JP2006048103A - ディザスタリカバリシステム、プログラム及びデータの複製方法 - Google Patents

ディザスタリカバリシステム、プログラム及びデータの複製方法 Download PDF

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Abstract

【課題】トランザクションレベルで整合性の取れたバックアップを作成し、副サイトで業務を提供することでDRシステムの付加価値を高め、副サイトの運用を宵にする。
【解決手段】正DB107の更新差分を含むログ106により副DB117の回復を行い、また、ログ106にコマンドを加えて、副サイト2でログを解析してコマンドを実行する。ログ経由で運用コマンドを転送実行することで、副サイト2での運用コマンド実行をトランザクション整合性のとれたDBに対して、正サイト1と同一または意図したタイミングで実施する。コマンドがスナップショットの作成指示の場合、副ストレージ装置113を構成するミラーセット350の複数のボリュームをペア状態として各ボリュームに副DB117を書き込んで同期させ、この同期完了後に、ミラーセット350をスプリット状態とすることで副DB118を保存する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディザスタリカバリシステムの改良に関し、特に、データベースに適したディザスタリカバリシステムに関する。
近年、ITシステム(Information Technology)システムはビジネスにとって欠かせなくなっており、障害や災害であってもビジネスを継続することはますます重要になっている。ITシステム停止に伴う機会損失は莫大なものになり、例えば、金融業や大企業では数百万ドルにもなるといわれている。このような背景から、データベースを可動可能な正/副の2つのサイトを用意し、平常時から副サイトへ業務データをバックアップし、災害時には副サイトで業務を継続するディザスタリカバリ(以下、DR)システムが注目を集めている。
DRシステムでは、平常時から正サイトと副サイトにそれぞれデータベース(以下、DB)サーバとストレージ装置を備える。このため、正副サイトの構築並びに管理コスト、回線コストなど、DRシステムを構築し、維持するには非常に多くの費用を要する。しかし、実際に災害が生じる確立は全障害のうち数%とも言われており、業務の効率化やコストの削減が望まれる近年では、DRシステムにも付加価値が求められている。
このような付加価値の一例としては、DRシステムを高度化したRolling Disasterに対応するバックアップシステムがある。
Rolling Disasterは、災害発生時にシステム構成要素が同時に破壊されるのではなく、各構成要素がそれぞれ異なるタイミングで徐々に破壊されていくことを示す。したがって、災害発生時点以降もデータの更新が正サイトから副サイトへ転送されてしまい、バックアップされた副サイトのデータに整合性の取れない可能性が生じる。
このようなRolling Disasterに対処するため、データベースの最新のPiT(Point in Time)イメージに加えて、災害が生じる前のPiTイメージを保存するものが知られている(例えば、非特許文献1)。
これは、副サイトに第1ボリュームと第2ボリュームを設け、正サイトがタイマによりリモートコピーの中断/復帰を繰り返し、副サイトはリモートコピーを受信すると第1ボリュームに記録し、リモートコピーの中断時には副サイトが正サイトに障害がないことを確認してから第1ボリュームから第2ボリュームへデータをコピーして、その時点のPiTイメージを作成する。そして、正サイトがリモートコピーを復帰すると、副サイトは第1ボリュームへデータを書き込む。これにより、副サイトには必ず、最新の世代のバックアップ(第1ボリューム)と、1世代前のバックアップ(第2ボリューム)が保存され、万一、Rolling Disasterにより第1ボリュームに書き込みが行われたとしても、第2ボリュームに保存された1世代前のバックアップで復旧することができる。
DRシステムの付加価値を与える他の一例としては、正サイトに比して負荷の低い副サイトで、バックアップに加えてDBの検索処理を行うものが知られている(例えば、非特許文献2)。
これは、正サイトと副サイトにそれぞれDBMS(Data Base Management System)とストレージ装置を設け、正副サイト間をサーバ間ネットワークのみで接続する。そして、正サイトのDBMSは、ストレージ装置にデータを書き込むのと同時に、副サイトのDBMSにログを転送する。副サイトのDBMSは、受信したログをストレージ装置に書き込む。そして、副サイトでは、検索処理等の業務を行っていないときに、ストレージ装置に書き込んだログを副サイトのDBに適用し、DBを更新する。
Claus Mikkelsen、「The Hitachi NanoCopy Advantage」、第9頁〜第11頁、[online]、「平成16年7月16日検索」、インターネット<http://www.hds.com/pdf/wp134_nanocopy.pdf> 「Oracle Data Guard」、「Overview of Oracle Data Guard Functional Components」、[online]、「平成16年7月16日検索」、インターネット<http://otn.oracle.com/deploy/availability/htdocs/DataGuardOverview.html>
しかしながら、前者の従来例(非特許文献1)では、所定の時間間隔で1世代前のバックアップを取得するため、災害発生の直前のデータをバックアップするのが難しい、という問題がある。さらに、副サイトでは第1及び第2ボリュームでボリュームベースのコピーを行うため、保存されたバックアップは、トランザクションレベルでの整合性は保証されていない。このため、副サイトのバックアップでDBを稼動させるには、トランザクションの整合性を回復する処理が必要となって、DBの復旧に時間を要するという問題がある。
また、後者の従来例では、平常時から副サイトでDBMSを稼動させておき、正サイトからのログを副サイトのDBへ適用することで、DBの回復を行い、さらに、検索処理を実行することで、DRシステムの付加価値を高めようとしている。しかし、ログ適用を行う場合には検索処理を中断する必要があり、常時業務を提供することはできない、という問題がある。これは、ログ適用によってDBを回復しても、上述のようにトランザクションレベルでの整合性を保証しているわけではないからである。トランザクションレベルでの整合性を確保するには、ログをトランザクションレベルで解析する処理が必要になり、上記ログ適用と平行して実行することはできない。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、トランザクションレベルで整合性の取れたバックアップを作成して、データの欠損なしでデータベースの回復を行うことを目的とし、さらに、副サイトの運用を容易にし、副サイトで業務を提供することでDRシステムの付加価値を向上することを目的とする。
本発明は、第1の系で実行する第1のデータベースを、第2の系に設けた第2のストレージに格納される第2のデータベースに複写するデータの複製方法であって、前記第1のデータベースの更新差分のログを第1のストレージに記録する処理と、前記第1のデータベースの更新差分を第1のストレージに書き込む処理と、前記第1または第2の系に対する運用コマンドを前記ログに追加する処理と、前記更新差分及びコマンドを含むログを前記第2の系へ転送する処理と、前記転送された前記ログを前記第2のストレージに格納する処理と、前記第2のストレージのログを読み込んで、前記更新差分のログに基づいて第2のデータベースを回復する処理と、前記第2のストレージのログから前記コマンドを抽出する処理と、前記抽出したコマンドを実行する処理と、を含んで、ログを介して第2系を制御する。
