JP2006046256A - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

内燃機関用点火装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006046256A
JP2006046256A JP2004230895A JP2004230895A JP2006046256A JP 2006046256 A JP2006046256 A JP 2006046256A JP 2004230895 A JP2004230895 A JP 2004230895A JP 2004230895 A JP2004230895 A JP 2004230895A JP 2006046256 A JP2006046256 A JP 2006046256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ignition
control circuit
ignition device
signal
npn transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004230895A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4360299B2 (ja
Inventor
Koji Ando
幸治 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2004230895A priority Critical patent/JP4360299B2/ja
Priority to US11/194,477 priority patent/US7207325B2/en
Publication of JP2006046256A publication Critical patent/JP2006046256A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4360299B2 publication Critical patent/JP4360299B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P3/00Other installations
    • F02P3/02Other installations having inductive energy storage, e.g. arrangements of induction coils
    • F02P3/04Layout of circuits
    • F02P3/055Layout of circuits with protective means to prevent damage to the circuit, e.g. semiconductor devices or the ignition coil
    • F02P3/0552Opening or closing the primary coil circuit with semiconductor devices
    • F02P3/0554Opening or closing the primary coil circuit with semiconductor devices using digital techniques

Abstract

【課題】 制御回路ICにおける点火信号が入力される回路部を外来サージから保護する機能を備えた点火装置において、点火装置の大型化が避けられるようにする。
【解決手段】 ベース端子が容量コレクタ端子が制御回路IC3における点火信号が入力される信号線に接続され、エミッタ端子がGNDに接続されたNPNトランジスタ13と、NPNトランジスタ13におけるベース−エミッタ間に存在する容量、例えばコンデンサ14と、NPNトランジスタ13のコレクタ−エミッタ間に存在する寄生ダイオード13aとを有してなる保護素子10を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、コイル電流を通電・遮断するパワースイッチング素子と、それを制御するための制御ICとを有し、さらに、制御回路ICにおける点火信号が入力される回路部を外来サージから保護する機能を備えた内燃機関用点火装置(以下、単に点火装置という)に関するものである。
従来、点火コイルへの通電を制御することで、内燃機関での点火タイミングを制御する点火装置が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような点火装置において、点火コイルに流すコイル電流の通電・遮断を行うパワースイッチング素子を制御するための制御ICを高周波ノイズから保護すべく、保護素子となるツェナーダイオードを接続したものがある。具体的には、ツェナーダイオードは、制御ICに対して点火信号を送る入力端子側にカソード、GND端子側にアノードがそれぞれ接続された構成となっている。このような接続形態とされることで、高周波ノイズが発生したとしても、それをツェナーダイオードにおけるコンデンサ容量や電圧クランプにて除去できるため、制御ICに高周波ノイズが印加され、回路の誤動作や、回路が破壊してしまうことを防止できる。
特開平5−22099号公報
しかしながら、高周波ノイズを十分に除去できるようにするためには、比較的周波数の低い伝導ノイズや電波ノイズである0.1MHz〜数十MHz付近のノイズまで除去できるように、比較的大きなコンデンサ容量が必要とされる。そして、これを実現するためには、外付けのコンデンサを用いたり、ツェナーダイオード等の半導体内の素子を大きくしなければならないなど、点火装置の構成部品の面積が大きくなり、点火装置の大型化、引いてはコストアップの要因が避けられないという問題を発生させる。
