JPH06268878A - 親展書類包装用紙 - Google Patents

親展書類包装用紙

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JPH06268878A
JPH06268878A JP8016893A JP8016893A JPH06268878A JP H06268878 A JPH06268878 A JP H06268878A JP 8016893 A JP8016893 A JP 8016893A JP 8016893 A JP8016893 A JP 8016893A JP H06268878 A JPH06268878 A JP H06268878A
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JP
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confidential
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paper
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JP8016893A
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English (en)
Inventor
Masahiro Iwai
征博 磐井
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 親展書類を包装した状態で出力しても、その
機密性を保持できる親展書類包装用紙を提供する。 【構成】 表面に用いる親展書類包装用紙1には、包装
された親展書類の一部を見ることができる透過性のある
窓部2が設けられている。窓部2以外の部分は模様部3
となる。この模様部3には、不規則的なパターンによる
模様、あるいは、規則的なパターンが所定の密度で配置
された模様が施されている。この模様により、親展書類
上の文字や画像パターンが荒らされ、視認性を低下さ
せ、機密性を保持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、親展書類を包装して出
力する機能を有するファクシミリ装置において、親展書
類を包装する親展書類包装用紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリ装置において
は、通常、受信情報は、そのまま用紙に記録されて出力
されるので、誰でも受信情報を知ることができる。親展
機能を有するファクシミリ装置も開発されている。この
親展機能は、特定の人にのみ受信情報を得ることができ
るようにした機能である。例えば、入力側の暗証情報と
受信側の暗証情報とが一致したときのみ通信内容を記録
紙で出力できるように構成することにより、親展情報の
秘密を守る方法が開発されている。親展情報を受信した
場合には、受信したことを示す発光ダイオードを点灯さ
せている。しかし、発光ダイオードが小型であると、そ
の点灯が見逃されやすいという問題があった。また、ブ
ザーを吹鳴させることも考えられているが、常時鳴らし
続けることはできないので、受信者が不在の場合は無意
味であるという問題点があった。また、例えば、特開平
4−79674号公報には、親展通信が受信されている
か否かを、受信者が指示することにより表示される方式
が記載されている。しかし、この方式では、メモリ内に
蓄えてある親展情報を記録紙に出力するための一連の操
作を行なわなければならず、受信者側の工数が増えると
いう問題点があった。
【0003】このような問題から、親展情報を記録紙に
記録し、包装した状態で出力することにより、受信者に
知らせる方法が開発されている。例えば、特開昭63−
67072号公報には、親展文書を受信した場合には、
受信情報を記録した記録紙を用意された窓あき封筒内に
自動的に収容する方法が記載されている。また、特開昭
58−142664号公報には、記録紙に糊を付けてお
き、親展文書をそのまま重ねて貼り合わせることによ
り、受信情報が外側に出ないよう封入する技術が記載さ
れている。さらに、特開平2−158269号公報に
は、封筒用紙の上に記録紙を重ね、2つ折りにして封筒
用紙内に記録紙を封入する技術が記載されている。記録
紙に糊を付けておく技術においては、記録紙がコスト高
となる欠点がある。また、窓あき封筒や、封筒用紙を用
いる技術においても、そこで使用される封筒の用紙の種
類や印刷する塗料の特性によっては、封筒の用紙を透過
して中の情報が見えてしまい、機密性を保持できないと
いう問題点がある。上述の文献等では、封筒の用紙に関
しては何等考えられていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、親展書類を包装した状態で
