JP2006047502A - チューナおよびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 チューナに、調律対象の楽器の演奏音の実音での音名とその記譜音での音名との関係を表す移調パラメータと、該楽器を調律する際の基準となる音のピッチを表す基準ピッチと、を設定させる。上記楽器の演奏音の音信号が入力された場合には、その音信号に基づいて上記演奏音のピッチを検出させるとともに、所定の音律においてその演奏音の最寄に位置する対象音の音名を上記ピッチと上記基準ピッチとに基づいて特定させる。そして、上記ピッチと上記対象音のピッチとの差を表示装置に表示させる一方、上記対象音の音名を上記移調パラメータにしたがって記譜音での音名に変換し、その記譜音での音名に対応する音符を記譜した五線譜を上記表示装置に表示させる。
【選択図】 図1
Description
とは異なった調や音域で楽譜が記譜されるもの(以下、「移調楽器」)がある。このような移調楽器のユーザにとっては、上記特許文献1に開示された調律器は非常に利用しづらいものである。何故ならば、特許文献1に開示された技術では、その移調楽器の演奏とは全く無関係な上記鍵盤上でのオクターブ位置が表示されるからであり、また、そのオクターブ位置には上記移調は施されていないからである。また、特許文献2に開示された調律装置によれば、ハーモニー練習を行う目的で調律を行う際に、そのハーモニーの基礎となる根音に対してハーモニー関係にある音程の音のピッチ位置が全て表示されるため、ユーザは、自分がどのピッチ位置に合わせて調律を行うべきかを把握することが困難になってしまうといった問題点がある。
[A:第1実施形態]
(A−1:構成)
図1は、本発明の第1実施形態に係るチューナ10の構成例を示す図である。図1に示すように、このチューナ10は、記憶手段100と、設定手段110と、入力手段120と、ピッチ検出手段130と、対象音特定手段140と、算出手段150と、表示制御手段160と、を有している。そして、入力手段120には、調律対象の楽器の演奏音を集音するためのマイクロホン20が接続されており、表示制御手段160には、液晶ディスプレイ装置などの表示装置30が接続されている。
であり、バッファ入力部131から引渡された音信号から所定のカットオフ周波数よりも低い周波数成分をカットしてブレスノイズ検出部135へ引渡すものである。一方、ブレスノイズ検出部135は、ブレスノイズ検出前処理部134から引渡された音信号について、その音信号がブレスノイズを表しているか否かを判定し、ブレスノイズであると判定した場合に、その音信号に基づいてピッチの検出を行わないことを指示する旨の制御信号をピッチ有無判定部136へ供給するものである。具体的には、ブレスノイズ検出部135は、入力された音信号のゼロクロス回数が所定の閾値よりも大きい場合に、その音信号はブレスノイズを表していると判定し、上記制御信号をピッチ有無判定部136へ供給する。ここで、ブレスノイズ検出処理を行うか否かを表すデータや、上記所定のカットオフ周波数、および、上記ゼロクロス回数の閾値などは上記ピッチ検出用パラメータに含まれており、設定手段110によってブレスノイズ検出前処理部134やブレスノイズ検出部135に設定される。このようにブレスノイズの検出を行う理由は、管楽器などではそのアタックの部分などで、ブレスノイズによってピッチが誤検出されることがあり、このような誤検出の発生を回避するためである。
次いで、チューナ10が行う動作のうち、その特徴を顕著に示す動作について図面を参照しつつ説明する。以下に説明する動作例では、調律対象の楽器がバスクラリネットである場合について説明する。また、以下に説明する動作例では、バスクラリネットを表わす楽器識別子に対応付けて記憶手段100に格納されている移調パラメータには、そのバスクラリネットのキーが“in B♭”であることを表す第1のパラメータと、そのオクターブシフトが“+1”であることを表す第2のパラメータとが含まれているものとする。また、上記楽器識別子に対応付けて記憶手段100に格納されている楽譜パラメータの表す音部記号は“ト音記号”である、とする。
まず、バスクラリネットの調律に好適な各種パラメータをチューナ10の各手段に設定するパラメータ設定動作について図4を参照しつつ説明する。図4は、チューナ10が行うパラメータ設定動作の流れを示すフローチャートである。図2に示すGUI画面を視認したユーザは、まず、チューナ10の操作部(図示省略)を適宜操作して、基準ピッチを表す数字文字列(本実施形態では“440”)を領域230へ入力するとともに、プルダウンメニュ200を適宜操作し調律対象の楽器であるバスクラリネットの楽器識別子を選択する。
