JP2006051059A - 小物食器収納具 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の箸類ケースは、耐久性、操作性、経済性が悪く、重量が重いという問題があった。これは、部品点数が多いことと、蓋部にヒンジ構造を取り入れ、これに加え硬質の樹脂を使っていたからである。
【解決手段】箸、スプーン、フォーク等の小物食器を敵数本収納する小物食器収納器において、柔軟性のある防水性薄板からなる長方形の本体と、この本体の長手方向の中央部分に横切るように設けられて、小物食器を弾力的に狭着する狭着部と、本体の長手方向の両端部分を小物食器を覆うように折り返した際、両端部分が着脱自在に接合される一対の接合部からなるものを設けて構成した。これにより、操作性が優れた。また、本体を柔軟性且つ防水性薄板としたので軽量化できる。さらに小物食器を弾性的に保持しているので落下を防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、箸、スプーン、フォーク等の小物食器を敵数本収納する小物食器収納具に関する。
従来、箸、スプーン、フォーク等の小物食器を敵数本組み合わせて収納する場合、硬質の箸類ケースが多用されている。
以下、図4により典型的な箸類ケースを示す。図4において箸類ケースは硬質の合成樹脂からなる底部1と、これに取り付けられた硬質の合成樹脂からなる蓋部2と、底部1の表面には、フォーク11A、箸11B、及びスプーン11Cがそれぞれ嵌まり合う凹状の中皿部4A〜4Cと、多数の部品から形成されている。
底部1の一方の側縁部にヒンジ構造により取り付けられた蓋部2は、底部1の表面を閉じる際、ヒンジ部5を支点に回動する。蓋部2を開放する際、止具6Aを押すことで、止具6Bの固定が外れ閉止状態が解除され、止具6Aの反対側のヒンジ部5を支点に上方向に蓋部2を回動することで蓋部2が開放状態になる。また、蓋部2を閉止する場合、ヒンジ部5の反対側の底部1に設けられた止具6Aに、蓋部2に設けられた止具6Bを嵌め込むことで固定され閉止状態になる。
以上に述べた従来の箸類ケースは、硬質の合成樹脂等からなる多数の部品で形成されていることと、蓋部2がヒンジ構造であることに起因して以下の問題がある。
従来の箸類ケースは、底部1及び蓋部2が硬質の合成樹脂からなるので相当な大きさと重量になり、使用者のほとんどが幼児で、登下校時の限られた大きさのカバンの中に弁当等と携帯することを考えれば、カバンの中のスペースを取ることと重量増加は大きな欠点である。また、小さな部品である止具6Aを押して蓋部2を開放する操作も、使用者のほとんどが幼児であることを考えると、好ましい操作ではない。これに加えて、洗浄の際、全ての部品を分解し、洗浄後は組立という行為は相当な手間が掛かる。これらから、使用者にとって決して使い易いとは言えない。
使用者のほとんどが幼児であるため取り扱いが乱暴になり、蓋部2を必要以上に開放させることや、洗浄等の際、誤って床等に落下させることでヒンジ部5を破損させることが多発している。また、止具6Aの磨耗や洗浄等の際の紛失により箸類ケースとしての機能を果たさなくなることがある。これらから、耐久性が良いとはいえない。
ヒンジ部5の破損、止具6Aの磨耗、及び止具6Aの紛失により、機能を果たさなくなることが頻繁に発生すると使用者にとって損失は大きい。これに加えて、部品点数が多く組立工数も多いことから、生産者にとっても製造コストが高く経済上の問題がある。
本発明は、このように従来の箸類ケースが有していた問題を解決しようとするものであり、使い易く耐久性及び経済性に優れた小物食器収納具を提供することを目的とするものである。
本発明の小物食器収納具は、柔軟性且つ防水性薄板で略長方形に構成した本体の長手方向の中央部分に、スプーンや箸等の小物食器を収納する収納部を設け、この収納部の両側部分を折り返して小物食器を覆う一対のカバー部を設けてなる小物食器収納具であって、前記収納部には、弾力性帯状部材を横設し、この帯状部材は、その両端を前記薄板に固着すると共にその中央部分の適数箇所を薄板に固着し、そして両端の固着部と中央部の固着部との間で且つ帯状部材と薄板との間で前記小物食器を別々に弾力的に狭着する独立した狭持部を設け、前記一対のカバー部には、小物食器を覆った状態で相互に着脱自在に接合する一対の接合部を有していることを特徴とする。
また、第2の課題解決手段は、前記一対の接合部は、着脱自在の面ファスナーからなることを構成としたものである。
