JP2006048461A - 生活反応判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】準備期間を短くして早期の使用を可能にし、データ解析に時間を要することなく迅速な判定ができ、しかも複数種類のデータを組み合せることなく正確な判定が可能な生活反応判定装置を提供する。
【解決手段】生活行動の状態を項目分けした見守り項目を設定する。各見守り項目毎に設置したセンサーにより見守り項目毎の行動を検知する生活反応検知手段1を設ける。該生活反応検知手段1からの出力を見守り項目毎に入力し記憶する入力情報記憶手段2を設ける。一方、見守り項目毎に判定情報を予め入力しておく判定情報入力手段6を設ける。入力情報及び判定情報に基づいて異常判定又は正常判定を行う項目毎判定手段5を設ける。【選択図】図2

Description

本発明は、主に介護施設の個室入居者を見守る生活反応判定装置に係り、見守り項目毎に短時間に効率良く行動の異常または正常を判定する生活反応判定装置に関するものである。
介護施設の個室入居者を見守る従来の装置として、例えば特許文献1乃至特許文献3に記載された装置がある。
特許文献1は、独居者の生活行動監視システムに関するもので、独居者の長時間にわたる生活行動データを定期収集し、収集されたデータを基に早期に独居者の生活行動の異常を見つけると共に、生活リズム診断においては生活行動パターンの異常を発見するシステムである。このために、特許文献1では、独居者宅a内の複数の所要箇所と出入口に分散配置されるケアマットを設け、このケアマットの圧力センサーによって人の動きが検知されるようにしている。動きを検知した情報がセンターへ送信されると、センター側では、受信した時系列データや過去の時系列データまたは病歴等の個人データを基に異常の有無を判断し、日々の生活リズムを判断、評価する手段を具備するものである。
特許文献2は、行動能力監視装置に関するもので、独居老人等の監視対象者が動けないような状態になる前にその傾向を察知できるようにする装置である。この装置によると、監視対象者A個人の生活動作についての時間帯ごとの平均回数をメモリ(記憶手段)に記憶させておくもので、宅内に設置した人感センサ(人体検知手段)によって監視対象者の実際の生活動作回数を時間帯ごとにカウントする。そして、処理部によって上記平均回数に対する上記実際回数の過不足値を累計し、この累計値に基づいて対象者の行動能力を監視する。さらに、上記累計値がマイナスになり、かつその絶対値が所定以上になったとき、行動能力の衰え度合が異常域に達したと判定する装置である。
特許文献3は、独居居住者ライフラインデータ処理システムに関するもので、独居居住者の行動を捉え、独居居住者の日常状態を判断できるようにしたシステムである。このシステムでは、複数のセンサの反応によって得られたライフラインデータを収集するデータ収集部と、データ収集部によって収集されたデータに基づいて、独居居住者の行動を解析するデータ解析部とを備えている。そして、各センサは、独居居住者宅内の主たる生活場所に、少なくとも1つ設置されているシステムである。
特開2000−57462号公報 特開2002−342855号公報 特開2004−46560号公報
従来の装置では、被介護人等の日々の生活リズムを判断し、正常か否かを判断する手段に課題を残すものであった。すなわち、従来の如く、行動が無い、あるいは行動が減少している等の情報で正常か否かを判断する手段では、任意設定時間を経過してからでないとその判断ができないものである。
例えば、1日中行動が無い場合に異常と判断する判定方式では、24時間で一度も行動が無いことが明らかになって始めて異常が判断されるので、この判断に最低24時間かかることになる。一方、予め行動履歴情報を保存しておき、この情報と現状行動とを比較して判断する判定方式では、判断の確度は行動履歴情報に依存することになる。しかし、行動履歴情報が確度の高い判定基準の基礎情報となり得るかは、行動の安定性に個人差が有ることから正確な判断は難しい面がある。しかも、行動履歴情報と比較する現状行動は、単一の行動では情報が不足するので一連の行動パターンとの比較を要する。この結果、正確な判断に必要な行動パターンの組合せが難しく、また、判定に時間を要する不都合もある。
