方法、及び、折返し先発信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 使い勝手よく発信者が着信者に折返し連絡の要求を行うことができる折返し先管理装置、折返し先設定方法、及び、使い勝手よく着信者が発信者に折返し連絡を行うことができる折返し先発信方法を提供する。
【解決手段】 折返し要求有無問合せ部111は、発信者端末30aから着信者端末30bへの発信データが転送されてきた時に折返し要求有無問合せデータD4を送信する。折返し先問合せ部113は、折返し要求有無受信部112が受信した折返し要求有無情報が折返し連絡を要求することを示している場合に折返し先問合せデータD6を送信する。折返し先決定部114は、応答データD7が折返し先の通信端末は発信者端末30aであることを示している場合に発信者端末30aの電話番号を折返し先番号とする一方、折返し先の通信端末は発信者端末30a以外であることを示している場合に発信者Aの入力による電話番号D9を折返し先番号とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、着信者から発信者への折返し連絡を要求するか否かを設定し、折返し先への発信を制御する折返し先管理装置、折返し先設定方法、及び、折返し先発信方法に関わる。
従来、発信者が発信者端末から着信者端末に接続できなかった場合に、留守番電話サービスセンタに代表されるような音声や動画等(以降、「メッセージ」と記載)の蓄積を行う蓄積装置にメッセージを蓄積することが行われている。メッセージが蓄積された後、着信者端末を所持する着信者が着信者端末から蓄積装置にアクセスし、発信者からのメッセージを聴取する。その後、着信者が発信者に対して折返し連絡を取ろうとする場合、着信者端末と蓄積装置との接続を一度切断し、発信者端末に別途アクセスする必要があった。この問題を解決する技術として、蓄積装置にて発信番号を保持することにより、着信者が着信者端末と蓄積装置との接続を切断する操作をすることなく、着信者端末から発信者端末に対してワンタッチで呼接続を行うことが可能な技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、発信者が蓄積装置にメッセージを録音する時に用いた発信端末以外への折返し電話を必要とする場合に、対応することができなかった。
この問題を解決する技術として、発信者がメッセージを録音する時に、折返し先の電話番号を入力可能な技術が存在する(例えば、特許文献2参照)。特許文献2においては、留守番電話装置が発信者端末から受信した用件メッセージと電話番号とを録音媒体に録音する。そして、留守番電話装置は、着信者端末からの要求によりメッセージを再生する時に、着信者端末に電話番号を表示する。
特開2002‐320035号公報 特開2001−197192号公報
しかしながら、特許文献2においては、特許文献1と異なり、発信者は常に折返し先の電話番号を入力する必要がある。従って、折返し先の電話番号が今使用している自端末の電話番号である場合にも入力作業を行う必要があるため、入力の手間がかかり使い勝手がよくないという問題点がある。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、使い勝手よく発信者が着信者に折返し連絡の要求を行うことができる折返し先管理装置、折返し先設定方法、及び、使い勝手よく着信者が発信者に折返し連絡を行うことができる折返し先発信方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、発信者端末を所持する発信者から着信者端末を所持する着信者への折返し連絡の要求を管理する折返し先管理装置において、前記発信者端末から前記着信者端末への発信データが転送されてきたときに、該着信者から該発信者への折返し連絡を要求するか否かを問い合わせるための折返し要求有無問合せデータを、前記発信者端末に送信する折返し要求有無問合せ手段と、前記折返し要求有無問合せ手段による折返し要求有無問合せデータの送信に応答して、前記発信者端末から折返し要求有無情報を受信する折返し要求有無受信手段と、前記折返し要求有無受信手段により受信された折返し要求有無情報が前記折返し連絡を要求することを示している場合に、前記折返し連絡を行う時に接続すべき折返し先の通信端末は前記発信者端末であるか否かを問い合わせるための折返し先問合せデータを、前記発信者端末に送信する折返し先問合せ手段と、前記折返し先問合せ手段による折返し先問合せデータの送信に応答して前記発信者端末から受信した応答データが、前記折返し先の通信端末は前記発信者端末であることを示している場合に、前記発信者端末の通信識別情報を、前記折返し先の通信端末に接続するための折返し先識別情報とする一方、前記応答データが、前記折返し先の通信端末は前記発信者端末以外であることを示している場合に、前記発信者の入力によって前記発信者端末から送信されてきた通信識別情報を前記折返し先識別情報とする折返し先決定手段とを備えることを特徴とする折返し先管理装置を提供する。
この構成によれば、発信者が着信者に対して折返し連絡を要求しており、かつ、折返し先の通信端末が発信者端末である場合には、発信者は折返し先識別情報を入力する必要がない。つまり、折返し先の通信端末が発信者端末以外の場合にのみ、発信者は所望の折返し先識別情報を入力すればよいので、発信者の入力の手間を省いて折返し先を設定することができ、使い勝手よく着信者に折返し連絡の要求を行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の折返し先管理装置において、前記着信者端末からの着信を受けたときに、前記折返し要求有無受信手段により受信された折返し要求有無情報に基づいて、前記着信者端末を所持する着信者が発信者への折返し連絡を要求されているか否かを判定する折返し要求判定手段と、前記折返し要求判定手段により前記折返し連絡を要求されていると判定された場合に、前記折返し連絡を行うか否かを問い合わせるための折返し要否問合せデータを前記着信者端末に送信する折返し実行問合せ手段と、前記折返し実行問合せ手段により送信された折返し要否問合せデータに応答して、前記折返し連絡を行う旨の回答を示す応答データを前記着信者端末から受信した場合に、前記折返し先決定手段により決定された折返し先識別情報で識別される折返し先の通信端末と前記着信者端末との通信を接続する折返し実行手段とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、着信者は、着信者端末から折返し管理装置に発信することで、折返し連絡を要求している発信者を確認することができ、発信者に直ちに折返し連絡を行うことができ、着信者及び発信者の利便性及び使い勝手を向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の折返し先管理装置において、前記着信者端末からの着信を受けたときに、前記折返し要求有無受信手段により受信された折返し要求有無情報に基づいて、前記着信者端末を所持する着信者が発信者への折返し連絡を要求されているか否かを判定する折返し要求判定手段と、前記折返し要求判定手段により前記折返し連絡を要求されていると判定された場合に、前記折返し連絡を行うか否かを問い合わせるための折返し要否問合せデータを前記着信者端末に送信する折返し実行問合せ手段と、前記折返し実行問合せ手段により送信された折返し要否問合せデータに応答して、前記折返し連絡を行う旨の回答を示す応答データを前記着信者端末から受信した場合に、前記折返し先決定手段により決定された折返し先識別情報を含む電子メールを生成する電子メール生成手段と、前記電子メール生成手段により生成された電子メールを前記着信者端末に送信する電子メール送信手段とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、着信者は着信者端末が受信した電子メールに含まれる折返し先識別情報を用いて、いつでも都合のよい時に発信者に折返し連絡を行うことができ、着信者にとって便利で使い勝手がよい。