また、前記コマンドをログに追加する処理は、第2の系でスナップショットの作成を指示するスナップショット作成コマンドをログに追加する処理を含み、前記抽出したコマンドを実行する処理は、前記抽出したコマンドがスナップショット作成コマンドであるときには、前記第2のストレージを構成するミラーセットの複数のボリュームをペア状態として各ボリュームに前記第2のデータベースを書き込んで同期させる処理と、前記同期が完了した後に、前記ミラーセットをスプリット状態として第2のデータベースを保存する。
また、スナップショットの作成時には、第1及び第2のデータベースの静止化を行う。
なお、運用コマンドは、スナップショットだけでなく、DBMSやOS、アプリケーションのコマンドでもよい。
したがって、本発明は、第1のデータベースの更新差分を含むログにより第2のデータベースの回復を行い、欠損なしでデータベースの回復を実現しながら、ログにコマンドを加えることで、第1の系から第2の系を制御することができる。
また、ログ適用で運用コマンドの転送・実施を行うため、データベースに対して正副サイト(第1の系及び第2系)でトランザクション整合性の取れた同一状態のデータベースに対して同一のタイミングで運用コマンドを実行できる。
スナップショット生成に用いた場合、スナップショットの作成指示があると、第2のストレージを構成するミラーセットの複数のボリュームをペア状態として各ボリュームに第2のデータベースを書き込んで同期させ、この同期完了後に、ミラーセットをスプリット状態とすることで第2のデータベースを保存することができる。このように保存した第2のデータベースは、第1の系とは独立して第2の系で利用することができるので、構築及び運用にコストのかかるディザスタリカバリシステムの付加価値を高めることができる。
特に、第1及び第2のデータベースを静止化することで、トランザクションレベルで整合性の取れたバックアップ(スナップショット)を容易に作成することができる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明で用いられる典型的なシステム図を示し、2つのサイト(系)でディザスタリカバリを行う一例を示す。
図1において、正サイト(第1の系)1は、正DBMS(DataBase Management System)101が稼動する正サーバ100と、正DBMS101に管理される正データベース107を格納する正ストレージ装置103を主体に構成される。
副サイト(第2の系)2は、副DBMS111が稼動する副サーバ110と、副DBMS111に管理される副データベース117、118を格納する副ストレージ装置113と、副DBMS111のDBMS機能の一部(ログ適用=データベース回復機能)をオフロード(分割)したサブセットとしてのDB・ストレージ管理部300を実行する専用装置(中間装置)400を主体に構成される。なお、専用装置400は、副サーバ110と副ストレージ装置113の間に配置され、図示しないCPU及びメモリを備える。
そして、正サイト1と副サイト2は、正サーバ100と副サーバ110を接続するサーバ間ネットワーク121と、正ストレージ装置103と副ストレージ装置113を接続するストレージ間ネットワーク120とを介して、サーバとストレージ装置が独立して接続される。そして、正ストレージ装置103は、更新のあったデータ(正DB107のログ)を副ストレージ装置113へ転送し、副サイト2では、副ストレージ装置113が正サイト1の正データベース(DB)107のバックアップを保存する。
サーバ間ネットワーク121には、正副サイト1、2を管理する管理装置200と、正DBMS101または副DBMS101にアクセスするクライアントコンピュータ250が接続される。
管理装置200は、例えば、監視プログラム(図中Monitor)501が実行されるサーバなどの計算機で構成され、正サーバ100のハートビートの検出や、正ストレージ装置103の障害情報などから正サイト1の障害を検出し、障害検出時には副サイト2のDB・ストレージ管理部300や副サーバ110へフェイルオーバを指令し、副サイト2へ業務を引き継ぐ。
クライアントコンピュータ250は、例えば、業務プログラム(図中UAP=ユーザアプリケーション)500が実行される計算機で構成される。クライアントコンピュータ250の業務プログラム500は、平常時には正DB107の参照・更新処理について正DBMS101にアクセスする。また、正DB107の検索・参照業務については副DBMS111にアクセスすることもできる。
正サイト1に障害が発生した場合には、クライアントコンピュータ250の業務プログラム500は、正DB107の更新処理及び検索・参照業務等全ての処理について副DBMS111にアクセスする。
正サイト1は、正サーバ100と正ストレージ装置103から構成される。正サーバ100には、図示しないCPU、メモリを備えており、正DB107の正DBMS101がインストールされており、この正DBMS101がクライアントコンピュータ250、管理装置200から業務を受け付ける。
正DBMS101は、正サーバ100のメモリ上にあるDBバッファ102と正ストレージ装置103を用いて正データベース(DB)107を管理する。
正DB107は正ストレージ装置103のディスク装置130に格納されるが、更新がある度に正ストレージ装置103にアクセスすると正DBMS101の処理速度が低下するため、通常はDBバッファ102上で更新処理を行う。
正DBMS101は、正DB107のトランザクション(Tr)がコミットされた場合、あるいは、DBバッファ102があふれた場合など、予め設定したタイミングで正DB107の更新を正ストレージ装置103に反映する。
正ストレージ装置103は、キャッシュ105、ディスク制御プログラム104、制御装置(図示省略)、複数のディスク装置130、131、これらディスク装置に設定された複数のボリュームより構成される。それぞれのボリュームには、正DB107のデータ本体が格納され、また、データ(正DB107)への更新差分の情報を有するログ106が格納される。なお、正ストレージ装置103の制御装置は、図示しないCPU、メモリを備える。
正ストレージ装置103の制御装置で実行されるディスク制御プログラム104は、ストレージ間ネットワーク120を介して副サイト2の副ストレージ装置113との間でリモートコピーを制御する。ここでは、ログ106のみを同期リモートコピー、あるいは、非同期リモートコピーで転送する。
つまり、正DBMS101は、DBバッファ102の内容を正ストレージ装置103の正DB107に書き込む(更新する)前に、書き込んだデータの更新差分を示すログ106を生成して正ストレージ装置103に書き込む。ディスク制御プログラム104は、新たに追加されたログ106を、上記のような所定のタイミングで副ストレージ装置113へストレージ間ネットワーク120を介して転送する。
副サイト2は、副サーバ110、副ストレージ装置113、および、副DBMS111の一部分の機能(例えば、ログ適用機能)を含むDB・ストレージ管理部300を実行する専用装置400から構成される。
ここで、専用装置400は、DB・ストレージ管理部300を実行可能な処理能力を備えた計算機であればよく、副DBMS111を実行可能な処理能力を必要とせず、副サーバ110に比して処理能力の低い計算機で構成することができる。
副サーバ110の副DBMS111は、後述するように、平常時には副ストレージ装置113にバックアップ(スナップショット)された副DB118を用いて、クライアントコンピュータ250に検索・参照業務を提供する。そして、正サイト1に障害が発生した場合には副DBMS111が正DBMS101を引き継いで業務を行う。
副ストレージ装置113は、リモートコピー機能を有するディスク制御プログラム114、キャッシュ115、複数のディスク装置で構成されたローカルミラーセット350を備える。
