JP2006047345A - 静電シャッタ機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】先幕、後幕で形成するスリット幅を常に制御可能であって、正確な露光が可能な静電シャッタ機構を提供することである。
【解決手段】固定子29aの表面に駆動電極28aと検出電極30aが配置され、固定子29bの表面に駆動電極28bと検出電極30bが配置される。先幕25aは、駆動電極28aの電荷により駆動力を受けて固定子29aに対し相対移動され、検出電極30aと検出回路111aにより位置が検出される。後幕25bは、駆動電極28bの電荷により駆動力を受けて固定子29bに対し相対移動され、検出電極30bと検出回路111bにより位置が検出される。検出回路111a、111bの出力より演算回路112で先幕25a、後幕25bのずれが算出される。この算出結果を基に、パルス発生回路33から駆動回路36a、36bを介して駆動電極28a、28bに調整された電圧が印加される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタルカメラ等に搭載される静電シャッタ機構に関するものである。
従来より、シャッタ機構のアクチュエータを小型で簡単な機構にするために、様々な提案がなされている。例えば、ガラスエポキシ基板の表面に電極を形成し、それに対向して第1の遮光幕を配置し、裏面側にも電極を形成して、それに対向して第2の遮光幕を配置した、いわゆる静電シャッタ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−220592号公報
上記特許文献1に記載のシャッタ装置は、絞り機能付のレンズシャッタであるが、2つの遮光幕を先幕、後幕として用いることで、フォーカルプレーンシャッタにも適用可能である。
しかしながら、フォーカルプレーンシャッタの場合は、2組のシャッタユニットの移動子で形成されるスリット幅の制御が課題となっている。すなわち、上記特許文献1に記載のシャッタでも、パルス駆動することにより、移動子の位置制御は可能であるが、1パルス内でのスリット幅を高精度に制御しようとすると、先幕、後幕を構成する互いの移動子の相対的な位置関係の情報も得る必要がある等、更なる位置決めのための手段が必要となっている。
したがって本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、先幕、後幕で形成するスリット幅を常に制御可能であって、正確な露光が可能な静電シャッタ機構を提供することを目的とする。
すなわち、請求項1に記載の発明は、表面に第1の駆動用電極を有する固定部材と、エレクトレット化された部位を有し、上記第1の駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、上記第1の固定部材に対し相対移動可能な遮光性を有する第1の移動部材と、上記第1の固定部材の、上記第1の移動部材と対向する面の裏面側に配置され、表面に複数の第2の駆動用電極を有する第2の固定部材と、上記第1の固定部材と上記第2の固定部材とで挟まれるように配置され、エレクトレット化された部位を有し、上記第2の駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、上記第2の固定部材に対し相対移動可能な遮光性を有する第2の移動部材と、上記第1及び第2の移動部材を移動させるためのパルス信号を出力するためのパルス発生回路を有するシャッタ駆動制御回路と、を具備する静電シャッタ機構に於いて、上記シャッタ駆動制御回路は、上記第1の固定部材上に配置された第1の検出電極と、上記第2の固定部材上に配置された第2の検出電極と、上記第1の検出電極からの信号を検出する第1の検出回路と、上記第2の検出電極からの信号を検出する第2の検出回路と、上記第1及び第2の検出回路からの出力に基づいて上記パルス発生回路に制御信号を出力する演算回路と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記演算回路は、上記第1及び第2の検出回路からの出力信号の位相差に相当する信号を出力することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記演算回路は、上記第1及び第2の検出回路からの出力信号の電圧差に相当する信号を出力することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記演算回路から出力される上記制御信号は、上記パルス発生回路から出力される上記パルス信号の電圧を制御するための信号であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記演算回路から出力される上記制御信号は、上記パルス発生回路から出力される上記パルス信号の周波数を制御するための信号であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記第1及び第2の検出電極の電極幅及び配列ピッチは、上記第1及び第2の駆動用電極の電極幅及び配列ピッチと同様であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記第1及び第2の移動部材の上記第1及び第2の検出電極に対向する部位は、上記第1及び第2の検出電極と同一のピッチでエレクトレット化されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、被写体からの光束が通過する光束通過領域を遮蔽する位置に移動可能な第1の移動部材と、上記光束通過領域に対応した第1の開口部を有し、上記第1の移動部材を静電駆動するための複数の駆動電極と、上記第1の移動部材の位置を検出する第1の検出電極とが設けられた第1の固定部材と、上記第1の固定部材の、上記第1の移動部材と対向する面の裏面に配置され、上記光束通過領域を遮蔽する位置に移動可能な第2の移動部材と、上記光束通過領域に対応した第2の開口部を有し、上記第2の移動部材を静電駆動するための複数の駆動電極と、上記第2の移動部材の位置を検出する第2の検出電極とが設けられた第2の固定部材と、上記第1及び第2の検出電極からの信号を検出する検出回路と、上記検出回路からの出力に基づいて上記第1及び第2の移動部材を移動させるべく演算結果を出力する演算回路と、上記演算回路からの演算結果に基づいて、上記第1及び第2の固定部材の上記駆動電極に電圧を印加して、上記第1及び第2の移動部材を上記第1及び第2の固定部材に対して相対移動させる駆動制御手段と、を具備することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明に於いて、上記演算回路は、上記検出回路からの出力信号の位相差に相当する信号の演算結果を出力することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項8に記載の発