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の折返し先管理装置において、前記電子メール生成手段は、前記折返し連絡を行う旨の回答を示す応答データを前記着信者端末から複数受信した場合に、該複数の応答データ各々に対応する折返し先識別情報を含む電子メールを生成し、前記電子メール送信手段は、前記折返し実行問合せ手段による問合せが全て完了した後に、前記電子メール生成手段により生成された電子メールを送信することを特徴とする。
この構成によれば、着信者は、発信者に折返し連絡をするか否かの問い合わせに全て回答した後に、複数の折返し先識別情報が含まれる電子メールを入手することができ、当該電子メールを用いて、自己が希望する順番で、折返し先識別情報で識別される折返し先の通信端末と着信者端末とを接続して、折返し連絡を効率的に行うことができ、便利で使い勝手がよい。
請求項5に記載の発明は、折返し先管理装置が行う折返し設定方法において、発信者端末から着信者端末への発信データが転送されてきたときに、前記着信者端末を所持する着信者から前記発信者端末を所持する発信者への折返し連絡を要求するか否かを問い合わせるための折返し要求有無問合せデータを、前記発信者端末に送信する折返し要求有無問合せステップと、前記折返し要求有無問合せステップにおける折返し要求有無問合せデータの送信に応答して、前記発信者端末から折返し要求有無情報を受信する折返し要求有無受信ステップと、前記折返し要求有無受信ステップにおいて受信された折返し要求有無情報が前記折返し連絡を要求することを示している場合に、前記折返し連絡を行う時に接続すべき折返し先の通信端末は前記発信者端末であるか否かを問い合わせるための折返し先問合せデータを、前記発信者端末に送信する折返し先問合せステップと、前記折返し先問合せステップにおける折返し先問合せデータの送信に応答して前記発信者端末から受信した応答データが、前記折返し先の通信端末は前記発信者端末であることを示している場合に、前記発信者端末の通信識別情報を、前記折返し先の通信端末に接続するための折返し先識別情報とする一方、前記応答データが、前記折返し先の通信端末は前記発信者端末以外であることを示している場合に、前記発信者の入力によって前記発信者端末から送信されてきた通信識別情報を前記折返し先識別情報とする折返し先決定ステップとを有することを特徴とする折返し先設定方法を提供する。
この方法による作用、効果は、請求項1に記載の作用、効果と同様である。
請求項6に記載の発明は、発信者端末が着信者端末に発信データを送信する発信データ送信ステップと、前記発信データ送信ステップにおいて送信された発信データにより、前記発信者端末が折返し先管理装置と通信を接続する留守番接続ステップと、前記折返し先管理装置が、前記留守番接続ステップにおいて接続された通信を介して前記発信者端末から受信したメッセージを、前記発信者端末の通信識別情報及び前記着信者端末の通信識別情報と対応付けて蓄積するメッセージ蓄積ステップと、前記折返し先管理装置が、前記着信者端末を所持する着信者から前記発信者端末を所持する発信者への折返し連絡を要求するか否かを問い合わせる折返し要求有無問合せデータを、前記発信者端末に送信する折返し要求有無問合せステップと、前記発信者端末が、前記折返し要求有無問合せステップにおいて送信された折返し要求有無問合せメッセージに応答して、前記発信者の入力による折返し要求有無情報を送信する折返し要求有無送信ステップと、前記折返し先管理装置が、前記折返し要求有無送信ステップにおいて送信された折返し要求有無情報が前記折返し連絡を要求することを示している場合に、前記折返し連絡を行う時に接続すべき折返し先の通信端末は前記発信者端末であるか否かを問い合わせるための折返し先問合せデータを、前記発信者端末に送信する折返し先問合せステップと、前記発信者端末が、前記折返し先問合せステップにおいて送信された折返し先問合せデータに応答して、ユーザの入力による応答データを送信する折返し先応答ステップと、前記折返し先管理装置が、前記折返し先応答ステップにおいて送信された応答データが、前記折返先の通信端末は前記発信者端末以外であることを示している場合に、前記折返し先の通信端末に接続するための折返し先識別情報を問い合わせるための折返し先識別情報問合せデータを送信する折返し先識別情報問合せステップと、前記発信者端末が、前記折返し先識別情報問合せステップにおいて送信された折返し先識別情報問合せデータに応答して、ユーザの入力による応答データを送信する折返し先識別情報応答ステップとを有することを特徴とする折返し先設定方法を提供する。
この方法によれば、発信者から着信者へのメッセージに対応付けて折返し先識別情報を設定するときに、発信者が着信者に対して折返し連絡を要求しており、かつ、折返し先の通信端末が発信者端末以外である場合に、発信者は折返し先識別情報を入力して、希望の折返し先識別情報を設定することができるため、使い勝手よく発信者は着信者に折返し連絡の要求を行うことができる。
請求項7に記載の発明は、着信者端末が、折返し先管理装置に発信データを送信する接続ステップと、前記折返し先管理装置が、前記接続ステップにおいて発信データを送信してきた着信者端末に対して、蓄積しておいた、発信者端末を所持する発信者から前記着信者端末を所持する着信者へのメッセージを送信するメッセージ送信ステップと、前記折返し先管理装置が、前記着信者が前記発信者への折返し連絡を要求されているか否かを判定する折返し要求判定ステップと、前記折返し要求判定ステップにおいて前記折返し連絡を要求されていると判定された場合に、前記折返し連絡を行うか否かを問い合わせるための折返し要否問合せデータを前記着信者端末に送信する折返実行問合せステップと、前記着信者端末が、前記折返し実行問合せステップにおいて送信された折返し要否問合せデータに応答して、前記着信者の入力による応答データを送信する折返し実行応答ステップと、前記折返し先管理装置が、前記折返し実行応答ステップにおいて送信された応答データが前記折返し連絡を行う旨の回答を示している場合に、予め発信者の入力により設定されている折返し先識別情報で識別される折返し先の通信端末と前記着信者端末との通信を接続する折返し実行ステップとを有することを特徴とする折返し先発信方法を提供する。
この方法によれば、着信者は、発信者から着信者へのメッセージを聴取する際に発信者が折返し連絡を要求しているか否かを確認して、折返し連絡を必要としている発信者に折返し連絡を行うことができ、着信者及び発信者の利便性及び使い勝手を向上させることができる。