また、特許文献1に記載の監視システムによると、ケアマットの圧力センサーによって人の動きが検知され、この情報がセンターへ送信された後、センター側では、受信した時系列データや過去の時系列データまたは病歴等の個人データを基に異常の有無を判断し、日々の生活リズムを判断、評価する判定方式を採用している。したがって、圧力センサーに検知された情報がこの監視システム全ての情報源となっており、監視範囲が圧力センサーを備えたケアマットの範囲に限られてしまうので、日常の行動を見守ることは不可能である。
一方、特許文献2に記載された監視装置では、前述の如く、監視対象者A個人の生活動作についての時間帯ごとの平均回数をメモリ(記憶手段)に記憶させておき、平均回数に対する上記実際回数の過不足値を累計するものである。そこで、この平均回数をメモリ(記憶手段)に記憶させるために、平均回数データ収集期間として、例えば30日間に設定されている。すると、異常か否かはこの30日間の平均回数を基に判断されるので、監視装置が本来の判断をする為に、最低30日は必要となる。この結果、使用開始を決定してから実際に使用を開始するまでに長期の準備期間を要する不都合があった。しかも、平均回数データを収集する30日間が、監視対象者にとって正常な状態の期間であるか否かについても判断する必要がある。
更に、特許文献3では、収集されたデータに基づいて、独居居住者の行動を解析するデータ解析部を備えたシステムである。このデータ解析部で使用するデータは、収集データと基礎データとを用いるもので、収集データは独居居住者の行動に反応する複数のセンサから得られるライフライン信号データを収集したデータである。一方、基礎データは、独居居住者が独居を続けていくために必要最低限の活動である睡眠、起床、就寝、炊事、食事、掃除、洗濯、入浴、及び排泄などに関する質問事項を用意し、この回答を基礎データとする。また、独居居住者に歩数計を装着してもらい、1日の総歩数や外出前後歩数なども解析用の基礎データとする。更に、データ解析部は、データ収集部から得られた収集データと上記基礎データとしての所定の回数を示す閾値とを比較するものである。
すなわち、特許文献3のシステムは、収集データをもとに想定されるヒストグラムの形状を解析し、基礎データとしての平均的なヒストグラムの形状とを比較し、その平均的な形状から著しく逸脱する場合に、非日常状態であると判断するものである。このようなシステムでは、収集データや基礎データなどの異なった情報を組み合わせて総合的に判断するので、最終判定に至るまでには、相当の時間を要するものになっている。しかも、行動に反応するライフライン信号データや、質問事項で得られたデータ、あるいは1日の総歩数や外出前後歩数など、あまりにも多種類の情報を解析用のデータとして組み合せて解析するものである。したがって、これら各データの組合せ方法如何によっては、判定結果が大きく変わる虞もあり、解析手法の信頼性に課題を残している。
このように、従来の装置では、データ収集に費やす準備期間に多くの時間を要すると共に、複数種類のデータを組み合せ比較するデータ解析にも多くの時間を要し、しかも、情報源を一元的にすると正確な判定が困難になるといった多くの課題を残すものであった。
そこで本発明は、上述の課題を解消すべく創出されたもので、準備期間を短くして早期の使用を可能にし、データ解析に時間を要することなく迅速な判定ができ、しかも複数種類のデータを組み合せることなく正確な判定が可能な生活反応判定装置の提供を目的とするものである。
上術の課題を解決するため、本発明の第1の手段は、生活行動の状態を起床、洗面、食事、清掃、休養、トイレ、入浴、就寝等に項目分けした見守り項目を設定し、各見守り項目毎に設置したセンサーにより見守り項目毎の行動の開始時刻及び終了時刻、行動回数を検知する生活反応検知手段1と、該生活反応検知手段1からの出力を見守り項目毎に入力し記憶する入力情報記憶手段2と、一方、前記見守り項目毎に設置されたセンサーのセンサー番号及び、見守り項目毎の行動内容を行動の有無又は行動の過多若しくは不足を記号で示す処理記号からなる判定情報を予め入力しておく判定情報入力手段6と、該判定情報入力手段6で入力された判定情報を記憶する判定情報記憶手段3と、前記入力情報記憶手段2から入力情報を取出すと共に、前記判定情報記憶手段3から判定情報を取出す項目毎情報取出し手段4とを有し、該項目毎情報取出し手段4にて取出した入力情報及び判定情報に基づいて異常判定又は正常判定を行う項目毎判定手段5を備えたことにある。
