JP2006050675A - 携帯端末機、共用移動体通信システムの待ち受けチャネル選択方法、待ち受けチャネル選択プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

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和則 小畑
Akihiro Maehara
昭宏 前原
Masashi Masuda
昌史 増田
Hisafumi Yoshinaga
尚史 吉永
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Abstract

【課題】携帯端末機の共用移動体通信システム間の移行に伴う位置登録トラヒックを抑制する携帯端末機を提供する。
【解決手段】電波で形成されるエリア22〜40の一部が重複した第1及び第2の移動体通信システム間で待ち受けチャネルを選択しながら通信を行う場合に、携帯端末機10の記憶部18に位置登録を行った移動体通信システムの周波数帯域を記憶し、制御部16で、待ち受けチャネルの選択時に、記憶部18に最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの周波数帯域を検出し、この検出周波数帯域の移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は、異なる周波数帯域を使用し且つ同一又は異なる通信方式を採用する2つの小ゾーン構成移動体通信システムにおいて、通話相手からの信号を受信するための待ち受けチャネルを選択する携帯端末機、共用移動体通信システムの待ち受けチャネル選択方法、待ち受けチャネル選択プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
2つの小ゾーン構成移動体通信システムによるサービスエリアの一部が重なっている場合に、携帯電話機や通信機能及びコンピュータ機能を備えた情報通信端末装置等の携帯端末機が、それらシステム間を移行しながらサービスを受けることが可能な共用移動体通信システムの代表的な例として、現在日本で商用サービスされているディジタル自動車電話方式(Personal Digital Cellular:PDC)の800MHz帯域システムと1.5GHz帯域システムがある。PDCの800MHz帯域システムと1.5GHz帯域システムの共用方式を実現する場合、無効な呼出トラヒックを抑えるため、携帯端末機は待ち受けを行うシステムにのみ位置登録を行い、回線網の局は携帯端末機が待ち受けを行うシステムにおいて当該携帯端末機の呼出を行う方法が考えられる。
また、携帯端末機は、待ち受けチャネル選択時に最も受信レベルの高い通信エリアで待ち受けを行うため、終話時には通話していたシステムの待ち受けチャネルを選択し、エリア移行時や電源投入時には、受信レベルが最も高いシステムの待ち受けチャネルを選択するのが一般的である。
上記従来の共用移動体通信システムにおいては、携帯端末機が通話中にシステムを移行した際のチャネル切り替え実施後に終話した場合や、待ち受け時のエリア移行の際に待ち受けシステムの変更を行った場合、携帯端末機は、その都度新たに待ち受けを行うシステムにおいて位置登録を行う必要がある。システム間の移行が頻発する場合、移行先システムに位置登録を行うためのトラヒック(以降、位置登録トラヒックという)が増大してしまう。
そこで本発明は、携帯端末機の共用移動体通信システム間の移行に伴う位置登録トラヒックを抑制することができる携帯端末機、共用移動体通信システムの待ち受けチャネル選択方法、待ち受けチャネル選択プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の携帯端末機は、複数の移動体通信システムがそれぞれに形成するエリアの重なり部分で、上記複数の移動体通信システム間で待ち受けチャネルを選択しながら通信を行う携帯端末機であって、基地局との間で無線による信号の送受信を行う無線手段と、前記重なり部分において上記無線手段で受信された信号が待ち受けエリアの変更を示唆することを判別する信号判別手段と、位置登録を行った移動体通信システムの周波数帯域を記憶する記憶手段と、上記記憶手段が周波数帯域を記憶した後に、上記信号判別手段が待ち受けエリアの変更の示唆を判別した場合に、上記待ち受けチャネルの選択時に、上記記憶手段に最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの周波数帯域を検出し、検出した周波数帯域の移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択する制御手段とを備えたことを特徴としている。