本発明は上記点に鑑みて、制御回路ICにおける点火信号が入力される回路部を高周波ノイズによる誤動作や回路の破壊を防止する機能を備えた点火装置において、点火装置の大型化が避けられるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、コレクタ端子が制御回路IC(3)における点火信号が入力される信号線に接続され、エミッタ端子がGNDに接続された第1NPNトランジスタ(13)と、第1NPNトランジスタ(13)におけるベース−コレクタ間に存在する容量(13b、14、18a)と、第1NPNトランジスタ(13)のコレクタ−エミッタ間に存在する寄生ダイオード(13a)とを有してなる保護素子(10)が備えられていることを特徴としている。
このような構成の点火装置によれば、高周波サージを吸収することにより、制御回路IC(3)を保護することが可能となる。そして、このように第1NPNトランジスタ(13)の動作を利用して高周波サージからの保護を行うようにしているため、従来のように、大きなコンデンサ容量が必要とされない。したがって、僅かな面積で保護素子(10)を構成することが可能となり、点火装置の小型化、引いてはコストダウンを図ることが可能となる。
請求項2に記載の発明では、保護素子(10)が、少なくとも第1、第2NPNトランジスタ(13、31)による複数段トランジスタ回路を構成していることを特徴としている。
このように、第1NPNトランジスタ(13)単独ではなく、第1NPNトランジスタ(13)および第2NPNトランジスタ(31)というように、NPNトランジスタを複数段接続することで、より電流増幅率を高くすることが可能となり、各NPNトランジスタ(13、31)のサイズが小さなものであっても、請求項1と同様の効果を得ることが可能となる。
なお、上述した容量としては、請求項3に示されるように、信号線と第1トランジスタ(13)のベース端子との間を接続する配線中に設けられたコンデンサ(14)を用いることができる。また、請求項4に示されるように、信号線と第1トランジスタ(13)のベース端子との間を接続する配線中に設けられたツェナーダイオード(18)におけるジャンクション容量(18a)を用いることも可能である。さらに、請求項5に示されるように、第1NPNトランジスタ(13)のベース−コレクタ間に存在する第1NPNトランジスタ(13)のジャンクション容量(13b)を用いることも可能である。
請求項6に記載の発明では、信号線とGNDとの間を接続する配線中に、ESDサージ保護用の素子(20)が備えられていることを特徴としている。
このように、請求項1ないし5に示した保護素子(10)をESDサージ保護用の素子(20)と共に設けることも可能である。
請求項7に記載の発明では、保護素子(20)は、互いにバックトゥバック接続されたツェナーダイオード(20a、20b)であることを特徴としている。
このような構成の点火装置によれば、上述したように、点火装置のGNDと信号発生源となる点火装置駆動用ECUのGNDとの間の電位差が大きくなったとしても、2つのツェナーダイオード(20a、20b)の内の一方がその電位差に基づいて流れようとする電流に対して逆方向となるため、電流が流れない。
したがって、点火装置のGNDと信号発生源となる点火装置駆動用ECUのGNDとの間に発生する電位差に起因して、保護素子(20)などが破損されることを防止することが可能となる。
また、保護素子(20)を構成する2つのツェナーダイオード(20a、20b)が有する整流作用に関しても、整流作用によって流れようとする電流に対して、2つのツェナーダイオード(20a、20b)の内の一方が逆方向となるため、電流が流れない。
したがって、制御回路IC(3)に点火信号を入力するための信号線の電位レベルが誤ったレベルになるという現象が発生することを防止することができる。これにより、制御回路IC(3)に誤った電位レベルの信号が入力されることを抑制でき、制御回路IC(3)が誤って半導体スイッチング素子(5)をONさせてしまうなど、点火装置を誤作動させてしまうことを防止することができる。
請求項8に記載の発明では、制御回路IC(3)には、点火信号の波形整形を行うための波形整形回路(8)が備えられ、該波形整形回路(8)が点火信号をベース電圧として入力する第1PNPトランジスタ(11a)と、第1PNPトランジスタ(11a)がONしたときにはOFFされると共にOFFしたときにはONされる第2PNPトランジスタ(11b)とを備えるコンパレータ(11)によって構成されていることを特徴としている。
バイポーラトランジスタには、OFFからONへの切り替わり動作は速く、ONからOFFへの切り替わり動作は遅いという特性がある。このため、点火信号に高周波ノイズが載っていた場合において、瞬間的に点火信号の電位レベルが増加したとしても、第1PNPトランジスタ(11a)がもともとON状態になっているため、瞬間的な点火信号の電位レベルの増加によって第1PNPトランジスタ(11a)がOFFされてしまわない。
このため、高周波ノイズによって点火装置が誤動作してしまうことを防止することが可能となる。
請求項9に記載の発明では、保護素子(10)における第1トランジスタ(13)と点火信号が入力される入力端子(1a)との間に、高周波ノイズ印加時に、制御回路IC(3)に印加されるノイズを低下させる入力保護素子(40)が備えられていることを特徴としている。
このような入力保護素子(40)を備えた場合、入力端子(1a)から高周波ノイズが入力された場合に、入力保護素子(40)での電圧降下量分、保護素子(10)や制御回路IC(3)に入力されるノイズレベルが下がる。このため、ノイズ吸収能力を向上させることが可能となる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の一実施形態が適用された車両用の点火装置について説明する。
図1は、本実施形態における点火装置1の回路構成図である。この図を参照して、本実施形態における点火装置1について説明する。