第2の手段における前記項目毎判定手段5は、見守り項目毎の入力情報における開始時刻から終了時刻までの間に、行動有りにより正常と判断される判定と、行動無しにより異常と判断される判定との判定時期の異なる二通りの判定を行う判定装置である。
第3の手段における前記項目毎判定手段5は、行動入力変数、判定比較基準変数、判定補正変数、極性反転変数に基づく判定計算式により判定結果を求めるものである。
第4の手段は、前記項目毎判定手段5により判定した結果を外部へ通知する判定結果出力手段7を備えていることを課題解消のための手段とする。
本発明判定装置の請求項1によると、生活行動の状態を項目分けした見守り項目を設定し、項目毎情報取出し手段4にて取出した入力情報及び判定情報に基づいて異常判定又は正常判定を行う項目毎判定手段5を備えたことにより、過去の行動パターンを活用しなくても判定することができる。この結果、過去のデータを収集する期間が必要なくなり、少ない準備期間で早期に使用できる。また、過去の行動との傾向を比較する必要がなく、各見守り項目毎の検出によって早期の判定が可能である。更に、見守り項目毎に判定情報を設けているので、判定時間設定から各項目毎の判定結果出力時期が容易に予測できる。
請求項2によると、項目毎判定手段5により、見守り項目毎の入力情報における開始時刻から終了時刻までの間に、行動有りにより正常と判断される判定と、行動無しにより異常と判断される判定との判定時期の異なる二通りの判定を行うことにより、データ解析に時間を要することなく迅速な判定ができるものになっている。したがって、行動有りにより正常と判断される判定が出れば、もう一方の行動無しにより異常と判断される判定は不要となる。このような判定は、見守る側からすると正常判定が出れば異常判定を待つまでもなく、早めに結果を知り、安心することができる。
請求項3の項目毎判定手段5は、行動入力変数、判定比較基準変数、判定補正変数、極性反転変数に基づく判定計算式により判定結果を求めるものであるから、異なった多くの種類のデータを組み合せることなく正確な判定を行うことができる。しかも、判定計算式の結果から、異常又は正常の二択のみならず、異常、正常の各レベルを知ることができる。
請求項4では、前記項目毎判定手段5により判定した結果を外部へ通知する判定結果出力手段7を備えているので、被介護者の情報把握が可能で、介護管理に反映させることができるものである。この結果、本発明判定装置による常時見守りが、介護者、被介護者の心理的不安解消に貢献できる。
このように、本発明によると準備期間を短くして早期の使用を可能にし、データ解析に時間を要することなく迅速な判定ができ、しかも複数種類のデータを組み合せることなく正確な判定が可能になるなどといったこれまでにない種々の効果を奏するものである。
本発明判定装置の最良の形態は、生活行動の状態を起床、洗面、食事、清掃、休養、トイレ、入浴、就寝等に項目分けした見守り項目を設定する。また、各見守り項目毎に設置したセンサーにより見守り項目毎の行動の開始時刻及び終了時刻、行動回数を検知する生活反応検知手段1を設ける。更に、該生活反応検知手段1からの出力を見守り項目毎に入力し記憶する入力情報記憶手段2を設ける。一方、前記見守り項目毎に設置されたセンサーのセンサー番号及び、見守り項目毎の行動内容を行動の有無又は行動の過多若しくは不足を記号で示す処理記号からなる判定情報を予め入力しておく判定情報入力手段6を設ける。該判定情報入力手段6で入力された判定情報を記憶する判定情報記憶手段3を設ける。更に、前記入力情報記憶手段2から入力情報を取出すと共に、前記判定情報記憶手段3から判定情報を取出す項目毎情報取出し手段4を設ける。そして、該項目毎情報取出し手段4にて取出した入力情報及び判定情報に基づいて異常判定又は正常判定を行う項目毎判定手段5を設ける。前記項目毎判定手段5は、見守り項目毎の入力情報における開始時刻から終了時刻までの間に、行動有りにより正常と判断される判定と、行動無しにより異常と判断される判定との判定時期の異なる二通りの判定を行う。また、前記項目毎判定手段5は、行動入力変数、判定比較基準変数、判定補正変数、極性反転変数に基づく判定計算式により判定結果を求めることにより、当初の目的を達成する。
次に、図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する。本発明装置では、生活行動の状態を起床、洗面、食事、清掃、休養、トイレ、入浴、就寝等に項目分けした見守り項目を設定する。そして、これらの見守り項目毎に、行動が正常か異常かを判定する装置になっている。この判定には、実際の行動から得られる入力情報と、予め各見守り項目毎に予め入力しておく判定情報とを比較して判定するものである。