通信の終了時や待ち受けエリアの変更時などに実行される待ち受けチャネルの選択を行う場合に、最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択するので、通信の終了時や待ち受けエリアの変更時などの都度、新たに待ち受けを行うシステムに位置登録を行う動作を削減することができる。
また、本発明の携帯端末機においては、上記複数の移動体通信システムは、異なる周波数帯域を使用し且つ同一通信方式を採用する小ゾーン構成移動体通信システムであることが好適である。
異なる周波数帯域を使用し且つ同一通信方式を採用する複数の移動体通信システムにおいても、待ち受けチャネル選択時に、最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択することによって、通信の終了時や待ち受けエリアの変更時などの都度、新たに待ち受けを行うシステムに位置登録を行う動作を削減することができる。
また、本発明の携帯端末機においては、上記複数の移動体通信システムは、異なる周波数帯域を使用し且つ異なる通信方式を採用する小ゾーン構成移動体通信システムであることが好適である。
異なる周波数帯域を使用し且つ異なる通信方式を採用する複数の移動体通信システムにおいても、待ち受けチャネル選択時に、最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択することによって、通信の終了時や待ち受けエリアの変更時などの都度、新たに待ち受けを行うシステムに位置登録を行う動作を削減することができる。
上記課題を解決するために、本発明の共用移動体通信システムの待ち受けチャネル選択方法は、複数の移動体通信システムがそれぞれに形成するエリアの重なり部分で、上記複数の移動体通信システム間で待ち受けチャネルを携帯端末機で選択しながら通信を行う共用移動体通信システムの待ち受けチャネル選択方法であって、位置登録を行った移動体通信システムの周波数帯域を記憶する記憶ステップと、上記記憶ステップで周波数帯域を記憶した後に、前記重なり部分において上記携帯端末機が待ち受けエリアの変更の示唆を判別した場合に、上記待ち受けチャネルの選択時に、上記記憶ステップにおいて最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの周波数帯域を検出し、検出した周波数帯域の移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択する制御ステップとを備えたことを特徴としている。
通信の終了時や待ち受けエリアの変更時などに実行される待ち受けチャネルの選択を行う場合に、最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択するので、通信の終了時や待ち受けエリアの変更時などの都度、新たに待ち受けを行うシステムに位置登録を行う動作を削減することができる。
上記課題を解決するために、本発明の待ち受けチャネル選択プログラムは、複数の移動体通信システムがそれぞれに形成するエリアの重なり部分で、上記複数の移動体通信システム間で待ち受けチャネルを選択しながら携帯端末機に通信を行わせる待ち受けチャネル選択プログラムであって、コンピュータに、位置登録を行った移動体通信システムの周波数帯域を記憶する記憶ステップと、上記記憶ステップで周波数帯域を記憶した後に、前記重なり部分において上記携帯端末機が待ち受けエリアの変更の示唆を判別した場合に、上記待ち受けチャネルの選択時に、上記記憶ステップにおいて最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの周波数帯域を検出し、検出した周波数帯域の移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択する制御ステップとを実行させることを特徴としている。
携帯端末機における通信の終了時や待ち受けエリアの変更時などに実行される待ち受けチャネルの選択を行う場合に、最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択するので、通信の終了時や待ち受けエリアの変更時などの都度、新たに待ち受けを行うシステムに位置登録を行う動作を削減することができる。
上記課題を解決するために、本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記の待ち受けチャネル選択プログラムを記録したことを特徴としている。
当該プログラムをコンピュータに実行させ、携帯端末機における通信の終了時や待ち受けエリアの変更時などに実行される待ち受けチャネルの選択を行う場合に、最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択するので、通信の終了時や待ち受けエリアの変更時などの都度、新たに待ち受けを行うシステムに位置登録を行う動作を削減することができる。