図6は、チューナ10が行う調律支援動作の流れを示すフローチャートである。図6に示されているように、チューナ10は、演奏音の音信号が入力手段120へ入力される(ステップSB1)と、ピッチ検出手段130によってその音信号のピッチを検出する(ステップSB2)。次いで、チューナ10は、ステップSB2にて検出したピッチと、上記パラメータ設定動作にて設定した基準ピッチデータの表わす基準ピッチとに基づいて、所定の音律において上記演奏音の最寄に位置する音である対象音を対象音特定手段140により特定する(ステップSB3)。本実施形態では、上述の如き演奏音に対応する音信号が入力されてくるのであるから、実音での音名が“C3”である音が上記対象音として特定される。この対象音特定手段140は、特定した対象音を表わす対象音データ(本実施形態では、その対象音の実音での音名を表す文字列)を算出手段150と表示制御手段160へ引渡す。
次いで、本発明の第2実施形態に係るチューナ40について説明する。
(B−1:構成)
図10は、本発明の第2実施形態に係るチューナ40の構成例を示すブロック図である。図10に示すチューナ40の構成が前述したチューナ10の構成(図1参照)と異なっている点は、調律を行うべき対象音の音名を表わす対象音データが予め記憶手段100に記憶されている点と、対象音特定手段140に代えて判定手段170を設けた点とである。
次いで、チューナ40が行う動作のうち、その特徴を顕著に示す動作についてのみ説明する。なお、以下に説明する動作例では、対象音データとして文字列“C3”が予め記憶手段100に格納されているものとする。また、以下では、上述した第1実施形態と同様に、バスクラリネットの調律を行う場合について説明するが、チューナ40についてのパラメータ設定動作については、チューナ10が行うパラメータ設定動作となんら変わるところがないため、説明を省略する。
次いで、本発明の第3実施形態に係るチューナ50について説明する。
(C−1:構成)
図12は本発明の第3実施形態に係るチューナ50の構成例を示すブロック図である。図12に示すチューナ50の構成が前述したチューナ10の構成(図1参照)と異なっている点は、記憶手段100に所定のピッチの音を表す根音データが格納されている点と、音程関係特定手段180を新たに設けた点と、表示制御手段160に代えて表示制御手段190を設けた点とである。なお、本実施形態では、上記根音データが予め記憶手段100に格納されている場合について説明するが、係る根音データをユーザに入力させてその根音をユーザに指定させるとしても勿論良い。具体的には、図2に示すGUI画面に、上記根音データをユーザに入力させるための領域を新たに設け、その領域に入力された根音データを設定手段110によって記憶手段100へ書き込むようにすれば良い。
次いで、本実施形態に係るチューナ50が行う動作のうち、その特徴を顕著に示す動作について図面を参照しつつ説明する。なお、以下に説明する動作例では、フルートを用いてハーモニー練習を行う場合について説明する。また、フルートの楽器識別子に対応付けて記憶手段100に格納されている移調パラメータは、キーが“in C”でありオクターブシフトが“0”であることを示しており、その楽器識別子に対応付けて記憶手段100に格納されている楽譜パラメータの表す音部記号は“ト音記号”であるものとする。さらに、記憶手段100には、実音での音名が“C4”である音を表すデータが上記根音データとして格納されているものとする。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、以下に説明するような変形を加えても良いことは勿論である。
(D−1:変形例1)
上述した各実施形態では、調律対象の楽器を表す楽器識別子をプルダウンメニュにて選択させることによって、その楽器のキーやオクターブシフトなどを表す移調パラメータを設定させる場合について説明した。このようにすることによって、各楽器に適した移調パラメータを簡便に設定することが可能になるといった効果を奏する。しかしながら、係るパラメータを各々個別にユーザに入力させるようにしても良いことは勿論であり、また、上記の如くプルダウンメニュにて設定された各パラメータをユーザの所望に応じて各々書換える書換え手段を設けるとしても勿論良い。さらに、ユーザによって選択された楽器の種類に応じて記憶手段100から読み出された移調パラメータを保持する保持手段(例えば、Random Access Memoryなど)を設け、ユーザによって所定の操作が為された場合に、そのユーザによって書換えられた移調パラメータを、上記キーを表すパラメータやオクターブシフトを表すパラメータ毎に上記保持手段に保持されている移調パラメータで再度書換えさせるようにしても勿論良い。このようにすると、ユーザの所望に応じて上記移調パラメータを柔軟に設定することが可能になるといった効果を奏する。
また、上述した各実施形態では、プルダウンメニュを適宜ユーザに操作させることによって、調律対象の楽器を表す楽器識別子を選択させる場合について説明したが、例えば、調律対象の楽器の演奏音に基づいて、その楽器を自動認識させるようにしても勿論良い。具体的には、楽器識別子とその楽器識別子の表す楽器の演奏音の波形の特徴を表すパラメータとを対応付けて記憶手段100に格納させておく。そして、入力手段120へ入力された演奏音の波形を分析してその特徴を抽出し、抽出された特徴と記憶手段100の記憶内容とに基づいて上記演奏音を奏でた楽器を認識させるようにすれば良い。