入力情報は、生活反応検知手段1において各見守り項目毎に設置したセンサーにより得られるデータであり、見守り項目毎の行動の開始時刻及び終了時刻、行動回数を検知する。このセンサーは、見守り項目毎に最低1個設置し、必要に応じて複数個設置する。そして、これらのデータを入力情報記憶手段2が入力情報として記憶する。
一方、判定情報は、判定情報入力手段6で予め入力しておく情報である。この判定情報として、前記見守り項目毎に設置されたセンサーの各センサー番号及び、処理記号が入力され、判定情報記憶手段3に記憶する。この処理記号は、見守り項目毎の行動内容を数値化したもので、例えば行動有を処理記号1、行動無しを処理記号2、行動過多を処理記号3、行動不足を処理記号4としている。
表1は、処理記号と判定方法との関係を示している。
この表1で、行動不足とは、行動回数が判定回数よりも少ないことを示す。一方、行動過多とは、行動回数が判定回数よりも多いことを示す。また、項目間関連付けとは、判定時間帯が重複する他項目の重複時間帯内に行動検出が出た場合、当該項目でも行動があったとみなすもので、判定時間帯に重複がある項目間において、当該項目に行動検出が無く、他項目で行動検出が出た場合に当該項目判定にその結果を反映させるものである。この項目間関連付け機能を有する見守り項目を処理記号5又は処理記号6としている。
Figure 2006048461
実際の行動から得られる入力情報と、予め各見守り項目毎に予め入力しておく判定情報とを比較して判定するには、まず、項目毎情報取出し手段4により、前記入力情報記憶手段2から入力情報を取出すと共に、前記判定情報記憶手段3から判定情報を取出す。次に、項目毎判定手段5において、これらの入力情報及び判定情報に基づいて異常判定又は正常判定を行うものである。
項目毎判定手段5では、見守り項目毎の入力情報における開始時刻から終了時刻までの間に、行動有りにより正常と判断される判定と、行動無しにより異常と判断される判定との判定時期の異なる二通りの判定を行う。そして、どちらかが先に判定できた時点で判定を終了させて結果を通報する。たとえば、見守り項目として起床確認を選択すると、行動無し(起床せず)により異常と判断される判定では、見守り終了時刻まで待たなければ異常であるか否かが判定できないことになる。ところが、行動有りにより正常と判断される判定と、行動無しにより異常と判断される判定との判定時期の異なる二通りの判定を行った場合は、行動有り(起床した)により正常と判断される判定ができたときに、見守り終了時刻まで待つ必要がなくなる。この結果、通報のタイミングを短縮することができるものとなる。
入力情報と判定情報とを比較して判定するには、項目毎判定手段5の判定計算式により判定結果を求めるものである。この判定計算式は次の通りである。
E=(a‐b+c)×d
E…生活反応の判定結果,極性が異常か正常かを数値が度合いを示す。異常時はEが正値(0,1,2,・・・)となり、正常時はEが負値(−1,−2,・・・)となる。a…比較値a(行動入力変数),b…比較値b(判定比較基準変数),c…判定補正変数,Eの結果を異常時に正値、正常時に負値とする加工目的の変数である。d…極性反転変数,行動の有り/無し、過多/不足を同一式で計算するための極性の変数である。
次に、判定の処理記号と変数との関係を表2に示す。
Figure 2006048461
表2において、Ni…当該見守り項目の行動入力回数値,Nr…当該見守り項目の判定回数値,Nx…当該見守り項目と判定時間が重複する時間帯の各項目行動入力加算値とする。
Figure 2006048461
表3は、判定計算式により判定結果を求めた例を示している。
この表において、見守り項目No.0(起床)の判定は次の式となる。
E=(2−0−1)×−1=−1
この結果、正常、度合い1となる。尚、この判定は、本来のセンサーNo.1からの入力記憶情報は無いが、項目間関連付けで他項目見守り重複時間帯に入力記憶情報が有り、正常のみなし判定になっている。
同じく見守り項目No.1(洗面)の判定結果は次の式となる。
E=(4−0−1)×−1=−3
この結果、正常、度合い3となる。この判定では、センサーNo.2で行動検出が有り、正常判定となっている。
同じく見守り項目No.2(休養)の判定は次の式となる。
