JP2006053354A - 学習用隠蔽器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】カラー印刷された印刷物に対して使用可能であり、学習対象部分を隠蔽した際にそれ以外の表示内容が容易に視認でき、転写作業を簡単に行うことができ、様々な大きさの学習対象物に対応可能であるような学習用隠蔽器具を提供する。
【解決手段】本発明の学習用隠蔽器具は、転写手段及び隠蔽手段からなる。該転写手段は転写テープと転写具とからなり、転写テープはフィルム状基材と該フィルム状基材の片面に設けられた転写層とからなり、転写層は偏光フィルムと該偏光フィルムの表面に設けられた感圧接着層とからなり、転写具は転写テープを収容し転写層を所望部分に転写するために使用されるものである。該隠蔽手段は、少なくとも、転写層が転写された所望部分を覆う。所望部分に転写された転写層の偏光フィルムの偏光透過方向と該隠蔽手段の偏光透過方向とが実質的に直交するように該隠蔽手段が使用された場合に、所望部分が実質的に目視不能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は学習用隠蔽器具に関し、対象物に表示された内容のうちの所望の部分を暗記学習等の目的で一時的に隠蔽するための器具に関する。
教科書、参考書等に記載されている内容のうちの特定部分を暗記する学習において、学習能率を増進させるためにその特定部分を一時的に隠蔽する学習用具は従来から知られている。
例えば、特開平09−179483号公報においては、印刷紙面の表示部分の内、特定表示部分に補色対の一方の色を転写する転写具と、前記特定表示部分を目視不能に暗転した地色に混同させる補色対の他方の色を有する透視可能で着色されたチェックシートとを組とする学習用具が開示されている。かかる技術的手段によれば、印刷紙面の重要な特定表示部分に転写具により補色対の一方の色を転写して、該特定表示部分を自由に選択することができ、また、補色対の一方の色が転写(着色)された特定表示部分にチェックシートを重ねることで、当該特定表示部分は暗転した地色に混同されて目視不能に隠蔽される。上記特開平09−179483号公報においては、上記転写具が、補色対の一方の色を液式にて印刷紙面に転写する塗布転写式であること、及び補色対の一方の色をテープ式にて印刷紙面に転写するテープ転写式であることが開示されている。
上記先行技術においては、特定表示部分を隠蔽するために補色対が利用される。例えば、該特定表示部分に赤色を転写する転写具及び透視可能で緑色に着色されたチェックシートの組み合わせや、緑色を転写する転写具及び赤色のチェックシートの組み合わせが一般的に使用される。しかしながら、近年、カラー印刷された紙面を有する教科書、参考書等が数多く出版されており、これらの印刷物に対して上記のような従来の暗記用学習用具を利用しようとしても、例えば、赤色又は緑色に近い色で印刷された表示部分については暗記学習を行うことができない等の問題があった。
また、暗記学習時の隠蔽効果を高めるため、転写具によって転写されるインク又はテープとしては比較的濃い色のものが使用される。従って、これらのインクまたはテープが転写された印刷物は、通常、比較的汚れた印象を与えるものとなってしまう上、暗記学習時以外の読書時に、該特定部分が視認しづらくなる可能性もあった。また、そのような濃い色が転写された部分は必要以上に目立ってしまう。このため、転写箇所が多い場合には、学習中にユーザ(学習者)が周囲の目を気にしてしまうことにより、学習の能率が低下する可能性や、本来転写すべき箇所への転写を躊躇しがちになる可能性もあった。
同様に、暗記学習時の隠蔽効果を高めるため、チェックシートとしても比較的濃い色のものが使用される。暗記学習時においては、教科書等の紙面に表示された内容をそのようなチェックシートで覆う必要があるため、暗記対象部分以外の記載内容までもが視認しづらくなってしまうという問題もあった。
また、ある表示部分及びそれとは別の表示部分について、それぞれ異なる色で転写を行うことを意図する場合には、異なる補色関係を有する転写具とチェックシートとの組を複数用意しなければならなかった。