出力しても、その機密性を保持できる親展書類包装用紙
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載の発明においては、出力装置の親展書類を包装する親
展書類包装用紙において、不規則な模様が施され、該模
様により親展書類が隠蔽されることを特徴とするもので
ある。
【0006】また、請求項2に記載の発明においては、
出力装置の親展書類を包装する親展書類包装用紙におい
て、所定個数の模様が面積率20乃至80パーセントと
なるように施され、該模様により親展書類が隠蔽される
ことを特徴とするものである。
【0007】さらに、請求項3に記載の発明において
は、請求項1または2に記載の親展書類包装用紙におい
て、親展書類の一部を見ることができる透過性のある透
過部分を有することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、親展書類包装用紙に不規則な
模様を施すことによって、または、所定個数の模様を面
積率20乃至80パーセントとなるように施すことによ
って、親展書類に記録されている文字や画像イメージが
この親展書類包装用紙を透過した状態であっても、この
親展書類包装用紙に施された模様を通して見ることにな
るので、文字や画像イメージが荒らされた状態で視覚に
入ってくることになる。これは、親展書類包装用紙に施
された模様のイメージが、中の文字/画像イメージと重
なり合うためであり、また、模様が施されている部分と
施されていない部分の透過率の差によるものである。そ
のため、親展書類包装用紙に施された模様によって、親
展書類の文字や画像イメージを視認できなくなり、機密
性を保持することができる。
【0009】また、このような親展書類包装用紙に、親
展書類の一部を見ることができる透過性のある透過部分
を設けることにより、親展書類のあて先等を表示するこ
とが可能となる。
【0010】この透過部分を設けた親展書類包装用紙を
親展書類の表面に用い、また、裏面にも透過部分のない
親展書類包装用紙を用いることにより、親展書類が包装
された状態において、親展書類の表面と裏面の両方に模
様があることになるため、発光体などにかざして透過さ
せたとしても、二重のパターンが中の文字や画像イメー
ジを荒らし、さらに機密性を保持することができる。
【0011】
【実施例】図1,図2は、本発明の親展書類包装用紙の
一実施例の説明図である。図1は、親展書類の表面の包
装に用いる親展書類包装用紙を示し、図2は、親展書類
の裏面の包装に用いる親展書類包装用紙を示している。
図中、1は親展書類包装用紙、2は窓部、3は模様部、
4は切断用マークである。表面に用いる親展書類包装用
紙1には、親展書類の一部を見ることができる透過性の
ある窓部2が設けられている。この窓部2は、親展書類
が包装された状態において、包装される書類の1枚目に
受信者の宛先が記入されるため、その記入された宛先の
表示が確認できるようにするために設けられる。窓部2
は、親展書類のあて先が記録される予め決められた位置
に配置される。この例では、記録紙の上部中央に配置さ
れている。窓部2以外の部分は模様部3となる。この模
様部3に、後述する種々の模様が施され、機密性を保持
することができるようになる。
【0012】図1に示した親展書類包装用紙1の左上に
は、切断用マーク4が設けられている。自動封緘装置に
よっては、図1に示したような形式の親展書類包装用紙
1が連続してロール状になったものを用い、適宜切断し
て親展書類の包装に用いるものがある。この切断用マー
ク4は、自動封緘装置において1枚の包装用紙を切断す
る際のタイミングマークとなるものである。切断用マー
ク4は、窓部2と同様、透過性のある部分として構成さ
れているが、切り欠きで構成したり、反射マークで構成
することもできる。また、マークをつける位置も、自動
封緘装置との関係で決めればよい。もちろん、このよう
な方式の自動封緘装置を用いない場合には、この切断用
マーク4は不要である。
【0013】このほか、親展書類包装用紙1には、種々
の表示を行なうことができる。例えば、左上に表示して
ある「親展」や、中央右側に表示してある「開け口」な
どを必要に応じて配すことができる。このほかにも、中
央下の会社名や、その他、必要な表示を行なうことがで
きる。もちろん、このような表示はなくてもよい。
【0014】親展書類の裏面においては、表面の窓部2
等は不要である。そのため、図2に示すように、全面が
模様部3となった親展書類包装用紙1を使えばよい。模
様部3に施す模様は、表面に用いた模様と同じ模様を用
いればよい。もちろん、違った模様であってもかまわな
い。裏面では、記録紙の裏から透かして記録情報を見る
ことになるため、表面のような機密性を保持するための
模様等は不要な場合もある。そのような場合には、模様
部3に一様な色の印刷をする程度の包装用紙でもよい。
【0015】図1に示した表面用の親展書類包装用紙