図1に示されるように、点火装置1には、スイッチIC2と制御回路IC3とが備えられている。これらスイッチIC2と制御回路IC3とは別々のチップで構成され、互いに配線を介して接続された構成となっている。
スイッチIC2は、点火コイル4の1次巻線4aへの通電のスイッチング制御を行うためのものである。このスイッチIC2には、IGBT5と抵抗6が備えられている。
IGBT5へのゲート電圧は、抵抗6を介して入力される制御回路IC3からの制御信号によって行われるようになっている。そして、IGBT5へのゲート電圧の電位レベルがハイレベルになるとIGBT5がONし、点火コイル4における1次巻線4aへの通電が行われ、ゲート電圧の電位レベルがローレベルになるとIGBT5がOFFし、点火コイル4における1次巻線4aへの通電が遮断されるようになっている。
なお、抵抗6は、IGBT5のゲートに対してゲート電圧を印加するための入力抵抗である。
一方、制御回路IC3は、エンジンECU7から送られてくる点火信号をスイッチIC2におけるIGBT5の制御信号として伝える役割を果たすものである。制御回路IC3には、電源3aからの電力供給が為されるようになっており、この電源3aからの電力供給に基づいて制御回路IC3が駆動されるようになっている。
この制御回路IC3には、波形整形回路8とゲートドライブ回路9とが備えられている。これらの構成により、制御回路IC3に入力された点火信号は、波形整形回路8によって波形整形されたのち、ゲートドライブ回路9によってIGBT5をON/OFF駆動するためのゲート電圧に変換されるようになっている。このため、ゲートドライブ回路9から印加されるゲート電圧によってIGBT5がON/OFF駆動される。
さらに、エンジンECU7から点火信号が入力される入力端子、具体的には制御回路IC3の前段に、保護素子10が接続されている。この保護素子10の構造について、図2を参照して説明する。
図2は、本実施形態の点火装置1における保護素子10および制御回路IC3のみについて、具体的な回路構成を示したものである。
この図に示されるように、波形整形回路8は、点火信号の電位レベルを所定電圧Vrefと大小比較するコンパレータ11と、コンパレータ11の非反転入力端子に接続された入力抵抗12とを有した構成となっている。
そして、保護素子10は、NPNトランジスタ13、コンデンサ14および第1、第2抵抗15、16を備えて構成されている。NPNトランジスタ13は、コレクタ端子が点火信号が入力される入力端子に接続され、エミッタ端子がGNDに接続された状態とされている。そして、NPNトランジスタ13のベース−コレクタ間に、コンデンサ14および第1抵抗15が備えられ、ベース−エミッタ間に、第2抵抗が備えられた構成となっている。
以上のような構成により点火装置1が構成されている。そして、スイッチIC2に備えられたIGBT5のコレクタ端子に点火コイル4の1次巻線4aが接続されると共に、点火コイル4の2次巻線4bがプラグ17に接続されることで、点火装置1によるプラグ13の点火タイミングの制御が行われるようになっている。
このような構成の点火装置1では、エンジンECU7からの点火信号がハイレベルとなると、コンパレータ11の非反転入力端子に入力される電位レベルが参照電圧Vrefよりも高くなるため、コンパレータ11の出力がハイレベルとなり、ゲートドライブ回路9からIGBT5をONさせる信号が出力される。
このため、制御回路IC3および抵抗6を介して各IGBT5に高いゲート電圧が印加され、各IGBT5がON状態とされる。これにより、各IGBT5のコレクタ−エミッタ間に電流が流れ、点火コイル4の1次巻線4aに流されるコイル電流が上昇していく。そして、2次巻線4bからプラグ13の放電に必要な電流が流され、内燃機関での点火が行われる。
そして、エンジンECU7からの点火信号がローレベルのときには、コンパレータ11の非反転入力端子に入力される電位レベルが参照電圧Vrefよりも低くなるため、コンパレータ11の出力がローレベルとなり、ゲートドライブ回路9からIGBT5をOFFさせる信号が出力される。これにより、IGBT5のゲート電圧が低下するため、IGBT5がOFF状態とされ、点火コイル4の1次巻線4aへのコイル電流が遮断される。
続いて、本実施形態における点火装置1の効果について説明する。
本実施形態の点火装置1によれば、制御回路IC3、具体的には波形整形回路8の前段に保護素子10を備えた構成としている。このため、点火装置1は、入力端子から電波ノイズが入力されたときに、以下のような動作を行うことになる。
まず、電波ノイズが正の傾き(立ち上がり)を有するものであった場合、コンデンサ14を通じてNPNトランジスタ13のベースをバイアスする状態となる。このため、電波ノイズが入力されたと同時にNPNトランジスタ13がON状態となり、入力端子から入力された電波ノイズによる電流は、NPNトランジスタ13のコレクタ−エミッタ間を通過する経路を通ってGNDに流れていく。
したがって、高周波サージとして、正の傾きを有する電波ノイズが入力された場合にも、上記経路を通じて高周波サージを吸収することが可能となり、高周波ノイズによる大電流が制御回路IC3に流れないようにすることが可能となる。よって、正の傾きを有する電波ノイズに対しては、低インピーダンスになる。
一方、電波ノイズが負の電圧になった場合には、NPNトランジスタ13にもともと寄生ダイオード13aが存在することから、この寄生ダイオード13aを通じて、入力端子側に抜ける経路で電波ノイズによる電流が流れる。
したがって、高周波ノイズとして、負電圧になる電波ノイズが入力された場合にも、上記経路を通じて高周波サージを吸収することが可能となり、高周波サージによる入力端子の電圧変動が抑えられ、制御回路IC3の誤動作防止が可能となる。