明に於いて、上記演算回路は、上記検出回路からの出力信号の電圧差に相当する信号の演算結果を出力することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項8に記載の発明に於いて、上記演算回路から出力される上記演算結果は、上記駆動制御手段から出力される信号電圧を制御するための信号であることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項8に記載の発明に於いて、上記演算回路から出力される上記演算結果は、上記駆動制御手段から出力される信号の周波数を制御するための信号であることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項8に記載の発明に於いて、上記第1及び第2の検出電極の電極幅及び配列ピッチは、上記第1及び第2の駆動用電極の電極幅及び配列ピッチと同様であることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項8に記載の発明に於いて、上記第1及び第2の移動部材の上記第1及び第2の検出電極に対向する部位は、上記第1及び第2の検出電極と同一のピッチでエレクトレット化されていることを特徴とする。
本発明によれば、先幕、後幕で形成するスリット幅を常に制御可能であって、正確な露光が可能な静電シャッタ機構を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
はじめに、本発明に係る静電シャッタ装置の駆動原理について、図2及び図3を参照して説明する。
本シャッタ装置は、基本的に固定子1と移動子2とを備えており、移動子2は固定子1に対して図2(a)及び(b)に於いて左右方向に移動自在に構成されている。そして、固定子1には、被写体からの光像を撮像素子(図示せず)に導くための開口部3が設けられている。更に、この固定子1には、上記移動子2の移動方向と直交する方向に、帯状の複数の延出された駆動電極4が所定の間隔で並設されている。
上記移動子2は、後述する永久分極された、延出された誘導体(以下、エレクトレットと称する)5の部位を複数備えている。
このような構成に於いて、駆動電極4に周波電圧を印加すると、駆動電極4と上述したエレクトレットとの間に吸引力若しくは反発力が発生し、結果的に移動子2が固定子1に対して相対移動する。したがって、移動子2が固定子1の開口部3を、開放若しくは遮蔽するように移動可能にしておけば、これによってシャッタ装置を構成することができる。
図2(a)はシャッタが開の状態を示し、図2(b)はシャッタが閉の状態を示している。尚、固定子1に開口部3は必ずしも必要なものではなく、固定子1を透過部材として、図2(a)に示されるように、駆動電極4が設けられていない領域、すなわち、透過領域を形成しても良い。以下、被写体光束が通過するこのような領域を便宜的に開口部と称する。また、本構成に係るシャッタ装置を、エレクトレットシャッタと称するものとする。
図3は、こうしたエレクトレットシャッタの断面を模式的に示すと共に該エレクトレットシャッタの駆動回路を示した図である。
エレクトレットシャッタ7に於いて、固定子1に並設されたそれぞれの駆動電極4には、駆動回路10からの電圧信号線が接続されている。これらの電圧信号線には、4相の電圧信号が印加されるようになっており、従って、駆動電極4には、4本毎に同一の電圧信号が印加される。図3では、駆動電極4にA、B、C、Dの符号を付してこの電圧信号を区別している。
移動子2には、固定子1との対向面に永久分極された誘導体(エレクトレット)5を複数備えている。
尚、この図は、あくまでも模式図であり、実際のエレクトレットシャッタに於ける電極やエレクトレット化部位の数や配置間隔は、シャッタの大きさ、開口部の面積、エレクトレット化部位の極性、その配置形態、シャッタ装置として要求される駆動分解能、シャッタ最高速度等の様々な要因によって適宜決定されるものである。また、このエレクトレットシャッタの場合、正負の極性を有するエレクトレット化部位が交互に配置されたタイプであるが、何れか一方の極性だけでも実現可能である。
図3の左側には、上述したエレクトレットシャッタ7の構成と共に、エレクトレットシャッタ7に印加する電圧信号を発生するための駆動回路(駆動制御手段)10の構成が示されている。
パルス発生回路12で生成した矩形波列(駆動パルス信号)は、位相器13及び昇圧回路14に供給される。昇圧回路14では、入力された矩形波列が100V程度まで昇圧されると共に、2つの極性を有する電圧信号に分岐されて、駆動電極4A及び4Cに供給される。一方、位相器13に入力された矩形波列は、90°位相が遅れた波形となり、その後、昇圧回路14に入力されて、上述と同様の2つの矩形波列となり、駆動電極4B及び4Dに供給される。
図4は、上記駆動回路10によって作成されて、駆動電極4A〜4Dに印加される電圧信号列の例を示したタイミングチャートである。このうち、図4(a)は駆動電極4A、図4(b)は駆動電極4B、図4(c)は駆動電極4C、図4(d)は駆動電極4Dのタイミングチャートである。
尚、駆動電極4A〜4Dの電圧の状態は、時間t1〜t4の4つの状態が、時間経過に対応して繰り返して変化するものである。
図5(a)〜(d)は、上述したエレクトレットシャッタ7の動作を説明する図である。尚、図5(a)〜(d)に於いて、同図右側方向をエレクトレットの進行方向として、後方側(左側)に正極(プラス)のエレクトレット(エレクトレット化部位)5a、前方側(右側)に負極(マイナス)のエレクトレット(エレクトレット化部位)5bが配列されているものとする。
図5(a)は、図4に示される時間t1に切り替わった直後のエレクトレットと駆動電極4の電圧の状態(極性)を示している。
この状態に於いて、正極のエレクトレット5aは、駆動電極4A(正極)から反発力を受け、駆動電極4B(負極)から吸引力を受ける。また、負極のエレクトレット5bは、駆動電極4C(負極)から反発力を受け、駆動電極4D(正極)から吸引力を受ける。このため、移動子2は、図5(a)の右方向に力を受けて、1つの駆動電極ピッチd分右方向に移動する。
図5(b)は、時間t2に切り替わった直後のエレクトレットと駆動電極の電圧の状態を示している。
この状態に於いて、エレクトレット5aは、駆動電極4B(正極)から反発力を受け、駆動電極4C(負極)から吸引力を受ける。また、エレクトレット5bは、駆動電極4D(負極)から反発力を受け、駆動電極4A(正極)から吸引力を受ける。このため、移動子2は、図5(b)の右方向に力を受けて、1つの駆動電極ピッチd分移動する。
同様に、図5(c)は、時間t3に切り替わった直後のエレクトレットと駆動電極の電圧の状態を示している。
この状態に於いて、エレクトレット5aは、駆動電極4C(正極)から反発力を受け、駆動電極4D(負極)から吸引力を受ける。また、エレクトレット5bは、更に別の駆動電極4A(負極)から反発力を受け、駆動電極4B(正極)から吸引力を受ける。このため、移動子2は、図5(c)の右方向に力を受けて、1つの駆動電極ピッチd分移動する。