上述した各実施形態では、各楽器に好適なピッチ検出用パラメータや各楽器の移調を表す移調パラメータ、その楽器に好適な楽譜を表す楽譜パラメータを楽器の種類を表す楽器識別子に対応づけて記憶手段100へ格納しておく場合について説明した。しかしながら、上記ピッチ検出用パラメータや移調パラメータ、楽譜パラメータの他に、対象音と演奏音とのピッチ差をメータ表示する際の表示態様を規定するメータ表示用パラメータを上記楽器識別子に対応付けて記憶手段100に格納しておくとしても勿論良い。このようなメータ表示用パラメータの一例としては、ピッチ検出手段130におけるピッチの検出間隔、ピッチ有無判定部136において、連続して何回ピッチ無しと判定された場合にメータ表示においてピッチ無しと表示するかを規定するデータ、ピッチ検出手段130により検出されたピッチの履歴を平均化してメータ表示するか否か、また、その平均化の方法および平均化に利用する履歴の数、仮想メータの表示を更新する際に、その針位置の変化が滑らかに表示されるように補間を施すか否かやその補間の分割数などが挙げられる。例えば、低音楽器については、その演奏音の周期が長くなるため、ピッチの検出頻度が少なくなるので、上記針位置の変化が不連続になってしまう虞がある。このような低音楽器については、上記分割数を細かくして補間を行うことを示すメータ表示用パラメータを対応付けておくことによって、上記仮想メータの針位置の変化を滑らかにすることができる。
上述した第1および第2実施形態では、所定の音律において演奏音の最寄に位置する音である対象音の音名をその記譜音での音名に変換して表示させる場合について説明した。しかしながら、係る変換を行うか否かをユーザに設定させ、係る変換を行わない旨の設定が為された場合には、上記対象音の実音での音名を表示させるようにしても勿論良い。また、上記対象音に対応する音符の表示位置についても移調を施すか否かをユーザに設定させ、その設定内容に応じた位置に表示させるとしても良い。このようにすると、対象音の音名については実音での音名を表示する一方、図2の領域260の五線譜上での音符の位置については記譜音での音名に対応した位置にするなど、ユーザの所望に応じて柔軟に表示態様を変更することが可能になるといった効果を奏する。また、第3実施形態についても、根音や対象音の音名として実音での音名と記譜音での音名との何れを表示するのかをユーザに設定させ、その設定内容に応じた態様で表示するよう変形しても良く、また、その音符位置についても移調を施すか否かを設定させ、その設定内容に応じた態様で表示するように変形しても良いことは勿論である。
上述した各実施形態では、領域に表示する五線譜に記譜する音部記号を表す楽譜パラメータを楽器識別子に対応付けて記憶手段に書き込んでおく場合について説明した。これにより、調律対象の楽器の音域に適した音部記号が記譜された五線譜を表示させることが可能になるのであるが、音部記号として常にト音記号が記譜された五線譜を表示させるとしても良く、また、音部記号として常にヘ音記号が記譜された五線譜を表示させるようにしても良い。つまり、楽器の種別にはよらずに、常に固定の音部記号が記譜された五線譜を表示させるようにしても良い。
上述した各実施形態では、調律対象の楽器により奏でられた演奏音と対象音のピッチ差をセント値に変換して仮想メータに表示させる場合について説明した。しかしながら、上記演奏音のピッチと対象音のピッチとを棒グラフで表示させるとしても良く、また、両者のピッチやその差を数値で表示させるとしても勿論良い。要は、演奏音と対象音とのピッチ差を判りやすく表示させる態様であれば、何れであっても良い。
上述した各実施形態では、本発明に係るチューナに特有な機能を実現する各手段を用いて各本実施形態に係るチューナを構成する場合について説明した。しかしながら、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの制御部を、上記各手段として機能させるソフトウェアをコンピュータ装置にインストールし、そのソフトウェアにしたがって上記制御部を作動させることで、上記コンピュータ装置に上記実施形態に係るチューナと同一の機能を付与するとしても勿論良い。例えば、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などのコンピュータ装置読取可能な記録媒体に上記ソフトウェアを記録して配布したり、例えばインターネットなどの電気通信回線を介して上記ソフトウェアを配布したりするようにすれば、一般的なコンピュータ装置に上記ソフトウェアをインストールし、そのコンピュータ装置を本発明に係るチューナとして機能させることが可能になる、といった効果を奏する。