なお、高周波ノイズとは異なり、通常の点火信号の場合には、点火信号がDC的な信号となることから、点火信号が立ち上がった瞬間には、点火装置1は、正の傾きを有する電波ノイズと同様の動作を行うことになるが、立ち上がった後には、NPNトランジスタ13がOFF状態となり、上記した通常の動作を行うことになる。
このように、本実施形態における点火装置1によれば、高周波ノイズを吸収することにより、制御回路IC3を保護することが可能となる。そして、このようにNPNトランジスタ13の動作を利用して高周波サージからの保護を行うようにしているため、従来のように、大きなコンデンサ容量が必要とされない。したがって、僅かな面積で保護素子10を構成することが可能となり、点火装置1の小型化、引いてはコストダウンを図ることが可能となる。
そして、このように僅かな面積で保護素子10を形成することができることから、NPNトランジスタ13のみでなく、コンデンサ14、抵抗15も半導体上に作りこむことが可能となり、よりコストダウンに寄与することになる。
なお、保護素子10が効果的に機能する周波数は、コンデンサ14や抵抗15の値、および、NPNトランジスタ13のサイズによって決まるため、これらを適宜調整することにより、高周波ノイズとして発生しうる周波数を見込んだ回路設計を行うことが可能となる。ただし、このようにコンデンサ14や抵抗15の値NPNトランジスタ13のサイズを調整するにしても、従来のように大きなコンデンサ容量が必要となるわけではないため、上記効果を得ることができる。
参考として、図3に、本実施形態のように保護素子10を設けて高周波サージ対策を行った場合と行っていない場合それぞれについて、入力端子での電圧波形を調べてみた結果を示す。
図3(a)に示されるように、対策ありの場合には、高周波サージが発生したとしても、入力端子での電圧の変動が小さいことが判る。これに対し、図3(b)に示されるように、対策なしの場合には、高周波サージが発生すると、入力端子での電圧の変動が大きくなっている。この実験結果からも、本実施形態の点火装置1により、十分に高周波サージを吸収することができ、制御回路IC3を保護することが可能になることが判る。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して保護素子10の構成を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
図4は、本実施形態における点火装置1における保護素子10および制御回路IC3のみについて、具体的な回路構成を示したものである。
この図に示されるように、本実施形態では、第1実施形態で用いていたコンデンサ14(図2参照)の代わりに、ツェナーダイオード18を用いたものである。このようにツェナーダイオード18を用いた場合、ツェナーダイオード18にもともと存在する寄生容量(ジャンクション容量)18aが上述したコンデンサ14と同様の役割を果たすことになる。
このように、ツェナーダイオード18における寄生容量18aを用いても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、第1実施形態において述べたように、コンデンサ14は、サイズが小さなもので良いため、ツェナーダイオード18のサイズが小さくても、十分に上述の効果を得ることが可能である。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して保護素子10の構成を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
図5は、本実施形態における点火装置1における保護素子10および制御回路IC3のみについて、具体的な回路構成を示したものである。
この図に示されるように、本実施形態では、第1実施形態で用いていたコンデンサ14(図2参照)を無くした構成となっている。このようにコンデンサ14を無くした場合、NPNトランジスタ13のコレクタ−ベース間にもともと存在する寄生容量13bが上述したコンデンサ14と同様の役割を果たすことになる。
このように、NPNトランジスタ13におけるコレクタ−ベース間の寄生容量13bを用いても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、第1実施形態において述べたように、コンデンサ14は、サイズが小さなもので良いため、NPNトランジスタ13のサイズが小さくても、十分に上述の効果を得ることが可能である。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して保護素子10の前段にさらに保護素子20が備えたものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
図6は、本実施形態における点火装置1における保護素子10および制御回路IC3のみについて、具体的な回路構成を示したものである。
この図に示されるように、本実施形態では、第1実施形態で用いていたコンデンサ14の前段に、入力端子からの点火信号が入力される信号線とGNDとを接続する配線中にツェナーダイオードからなる保護素子20が備えられた構成となっている。これは、一般的なESDサージ保護素子として用いられるものであり、このような保護素子20と共に、保護素子10を設けることも可能である。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態について説明する。本実施形態は、第4実施形態で説明した保護素子20を互いにバックトゥバック接続された2つのツェナーダイオードで構成したものであり、その他に関しては第4実施形態と同様であるため、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
図7は、本実施形態における点火装置1における保護素子10および制御回路IC3のみについて、具体的な回路構成を示したものである。
