JP2006050829A - 自動車用電気接続箱およびその取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】電気接続箱から引き出す電線の引出部分に被せて目隠しをする電線カバー部を補強して、電線カバー部が電線により損傷が発生しないようにする。
【解決手段】 互いにロック結合されるアッパーケースとロアケースとからなるケース本体を備えると共に、該ケース本体に下方から被せてロック結合するロアカバーを備え、前記ロアカバーの周壁上端から切り欠た電線引出部を設けている一方、前記ロアケースの周壁より前記電線引出部内を挿通する電線群の上面側に被せる電線カバー部を突設し、該電線カバー部の上面に当接させる補強壁を前記アッパーケースの周壁外面より上下方向に延在させて突設している。
【選択図】 図3
【解決手段】 互いにロック結合されるアッパーケースとロアケースとからなるケース本体を備えると共に、該ケース本体に下方から被せてロック結合するロアカバーを備え、前記ロアカバーの周壁上端から切り欠た電線引出部を設けている一方、前記ロアケースの周壁より前記電線引出部内を挿通する電線群の上面側に被せる電線カバー部を突設し、該電線カバー部の上面に当接させる補強壁を前記アッパーケースの周壁外面より上下方向に延在させて突設している。
【選択図】 図3
Description
本発明は、自動車用電気接続箱およびその取付構造に関し、詳しくは、電気接続箱の内部から引き出す電線の引出部分をカバーするカバー部を設け、該カバー部を補強するものである。
従来、自動車に搭載する電気接続箱では、特開平11−234849号等に開示されている図9に示す電気接続箱1のように、内部回路を収容するケース本体2の下面にコネクタ収容部(図示せず)を設け、該コネクタ収容部に嵌合して内部回路と接続するコネクタと接続した電線wをロアカバー3に設けた電線引出部3aを通して外部に引き出しているものがある。引き出した電線wの引出部分にはケース本体2から突設した電線カバー部2aを被せて、引出部分の目隠しをし、電気接続箱1の外観を良好なものとしている。
しかしながら、ケース本体2から突設した電線カバー部2aは電線wの外周面に突き当てられるため、電線カバー部2aは電線wにより上方へ押し上げられて、ケース本体2と電線カバー部2aとの連結部分で破断する等して破損しやすい問題がある。
特開平11−234849号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、電気接続箱から引き出す電線の引出部分に被せて目隠しをする電線カバー部の強度を高め、該電線カバー部を電線に突き当てても破損しないようにすることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、互いにロック結合されるアッパーケースとロアケースとからなるケース本体を備えると共に、該ケース本体に下方から被せてロック結合するロアカバーを備え、
前記ロアカバーの周壁上端から切り欠た電線引出部を設けている一方、前記ロアケースの周壁より前記電線引出部内を挿通する電線群に上方より被せて電線群を目隠しする電線カバー部を突設し、該電線カバー部の上面に当接させる補強壁を前記アッパーケースの周壁外面より上下方向に延在させて突設している自動車用電気接続箱を提供している。
前記ロアカバーの周壁上端から切り欠た電線引出部を設けている一方、前記ロアケースの周壁より前記電線引出部内を挿通する電線群に上方より被せて電線群を目隠しする電線カバー部を突設し、該電線カバー部の上面に当接させる補強壁を前記アッパーケースの周壁外面より上下方向に延在させて突設している自動車用電気接続箱を提供している。
前記構成によれば、ケース本体とロアカバーをロック結合したとき、ロアカバーの電線引出部から引き出された電線の外周面の上面にロアケースの電線カバー部が被せられる。このとき、電線カバー部には電線から上向きの負荷を受けるが、アッパーケースの補強部の下端面が上方から電線カバー部に当接されているため、電線カバー部が電線により押し上げられることがなく、ロアケースの周壁と電線カバー部との連結部が破断する等の破損を防止することができる。
前記アッパーケースの周壁外面の上部に、該アッパーケースに上方から被せてロック結合するアッパーカバーのロック部とロック結合するロック枠を突設し、該ロック枠はアッパーケースの周壁外面から互いに間隔をあけて外方に向けて突設する両側部と、これら両側部の先端を連結する連結部とからなるコ字形状とし、前記両側部の下端を下方に延在させて前記補強部の上端と連結している。