Claims (11)
- 調律対象の楽器の演奏音の実音での音名とその記譜音での音名との関係を表す移調パラメータと、該楽器を調律する際の基準となる音のピッチを表す基準ピッチと、を設定する設定手段と、
前記楽器の演奏音の音信号が入力される入力手段と、
前記演奏音のピッチを前記入力手段へ入力された音信号に基づいて検出するピッチ検出手段と、
所定の音律において前記演奏音の最寄に位置する音である対象音を、前記ピッチ検出手段により検出されたピッチと前記基準ピッチとに基づいて特定する特定手段と、
前記対象音のピッチと前記ピッチ検出手段により検出されたピッチとの差を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された差を表示装置に表示させる一方、前記対象音の音名を前記移調パラメータにしたがって記譜音での音名に変換し、該記譜音での音名に対応する音符を記譜した五線譜を前記表示装置に表示させる表示制御手段と
を有するチューナ。 - 調律対象の楽器の演奏音の実音での音名とその記譜音での音名との関係を表す移調パラメータと、該楽器を調律する際の基準となる音のピッチを表す基準ピッチと、を設定する設定手段と、
前記楽器の演奏音の音信号が入力される入力手段と、
前記演奏音のピッチを前記入力手段へ入力された音信号に基づいて検出するピッチ検出手段と、
所定の音のピッチと前記ピッチ検出手段により検出されたピッチとの差を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された差を表示装置に表示させる一方、前記所定の音の音名を前記移調パラメータにしたがって記譜音での音名に変換し、該記譜音での音名に対応する音符を記譜した五線譜を前記表示装置に表示させる表示制御手段と
を有するチューナ。 - 調律対象の楽器の演奏音の実音での音名とその記譜音での音名との関係を表す移調パラメータと、該楽器を調律する際の基準となる音のピッチを表す基準ピッチと、根音と、を設定する設定手段と、
前記楽器の演奏音の音信号が入力される入力手段と、
前記演奏音のピッチを前記入力手段へ入力された音信号に基づいて検出するピッチ検出手段と、
所定の音律において前記演奏音の最寄に位置する音である対象音を、前記ピッチ検出手段により検出されたピッチと前記基準ピッチとに基づいて特定する特定手段と、
前記根音と前記対象音との音程関係を特定する音程関係特定手段と、
前記音程関係特定手段により特定された音程関係を表すデータと前記対象音のピッチを表すデータとを表示装置に表示させる一方、前記根音の音名と前記対象音の音名とを前記移調パラメータにしたがって記譜音での音名に変換し、該記譜音での音名に対応する音符を記譜した五線譜を前記表示装置に表示させる表示制御手段と
を有するチューナ。 - 調律対象の楽器の演奏音の実音での音名とその記譜音での音名との関係を表す移調パラメータと、該楽器を調律する際の基準となる音のピッチを表す基準ピッチと、根音と、該根音に対する所定の音程関係と、を設定する設定手段と、
前記楽器の演奏音の音信号が入力される入力手段と、
前記演奏音のピッチを前記入力手段へ入力された音信号に基づいて検出するピッチ検出手段と、
所定の音律において前記根音に対して前記音程関係を有する音である対象音を、前記設定手段に設定された前記根音、前記音程関係および前記基準ピッチに基づいて特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された対象音のピッチと前記ピッチ検出手段により検出されたピッチとの差を算出する算出手段と、
前記音程関係を表すデータと前記対象音のピッチを表すデータと前記算出手段により算出された差とを表示装置に表示させる一方、前記根音の音名と前記対象音の音名とを前記移調パラメータにしたがって記譜音での音名に変換し、該記譜音での音名に対応する音符を記譜した五線譜を前記表示装置に表示させる表示制御手段と
を有するチューナ。 - 前記移調パラメータが楽器の種類を表す識別子に対応づけて書き込まれた記憶手段を備え、
前記設定手段は、
前記記憶手段に記憶されている前記識別子のうちから調律対象の楽器の識別子をユーザに選択させるユーザインタフェイスを提供し、該ユーザインタフェイスを介して選択された識別子に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記移調パラメータを読み出し、
前記表示制御手段は、
前記設定手段によって読み出された移調パラメータにしたがって前記対象音の音名を前記記譜音での音名に変換する
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1に記載のチューナ。 - 前記記憶手段には、前記移調パラメータに加えて前記表示手段に表示させる五線譜に記譜される音部記号を表す楽譜パラメータが前記識別子に対応づけて格納されており、
前記設定手段は、