この図に示されるように、本実施形態の点火装置1では、制御回路IC3の前段において、バックトゥバック接続された2つのツェナーダイオード20a、20bで構成された保護素子20を接続している。
近年、点火装置は、プラグホール内に搭載されるようになってきている。この場合、図8の模式図に示すように、点火装置J1のGNDはエンジンJ2に結線されることで、エンジンGNDとされる。
これに対し、信号発生源となるエンジンECUJ3のGNDは必ずしもエンジンJ2に直接接続されるわけではなく、例えば、ボディーGNDとされるのが一般的である。
このような場合、エンジンGNDとボディーGNDとの間に配線抵抗等の抵抗が存在していることから、点火装置J1のGNDと信号発生源となるECUJ3とGNDが完全には同電位とならなくなり、電位差が発生することになる。
また、エンジン始動を行うためのスタータJ4は、エンジンJ2内に設置されていると共に、エンジンGNDとされている。したがって、スタータ始動時には、電源J5からスタータJ4に流される大電流が、図中矢印A、つまり、電源J5→スタータJ4→エンジンGND→配線J6→ボディーGND→電源J5の経路を通じて流れるようになっている。
このとき、その経路中の配線抵抗は大きなものではないものの、流れる電流が非常に大きいため、エンジンJ2をボディーGNDに接続するための配線J6での電圧降下量が無視できない大きさとなる。このため、エンジンGNDとボディーGNDとの間の電位差が大きくなる。
このような状態になると、上述したよう従来の保護素子となるツェナーダイオードの順方向に電流が流れることになり、保護素子として機能しない。このため、電流が流れた保護素子そのもの、さらには保護素子が接続される入力端子との接続部を破損させてしまう可能性がある。
なお、このような現象は、スタータ始動時に限らず、例えばオルタネータ発電時などのように、エンジンGNDを用いる構成部品に一時的に大電流が流れるような場合すべてで発生し得る。
さらに、点火装置がエンジンに搭載されるようになると、信号発生源となる点火装置駆動用ECUとの距離が離れ、これらの間を結ぶための配線の長さ(配線長)が長くなる傾向がある。そのため、点火信号を伝達するための信号線の配線長が長くなり、信号線の配線容量が大きくなる。
そして、従来のように、入力端子側にカソード、GND端子側にアノードがそれぞれ接続されたツェナーダイオードは整流作用があるため、電波照射時にその整流作用により、配線容量分に電荷が充電され、入力端子の電圧を変動させてしまう。このとき、上述したように、信号線の配線容量が大きいことから、入力端子の電圧変動も大きくなる。
これにより、例えば、本来ならば信号線の電位レベルがローレベルにならなければならないにも関わらずハイレベルになってしまい、制御回路ICに誤った電位レベルの信号が入力されてしまう。このため、制御回路ICが誤って半導体スイッチング素子をONさせてしまうなど、点火装置を誤動作させてしまうという問題も発生させる。
しかしながら、本実施形態の構成を有する点火装置1によれば、スタータ始動時などにおいてエンジンECU7が接続されるボディーGNDと制御回路IC3が接続されるエンジンGNDとの間の電位差が大きくなったとしても、2つのツェナーダイオード20a、20bの内の一方、つまりツェナーダイオード12がその電位差に基づいて流れようとする電流に対して逆方向となるため、電流が流れない。
したがって、点火装置1のGNDとなるエンジンGNDと信号発生源となるエンジンECU7のGNDとなるボディーGNDとの間に発生する電位差に起因して、保護素子10、20などが破損されることを防止することが可能となる。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態のようにNPNトランジスタ13(図2参照)単独のものではなく、NPNトランジスタを複数段ダーリントン接続したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
図9は、本実施形態における点火装置1における保護素子10および制御回路IC3のみについて、具体的な回路構成を示したものである。
この図に示されるように、第1実施形態に示した保護素子10に対して、抵抗30およびNPNトランジスタ31を備えている。そして、抵抗30をNPNトランジスタ13のエミッタ端子とGNDとの間に接続すると共に、NPNトランジスタ30のベース端子をNPNトランジスタ13のエミッタ端子と抵抗30との間に接続し、NPNトランジスタ30のコレクタ端子およびエミッタ端子をそれぞれ点火信号が入力される信号線とGNDに接続した構成としている。
このように、NPNトランジスタ13単独ではなく、NPNトランジスタ13とNPNトランジスタ31によるダーリントン接続とすることで、より電流増幅率を高くすることが可能となり、NPNトランジスタ13、31のサイズが小さなものであっても、上記第1実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。これにより、より点火装置1の小型化を図ることが可能となる。
なお、ここでは、NPNトランジスタ13、31の2つを備えたものとして説明したが、少なくとも2つという意味であり、勿論、それ以上の数の複数段としても良い。
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して波形整形回路8の構成の一例を示したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
図10は、波形整形回路8を構成するコンパレータ11の回路構成例を示したものである。この図に示されるように、コンパレータ11には、2つのPNPトランジスタ11a、11bと2つの抵抗11c、11d、定電流源11eおよびゲート駆動電圧源11fが備えられている。