一方、実開平07−019757号公報においては、ロール状のテープであり、該ロール方向と平行に偏光透過軸を、且つ、該ロール方向と直交して偏光吸収軸を持ち、さらに書面上に設置可能となる粘着層を有する学習用偏光フィルムテープと、ロール方向と平行に偏光吸収軸を持ち、ロール方向と直交して偏光透過軸を持つ学習用偏光フィルムテープとの組み合わせからなる学習用偏光フィルムテープセットが開示されており、かかる技術的手段により、複数の箇所の選択的な隠蔽および透視が同時に可能となり、学習効果を一段と向上させうる学習用具を提供することが可能となるとされている。
しかしながら、上記技術においては、暗記学習対象箇所の長さの見当をつけ、その長さに相当する分だけテープを切り取り、さらに切り取ったテープを該学習対象箇所に貼り付ける、という一連の作業が必要とされる上、テープを取り扱う際に両手を使用する必要もあるため、暗記学習の準備の際の作業効率が大変悪く、結果として学習能率を低下させ得るという問題があった。
また、上記技術においては、テープを転写した箇所を隠蔽するために偏光シートを併用する必要がある。従って、様々な印刷物に合わせた様々な大きさの偏光シートを複数用意しておかなければ、紙面全体を覆うことができない場合が生じてしまう。紙面全体を覆うことができなければ、暗記すべき事項の一部が視認できてしまうことがあるため、効果的な学習が行えない可能性があった。
特開平09−179483号公報 実開平07−019757号公報
従って、カラー印刷された印刷物に対しても使用可能であり、学習対象部分を極端に目立たせることがなく、学習対象部分を隠蔽した際にそれ以外の表示内容が容易に視認でき、異なる箇所に異なる色を転写することが可能であり、転写作業を簡単に行うことができ、さらに様々な大きさの学習対象物に対応可能であるような、学習用の隠蔽器具が必要とされている。
本発明は、上述した課題を解決するための新しい構成の学習用隠蔽器具を提供する。
本発明の一態様によれば、学習対象物に表示された内容のうちの第1の所望部分を一時的に隠蔽するための学習用隠蔽器具が提供される。該学習用隠蔽器具は、第1の転写手段及び隠蔽手段からなる。該第1の転写手段は第1の転写テープと第1の転写具とからなり、第1の転写テープはフィルム状基材と該フィルム状基材の片面に設けられた第1の転写層とからなり、第1の転写層は第1の偏光フィルムと該第1の偏光フィルムの表面に設けられた感圧接着層とからなり、第1の転写具は第1の転写テープを収容し第1の転写層を第1の所望部分に転写するために使用されるものである。該隠蔽手段は、少なくとも、第1の転写層が転写された第1の所望部分を覆う。第1の所望部分に転写された第1の転写層の第1の偏光フィルムの偏光透過方向と該隠蔽手段の偏光透過方向とが実質的に直交するように該隠蔽手段が使用された場合に、第1の所望部分が実質的に目視不能となる。
本発明の他の態様によれば、上記の学習用隠蔽器具において、第2の転写テープと第2の転写具とからなる第2の転写手段をさらに含む学習用隠蔽器具が提供される。該第2の転写手段は第2の転写テープと第2の転写具とからなり、第2の転写テープはフィルム状基材と該フィルム状基材の片面に設けられた第2の転写層とからなり、第2の転写層は第2の偏光フィルムと該第2の偏光フィルムの表面に設けられた感圧接着層とからなり、第2の偏光フィルムの偏光透過方向は該第1の偏光フィルムの偏光透過方向と実質的に直交し、第2の転写具は第2の転写テープを収容し第2の転写層を第1の所望部分と異なる第2の所望部分に転写するために使用される。そして第1の転写層が転写された第1の所望部分と第2の転写層が転写された第2の所望部分とを覆うように前記隠蔽手段が使用された場合において、第1の所望部分に転写された第1の転写層の第1の偏光フィルムの偏光透過方向と該隠蔽手段の偏光透過方向とが実質的に直交するように該隠蔽手段が使用された場合には、第1の所望部分が実質的に目視不能となるとともに第2の所望部分が実質的に目視可能となる一方、第2の所望部分に転写された第2の転写層の第2の偏光フィルムの偏光透過方向と該隠蔽手段の偏光透過方向とが実質的に直交するように該隠蔽手段が使用された場合には、第2の所望部分が実質的に目視不能となるとともに第1の所望部分が実質的に目視可能となる。
また、本発明の他の態様によれば、上記の学習用隠蔽器具において、該隠蔽手段が偏光フィルムからなるシートである学習用隠蔽器具が提供される。