本発明によれば、折返し先管理装置は、発信者端末から受信した折返し要求有無情報が折返し連絡を要求することを示しており、かつ、折返し先の通信端末が発信者端末である場合に、発信者端末の通信識別情報を折返し先識別情報とする一方、折返し先の通信端末が前記発信者端末以外である場合に、発信者の入力によって発信者端末から送信されてきた通信識別情報を折返し先識別情報とするため、発信者が着信者に対して折返し連絡を要求しており、かつ、折返し先の通信端末が発信者端末以外の場合にのみ、発信者は所望の折返し先識別情報を入力すればよいので、発信者は、入力の手間を省いて所望の折返し先の設定をすることができ、使い勝手よく着信者に折返しの連絡要求を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
[1.構成]
図1は、本発明の第1実施形態に係る通信システム1全体の構成を示すブロック図である。図1に示すように、この通信システム1は、留守番電話サービスセンタ10と、移動通信網や基地局を備えた通信網20と、発信を行う発信者端末30aと、発信者端末30aからの着信を受ける着信者端末30bとを備えている。
発信者端末30aと着信者端末30bとは、通信可能な端末であればよいが、本実施形態においては、発信者端末30aと着信者端末30bとは携帯電話機であるものとする。
[1.1.留守番電話サービスセンタの構成]
次に、留守番電話サービスセンタ10の構成を説明する。留守番電話サービスセンタ10は、通常のサーバ装置のハードウェア構成を有している。すなわち、留守番電話サービスセンタ10は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)、起動時に実行されるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)、各種データやプログラムを記憶するハードディスク装置、及び、通信網20を介してデータの授受を制御する通信インターフェイスを備えている。
留守番電話サービスセンタ10のハードディスク装置には、各種プログラムが記憶されている。留守番電話サービスセンタ10のCPUがこれらのプログラムをハードディスク装置より読み出して実行することにより、図1に示す制御部11の機能が実現される。
次に、制御部11の機能の詳細について説明する。図2には、制御部11の機能構成を示す。同図に示すように、制御部11は、折返し要求有無問合せ部111、折返し要求有無受信部112、折返し先問合せ部113、折返し先決定部114、折返し要求判定部115、折返し実行問合せ部116、及び、折返し実行部117を備えている。
折返し要求有無問合せ部111は、発信者端末30aから着信者端末30bへの発信データが、着信者端末30bが圏外等の理由で転送されてきて、発信者から着信者へのメッセージを蓄積するときに、着信者から発信者への折返し連絡を要求するか否かを問い合わせるための折返し要求有無問合せデータを、発信者端末30aに送信する。
折返し要求有無受信部112は、折返し要求有無問合せ部111による折返し要求有無問合せデータの送信に応答して、発信者端末30aから着信者の入力による折返し要求有無情報を受信する。
折返し先問合せ部113は、折返し要求有無受信部112が受信した折返し要求有無情報が折返し連絡を要求することを示している場合に、折返し連絡を行う時に接続すべき折返し先の通信端末は発信者端末30aであるか否かを問い合わせるための折返し先問合せデータを、発信者端末30aに送信する。
折返し先決定部114は、折返し先問合せ部113による折返し先問合せデータの送信に応答して発信者端末30aから受信した応答データが、折返し先の通信端末は発信者端末30aであることを示していた場合に、発信者端末30aの通信識別情報を、折返し先の通信端末に接続するための折返し先識別情報に決定する。なお、本実施形態においては、「通信識別情報」と「折返し先識別情報」とは電話番号であるものとする。以下、「通信識別情報」を「電話番号」といい、「折返し先識別情報」を「折返し先番号」という。
また、折返し先決定部114は、折返し先問合せ部113による折返し先問合せデータの送信に応答して発信者端末30aから受信した応答データが、折返し先の通信端末は発信者端末30a以外であることを示していた場合に、発信者の入力によって発信者端末30bから送信されてきた電話番号を折返し先番号に決定する。そして、折返し先決定部114は、決定した折返し番号を蓄積部12に記憶する。
折返し要求判定部115は、着信者端末30bからの着信を受けて、蓄積部12に蓄積された、発信者から着信者へのメッセージを着信者端末30bに送信するときに、折返し要求有無受信部112により受信された折返し要求有無情報に基づいて、着信者が発信者への折返し連絡を要求されているか否かを判定する。
折返し実行問合せ部116は、折返し要求判定部115により折返し連絡を要求されていると判定された場合に、着信者が発信者に折返し連絡を行うか否かを問い合わせるための折返し要否問合せデータを着信者端末30bに送信する。
折返し実行部117は、折返し実行問合せ部116により送信された折返し要否問合せデータに応答して、折返し連絡を行う旨の回答を示す応答データを着信者端末30bから受信した場合に、折返し先決定部114により決定された折返し先番号で識別される折返し先の通信端末と着信者端末30bとの通信を接続する。
また、留守番電話サービスセンタ10は、発信者から着信者へのメッセージや当該メッセージの管理情報をハードティスク装置に記憶する蓄積部12を備えている。蓄積部12は、メッセージ管理データを格納するメッセージ管理DB(Database;データベース)11を備えている。図3には、メッセージ管理DB121に格納されるメッセージ管理データの一例を示す。同図に示すように、メッセージ管理データは、データ単位(レコード)を識別するための「メッセージNo」と、発信者端末30aから受信したメッセージが録音された日時を示す「録音日時」と、発信者端末30aの電話番号を表す「発信者番号」と、着信者端末30bの電話番号を表す「着信者番号」と、発信者から着信者への折返し電話要求の有無を表す「折返し電話要求有無」と、着信者が折返し電話をかける場合の折返し先の電話番号を表す「折返し先番号」とを含んで構成されている。
例えば、メッセージNo.1で識別されるメッセージ管理データは、電話番号が“090-1111-1111”である発信者端末30aを所持している発信者が、電話番号が“090-9999-9999”である着信者端末30bを所持している着信者に対して、発信者端末30aに折返し電話をかけるよう要求していることを示している。
また、メッセージNo.2で識別されるメッセージ管理データは、電話番号が“090-2222-2222”である発信者端末30aを所持している発信者が、着信者番号が“090-8888-8888”である着信者端末30bを所持している着信者に対して折返し連絡を要求していないことを示している。
また、メッセージNo.3で識別されるメッセージ管理データは、電話番号が“090-3333-3333”である発信者端末30aを所持している発信者が、電話番号が“090-7777-7777”である着信者端末30bを所持している着信者に対して、電話番号が“03-1111-1111”である固定電話機に折返し電話をかけるよう要求していることを示している。
[1.2.折返し先設定処理]
次に、折返し先設定処理について、図4を参照しながら説明する。
まず、発信者が発信者端末30aに着信者端末30bの電話番号を入力して発信指示を行う。これにより、発信者端末30aが着信者端末30b宛ての発信データを送信する(ステップS1)。