本発明によれば、通信の終了時や待ち受けエリアの変更時などに実行される待ち受けチャネルの選択を行う場合に、最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択するので、通信の終了時や待ち受けエリアの変更時などの都度、新たに待ち受けを行うシステムに位置登録を行う動作を削減することができる。その結果、携帯端末機の移動体通信システム間の移行に伴う位置登録トラヒックを抑制することが可能となる。
本発明の実施形態にかかる携帯端末機について図面を参照して説明する。
まず、本実施形態にかかる携帯端末機の構成について説明する。図1は本実施形態にかかる携帯端末機の構成図である。本実施形態にかかる携帯端末機10は、図1に示すように、無線部12と、信号判別部14と、制御部16と、記憶部18とを備えて構成される。以下、各構成要素について詳細に説明する。
無線部12は、図示せぬ基地局との間で無線による信号の送受信を行う。信号判別部14は、無線部12で受信された信号が、本携帯端末機10の通信状態における通信の終了を示す信号や、待ち受け状態における待ち受けエリアの変更を示唆する信号などを判別する。記憶部18は、共用移動体通信システムにおいて本携帯端末機10が位置登録を行ったシステムの周波数帯域を記憶する。制御部16は、信号判別部14で受信信号が上記通信の終了又は待ち受けエリアの変更を示唆する信号であると判別された際の本携帯端末機10による新たな待ち受けチャネル選択時に、記憶部18に最終位置登録時に記憶されたシステムの周波数帯域を検出し、この検出周波数帯域のシステムの待ち受けチャネルを優先的に選択する制御を行うと共に、この選択時の無線部12の通信制御を行う。
続いて、本実施形態にかかる携帯端末機の動作について説明し、併せて、本発明の実施形態にかかる共用移動体通信システムの待ち受けチャネル選択方法について説明する。図2は、本実施形態にかかる携帯端末機が待ち受けチャネル選択を行う動作を説明するための共用移動体通信システムの構成図である。
この図2に示す共用移動体通信システムは、異なる周波数帯域を使用し、かつ同一又は異なる通信方式を採用する第1及び第2の第1の移動体通信システムから構成されており、波線20で区分けした上方が第1の移動体通信システム、下方が第2の移動体通信システムである。
第1の移動体通信システムでは、各々個別の基地局(図示せず)の電波によってエリア22,24,26,28が形成され、第2の移動体通信システムでは、各々個別の基地局(図示せず)の電波によってエリア30,32,34,36,38,40が形成されている。各エリア22〜40においては、図の上下の配置関係から分かるように、エリア22とエリア30および32の一部とが重なり、エリア24とエリア32,34双方の一部とが重なり、エリア26とエリア36およびエリア34,38双方の一部とが重なり、エリア28とエリア38,40双方の一部とが重なっている。携帯端末機は、その重なり部分でチャネルを切り替えることによって何れのシステムでも通信可能なようになっている。
現在、最終位置登録時に第2の移動体通信システムの周波数帯域が記憶部18に記憶された携帯端末機Xが、第2の移動体通信システムにおけるエリア30内の位置P2で待ち受け中であるとする。その後、携帯端末機Xが位置P6に移動する過程でエリア30と32の境界付近の位置P4に移動した際に、エリア30の待ち受けチャネルの受信レベルが適正値未満に劣化したとする。この際、エリア22および32の双方の待ち受けチャネルの受信レベルが適正値以上であれば、携帯端末機Xでは、エリア22または32の待ち受けチャネルに切り替える動作が行われる。
このケースの場合、携帯端末機Xでは、信号判別部14において無線部12での受信信号が、待ち受け状態における待ち受けエリアの変更を示唆する信号であると判別されるので、制御部16において、記憶部18に最終位置登録時に記憶された第2の移動体通信システムの周波数帯域が検出され、この第2の移動体通信システムの待ち受けチャネル、即ちエリア32の待ち受けチャネルが優先的に選択される。この選択後、携帯端末機Xはエリア32内の位置P6に移動する。
次に、最終位置登録時に第1の移動体通信システムの周波数帯域が記憶部18に記憶された携帯端末機Yが、エリア24内の位置P8において通信中であるとする。その後、携帯端末機Yがエリア24と26の境界付近の位置P10に移動した際に、この位置P10で受信レベルが最適なエリア34にて第2の移動体通信システムの通話回線にチャネル切り替えを行った後、エリア36内の位置P12に移動して終話(通信終了)したとする。この際、エリア36にエリア26が重なっているので、携帯端末機Yでは、エリア36または26の待ち受けチャネルに切り替える動作が行われる。
このケースの場合、携帯端末機Yでは、信号判別部14において無線部12での受信信号が、通信状態における通信の終了を示す信号であると判別されるので、制御部16において、記憶部18に最終位置登録時に記憶された第1の移動体通信システムの周波数帯域が検出され、この第1の移動体通信システムの待ち受けチャネル、即ちエリア26の待ち受けチャネルが優先的に選択される。