と、図2に示した裏面用の親展書類包装用紙の2枚で、
親展書類を挟んで包装する。これにより、包装された親
展書類を発光体にかざして透過しようとしても、表と裏
の二重になった模様のパターンが親展書類の文字や画像
イメージを荒らし、より視認性を低くすることができ、
機密保持に有効である。
【0016】図1,図2では、表面用と裏面用の親展書
類包装用紙を別々に示したが、自動封緘装置に応じて、
1枚の親展書類包装用紙を用いて、表面から裏面まで包
装するようにしてもよい。
【0017】親展書類包装用紙の材料としては、延伸ポ
リプロピレン(以下、OPPと略す)を使用することが
できる。もちろん、このほかの透明材料でもよい。ま
た、窓部のみ透明材料を用い、模様部に不透明材料を用
いることも可能である。例えば、窓部にOPPを用いた
紙を材料とすることもできる。OPP等の合成樹脂を用
いた場合には、表面と裏面の包装用紙の貼り合わせは、
熱融着によるのがよい。
【0018】親展書類包装用紙に模様を施す方法として
は、例えば、凹版(グラビア)方式による印刷を用いる
ことができる。もちろん、他の印刷方法でもよい。印刷
する面は、親展書類包装用紙の表面でも、裏面でもよ
い。また、印刷面を中間層とするように、貼り合わせた
構造とすることもできる。さらに、親展書類包装用紙の
材料に模様となり得る材料を混入し、形成してもよい。
【0019】印刷により模様を施す場合には、2色印刷
が有効である。例えば、親展書類包装用紙の表面に印刷
する場合には、まず、下地色の印刷をかけた上に、模様
となる版の印刷を行なえばよい。このように、版を重ね
て印刷することにより、透過率も低くなるので、機密性
の保持に有効である。
【0020】また、下地の色だけが印刷されている部分
と、下地色の上に2版目の色が印刷されている部分の透
過率の差があればあるほど、親展書類の文字や画像イメ
ージが荒らされ、機密保持性が高くなる。すなわち、パ
ターンとなる模様の中で、いくつかの透過率の違った部
分が存在し、その透過率の差が大きくなるような印刷色
が有効である。例えば、印刷色の特性としてホワイト、
ブラック、もしくはそれらが混合された色が有効であ
る。しかし、これらの色では、審美性に乏しいので、例
えば、下地の色としてホワイトを用い、模様の色として
ライトパープルブルー等の藤色系統の色を用いることが
できる。下地の色にホワイトを使用しているのも透過率
を低くするためである。これらの色については、視認性
等を考慮して、適宜変更可能である。
【0021】さらに透過率を下げるのであれば、銀等を
塗料に混ぜることによって、0%まで透過率を下げるこ
とは可能である。しかし、自動封緘装置の機構上、銀の
塗装が不可能であったり、また、コストや他の要因で不
可能な場合がある。このような場合に、本発明のような
模様を施された親展書類包装用紙を用いることにより、
機密性を保証することができる。
【0022】具体的な寸法としては、例えばA4サイズ
用の親展書類包装用紙1は、縦317mm、横230m
m、表面用に配置する窓部2の大きさは、縦104m
m、横190mm、窓部2の上下方向の位置は、窓部2
の中心が親展書類包装用紙1の中心から上へ78.5m
mの位置とすることができる。
【0023】図3は、本発明の親展書類包装用紙に施す
模様の第1の具体例の説明図である。この第1の具体例
では、模様部に砂目模様を用いている。図4は、図3で
用いた砂目模様の400%拡大図である。このような不
規則な砂目模様により、親展書類が包装された状態にお
いても、親展書類上の文字や画像イメージが荒れ、視認
性を低くすることができる。これは、親展書類上の文字
や画像イメージと、砂目模様のイメージが重なった状態
で見えるためである。
【0024】図3に示した親展書類包装用紙は、例え
ば、材料としてOPPを用い、模様部には下地色のホワ
イトを印刷した上に、図4に拡大されているような砂目
模様の入った版により、青めの藤色により印刷すること
により得られる。
【0025】図3には、表面用の親展書類包装用紙を示
しているが、裏面用の親展書類包装用紙についても、同
様の模様を施すことができる。表面用と裏面用の親展書
類包装用紙を用い、この2枚で親展書類を挟んで包装す
ることにより、これを発光体にかざして透過しようとし
ても、二重になった砂目模様のパターンにより、視認性
を低くすることができ、機密保持には有効である。
【0026】図3,図4においては、砂目模様を使用し
ているが、他のパターンを使用しても視認性を低くする
ことは可能である。図5は、本発明の親展書類包装用紙
に施す模様の第2の具体例における400%拡大図、図
6は、本発明の親展書類包装用紙に施す模様の第3の具
体例における400%拡大図である。図3,図4に示す
ような砂目模様のほか、図5に示すような木目模様や、
図6に示すようなその他の不規則的な模様であっても、
親展書類の視認性を低くすることができる。
【0027】このように、図3,図4に示す砂目模様