さらに、本発明の他の態様によれば、上記の学習用隠蔽器具において、該隠蔽手段が偏光性を有する眼鏡である学習用隠蔽器具が提供される。
本発明により、従来技術と比較して暗記学習の準備作業を容易に行うことができ、且つ暗記学習の学習効果を高めることのできる、新しい構成の学習用隠蔽器具を提供することが可能となる。
本発明の学習用隠蔽器具の一態様を図1A及びBに示す。図1Aに示すのは転写手段100であり、内部には偏光性を有する転写テープ110が格納されている。転写テープ110は、フィルム状基材112と、フィルム状基材112の片面に設けられた偏光フィルム及び偏光フィルムの表面に設けられた感圧接着層を含む転写層111とからなる。103は転写テープ110用の巻出しリールであって、104はフィルム状基材112用の巻取りリールである。転写テープ110が巻かれた巻出しリール103及びフィルム状基材が巻き取られた巻取りリール104については、例えば、転写具(転写手段100の本体)101に対する自由な取り付け及び取り外しが可能であるようなカセット内部に収容するなど、当業者にとって周知である様々な構成を採用することができる。転写具101の内部には転写テープ110用の巻出し側ギヤ105とフィルム状基材112用の巻取り側ギヤ107が噛合状態で取付けられており、巻出しリール103および巻取りリール104は、それぞれ巻出し側ギヤ105の軸106および巻取り側ギヤ107の軸108に取付けられる。巻出しリール103から巻き出された転写テープ110を、押圧部材102を介して対象物上に押圧して転写層111を転写した後、残ったフィルム状基材112はピン109を介して巻取りリール104に巻取られる。フィルム状基材112としては、プラスチックフィルムや紙などを使用することができる。フィルム状基材の両面又は片面には、偏光フィルムとの剥離を容易にしたり、感圧接着層との接着を防止したりするために離型剤を塗布してもよい。
実際に転写層111を教科書等の内容のうちの所望部分に転写する際には、押圧部材102の先端部分によって転写テープ110を所望部分に接触させ、押圧しながら所望部分に沿って動かすことにより、転写層111が感圧接着層によって所望部分に接着される。巻出しリール103の回転に伴うギヤ105の回転に連動して、ギヤ105と噛合しているギヤ107もまた回転するため、巻取りリール104が回転する。転写層111が転写されるとともに、フィルム状基材112は転写層111と分離して転写具101内部へと導かれ、巻取りリール104に巻取られる。所望部分への転写層の転写が完了した後に転写具101を持ちあげると、転写された転写層111のみが切断されて所望部分上に接着されたまま残る。感圧接着層の接着力、転写層111の厚さ、押圧部材102の形状等の諸条件を適宜設計することにより、例えば、転写層111の転写完了後に押圧部材102を教科書等に対して軽く押し付けてから持ち上げることで切断が可能となるなど、用途に応じた最適な切断機能を有する転写手段100が得られる。転写具101としては、図1Aに示す形状のもののほか、より細身のペン形状のものなど、用途に応じて様々な形状を有するものが適用でき、また、転写テープ110を収容し且つ転写層111を外部に繰り出す転写具101の内部構造についても、当業者にとって周知の様々な構造を採用することができる。さらに、偏光フィルムについても、用途に応じた様々な幅や厚さを有するものが適用できることは明らかであろう。
図1Bに示すのは、偏光フィルムからなるシートとして構成された本発明の隠蔽手段120である。隠蔽手段120は転写手段100と組み合わせて使用される。隠蔽手段120は、例えば図1Bに示す矢印方向(縦方向)の偏光透過軸を有している。図1Aの転写層111が図1Aに示す矢印方向(横方向)の偏光透過軸を有する場合、転写層111を転写した部分を隠蔽手段120によって覆い、転写層111の偏光透過方向と隠蔽手段120の偏光透過方向とが実質的に直交するような向きで隠蔽手段120を使用することにより、転写層111を転写した部分の表示内容のみが隠蔽される。また、上記の状態から隠蔽手段120の向きを多少ずらすことにより、該表示内容が視認可能となる。従って、本発明の学習用隠蔽器具を構成する、図1A及び図1Bに示す転写手段100と隠蔽手段120との組み合わせは、暗記学習等に使用することができる。