副ストレージ装置113は複数のディスク装置301、302、303を備え、ディスク装置303に形成されたボリュームにはリモートコピーにより保存された正DBMS101が管理するログ116が保存される。
ディスク装置302、303はローカルミラーセット350を構成しており、ディスク装置302、303に設定された複数のボリュームには、最新の正DB107のバックアップ117(図中i世代)と、直前の正DB107のバックアップ118(図中i−1世代)がそれぞれ保存される。なお、ここでは、ディスク装置302、303がそれぞれ一つのボリューム310、320を有するものとする。なお、本実施形態ではボリューム310がプライマリボリュームであり、ボリューム320がセカンダリボリュームとする。
このローカルミラーセット350は、DB・ストレージ管理部300からの指令に基づいてディスク制御プログラム114がミラーリングのペア関係をスプリット(分割)し、ボリューム間の同期を停止した状態で、単独のボリューム310、320としてそれぞれ書き込み/読み込み制御を行うことができ、また、スプリットを終了してペア状態にすれば、プライマリのボリューム310からセカンダリのボリューム320へミラーリングが行われる。
正サイト1の正DB107のバックアップは、通常、ボリューム310、320をスプリットした状態にしておき、ボリューム310のみに最新のバックアップ117を保存する。
そして、所定のタイミング(管理者や管理装置200の監視プログラム501からの要求など)になると、DB・ストレージ管理部300は、ローカルミラーセット350をペア状態に復帰させ、ボリューム310の内容をボリューム320にコピーして2つのボリューム310、320の同期を取る。この同期により、ボリューム320のバックアップ118は、最新の内容(世代)に更新される。このとき、DB・ストレージ管理部300は、バックアップされたログ116を読み込んで、バックアップされた副DB117の全てのTrを決着させておく。この後、ミラーリングを行うことにより、コピーされるボリューム320の内容(副DB118)は、トランザクションの整合性の取れた正DB107のスナップショットとなり、副DBMS111で実行される検索・参照業務の内容を保証することができる。なお、本実施形態では、管理装置200の監視プログラム501が、所定の周期で正サイト1にスナップショットの作成を要求する場合を示す。
その後、DB・ストレージ管理部300は、ボリューム310、320を再びミラーリングをスプリットした状態にしておき、ボリューム310のみへ最新のバックアップ117を保存する。したがって、次回のミラーリング時まで、ボリューム320の内容はリモートコピーによって更新されることはなく、トランザクションレベルで整合性のとれた直前のスナップショットとしての副DB118を維持することができる。
正ストレージ装置103からリモートコピーは、正DB107の更新差分の情報と正DBMS101からのコマンドを含むログ116のみが、正ストレージ装置103から副ストレージ装置113へリモートコピー機能により転送される。
上述したようにリモートコピーは、同期リモートコピーであっても、非同期リモートコピーであってもよい。同期リモートコピーの場合は、副ストレージ装置113への書き込みが完了して初めて正ストレージ装置103への正DB107のデータの書き込みが完了するために、災害や障害が生じても欠損なくデータがコピーされることが保証される。
しかし、書き込みの度にサーバ間ネットワーク121の回線遅延が付加されるため、正DBMS101で行う業務への影響が無視できない。一方、非同期リモートコピーを用いた場合は、副ストレージ装置113への転送が行われる前に正ストレージ装置103へのデータの書き込みが完了したとみなして処理を継続するため、正DBMS101への影響は最小減に抑えられる。ただし、副ストレージ装置113への書き込みが完了する前に災害が生じた場合には、欠損が生じてしまう。
リカバリの開始時以降は、副DB117はリモートコピーではなく、ログ適用により回復される。このログ適用は、副ストレージ装置113と副サーバ110の間に配置される専用装置400により実行される。
この専用装置400には、副DBMS111の一機能であるログ適用機能が副DBMS111のサブセットとしてDB・ストレージ管理部300としてオフロードされている。専用装置400は、ログ適用だけを行えばよいため、処理能力が低く、安価な計算機で実現可能となる。従って、平常時は、この専用装置400のみあればよく、検索・参照業務を行わない場合では副サーバ110を設置する必要がないことから、より安価なコストでDRシステムを構築することが可能となる。
また、サブセットとしてのDB・ストレージ管理部300は、機能が限定されているため、フル機能を持つ副DBMS111の場合に比べて複雑な管理を行う必要がなく、運用管理面でも低コスト化が可能となる。
また、上記図1では、副サイト2にのみ専用装置400があるが、正サイト1にも専用装置を配置してもよい。例えば、系(サイト)の切り替え処理は、災害時だけでなく、計画的に行う場合もある。その場合は、正サイト1と副サイト2の役割を入れ替え、副サイトで業務を行うとともに、正サイトで回復処理を行う必要がある。その場合は、ログ106、107のリモートコピーのコピー元とコピー先を入れ替えると共に、正サイトの専用装置で正DB107を回復する必要がある。
<正DBMS101のソフトウェア構成>
正サイト1の正DBMS101のソフトウェア構成を図2に示す。
正DBMS101は、クライアントコンピュータ250の業務プログラム500からの要求を受け付けるトランザクション受付部502と、処理するトランザクションの整合性を確認し、実行するトランザクション管理部503と、DBバッファ102または正ストレージ装置103への更新、参照を行うDB管理部505と、DB管理部505が実行する更新差分をログとして生成するとともに、DB107や副サイト2の副DB117、118を制御するための運用コマンドをログとして生成する管理部504と、管理装置200の監視プログラム501等からの要求をコマンドとして受け付けて、正ストレージ装置103または副サイト2の副ストレージ装置113を制御する運用コマンド実行管理部506とから構成される。
運用コマンド実行管理部506は、管理装置200等からスナップショット作成などの要求を受け付ける運用コマンド受付部507と、受け付けた運用コマンドの実行を制御する運用コマンド管理部508と、運用コマンドに基づいて正ストレージ装置103における制御指令をディスク制御プログラム104に送信する運用コマンド発行部509とから構成される。なお、運用コマンドは、DBMS、OS、アプリケーションのコマンドでも良く、この場合はDBMS、OS、アプリケーションに対してコマンドを発行する。
運用コマンド管理部508は、受け付ける運用コマンドの実行時期を制御するため、トランザクション管理部503にトランザクションの決着状態を問い合わせ、運用コマンドの実行に必要な指令を運用コマンド発行部509に送る。そして、運用コマンド管理部508は、受け付けた運用コマンドが正サイト1だけではなく、副サイト2でも行う必要がある場合には、当該運用コマンドをログ106に含めるようにトランザクション管理部503に指令し、トランザクション管理部503はこの運用コマンドをログ管理部504に送って、ログ106に運用コマンドを書き込む。
例えば、受け付けた運用コマンドがスナップショット作成である場合、運用コマンド管理部508は、トランザクション管理部503に対して全てのトランザクションが決着しているか否かを問い合わせる。
決着していないトランザクションがあれば、運用コマンド管理部508は、全てのトランザクションを強制的に決着させる静止化を実施する。
静止化が完了すると、運用コマンド管理部508は、静止化コマンドの後に、スナップショット作成コマンドをログ106に書き込むよう、トランザクション管理部503に指令する。