更に、図5(d)は、時間t4に切り替わった直後のエレクトレットと駆動電極の電圧の状態を示している。
この状態に於いて、エレクトレット5aは、駆動電極4D(正極)から反発力を受け、駆動電極4A(負極)から吸引力を受ける。また、エレクトレット5bは、駆動電極4B(負極)から反発力を受け、駆動電極4C(正極)から吸引力を受ける。このため、移動子2は、図5(d)の右方向に力を受けて、1つの駆動電極ピッチd分移動する。
上述したように、移動子2は1つの駆動電極ピッチd移動し、この動作が繰り返されることで、移動子2は図5(a)→(b)→(c)→(d)のように右方向(図示矢印F方向)に移動する。尚、移動子2を図の左方向に移動するためには、駆動電極4に印加する電圧の極性を逆に切り替えれば良い。
次に、本発明の一実施形態について説明する。
図6は、本発明の一実施形態に係る静電シャッタ機構を用いたカメラの電気系のシステム構成を示すブロック図である。
図6に於いて、このカメラシステムは、ボディユニット50と、アクセサリ装置として、例えば交換可能なレンズユニット(すなわちレンズ鏡筒)51と、通信コネクタ56を介して撮影した画像データを記録しておく記録メディア52と、ストロボ通信コネクタ57を介して外付けのストロボユニット53とを有して構成されている。
上記レンズユニット51は、上記ボディユニット50の前面に設けられた、図示されないレンズマウントを介して着脱自在に装着可能である。そして、上記レンズユニット51は、撮影レンズ61a及び61bと、絞り62と、レンズ駆動機構63と、絞り駆動機構64と、レンズ制御用マイクロコンピュータ(以下、Lμcomと略記する)65とから構成されている。
上記撮影レンズ61a及び61bは、レンズ駆動機構63内に存在する図示されないDCモータによって、光軸方向に駆動される。絞り62は、絞り駆動機構64内に存在する図示されないステッピングモータによって駆動される。また、Lμcom65は、上記レンズ駆動機構63や絞り駆動機構64等、レンズユニット51内の各部を駆動制御する。このLμcom65は、通信コネクタ55を介して、後述するボディ制御用マイクロコンピュータ85と電気的に接続がなされ、該ボディ制御用マイクロコンピュータ85の指令に従って制御される。
一方、ボディユニット50は、以下のように構成されている。
レンズユニット51内の撮影レンズ61a及び61b、絞り62を介して入射される図示されない被写体からの光束は、クイックリターンミラー70で反射されて、フォーカシングスクリーン71、ペンタプリズム72を介して接眼レンズ73に至る。
上記クイックリターンミラー70の中央部はハーフミラーになっており、該クイックリターンミラー70がダウン(図示の位置)した際に一部の光束が透過する。そして、この透過した光束は、クイックリターンミラー70に設置されたサブミラー75で反射され、自動測距を行うためのAFセンサユニット76に導かれる。尚、上記クイックリターンミラー70のアップ時には、サブミラー75は折り畳まれるようになっている。
上記クイックリターンミラー70の後方には、光軸上のフォーカルプレーン式のシャッタユニット21と、光学系を通過した被写体像を光電変換するための撮像素子(CCD)40を収容した撮像ユニット22とを備えた撮像モジュール20が設けられている。図示されないが、クイックリターンミラー20が光路より退避した場合、撮影レンズ61a及び61bを通った光束は、撮像モジュール20内の撮像素子40に結像される。
このボディユニット50は、また、上記撮像モジュール20内の撮像素子40に接続された撮像素子インターフェイス回路80と、記憶領域として設けられたSDRAM82と、液晶モニタ83及び上記通信コネクタ56を介して記録メディア52とが、画像処理を行うための画像処理コントローラ81に接続されている。これらは、電子撮像機能と共に電子記録表示機能を提供できるように構成されている。
上記記録メディア52は、各種のメモリカードや外付けのハードディスクドライブ(HDD)等の外部記録媒体であり、通信コネクタ56を介してカメラボディ50と通信可能、且つ交換可能に装着される。
上記画像処理コントローラ81は、通信コネクタ55と、測光回路86と、ミラー駆動回路87と、AFセンサ駆動回路88と、駆動手段であるシャッタ駆動制御回路90と、不揮発性メモリ(EEPROM)91等と共に、このボディユニット50内の各部を制御するためのボディ制御用マイクロコンピュータ(以下、Bμcomと略記する)85に接続されている。
上記Bμcom85には、当該カメラの動作状態を表示出力によって撮影者へ告知するための動作表示用LCD92と、カメラ操作スイッチ(SW)93と、電源回路95を介して電池96とが接続されている。
尚、上記Bμcom85とLμcom65とは、レンズユニット51の装着時に於いて、通信コネクタ55を介して通信可能に電気的接続がなされる。そして、デジタルカメラとしてLμcom65がBμcom85に従属的に協働しながら稼動するようになっている。
上記測光回路86は、上記ペンタプリズム72からの光束に基づいて測光処理する回路である。上記ミラー駆動機構87はクイックリターンミラー70を駆動制御する機構であり、AFセンサ駆動回路88は上記AFセンサユニット76を駆動制御するための回路である。また、シャッタ駆動制御回路90は、上記シャッタユニット21の先幕と後幕(詳細は後述する)の動きを制御すると共に、Bμcom85との間でシャッタの開閉動作を制御する信号とストロボと同調する信号の授受を行う。
不揮発性メモリ91は、その他の記憶領域として、カメラ制御に必要な所定の制御パラメータを記憶する記憶手段であり、Bμcom85からアクセス可能に設けられている。
動作表示用LCD92は、当該カメラの動作状態を表示出力によって撮影者へ告知するためのものである。上記カメラ操作スイッチ93は、例えば撮影動作の実行を指示するレリーズスイッチ、撮影モードと画像表示モードを切り替えるモード変更スイッチ及びパワースイッチ等、当該カメラを操作するために必要な操作釦を含むスイッチ群で構成される。
更に、電源回路95は、電源としての電池96の電圧VE を、当該カメラシステムの各回路ユニットが必要とする電圧VC に変換して供給するために設けられている。
ストロボユニット53は、閃光発光部101と、DC/DCコンバータ102と、ストロボ制御用マイクロコンピュータ103及び電池104とから成っている。そして、このストロボユニット53は、ストロボ通信コネクタ57を介して、ボディユニット50と通信可能に装着可能である。
このように構成されたデジタルカメラの各部は、次のように稼動する。
先ず、画像処理コントローラ81により、Bμcom85の指令に従って撮像素子インターフェイス回路80が制御されて、撮像モジュール20から画像データが取り込まれる。この画像データは、一時保管用メモリであるSDRAM82に取り込まれる。このSDRAM82は、画像データが変換される際のワークエリア等に使用される。また、この画像データは、JPEGデータに変換された後には、記録メディア52に保管されるように設定されている。