前記構成によれば、アッパーケースに設けたロック枠を電線カバー部の補強に利用できると共に、ロック枠自体も補強することができ、別に補強部をそれぞれ設ける場合と比べて簡単な構成とすることができる。
また、本発明は、前記自動車用電気接続箱の取付構造であって、
前記アッパーケースおよび前記ロアカバーの周壁外面からボルト穴を穿設した車体固定用のブラケットをそれぞれ突設し、これらブラケットを重ね合わせて車体側の被取付材にボルト締めしており、
一方の前記ブラケットに、他方の前記ブラケットとの当接面から前記ボルト穴を囲み、かつ、先端を尖らせた断面三角形状のリブを突設しており、これらブラケットを重ね合わせた状態で前記被取付材にボルト締めして、他方の前記ブラケットにより押し潰された前記リブの先端面を他方の前記ブラケットに密着させていることを特徴とする自動車用電気接続箱の取付構造を提供している。
前記アッパーケースおよび前記ロアカバーの周壁外面からボルト穴を穿設した車体固定用のブラケットをそれぞれ突設し、これらブラケットを重ね合わせて車体側の被取付材にボルト締めしており、
一方の前記ブラケットに、他方の前記ブラケットとの当接面から前記ボルト穴を囲み、かつ、先端を尖らせた断面三角形状のリブを突設しており、これらブラケットを重ね合わせた状態で前記被取付材にボルト締めして、他方の前記ブラケットにより押し潰された前記リブの先端面を他方の前記ブラケットに密着させていることを特徴とする自動車用電気接続箱の取付構造を提供している。
前記構成によれば、車体側の被取付材(例えば、車体パネル)に重ねてボルト締めする2つのブラケットのうち、一方のブラケットに先端を尖らせたリブを設け、該リブの先端を他方のブラケットで押し潰して密着させているため、ガタつきなく安定した状態で2つのブラケットを被取付材に固定でき、ブラケットの破損を防止できる。特に、ブラケットに穿設したボルト穴を囲むようにリブを設けてブラケット同士を密着させているため、ボルト穴近傍でのガタつきを防止して、ボルト締め結合が不意に解除されるのを防止することができる。
前述したように、本発明によれば、ケース本体とロアカバーをロック結合したとき、ロアカバーの電線引出部から引き出された電線の外周面の上面にロアケースの電線カバー部が被せられ、該電線カバー部には電線から上向きの負荷を受けるが、アッパーケースの補強部の下端面が上方から電線カバー部に当接されているため、電線カバー部が電線により押し上げられることがなく、ロアケースの周壁と電線カバー部との連結部が破断する等の破損を防止することができる。
前記補強部をアッパーケースの周壁の上部に設けたロック枠の両側部と連結しておけば、該補強部をロック枠の補強部として利用することもできる。
また、本発明の自動車用電気接続箱の取付構造によれば、車体側の被取付材に互いに重ね合わせてボルト締めする2つのブラケットのうち、一方のブラケットに先端を尖らせたリブを設け、該リブの先端を他方のブラケットで押し潰して密着させているため、ガタつきなく安定した状態で2つのブラケットを被取付材に固定でき、ブラケットの破損を防止できる。特に、ブラケットに穿設したボルト穴を囲むようにリブを設けてブラケット同士を密着させているため、ボルト穴近傍でのガタつきを防止して、ボルト締め結合が不意に解除されるのを防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図1乃至図8を参照して詳細に説明する。
図1は本実施形態の電気接続箱100を示し、アッパーケース11とロアケース12とを第一ロック部Aでロック結合してケース本体10を形成し、アッパーケース11とアッパーカバー13を第二ロック部Bでロック結合している。
また、ロアケース12の下部には、コネクタ15を収容係止したロアカバー16を配置し、コネクタ15をボルト17を介してアッパーケース11とロアケース12とからなるケース本体10にネジ締め結合し、該ロアカバー16をアッパーケース11の下部に第三ロック部Cでロック結合している。
図1は本実施形態の電気接続箱100を示し、アッパーケース11とロアケース12とを第一ロック部Aでロック結合してケース本体10を形成し、アッパーケース11とアッパーカバー13を第二ロック部Bでロック結合している。
また、ロアケース12の下部には、コネクタ15を収容係止したロアカバー16を配置し、コネクタ15をボルト17を介してアッパーケース11とロアケース12とからなるケース本体10にネジ締め結合し、該ロアカバー16をアッパーケース11の下部に第三ロック部Cでロック結合している。