着信者端末30bが基地局の圏外に存在していたり、電源が切れている等の理由により、発信者端末30aが着信者端末30bへ接続できない状況である場合(ステップS2;Yes)、発信者端末30aは留守番電話サービスセンタ10へ接続する(ステップS3)。なお、発信者端末30aが着信者端末30bへ接続することができる場合には(ステップS2;No)、発信者端末30aは着信者端末30bと接続し、発信者は着信者と通話を行う(ステップS4)。
発信者端末30aが留守番電話サービスセンタ10へ接続した後、発信者はメッセージを録音するために(ステップS5;Yes)、メッセージを発声する。
発信者端末30aは、発信者の音声メッセージを留守番電話サービスセンタ10に送信する。
留守番電話サービスセンタ10は、受信したメッセージを蓄積部12に録音し保管する(ステップS6)。また、留守番電話サービスセンタ10は、録音したメッセージと対応付けて、「メッセージID」、「録音日時」、「発信者番号」、及び「着信者番号」を蓄積部12のメッセージ管理DB121に格納する。なお、発信者がメッセージ録音を行わない場合は(ステップS5;No)、発信者端末30aは、留守番電話サービスセンタ10との接続を終了する。
メッセージが録音されると、制御部11の折返し要求有無問合せ部111は、着信者に折返し電話を要求するかを問い合わせる折返し要求有無問合せデータを発信者端末30aに送信する。
発信者端末30aは、受信した折返し要求有無問合せデータに基づいて、折返し電話を要求するかを問い合わせる音声ガイダンスを出力する。発信者は、音声ガイダンスに従って、折返し電話を要求するか否かを入力する。発信者端末30aは、入力された内容を示す折返し要求有無情報を含んだ応答データを送信する。
留守番電話サービスセンタ10の折返し要求有無受信部112は、発信者端末30aから応答データを受信する。応答データに含まれる折返し要求有無情報が折返し電話を要求しないことを示していた場合には(ステップS7;No)、折返し要求有無受信部112は、メッセージ管理DB121の「折返し電話要求有無」に“無”を格納する。一方、折返し要求有無情報が折返し電話を要求することを示していた場合には、留守番電話サービスセンタ10の折返し要求有無受信部112は、メッセージ管理DB121の「折返し電話要求有無」に“有”を格納する。折返し電話を要求しない場合、発信者端末30aと留守番電話サービスセンタ10との接続はここで終了する。
一方、折返し電話を要求する場合(ステップS7;Yes)、留守番電話サービスセンタ10の折返し先問合せ部113は、折返し先番号は発信者端末30aの電話番号であるか、発信者端末30a以外の通信端末の電話番号であるかを問い合わせるための折返し先問合せデータを発信者端末30aに送信する。
発信者端末30aは、受信した折返し先問合せデータに基づいて、音声ガイダンスを出力する。発信者は、折返し先番号を、現在使用している発信者端末30aの電話番号にするか、別の番号宛てにするかを入力する。
発信者端末30aは、選択された内容を示す情報を含む応答データを留守番電話サービスセンタ10に送信する。
留守番電話サービスセンタ10は、発信者端末30aから応答データを受信する。当該応答データが、折返し番号を発信者端末30aの電話番号とする旨の回答を示している場合には(ステップS8;Yes)、留守番電話サービスセンタ10の折返し先決定部114は、折返し先番号を発信者端末30aの電話番号に決定する。そして、折返し先決定部114は、メッセージ管理DB121の「折返し先番号」に発信者端末30aの電話番号を格納する。発信者端末30aと留守番電話サービスセンタ10との接続はここで終了する。
一方、応答データが、折返し先番号を発信者端末30aの電話番号以外とする旨の回答を示している場合には(ステップS8;No)、折返し先番号登録を行う(ステップS9)。具体的には、制御部11は、まず、折返し先番号を問い合わせるための折返し先問合せデータを発信者端末30aに送信する。
発信者端末30aは、折返し先問合せデータを受信すると、折返し先番号の入力を促す音声ガイダンスを出力する。発信者は音声ガイダンスに従って、希望の折返し先番号を入力する。発信者端末30aは、発信者により入力された折返し先番号を含む応答データを留守番電話サービスセンタ10に送信する。
留守番電話サービスセンタ10の折返し先決定部114は応答データを受信すると、応答データに含まれる折返し先番号をメッセージ管理DB121の「折返し先番号」に格納する。番号を登録後、留守番電話サービスセンタ10との接続を終了する。
以上の手順により、発信者から着信者へのメッセージと、メッセージ管理DB121に格納されたメッセージ管理データ(「発信者番号」、「着信者番号」、「折返し電話要求有無」、「折返し番号」)とが対応付けられて、蓄積部12で管理されることとなる。
なお、折返し電話の要求有無の設定、折返し要求先を今かけている番号宛てにするか否かの設定、折返し番号の設定はPB入力、画面に表示されるアイコンの選択、及び、音声入力等で実施することができる。
[1.3.折返し先発信処理]
次に、図5を参照しながら、折返し先発信処理について説明する。
まず、着信者がメッセージを聴取する場合、着信者端末30bを操作して、留守番電話サービスセンタ10に接続する指示を行う。これにより、着信者端末30bは、留守番電話サービスセンタ10に発信データを送信し、留守番電話サービスセンタ10に接続する(ステップS11)。
着信者端末30bから着信を受けた留守番電話サービスセンタ10の制御部11は、着信者端末30b宛てのメッセージを蓄積部12から検索し、該当するメッセージが複数ある場合には、録音日時が古いものから順に着信者端末30bに送信する。
着信者端末30bは、留守番電話サービスセンタ10から送信されてくるメッセージを再生する(ステップS12)。着信者はメッセージの聴取を行う。
制御部11の折返し要求判定部115は、送信したメッセージと対応付けられているメッセージ管理データに含まれる「折返し要求有無」に基づいて、メッセージを録音した発信者が折返し電話を要求しているか否かを判定する。折返し電話を要求している場合(ステップS13:Yes)、折返し実行問合せ部116は、発信者が折返し電話を要求している旨を通知し、かつ、折返し電話をかけるか否かを問い合わせるための折返し要否問合せデータを着信者端末30bに送信する(ステップS14)。
着信者端末30bは、留守番電話サービスセンタ10から折返し要否問合せデータを受信し、音声ガイダンスを出力する。着信者は、音声ガイダンスに従って、発信者に折返し電話をかけるか否かを入力する。着信者端末30bは、入力された内容を示す情報を含んだ応答データを留守番電話サービスセンタ10に送信する。
留守番電話サービスセンタ10の制御部11は、受信した応答データに基づいて、折返し電話をかけるか否かを判断する。折返し電話を行わないと判断された場合は(ステップS15;No)、次の着信者へのメッセージ処理を行う(ステップS20)。着信者への未送信メッセージが蓄積部12に蓄積されていない場合は(ステップS20;Yes)、留守番電話サービスセンタ10と着信者端末30bとの接続を終了する。