ミラー駆動機構87は、上述したように、クイックリターンミラー70をアップ(UP)位置とダウン(DOWN)位置へ駆動するための機構である。ミラー駆動機構87によってクイックリターンミラー70がダウン位置にある時、撮影レンズ61a及び61bからの光束は、AFセンサユニット76側とペンタプリズム72側へと分割されて導かれる。
AFセンサユニット76内のAFセンサからの出力は、AFセンサ駆動回路88を介してBμcom85へ送信されて、周知の測距処理が行われる。
一方、ペンタプリズム72に隣接する接眼レンズ73からは、撮影者が被写体を目視できる。また、上記ペンタプリズム72を通過した光束の一部は、測光回路86内のホトセンサ(図示せず)へ導かれ、ここで検知された光量に基づいて周知の測光処理が行われる。
シャッタ駆動制御回路90では、Bμcom85からシャッタを駆動制御するための信号が受取られると、その信号に基づいてシャッタユニット21が制御される。それと共に、シャッタ駆動制御回路90から、所定のタイミングでBμcom85にストロボを発光させるためのストロボ同調信号が出力される。Bμcom85からは、このストロボ同調信号に基づいて、ストロボユニット53に通信により発光指令信号が出力される。
また、撮影者によって上述したカメラ操作スイッチ93の中のモード変更スイッチが操作されて、撮影モードから画像表示モードへ切り替えられると、記録メディア52に保管された画像データが読み出されて、液晶モニタ83に表示可能である。記録メディア52から読み出された画像データは、画像処理コントローラ81に於いてビデオ信号に変換され、液晶モニタ83にて出力表示される。
本実施形態のシャッタ装置は、図7に於けるシャッタユニット21とシャッタ駆動制御回路90により構成されている。
図7は、シャッタ駆動制御回路90とシャッタユニット21とのシャッタ駆動系の信号接続を示す構成図である。
シャッタユニット21には、第1の移動部材であるシャッタ先幕(先幕)25aと第2の移動部材であるシャッタ後幕(後幕)25bが備えられている。そして、そのそれぞれの幕を駆動するために、図3に示されたものと同様の構成の位相器34a、34bと、昇圧回路35a、35bを含む駆動回路36a、36bが2系統設けられている。駆動制御手段としてのパルス発生回路33は、Bμcom85からの開閉制御信号に基づいて先幕25aと後幕25bを駆動する。これにより、図示されない露光開口の全開全閉動作が制御される。
また、Bμcom85からリセット信号を受取ったときは、先幕25aと後幕25bが初期状態に駆動される。更に、パルス発生回路33からは、所定のタイミングでBμcom85にストロボ同調信号が出力される。
図1は、シャッタユニットの配線とシャッタ駆動制御回路との接続を示す構成図である。
シャッタユニット21には、上述したように、先幕25aと後幕25bが備えられている。そして、そのそれぞれの幕を駆動するために、固定子29a、29b上に配設された帯状の複数の駆動電極28a、28bが、配線を介して、駆動回路36a、36bに接続されている。固定子29a、29bには、上述した露光開口に相当する開口部27a、27bが形成されている。これら開口部27a、27bの前を、上記先幕25a、後幕25bが移動することにより、露光開口の全開全閉動作が行われる。
また、上記固定子29a、29b上で、上記駆動電極28a、28bの延長上には、先幕25a、後幕25bの位置を検出するための検出電極30a、30bが、それぞれ配設されている。上記検出電極30a、30bは、シャッタ駆動制御回路110内の検出回路111a、111bに接続されている。そして、それぞれの検出回路111a、111bからの出力は、演算回路112で処理された後、パルス発生回路33にフィードバックされるようになっている。
図8は、先幕25a、後幕25bの動作を説明する図である。
図8(a)は初期状態を示すもので、露光開口27は全閉状態となっている。すなわち、先幕25aによって露光開口27の全体が覆われており、図示されない撮像ユニット22に対して被写体光が遮蔽される。
次に、撮像動作の開始指示に応じて、図8(b)に示されるように、先幕25aが図8aの矢印F方向に駆動されて露光開口27が露出される。ここで、露光開口27が露出されてから、所定時間をおいて後幕25bが先幕25aに追従して図8(a)の矢印F方向に駆動される。すると、先幕25aと後幕25bとの間にスリットが形成される。この先幕25aと後幕25bとの間に形成されるスリットは、そのときのシャッタ秒時に対応する。そして、上記先幕25aと後幕25bで形成されたスリットが露光開口27上を通過することにより、移動するスリットを介して、被写体光が図示されない撮像ユニット22に導かれる。
そして、図8(c)に示されるように、後幕25bによって露光開口27の全体が覆われると、被写体光は再び遮蔽される。その後、先幕25aと後幕25bは、図8(a)に示される初期状態に復帰し、次の撮像動作に備えて待機する。
図9は、上述したBμcom85の概略の撮影動作手順を示すフローチャートである。この動作は、本カメラシステムの処理手順の内、レリーズ操作から画像データ生成までの動作手順を示している。
撮影者によってカメラ操作スイッチ93内のレリーズ釦が1段押下されると、本ルーチンが開始される。
先ず、ステップS1では、測光処理が実行される。すなわち、測光回路86にて測定された被写体の輝度情報が獲得される。次いで、ステップS2にて、その輝度情報に基づいて露光量演算が実行され、適正な絞り値(AV:aperture value)とシャッタ速度(TV:time value)が算出される。
ステップS3では、AF処理が実行される。つまり、被写体からの光束が、クイックリターンミラー70及びサブミラー75を介してAFセンサユニット76で受光される。この受光された被写体像のずれ量が、AFセンサ駆動回路88を介してBμcom85に出力される。Bμcom85では、被写体像のずれ量からレンズの駆動量が算出され、その値が通信コネクタ55を介してレンズユニット51内のLμcom65に送信される。Lμcom65では、上記レンズ駆動量に基づいて、レンズ駆動機構63を介して撮影レンズ61aが移動されて焦点が調整される。
ここで、ステップS4に於いて、焦点が調整された状態でレリーズ釦が更に(2段)押下されている(2ndレリーズスイッチON)か否かが判断される。レリーズ釦が2段押下されていない場合は、ステップS5に移行してレリーズ釦が1段押下されている状態であるか否かが判断される。ここで、レリーズ釦が1段押下の状態にある場合は、ステップS4へ移行してレリーズ釦が2段押下されるまで待機する。しかし、レリーズ釦が2段押下されていない場合で、レリーズ釦が1段押下されていない場合は、撮影者は撮影動作を中止したものと判断されて本ルーチンが終了する。