PNPトランジスタ11aと抵抗11cが直列接続されていると共に、PNPトランジスタ11bと抵抗11dが直列接続されており、直列接続された各ラインが定電流源11eに対して、並列的に接続された構成となっている。そして、PNPトランジスタ11aのゲート端子に点火信号が入力され、PNPトランジスタ11bと抵抗11dとの間(点A)の電位がゲートドライブ回路9へ出力されるようになっている。
このように、波形整形回路8が図4に示されるような回路構成とされる場合、点火信号の電位レベルがローレベルの時には、PNPトランジスタ11aがON、PNPトランジスタ11bがOFFされることになる。このため、点Aでの電位がローレベルとなり、IGBT5がOFFされる。
一方、点火信号の電位レベルがハイレベルの時には、PNPトランジスタ11aがOFF、PNPトランジスタ11bがONされることになる。このため、点Aでの電位がハイレベルとなり、IGBT5がONされることになる。
このようにして点火装置1のIGBT5がON/OFF駆動される。このとき、本実施形態では、点火信号がPNPトランジスタ11aのベース端子に入力されるようになっている。このため、以下の効果を得ることが可能となる。
バイポーラNPNトランジスタには、OFFからONへの切り替わり動作は速く、ONからOFFへの切り替わり動作は遅いという特性がある。このため、点火信号に高周波ノイズが載っていた場合において、瞬間的に点火信号の電位レベルが増加したとしても、PNPトランジスタ11aがもともとON状態になっているため、瞬間的な点火信号の電位レベルの増加によってPNPトランジスタ11aがOFFされてしまわない。
このため、高周波ノイズによって点火装置1が誤動作してしまうことを防止することが可能となる。
(他の実施形態)
上記各実施形態において、保護素子10の前段、つまり入力端子と保護素子10との間に、入力保護素子を挿入することも可能である。例えば、第1実施形態に対して入力保護抵抗を挿入した場合の例を図11に示す。この図に示されるように、入力端子1aと保護素子10との間に入力保護抵抗40が備えられている。
このような入力保護抵抗40を備えた場合、入力端子1aから電波ノイズが入力された場合に、入力保護抵抗40での電圧降下量分、保護素子10や制御回路IC3に入力されるノイズレベルが下がる。具体的には、点火信号がローレベルであった場合に高周波サージのような電波ノイズが入力された場合には、入力保護抵抗40によって電圧降下が生じ、コンパレータ11におけるスレッショルドレベルを規定している参照電圧Vrefよりも小さくなるようにすることが可能となる。
このため、このような入力保護抵抗40を挿入することにより、ノイズ吸収能力を向上させることが可能となり、点火装置1が誤作動することを防止することが可能となる。なお、この場合には、図中破線で示したように、コンデンサ14を入力保護抵抗40と入力端子1aとの間からNPNトランジスタ13のベース端子に引き出した配線中に配置しても良い。
上記第7実施形態において、コンパレータ11の内部構成の一例を示したが、他の構成としても良い。例えば、図12に示されるように、図4で示した抵抗11c、11dに代えて、カレントミラー接続されたNPNトランジスタ11g、11hによって構成されるものであっても良い。
本発明の第1実施形態における点火装置の回路構成を示す図である。 図1に示す点火装置における保護素子および制御回路ICのみについて、具体的な回路構成を示した図である。 保護素子を設けて高周波サージ対策を行った場合と行っていない場合それぞれについて、入力端子での電圧波形を調べてみた結果を示す図である。 本発明の第2実施形態に示す点火装置における保護素子および制御回路ICのみについて、具体的な回路構成を示した図である。 本発明の第3実施形態に示す点火装置における保護素子および制御回路ICのみについて、具体的な回路構成を示した図である。 本発明の第4実施形態に示す点火装置における保護素子および制御回路ICのみについて、具体的な回路構成を示した図である。 本発明の第5実施形態に示す点火装置における保護素子および制御回路ICのみについて、具体的な回路構成を示した図である。 点火装置のGNDと点火装置駆動用のECUのGNDとの関係を示した模式図である。 本発明の第6実施形態に示す点火装置における保護素子および制御回路ICのみについて、具体的な回路構成を示した図である。 本発明の第7実施形態に示す点火装置における保護素子および制御回路ICのみについて、具体的な回路構成を示した図である。 他の実施形態に示す点火装置における保護素子および制御回路ICのみについて、具体的な回路構成を示した図である。 他の実施形態に示す点火装置における保護素子および制御回路ICのみについて、具体的な回路構成を示した図である。
符号の説明
1…点火装置、2…スイッチIC、3…制御回路IC、4…点火コイル、4a…1次巻線、4b…2次巻線、5…IGBT、8…波形整形回路、9…ゲートドライブ回路、10…保護素子、11…コンパレータ、11a、11b…PNPトランジスタ(第1、第2NPNトランジスタ)、12…入力抵抗、13…NPNトランジスタ、13a…寄生ダイオード、13b…寄生容量、14…コンデンサ、15、16…抵抗、17…プラグ、18…ツェナーダイオード、18a…寄生容量、20…保護素子、20a、20b…ツェナーダイオード、30…抵抗、31…NPNトランジスタ、40…入力保護抵抗。

Claims (9)

  1. 点火コイル(4)に流されるコイル電流のスイッチングを行う半導体スイッチング素子(5)が備えられたスイッチIC(2)と、
    前記スイッチIC(2)における前記半導体スイッチング素子(5)をON、OFF制御するための制御信号を出力する制御回路IC(3)とを備え、
    前記制御回路IC(3)に対して点火信号を入力することで、該点火信号に基づいて前記制御回路IC(3)から前記半導体スイッチング素子(5)への制御信号が出力されるように構成された点火装置であって、
    コレクタ端子が前記制御回路IC(3)における前記点火信号が入力される信号線に接続され、エミッタ端子がGNDに接続された第1NPNトランジスタ(13)と、