や、図5に示す木目模様、図6に示す模様等、不規則な
パターンほど、比較的、視認性を低くすることができ、
規則的なパターンほど視認性が高くなる傾向にある。
【0028】また、このような不規則なパターンを用い
た場合、ロール状の親展書類包装用紙を用いるときに有
効である。裏面に用いる親展書類包装用紙では、窓部な
ど、位置決めしなければならない要素はないので、自動
封緘装置が用紙を切断する際には、どこで切断してもよ
いはずである。しかし、OPPに印刷を施した親展書類
包装用紙では、印刷の際のむら等により、縦に連続した
模様は版の切れ目で微妙にずれたり、色が微妙に合わな
くなり、版の切れ目が目立ってしまう。そのため、裏面
用の親展書類包装用紙においても、位置決め等を行なわ
なければならない。しかし、上述のような不規則な模様
を用いた場合、版の切れ目が分からなくなり、裏面にお
いては位置決め等の機構を不要とすることができる。
【0029】図7,図8は、親展書類包装用紙に施す模
様の密度に違いによる視認性の変化の説明図である。親
展書類包装用紙を通した親展書類の視認性は、パターン
の種類によって変化するとともに、用いる模様の密度に
よっても変化する。図7では、模様となる図形を黒丸と
し、1文字の寸法の中に配置される黒丸の個数を変化さ
せた場合を示している。図7(A)では、文字「秘」の
高さ、幅に対して、2個の黒丸を配置している。図7
(B)では3個、図7(C)では9個、図7(D)では
10個、図7(E)では18個の黒丸を配置している。
これらの図からも分かるように、図7(A)のように、
荒い模様では文字が視認されてしまうが、反対に、図7
(D)や図7(E)のように、細かすぎても、文字が視
認されてしまう。このように、文字の寸法の中に、3個
乃至9個の範囲で視認性を低下させる効果が大きいとい
える。この現象は、白黒を反転した図8のような模様に
ついても同様の効果が確認できる。
【0030】ここで、2.54cm(1インチ)幅の中
にある図形の個数をnとし、n個の図形が全体のm%の
割合で入っているとき、n線m%と呼ぶことにする。例
えば、2.54cm幅の中に3個の図形があり、全体の
20%の割合で入っている場合、3線20%となる。一
般的な文書に使用される文字の寸法は、9乃至18ポイ
ント程度である。この大きさの文字に対して効果が現れ
る模様は、12乃至32線の20乃至80%程度であ
る。このように、模様として用いるパターンの割合等に
より、視認性が変化するので、これらを考慮したパター
ンの種類、割合を選択する必要がある。
【0031】また、適当な割合のパターンを用いること
により、図3乃至図6に示したような不規則性の模様で
なく、規則性のある模様であっても、ある程度、視認性
を低下させることができる。以下、規則的な模様の例を
いくつか示す。
【0032】図9は、本発明の親展書類包装用紙に施す
模様の第4の具体例の説明図、図12は図9の模様の4
00%拡大図である。この第4の具体例では、図8で示
したような丸い網点で構成されている。図12の例で
は、約20線40%程度の模様を示している。このよう
な規則的なパターンであっても、網点の大きさによって
は、親展書類上の文字や画像イメージを荒らすことがで
き、機密保持性を高くすることが可能である。
【0033】図10は、本発明の親展書類包装用紙に施
す模様の第5の具体例の説明図、図13は図10の模様
の400%拡大図である。この第5の具体例では、網点
とベタ面のストライプで構成されている。このような模
様においても、網点の部分とベタ面の部分の間隔によっ
ては、親展書類状の文字や画像イメージを荒らすことが
できる。さらに、図13に示すように、網点の部分は細
かな点で構成することにより、大きな文字は、ストライ
プにより荒らされ、細かな文字は網点により荒らされる
ので、親展書類上の種々の大きさの文字に対して適用す
ることができる。もちろん、横のストライプや、斜めの
ストライプでもよい。
【0034】図11は、本発明の親展書類包装用紙に施
す模様の第6の具体例の説明図、図14は図11の模様
の400%拡大図である。この第6の具体例では、模様
として服飾のパターンでよく使われるギンガムチェック
を使用している。このギンガムチェックの模様では、格
子状に整ったラインの組み合わせでありながら、模様と
なっているラインの重なりで構成されているため、親展
書類上の文字や画像イメージを荒らす効果を有してい
る。また、図14に示すように、各格子状のラインは、
細かな模様により構成されており、更に細かな文字や画
像イメージを荒らす効果が向上している。模様として
は、縦横のチェックに限らず、傾けたパターンであって
もよい。
【0035】上述した3つの例に限らず、種々の模様を
親展書類包装用紙に施すことができる。このように、親
展書類包装用紙に施す模様として、規則的なパターンを
用いた場合でも、パターンの個数と密度を調節すること