トランザクション管理部503はログ管理部504に指令して、静止化コマンド、スナップショット作成の順にログ106を作成し、ディスク制御プログラム104に書き込みを依頼する。
ディスク制御プログラム104は、所定のタイミング(周期またはログ106の更新時)でリモートコピーを行っており、正DB107の更新差分の情報と、運用コマンドを含むログ106は、副サイト2の副ストレージ装置113へ転送され、副サイト2では、バックアップされたログ116を解析することで、正DB107のバックアップと、正DBMS101からの運用コマンドを実行する。
<副サイト2のDB・ストレージ管理部のソフトウェア構成>
図3に、副サイト2のDB・ストレージ管理部300を主体とするソフトウェアの構成を示す。
DB・ストレージ管理部300は、正サイト1からバックアップされたログ116を読み込んで監視を行うログ監視部360と、ログ監視部360が読み込んだログ116が、正DB107の更新差分を示すログであれば、このログをボリューム310の副DB117に適用するようにDB管理部362へ指示し、また、読み込んだログ116が運用コマンドであれば、運用コマンド実行管理部600に送るトランザクション管理部361と、ログ116をボリューム310の副DB117に適用して副DB117を更新するDB管理部362とを備える。なお、トランザクション管理部361は、クライアントコンピュータ250の業務プログラム500や管理装置200の監視プログラム501からの要求を受け付けることも可能である。
運用コマンド実行管理部600は、トランザクション管理部361が解析した運用コマンドの実行を制御する運用コマンド管理部601と、運用コマンドに基づいて副ストレージ装置113への制御指令をディスク制御プログラム114に送信する運用コマンド発行部602とから構成される。
運用コマンド管理部601は、受け付ける運用コマンドの実行時期を制御するため、トランザクション管理部361にトランザクションの決着状態を問い合わせ、運用コマンドの実行に必要な指令を運用コマンド発行部602に送る。そして、運用コマンド管理部601は、運用コマンドの実行の実行結果をトランザクション管理部361に問い合わせ、異常があれば管理装置200の監視プログラム501へ送信し、異常を報知する。
例えば、ログ116に静止化コマンドに続いて、スナップショット作成の運用コマンドが含まれていた場合、運用コマンド管理部601は、運用コマンド発行部602へ、静止化が行われているか(トランザクションの整合性が取れているか)を確認する。
運用コマンド管理部601は、トランザクション管理部361に全てのトランザクションが決着したか(静止化が完了したか)を問い合わせ、完了していれば、運用コマンド発行部602へスナップショット作成コマンドを指令する。
運用コマンド発行部602は、ディスク制御プログラム114にミラーセット350のスプリットを終了し、ペア状態としてミラーリングを行うように指令する。これにより、トランザクションが完全に決着した状態の副DB117が副DB118としてボリューム320へバックアップされ、正DBMS101が静止化コマンドをログ106に書き込んだ時点のスナップショットが副DB117、DB118に作成される。
スナップショットの作成が完了すると、運用コマンド管理部601は、ローカルミラーセット350のペア状態を終了して、スプリットするように運用コマンド発行部602を介してディスク制御プログラム114に指令し、ある時点(PiT)のスナップショットをボリューム320に保存する一方、ボリューム310の副DB117の更新を再開する。
<正サイト1の処理>
図4は正サイト1の正DBMS101で行われる処理の一例を示すフローチャートである。正サイト1では、正DBMS101が主体となって、正DB107の管理を行う。なお、正ストレージ装置103のリモートコピーは、上述のようにディスク制御プログラム104が所定のタイミングで行うものとする。
まず、S3では、正DBMS101は、クライアントコンピュータ250の業務プログラム500等からの要求(正DB107への更新要求)を受け付ける。
次に、管理装置200の監視プログラム501から正DBMS101に運用コマンドが入力されたか否かを判定する。
運用コマンドが入力されていない場合には、S5に進み、正DB107の更新内容に対応するログを生成し、S6でディスク装置131のログ106に書き込む。その後、S7でDBバッファ102または正ストレージ装置103の正DB107に書き込みを行い、再びS1に戻る。
上記S5からS7の通常の更新処理では、ログ106が生成された後に、実際の書き込みが行われ正DB107が更新される。そして、生成されたログ106は、上述したように、ディスク制御プログラム104によって所定のタイミングで副ストレージ装置113にリモートコピーされる。
一方、上記S4の判定で、運用コマンドが入力されていない場合には、S8に進んで運用コマンドの内容を解析する。
運用コマンドには、正サイト1、副サイト2のDBへ共に適用するものと、正サイト1のみに適用するもの、副サイト2のみに適用するものに分けられる。
正サイト1及び副サイト2で共に適用する運用コマンドとしては、DBMSのパラメータ変更、正DB107と副DB108のファイルの拡張コマンドなどである。
正サイト1のみに適用する運用コマンドとしては、正DBMS101の性能測定コマンドなどがあり、また、副サイト2のみに適用する運用コマンドとしては、副DBMS111の性能測定コマンドやスナップショット生成コマンドなどがある。
次に、S9では、上記S8で解析した運用コマンドの種別に基づいて、処理フラグを設定する。処理フラグは、例えば、0=正副共通、1=正サイトのみ、2=副サイトのみ、等に設定すればよい。そして、運用コマンドにこの処理フラグを付加する。
次に、正DBMS101は、運用コマンドを実行するに当たって、トランザクションを決着する必要があるか否かを判定する。例えば、スナップショット作成コマンドやファイルサイズの変更など、正DB107の内容にクリティカルなコマンドは、トランザクションを決着する必要がありと判定し、性能測定など、正DB107の内容に係わらないコマンドは、トランザクションの決着は不要と判定する。
トランザクションの決着が不要な場合には、S2からS11ヘ進み、運用コマンドを実行する。運用コマンドの実行後、S12では、運用コマンドを適用した処理が正常に終了したか否かを判定する。
運用コマンドが正常に終了した場合には、S13に進んで運用コマンドの処理フラグが正サイト1のみ(処理フラグ=1)であるかを判定し、正サイト1のみに適用する運用コマンドの場合には、ログ106に書き込まず、運用コマンドを破棄して、そのままS1に戻る。あるいは、副サイト2で実施不要との情報を加えた上で、ログに書き込んでも良い。
一方、運用コマンドの処理フラグが共通または副サイト2のみに適用する場合では、ログ106を介して副サイト2へ伝達する必要があるので、S14に進んで運用コマンドに対応するログを生成し、S15でログ106をディスク装置131に書き込んだ後、S1へ戻る。ログ106に書き込まれた運用コマンドは、リモートコピーによって副サイト2の副ストレージ装置113に転送され、副サイト2のDB・ストレージ管理部300により解釈され、実行される。
上位機S12の判定で、運用コマンドが正常に終了しなかった場合には、S16に進んでエラーを出力する。このエラーは、運用コマンド実行管理部506から管理装置200へ通知することができる。また、このエラーをログ106に書き込んで、副サイト2へ伝達するようにしても良い。エラーを出力した後にはS1に戻る。
次に、上記S10の判定で、運用コマンドの実行に際してトランザクションの決着が必要な場合には、S18に進んで正DB107の静止化を行う。静止化によりすべてのトランザクションが決着した後に、S2へ進んで運用コマンドを実行する。
なお、上記S17で未決着のトランザクションがない場合には、S2へ進み運用コマンドを実行する。