一方、折返し電話をかけると判断された場合は(ステップS15;Yes)、制御部11の折返し実行部117は、送信したメッセージと対応付けられているメッセージ管理データの「折返し先番号」を宛先とする発信データを送信することにより、折返し先番号で識別される折返し先の通信端末との呼接続を行う(ステップS16)。折返し先の通信端末が接続可能な状態であれば(ステップS17;Yes)、折返し先の通信端末と着信者端末30bとの呼が接続され、発信者と着信者とが通話を行う(ステップS18)。発信者と着信者との通話終了後は(ステップS19)、着信者への未送信メッセージが留守番電話サービスセンタ10の蓄積部12に蓄積されている場合には(ステップS20;No)、留守番電話サービスセンタ10は次のメッセージを着信者端末30bに送信し、着信者は次のメッセージの聴取を行う(ステップS12〜20)。
一方、ステップS17において、着信者端末30bが圏外に位置していたり着信者端末30bに電源が投入されていない等の理由のために、発信者端末30aと着信者端末30bとが接続できない状態であれば(ステップS17;No)、折返し実行部117は、発信者端末30aと着信者端末30bとの呼接続処理を行わず(ステップS19)、他のメッセージの処理を行う(ステップS20〜)。
[2.動作]
次に、上記構成における本実施形態の動作について説明する。
前提として、発信者端末30aの電話番号は“090-3333-3333”であり、着信者端末30bの電話番号は“090-7777-7777”であるものとする。また、発信者端末30aの保有者を発信者A、着信者端末30bの保有者を着信者Bとする。
[2.1.メッセージ録音時の動作]
まず、メッセージ録音時の動作について説明する。
発信者Aがメッセージを録音する時の動作について、図4のフローチャート及び図6のシーケンスチャートを参照しながら説明する。
まず、発信者Aは、発信者端末30aを操作して、着信者端末30bの電話番号“090-7777-7777”を入力した後、発信の指示を行う。
これにより、発信者端末30aは、発信者端末30aの電話番号“090-3333-3333”を発信者番号とし、着信者端末30b“090-7777-7777”を着信者番号とした発信データD1を生成し、当該発信データD1を送信する(ステップS1)。
発信データD1は、通信網20が備える基地局に到達する。発信データD1を中継する基地局は、着信者端末30bと呼を接続することができるか否かを判定する(ステップS2)。本動作例では、着信者端末30bは圏外に位置しており、着信者端末30bは通信できない環境にあるため(ステップS2;Yes)、基地局は発信データD1を留守番電話サービスセンタ10に転送するための発信データD2を生成し、当該発信データD2を留守番電話サービスセンタ10に転送する。これにより、発信者端末30aは留守番電話サービスセンタ10と接続する(ステップS3)。
発信者端末30aが留守番電話サービスセンタ10へ接続した後、発信者Aはメッセージを録音するために(ステップS5;Yes)、メッセージD3を発声する。発信者端末30aは、発信者Aの発声したメッセージD3を留守番電話サービスセンタ10に送信する。
留守番電話サービスセンタ10の制御部11は、受信したメッセージD3を蓄積部12に録音する(ステップS6)。また、制御部11は、メッセージ管理DB121に、「メッセージNo」“3”、「録音日時」“6/15 23:58”、「発信者番号」“090-3333-3333”、「着信者番号」“090-7777-7777”を含むメッセージ管理データを格納する。
メッセージD3の録音が完了すると、制御部11の折返し要求有無問合せ部111は、着信者Bに折返し電話を要求するかを問い合わせる折返し要求有無問合せデータD4を、発信者端末30aに送信する。
発信者端末30aは、受信した折返し要求有無問合せデータD4に基づいて、例えば、次の音声ガイダンスを出力する。「着信者に折返し電話を要求する場合には1を、要求しない場合には2を選択してください。」発信者Aは、音声ガイダンスに従って、発信者端末30aに“1”を入力する。発信者端末30aは、“1”を示す折返し要求有無情報を含んだ応答データD5を送信する。
留守番電話サービスセンタ10の折返し要求有無受信部112は、発信者端末30aから応答データD5を受信する。折返し要求有無受信部112は、応答データD5の内容を解釈する。本動作例では、応答データD5に含まれる折返し要求有無情報“1”は折返し電話を要求することを示しているため、折返し要求有無受信部112は、メッセージNo.3で識別されるメッセージ管理データの「折返し電話要求有無」に“有”を格納する。
次に、留守番電話サービスセンタ10の折返し先問合せ部113は、折返し先番号は発信者端末30aの電話番号であるか否かを問い合わせるための折返し先問合せデータD6を発信者端末30aに送信する。
発信者端末30aは、受信した折返し先問合せデータD6に基づいて、例えば、次の音声ガイダンスを出力する。「折返し先の電話番号を今電話をかけている電話機の番号とする場合には1、別の番号とする場合には2を選択してください。」本動作例においては、発信者Aは、自宅の固定電話機を折返し先の通信端末として選択するため、“2”を入力する。発信者端末30aは、入力された情報を含む応答データD7を留守番電話サービスセンタ10に送信する。
留守番電話サービスセンタ10は、発信者端末30aから応答データD7を受信する。ここでは、応答データD7に含まれる情報が、折返し先番号を発信者端末30a以外にすることを示しているため(ステップS8;No)、制御部11は、折返し先番号を問い合わせるための折返し先問合せデータD8を送信する。
なお、応答データD7に含まれる情報が、折返し先番号を発信番号“090-3333-3333”にすることを示している場合には(ステップS8;Yes)、発信者Aに折返し番号を入力させることなく、折返し先決定部114は、発信番号“090-3333-3333”をメッセージ管理DB121の「折返し番号」に格納するのみで処理を終了することができる。
発信者端末30aは、折返し先問合せデータD8を受信すると、折返し先問合せデータD8に基づいて、例えば、次の音声ガイダンスを出力する。「折返し先の電話番号を入力して下さい。」発信者Aは音声ガイダンスに従って、希望の折返し先番号“03-1111-1111”を入力する。発信者端末30aは、発信者Aにより入力された折返し先番号“03-1111-1111”を含む応答データD9を留守番電話サービスセンタ10に送信する。
留守番電話サービスセンタ10の折返し先決定部114は応答データD9を受信すると、応答データD9に含まれる折返し先番号“03-1111-1111”を、メッセージ管理DB121の「折返し先番号」に格納する(ステップS9)。
以上のように、本実施形態においては、発信者Aがメッセージ蓄積時に、折返し電話を受信者Bに要求するか否かを設定し、要求する場合には折り返し先を発信者端末30aの番号とするか、それとも別の番号とするかを選択し、別の番号とする場合にはその希望の番号を登録するため、折返し電話に関する設定をきめ細かに行うことができる。また、折返し先を発信者端末30aの番号とする場合には、発信者Aは電話番号を入力する必要がないため、入力の手間が省け使い勝手がよい。
[2.2.メッセージ再生の動作]
次に、着信者Bがメッセージの再生指示を行うときの動作について、図5のフローチャートと図7のシーケンスチャートとを参照しながら説明する。前提として、本動作を開始する前に、メッセージ管理DB121には図3に示すメッセージ管理データが格納されているものとする。
まず、着信者Bが着信者端末30bを操作して、留守番電話サービスセンタ10に接続するための指示を行う。これにより、着信者端末30bは、留守番電話サービスセンタ10に接続するための発信データD11を送信する。これにより、着信者端末30bは留守番電話サービスセンタ10に接続する(ステップS11)。