前記ユーザインタフェイスを介して選択された識別子に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記移調パラメータに加えて該識別子に対応付けて前記記憶手段に格納されている楽譜パラメータを読み出し、
前記表示制御手段は、前記設定手段により設定された楽譜パラメータの表す音部記号を有する五線譜に前記対象音の記譜音での音名に対応する音符を記譜して前記表示装置に表示させる
ことを特徴とする請求項5に記載のチューナ。 - 前記設定手段は、
前記対象音の実音での音名とその記譜音での音名の何れを前記表示装置に表示させるかを設定させ、
前記表示制御手段は、
前記設定手段の設定内容に応じて、前記対象音について実音での音名を表す文字列または記譜音での音名を表す文字列の何れかを前記表示装置に表示させる
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1に記載のチューナ。 - コンピュータ装置を、
調律対象の楽器の演奏音の実音での音名とその記譜音での音名との関係を表す移調パラメータと、該楽器を調律する際の基準となる音のピッチを表す基準ピッチと、を設定する設定手段と、
前記楽器の演奏音の音信号が入力された場合に、該演奏音のピッチを該音信号に基づいて検出するピッチ検出手段と、
所定の音律において前記演奏音の最寄に位置する音である対象音を、前記ピッチ検出手段により検出されたピッチと前記基準ピッチとに基づいて特定する特定手段と、
前記対象音のピッチと前記ピッチ検出手段により検出されたピッチとの差を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された差を表示装置に表示させる一方、前記対象音の音名を前記移調パラメータにしたがって記譜音での音名に変換し、該記譜音での音名に対応する音符を記譜した五線譜を前記表示装置に表示させる表示制御手段
として機能させるプログラム。 - コンピュータ装置を、
調律対象の楽器の演奏音の実音での音名とその記譜音での音名との関係を表す移調パラメータと、該楽器を調律する際の基準となる音のピッチを表す基準ピッチと、を設定する設定手段と、
前記楽器の演奏音の音信号が入力された場合に、該演奏音のピッチを該音信号に基づいて検出するピッチ検出手段と、
所定の音のピッチと前記ピッチ検出手段により検出されたピッチとの差を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された差を表示装置に表示させる一方、前記所定の音の音名を前記移調パラメータにしたがって記譜音での音名に変換し、該記譜音での音名に対応する音符を記譜した五線譜を前記表示装置に表示させる表示制御手段
として機能させるプログラム。 - コンピュータ装置を、
調律対象の楽器の演奏音の実音での音名とその記譜音での音名との関係を表す移調パラメータと、該楽器を調律する際の基準となる音のピッチを表す基準ピッチと、根音と、を設定する設定手段と、
前記楽器の演奏音の音信号が入力された場合に、該演奏音のピッチを該音信号に基づいて検出するピッチ検出手段と、
所定の音律において前記演奏音の最寄に位置する音である対象音を、前記ピッチ検出手段により検出されたピッチと前記基準ピッチとに基づいて特定する特定手段と、
前記根音と前記対象音との音程関係を特定する音程関係特定手段と、
前記音程関係特定手段により特定された音程関係を表すデータと前記対象音のピッチを表すデータとを表示装置に表示させる一方、前記根音の音名と前記対象音の音名とを前記移調パラメータにしたがって記譜音での音名に変換し、該記譜音での音名に対応する音符を記譜した五線譜を前記表示装置に表示させる表示制御手段
として機能させるプログラム。 - コンピュータ装置を、
調律対象の楽器の演奏音の実音での音名とその記譜音での音名との関係を表す移調パラメータと、該楽器を調律する際の基準となる音のピッチを表す基準ピッチと、根音と、該根音に対する所定の音程関係と、を設定する設定手段と、
前記楽器の演奏音の音信号が入力された場合に、該演奏音のピッチを該音信号に基づいて検出するピッチ検出手段と、
所定の音律において前記根音に対して前記音程関係を有する音である対象音を、前記設定手段に設定された前記根音、前記音程関係および前記基準ピッチに基づいて特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された対象音のピッチと前記ピッチ検出手段により検出されたピッチとの差を算出する算出手段と、
前記音程関係を表すデータと前記対象音のピッチを表すデータと前記算出手段により算出された差とを表示装置に表示させる一方、前記根音の音名と前記対象音の音名とを前記移調パラメータにしたがって記譜音での音名に変換し、該記譜音での音名に対応する音符を記譜した五線譜を前記表示装置に表示させる表示制御手段
として機能させるプログラム。
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