以上の処理により、運用コマンドが入力されていない場合には、正DB107の更新要求に応じてログ106を生成した後に、DBバッファ102または正ストレージ装置103へ書き込みを行う。運用コマンドが入力された場合には、運用コマンドの内容に応じてトランザクションを決着する必要性を判定し、必要な場合には静止化を行ってから運用コマンドを実行する。
そして、運用コマンドの実行後は、正サイト1のみに適用する運用コマンドを除いてログ106に書き込み、ログ106を介して副サイト2へ運用コマンドを伝達する。
<副サイトの処理>
図5は副サイト2のDB・ストレージ管理部300で行われる処理の一例を示すフローチャートである。副サイト2では、DB・ストレージ管理部300が主体となって、副DB117の更新と、スナップショットの作成を行う。なお、副DBMS111は、クライアントコンピュータ250の業務プログラム500からの検索・参照要求を受け付けるが、これについては周知の処理であるので、ここでは詳述しない。
副サイト2のDB・ストレージ管理部300は、まず、S20で初期化処理を行う。この初期化処理は、副サイト2にバックアップされたログ116をどこから読み込むか、読み込み位置の設定などを行う。なお、読み込み位置は前回の終了位置などに応じて決定する。
次に、S21、S22では、管理装置200の監視プログラム501やクライアントコンピュータ250の業務プログラム500からバックアップの終了指示を受け付けたか否かを判定する。終了指示があった場合には、S23で所定の後処理(変数やバッファのクリアなど)を行ってから終了する。
終了指示がなければ、S24からS25へ進んで、ログ116の終端まで読み込んだか否かを判定する。終端まで読み込んでいる場合には、S21へ戻ってログ116が追加されるまでループを繰り返す。
一方、ログ116の終端まで読み込んでいない場合には、S26に進んでログ116を読み込む。そして、S27では、読み込んだログ116を解析し、正DB107の更新差分のログと、運用コマンドのログに分ける。
S28では、解析したログ116が運用コマンドであるか否かを判定する。運用コマンドでない場合、つまり、更新差分のログの場合には、S29へ進んで、プライマリボリューム310の副DB117にログ116の適用を行って更新し、S30では更新したトランザクションの決着状態を管理する。そして、S24へ戻って、ログ116の終端に達するまでログ116の読み込みを繰り返す。
一方、S28の判定で、読み込んだログ116が運用コマンドの場合には、S31に進んで、運用コマンドを実行する。運用コマンドが正常に終了すれば、S32からS24へ進んで次のログ116を読み込み、運用コマンドの実行で異常が発生した場合には、S33に進んでエラーを出力して処理を中断する。なお、エラーの出力は、管理装置200やクライアントコンピュータ250にエラーが生じたことを通知すればよい。また、中断後は、管理者により処理の復旧を行う。
<スナップショットの作成>
以上のように、正サイト1の正DBMS101と副サイト2のDB・ストレージ管理部300により、管理装置200の監視プログラム501からスナップショット作成要求があると、まず、正サイト1の正DB107を静止化して、全てのトランザクションを決着させる。
そして、静止化の完了後に、静止化コマンドとスナップショット作成コマンドをログ106に書き込む。ログ106は、ディスク制御プログラム104により副サイト2の副ストレージ装置113へリモートコピーされる。
副サイト2ではDB・ストレージ管理部300が、バックアップされたログ116を読み込んで、副DB117にログ適用を行って正DB107と同期を取る。
ログ116に書き込まれた静止化コマンド及びスナップショット作成コマンドは順次、DB・ストレージ管理部300で解釈され、静止化コマンドの場合は、副DB117の静止化を確認する。その後、スナップショット作成コマンドにより、ローカルミラーセット350をペア状態にして、プライマリボリューム310の副DB117を、セカンダリーボリューム320に書き込んで、副DB118とする。
この時点で、副DB118は、正DBMS101が静止化コマンドを発行した時点の正DB107の内容となり、さらに、全てのトランザクションは決着状態となっているので、副DB118を用いて副DBMS111が提供する検索・参照業務の内容は保証される。そして、正サイト1に障害が発生してフェイルオーバにより副サイト2へ業務を引き継ぐ際には、全てのトランザクションが決着した副DB118を用いることで、特別な回復処理を行うことなく、副DBMS111による業務の再開を迅速に行うことができる。すなわち、前記従来例のようにブロックレベルのバックアップのように、トランザクションの整合性を回復する必要がなく、即座に正サイト1から副サイト2へ切り換えを行うことができるのである。
そして、スナップショットの作成が完了した後には、ローカルミラーセット350を再びスプリット状態とし、プライマリボリューム310の副DB117でログ適用によるバックアップを継続することができる。
なお、副DBMS111では、検索・参照機能を提供する例を示したが、副ストレージ装置113のローカルミラーセット350は、スナップショットの作成時以外はスプリット状態としているため、ログ116を適用するプライマリのボリューム310とセカンダリーのボリューム320は独立しているため、セカンダリーボリューム320の副DB118を用いて、更新業務を提供することも可能である。この場合、正サイト1の正DB107との整合性は取れなくなってしまうが、例えば、副サイト2でDBMSのバージョンアップのテストなどを行うことが可能となって、実データを用いた開発支援を行うことができ、コストのかかるDRシステムの付加価値を向上することができる。
あるいは、正サイト1に障害が発生し、管理装置200の監視プログラム501からフェイルオーバの指示がDB・ストレージ管理部300にあると、プライマリボリューム310の副DB117にログ116を適用し、副DB117を回復する。その後、プライマリボリューム310を副DBMS111にマウントして、正サイト1から副サイト2へ切り換えるようにしても良い。
なお、上記実施形態では、ミラーセット350のミラー機能を用いた例を示したが、差分スナップショットを用いることも可能である。差分スナップショットは、対象とするボリュームに更新が加えられた場合には、別のディスク領域に更新前のデータを保存してから、実際の更新を反映する。したがって、スナップショット領域は、プライマリボリューム310全体ではなく、更新部分のみを保存すればよいため、スナップショット用に確保する副ストレージ装置113の容量を低減できる。また、複数のスナップショットを作成し、異なる領域に保存しておくことで、複数の世代のスナップショットを管理することが可能となる。
また、上記実施形態では、静止化コマンドとスナップショット作成コマンドを分けてログ106に書き込んだが、いずれか一方のコマンドをログ106に書き込むことで、副サイト2のDB・ストレージ管理部300が、静止化確認とミラーを行うようにすることができる。
また、本発明では、正サイト1と副サイト2でログ106のリモートコピーを行い、ログ106には正DB107の更新差分のログに加えて、運用コマンドを書き込み、副サイト2でバックアップされたログ116を解釈してログ適用と運用コマンドを実行するようにしたので、サーバ間ネットワーク121を用いることなく、副サイト2へスナップショットの作成指令を行うことができ、通信に要する負荷や待ち時間をなくして正サイト1及び副サイト2の負荷を低減できる。
また、本発明によれば、既存のDRシステムに、運用コマンドをログに書き込む機能と、ログを解析して更新差分のログ適用と運用コマンドをする機能を追加するだけ良いので、DBMSの大幅な改修を必要とせず、容易に実現できる。
<第2実施形態>
図6は、第2の実施形態を示し、前記第1実施形態の副サイト2のDB・ストレージ管理部300にログ116を読み込むバッファ370を設けたもので、その他の構成は前記第1実施形態と同様である。
