JP2006051763A - 貴重品配送用シールセットとその使用方法及び貴重品配送システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】貴重品配送用シールセット10は、配送元の依頼主の控えとなり、第1の識別情報11aを有する控片11と、剥離の有無を確認可能であり、第1の識別情報11aと同一の第2の識別情報12aを有する封印シール12とを備え、配送伝票20は、配送物に貼付するものであり、必要事項を記入する記入欄21と、控片11の第1の識別情報11aを転記するための封印ナンバー記入欄22と、伝票番号などの伝票識別情報23とを備え、封印ナンバー記入欄22に第1の識別情報11aを転記し、伝票識別情報23と同一の確認情報が印字された受領確認ラベル30を控片11の裏面に貼付し、配送物に配送伝票20及び封印シール12を貼付して、配送物を配送する。
【選択図】図1
Description
請求項1の発明は、第1の識別情報(11a)を有する控片(11)と、前記控片(11)と綴じ合わされ、前記第1の識別情報(11a)と少なくとも一部が同一又は関連性のある第2の識別情報(12a)を有し、配送物に貼付される少なくとも1つの封印シール部(12)と、を備える貴重品配送用シールセットである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の貴重品配送用シールセットにおいて、前記封印シール部(12)は、剥離の有無が確認可能であること、を特徴とする貴重品配送用シールセットである。
請求項3の発明は、請求項2に記載の貴重品配送用シールセットにおいて、前記封印シール部(12)は、脆質層を有する脆質ラベル(12−1)、内部に切込み(12b)を有する切込みラベル(12−2)に代表されるセキュリティラベルであること、を特徴とする貴重品配送用シールセットである。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の貴重品配送用シールセット(10)を使用する貴重品配送用シールセットの使用方法において、前記貴重品配送用シールセット(10)は、貴重品を配送するための配送伝票とともに使用されるものであって、前記配送伝票(20)に前記第1の識別情報(11a)の少なくとも一部を形成し、前記配送物の所定の位置に前記配送伝票(20)及び前記封印シール部(12)を貼付して、その配送物を配送すること、を特徴とする貴重品配送用シールセットの使用方法である。
請求項5の発明は、請求項4に記載の貴重品配送用シールセットの使用方法において、前記配送伝票(20)は、伝票用の識別情報(23)を備え、前記控片(11)に前記伝票用の識別情報(23)と少なくとも一部が同一又は関連性のある確認情報を形成すること、を特徴とする貴重品配送用シールセットの使用方法である。
請求項6の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の貴重品配送用シールセット(10)を使用し、請求項4又は請求項5に記載の貴重品配送用シールセットの使用方法を実施する貴重品配送システムにおいて、配送元に設けられ、前記各識別情報(11a、23)を読み取る第1の読取部(201)と、前記第1の読取部(201)が読み取った各識別情報(11a、23)を記憶する記憶部(202)と、配送先に設けられ、前記各識別情報(11a、23)を読み取る第2の読取部(301)と、前記記憶部(202)が記憶している各識別情報(11a、23)と前記第2の読取部(301)が読み取った各識別情報(11a、23)とを比較し、配送の前後で各識別情報(11a、23)が適正に整合しているか否かを確認する確認部(302)と、を備える貴重品配送システムである。
図1は、本発明による貴重品配送用シールセットの実施例を示す図であり、図2は、封印シールの詳細を示す図である。
本実施例の貴重品配送用シールセット10は、貴重品を配送するための配送伝票20とともに使用するものであって、控片11と、封印シール(封印シール部)12などとを備える。
次に、本実施例による貴重品配送用シールセット10の使用方法を説明する。
(#1)貴重品配送用シールセット10を用意し、封印ナンバー記入欄22に第1の識別情報11aを転記する。
(#2)ハンディターミナルで、伝票識別情報23を読み取り、読み取った伝票識別情報23と同一の確認情報が印字された受領確認ラベル30を控片11の裏面に貼付する。
ここで、ハンディターミナルとは、バーコードなどの情報を読み取り、その読み取った情報をラベルに印字する機械である。
(#4)配送物の所定の位置に配送伝票20を貼付し、配送物の開封予定位置などの要所に封印シール12を貼付する。
(#6)配送先(届け先)で、封印ナンバー記入欄22に転記された第1の識別情報11aと、実際に貼付されている封印シール12の第2の識別情報12aとが同一であることを確認してもらう。
(#8)これで、配送は完了するが、不審な点(例えば、開封の痕跡ありなど)がある場合には、配送先から配送元の依頼主に確認をすれば、識別情報の整合性を確認することができる。また、控片11の裏面の受領確認ラベル30によって、配送伝票20自体の整合性も確認することができる。
次に、図1及び図3を参照しながら、本発明による貴重品配送システムについて説明する。