前記アッパーケース11は上壁11aと周壁11bとからなり、上壁11aにリレー収容部やヒューズ収容部を設けている。該アッパーケース11にロック結合するロアケース12は底壁12aと周壁12bとからなり、該周壁12bにアッパーケース11の周壁11bを外嵌して被せている。このアッパーケース11とロアケース12の内部にはバスバーと絶縁板(図示せず)を交互に積層配置した内部回路材を収容し、該バスバーから突設したタブをロアケース12の底壁から突出して前記コネクタ15の端子収容室に挿入している。
アッパーケース11とロック結合するロアカバー16には、ロアカバー16の周壁16aを上端からU形状に切り欠き、コネクタ15に接続された電線Wを引き出すためのU形状の電線引出部16bを設けている。
一方、ロアケース12の周壁12bの下端部からは、ロアカバー16の電線引出部16bと上下方向に対向する位置に電線の引出部分を目隠しする電線カバー部12cを下方に向けて突設している。
一方、ロアケース12の周壁12bの下端部からは、ロアカバー16の電線引出部16bと上下方向に対向する位置に電線の引出部分を目隠しする電線カバー部12cを下方に向けて突設している。
該電線カバー部12cは、下面12dを電線の外周面に沿わせる円弧面とし、また、上面12eには、図4に示すように、該上面12eとロアケース12の周壁12bの外面とを連結し、かつ、垂直方向に延在する補強リブ12fを複数突設すると共に、該補強リブ12fと直交し、垂直方向に延在する補強リブ12gも突設している。補強リブ12fのうち、両端の補強リブ12f−1、12f−2は太幅とし、電線カバー部12cの上面12eの両側に突出している。
前記アッパーケース11とロアケース12との第一ロック部Aは、図3(C)に示すように、アッパーケース11の周壁11bの下部にロック穴20を穿設し、該ロック穴20内にロアケース12の周壁12bの外面から突設したロック爪21を内部側から挿入係止する構成としている。
前記ロック穴20を形成した周壁11bの外面部分には、周壁11bの上部側から下端にかけて水平断面コ字形状の保護壁22を下方へと延在させて形成し、該保護壁22で前記ロック穴20を囲み、ロック穴20へ直接的に浸水が発生しないようにしている
。該保護壁22の下端面22cは全面同一高さの水平面としている。
前記ロック穴20を形成した周壁11bの外面部分には、周壁11bの上部側から下端にかけて水平断面コ字形状の保護壁22を下方へと延在させて形成し、該保護壁22で前記ロック穴20を囲み、ロック穴20へ直接的に浸水が発生しないようにしている
。該保護壁22の下端面22cは全面同一高さの水平面としている。
前記アッパーケース11の保護壁22の上部側には、アッパーカバー13との間に第二ロック部Bを構成するロック枠24を突設している。
該ロック枠24は保護壁22の両側部22a、22bの外面とアッパーケース11の周壁11bとに連続させて突出した底壁部24aと、該底壁部24aの端縁に沿って上向きに突設した両側部24bと、該両側部24bの上端を連結する連結部24cと、該連結部24cの内面に形成したロック爪24dを有する形状としている。さらに、両側部24bより下方に延在する補強部24eを周壁11bより突設している。該補強部24eは、アッパーケース11の周壁11bの下端まで延在しており、下端面24e−1を全面同一高さの水平面としている。
該ロック枠24は保護壁22の両側部22a、22bの外面とアッパーケース11の周壁11bとに連続させて突出した底壁部24aと、該底壁部24aの端縁に沿って上向きに突設した両側部24bと、該両側部24bの上端を連結する連結部24cと、該連結部24cの内面に形成したロック爪24dを有する形状としている。さらに、両側部24bより下方に延在する補強部24eを周壁11bより突設している。該補強部24eは、アッパーケース11の周壁11bの下端まで延在しており、下端面24e−1を全面同一高さの水平面としている。
前記保護壁22及びロック枠24はアッパーケース11の周壁11bから複数突設しており、そのうち1つの保護壁22A及びロック枠24Aは、前記ロアケース12の電線カバー部12cと上下方向に対向する位置に設けている。また、ロック枠24A以外のロック枠24にも下方に延在する補強部24eを設けているが、ロック枠24Aの補強部24eと異なり、アッパーケース11の周壁11bの下端まで設けず、周壁11bの上下方向の途中まで設けた短尺形状としている。
図3(A)(B)(C)に示すように、アッパーケース11のロック穴20にロアケース12のロック爪21を挿入係止して、アッパーケース11とロアケース12とをロック結合すると、ロック枠24Aから下方に向けて延在する補強部24eの下端面24e−1が、ロアケース12の電線カバー部12cの上面12eに突設した両端の補強リブ12f−1、12f−2の上面にそれぞれ当接する。また、補強部24eに挟まれた位置に設けた保護壁22Aの下端面22cも電線カバー部12cの中央の補強リブ12fの上面に当接する。