上記ステップS4にてレリーズ釦が2段押下されている場合は、撮影動作が継続され、ステップS6へ移行して絞り込み駆動が実行される。すなわち、Bμcom85により、AV値が通信コネクタ55を介してLμcom65に送信される。Lμcom65では、送られたAV値に基づいて絞り駆動機構64を介して絞り62が制御される。
次に、ステップS7にてミラーアップ駆動が実行される。すなわち、ミラー駆動機構87を介してクイックリターンミラー70がアップ位置に跳ね上げられて、撮影光路が確保される。この後、ステップS8にて、撮像素子インターフェイス回路80に対して撮像動作が開始されるように、Bμcom85から指示が出力される。すると、撮像素子インターフェイス回路80では、この指示に基づいて撮像ユニット22内の撮像素子40を動作させる。
以上の動作の後、Bμcom85によってシャッタ制御動作が実行される。
ステップS9では、Bμcom85からシャッタ駆動制御回路90にシャッタ開信号が出力される。次いで、ステップS10にて、これを受けたシャッタ駆動制御回路90内のパルス発生回路111では、先幕25aを駆動するため先幕駆動パルスの出力が開始される。
次に、ステップS11に於いて、Bμcom85により、露光時間が経過したか否かが判断される。ここで、露光時間が経過していない場合は、ステップS12へ移行して、図12に示されるストロボ同調信号がシャッタ駆動制御回路90から出力されたか否かが判断される。ここでは、ストロボ同調信号が出力されるまで待機する。
ストロボ同調信号は、先幕25aが露光開口27の所定位置に到達したタイミングでシャッタ駆動制御回路90から出力される。上述したように、エレクトレットが用いられて構成された先幕25a(及び後幕25b)は極めて軽量であるため、この先幕駆動パルスによって先幕25aを高精度、且つ高速に駆動することが可能である。したがって、露光開口が全開になったか否かを他の検出手段を用いて検出する必要がなく、先幕駆動パルスのパルス数を計数することで判断することができる。
そこで、シャッタ駆動制御回路90からは、図12に示されるように、先幕駆動パルスが所定数(m)出力されたタイミングで、ストロボ同調信号(矩形信号)がBμcom85に対して出力される。ステップS12にて、このストロボ同調信号がアクティブになったことが検出された場合は、ステップS13へ移行して、Bμcom85からストロボユニット53に対して発光を指示する発光制御信号が出力されたか否かが判断される。
ここで、発光制御信号がまだ出力されていない場合は、ステップS14へ移行して発光制御信号がストロボユニット53に対して出力された後、上記ステップS11へ移行する。一方、既に発光制御信号が出力されている場合は、再度の発光制御信号の出力は行われないように制御されて上記ステップS11へ移行する。
上記ステップS11にて所定の露光時間が経過した場合は、ステップS15へ移行してBμcom85からシャッタ閉信号が出力される。すなわち、開閉制御信号の信号レベルがノンアクティブにされる。これを受けたシャッタ駆動制御回路90内のパルス発生回路111では、後幕25bを駆動するための後幕駆動パルスの出力が開始される。この後幕駆動パルスのパルス数に従って、スリットが形成された状態で、後幕25bが露光開口の全開位置から先幕25aに追従した形で駆動される。
次に、ステップS16にて、Bμcom85から撮像素子インターフェイス回路80に対して撮像動作を停止させる旨の指示が出力される。この撮像素子インターフェイス回路80からの指示に基づいて、撮像ユニット22内の撮像素子40の撮像動作が停止される。
ステップS17では、シャッタ駆動制御回路90にリセット信号が出力される。これを受けたシャッタ駆動制御回路90内のパルス発生回路111により、先幕25a及び後幕25bが初期位置に駆動される(図8(a)参照)。
次いで、ステップS18では、Bμcom85から画像処理コントローラ81に、画像データの処理実行が指示される。画像処理コントローラ81では、初めに撮像素子インターフェイス回路80を介して撮像素子40の蓄積電荷の読み出しが行われる。そして、その信号がA/D変換されて画像データが生成される。そして、その画像データが処理されて、画像処理コントローラ81から通信コネクタ56を介して、記録メディア52に記録される。
更に、ステップS19にて、Bμcom85からミラー駆動機構87を介してクイックリターンミラー70がダウン位置へ駆動される。また、ステップS20にて、Lμcom65に対して、絞り駆動機構64を介して絞り62が全開とされるように指示される。
このようにして、撮像動作が終了する。
次に、図10及び図11を参照して、シャッタ幕の位置検出について説明する。
例えば、図10(a)に示されるように、固定子29(上述した固定子29a、29bに相当)上に、駆動電極(図示せず)と検出電極30(同検出電極30a、30bに相当)が、所定間隔をおいて複数配設されている。そして、移動部材としてのシャッタ幕25(同先幕25a、後幕25bに相当)の一部に、エレクトレット化された部位、すなわちエレクトレット領域26を有している。このエレクトレット領域26は、検出電極26と同じ幅、若しくはそれ以上のものとし、1つ若しくは該電極と同一ピッチで複数設けられていてもよい。
尚、ここでは説明の簡略化のため、駆動用のエレクトレット化部位は図示しない。
いま、図10(a)に示される状態を停止状態とすると、図11(a)に示されるように信号は出力されない。そして、図10(a)に示される状態から図10(b)に示されるように、シャッタ幕25が1ピッチ分図示矢印F方向に移動すると、それに伴って、エレクトレット領域26の電荷が検出されて、図11(b)に示されるような信号が出力される。したがって、この出力信号を検出することにより、エレクトレット領域26の位置、すなわちシャッタ幕25の位置を検出することができる。
図12は、こうしたエレクトレット領域の原理をフォーカルプレーンシャッタのシャッタ先幕及び後幕に適用した例を示すもので、(a)は先幕25a、(b)は後幕25bの移動状態を説明する図である。
例えば、先幕25aが、図示矢印F方向に移動を開始して、検出電極の1ピッチ分の幅を有するスリットを形成すべく、後幕25bが図示矢印F方向に移動を開始する。このとき、先幕25aと後幕25bが同じ速度で移動して両者の間にずれがない、すなわちスリット幅が同一の状態のままであるとする。すると、先幕25aと後幕25bのエレクトレット領域26a、26bは、1ピッチ分シフトした位置の検出電極30a、30bと対向する位置にある。したがって、それぞれの検出電極30a、30bから、図13(a)、(b)に示されるように、波形が時間に対して位相が同じである出力が得られる。
これにより、先幕25a、後幕25bで形成されるスリットは、同じ幅を有した状態で移動していることがわかる。
次に、先幕25aと後幕25bとの間に速度差が生じた例について、図14及び図15を参照して説明する。