図3は、本発明による貴重品配送システムの実施例を示す図である。
本実施例の貴重品配送システム100は、上述した使用方法でのやりとりをシステム化したものであり、配送元端末200と、配送先端末300と、ネットワーク400などとを備える。
(1)配送元に残る控片11と、貼付されて配送される封印シール12とに、同一の識別情報11a、12aを設けているので、両者を容易に紐付けすることができ、配送後には、マッチング作業も容易に行える。
(2)転記やラベリングによって識別情報を形成するので、貴重品の紐付けが容易に行え、簡単な作業で、高い安全性を確保できる。
(4)封印シール12は、複数枚、綴じ合わされているので、開封を予定している部分が複数箇所ある場合には、その複数箇所に貼付することができ、使い勝手がよい。
(6)貴重品配送システム100は、上述した貴重品配送用シールセット10を使用するので、端末とリーダなどといった最低限の設備投資で済み、特殊な設備は必要なく、低コスト化が可能である。
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、第1の識別情報11aは、転記する例で説明したが、受領確認ラベル30と同様に、ラベリングするようにしてもよい。このようにすれば、転記ミスなどの人為的な間違いを軽減できる。
11 控片
11a 第1の識別情報
12 封印シール(封印シール部)
12a 第2の識別情報
12b 切込み
12−1 脆質ラベル
12−2 切込みラベル
20 配送伝票
21 記入欄
22 封印ナンバー記入欄
23 伝票識別情報(伝票用の識別情報)
30 受領確認ラベル
100 貴重品配送システム
200 配送元端末
201 第1のリーダ(第1の読取部)
202 データベース(記憶部)
300 配送先端末
301 第2のリーダ(第2の読取部)
302 確認部
400 ネットワーク
Claims (6)
- 第1の識別情報を有する控片と、
前記控片と綴じ合わされ、前記第1の識別情報と少なくとも一部が同一又は関連性のある第2の識別情報を有し、配送物に貼付される少なくとも1つの封印シール部と、
を備える貴重品配送用シールセット。 - 請求項1に記載の貴重品配送用シールセットにおいて、
前記封印シール部は、剥離の有無が確認可能であること、
を特徴とする貴重品配送用シールセット。 - 請求項2に記載の貴重品配送用シールセットにおいて、
前記封印シール部は、脆質層を有する脆質ラベル、内部に切込みを有する切込みラベルに代表されるセキュリティラベルであること、
を特徴とする貴重品配送用シールセット。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の貴重品配送用シールセットを使用する貴重品配送用シールセットの使用方法において、
前記貴重品配送用シールセットは、貴重品を配送するための配送伝票とともに使用されるものであって、
前記配送伝票に前記第1の識別情報の少なくとも一部を形成し、前記配送物の所定の位置に前記配送伝票及び前記封印シール部を貼付して、その配送物を配送すること、
を特徴とする貴重品配送用シールセットの使用方法。 - 請求項4に記載の貴重品配送用シールセットの使用方法において、
前記配送伝票は、伝票用の識別情報を備え、
前記控片に前記伝票用の識別情報と少なくとも一部が同一又は関連性のある確認情報を形成すること、
を特徴とする貴重品配送用シールセットの使用方法。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の貴重品配送用シールセットを使用し、請求項4又は請求項5に記載の貴重品配送用シールセットの使用方法を実施する貴重品配送システムにおいて、
配送元に設けられ、前記各識別情報を読み取る第1の読取部と、
前記第1の読取部が読み取った各識別情報を記憶する記憶部と、
配送先に設けられ、前記各識別情報を読み取る第2の読取部と、
前記記憶部が記憶している各識別情報と前記第2の読取部が読み取った各識別情報とを比較し、配送の前後で各識別情報が適正に整合しているか否かを確認する確認部と、
を備える貴重品配送システム。
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JP2004236491A JP2006051763A (ja) | 2004-08-16 | 2004-08-16 | 貴重品配送用シールセットとその使用方法及び貴重品配送システム |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009545510A (ja) * | 2006-07-31 | 2009-12-24 | イエフペ | ハロゲン化されたリン含有基を無機表面上にグラフトすることによる材料調製方法 |
WO2017145478A1 (ja) * | 2016-02-23 | 2017-08-31 | 日東電工株式会社 | 鑑識用シート |
JP2021068199A (ja) * | 2019-10-24 | 2021-04-30 | 株式会社エニキャリ | 商品配達システム及び商品配達プログラム |
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