本発明に係る転写層の色と隠蔽手段の色との間には、既に述べた特開平09−179483号公報に開示された技術的手段において必要とされるような補色の関係は不要である。従って、着色の度合いの弱い転写層及び隠蔽手段を利用することが可能であるので、本発明の学習用隠蔽器具は、カラー印刷された印刷物に対する使用により適しており、かつ、学習対象部分を隠蔽した際にそれ以外の表示内容が容易に視認できる。また、通常の読書時に、転写層が転写された部分が極端に目立ってしまうことも避けられる。さらに、様々な色の転写層を使用して、異なる箇所に好みの色の転写層を転写することも可能となる。そのような場合であっても、図1Bの隠蔽手段120のような1つの隠蔽手段のみで全ての箇所の隠蔽が可能であるので有利である。
また、本発明によれば、偏光性を有する転写層は転写手段を用いることにより所望の部分に簡便に転写できるため、既に述べた実開平07−019757号公報に開示された技術的手段と比較して、転写作業に要する労力や時間を遥かに節約可能であり、学習能率の向上が期待できる。
本発明の学習用隠蔽器具の別の一態様を図2A及びBに示す。図2の実施例においては、図1Aに示した転写手段100と同様の構成の2種類の転写手段200及び210(図2A)と1つの隠蔽手段220(図2B)とが使用される。転写手段200の転写具(本体)201内に収容されている転写テープの転写層202は、図2Aの矢印方向(横方向)の偏光透過軸を有し、転写手段210の転写具211内に収容されている転写テープの転写層212は、図の矢印方向(縦方向)の偏光透過軸を有している。
図2Aに示すように、教科書等の紙面230に記載された内容のうち、第1の所望部分に転写層202を転写し、第2の所望部分に転写層212を転写した場合、図2Bに示すように、隠蔽手段220を用いて第1の所望部分と第2の所望部分とを覆い、転写層202の偏光透過方向と隠蔽手段220の偏光透過方向とが実質的に直交するように隠蔽手段220を使用すれば、図示するように、第1の所望部分のみが隠蔽される。また、転写層212の偏光透過方向と隠蔽手段220の偏光透過方向とが実質的に直交するように隠蔽手段220を使用すれば、第2の所望部分のみが隠蔽される(図示せず)。また、隠蔽手段220の偏光透過方向が転写層202及び212のいずれの偏光透過方向とも実質的に直交しないように隠蔽手段220の向きをずらすことで、第1及び第2の所望部分の表示内容をともに視認することが可能となる。このように、2種類の転写層を同時に使用する場合において2種類の隠蔽手段を使い分ける必要がないため、特開平09−179483号公報の技術的手段と比較して有利である。また、隠蔽手段として、それぞれの偏光透過方向が直交するような2種類の偏光フィルムからなる1枚のシートを使用することもできる。なお、図2に示すような、2種類の異なる転写層を転写する2種類の転写手段を使用する構成以外に、例えば、1つの転写具の内部に偏光透過方向が直交する2種類の転写テープを収容し、転写具の一方の端部から一方の転写テープの転写層を転写でき、且つ、転写具の他方の端部から他方の転写テープの転写層を転写できるようにしたような構成とすることもできる。このような構成を用いれば、1つの転写手段が図2Aに示す2つの転写手段と同等の機能を持つため有利である。
本発明の学習用隠蔽器具の別の一態様は、図1Aと同様の構成の転写手段と、図3に示すような偏光性を有する眼鏡型の隠蔽手段300とからなる。隠蔽手段300は、例えば、2枚の透明な板によって偏光フィルムを両側から挟んだ構成の、偏光性を有するレンズ301を含む。但し、隠蔽手段300は偏光透過性を有する眼鏡状の構成を有していればよいので、そのレンズとしては上記の構成以外にも様々なものが適用可能である。
ユーザ(学習者)は、転写手段を使用して、教科書等の所望部分に転写層を転写した後、隠蔽手段300を着用して暗記学習等を行う。転写手段によって転写された転写層の偏光透過方向と着用したレンズ301の偏光透過方向とが実質的に直交するような向きで教科書等を眺めることにより、ユーザの目から見て、転写層が転写された部分のみが実質的に目視不能となる。本態様の学習用隠蔽器具を使用することにより、常に教科書等の紙面全体を従来技術のチェックシート又は偏光シートで覆っているのと同等の効果が得られる。従って、様々な印刷物に合わせた大きさの偏光シートを複数用意する必要がないので、特開平09−179483号公報あるいは実開平07−019757号公報の手法と比較して、より効果的な学習を行うことができる。