図14(a)、(b)に示されるように、先幕、後幕の駆動にずれがある場合には、図15(a)、(b)に示されるように波形にずれが生じる。
先幕25及び後幕25bが移動を開始して、図14(a)に示される先幕25aよりも、図14(b)に示される後幕25bのエレクトレット領域26bが、本来の位置よりもΔtだけ遅れて到達したものとする。すると、図15(a)に示される先幕25aの出力信号から、図15(b)に示されるように、Δtだけ遅れた信号出力が後幕25bから得られる。
このよう場合、例えば図16に示されるような回路構成を検出回路111として用いれば、図17(a)、(b)に示されるようなそれぞれの波形を、図18(a)、(b)に示されるようにパルス状に変化させて、例えば立ち上がりの時間(位相)差を演算回路112で処理することができる。
図16は、検出回路111a及び111bを含む検出部111の構成を示した図である。
第1の検出電極である検出電極30aからの信号は、バッファ115a、アンプ116aを介して増幅され、コンパレータ117aに供給されて信号波形が処理される。同様に、第2の検出電極である検出電極30bからの信号は、バッファ115b、アンプ116bを介して増幅され、コンパレータ117bに供給されて信号波形が処理される。
図17(a)及び(b)はアンプ116a及び116bの出力aの波形を表した図、図18(a)及び(b)はコンパレータ117a及び117bの出力bの波形を表した図である。
図14に示されるように、先幕25aから後幕25bがΔt遅れている場合、アンプ116a、116bの出力は、図17(a)、(b)に示されるような波形になる。ここで、両者の差の算出を容易にするため、コンパレータ117a、117bにて、図18(a)、(b)に示されるような矩形波に変換される。この変換された出力bが演算回路112に供給されて演算されることにより、Δtの値が求められる。
そして、この遅れ分Δtを考慮して、パルス発生回路33から駆動回路36a、36bを通じて、駆動電極28a、28bに所定の電圧を印加するタイミングを制御すれば、スリット幅を同一にして先幕25a、後幕25bを移動させることが可能になる。
上述した例は、スリット幅に生じた差を時間軸上での変化によって検出していたが、これに限られるものでなく、電圧差から検出することも可能である。
図19(a)及び(b)に示されるように、先幕25及び後幕25bが移動を開始して、先幕25aよりも後幕25bのエレクトレット領域26bが、本来の位置よりもΔtだけ遅れて到達したものとする。
ここで、後幕25bの位置を基準に考えると、後幕25bの検出出力波形は、図20(b)に示されるようになる。一方、この後幕25bよりもΔtだけ早い先幕25aの検出出力波形は、図20(a)に示されるようになる。つまり、後幕25bの出力が最大となるある時間に於いては、先幕25aの出力は後幕25bのそれよりもΔV小さいものとなる。
図21は、スリットの差を電圧検出によって得る例の検出回路111a及び111bを含む検出部111の構成を示した図である。
第1の検出電極である検出電極30aからの信号は、バッファ115a、アンプ116aを介して増幅され、サンプルホールド回路118aに供給されて信号波形が処理される。同様に、第2の検出電極である検出電極30bからの信号は、バッファ115b、アンプ116bを介して増幅され、サンプルホールド回路118bに供給されて信号波形が処理される。
図22(a)及び(b)はアンプ116a及び116bの出力aの波形を表した図、図23(a)及び(b)はサンプルホールド回路118a及び118bの出力bの波形を表した図である。
図19に示されるように、先幕25aから後幕25bがΔt遅れている場合、アンプ116a、116bの出力は、図22(a)、(b)に示されるような波形になる。そして、ある時間tに於いて、サンプルホールド回路118a、118bによって、その時手化の出力値がサンプルホールドされて、図23(a)、(b)に示されるような出力値V2、V1が得られる。これらの出力値V2、V1が、演算回路112に供給され、両者の差(V1−V2)が演算されることにより、Δtの値が求められる。
そして、この遅れ分Δtを考慮して、パルス発生回路33から駆動回路36a、36bを通じて、駆動電極28a、28bに所定の電圧を印加するタイミングを制御すれば、スリット幅を同一にして先幕25a、後幕25bを移動させることが可能になる。
このように、例えば、図16のコンパレータをサンプルホールドに置き換えれば、それぞれの波形のある時間に於ける電圧差を演算回路112で処理することになる。そして、パルス発生回路33は、演算回路112から出力された位相差及び電圧差が一定になるように、先幕25a、後幕25bそれぞれの駆動電極28a、28bに印加する駆動信号を制御する。
次に、こうしたスリットの差であるΔtを補正すべく、パルス発生回路33から駆動電極28a、28bに供給される電圧について説明する。
上述したように、先幕25aに対して後幕25bがΔtだけ遅れた場合、後幕25bの遅れを取り戻すために、例えば後幕25b側の駆動電極28bへの印加電圧の値を高くして、後幕25bの速度を速めればよい。
すなわち、図24(a)に示されるように先幕25a側の各駆動電極A〜D(図4の4A〜4Dに相当)に、周期Tで電圧値がVaの信号が印加されているものとする。そして、図24(b)に示されるように、後幕25b側の各駆動電極A〜D(図4の4A〜4Dに相当)に、周期Tで電圧値が上記Vaよりも高いVa′の信号が印加されるようにする。
このように、パルス発生回路33にて、後幕25b側の駆動電極28bに印加する供給電圧値を調整して、スリット幅を一定に保持するようにする。
また、先幕25aに対して後幕25bがΔtだけ遅れた場合、後幕25bの遅れを取り戻すために、例えば後幕25b側の駆動電極28bへの印加電圧の周波数を高くして後幕25bの移動速度を速めるようにすればよい。
すなわち、図25(a)に示されるように先幕25a側の各駆動電極A〜D(図4の4A〜4Dに相当)に、周期T1の信号が印加されているものとする。そして、図25(b)に示されるように、後幕25bの各駆動電極A〜D(図4の4A〜4Dに相当)に、周期T1よりも短い(すなわち周波数の高い)周期T2の信号が印加されるようにする。
このように、パルス発生回路33にて、後幕25b側の駆動電極28bに印加する信号の周波数を調整して、スリット幅を一定に保持するようにする。
上述したように調整された後の検出回路111a、111bからの出力が同位相或いは同電圧であれば、そのままで良いし、またこの信号にずれが生じたら、同様な手法で印加電圧を変化させて対応させればよい。
次に、図26のフローチャートを参照して、本実施の形態に於けるシャッタ駆動動作について説明する。
シャッタの駆動が開始されると、先ずステップS31にて、Bμcom85内の図示されないタイマによりカウントが開始される。このタイマカウント値は、先幕25aと後幕25bとで形成されるスリットの幅を決定するための所定時間に相当する。