    前記第1NPNトランジスタ(13)におけるベース−コレクタ間に存在する容量(13b、14、18a)と、
    前記第1NPNトランジスタ(13)のコレクタ−エミッタ間に存在する寄生ダイオード(13a)とを有してなる保護素子(10)が備えられていることを特徴とする内燃機関用点火装置。
  2. 点火コイル(4)に流されるコイル電流のスイッチングを行う半導体スイッチング素子(5)が備えられたスイッチIC(2)と、
    前記スイッチIC(2)における前記半導体スイッチング素子(5)をON、OFF制御するための制御信号を出力する制御回路IC(3)とを備え、
    前記制御回路IC(3)に対して点火信号を入力することで、該点火信号に基づいて前記制御回路IC(3)から前記半導体スイッチング素子(5)への制御信号が出力されるように構成された点火装置であって、
    コレクタ端子が前記制御回路IC(3)における前記点火信号が入力される信号線に接続された第1NPNトランジスタ(13)と、
    前記NPNトランジスタ(13)におけるベース−コレクタ間に存在する容量(13b、14、18a)と、
    前記NPNトランジスタ(13)のコレクタ−エミッタ間に存在する寄生ダイオード(13)とを有してなり、
    さらに、前記第1NPNトランジスタ(13)のコレクタ端子にベース端子が接続され、コレクタ端子が前記信号線に接続された第2NPNトランジスタ(31)を備えることで、少なくとも前記第1、第2NPNトランジスタ(13、31)による複数段トランジスタ回路が構成されてなる保護素子(10)が備えられていることを特徴とする内燃機関用点火装置。
  3. 前記容量は、前記信号線と前記第1トランジスタ(13)のベース端子との間を接続する配線中に設けられたコンデンサ(14)であることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関用点火装置。
  4. 前記容量は、前記信号線と前記第1トランジスタ(13)のベース端子との間を接続する配線中に設けられたツェナーダイオード(18)におけるジャンクション容量(18a)であることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関用点火装置。
  5. 前記容量は、前記第1NPNトランジスタ(13)のベース−コレクタ間に存在する前記第1NPNトランジスタ(13)のジャンクション容量(13b)であることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関用点火装置。
  6. 前記信号線と前記GNDとの間を接続する配線中に、ESDサージ保護用の素子(20)が備えられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の内燃機関用点火装置。
  7. 前記保護素子(20)は、互いにバックトゥバック接続されたツェナーダイオード(20a、20b)であることを特徴とする請求項6に記載の内燃機関用点火装置。
  8. 前記制御回路IC(3)には、前記点火信号の波形整形を行うための波形整形回路(8)が備えられ、該波形整形回路(8)が前記点火信号をベース電圧として入力する第1PNPトランジスタ(20a)と、前記第1PNPトランジスタ(20a)がONしたときにはOFFされると共にOFFしたときにはONされる第2PNPトランジスタ(20b)とを備えるコンパレータ(20)によって構成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の内燃機関用点火装置。
  9. 前記保護素子(10)における前記第1トランジスタ(13)と前記点火信号が入力される入力端子(1a)との間に、高周波ノイズ印加時に、前記制御回路IC(3)に印加される電位を低下させる入力保護素子(40)が備えられていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の内燃機関用点火装置。
JP2004230895A 2004-08-06 2004-08-06 内燃機関用点火装置 Expired - Fee Related JP4360299B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004230895A JP4360299B2 (ja) 2004-08-06 2004-08-06 内燃機関用点火装置
US11/194,477 US7207325B2 (en) 2004-08-06 2005-08-02 Engine ignition system having noise protection circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004230895A JP4360299B2 (ja) 2004-08-06 2004-08-06 内燃機関用点火装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006046256A true JP2006046256A (ja) 2006-02-16
JP4360299B2 JP4360299B2 (ja) 2009-11-11

Family

ID=35756207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004230895A Expired - Fee Related JP4360299B2 (ja) 2004-08-06 2004-08-06 内燃機関用点火装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7207325B2 (ja)