留守番電話サービスセンタ10の制御部11は、着信者端末30bから発信データD11を受信すると、着信者Bへのメッセージを蓄積部12より検索する。具体的には、制御部11は、メッセージ管理DB121の「着信者番号」に着信者端末30bの電話番号“090-7777-7777”が格納されているメッセージ管理データを検索する。本動作例では、メッセージNo.3で識別されるメッセージ管理データが該当する。そして制御部11は、該当するメッセージ管理データと対応付けられているメッセージD12を着信者端末30bに送信する。
着信者端末30bは、受信したメッセージD12をスピーカより出力する。着信者Bは、スピーカより出力される発信者AからのメッセージD12を聴取する。
次に、折返し要求判定部115は、メッセージ管理データに含まれる「折返し要求有無」に基づいて、着信者Bが、発信者Aへの折返し電話を要求されているか否かを判定する。本動作例では、図3に示すように、メッセージNo.3で識別されるメッセージ管理データの「折返し電話要求有無」は“有”であるため、折返し要求判定部115は、着信者Bが、発信者Aへの折返し電話を要求されていると判断する(ステップS13:Yes)。そして、折返し実行問合せ部116は、折返し電話をかけることが要求されており、かつ、折返し電話をかけるか否かを問い合わせるための折返し要否問合せデータD13を着信者端末30bに送信する(ステップS14)。
着信者端末30bは、留守番電話サービスセンタ10から折返し要否問合せデータD13を受信すると、例えば次の音声ガイダンスを出力する。「発信者より折返し電話が要求されています。折返し電話をかけますか。」
本動作例では、着信者Bは着信者端末30bを操作して、発信者に折返し電話をかける旨の指示を行う。これにより、着信者端末30bは、発呼要求を示す応答データD14を留守番電話サービスセンタ10に送信する。
留守番電話サービスセンタ10の制御部11は、受信した応答データD14に基づいて、折返し電話をかけると判断する(ステップS15;Yes)。制御部11の折返し実行部117は、メッセージNo.3で識別されるメッセージ管理データの「折返し先番号」“03-1111-1111”を宛先とする発信データD15を送信することにより、折返し先番号“03-1111-1111”で識別される固定電話機に対して呼接続を行う(ステップS16)。本動作例では、折返し先の通信端末が接続可能な状態であり(ステップS17;Yes)、折返し先の通信端末と着信者端末30bとの呼が接続される。折返し先の通信端末と着信者端末30bとが音声データD16を授受し、発信者Aと着信者Bとが通話を行う(ステップS18)。着信者Bへの未送信メッセージが蓄積部12に蓄積されている場合には(ステップS20;No)、留守番電話サービスセンタ10は次のメッセージを着信者端末30bに送信する(ステップS12〜)。
以上のように、着信者Bは、発信者Aからのメッセージを聴取する際に、発信者Aが折返し連絡を要求しているか否かを知ることができ、即座に発信者Aが希望する電話番号に電話をかけることができるため、使い勝手がよい。また、発信者Aは、希望する折返し先の通信端末に着信者Bからの折返し連絡を受けることができ、便利である。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
第1実施形態においては、発信者により折返し要求が設定されたメッセージを聴取した着信者が折り返し電話を行う意思がある場合、メッセージ聴取後すぐに着信者端末30bが折返し先の通信端末に対して発呼を行う方式としたが、第2実施形態においては、着信者がメッセージを聴取した後の任意の時点において着信者端末30bが折返し先の通信端末に対して発呼を行うことを可能とする。
図8は、第2実施形態に係る留守番電話サービスセンタ10の制御部11の機能構成を示すブロック図である。同図に示すように、第2実施形態に係る制御部11は、第1実施形態に係る制御部11が備える機能部に加えて、電子メール生成部118と電子メール送信部119とを備えている。
電子メール生成部118は、折返し実行問合せ部116が送信した折返し要否問合せデータに応答して、折返し電話を行う旨の回答を示す応答データを着信者端末30bから受信した場合に、折返し先決定部114が決定した折返し先番号を含む電子メールを生成する。このときに生成される電子メールは、例えば、公知のPhone−To機能を利用することが可能な電子メールとする。すなわち、着信者の操作により電子メールが開封されたときに、折返し先番号と関連付けられているリンク情報が表示され、当該リンク情報が選択された時に折返し先番号宛ての発信データが送信される。
電子メール送信部119は、電子メール生成部118が生成した電子メールを着信者端末30bに送信する。
また、本実施形態における着信者端末30bは、電子メールを送受信する機能と、電子メールに含まれるリンク情報を用いて電話網にアクセスする機能とを有している。
次に、本実施形態における動作について説明する。図9には本実施形態に係る折返し先発信処理のフローチャートを示し、図10には着信者Bがメッセージを聴取する時のシーケンスチャートを示す。
まず、第1の実施の形態における動作と同様に、着信者端末30bは、発信データD11を送信して、留守番電話サービスセンタ10に接続し(ステップS21)、メッセージD12を再生する(ステップS22)。
次に、折返し要求判定部115は、送信したメッセージD12と対応付けられているメッセージ管理データに含まれる「折返し要求有無」に基づいて、メッセージを録音した発信者Aが折返し電話を要求しているか否かを判定する。折返し電話が要求されている場合(ステップS23:Yes)、折返し実行問合せ部116は、折返し電話が要求されている旨を通知し、かつ、折返し電話を後でかけるか否かを問い合わせるための折返し要否問合せデータD13を着信者端末30bに送信する(ステップS24)。
着信者端末30bは、留守番電話サービスセンタ10から折返し要否問合せデータD13を受信すると、例えば、次の音声ガイダンスを出力する。「発信者が折返し電話を要求しています。折返し電話を後でかける場合には1を、かけない場合には2を入力して下さい。」
着信者Bは、後で折返し電話をかける場合には、“1”を入力することにより折返し電話登録指示を行う。一方、折返し電話をかけない場合には、“2”を入力することにより、次のメッセージ再生に進む。着信者端末30bは、着信者Bにより入力された内容を示す情報を含む応答データD131を留守番電話サービスセンタ10に送信する。
留守番電話サービスセンタ10の制御部11は、着信者端末30bから受信した応答データD131に基づいて、折返し電話をかけるか否かを判断する。折返し電話をかけないと判断された場合は(ステップS25;No)、蓄積部12に蓄積されている、次の未送信メッセージの処理を行う(ステップS27)。
一方、応答データD131に基づいて、折返し電話をかけると判断された場合は(ステップS25;Yes)、制御部11は、第1実施形態のように直ぐ着信者端末30bと折返し先の通信端末との呼接続を行わずに、後で電子メールを生成するために折返し電話登録を行う(ステップS26)。具体的には、制御部11は、応答データD131に対応する折返し番号(すなわち、送信したメッセージD12に対応付けられている折返し先番号)をメッセージ管理DB121より取得して、取得した折返し先番号をRAMに蓄積しておく。