上記第1の課題解決手段による作用は次の通りである。本発明に係る小物食器収納具においては、前記本体は柔軟性のある防水性薄板で形成することができるので相当コンパクトになるので従来の箸類ケースと比較してカバンの中のスペースを相当確保できる。これに加え、重量は15〜20グラムであり、一般市販されている箸類ケースの重量の約100グラムと比較して、重量が大幅に減少している。これらにより、携帯時の利便性が相当向上する。また、本体の長手方向の両端部分を折り返してカバーができるようにしているので、小物食器を簡単に覆うことができる。しかも、着脱自在に接合される一対の前記接合部で閉止状態に固定するようにしているので、簡単にカバーを固定でき、操作性は従来の回動式に比べ相当向上している。これに加え、前記収納部に前記小物食器を別々に弾性的に狭着する独立した狭持部を設けることで、前記小物食器を簡単に出し入れすることができるうえ、抜け落ちにくい構造になっている。
また、第2課題解決による作用は、一対の接合部が面ファスナーからなることで、操作性に優れ前記一対のカバー部の接合を確実にできることを可能にする。
上述したように本発明に係る小物食器収納具は、本体を柔軟性のある防水性薄板で形成することで小型軽量化が可能になり携帯性に優れている。これに加えて、部品点数が減少し、組立工数が減ることで経済性にも優れている。
また、カバーの開閉は本体の長手方向の両端部分を小物食器を覆うように折り返し、着脱自在の一対の接合部で閉止状態を固定するようにしたので、壊れやすい回動部及び小さな部品の止具を排除することができ、使い易い操作性及び高い耐久性を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。
本実施形態に係る小物食器収納具は、典型的な組み合わせの収納例として図1に示す小物食器としてのフォーク11A、箸11B、及びスプーン11Cの組み合わせで収納するものである。この小物食器収納具は、柔軟性且つ防水性薄板で略長方形に構成した本体10の長手方向の中央部分に小物食器を収納する収納部20を設け、この収納部20の両側部分を折り返して小物食器を覆う一対のカバー部30A及び30Bを備えている。
本体10は、半透明のビニールシートからなり長手方向の寸法は約36センチ、短手方向の寸法は約9センチで、小物食器を覆うための折り返し部12A及び12Bを設けている。
折り返し部12A及び12Bは、弾力性帯状部材21から左右に約9センチのところに設けてあり、この折り返し部12A及び12Bから本体10の両端までの部分をカバー部30A及び30Bとしている。
収納部20は、折り返し部12A及び12Bの間に設けられ、この中央に弾力性帯状部材21を横設し、この弾力性帯状部材21の両端を両端の固着部23A及び23Bで本体10に縫製で固着すると共にその中央部分も中央部の固着部24A及び24Bで本体10に縫製で固着し、そして両端の固着部23A及び23Bと中央部の固着部24A及び24Bとの間で且つ弾力性帯状部材21と本体10との間で小物食器を別々に弾力的に狭着する独立した狭持部25A、25B、及び25Cを備えている。
弾力性帯状部材21は、半透明のビニールシートからなる帯状のもの2本の両側を縫製で固着して中空体を形成したものに弾力体22を挿入したものとする。
弾力体22は、1本の紐状のゴムからなる。
弾力性帯状部材21の両端の固着部23Aと中央の固着部24Aの間及び両端の固着部23Bと中央の固着部24Bの間は約3センチで、中央の固着部24Aと中央の固着部24Bの間は約2センチとする。
カバー部30A及び30Bには、接合部31A及び31Bが設けられている。接合部31A及び31Bは、約2.5センチ幅のマジックテープ(登録商標)からなり、接合部31Aはフック側としてカバー部30Aの表側に、接合部31Bはループ側としてカバー部30Bの裏側に、本体10の長手方向の両端部分を横切るように縫製により固着され設けている。
以下、上記構成の機能を説明する。本実施形態に係る小物食器収納具では、図1に示す本体10上の折り返し部12A及び12Bで小物食器を覆うように折り返し、接合部31A及び31Bを接合することでカバー30A及び30Bとしての機能となる。
図2に示す、カバー閉止状態から閉止解除するには、カバー部30Aを軽く押さえ、カバー部30Bを上側に引き上げることで閉止状態を解除することができる。
狭持部25A、25B、及び25Cに適度の圧力が加わることで、小物食器としてのフォーク11A、箸11B、及びスプーン11Cが簡単に出し入れもでき、さらに、簡単に抜け落ちない機能を提供する。