本第2実施形態では、DB・ストレージ管理部300がトランザクションの解析を行いながらログ適用を行って、決着したトランザクションをREDO(再生)する。
なお、本第2実施形態では、正サイト1は、静止化に関係なく、任意の時点でスナップショット作成コマンドをログ106に書き込むものとする。
次に、図7に基づいて、副サイト2のDB・ストレージ管理部300で行われる処理の一例について説明する。
まず、S40では、副サイト2の副ストレージ装置113のローカルミラーセット350をペア状態として、プライマリボリューム310とセカンダリボリューム320を同期させ、副DB118を開始時点のスナップショット(シャドウイメージ=Shadow Image)とする。そして、同期が完了すると、同期状態を示す状態変数に同期が完了したことを示す所定の値を設定する。そして、ローカルミラーセット350をペア状態としたまま、S41以降の処理を行う。
S41では、副サイト2の副ストレージ装置113のログ116の読み込み位置を、前記第1実施形態と同様にして前回の状態などに基づいて決定し、S42以降の処理へ進む。
S43では、管理装置200の監視プログラム501やクライアントコンピュータ250の業務プログラム500からバックアップの終了指示を受け付けたか否かを判定する。終了指示があった場合には、S44で所定の後処理(変数やバッファのクリアなど)を行ってから終了する。
終了指示がなければ、S45へ進んで、ログ116の終端まで読み込んだか否かを判定する。終端まで読み込んでいる場合には、S42へ戻ってログ116が追加されるまでループを繰り返す。
一方、ログ116の終端まで読み込んでいない場合には、S46に進んでログ116をバッファ370に読み込む。そして、S47では、読み込んだログ116を解析し、正DB107の更新差分のログと、運用コマンドのログに分け、解析したログ116が運用コマンドであるか否かを判定する。運用コマンドでない場合、つまり、更新差分のログの場合には、S48へ進んで、プライマリボリューム310の副DB117にログ116を適用を行い、トランザクションが決着した場合にはREDO(再生)して、副DB117を更新する。
この結果、ローカルミラーセット350はペア状態であるので、セカンダリボリューム320の副DB118も同時に更新され、最新のスナップショットなる。
ログ116の適用後には、S42へ戻って、ログ116の終端に達するまでログ116の読み込みを繰り返す。
一方、S47の判定で、読み込んだログ116がスナップショット作成コマンドの場合には、S49に進んで、状態変数が同期状態を示す所定の値であることを確認してから、S50でローカルミラーセット350をスプリット状態とし、プライマリボリューム320の副DB117と、セカンダリボリューム320の副DB118を同期状態で切り離す。
スナップショット作成コマンドが正常に終了すれば、S51へ進んで正常に終了したか否かを判定し、スナップショット作成コマンドの実行で異常が発生した場合には、S52に進んでエラーを出力して処理を中断する。なお、エラーの出力は、管理装置200やクライアントコンピュータ250にエラーが生じたことを通知すればよい。また、中断後は、管理者により処理の復旧を行う。
以上の処理により、副サイト2のDB・ストレージ管理部300は、常時、バッファ370へ読み込んだログ116を副DB117に適用し、決着したトランザクションをREDOすることで、正DB107のバックアップを回復する。そして、ログ116の適用の際には、ローカルミラーセット350をペア状態としておき、プライマリボリューム310とセカンダリボリューム320の同期を取っておく。
そして、ログ116にスナップショット作成コマンドが含まれているときには、ローカルミラーセット350をスプリット状態に変更することで、セカンダリボリューム320の副DB118はログ適用を終了して切り離される。
セカンダリボリューム320の副DB118は、正サイト1側でスナップショット作成コマンドを発行時点に決着していたトランザクションが反映された整合性のあるスナップショットとなる。
このように、静止化を行わない場合では、常時、決着したトランザクションをREDOしておき、スナップショット作成コマンドが副サイト2へ来たときに、ローカルミラーセット350をスプリット状態とすることで、セカンダリボリューム320にトランザクションの整合性の取れたスナップショットを作成することができるのである。
そして、正サイト1では、静止化を行うことなくスナップショット作成コマンドをログ106に書き込むだけでよいので、スナップショット作成の処理に要する負荷を極めて小さくすることができる。なお、スナップショット作成コマンドは、前記第1実施形態と同様に管理装置200の監視プログラム501から正サイト1へ入力しても良いし、正DBMS101が所定の周期でスナップショット作成コマンドを発行(ログ106へ書き込み)してもよい。
<変形例1>
図8は、前記第2実施形態のDB・ストレージ管理部300の処理と、副サイト2の副DBMS111の検索・参照業務の開始処理を連携させる場合の一例を示す。
図8のS40〜S52は前記第2実施形態と同一であり、S50の処理の後に、副DBMS111へスナップショットが作成されたことを通知する処理(S61)を加えた点が異なる。
図8のS70〜S73は、副DBMS111の検索・参照業務の開始処理の一例を示す。
S70は、副DBMS111が検索・参照業務を開始するための初期化処理を行って、S71では、DB・ストレージ管理部300からの通知が到着するまで待機する。
そして、DB・ストレージ管理部300からスナップショットの作成が完了した通知を副DBMS111が受信すると、副DBMS111はS72で、スプリットされたセカンダリボリューム320の副DB118をマウントする。その後、S73では、マウントした副DB118を用いて所定の業務の提供を開始する。
DB・ストレージ管理部300と副DBMS111を連携させ、スナップショットの作成完了後に副DBMS111がスナップショットを作成したボリュームをマウントすることで、トランザクションの整合性の取れたDBにより副DBMS111は検索・参照業務を行うことができる。
なお、副DBMS111の業務は、上述したように参照業務に限定されるものではなく、更新を行うものであっても良い。例えば、月次処理や期末処理などの処理負荷の高いバッチ処理をスナップショットを用いて副DBMS111で行うようにしても良い。これにより、本来正DBMS101で行っていたバッチ処理を、副DBMS111へ分散させることが可能となって、正サイト1のレスポンスの低下を防ぎながら、処理負荷の高いバッチ処理を副サイト2で実行できる。
<変形例2>
図9は、前記第1実施形態の副サイト2の副ストレージ装置をNAS113Aに置き換えたもので、その他の構成は前記第1実施形態と同様である。
NAS113Aは、前記第1実施形態の副ストレージ装置113と同様に、ディスク制御プログラム114、キャッシュ115、ディスク装置302、303からなるローカルミラーセット350及びディスク装置301を備え、さらにNAS113Aの制御部(図示省略)では、ディスク制御プログラム114に加えて、DB・ストレージ管理部300が実行される。
この例では、前記第1実施形態で示したDB・ストレージ管理部300を実行する専用装置301が不要となって、DRシステムの構築及び維持に要するコストを低減することができる。
<変形例3>
図10は、前記変形例2のNAS113AをSANサーバ113Bに置き換えたもので、その他の構成は前記変形例2と同様である。
SANサーバ113Bは、ディスク制御プログラム114、キャッシュ115、DB・ストレージ管理部300を備え、ストレージ間ネットワーク120を介して正サイト1の正ストレージ装置103に接続され、また、SAN(Storage Area Networ)を介してディスク装置301、302、303と接続される。