留守番電話サービスセンタ10が蓄積部12に蓄積されている着信者Bへのメッセージを全て送信した場合に(ステップS27;Yes)、着信者端末30bは留守番電話サービスセンタ10との接続を終了する(ステップS28)。
留守番電話サービスセンタ10の電子メール生成部118は、ステップS26でRAMに蓄積しておいた折返し先番号を含む電子メールD132を生成する。
電子メール送信部119は、生成した電子メールD132を着信者端末30bに送信する。
着信者端末30bは電子メールD132を受信する(ステップS29)。着信者Bは、電子メールD132を開く操作を行う。これにより、着信者端末30bのディスプレイには、留守番電話サービスセンタ10との接続が終了するまでに着信者Bにより折返し電話登録指示が行われた折返し先番号の一覧が表示される。着信者Bは、着信者端末30bのディスプレイに表示されている折返し先番号のうちのひとつを選択する。
これにより、着信者端末30bは、選択された折返し番号を宛先とする発信データD133を生成し、当該発信データD133を送信する。これにより、着信者端末30bは、折返し先番号で識別される折返し先の通信端末との呼を接続する(ステップS30)。
以上説明したように、留守番電話サービスセンタ10は、着信者Bが折返し電話を行う意思があるメッセージに対応付けられている折返し先番号を、着信者端末30bとの接続が終了した後に、電子メール形式で着信者端末30bに送信する。着信者Bは、全てのメッセージを聴取した後、当該電子メールを受信し、そのメールからPhone‐To機能で発信者Aが希望する折返し先番号へ発呼を行うことができるため、着信者Bは都合のよいときに折返し電話をかけることができ、便利で使い勝手がよい。
なお、上述した実施形態においては、着信者Bが全てのメッセージを聴取して、折返し実行問合せ部116による折返し電話をかけるか否かの確認が全て終了し(ステップS22〜S27)、留守番電話サービスセンタ10と着信者端末30bとの接続が終了してから(ステップS28)、電子メール生成部118が電子メールを送信するようにしたが(ステップS29)、電子メールを送信するタイミングはこれに限定されることはない。例えば、ステップS25において留守番電話サービスセンタ10が着信者端末30bから折返し電話をかけるか否かの応答データD131を受信する度に、電子メール生成部118が1つの折返し先番号を含む電子メールを生成して、着信者端末30bに送信するようにしてもよい。このように、着信者Bは簡易な方法で、発信者Aが希望する番号へ折返し電話をかけることが可能となる。
[3.変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で様々な変形が可能である。変形例としては、例えば、以下のようなものが考えられる。
(1)上述した実施形態においては、携帯電話機における方式を例にとって説明したが、通信端末や通信システム1は移動通信に特化したものに限らず、固定電話機および固定電話網であっても構わない。その場合、メッセージは留守番電話サービスセンタ10ではなく、留守番電話機能が付いた固定電話機に蓄積されることとなる。従って、メッセージ管理DB121に格納されるメッセージ管理データは全て固定電話機で管理され、かつ、折返し電話の要求有無や折返し先を通知する機能も電話機機で保持することとなる。
(2)上述した実施形態においては、留守番電話サービスセンタ10がメッセージとメッセージ管理DB121に格納されるメッセージ管理データとの両方を管理したが、1つの装置で管理せずに別の装置が管理するようにしてもよい。
(3)上述した実施形態においては、通信端末の通信識別情報や折返し先識別情報が電話番号であるとして説明したが、これに限定されず、例えば、メールアドレス等、通信を行うための識別情報であれば何でもよい。また、メッセージは、音声メッセージに限らず、テキストや画像であってもよい。
(4)上述した実施形態においては、折返し要求設定処理において、メッセージと対応付けてメッセージ管理データを管理したが、発信者がメッセージを録音しない場合にも、メッセージ管理データのみをメッセージ管理DB121に格納し、上述した折返し先設定処理や折返し先発信処理を行えるようにするとよい。この場合には、発信者はメッセージを録音せずに折返し連絡の要求のみを設定し、着信者はメッセージを聴取せずに折返し先に折返し連絡のみを行うこととなる。
本発明の第1実施形態に係る通信システムの全体構成を示す図である。 同実施の形態に係る留守番電話サービスセンタが備える制御部の機能構成を示すブロック図である。 同実施の形態に係るメッセージ管理DBに格納されるメッセージ管理データの構成を示す図である。 同実施の形態に係る折返し先設定処理の流れを示すフローチャートである。 同実施の形態に係る折返し先発信処理の流れを示すフローチャートである。 同実施の形態に係るメッセージ録音時のデータの流れを示すシーケンスチャートである。 同実施の形態に係るメッセージ再生時のデータの流れを示すシーケンスチャートである。 第2実施形態に係る留守番電話サービスセンタが備える制御部の機能構成を示すブロック図である。 同実施の形態に係る折返し先発信処理の流れを示すフローチャートである。 同実施の形態に係るメッセージ再生時のデータの流れを示すシーケンスチャートである。
符号の説明
1 通信システム
10 留守番電話サービスセンタ
11 制御部
12 蓄積部
20 通信網
30a 発信者端末
30b 着信者端末
111 折返し要求有無問合せ部
112 折返し要求有無受信部
113 折返し先問合せ部
114 折返し先決定部
115 折返し要求判定部
116 折返し実行問合せ部
117 折返し実行部
118 電子メール生成部
119 電子メール送信部

Claims (7)

  1. 発信者端末を所持する発信者から着信者端末を所持する着信者への折返し連絡の要求を管理する折返し先管理装置において、
    前記発信者端末から前記着信者端末への発信データが転送されてきたときに、該着信者から該発信者への折返し連絡を要求するか否かを問い合わせるための折返し要求有無問合せデータを、前記発信者端末に送信する折返し要求有無問合せ手段と、
    前記折返し要求有無問合せ手段による折返し要求有無問合せデータの送信に応答して、前記発信者端末から折返し要求有無情報を受信する折返し要求有無受信手段と、
    前記折返し要求有無受信手段により受信された折返し要求有無情報が前記折返し連絡を要求することを示している場合に、前記折返し連絡を行う時に接続すべき折返し先の通信端末は前記発信者端末であるか否かを問い合わせるための折返し先問合せデータを、前記発信者端末に送信する折返し先問合せ手段と、
    前記折返し先問合せ手段による折返し先問合せデータの送信に応答して前記発信者端末から受信した応答データが、前記折返し先の通信端末は前記発信者端末であることを示している場合に、前記発信者端末の通信識別情報を、前記折返し先の通信端末に接続するための折返し先識別情報とする一方、
    前記応答データが、前記折返し先の通信端末は前記発信者端末以外であることを示している場合に、前記発信者の入力によって前記発信者端末から送信されてきた通信識別情報を前記折返し先識別情報とする折返し先決定手段と
    を備えることを特徴とする折返し先管理装置。
  2. 前記着信者端末からの着信を受けたときに、前記折返し要求有無受信手段により受信された折返し要求有無情報に基づいて、前記着信者端末を所持する着信者が発信者への折返し連絡を要求されているか否かを判定する折返し要求判定手段と、