次に、最終位置登録時に第1の移動体通信システムの周波数帯域が記憶部18に記憶された携帯端末機Zが、エリア26内の位置P14において待ち受け中に電源を切り(電源OFF)、その後エリア28内の位置P16に移動し、ここで電源を投入(電源ON)して待ち受け中になったとする。この際、エリア28にエリア38が重なっているので、携帯端末機Zでは、エリア28または38の待ち受けチャネルに切り替える動作が行われる。
このケースの場合、携帯端末機Zでは、信号判別部14において無線部12での受信信号が、待ち受け状態における待ち受けエリアの変更を示唆する信号であると判別されるので、制御部16において、記憶部18に最終位置登録時に記憶された第1の移動体通信システムの周波数帯域が検出され、この第1の移動体通信システムの待ち受けチャネル、即ちエリア28の待ち受けチャネルが優先的に選択される。
続いて、本実施形態にかかる携帯端末機の作用及び効果について説明する。本実施形態にかかる携帯端末機10においては、電波で形成されるエリア22〜40の一部が重複した第1及び第2の移動体通信システム間で待ち受けチャネルを選択しながら通信を行う場合に、携帯端末機10の記憶部18に位置登録を行った移動体通信システムの周波数帯域を記憶し、制御部16で、待ち受けチャネルの選択時に、記憶部18に最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの周波数帯域を検出し、この検出周波数帯域の移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択するようにした。従って、携帯端末機10が、通信の終了時や待ち受けエリアの変更時などに実行される待ち受けチャネルの選択を行う場合に、最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択するので、通信の終了時や待ち受けエリアの変更時などの都度、新たに待ち受けを行うシステムに位置登録を行う動作を削減することができる。その結果、携帯端末機10の移動体通信システム間の移行に伴う位置登録トラヒックを抑制することが可能となる。
また、第1及び第2の移動体通信システムが、異なる周波数帯域を使用し且つ同一通信方式を採用する小ゾーン構成移動体通信システムである場合でも、上記同様に、携帯端末機10が、待ち受けチャネル選択時に、最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択することによって、通信の終了時や待ち受けエリアの変更時などの都度、新たに待ち受けを行うシステムに位置登録を行う動作を削減することができるので、携帯端末機10の移動体通信システム間の移行に伴う位置登録トラヒックを抑制することが可能となる。
また、第1及び第2の移動体通信システムが、異なる周波数帯域を使用し且つ異なる通信方式を採用する小ゾーン構成移動体通信システムである場合でも、上記同様に、携帯端末機10が、待ち受けチャネル選択時に、最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択することによって、通信の終了時や待ち受けエリアの変更時などの都度、新たに待ち受けを行うシステムに位置登録を行う動作を削減することができるので、携帯端末機10の移動通信システム間の移行に伴う位置登録トラヒックを抑制することが可能となる。
最後に、本発明の実施形態にかかる待ち受けチャネル選択プログラム、および、当該待ち受けチャネル選択プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(以下、単に記録媒体という)について説明する。ここで、記録媒体とは、コンピュータのハードウェア資源に備えられている読み取り装置に対して、プログラムの記述内容に応じて、磁気、光、電気等のエネルギーの変化状態を引き起こして、それに対応する信号の形式で、読み取り装置にプログラムの記述内容を伝達できるものである。かかる記録媒体としては、例えば、磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、コンピュータに内蔵されるメモリなどが該当する。