図2に示す、カバーを閉じることで、小物食器としてのフォーク11A、箸11B、及びスプーン11Cが小物食器収納具内に収納でき、清潔な使用環境を維持することができる。
収納部20を中央からずらすことで、図2に示すようにカバーを閉じた際、接合部31A及び31Bと弾力性帯状部材21が重ならないようにしている。
なお、本体10の略長方形の長手方向の寸法は34〜38センチ、短手方向の寸法は5〜11センチでもよい。
本体10及び弾力性帯状部材21に用いている半透明のビニールシートに代わり防水処理を施した布で形成してもよい。要は柔軟性のある防水性薄板であれば良い。
弾力性帯状部材21の半透明のビニールシートからなる帯状の中空体を形成したものに挿入する弾性体22は、1本の紐状のゴムに代わり紐状のゴムを複数本又は帯状のゴム又はその他の弾性体を挿入してもよい。
弾力性帯状部材21の半透明のビニールシートからなる帯状の中空体を形成したものに弾性体22を挿入することに代わり紐状のゴムを敵数本又は帯状のゴム又はその他の弾性体を本体10に直接固着してもよい。
弾力性帯状部材21の両端の固着部23Aと中央の固着部24Aの間及び両端の固着部23Bと中央の固着部24Bの間は約3センチで、中央の固着部24Aと中央の固着部24Bの間は約2センチにすることに代わりそれぞれの間は1〜4センチでもよい。
接合部31A及び31Bは、マジックテープ(登録商標)以外の面ファスナーでもよい。
接合部31Aはフック側としてカバー部30Aの表側に固着されていることに代わりループ側としても良い。接合部31Bはループ側としてカバー部30Bの裏側に固着されていることに代わりフック側としてもよい。
接合部31A及び31Bは、本体10の長手方向の両端部分を横切るように固着していることに代わり、ホック又は面ファスナーを1〜3センチの寸法にしたものを中央及び中央とその両端のように敵数箇所固着してもよい。
小物食器は、フォーク11A及び箸11B、スプーン11C及び箸11Bのように2種類の組み合わせで収納してもよい。
本体10と弾力性帯状部材21を固着するための両端の固着部23A及び23Bと中央の固着部24A及び24Bの縫製で固着、弾力性帯状部材21の半透明のビニールシートからなる帯状のもの2本の両側の縫製で固着、及び本体10と結合部31A及び31Bの縫製で固着は接着剤で固着又は溶着(溶融)で固着でもよい。
本発明の実施形態を示す小物食器収納器の閉止状態解除の斜視図 本発明の実施形態を示す小物食器収納器の閉止状態の斜視図 小物食器収納器の図1におけるA−A断面図 従来の典型的な箸類ケースの斜視図
符号の説明
10 本体
11A、11B、11C 小物食器
12A、12B 折り返し部
20 収納部
21 弾力性帯状部材
22 弾性体
23A、23B 両端の固着部
24A、24B 中央の固着部
25A、25B、25C 狭持部
30A、30B カバー部
31A、31B 接合部

Claims (2)

  1. 柔軟性且つ防水性薄板で略長方形に構成した本体の長手方向の中央部分に、スプーンや箸等の小物食器を収納する収納部を設け、この収納部の両側部分を折り返して小物食器を覆う一対のカバー部を設けてなる小物食器収納具であって、前記収納部には、弾力性帯状部材を横設し、この帯状部材は、その両端を前記薄板に固着すると共にその中央部分の適数箇所を薄板に固着し、そして両端の固着部と中央部の固着部との間で且つ帯状部材と薄板との間で前記小物食器を別々に弾力的に狭着する独立した狭持部を設け、前記一対のカバー部には、小物食器を覆った状態で相互に着脱自在に接合する一対の接合部を設けたことを特徴とする小物食器収納具である。
  2. 前記一対の接合部は、着脱自在の面ファスナーからなることを特徴とする請求項1に記載の小物食器収納具である。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8782907B2 (en) * 2012-12-20 2014-07-22 Edward Chong All-in-one multipurpose eating utensil adapted to be separated into pieces
CN112896708A (zh) * 2021-01-27 2021-06-04 曼尔顿(上海)实业有限公司 一种可降解的航空餐具包
CN114176299A (zh) * 2021-10-26 2022-03-15 汕头市锦丰塑胶制品有限公司 一种便携餐具收纳盒

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