ディスク装置302、303は、SANサーバ113Bによりミラーセット350を構成しても良いし、一つのディスク装置の中でミラーセット350を構成するようにしても良い。
なお、上記第1及び第2の実施形態では、管理装置200の監視プログラム501が、所定の周期で正サイト1にスナップショットの作成を要求する場合を示したが、正DBMS101が、所定のタイミング(周期やDB107の状態が所定の条件を満たしたとき等)でスナップショットの作成を指示(ログ106の生成)しても良い。
<変形例4>
これまで、運用コマンドとしてスナップショットコマンドを用いて説明を行ってきたが、運用コマンドとしては、DBMS/ストレージ/APなどのコマンドでもよい。
以下では、図11を参照しながらDBファイルを拡張する例を用いて説明する。
ここで主サイト1でログ、DBが格納されるディスク装置131、ディスク装置130にはそれぞれログファイル106、DBファイル107が存在するとする。
副サイト2でも同様に副ログファイル116、副DBファイル117が存在するとする。
挿入が繰り返し行われた場合などは、DBファイル107のサイズを拡張する必要がある。具体的には、最初にディスク装置の領域の拡張を行った後、続いてファイルの拡張を行うとする。
図11(a)は、ディスク装置/ファイル拡張前の初期状態を表す。前記第1実施形態に示したクライアントコンピュータや管理装置などからDBA(データベースアプリケーション)/UAP(ユーザアプリケーション)がディスク装置拡張、ファイル拡張の順で運用コマンド1100を正DBMS101に投入する。
図11(b)は、運用コマンド実行後の状態を表す。
正DBMS101では、運用コマンドを受け取ると、その運用コマンドを実行すると共に、ログに運用コマンドをパックしてログファイル106に書き込む。
このとき、正副サイトで同じDB状態で運用コマンドを実行するために、運用コマンド実行前に正サイトで上述したような静止化を行ってもよい。
運用コマンドの実行では、正ストレージ103において、最初に別なディスク装置132を確保し、続いて、ディスク装置130、132をまたがるようにDBファイル1071を拡張する。なお、DBファイル107を拡張したものがDBファイル1071である。
図11(c)は、副サイト2で運用コマンドが実行された状態を表す。
副サイト2では、DB・ストレージ管理部300がログファイル116を監視し、ログ適用を実施してDBファイル117を更新している。
ログファイル116はリモートコピー140により更新されていくが、その更新の結果、図11(b)でログにパックした運用コマンドを読み込んだら、ログを解析し、その運用コマンドを実行する。
この場合、ディスク装置拡張とファイル拡張の2つのコマンドがパックされている。
最初に、副ストレージ113において、別なディスク装置303を確保し、続いて、ディスク装置302、303をまたがるようにDBファイル1171を拡張する。なお、DBファイル107を拡張したものがDBファイル1071である。
正/副サイトで運用コマンド実行のタイミングがずれた場合、例えば、副サイト2でのDBファイル1171の拡張が本来のタイミング(正サイト1での拡張タイミング)と異なる場合、副サイト2では、拡張後に実行されるべき挿入が、拡張前のDBファイル117に実施される可能性があり、その場合は、エラーが生じる。
しかし、本発明のように静止化連携を行う場合には、同一状態のDBファイルに同一タイミング・順序で運用コマンドを実施することを保証できるため、上記のようなエラーは生じない。
以上のように、本発明によれば、副サイトを有効に利用して、金融業や大企業などに採用されるディザスタリカバリシステムに適用することができる。
本発明の一実施形態を示し、2つのサイトでディザスタリカバリを行う場合のシステム構成図。 正サイトの正DBMSのソフトウェア構成を示すブロック図。 副サイトのDB・ストレージ管理部のソフトウェア構成を示すブロック図。 正サイトの正DBMSで行われる処理の一例を示すフローチャート。 副サイトのDB・ストレージ管理部で行われる処理の一例を示すフローチャート。 第2の実施形態を示し、副サイトの専用装置の構成を示すブロック図。 第2の実施形態を示し、副サイトのDB・ストレージ管理部で行われる処理の一例を示すフローチャート。 第1の変形例を示し、副サイトのDB・ストレージ管理部と副DBMSで行われる処理の一例を示すフローチャート。 第2の変形例を示し、2つのサイトでディザスタリカバリを行う場合のシステム構成図。 第3の変形例を示し、2つのサイトでディザスタリカバリを行う場合のシステム構成図。 第3の変形例を示し、2つのサイトで運用コマンドを実行する場合のシステム構成図で、(a)は初期状態を示し、(b)は正サイトでの運用コマンドの実行状態を示し、(c)は副サイトでの運用コマンドの実行状態を示す。
符号の説明
1 正サイト
2 副サイト
100 正サーバ
101 正DBMS
103 正ストレージ装置
106、116 ログ
107 正DB
110 副サーバ
111 副DBMS
113 副ストレージ装置
117、118 副DB
300 DB・ストレージ管理部
301 専用装置
350 ローカルミラーセット
400 専用装置

Claims (18)

  1. 第1の系と第2の系とを遠隔地に配置してバックアップを行うディザスタリカバリシステムであって、
    前記第1の系は、
    前記第1のデータベースを提供する第1のDBMSを実行する第1の計算機と、
    トランザクション毎に前記第1のデータベースの更新差分が出力されるログと第1のデータベースとを格納する第1のストレージと、
    前記ログにコマンドを加えるコマンド追加部と、
    前記ログを第2系へ転送するリモートコピー部と、
    を含み、
    前記第2の系は、
    前記第1の系から受信したログと第2のデータベースを格納する第2のストレージと、 前記第1の系から受信した前記ログに基づいて前記第2のデータベースを回復するデータベース回復部と、を含み、
    前記データベース回復部は、前記ログに含まれるコマンドを抽出するコマンド抽出部と、
    前記抽出したコマンドを実行するコマンド実行部と、
    を含むことを特徴とするディザスタリカバリシステム。
  2. 前記コマンド追加部は、第2の系に対する指令としてスナップショットの作成を指示するスナップショット作成コマンドを前記ログに追加し、
    前記第2のストレージは、複数のボリュームをペア状態とスプリット状態に変更可能なミラーセットを有し、
    前記コマンド実行部は、前記抽出したコマンドがスナップショット作成コマンドの場合には、前記第2のストレージにスナップショットの作成を指示し、
    前記第2のストレージは、前記スナップショットの作成指示に基づいて、前記ミラーセットをペア状態として複数のボリュームに前記第2のデータベースを書き込んで同期させた後に、前記ミラーセットをスプリット状態として第2のデータベースを保存することを特徴とする請求項1に記載のディザスタリカバリシステム。
  3. 前記コマンド追加部は、前記第1のDBMSに含まれて、前記スナップショット作成コマンドをログに追加する際には、前記第1のデータベースの静止化を行った後に、当該スナップショット作成コマンドを前記ログに追加し、
    前記コマンド実行部は、前記抽出したコマンドがスナップショット作成コマンドの場合には、前記第2のデータベースを静止化した後に、前記第2のストレージにスナップショットの作成指示を行うことを特徴とする請求項2に記載のディザスタリカバリシステム。
  4. 前記コマンド追加部は、第2の系に対する指令としてスナップショットの作成を指示するスナップショット作成コマンドを前記ログに追加し、
    前記第2のストレージは、複数のボリュームをペア状態とスプリット状態に変更可能なミラーセットを有し、