なお、当業者に理解できるように、本発明の隠蔽器具は、教科書等のような紙からなる対象物に記載された内容を一時的に隠蔽するために有効であるばかりでなく、紙以外のさまざまな材料からなる対象物に表示された内容を一時的に隠蔽するためにも有効である。
以上、本発明の原理について記述してきたが、当業者であれば、上記の記載は単なる例示であり、本発明の範囲を限定するものではないことを理解できるであろう。本明細書において示し、記述した例示的な実施態様の他にも、他の様々な実施態様が本発明の範囲内に包含される。本発明に対する当業者による適宜の修正もしくは代用は、本発明の範囲内にあると見なされるものである。
本発明の学習用隠蔽器具の一態様を示す図である。 本発明の学習用隠蔽器具の別の一態様を示す図である。 本発明の学習用隠蔽器具を構成する隠蔽手段の一態様を示す図である。
符号の説明
100 転写手段
101 転写具
102 押圧部材
103 巻出しリール
104 巻取りリール
105 巻出し側ギヤ
106 巻出し側ギヤの軸
107 巻取り側ギヤ
108 巻取り側ギヤの軸
109 ピン
110 転写テープ
111 転写層
112 フィルム状基材
120 隠蔽手段
200 転写手段
201 転写具
202 転写層
210 転写手段
211 転写具
212 転写層
220 隠蔽手段
230 紙面
300 隠蔽手段
301 レンズ

Claims (4)

  1. 学習対象物に表示された内容のうちの第1の所望部分を一時的に隠蔽するための学習用隠蔽器具において、
    第1の転写テープと第1の転写具とからなる第1の転写手段であって、前記第1の転写テープはフィルム状基材と前記フィルム状基材の片面に設けられた第1の転写層とからなり、前記第1の転写層は第1の偏光フィルムと前記第1の偏光フィルムの表面に設けられた感圧接着層とからなり、前記第1の転写具は前記第1の転写テープを収容し前記第1の転写層を前記第1の所望部分に転写する、第1の転写手段と、
    前記第1の転写層が転写された前記第1の所望部分を少なくとも覆うための、偏光性を有する隠蔽手段とからなり、
    前記第1の所望部分に転写された前記第1の転写層の前記第1の偏光フィルムの偏光透過方向と前記隠蔽手段の偏光透過方向とが実質的に直交するように前記隠蔽手段が使用された場合に、前記第1の所望部分が実質的に目視不能となる学習用隠蔽器具。
  2. 請求項1に記載の学習用隠蔽器具において、さらに、
    第2の転写テープと第2の転写具とからなる第2の転写手段であって、前記第2の転写テープはフィルム状基材と前記フィルム状基材の片面に設けられた第2の転写層とからなり、前記第2の転写層は第2の偏光フィルムと前記第2の偏光フィルムの表面に設けられた感圧接着層とからなり、前記第2の偏光フィルムの偏光透過方向は前記第1の偏光フィルムの偏光透過方向と実質的に直交し、前記第2の転写具は前記第2の転写テープを収容し、前記第2の転写層を前記第1の所望部分と異なる第2の所望部分に転写する、第2の転写手段とからなり、
    前記第1の転写層が転写された前記第1の所望部分と前記第2の転写層が転写された前記第2の所望部分とを覆うように前記隠蔽手段が使用された場合において、
    前記第1の所望部分に転写された前記第1の転写層の前記第1の偏光フィルムの偏光透過方向と前記隠蔽手段の偏光透過方向とが実質的に直交するように前記隠蔽手段が使用された場合には前記第1の所望部分が実質的に目視不能となり、
    前記第2の所望部分に転写された前記第2の転写層の前記第2の偏光フィルムの偏光透過方向と前記隠蔽手段の偏光透過方向とが実質的に直交するように前記隠蔽手段が使用された場合には前記第2の所望部分が実質的に目視不能となる学習用隠蔽器具。
  3. 請求項1または2に記載の学習用隠蔽器具において、前記隠蔽手段が偏光フィルムからなるシートである学習用隠蔽器具。
  4. 請求項1に記載の学習用隠蔽器具において、前記隠蔽手段が偏光性を有する眼鏡である学習用隠蔽器具。
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