図3は、本発明の実施形態にかかる記録媒体の構成図である。記録媒体50は、図3に示すように、プログラムを記録するプログラム領域50aを備えている。このプログラム領域50aには、待ち受けチャネル選択プログラム52が記録されている。待ち受けチャネル選択プログラム52は、コンピュータに、電波で形成されるエリアの一部が重複した複数の移動体通信システム間で待ち受けチャネルを選択しながら携帯端末機に通信を行わせる待ち受けチャネル選択プログラムであって、図3に示すように、処理を統括するメインモジュール52aと、位置登録を行った移動体通信システムの周波数帯域を記憶手段に記憶する記憶モジュール52bと、待ち受けチャネルの選択時に、記憶手段において最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの周波数帯域を検出し、この検出周波数帯域の移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択する制御モジュール52cとを備えて構成される。
ここで、記憶モジュール52b、制御モジュール52cそれぞれを動作させることによって実現する機能は、上記携帯端末機10の記憶部18、制御部16それぞれの機能と同様である。尚、この場合、上記携帯端末機10の記憶部18に記憶されていた移動体通信システムの周波数帯域は、記録媒体50のデータ領域に格納されていても良いし、別の記録媒体に格納されていても良い。
図4は、記録媒体50に記録された待ち受けチャネル選択プログラム52を実行するためのコンピュータ(例えばサーバシステム)のシステム構成図であり、図5は、記録媒体50に記録された待ち受けチャネル選択プログラム52を実行するためのコンピュータの斜視図である。コンピュータ100は、図4及び図5に示すように、読み取り装置102と、オペレーティングシステム(OS)を常駐させた作業用メモリ(RAM)104と、表示手段であるディスプレイ106と、入力手段であるマウス108及びキーボード110と、通信手段である通信ユニット112と、待ち受けチャネル選択プログラム52の実行等を制御するCPU114とを備えている。ここで、記録媒体50が読み取り装置102に挿入されると、記録媒体50に記録された情報が読み取り装置102からアクセス可能となり、記録媒体50のプログラム領域50aに記録された光ファイバ選択プログラム52が、コンピュータ100によって実行可能となる。
上記読み取り装置102としては、記録媒体50に対応して、フレキシブルディスクドライブ装置、CD−ROMドライブ装置、あるいは磁気テープドライブ装置などが用いられる。
また、携帯端末機では、記録媒体として、小型化を目的として、カード型半導体メモリチップ等が使用可能である。
以上に説明した携帯端末機及び共用移動体通信システムの待ち受けチャネル選択方法は、電波で形成されるエリアの一部が重複した複数の移動体通信システム間で待ち受けチャネルを選択しながら通信を行うに当たって、位置登録を行った移動体通信システムの周波数帯域を記憶し、待ち受けチャネルの選択時に、先の記憶で最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの周波数帯域を検出し、この検出周波数帯域の移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択する。従って、通信の終了時や待ち受けエリアの変更時などに実行される待ち受けチャネルの選択を行う場合に、最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択するので、通信の終了時や待ち受けエリアの変更時などの都度、新たに待ち受けを行うシステムに位置登録を行う動作を削減することができる。その結果、携帯端末機の移動体通信システム間の移行に伴う位置登
録トラヒックを抑制することが可能となる。
また、異なる周波数帯域を使用し且つ同一通信方式を採用する複数の移動体通信システムにおいても、待ち受けチャネル選択時に、最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択することによって、通信の終了時や待ち受けエリアの変更時などの都度、新たに待ち受けを行うシステムに位置登録を行う動作を削減することができる。その結果、携帯端末機の移動体通信システム間の移行に伴う位置登録トラヒックを抑制することが可能となる。
また、異なる周波数帯域を使用し且つ異なる通信方式を採用する複数の移動体通信システムにおいても、待ち受けチャネル選択時に、最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択することによって、通信の終了時や待ち受けエリアの変更時などの都度、新たに待ち受けを行うシステムに位置登録を行う動作を削減することができる。その結果、携帯端末機の移動体通信システム間の移行に伴う位置登録トラヒックを抑制することが可能となる。