    前記折返し要求判定手段により前記折返し連絡を要求されていると判定された場合に、前記折返し連絡を行うか否かを問い合わせるための折返し要否問合せデータを前記着信者端末に送信する折返し実行問合せ手段と、
    前記折返し実行問合せ手段により送信された折返し要否問合せデータに応答して、前記折返し連絡を行う旨の回答を示す応答データを前記着信者端末から受信した場合に、前記折返し先決定手段により決定された折返し先識別情報で識別される折返し先の通信端末と前記着信者端末との通信を接続する折返し実行手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の折返し先管理装置。
  3. 前記着信者端末からの着信を受けたときに、前記折返し要求有無受信手段により受信された折返し要求有無情報に基づいて、前記着信者端末を所持する着信者が発信者への折返し連絡を要求されているか否かを判定する折返し要求判定手段と、
    前記折返し要求判定手段により前記折返し連絡を要求されていると判定された場合に、前記折返し連絡を行うか否かを問い合わせるための折返し要否問合せデータを前記着信者端末に送信する折返し実行問合せ手段と、
    前記折返し実行問合せ手段により送信された折返し要否問合せデータに応答して、前記折返し連絡を行う旨の回答を示す応答データを前記着信者端末から受信した場合に、前記折返し先決定手段により決定された折返し先識別情報を含む電子メールを生成する電子メール生成手段と、
    前記電子メール生成手段により生成された電子メールを前記着信者端末に送信する電子メール送信手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の折返し先管理装置。
  4. 前記電子メール生成手段は、
    前記折返し連絡を行う旨の回答を示す応答データを前記着信者端末から複数受信した場合に、該複数の応答データ各々に対応する折返し先識別情報を含む電子メールを生成し、
    前記電子メール送信手段は、
    前記折返し実行問合せ手段による問合せが全て完了した後に、前記電子メール生成手段により生成された電子メールを送信することを特徴とする請求項3に記載の折返し先管理装置。
  5. 折返し先管理装置が行う折返し設定方法において、
    発信者端末から着信者端末への発信データが転送されてきたときに、前記着信者端末を所持する着信者から前記発信者端末を所持する発信者への折返し連絡を要求するか否かを問い合わせるための折返し要求有無問合せデータを、前記発信者端末に送信する折返し要求有無問合せステップと、
    前記折返し要求有無問合せステップにおける折返し要求有無問合せデータの送信に応答して、前記発信者端末から折返し要求有無情報を受信する折返し要求有無受信ステップと、
    前記折返し要求有無受信ステップにおいて受信された折返し要求有無情報が前記折返し連絡を要求することを示している場合に、前記折返し連絡を行う時に接続すべき折返し先の通信端末は前記発信者端末であるか否かを問い合わせるための折返し先問合せデータを、前記発信者端末に送信する折返し先問合せステップと、
    前記折返し先問合せステップにおける折返し先問合せデータの送信に応答して前記発信者端末から受信した応答データが、前記折返し先の通信端末は前記発信者端末であることを示している場合に、前記発信者端末の通信識別情報を、前記折返し先の通信端末に接続するための折返し先識別情報とする一方、
    前記応答データが、前記折返し先の通信端末は前記発信者端末以外であることを示している場合に、前記発信者の入力によって前記発信者端末から送信されてきた通信識別情報を前記折返し先識別情報とする折返し先決定ステップと
    を有することを特徴とする折返し先設定方法。
  6. 発信者端末が着信者端末に発信データを送信する発信データ送信ステップと、
    前記発信データ送信ステップにおいて送信された発信データにより、前記発信者端末が折返し先管理装置と通信を接続する留守番接続ステップと、
    前記折返し先管理装置が、前記留守番接続ステップにおいて接続された通信を介して前記発信者端末から受信したメッセージを、前記発信者端末の通信識別情報及び前記着信者端末の通信識別情報と対応付けて蓄積するメッセージ蓄積ステップと、
    前記折返し先管理装置が、前記着信者端末を所持する着信者から前記発信者端末を所持する発信者への折返し連絡を要求するか否かを問い合わせる折返し要求有無問合せデータを、前記発信者端末に送信する折返し要求有無問合せステップと、
    前記発信者端末が、前記折返し要求有無問合せステップにおいて送信された折返し要求有無問合せメッセージに応答して、前記発信者の入力による折返し要求有無情報を送信する折返し要求有無送信ステップと、
    前記折返し先管理装置が、前記折返し要求有無送信ステップにおいて送信された折返し要求有無情報が前記折返し連絡を要求することを示している場合に、前記折返し連絡を行う時に接続すべき折返し先の通信端末は前記発信者端末であるか否かを問い合わせるための折返し先問合せデータを、前記発信者端末に送信する折返し先問合せステップと、
    前記発信者端末が、前記折返し先問合せステップにおいて送信された折返し先問合せデータに応答して、ユーザの入力による応答データを送信する折返し先応答ステップと、
    前記折返し先管理装置が、前記折返し先応答ステップにおいて送信された応答データが、前記折返先の通信端末は前記発信者端末以外であることを示している場合に、前記折返し先の通信端末に接続するための折返し先識別情報を問い合わせるための折返し先識別情報問合せデータを送信する折返し先識別情報問合せステップと、
    前記発信者端末が、前記折返し先識別情報問合せステップにおいて送信された折返し先識別情報問合せデータに応答して、ユーザの入力による応答データを送信する折返し先識別情報応答ステップと
    を有することを特徴とする折返し先設定方法。
  7. 着信者端末が、折返し先管理装置に発信データを送信する接続ステップと、
    前記折返し先管理装置が、前記接続ステップにおいて発信データを送信してきた着信者端末に対して、蓄積しておいた、発信者端末を所持する発信者から前記着信者端末を所持する着信者へのメッセージを送信するメッセージ送信ステップと、
    前記折返し先管理装置が、前記着信者が前記発信者への折返し連絡を要求されているか否かを判定する折返し要求判定ステップと、
    前記折返し要求判定ステップにおいて前記折返し連絡を要求されていると判定された場合に、前記折返し連絡を行うか否かを問い合わせるための折返し要否問合せデータを前記着信者端末に送信する折返実行問合せステップと、
    前記着信者端末が、前記折返し実行問合せステップにおいて送信された折返し要否問合せデータに応答して、前記着信者の入力による応答データを送信する折返し実行応答ステップと、
    前記折返し先管理装置が、前記折返し実行応答ステップにおいて送信された応答データが前記折返し連絡を行う旨の回答を示している場合に、予め発信者の入力により設定されている折返し先識別情報で識別される折返し先の通信端末と前記着信者端末との通信を接続する折返し実行ステップと
    を有することを特徴とする折返し先発信方法。
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