そして、ステップS32にて、先幕25aの駆動条件が設定される。ここで、駆動条件の設定は、パルス発生回路33にて行われるもので、例えば、パルス1周期の時間幅や、パルスの電圧値等、上述したΔtに関する情報が考慮されて作成される。
ついで、ステップS33にて先幕25aを駆動するべく駆動電極28aに駆動電圧(パルス)が印加される。ここで印加されるのは、駆動電極28aへの1周期のパルスである。また、このときの先幕25aの移動に伴って、ステップS34にて、先幕25aの位置が検出電極30aにより検出される。これは、上述したように、パルス1周期で先幕25aが移動したことが、検出電極30aの信号から検出されるようになっている。
ここで、ステップS35に於いて、上記ステップS31で開始されたタイマのカウント値が所定値に到達したか否かが判断される。その結果、所定値に到達したならば、後幕25bの移動が開始される。
すなわち、ステップS36に移行して後幕25bの駆動条件が設定されると、続くステップS37にて後幕25aを駆動するべく駆動電極28bに駆動電圧(パルス)が印加される。また、このときの後幕25bの移動に伴って、ステップS38にて、後幕25bの位置が検出電極30bにより検出される。
ステップS39では、後幕25bの走行位置を検出するべく、パルス数がカウントされる。そして、続くステップS40に於いて、そのパルス数が所定数に到達したか否かが判断される。ここで、所定数に到達していない場合は、まだ先幕25a及び後幕25bが移動するものとして、ステップS42へ移行する。一方、所定パルス数に到達している場合は、ステップS41へ移行して、正常終了処理が実行された後、本ルーチンを終了する。
ステップS42では、上述したように、先幕25aと後幕25bとで形成されるスリットの差Δtが演算回路112にて算出される。そして、この算出されたΔtに関する情報がパルス発生回路33に出力される。
ステップS43に於いては、移動した先幕25aと後幕25bで形成されるスリットの幅が、所定の範囲内であるか否かが判断される。この所定範囲とは、例えばΔtが駆動パルス1周期以上の遅れ時間である範囲等である。上述したΔtを含むスリット幅がこの所定範囲内であれば、パルス発生回路33で調整可能な範囲である。したがって、この場合は上記ステップS32へ移行し、以降の処理に於いて、Δtを打ち消すべく後幕25b(或いは先幕25a)の駆動条件が設定されて、先幕25a及び後幕25bが移動される。
一方、ステップS43に於いて、上記スリット幅が所定範囲を超える値であれば、後幕25b(或いは先幕25a)の速度を調整しても、露光ムラが生じる虞れがあると判断される。したがって、この場合は、ステップS44に移行して異常終了処理が実行される。そして、ステップS45にて警告がなされた後、本ルーチンが終了する。
尚、ステップS45の警告は、例えばLED等の表示や警告音等があるが、これらに限定されるものではない。
図27は、本発明の一実施形態の変形例を示すもので、シャッタユニットの他の構成例を示した図である。
図27に於いて、固定子29上には、所定の間隔で帯状に配置された駆動電極28と検出電極30が、固定子29の長手方向に於いて、交互に配設されている。
このように構成すれば、駆動電極28の長手方向に余裕のない場合等に有利である。
尚、上述した実施形態では、遅れていたシャッタ幕の速度について、電圧或いは周波数を変えて後幕の速度が上がるようにした例で説明したが、これに限られずに、速い法の先幕の速度を落とすように信号を供給するようにしても構わない。
また、図24及び図25の両方を組合わせて速度調整をするようにすれば、より効率的にスリット幅の調整が可能となる。
更に、検出電極は駆動電極の電極幅と同じで、配置するピッチも同じであれば、より高精度な位置決めと制御が可能になる。
加えて、図10ではシャッタ幕25のエレクトレット領域26が検出電極30に対向して同一幅であれば検出精度が上がるほか、検出電極30の配置ピッチと同ピッチに複数の帯電領域を持たせることによって、検出精度を上げることも可能である。
また、検出電極の配置は、例えば図1に示されるように、駆動電極の下側のみに配置されているが、駆動電極を挟んで上下に配置してもよいのは勿論である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態以外にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
図1は、本発明に係る一実施形態のシャッタユニットの配線とシャッタ駆動制御回路との信号接続を示す構成図である。 本発明に係る静電シャッタ装置の駆動原理について説明する図である。 エレクトレットシャッタの断面を模式的に示すと共に該エレクトレットシャッタの駆動回路を示した図である。 図3の駆動回路10によって作成されて、駆動電極4A〜4Dに印加される電圧信号列の例を示したもので、(a)は駆動電極4A、(b)は駆動電極4B、(c)は駆動電極4C、(d)は駆動電極4Dのタイミングチャートである。 図3に示されるエレクトレットシャッタ7の動作を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る静電シャッタ機構を用いたカメラの電気系のシステム構成を示すブロック図である。 シャッタ駆動制御回路90とシャッタユニット21とのシャッタ駆動系の信号接続を示す構成図である。 先幕25a、後幕25bの動作を説明する図である。 Bμcom85の概略の撮影動作手順を示すフローチャートである。 シャッタ幕の位置検出について説明する図である。 シャッタ幕の位置検出について説明する図である。 エレクトレット領域の原理をフォーカルプレーンシャッタのシャッタ先幕及び後幕に適用した例を示すもので、(a)は先幕25a、(b)は後幕25bの移動状態を説明する図である。 図12の検出電極で検出された出力波形を示した図である。 シャッタ幕の位置検出について説明するもので、先幕と後幕との差がある場合の例を示した図である。 図14の検出電極で検出された出力波形を示した図である。 検出回路111a及び111bを含む検出部111の構成を示した図である。 図16のアンプ116a及び116bの出力aの波形を表した図である。 図16のコンパレータ117a及び117bの出力bの波形を表した図である。 シャッタ幕の位置検出について説明するもので、先幕と後幕との差がある場合の他の例を示した図である。 図19の検出電極で検出された出力波形を示した図である。 スリットの差を電圧検出によって得る例の検出回路111a及び111bを含む検出部111の構成を示した図である。 図21のアンプ116a及び116bの出力aの波形を表した図である。 図21のサンプルホールド回路118a及び118bの出力bの波形を表した図である。 (a)はパルス発生回路33から駆動電極28aへ印加される信号の波形を表した図、(b)はパルス発生回路33から駆動電極28bへ印加される信号の波形を表した図である。 (a)はパルス発生回路33から駆動電極28aへ印加される信号の他の波形を表した図、(b)はパルス発生回路33から駆動電極28bへ印加される信号の他の波形を表した図である。 本実施の形態に於けるシャッタ駆動動作について説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態の変形例を示すもので、シャッタユニットの他の構成例を示した図である。