ロアカバー16にコネクタ15を収容係止し、該コネクタ15に接続した太物電線Wを電線引出部16bからカバー外へ引き出した状態で、アッパーケース11とロアケース12とをロック結合したケース本体10の下面側にロアカバー16を第三ロック部Cを介してロック結合すると、ロアケース12に設けた電線カバー部12cがロアカバー16の電線引出部16b内に挿入される。挿入された電線カバー部12cは、円弧状の下面12dが太物電線Wの外周面の上部側に当接され、太物電線Wのロアカバー16からの引出部分が電線カバー部12cにより上方から覆われる。
また、前記アッパーケース11には、周壁11bから車体固定用のブラケット25、26、27を向けて突設している。ブラケット25、27はそれぞれ後述するロアカバー16のブラケット28、29と重ね合わせて車体パネルP(車体側の被取付材)にボルト締めする一方、ブラケット26は他のブラケットと重ね合わせずに直接車体パネルPにボルト締めする。
ブラケット25は、アッパーケース11の周壁11bから側方に向けて突出する上壁部25aと、該上壁部25aの下面の周縁から下方に向けて突設する周壁部25bと、上壁部25aの下面から下方に向けて突出し、かつ、周壁部25bの内面同士もしくは周壁部25bの内面とアッパーケース11の周壁11bの外面とを連結する周壁部25bよりも短尺の補強リブ25cとを備えている。また、ブラケット25の上壁部25aの所要箇所にボルト穴用の貫通穴を穿設し、該貫通穴の周縁に上壁部25aの下面からボルト穴周壁部25dを下方に向けて突設し、該ボルト穴周壁部25dに囲まれたボルト穴25eを設けている。上壁部25aの上面及びボルト穴周壁部25dの下端面には、それぞれボルト穴25eを囲むリブ25f、25gを突設している。該リブ25f、25gは、断面三角形状で先端が尖った形状としている。
前記ロアカバー16には、周壁16bからアッパーケース11のブラケット25に対向する位置に板状のブラケット28を突設している。該ブラケット28は、アッパーケース11とロアカバー16とをロック結合すると、アッパーケース11のブラケット25の周壁部25b内に収容される形状とし、周壁部25b内に収容されたブラケット28の上面28aにブラケット25のボルト穴周壁部25dの下端面に設けたリブ25gが当接される。このとき、ブラケット28の上面28aとブラケット25の補強リブ25cの下端面との間には若干の隙間が設けられている。また、ブラケット28には、ブラケット25のボルト穴25eと連通するボルト穴28bを穿設している。
前記ケース本体10にロアカバー16とアッパーカバー13をロック結合した電気接続箱10は、重ね合わせたブラケット25と28、27と29、及び、ブラケット26のボルト穴にそれぞれ車体パネルPに固定されたボルトBを貫通させ、インパクトレンチ(図示せず)によりナットNを締め付けて車体パネルPに固定している。
電気接続箱10を車体パネルPにボルト締めする際、インパクトレンチによりナットNを締付けていくと、図8(B)に示すように、ブラケット25のリブ25gの先端にブラケット28の上面28aが押し付けられて、リブ25gの先端が押し潰されて平坦面25g−1となり、該平坦面25g−1全面がブラケット28の上面28aに密着される。
また、ブラケット25の上壁部25aの上面に設けたリブ25fもナットNの底面により押し潰されて、リブ25fの先端面全面がナットNの底面に密着される。
また、ブラケット25の上壁部25aの上面に設けたリブ25fもナットNの底面により押し潰されて、リブ25fの先端面全面がナットNの底面に密着される。
前記構成によれば、ケース本体10とロアカバー16をロック結合したとき、ロアカバー16の電線引出部16bから引き出された太物電線Wの外周面にロアケース12の電線カバー部12cが当接して被せられる。このとき、電線カバー部12cには、太物電線Wにより上向きの負荷を受けるが、アッパーケース11の補強部24eと保護壁22の下端面24e−1、22cが電線カバー部12cの上面側に当接されているため、電線カバー部12cが太物電線Wにより押し上げられることがなく、ロアケース12の周壁12aと電線カバー部12cとの連結部が破断する等の破損を防止することができる。