また、本発明の待ち受けチャネル選択プログラムおよび当該待ち受けチャネル選択プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、当該プログラムをコンピュータに実行させ、電波で形成されるエリアの一部が重複した複数の移動体通信システム間で待ち受けチャネルを選択しながら携帯端末機に通信を行わせるに当たって、位置登録を行った移動体通信システムの周波数帯域を記憶し、待ち受けチャネルの選択時に、先の記憶で最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの周波数帯域を検出し、この検出周波数帯域の移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択する。従って、通信の終了時や待ち受けエリアの変更時などに実行される待ち受けチャネルの選択を行う場合に、最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択するので、通信の終了時や待ち受けエリアの変更時などの都度、新たに待ち受けを行うシステムに位置登録を行う動作を削減することができる。その結果、携帯端末機の移動体通信システム間の移行に伴う位置登録トラヒックを抑制することが可能となる。
携帯端末機の構成図である。 共用移動体通信システムの構成図である。 記録媒体の構成図である。 コンピュータのシステム構成図である。 コンピュータの斜視図である。
符号の説明
10…携帯端末機、16…制御部、18…記憶部

Claims (6)

  1. 複数の移動体通信システムがそれぞれに形成するエリアの重なり部分で、前記複数の移動体通信システム間で待ち受けチャネルを選択しながら通信を行う携帯端末機であって、
    基地局との間で無線による信号の送受信を行う無線手段と、
    前記重なり部分において前記無線手段で受信された信号が待ち受けエリアの変更を示唆することを判別する信号判別手段と、
    位置登録を行った移動体通信システムの周波数帯域を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段が周波数帯域を記憶した後に、前記信号判別手段が待ち受けエリアの変更の示唆を判別した場合に、前記待ち受けチャネルの選択時に、前記記憶手段に最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの周波数帯域を検出し、検出した周波数帯域の移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択する制御手段と
    を備えたことを特徴とする携帯端末機。
  2. 前記複数の移動体通信システムは、異なる周波数帯域を使用し且つ同一通信方式を採用する小ゾーン構成移動体通信システムであることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機。
  3. 前記複数の移動体通信システムは、異なる周波数帯域を使用し且つ異なる通信方式を採用する小ゾーン構成移動体通信システムであることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機。
  4. 複数の移動体通信システムがそれぞれに形成するエリアの重なり部分で、前記複数の移動体通信システム間で待ち受けチャネルを携帯端末機で選択しながら通信を行う共用移動体通信システムの待ち受けチャネル選択方法であって、
    位置登録を行った移動体通信システムの周波数帯域を記憶する記憶ステップと、
    前記記憶ステップで周波数帯域を記憶した後に、前記重なり部分において前記携帯端末機が待ち受けエリアの変更の示唆を判別した場合に、前記待ち受けチャネルの選択時に、前記記憶ステップにおいて最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの周波数帯域を検出し、検出した周波数帯域の移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択する制御ステップと
    を備えたことを特徴とする共用移動体通信システムの待ち受けチャネル選択方法。
  5. 複数の移動体通信システムがそれぞれに形成するエリアの重なり部分で、前記複数の移動体通信システム間で待ち受けチャネルを選択しながら携帯端末機に通信を行わせる待ち受けチャネル選択プログラムであって、
    コンピュータに、
    位置登録を行った移動体通信システムの周波数帯域を記憶する記憶ステップと、
    前記記憶ステップで周波数帯域を記憶した後に、前記重なり部分において前記携帯端末機が待ち受けエリアの変更の示唆を判別した場合に、前記待ち受けチャネルの選択時に、前記記憶ステップにおいて最終位置登録時に記憶された移動体通信システムの周波数帯域を検出し、検出した周波数帯域の移動体通信システムの待ち受けチャネルを優先的に選択する制御ステップと
    を実行させることを特徴とする待ち受けチャネル選択プログラム。
  6. 請求項5に記載の待ち受けチャネル選択プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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