により、機密性を高めることが可能である。もちろん、
不規則なパターンを用い、密度を調節することにより、
さらに機密性を高めた模様とすることができる。
【0036】本発明の親展書類包装用紙は、上述のよう
なファクシミリの親展機能に使用するほか、複写機で複
写した親展書類や、プリンタで記録した親展書類を自動
封緘し、メールとして使用することも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の親展書類包装用紙材によれば、親展書類に記録されて
いる文字や画像イメージが、親展書類包装用紙を透過し
た状態にあっても、親展書類包装用紙に施されている模
様を通して見ることにより、文字や画像イメージが荒ら
された状態で視覚に入ってくる。これにより、視認性は
低くなり、親展書類の機密保持性を向上させることがで
きる。
【0038】また、親展書類が包装された状態におい
て、表面と裏面の両方に模様を施した親展書類包装用紙
を用いることにより、発光体などにかざして透過させた
としても、二重のパターンが親展書類上の文字や画像イ
メージを荒らし、視認性を低くすることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の親展書類包装用紙の一実施例の説明
図である。
【図2】 本発明の親展書類包装用紙の一実施例の説明
図である。
【図3】 本発明の親展書類包装用紙に施す模様の第1
の具体例の説明図である。
【図4】 本発明の親展書類包装用紙に施す模様の第1
の具体例における400%拡大図である。
【図5】 本発明の親展書類包装用紙に施す模様の第2
の具体例における400%拡大図である。
【図6】 本発明の親展書類包装用紙に施す模様の第3
の具体例における400%拡大図である。
【図7】 親展書類包装用紙に施す模様の密度に違いに
よる視認性の変化の説明図である。
【図8】 親展書類包装用紙に施す模様の密度に違いに
よる視認性の変化の説明図である。
【図9】 本発明の親展書類包装用紙に施す模様の第4
の具体例の説明図である。
【図10】 本発明の親展書類包装用紙に施す模様の第
5の具体例の説明図である。
【図11】 本発明の親展書類包装用紙に施す模様の第
6の具体例の説明図である。
【図12】 図9の模様の400%拡大図である。
【図13】 図10の模様の400%拡大図である。
【図14】 図11の模様の400%拡大図である。
【符号の説明】
1 親展書類包装用紙、2 窓部、3 模様部、4 切
断用マーク。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力装置の親展書類を包装する親展書類
    包装用紙において、不規則な模様が施され、該模様によ
    り親展書類が隠蔽されることを特徴とする親展書類包装
    用紙。
  2. 【請求項2】 出力装置の親展書類を包装する親展書類
    包装用紙において、所定個数の模様が面積率20乃至8
    0パーセントとなるように施され、該模様により親展書
    類が隠蔽されることを特徴とする親展書類包装用紙。
  3. 【請求項3】 親展書類の一部を見ることができる透過
    性のある透過部分を有することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の親展書類包装用紙。
JP8016893A 1993-03-15 1993-03-15 親展書類包装用紙 Pending JPH06268878A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8016893A JPH06268878A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 親展書類包装用紙

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JP8016893A JPH06268878A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 親展書類包装用紙

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997009178A1 (en) * 1995-09-01 1997-03-13 Sc2 Co., Ltd. Security protection double paper for facsimile reception
DE19747225A1 (de) * 1997-10-25 1999-04-29 Franz Wernberger Fernkopiervorrichtung
CN1332859C (zh) * 2002-02-05 2007-08-22 雅斯拓股份有限公司 包装卡组件以及制造该组件的方法

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