このように、アッパーケース11とロアケース12とをロック結合する第一ロック部Aを保護する保護壁22を電線カバー部12cの破損を防止するための補強用としても利用していると共に、補強部24eを第三ロック部Cのロック枠24の補強用と電線カバー部12cの破損を防止するための補強用とに利用している。
このように、アッパーケース11とロアケース12とをロック結合する第一ロック部Aを保護する保護壁22を電線カバー部12cの破損を防止するための補強用としても利用していると共に、補強部24eを第三ロック部Cのロック枠24の補強用と電線カバー部12cの破損を防止するための補強用とに利用している。
また、車体パネルPに重ねてボルト締めするブラケット25と28は、ブラケット25に先端を尖らせたリブ25gを設け、該リブ25gの先端をブラケット28の上面28aで押し潰して密着させているため、ガタつきなく安定した状態でブラケット25と28を車体パネルPに固定でき、ブラケットの破損を防止できる。また、ボルト穴25eを囲むようにリブ25gを設けてブラケット同士を密着させているため、ボルト穴近傍でのガタつきを防止して、ボルトBとナットNとの結合が不意に解除されるのを防止することができる。
10 ケース本体
11 アッパーケース
12 ロアケース
12c 電線カバー部
13 アッパーカバー
16 ロアカバー
16b 電線引出口
22 保護壁
24 ロック枠
24e 補強部
25、28 ブラケット
25f、25g リブ
W 太物電線
11 アッパーケース
12 ロアケース
12c 電線カバー部
13 アッパーカバー
16 ロアカバー
16b 電線引出口
22 保護壁
24 ロック枠
24e 補強部
25、28 ブラケット
25f、25g リブ
W 太物電線
Claims (3)
- 互いにロック結合されるアッパーケースとロアケースとからなるケース本体を備えると共に、該ケース本体に下方から被せてロック結合するロアカバーを備え、
前記ロアカバーの周壁上端から切り欠いた電線引出部を設けている一方、前記ロアケースの周壁より前記電線引出部内を挿通する電線群に上方より被せて電線群を目隠しする電線カバー部を突設し、該電線カバー部の上面に当接させる補強壁を前記アッパーケースの周壁外面より上下方向に延在させて突設している自動車用電気接続箱。 - 前記アッパーケースの周壁外面の上部に、該アッパーケースに上方から被せてロック結合するアッパーカバーのロック部とロック結合するロック枠を突設し、該ロック枠はアッパーケースの周壁外面から互いに間隔をあけて外方に向けて突設する両側部と、これら両側部の先端を連結する連結部とからなるコ字形状とし、前記両側部の下端を下方に延在させて前記補強部の上端と連結している請求項1に記載の自動車用電気接続箱。
- 請求項1または請求項2に記載の自動車用電気接続箱の取付構造であって、
前記アッパーケースおよび前記ロアカバーの周壁外面からボルト穴を穿設した車体固定用のブラケットをそれぞれ突設し、これらブラケットを重ね合わせて車体側の被取付材にボルト締めしており、
一方の前記ブラケットに、他方の前記ブラケットとの当接面から前記ボルト穴を囲み、かつ、先端を尖らせた断面三角形状のリブを突設しており、これらブラケットを重ね合わせた状態で前記被取付材にボルト締めして、他方の前記ブラケットにより押し潰された前記リブの先端面を他方の前記ブラケットに密着させていることを特徴とする自動車用電気接続箱の取付構造。
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2011121453A (ja) * | 2009-12-10 | 2011-06-23 | Honda Motor Co Ltd | 車両用ニーパッド構造 |
JP2022541430A (ja) * | 2019-09-23 | 2022-09-26 | エルジー エナジー ソリューション リミテッド | 突起構造が形成されたホールドダウンブラケットを含む電池パック |
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2004
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Cited By (2)
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JP2022541430A (ja) * | 2019-09-23 | 2022-09-26 | エルジー エナジー ソリューション リミテッド | 突起構造が形成されたホールドダウンブラケットを含む電池パック |
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