E=(10−6+0)×1=4
この結果、異常、度合い4となる。この判定によると、休養としては行動過多で異常判定になる。
図1は、入力情報と判定情報とから判定する処理の要素を示している。入力記憶情報は時系列に記憶するのではなく、センサー入力があると見守り時間帯内にある当該項目で指定されているセンサーNo.と入力のあったセンサーNo.とが一致している場合に入力記憶情報が更新される。当該項目の判定情報にセンサー入力の行動検出有りで判定処理を行う処理記号を含む場合は続けてその判定処理を行う。また、現在時刻が見守りの最終時刻となった場合も当該項目の処理記号によって決められる判定処理を行う。
図2は、本発明判定装置のブロック図を示している。生活反応検知手段1は生活反応を検出する。入力情報記憶手段2は、見守り項目毎に付けられる項目No.と、その項目No.に対応して設定された時間帯、センサーNo.での行動計数値を記録する。判定情報記憶手段3は、判定情報入力手段6の設定情報入力手段によって設定された判定情報を記憶する。項目毎情報取出し手段4は、判定情報に含まれる処理記号で決められる処理によって、入力情報記憶、判定情報記憶から該当項目に対応する情報を取り出す。項目毎判定手段5は、項目毎情報取出し手段4によって取り出された該当項目の行動入力情報と判定情報とから、1判定時期の異なる異常判定と正常判定の両面からの判定を行って判定結果を早めに出し、2生活反応判定結果を異常か正常かとその度合いを独自の生活反応判定計算によって得るものである。設定情報入力手段6は、釦操作による情報入力を行う。判定結果出力手段7は、判定結果の表示と外部機器へ判定結果の信号出力を行う。この判定結果出力手段は、前記項目毎判定手段により判定した結果を外部へ通知するものである。
図3は、本発明判定装置で使用するセンサー及び電気的構成を示す。同図において
入力センサー1(a)は、人感センサーで、赤外線変化量から人体行動を検出する。
入力センサー2(b)は、ドアセンサで、ドアー開閉から人の行動を検出する。
入力センサー3(c)は、トイレセンサーで、赤外線変化量から人体行動検出する。
入力センサー4(d)は、離床センサーで、体重による圧力変化から人体行動検出する。
入力センサー5(e)は、マットセンサーで、体重による圧力変化から人体行動検出する。尚、これらの入力センサー2〜5に接続するセンサは図示例に限定されるものではなく、各判定装置において自由に変更できるものである。
判定出力(f)は、無電圧接点信号とし、正常、異常の結果を出力する。
入出力インターフェース回路部(g)は、入出力器との信号授受で電気的条件整合を行う回路である。
表示部(h)は、検出情報、判定情報、判定結果情報等を表示する。
操作部(i)は、操作釦により情報操作を入力する。
上位通信部(j)は、上位計算機とのシリアル通信回線とする。
制御回路部(k)は、CPUチップ、メモリ、周辺回路を有し、装置全体のデータ制御を行う。
電源部(l)は、装置各部に電源の供給を行うものである。
図4は、本発明判定装置の情報様式例を示している。
図中、記号#0は、処理記号及び判定処理区分を示す。例えば、1(有り)、2(無し)、3(過多)、4(不足)、5(有・連)、6(無・連)としている。
記号#1は、センサー指定を示す。例えば1 〜 5など、入力センサーを指定する。
記号#2は、判定回数を示す。例えば00 〜 99など。
記号#3は、見守り終了時刻の分設定を示す。例えば00 〜 59など。
記号#4は、見守り終了時刻の時設定を示す。例えば00 〜 24など
記号#5は、見守り開始時刻の分設定を示す。例えば00 〜 59など。
記号#6は、見守り開始時刻の時設定を示す。例えば 00 〜 24など。
記号#7は、見守り項目を示す。例えばNo. 0 〜 9など。起床〜就寝まで最大10項目の設定が可能である。
記号#8は、見守り項目グループを示す。例えばNo. 0 〜 9など。指定されたグループの判定処理だけが行われる。また、曜日や被介護者状況で異なる条件設定にしたい場合はグループ分けで対応する。例えば、0は平日用、1は休日用とする。
この図において、判定記憶情報番号は、Dxxx(xxx=000〜999)と標記され、入力記憶情報番号は、d xx ( xx= 00〜 99)と標記されている。
尚、情報量は、記号#0〜#6と入力記憶情報の情報量 800(byte)となる(=8(byte/項目)×10(項目/Gr.)×10(Gr.))。