符号の説明
1、29、29a、29b…固定子、2…移動子、3、27a、27b、31…開口部、4、4A〜4D、28、28a、28b…駆動電極、5、5a、5b…永久分極された誘導体(エレクトレット)、7…エレクトレットシャッタ、10、36a、36b…駆動回路、12、33…パルス発生回路、13、34a、34b…位相器、14、35a、35b…昇圧回路、20…撮像モジュール、21…シャッタユニット、22…撮像ユニット、25…シャッタ幕、25a…先幕、25b…後幕、26…エレクトレット領域、27…露光開口、30、30a、30b…検出電極、40…撮像素子、50…ボディユニット、51…レンズユニット、52…記録メディア、53…ストロボユニット、61a、61b…撮影レンズ、62…絞り、65…レンズ制御用マイクロコンピュータ(Lμcom)、70…クイックリターンミラー、76…AFセンサユニット、80…撮像素子インターフェイス回路、81…画像処理コントローラ、85…ボディ制御用マイクロコンピュータ(Bμcom)、90…シャッタ駆動制御回路、93…カメラ操作スイッチ(SW)、95…電源回路、101…閃光発光部、103…ストロボ制御用マイクロコンピュータ、111検出部、111a、111b…検出回路、112…演算回路。

Claims (14)

  1. 表面に第1の駆動用電極を有する固定部材と、
    エレクトレット化された部位を有し、上記第1の駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、上記第1の固定部材に対し相対移動可能な遮光性を有する第1の移動部材と、
    上記第1の固定部材の、上記第1の移動部材と対向する面の裏面側に配置され、表面に複数の第2の駆動用電極を有する第2の固定部材と、
    上記第1の固定部材と上記第2の固定部材とで挟まれるように配置され、エレクトレット化された部位を有し、上記第2の駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、上記第2の固定部材に対し相対移動可能な遮光性を有する第2の移動部材と、
    上記第1及び第2の移動部材を移動させるためのパルス信号を出力するためのパルス発生回路を有するシャッタ駆動制御回路と、
    を具備する静電シャッタ機構に於いて、
    上記シャッタ駆動制御回路は、
    上記第1の固定部材上に配置された第1の検出電極と、
    上記第2の固定部材上に配置された第2の検出電極と、
    上記第1の検出電極からの信号を検出する第1の検出回路と、
    上記第2の検出電極からの信号を検出する第2の検出回路と、
    上記第1及び第2の検出回路からの出力に基づいて上記パルス発生回路に制御信号を出力する演算回路と、
    を有することを特徴とする静電シャッタ機構。
  2. 上記演算回路は、上記第1及び第2の検出回路からの出力信号の位相差に相当する信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の静電シャッタ機構。
  3. 上記演算回路は、上記第1及び第2の検出回路からの出力信号の電圧差に相当する信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の静電シャッタ機構。
  4. 上記演算回路から出力される上記制御信号は、上記パルス発生回路から出力される上記パルス信号の電圧を制御するための信号であることを特徴とする請求項1に記載の静電シャッタ機構。
  5. 上記演算回路から出力される上記制御信号は、上記パルス発生回路から出力される上記パルス信号の周波数を制御するための信号であることを特徴とする請求項1に記載の静電シャッタ機構。
  6. 上記第1及び第2の検出電極の電極幅及び配列ピッチは、上記第1及び第2の駆動用電極の電極幅及び配列ピッチと同様であることを特徴とする請求項1に記載の静電シャッタ機構。
  7. 上記第1及び第2の移動部材の上記第1及び第2の検出電極に対向する部位は、上記第1及び第2の検出電極と同一のピッチでエレクトレット化されていることを特徴とする請求項1に記載の静電シャッタ機構。
  8. 被写体からの光束が通過する光束通過領域を遮蔽する位置に移動可能な第1の移動部材と、
    上記光束通過領域に対応した第1の開口部を有し、上記第1の移動部材を静電駆動するための複数の駆動電極と、上記第1の移動部材の位置を検出する第1の検出電極とが設けられた第1の固定部材と、
    上記第1の固定部材の、上記第1の移動部材と対向する面の裏面に配置され、上記光束通過領域を遮蔽する位置に移動可能な第2の移動部材と、
    上記光束通過領域に対応した第2の開口部を有し、上記第2の移動部材を静電駆動するための複数の駆動電極と、上記第2の移動部材の位置を検出する第2の検出電極とが設けられた第2の固定部材と、
    上記第1及び第2の検出電極からの信号を検出する検出回路と、
    上記検出回路からの出力に基づいて上記第1及び第2の移動部材を移動させるべく演算結果を出力する演算回路と、
    上記演算回路からの演算結果に基づいて、上記第1及び第2の固定部材の上記駆動電極に電圧を印加して、上記第1及び第2の移動部材を上記第1及び第2の固定部材に対して相対移動させる駆動制御手段と、
    を具備することを特徴とする静電シャッタ機構。
  9. 上記演算回路は、上記検出回路からの出力信号の位相差に相当する信号の演算結果を出力することを特徴とする請求項8に記載の静電シャッタ機構。
  10. 上記演算回路は、上記検出回路からの出力信号の電圧差に相当する信号の演算結果を出力することを特徴とする請求項8に記載の静電シャッタ機構。
  11. 上記演算回路から出力される上記演算結果は、上記駆動制御手段から出力される信号電圧を制御するための信号であることを特徴とする請求項8に記載の静電シャッタ機構。
  12. 上記演算回路から出力される上記演算結果は、上記駆動制御手段から出力される信号の周波数を制御するための信号であることを特徴とする請求項8に記載の静電シャッタ機構。
  13. 上記第1及び第2の検出電極の電極幅及び配列ピッチは、上記第1及び第2の駆動用電極の電極幅及び配列ピッチと同様であることを特徴とする請求項8に記載の静電シャッタ機構。
  14. 上記第1及び第2の移動部材の上記第1及び第2の検出電極に対向する部位は、上記第1及び第2の検出電極と同一のピッチでエレクトレット化されていることを特徴とする請求項8に記載の静電シャッタ機構。
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