    前記データベース回復部は、前記第2のストレージからログを読み込んで、第2のデータベースの未決着トランザクションを決着するトランザクション管理部を有し、
    前記コマンド実行部は、前記抽出したコマンドがスナップショット作成コマンドの場合には、前記第2のストレージにスナップショットの作成を指示し、
    前記第2のストレージは、前記スナップショットの作成指示に基づいて、前記ミラーセットをペア状態からスプリット状態に切り換えて、前記トランザクションを決着した第2のデータベースを保存することを特徴とする請求項1に記載のディザスタリカバリシステム。
  5. 前記第2の系は、前記第2のストレージに格納された第2のデータベースを提供する第2のDBMSを実行する第2の計算機を含み、
    前記第2のDBMSは、前記スプリット状態の前記ミラーセットのボリュームをマウントし、前記保存された第2のデータベースを提供することを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれかひとつに記載のディザスタリカバリシステム。
  6. 前記第2のストレージがNASで構成され、当該NASは前記データベース回復部を含むことを特徴とする請求項1に記載のディザスタリカバリシステム。
  7. 前記第2のストレージがSANを備え、当該SANに接続されて前記データベース回復部を実行し、かつ、前記第1の系から受信したログを前記第2のストレージに書き込むサーバを備えたことを特徴とする請求項1に記載のディザスタリカバリシステム。
  8. 第1の系で実行する第1のデータベースから、第2の系に設けた第2のストレージへ複写される第2のデータベースに対するデータの複製方法であって、
    前記第1のデータベースの更新差分のログを第1のストレージに記録する処理と、
    前記第1のデータベースの更新差分を第1のストレージに書き込む処理と、
    前記第1または第2の系に対するコマンドを前記ログに追加する処理と、
    前記更新差分及びコマンドを含むログを前記第2の系へ転送する処理と、
    前記転送された前記ログを前記第2のストレージに格納する処理と、
    前記第2のストレージのログを読み込んで、前記更新差分のログに基づいて第2のデータベースを回復する処理と、
    前記第2のストレージのログから前記コマンドを抽出する処理と、
    前記抽出したコマンドを実行する処理と、
    を含むことを特徴とするデータの複製方法。
  9. 前記コマンドをログに追加する処理は、第2の系でスナップショットの作成を指示するスナップショット作成コマンドをログに追加する処理を含み、
    前記抽出したコマンドを実行する処理は、
    前記抽出したコマンドがスナップショット作成コマンドであるときには、前記第2のストレージを構成するミラーセットの複数のボリュームをペア状態として各ボリュームに前記第2のデータベースを書き込んで同期させる処理と、
    前記同期が完了した後に、前記ミラーセットをスプリット状態として第2のデータベースを保存する処理と、
    を含むことを特徴とする請求項8に記載のデータの複製方法。
  10. 前記スナップショット作成コマンドをログに追加する処理は、前記第1のデータベースを静止化する処理と、当該静止化の完了後に前記スナップショット作成コマンドをログに追加する処理と、を含み、
    前記第2のデータベースを書き込んで同期させる処理は、前記第2のデータベースを静止化する処理と、当該静止化の完了後にミラーセットの複数のボリュームをペア状態として各ボリュームに前記第2のデータベースを書き込む処理と、
    を含むことを特徴とする請求項9に記載のデータの複製方法。
  11. 前記コマンドをログに追加する処理は、第2の系でスナップショットの作成を指示するスナップショット作成コマンドをログに追加する処理を含み、
    前記第2のデータベースを回復する処理は、前記第2のストレージからログを読み込んで、第2のデータベースの未決着トランザクションを決着する処理と、前記第2のストレージを構成するミラーセットの複数のボリュームをペア状態として各ボリュームに前記第2のデータベースを書き込んで同期させる処理と、を含み、
    前記抽出したコマンドを実行する処理は、前記抽出したコマンドがスナップショット作成コマンドであるときには、前記第2のストレージを構成するミラーセットの複数のボリュームをペア状態からスプリット状態に切り換えて、第2のデータベースを保存する処理と、
    を含むことを特徴とする請求項9に記載のデータの複製方法。
  12. 前記第2のデータベースを保存した前記ミラーセットのボリュームをマウントする処理と、
    前記マウントしたボリュームの第2のデータベースを提供する処理と、
    を含むことを特徴とする請求項9ないし請求項11のいずれかひとつに記載のデータの複製方法。
  13. 前記第1の系でコマンドを受け付ける処理と、
    前記コマンドを解析する処理と、
    前記コマンドが第1の系のみに対する指示である場合には、当該指示を第1の系で実行する処理と、
    前記実行したコマンドを破棄する処理と、
    を含むことを特徴とする請求項8に記載のデータの複製方法。
  14. 前記第1の系でコマンドを受け付ける処理と、
    前記コマンドを解析する処理と、
    前記コマンドが第1の系と第2の系で実行可能な指示である場合には、当該指示を第1の系で実行する処理と、
    前記実行したコマンドをログに書き込む処理と、
    を含むことを特徴とする請求項8に記載のデータの複製方法。
  15. 前記第1の系でコマンドを受け付ける処理と、
    前記コマンドを解析する処理と、
    前記コマンドが第1の系のみに対する指示である場合には、当該指示を第1の系で実行する処理と、
    前記実行したコマンドを破棄する処理と、
    を含むことを特徴とする請求項8に記載のデータの複製方法。
  16. 前記第1または第2の系に対するコマンドを前記ログに追加する処理は、
    当該コマンドを実行するに当たってトランザクションの整合性を取る必要があるか否かを判定する処理と、
    前記整合性を取る必要がある場合には、前記コマンドの前にトランザクションの整合性を取るコマンドを追加する処理と、
    前記第1の系でトランザクションの整合性を取る処理と、
    を含むことを特徴とする請求項8に記載のデータの複製方法。
  17. 第1の系で第1のデータベースを提供する処理をコンピュータに機能させるプログラムであって、
    前記第1のデータベースの更新差分のログを第1のストレージに記録する処理と、
    前記第1のデータベースの更新差分を第1のストレージに書き込む処理と、
    前記第1または第2の系に対するコマンドを受け付ける処理と、
    当該コマンドを実行するに当たってトランザクションの整合性を取る必要があるか否かを判定する処理と、
    前記整合性を取る必要がある場合には、前記コマンドの前にトランザクションの整合性を取るコマンドを追加する処理と、
    前記第1の系でトランザクションの整合性を取る処理と、
    前記更新差分及びコマンドを含むログを前記第2の系へ転送する処理と、
    をコンピュータに機能させることを特徴とするプログラム。
  18. 第2の系で受信したログを監視する処理をコンピュータに機能させるプログラムであって、
    前記受信したログを解析して、当該ログがデータベースの更新差分の情報とコマンドのいずれであるかを判定する処理と、
    前記ログがデータベースの更新差分の場合には、当該更新差分に基づいて第2のデータベースを回復する処理と、
    前記ログがコマンドの場合には、当該コマンドを実行する処理と、
    をコンピュータに機能させることを特徴とするプログラム。
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