図5は、本発明判定装置における処理のフロー図を示している。
同図において、「終了時刻有り?」〜「生活反応判定」の間において、行動の検出による判定と終了時刻による判定との二通りの判定を行う。図中、符号「;」は、左に記した処理のコメントを示している。「生活行動計数」におけるコメントは、行動検出であるセンサー入力があると見守り時間帯内にある当該項目で指定されているセンサーNo.と入力のあったセンサーNo.とが一致している場合に入力記憶情報が更新される。「生活反応判定」では、判定情報の判定記号によって決まる処理方法で判定する。「判定終了?」では、正常又は異常のどちらか一方の判定が出れば判定終了とする。「判定結果出力」では、外部へ判定信号を出力し、また、判定結果を表示する。「解除処理」では、計数情報を消去して初期化する。
図6及び図7は、本発明判定装置を利用した他の実施例を示している。すなわち、図6は、福祉管理システムに利用した概念図である。この図では、本発明判定装置の通信回線を介してネットワークでその情報を上位装置が収集し、その他の管理情報と組み合わせて福祉管理システムを構築する。また、送信情報を生活反応判定結果でなく行動情報そのものとすると、各居室の被介護者行動情報が把握でき、介護管理に反映させることもできる。
図7は、本発明判定装置を独居老人生活見守り装置に使用した例を示している。この装置では、本発明判定装置の出力を受けて固定電話や携帯電話機へ接続する制御手段を付加することで、独居老人生活見守り装置が実現できるようにしている。
尚、本発明は前記実施例に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内における設計変更等は自由に行えるものである。
本発明における判定手段の一実施例を示すブロック図である。 本発明判定装置の一実施例を示すブロック図である。 本発明判定装置で使用するセンサーの一実施例を示すブロック図である。 本発明判定装置の情報様式例を示す概念図である。 本発明判定装置における処理の一実施例を示すフロー図である。 本発明判定装置を利用した他の実施例を示すブロック図である。 本発明判定装置を利用した他の実施例を示すブロック図である。
符号の説明
1 生活反応検知手段
2 入力情報記憶手段
3 判定情報記憶手段
4 項目毎情報取出し手段
5 項目毎判定手段
6 判定情報入力手段
7 判定結果出力手段

a 入力センサー1
b 入力センサー2
c 入力センサー3
d 入力センサー4
e 入力センサー5
f 判定出力
g 入出力インターフェース回路部
h 表示部
i 操作部
j 上位通信部
k 制御回路部
l 電源部

Claims (4)

  1. 生活行動の状態を起床、洗面、食事、清掃、休養、トイレ、入浴、就寝等に項目分けした見守り項目を設定し、
    各見守り項目毎に設置したセンサーにより見守り項目毎の行動の開始時刻及び終了時刻、行動回数を検知する生活反応検知手段と、
    該生活反応検知手段からの出力を見守り項目毎に入力し記憶する入力情報記憶手段と、
    一方、前記見守り項目毎に設置されたセンサーのセンサー番号及び、見守り項目毎の行動内容を行動の有無又は行動の過多若しくは不足を記号で示す処理記号からなる判定情報を予め入力しておく判定情報入力手段と、
    該判定情報入力手段で入力された判定情報を記憶する判定情報記憶手段と、
    前記入力情報記憶手段から入力情報を取出すと共に、前記判定情報記憶手段から判定情報を取出す項目毎情報取出し手段とを有し、
    該項目毎情報取出し手段にて取出した入力情報及び判定情報に基づいて異常判定又は正常判定を行う項目毎判定手段を備えたことを特徴とする生活反応判定装置。
  2. 前記項目毎判定手段は、見守り項目毎の入力情報における開始時刻から終了時刻までの間に、行動有りにより正常と判断される判定と、行動無しにより異常と判断される判定との判定時期の異なる二通りの判定を行う請求項1記載の生活反応判定装置。
  3. 前記項目毎判定手段は、行動入力変数、判定比較基準変数、判定補正変数、極性反転変数に基づく判定計算式により判定結果を求める請求項1又は2記載の生活反応判定装置。
  4. 前記項目毎判定手段により判定した結果を外部へ通知する判定結果出力手段を備えている請求項1乃至3いずれか記載の生活反応判定装置。
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