JP (1) JP4360299B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5374637B2 (ja) * 2010-03-25 2013-12-25 株式会社ケーヒン 駆動回路の配置構造
JP2014208975A (ja) * 2013-04-16 2014-11-06 株式会社デンソー 駆動制御回路および内燃機関点火装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7911748B1 (en) * 2006-09-07 2011-03-22 National Semiconductor Corporation Diffusion capacitor for actively triggered ESD clamp
KR101392830B1 (ko) * 2006-12-26 2014-05-08 가부시키가이샤 메이난 세이사꾸쇼 판재와 단판의 중첩방법
JP5049740B2 (ja) * 2007-10-25 2012-10-17 シャープ株式会社 半導体レーザ保護回路、光ピックアップ装置、光モジュールおよび情報記録再生装置
JP6063677B2 (ja) * 2012-09-06 2017-01-18 ローム株式会社 信号検出回路及びイグナイタ
US10161376B2 (en) * 2013-05-24 2018-12-25 Denso Corporation Ignition control apparatus

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3908622A (en) * 1973-07-26 1975-09-30 Hays Enterprises Ignition system
JPH0522099A (ja) * 1991-07-11 1993-01-29 Nissan Motor Co Ltd 半導体入力保護回路
US6614633B1 (en) * 1999-03-19 2003-09-02 Denso Corporation Semiconductor device including a surge protecting circuit
JP3616076B2 (ja) * 2002-06-28 2005-02-02 三菱電機株式会社 内燃機関用点火装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5374637B2 (ja) * 2010-03-25 2013-12-25 株式会社ケーヒン 駆動回路の配置構造
JP2014208975A (ja) * 2013-04-16 2014-11-06 株式会社デンソー 駆動制御回路および内燃機関点火装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20060027219A1 (en) 2006-02-09
US7207325B2 (en) 2007-04-24
JP4360299B2 (ja) 2009-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4455972B2 (ja) 半導体装置
US8861175B2 (en) Power semiconductor device for igniter
US7324316B2 (en) Hot-swap circuit system for fan tray module
JP5423377B2 (ja) イグナイタ用電力半導体装置
JP3740008B2 (ja) 車載イグナイタ、絶縁ゲート半導体装置及びエンジンシステム
JP4912444B2 (ja) 半導体装置
US7131436B2 (en) Engine ignition system having noise protection circuit
JP4360299B2 (ja) 内燃機関用点火装置
JP2013115794A (ja) リレー装置
JP2019011700A (ja) 内燃機関点火用の半導体装置
JP2020143642A (ja) 半導体集積回路
JP4129644B2 (ja) 車両用電子制御装置の過電圧保護回路
US6333604B1 (en) Integrated ignition circuit and method
KR101996614B1 (ko) 역기전력 보호 회로
CN111664043B (zh) 半导体集成电路
JP3762231B2 (ja) 内燃機関用点火装置
JP3509197B2 (ja) インダクタンス負荷の駆動装置
US20220368316A1 (en) Integrated circuit
JPH09209892A (ja) 内燃機関用点火装置
JP5831392B2 (ja) 点火装置
JP2010182805A (ja) 静電気保護回路
JP4978562B2 (ja) 内燃機関点火装置
JPS58172462A (ja) 点火装置
JP2001193615A (ja) 内燃機関用点火装置
JP2005002964A (ja) 内燃機関点火装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090407

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090721

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090803

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4360299

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130821

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees